重要文化財建造物一覧

全国の重要文化財建造物を史跡単位でリスト化しました。
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都道府県別 史跡検索
全国 重要文化財建造物(1978件 1501-1750件)
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観音堂
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■住所 GoogleMap
京都府船井郡京丹波町字下粟野

■概要
丹波地方で最も大きく古い木造建築の一つです。本尊の木造観音菩薩立像は平安時代後期の作とされ、三十三体の観音像と四天王像も祀られています。豊かな自然環境に囲まれ、四季折々の美しい風景が広がり、心身のリフレッシュに最適な場所です。写真は『[京丹波町] 観光ガイド 明隆寺観音堂〔国指定重要文化財〕/京丹波町』のページから。

■観音堂の重要文化財建造物
観音堂 【室町後期】 (1995-12-22指定)

本願寺
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■住所 GoogleMap
京都府京丹後市久美浜町

■概要
奈良時代、鴫が仏の姿に変わり、行基菩薩が寺を建立したと伝えられる古刹です。丹後最古の建物で、鎌倉様式の一重入母屋造檜皮葺。2000体の千体仏が祀られ、「命乞いの仏様」「安全守護の仏様」として信仰を集めました。法然上人が浄土宗を広めた場所としても知られています。写真は『本願寺 - 観光 - 「京丹後ナビ」京丹後市観光公社 公式サイト』のページから。

■本願寺の重要文化財建造物
本堂 【鎌倉後期】 (1904-02-21指定)

仁風閣
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■住所 GoogleMap
鳥取県鳥取市東町二丁目121番地

■概要
鳥取城跡に1907年、池田仲博侯爵が片山東熊博士に設計を依頼し建てられたフランス風ルネサンス様式の白亜の木造瓦葺2階建てです。久松公園内に位置し、桜や紅葉の名所として親しまれています。 外観は櫛形破風や王冠型の棟飾り、八角尖塔が特徴的で、背面には庭園を望むベランダがあります。内部は「謁見所」や「御座所」などがあり、和洋折衷の装飾や支柱のないらせん階段が見どころです。写真は『仁風閣・宝扇庵』のページから。

■仁風閣の重要文化財建造物
仁風閣 【明治】 (1973-07-30指定)

樗谿神社
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■住所 GoogleMap
鳥取県鳥取市上町

■概要
1650年、初代鳥取藩主・池田光仲が日光東照宮の分霊として建立した神社で、本殿や拝殿などが国の重要文化財に指定されています。本殿には左甚五郎作と伝わる鷹の彫刻が残され、簡素で気品ある佇まいが特徴です。明治時代に「樗谿神社」と改称されましたが、近年「鳥取東照宮」の名称が復活しました。写真は『とっとり旅 【公式】鳥取県観光旅行情報サイト』のページから。

■樗谿神社の重要文化財建造物
拝殿及び幣殿 【江戸前期】 (1952-09-09指定)
唐門 【江戸前期】 (1952-09-09指定)
本殿 【江戸前期】 (1952-09-09指定)

旧美歎水源地水道施設
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■住所 GoogleMap
鳥取県鳥取市国府町美歎、上町87番2

■概要
大正時代に山陰地方初の近代水道施設として建設され、鳥取市民に安全な水を供給しました。重力式コンクリート堰堤や緩速濾過方式を採用し、大正4年に給水を開始しましたが、大正7年の大雨被害を受け、以後改良が重ねられてきました。写真は『国指定重要文化財「旧美歎水源地水道施設」にようこそ!|鳥取市』のページから。

■旧美歎水源地水道施設の重要文化財建造物
量水器室 【昭和】 (2007-07-31指定)
五号濾過池 【昭和】 (2007-07-31指定)
接合井 【大正】 (2007-07-31指定)
四号濾過池 【大正】 (2007-07-31指定)
三号濾過池 【大正】 (2007-07-31指定)
二号濾過池 【大正】 (2007-07-31指定)
一号濾過池 【大正】 (2007-07-31指定)
貯水池堰堤 【大正】 (2007-07-31指定)
美歎川上流量水堰 【大正】 (2007-07-31指定)
通リ谷量水堰 【大正】 (2007-07-31指定)

矢部家住宅
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■住所 GoogleMap
鳥取県八頭郡八頭町用呂1278番地

■概要
写真は『矢部家住宅 - やずナビ | 豊かな自然とフルーツの里 鳥取県八頭町観光情報』のページから。鳥取県内最古の民家である矢部家住宅は、17世紀初頭に建てられました。庭には樹齢約300年の「咲分けツバキ」があり、白、赤、桃色の花が冬の景観を彩ります。現在、一般公開はされていません。

■矢部家住宅の重要文化財建造物
矢部家住宅 【江戸前期】 (1974-02-20指定)

不動院岩屋堂
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■住所 GoogleMap
鳥取県八頭郡若桜町大字岩屋堂

■概要
三朝町の三佛寺投入堂、大分県の龍岩寺奥院礼堂と並び、日本三大投入堂の一つで、昭和28年に指定されました。約600年前の建立とされ、羽柴秀吉の鳥取城攻めで焼き払われた中でも奇跡的に焼け残ったと伝えられます。 本尊の不動明王は弘法大師・空海が33歳のときに彫刻したとされ、目黒不動・目赤不動とともに日本三大不動明王に数えられます。毎年3月と7月の最終日曜日には護摩法要が行われ、本尊が御開帳されます。写真は『不動院岩屋堂 | わかさ観光ガイド - 若桜町観光協会 〜ぷらっと若桜(わかさ)にきんさいな〜』のページから

■不動院岩屋堂の重要文化財建造物
不動院岩屋堂 【室町前期】 (1953-11-11指定)

三仏寺
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■住所 GoogleMap
鳥取県東伯郡三朝町大字三徳

■概要
鳥取県の三徳山に位置しており、その険しい地形から「修行の聖地」としても知られています。投入堂をはじめとする建造物は、自然と調和した美しい景観を見せ、訪れる者に古代からの宗教的な畏敬の念を抱かせます。 三仏寺の創建は706年に遡るとされ、長い歴史を持つ寺院です。平安時代には修行の場として多くの僧侶が訪れ、繁栄を極めました。現代においても、三仏寺は日本の文化遺産として貴重な存在であり、歴史、建築、自然との調和を体現する場所として広く知られています。写真は『とっとり旅 【公式】鳥取県観光旅行情報サイト』のページから。

■三仏寺の重要文化財建造物
国宝 奥院(投入堂) 【平安後期】 (1952-04-01指定)
地蔵堂 【室町後期】 (1904-02-21指定)
納経堂 【鎌倉後期】 (1904-02-21指定)
文殊堂 【桃山】 (1904-02-21指定)

尾﨑家住宅

■住所 GoogleMap
鳥取県東伯郡湯梨浜町大字宇野1518番地

■概要
主屋を中心に仏間、土蔵群、門長屋などが一体となった構造は、地域の農家住宅の発展過程を物語るもので、建築史的にも重要な位置づけにあります。特に主屋は、土間の独立柱といった古い建築様式を残しつつ、庭に面して数寄屋座敷を設けるなど、新旧の建築要素が巧みに調和しています。 室町時代にこの地に定住し、近世には庄屋として地域社会と深い関わりを持ってきた尾﨑家の歴史を伝える象徴的な存在でもあります。

■尾﨑家住宅の重要文化財建造物
土蔵 【江戸中期】 (2013-10-19指定)
仏間 【江戸中期】 (2013-10-19指定)
主屋 【江戸中期】 (2013-10-19指定)
門長屋 【江戸中期】 (2013-10-19指定)
質蔵 【江戸中期】 (2013-10-19指定)
南蔵 【江戸中期】 (2013-10-19指定)
味噌蔵 【江戸中期】 (2013-10-19指定)
物置及び薪小屋 【江戸中期】 (2013-10-19指定)
米蔵 【江戸中期】 (2013-10-19指定)

長谷寺
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■住所 GoogleMap
鳥取県倉吉市仲ノ町

■概要
法道上人が開いたとされる寺院には、室町時代前後の本尊・十一面観世音が安置されています。特に有名なのが『抜け馬伝説』で知られる白馬の絵馬です。巨勢金岡作と伝わる「天分18年白馬之図」は、絵から飛び出し暴れ回ったとされ、昭和32年(1975)に県の保護文化財に指定されました。堂内には、室町時代から明治時代までの約50点の絵馬が奉納され、時代の風俗や庶民の信仰を伝えています。(見学は事前連絡が必要)。写真は『長谷寺(はせでら) - 倉吉観光情報』のページから。

■長谷寺の重要文化財建造物
長谷寺 【室町後期】 (1988-12-21指定)

後藤家住宅
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■住所 GoogleMap
鳥取県米子市内町72番地

■概要
江戸時代に廻船問屋として栄えた豪商・後藤家の屋敷で、鳥取県米子市の加茂川沿いに位置します。切妻屋根に丸瓦、千本格子、家紋入りの白壁など、当時の財力と格式を感じさせる見事な造りが特徴です。後藤家は江戸時代初期に石見国から移住し、米子の海運業を支える重要な役割を担っていました。 敷地には現在も主屋をはじめ、一番蔵、二番蔵、味噌蔵などの建物が残り、これらの蔵は当時の経済力と暮らしを伝える貴重な遺構です。主屋は切妻造の本瓦・桟瓦葺きで一部2階建ての堂々たる建物ですが、内部は一般公開されていませんが、外観の見事な意匠は、往時の繁栄を今に伝えています。写真は『とっとり旅 【公式】鳥取県観光旅行情報サイト』のページから。

■後藤家住宅の重要文化財建造物
一番蔵 【江戸中期】 (1974-02-20指定)
主屋 【江戸中期】 (1974-02-20指定)
二番蔵 【江戸後期】 (1993-10-20指定)

福田家住宅

■住所 GoogleMap
鳥取県鳥取市紙子谷60番地

■概要
中世の土豪を祖とし、江戸時代には津ノ井村の庄屋や法美郡の宗旨庄屋を務めた旧家です。16世紀末から17世紀前半に建てられたとされる主屋は、桁行7間半、梁間4間の広間型三間取りという大規模な間取りを特徴とし、鳥取県内でも最古級の農家住宅として知られています。 見どころとして、堂々とした入母屋造りの茅葺き屋根を持つ主屋は、広々とした土間や大広間など、当時の生活様式を今に伝えます。また、上の蔵、下の蔵、新米蔵などの土蔵群も残り、農家の経済力を物語る重要な遺構です。さらに屋敷を囲む庭園は四季折々の風情を楽しませ、建物とともに歴史の趣を感じさせます。福田家住宅は、地域の建築技術や農家文化を知るうえで貴重な文化遺産です。

■福田家住宅の重要文化財建造物
借物蔵 【江戸前期】 (1974-02-20指定)
上の蔵 【江戸後期】 (2000-04-01指定)
下の蔵 【江戸後期】 (2000-04-01指定)

石谷家住宅
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■住所 GoogleMap
鳥取県八頭郡智頭町大字智頭396番地

■概要
近代和風建築の傑作です。江戸時代に豪商として栄え、明治以降は山林地主となった石谷家が、大正8年(1919年)に改築・造営した広壮な邸宅です。 敷地面積約10,000平方メートルには、40の部屋と7つの土蔵があり、うち4つは博物館として公開されています。写真は『国指定重要文化財 石谷家住宅|観光スポット|鳥取市観光サイト【公式】 - 鳥取市のおすすめ観光・旅行情報』のページから。

■石谷家住宅の重要文化財建造物
座敷棟 【昭和】 (2009-12-20指定)
一号蔵 【大正】 (2009-12-20指定)
主屋 【昭和】 (2009-12-20指定)
二号蔵 【大正】 (2009-12-20指定)
家族棟 【昭和】 (2009-12-20指定)
七号蔵 【明治】 (2009-12-20指定)
五号・六号蔵 【明治】 (2009-12-20指定)
三号・四号蔵 【大正】 (2009-12-20指定)

河本家住宅
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■住所 GoogleMap
鳥取県東伯郡琴浦町篦津393

■概要
1688年(貞享5年)建築の居室部と1707年(宝永4年)建築の客間部からなる主屋は、豪壮な梁組みと数寄屋風の意匠が特徴です。茅葺き屋根や土壁など当時の建築様式を残し、山陰地方最古級の民家として貴重な歴史的価値を有しています。写真は『とっとり旅 【公式】鳥取県観光旅行情報サイト』のページから。

■河本家住宅の重要文化財建造物
離れ 【江戸後期】 (2010-12-22指定)
主屋 【江戸中期】 (2010-12-22指定)
味噌蔵及び米蔵 【江戸後期】 (2010-12-22指定)
新蔵 【江戸末期】 (2010-12-22指定)
土蔵 【江戸後期】 (2010-12-22指定)

門脇家住宅
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■住所 GoogleMap
鳥取県西伯郡大山町所子360番地

■概要
1769年(明和6年)に建築された主屋は寄棟造と茅葺き屋根が特徴で、太い梁を用いた豪壮な構造を持ちます。改造が少なく保存状態も良好です。見どころには、広大な主屋、2棟の土蔵、水車小屋、そして四季折々の風景を楽しめる庭園があります。写真は『門脇家住宅(かどわきけじゅうたく) | 鳥取大山観光ガイド』のページから。

■門脇家住宅の重要文化財建造物
米蔵 【明治】 (1993-10-20指定)
主屋 【江戸後期】 (1974-02-20指定)
新蔵 【大正】 (1993-10-20指定)
水車小屋 【明治】 (1993-10-20指定)

大神山神社奥宮

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鳥取県西伯郡大山町大字大山

■概要
日本最大級の権現造の社殿を有し、大山信仰の中心地として知られる神社です。荘厳な本殿、幣殿、拝殿が一体となった権現造の社殿は神仏習合の象徴で、特に幣殿の天井画は見どころです。出雲大社と深い関わりを持ち、大国主神を祀るこの神社は、「延喜式」にも記載され、古くから人々の崇敬を集めています。

■大神山神社奥宮の重要文化財建造物
本殿・幣殿・拝殿 【江戸後期】 (1988-12-21指定)
末社下山神社本殿・幣殿・拝殿 【江戸後期】 (1988-12-21指定)

大山寺
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■住所 GoogleMap
鳥取県西伯郡大山町大字大山

■概要
古刹で、中国地方最高峰の大山を仰ぐ修行道場として栄えました。平安時代以降、多くの寺院や僧兵を擁し、大山信仰の中心として隆盛を極めました。明治の神仏分離で打撃を受けましたが、現在も参拝客を魅了しています。見どころには再建された本堂や、紅葉の美しい自然豊かな環境があります。写真は『諸堂・施設|天台宗別格本山 角磬山 大山寺 公式サイト』のページから。

■大山寺の重要文化財建造物
大山寺 【室町後期】 (1904-02-21指定)

焼火神社本殿・通殿・拝殿
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島根県隠岐郡西ノ島町大字美田

■概要
隠岐諸島西ノ島に位置し、航海安全の守護神として信仰を集めています。本殿・通殿・拝殿は、山腹の岩盤を利用した独特の構造が特徴です。本殿は南向きの一間社流造で、自然と調和した造りが印象的です。通殿は本殿と拝殿を繋ぎ、神聖な空間を区切る役割を持っています。写真は『焼火神社 | 西ノ島町観光協会』のページから。

■焼火神社本殿・通殿・拝殿の重要文化財建造物
焼火神社本殿・通殿・拝殿 【江戸中期】 (1992-10-20指定)

佐々木家住宅
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島根県隠岐郡隠岐の島町釜17番地

■概要
天保7年(1836年)に建てられた隠岐島後地区最古の庄屋民家です。隠岐特有の杉皮葺き石置き屋根とL字型の鍵屋敷の間取りが特徴です。屋敷内には江戸から明治時代の民具が多数展示され、当時の生活様式を伝えています。隠岐の民家建築の代表例として高い歴史的価値があります。写真は『佐々木家住宅(2) |隠岐の島町-ほっとひと息、安らぎの島』のページから。

■佐々木家住宅の重要文化財建造物
佐々木家住宅 【江戸末期】 (1992-10-20指定)

玉若酢命神社
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島根県隠岐郡隠岐の島町下西

■概要
隠岐諸島島後東部にある隠岐国の総社で、古くから信仰を集めてきました。祭神は玉若酢命で、隠岐の開拓神とされています。本殿は寛政5年(1793年)建立の隠岐造りで、大社造りや神明造りの特徴を融合した独自の建築様式です。茅葺屋根と千木・鰹木などの装飾が施されています。随神門も隠岐特有の形式で、歴史的資料が豊富に残る文化財です。写真は『玉若酢命神社 - 隠岐の島町観光協会』のページから。

■玉若酢命神社の重要文化財建造物
随神門 【江戸末期】 (1992-01-12指定)
本殿 【江戸後期】 (1992-01-12指定)
社家億岐家住宅 【江戸後期】 (1992-01-12指定)

水若酢神社本殿
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島根県隠岐郡隠岐の島町郡

■概要
隠岐諸島島後西部の古社であり、隠岐を代表する神社建築です。隠岐造りと呼ばれる独特の様式を持ち、出雲大社の大社造り、伊勢神宮の神明造り、春日大社の春日造りを融合しています。切妻屋根に茅葺き、千木・鰹木を備えた大規模な構造が特徴で、素朴ながら力強い意匠が際立ちます。普請文書も多く残され、造営の詳細がわかる貴重な文化財です。写真は『水若酢神社 - 隠岐の島町観光協会』のページから。

■水若酢神社本殿の重要文化財建造物
水若酢神社本殿 【江戸後期】 (1992-01-12指定)

神魂神社
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島根県松江市大庭町

■概要
写真は『神魂神社 | しまね観光ナビ|島根県公式観光情報サイト』のページから

■神魂神社の重要文化財建造物
国宝 本殿 【桃山】 (1952-04-01指定)
末社貴布祢稲荷両神社本殿 【桃山】 (1952-04-01指定)

佐太神社
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■住所 GoogleMap
島根県松江市鹿島町大字佐陀宮内

■概要
写真は『松江観光協会 - 観光スポット|スポット情報』のページから

■佐太神社の重要文化財建造物
南殿 【江戸後期】 (1982-02-21指定)
正中殿 【江戸後期】 (1982-02-21指定)
北殿 【江戸後期】 (1982-02-21指定)

菅田庵及び向月亭
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島根県松江市菅田町106番地

■概要
寛政4年(1792年)、松江藩主松平治郷(不昧)の指示で庭園や建物が設計され、向月亭や御風呂屋とともに茶室・庭園「菅田庵」が建築されました。明治以降も家老有澤家により保護され、創建当初の姿をほぼ保っています。昭和3年に史跡・名勝、昭和16年に国宝(現在の重要文化財)に指定され、平成27年から令和元年にかけて約70年ぶりの大規模整備が行われました。写真は『菅田庵/松江市ホームページ』のページから。

■菅田庵及び向月亭の重要文化財建造物
菅田庵及び向月亭 【江戸後期】 (1941-06-19指定)

松江城天守
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島根県松江市殿町一番地続六

■概要
現存する12天守の1つで、慶長16年に完成し国宝に指定されています。現存天守が少ない理由は、一国一城令(1615年)、廃城令(1873年)、第二次世界大戦(1945年)の影響によるものです。松江城は広さ第2位、高さ第3位の規模を誇り、落ち着いた歴史情緒ある佇まいが魅力です。

■松江城天守の重要文化財建造物
国宝 松江城天守 【桃山】 (2015-09-08指定)

美保神社本殿
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■住所 GoogleMap
島根県松江市美保関町大字美保関

■概要
美保湾を望む港町に建ち、青石畳通りが続く情緒ある神社です。御祭神は三穂津姫命と事代主神(えびす様)で、音楽とも縁深く、境内で奉納コンサートが行われます。出雲大社と合わせて参拝する「えびすだいこく両参り」は良縁をもたらすとされ、全国3000以上のえびす神社の総本宮として「海上安全」「商売繁盛」の神として信仰されています。釣り竿付きの絵馬も名物です。写真は『美保神社 | しまね観光ナビ|島根県公式観光情報サイト』のページから。

■美保神社本殿の重要文化財建造物
美保神社本殿 【江戸後期】 (1982-02-21指定)

美保関灯台
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■住所 GoogleMap
島根県松江市美保関1338番17

■概要
優美な姿は多くの海運関係者や観光客を魅了しています。周辺には美しい自然が広がっており、灯台からの眺望は絶景です。写真は『美保関灯台 | しまね観光ナビ|島根県公式観光情報サイト』のページから。

■美保関灯台の重要文化財建造物
美保関灯台 【明治】 (2022-02-20指定)
旧第一物置 【明治】 (2022-02-20指定)
旧吏員退息所 【明治】 (2022-02-20指定)

堀江家住宅
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島根県雲南市吉田町大字民谷505番地

■概要
島根と広島の県境近くの旧吉田村にあり、天正2年に初代清左衛門が移住し、十代目其右衛門が現在の地に住んだと伝えられます。寄棟造り・茅葺の主屋は広い土間や大広間を特徴とし、登り梁構造が見られます。平成の解体修理で復元され、豪雪対策として冬には仮設支柱が設置されます。写真は『堀江家住宅 雲南市』のページから。

■堀江家住宅の重要文化財建造物
堀江家住宅 【江戸中期】 (1969-08-01指定)

清水寺本堂
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島根県安来市清水町

■概要
用明天皇2年(587年)に尊隆上人が開いた歴史ある寺院です。光る霊像を授けられたことから草堂を建て、清水が湧き出たことにちなみ「瑞光山清水寺」と名付けられました。推古天皇の勅願で本堂が造営され、平城天皇の時代に再興されました。戦国時代には尼子と毛利の戦いで焼失しましたが、江戸時代に松江藩主の庇護で復興しました。天台宗の祈祷寺として厄払いと観音信仰の霊場として知られ、多くの参拝者を集めています。写真は『清水寺について - 安来清水寺』のページから。

■清水寺本堂の重要文化財建造物
清水寺本堂 【室町中期】 (1904-02-21指定)

雲樹寺四脚門(大門)
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■住所 GoogleMap
島根県安来市宇賀荘町

■概要
1322年に孤峰覚明禅師によって開山された臨済宗妙心寺派の古刹です。後醍醐天皇から「天長雲樹興聖禅寺」の寺号を賜り、山門には直筆と伝わる額が掲げられています。境内には重要文化財の「四脚門」や、現存最古の朝鮮製梵鐘「高麗梵鐘」があります。また、子授け観音や酒断ち地蔵、薬師堂、本尊の拈華微笑仏が祀られた仏殿など、多彩な伽藍が彩り豊かな花々とともに参拝者を迎えます。写真は『瑞塔山 雲樹寺 | 臨済宗妙心寺派 | 島根県安来市』のページから。

■雲樹寺四脚門(大門)の重要文化財建造物
雲樹寺四脚門(大門) 【室町前期】 (1904-02-21指定)

熊谷家住宅
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島根県大田市大森町ハ63番地

■概要
大森銀山地区最大の商家建築で、代官所跡から南西50mの町通りに面しています。銀山経営や酒造を行い、町役人や御用商人としても活躍し、19世紀には最も有力な商家の一つとして栄えました。現在の建物は1800年の大火後に再建されたもので、屋敷の変遷や当時の生活を伝える貴重な建築です。平成18年4月から一般公開されています。 このほか、大森地区には歴史的な町並みが広がり、往時の繁栄を感じさせる景観が残っています。写真は『重要文化財 熊谷家住宅 | 島根県大田市観光サイト 』のページから

■熊谷家住宅の重要文化財建造物
米蔵・雑蔵 【江戸後期】 (1998-06-19指定)
主屋 【江戸後期】 (1998-06-19指定)
東道具蔵 【江戸末期】 (1998-06-19指定)
衣装蔵 【江戸末期】 (1998-06-19指定)
小蔵 【江戸末期】 (1998-06-19指定)
北道具蔵 【江戸末期】 (1998-06-19指定)

万福寺本堂
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■住所 GoogleMap
島根県益田市東町

■概要
平安時代に時宗益田道場として創建され、当初は安福寺と号し益田川河口にありましたが、大津波で流出。1319年に游行4代呑海上人が再興し、1374年に益田七尾城主が現在地に移築し萬福寺と改称しました。1479年には益田兼堯が雪舟を招き石庭を造らせ、庭園や「二河白道図」など多くの文化財が集まる寺院です。本堂は鎌倉時代様式を残し、国重要文化財、史跡および名勝に指定されています。写真は『萬福寺 | 島根県益田市観光公式サイト』のページから。

■万福寺本堂の重要文化財建造物
万福寺本堂 【室町前期】 (1904-02-21指定)

染羽天石勝神社本殿
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■住所 GoogleMap
島根県益田市染羽町

■概要
神亀2年(725年)に瀧蔵権現として創建され、承平元年(931年)に別当寺・勝達寺が建立されました。益田氏の庇護を受けて発展しましたが、明治の廃仏毀釈で勝達寺は廃絶し、社名を現在のものに改めました。天正9年(1581年)には本殿が焼失し、益田元祥が大檀那、父藤兼が後見となり再建されたと伝えられています。写真は『染羽天石勝神社 | 島根県益田市観光公式サイト』のページから。

■染羽天石勝神社本殿の重要文化財建造物
染羽天石勝神社本殿 【桃山】 (1929-05-10指定)

木幡家住宅
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■住所 GoogleMap
島根県松江市宍道町宍道1335番地

■概要
歴代松江藩主の本陣宿として利用され、大正天皇や昭和天皇、川端康成、松本清張も訪れました。吹き抜けの土間には太い梁や青海波文様の引窓があり、火消し道具が当時のまま展示されています。「書院の間」には鳥取藩の絵師・土方稲嶺の「猛虎図」が描かれた襖があります。奥には家老朝日丹波の旧邸を移築した「朝日丹波の間」や「飛雲閣」があり、美術工芸品と出雲式庭園を楽しめます。写真は『八雲本陣(重要文化財 木幡家住宅) | しまね観光ナビ|島根県公式観光情報サイト』のページから。

■木幡家住宅の重要文化財建造物
米蔵 【江戸末期】 (2009-12-20指定)
三階蔵 【江戸末期】 (2009-12-20指定)
新蔵 【江戸中期】 (2009-12-20指定)
奥座敷棟 【明治】 (2009-12-20指定)
新奥座敷棟 【江戸末期】 (2009-12-20指定)
主屋 【江戸中期】 (1969-08-01指定)
新座敷棟 【明治】 (2009-12-20指定)
飛雲閣 【明治】 (2009-12-20指定)

出雲大社
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■住所 GoogleMap
島根県出雲市大社町大字杵築東

■概要
日本を代表する神社で、縁結びの神様・大国主大神を祀っています。古事記や日本書紀にも登場し、歴史的に深い神社です。毎年旧暦10月には全国の神々が集まる「神在月」があり、神々の国として知られています。出雲大社の本殿は日本最大級の木造建築で、神楽殿や神楽なども見どころです。自然に囲まれた境内では四季折々の美しい風景が楽しめます。写真は『出雲大社』のページから。

■出雲大社の重要文化財建造物
会所 【江戸中期】 (2004-09-08指定)
銅鳥居 【江戸中期】 (2004-09-08指定)
末社十九社本殿(東) 【江戸中期】 (2004-09-08指定)
末社十九社本殿(西) 【江戸中期】 (2004-09-08指定)
西廻廊 【江戸中期】 (2004-09-08指定)
観祭楼及び廻廊 【江戸中期】 (2004-09-08指定)
八足門 【江戸中期】 (2004-09-08指定)
摂社門神社本殿(東) 【江戸中期】 (2004-09-08指定)
末社釜社本殿 【江戸中期】 (2004-09-08指定)
摂社門神社本殿(西) 【江戸中期】 (2004-09-08指定)
摂社氏社本殿(南) 【江戸中期】 (2004-09-08指定)
神饌所(西) 【江戸中期】 (2004-09-08指定)
楼門 【江戸中期】 (2004-09-08指定)
摂社氏社本殿(北) 【江戸中期】 (2004-09-08指定)
神饌所(東) 【江戸中期】 (2004-09-08指定)
宝庫 【江戸中期】 (2004-09-08指定)
摂社神魂御子神社本殿 【江戸中期】 (2004-09-08指定)
摂社大神大后神社本殿 【江戸中期】 (2004-09-08指定)
摂社神魂伊能知比売神社本殿 【江戸中期】 (2004-09-08指定)
玉垣 【江戸中期】 (2004-09-08指定)
瑞垣 【江戸中期】 (2004-09-08指定)
摂社素鵞社本殿 【江戸中期】 (2004-09-08指定)
国宝 本殿 【江戸中期】 (1952-04-01指定)

旧大社駅本屋
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■住所 GoogleMap
島根県出雲市大社町大字北荒木441番地3

■概要
1912年に開業し、1924年に現在の駅舎が建設されました。駅舎は和風のデザインで、中央に破風、屋根には鴟尾や懸魚が施されています。設計は神戸鉄道管理局の丹羽三雄が担当し、建築家伊東忠太も関与したと考えられています。特に屋根の瓦には亀の動きを模したデザインが使われています。写真は『旧大社駅のご紹介 | 出雲市』のページから。

■旧大社駅本屋の重要文化財建造物
旧大社駅本屋 【大正】 (2004-09-08指定)

出雲日御碕灯台
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■住所 GoogleMap
島根県出雲市大社町日御碕字秘台原山1478番

■概要
1903年に設置され、石造灯台として日本一の高さを誇ります。塔高43.65m、海面から灯火まで63.30mで、夜間は約40km沖合まで光が届きます。外壁は松江市美保関町産の硬質石材、内壁はレンガ造りで、二重構造となっています。その歴史的価値から、1998年に「世界の歴史的灯台百選」、2013年に「国の登録有形文化財」、2022年には「国指定重要文化財」に指定されています。写真は『出雲日御碕灯台|出雲観光ガイド【出雲観光協会公式ホームページ】』のページから。

■出雲日御碕灯台の重要文化財建造物
出雲日御碕灯台 【明治】 (2022-02-20指定)

日御碕神社
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■住所 GoogleMap
島根県出雲市大社町大字日御碕

■概要
天照大神を祀る「日沉宮」と素盞嗚尊を祀る「神の宮」から成り、奈良時代に成立した歴史ある神社です。江戸時代に徳川家光の命で建立され、重要文化財に指定されています。神社は海の近くに位置し、塩害や大風の影響を受けながらも修理を重ねてきました。社殿や鳥居は、家光の寄進であり、現在でも多くの貴重な社宝が伝えられています。写真は『日御碕神社のご紹介 | 出雲市』のページから。

■日御碕神社の重要文化財建造物
神の宮(上の宮)鳥居 【江戸前期】 (1953-04-02指定)
神の宮(上の宮)鳥居 【江戸前期】 (1953-04-02指定)
日沈宮(下の宮)廻廊 【江戸前期】 (1953-04-02指定)
日沈宮(下の宮)禊所 【江戸前期】 (1953-04-02指定)
日沈宮(下の宮)門客人社 (1) 【江戸前期】 (1953-04-02指定)
日沈宮(下の宮)楼門 【江戸前期】 (1953-04-02指定)
日沈宮(下の宮)門客人社 (2) 【江戸前期】 (1953-04-02指定)
日沈宮(下の宮)幣殿、拝殿 【江戸前期】 (1953-04-02指定)
日沈宮(下の宮)本殿 【江戸前期】 (1953-04-02指定)
神の宮(上の宮)幣殿、拝殿 【江戸前期】 (1953-04-02指定)
日沈宮(下の宮)玉垣 【江戸前期】 (1953-04-02指定)
神の宮(上の宮)本殿 【江戸前期】 (1953-04-02指定)
神の宮(上の宮)玉垣 【江戸前期】 (1953-04-02指定)
神の宮(上の宮)宝庫 【江戸前期】 (1953-04-02指定)

櫻井家住宅
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■住所 GoogleMap
島根県仁多郡奥出雲町上阿井1655番地

■概要
奥出雲櫻井家は、戦国武将塙団右衛門の末裔である櫻井家に伝わる歴史を集めた歴史施設館です。櫻井家は、製鉄業を営み、上阿井に移住後、「菊一印」の銘鉄を生み出しました。資料館では、たたら製鉄の歴史や、松平不昧公が命名した滝のある庭園(国の名勝)などが展示され、紅葉スポットとしても有名です。櫻井家は、製鉄業を営み、上阿井に移住後、「菊一印」の銘鉄を生み出しました。資料館では、たたら製鉄の歴史や、松平不昧公が命名した滝のある庭園(国の名勝)などが展示され、紅葉スポットとしても有名です。写真は『櫻井家 可部屋集成舘|観光ガイド|奥出雲町公式観光ガイド』のページから。

■櫻井家住宅の重要文化財建造物
古蔵 【江戸中期】 (2003-06-22指定)
南ノ新土蔵 【江戸後期】 (2003-06-22指定)
東土蔵 【江戸中期】 (2003-06-22指定)
厩 【江戸末期】 (2003-06-22指定)
主屋 【江戸中期】 (2003-06-22指定)
西新土蔵 【江戸末期】 (2003-06-22指定)
後座敷 【江戸末期】 (2003-06-22指定)
釜屋 【江戸末期】 (2003-06-22指定)
文久土蔵 【江戸末期】 (2003-06-22指定)

旧道面家住宅
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■住所 GoogleMap
島根県鹿足郡吉賀町注連川764番地

■概要
江戸時代後期に建てられ、石見地方の古式を伝える貴重な農家建築です。小規模な構造で、屋根を軒まで葺き下ろし、開口部を最小限に抑えた造りは、寒冷地での生活に適応した設計です。周囲の果樹園と調和し、地域の歴史と文化を学ぶ貴重な資料となっています。外観は常時公開され、周辺には高津川や他の歴史的建造物もあり、歴史探訪にも適した場所です。写真は『吉賀町:文化財・史跡』のページから。

■旧道面家住宅の重要文化財建造物
旧道面家住宅 【江戸後期】 (1969-08-01指定)

八幡宮
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■住所 GoogleMap
島根県鹿足郡津和野町鷲原

■概要
津和野城主吉見頼行が鎌倉の鶴岡八幡宮から勧請し、1387年に社殿が建てられました。現在の社殿は1568年に改築されたものです。楼門や本殿は室町時代の建築様式を残し、社前には流鏑馬の馬場があり、県指定史跡として保存されています。境内は鷲原公園として、サクラやツツジの名所となり、大杉も見どころです。写真は『鷲原八幡宮 | しまね観光ナビ|島根県公式観光情報サイト』のページから。

■八幡宮の重要文化財建造物
楼門 【鎌倉後期】 (2011-11-12指定)
拝殿 【江戸中期】 (2011-11-12指定)
本殿 【室町後期】 (2011-11-12指定)

岡山城月見櫓
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■住所 GoogleMap
岡山県岡山市丸の内

■概要
写岡山城本丸跡に現存する唯一の櫓で、指定文化財です。1620年代、第4代城主池田忠雄の時代に建てられたとされ、一部地下付き塗籠造り、本瓦葺きの2階建て構造です。外観は千鳥破風や唐破風、変化に富んだ窓が特徴で、外側からは2層、内側からは3層に見える設計が美しいです。景色を楽しむ「月見櫓」として利用され、内部の重厚な造りと岡山城下町の眺望が見どころです。内部は定期的に特別公開され、岡山城入場券で見学できます。真は『岡山城月見櫓 | 岡山市』のページから。

■岡山城月見櫓の重要文化財建造物
月見櫓 【江戸前期】 (1933-01-12指定)
西丸西手櫓 【桃山】 (1933-01-12指定)

旧旭東幼稚園園舎
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■住所 GoogleMap
岡山県岡山市二日市町56番地

■概要
明治41年に竣工した園舎を、平成10年に現在の地に移築復元した。外観は明治時代初期の洋風建築の特徴を持ち、建物の中央部が八角形になっています。現在も、子どもたちが楽しめる行事が定期的に開催されています。写真は『旧旭東幼稚園舎 八角園舎(岡山県) | 【ロケ地 検索】全国ロケーションデータベース』のページから

■旧旭東幼稚園園舎の重要文化財建造物
旧旭東幼稚園園舎 【明治】 (2007-07-31指定)

旧犬養家住宅
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■住所 GoogleMap
岡山県岡山市川入102番地

■概要
岡山市西部に位置する歴史的な民家で、江戸時代中期に建築された旧犬養家住宅は、大庄屋の屋敷構えを良好に保存されています。正徳年間(1711~1716年)頃の建築と推定され、主屋は桁行17.9m、梁間11.0mの入母屋造りの本瓦葺です。広い土間や格式ある式台が特徴で、総理大臣犬養毅の生家としても知られ、昭和後期に岡山県に寄贈され修復されました。隣接する土蔵や四季折々の庭園も見どころです。写真は『旧犬養家住宅(主屋・土蔵)附家相図 | 岡山市』のページから。

■旧犬養家住宅の重要文化財建造物
主屋 【江戸中期】 (1978-01-12指定)
土蔵 【江戸中期】 (1978-01-12指定)

吉備津神社
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■住所 GoogleMap
岡山県岡山市吉備津

■概要
岡山市北区にある歴史的な神社で、備中国一宮として古くから崇敬されています。国宝の本殿・拝殿は唯一の「吉備津造り」という建築様式で、その荘厳な姿が特徴です。桃太郎伝説のモデルとされる大吉備津彦命を祀り、境内には矢置岩や御釜殿など伝説にまつわる見どころがあります。全長360mの回廊や宝物館も人気で、鳴釜神事が日常的に行われています。

■吉備津神社の重要文化財建造物
御釜殿 【桃山】 (1980-01-12指定)
北随神門 【室町後期】 (1913-05-11指定)
国宝 本殿及び拝殿 【室町中期】 (1952-04-01指定)
南随神門 【室町前期】 (1911-05-11指定)

守福寺宝殿
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■住所 GoogleMap
岡山県岡山市下足守

■概要
銘文から暦応元年(1338年)に作られたことがわかり、約700年の歴史を持つ貴重な遺産です。花崗岩で造られた石造の建物で、堅牢さが際立っています。正面は春日造という神社建築様式が採用され、荘厳な雰囲気を醸し出しています。平安時代後期の絵図にも「王子堂」として記載されており、その歴史の深さを示しています。現在、寺は廃寺となり建物も倒壊していますが、宝殿は国宝級の文化財として大切に保存されています。写真は『守福寺宝殿 | 岡山市』のページから。

■守福寺宝殿の重要文化財建造物
守福寺宝殿 【室町前期】 (1961-04-01指定)

八幡神社鳥居
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■住所 GoogleMap
岡山県岡山市下足守

■概要
南北朝時代の康安元年(1361年)に造立されたもので、稚児柱を伴う珍しい両部鳥居です。花崗岩製で高さ4.3メートル、幅3.4メートルの太い柱が特徴的で、沙弥妙阿によって建てられました。在銘石鳥居としては日本最古級で、当時の姿をほぼ完全に伝える貴重な文化財です。写真は『葦守八幡宮八幡神社鳥居』のページから。

■八幡神社鳥居の重要文化財建造物
八幡神社鳥居 【室町前期】 (1956-08-01指定)

鼓神社宝塔
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■住所 GoogleMap
岡山県岡山市上高田

■概要
大吉備津彦命など四柱を祀る由緒ある名社です。主祭神遣霊彦命はその功績により大井庄を賜り、五神を祀る鼓五社大明神として創建されました。延喜式内社であり、明治14年に県社に昇格。歴史の中で社殿の改築や境内整備が行われ、壮麗な神社として発展してきました。写真は『皷神社|岡山県神社検索|岡山県神社庁』のページから。

■鼓神社宝塔の重要文化財建造物
鼓神社宝塔 【室町前期】 (1956-08-01指定)

長福寺三重塔
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■住所 GoogleMap
岡山県美作市真神

■概要
奈良時代に鑑真が開基し、明徳年間に真言宗の寺院となりました。鎌倉時代の弘安8年(1285年)に建立された三重塔は高さ約22mで、岡山県最古の木造塔建築です。寺院には十一面観音立像など16点の重要文化財が所蔵されています。平成27年に三重塔の杮葺き屋根が修復され、美しい景観が魅力です。また、裏手には千早の滝があり、自然と歴史を楽しめます写真は『長福寺 三重塔/美作市ホームページ』のページから。

■長福寺三重塔の重要文化財建造物
長福寺三重塔 【鎌倉後期】 (1921-05-13指定)

餘慶寺本堂
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■住所 GoogleMap
岡山県瀬戸内市邑久町北島

■概要
1570年に赤枝弥三衛門光国が建立した室町時代の建築物です。入母屋造り・本瓦葺きの木造建築で、広大な空間と荘厳な雰囲気が特徴です。本尊の千手観音菩薩や薬師如来坐像などの仏像が安置され、地域の歴史と文化を伝える貴重な建物です。写真は『天台宗上寺山餘慶寺|岡山県瀬戸内市の1270年の歴史を持つ寺院』のページから。

■餘慶寺本堂の重要文化財建造物
餘慶寺本堂 【室町後期】 (1979-06-21指定)

本蓮寺
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■住所 GoogleMap
岡山県瀬戸内市牛窓町牛窓

■概要
本堂、番神堂、中門が国の重要文化財に、三重塔と祖師堂が県の重要文化財に指定されています。また、小堀遠州が手掛けた見事な庭園や数多くの文化遺産が残り、朝鮮通信使が宿泊した名刹にふさわしい風格を備えています。さらに、2017年10月には「朝鮮通信使に関する記憶」がユネスコの世界記憶遺産に登録されました。本蓮寺|観光スポット | 岡山観光WEB【公式】- 岡山県の観光・旅行情報ならココ!

■本蓮寺の重要文化財建造物
中門 【室町後期】 (1970-07-31指定)
東祠 【室町後期】 (1958-06-20指定)
中祠 【室町後期】 (1958-06-20指定)
西祠 【室町後期】 (1958-06-20指定)
本堂 【室町後期】 (1942-08-01指定)

大滝山三重塔
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■住所 GoogleMap
岡山県備前市大内

■概要
8世紀中頃に開山された由緒ある寺院で、現在も足利義教による再興の三重塔や池田綱政再興の本堂など、多くの文化財が残されています。これらの建造物は、往事の面影を伝えるとともに、樹林と調和し、優れた歴史的な景観を形成しています。主な文化財には、国指定重要文化財の三重塔、県指定重要文化財の本堂と仁王門があり、6月には美しいあじさいが見頃を迎えます。写真は『大滝山地域(おおたきさんちいき) - 岡山県ホームページ(自然環境課)』のページから。

■大滝山三重塔の重要文化財建造物
大滝山三重塔 【室町中期】 (1926-05-11指定)

真光寺
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■住所 GoogleMap
岡山県備前市西片上

■概要
高野山真言宗の寺院で、天平11年(739年)に行基菩薩が開基したと伝わる歴史ある寺です。本堂と三重塔は、室町時代の建築様式を今に伝えています。仁王門や季節の花が楽しめる庭園も見どころです。写真は『真光寺三重塔 - 岡山市』のページから。

■真光寺の重要文化財建造物
三重塔 【室町中期】 (1953-11-11指定)
本堂 【室町後期】 (1953-11-11指定)

旧閑谷学校
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■住所 GoogleMap
岡山県備前市閑谷

■概要
寛文十年(1670)、岡山藩主池田光政は日本初の「庶民のための公立学校」、閑谷学校を創設しました。谷深き地に設立されたこの学校は、明治、大正、昭和を通じて多くの有能なリーダーを輩出し、現在の日本の歴史を形作ってきました。今も「庶民教育の殿堂」として、先人たちの熱い思いは引き継がれています。

■旧閑谷学校の重要文化財建造物
国宝 講堂 【江戸中期】 (1953-11-11指定)
小斎 【江戸中期】 (1938-09-08指定)
公門 【江戸中期】 (1938-09-08指定)
習芸斎及び飲室 【江戸中期】 (1938-09-08指定)
文庫 【江戸中期】 (1938-09-08指定)
石塀 【江戸中期】 (1938-09-08指定)
外門 【江戸中期】 (1938-09-08指定)
厨屋 【江戸中期】 (1938-09-08指定)
中庭 【江戸中期】 (1938-09-08指定)
文庫 【江戸中期】 (1938-09-08指定)
東階・西階(西階) 【江戸中期】 (1938-09-08指定)
東階・西階(東階) 【江戸中期】 (1938-09-08指定)
大成殿 【江戸中期】 (1938-09-08指定)
練塀 【江戸中期】 (1938-09-08指定)
校門(鶴鳴門) 【江戸中期】 (1938-09-08指定)
石階 【江戸中期】 (1938-09-08指定)
繋牲石 【江戸中期】 (1938-09-08指定)

閑谷神社
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■住所 GoogleMap
岡山県備前市閑谷

■概要
池田光政公を祀る問の神様として知られ、旧閑谷学校の敷地内にあります。1686年(貞享3年)に創建され、最初は芳烈祠として池田光政公の霊と像が安置されました。学問の神様として信仰を集め、閑谷学校の創設者である池田光政公を祀っています。神社内には、本殿や拝殿、講堂など多くの歴史的建物があり、美しい庭園には池や石庭が広がり、四季折々の風景を楽しめます。また、本殿は入母屋造りの本瓦葺きで、美しい建築です。写真は『特別史跡 旧閑谷学校 - 備前市ホームページ』のページから。

■閑谷神社の重要文化財建造物
中門(外門) 【江戸中期】 (1938-09-08指定)
神庫(庫) 【江戸中期】 (1938-09-08指定)
拝殿(中庭) 【江戸中期】 (1938-09-08指定)
幣殿(階) 【江戸中期】 (1938-09-08指定)
本殿(芳烈祠) 【江戸中期】 (1938-09-08指定)
練塀 【江戸中期】 (1938-09-08指定)
石階 【江戸中期】 (1938-09-08指定)
繋牲石 【江戸中期】 (1938-09-08指定)

林家住宅
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■住所 GoogleMap
岡山県美作市中谷556番地

■概要
天明6年(1786)に建築された美作地方の大庄屋の風格を今に伝える貴重な文化財です。茅葺の建物は、宿泊施設や地域活動の拠点として整備され、毎月1日から7日には一般公開され、コーヒーと茶菓子(有料)を楽しむことができます。写真は『林家住宅/美作市ホームページ』のページから。

■林家住宅の重要文化財建造物
衣装倉 【江戸後期】 (1969-08-01指定)
主屋 【江戸後期】 (1969-08-01指定)
長屋門 【江戸後期】 (1969-08-01指定)
米倉 【江戸後期】 (1969-08-01指定)

鶴山八幡宮本殿
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■住所 GoogleMap
岡山県津山市山北

■概要
津山城跡に鎮座し、慶長8年に森忠政公が美作守として入府し、城地に選定されました。その後、慶長13年に現在地に再遷座し、社殿は寛文9年に二代藩主長継公によって建立されました。社殿の彩色は薄れたものの、江戸時代初期の建築様式として貴重な歴史的建造物です。また、津山地方北部の大産土神として崇敬されています。写真は『鶴山八幡宮|岡山県神社検索|岡山県神社庁』のページから。

■鶴山八幡宮本殿の重要文化財建造物
鶴山八幡宮本殿 【江戸中期】 (1980-06-22指定)

本源寺
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■住所 GoogleMap
岡山県津山市小田中

■概要
慶長12年(1607年)に建立され、霊屋と表門は寛永16年(1639年)の築造です。江戸前期の霊廟建築として貴重で、装飾性豊かな造りが特徴です。霊屋背後には森忠政などの大型五輪塔墓があり、石敷の参道や石灯籠と共に、津山藩主一門の菩提所として威厳を保っています。写真は『本源寺|観光スポット | 岡山観光WEB【公式】- 岡山県の観光・旅行情報ならココ!』のページから。

■本源寺の重要文化財建造物
中門 【江戸前期】 (2013-10-19指定)
霊屋表門 【江戸前期】 (2013-10-19指定)
庫裏 【江戸中期】 (2013-10-19指定)
本堂 【江戸前期】 (2013-10-19指定)
霊屋 【江戸前期】 (2013-10-19指定)

総社本殿

■住所 GoogleMap
岡山県津山市総社

■概要
128社の神々を祀り、平安時代の様式で再建された本殿が特徴です。平成21年に再建された本殿は非常に貴重で、毎年12月10日に行われる湯立神事も見どころです。近年ではパワースポットとして注目され、多くの人々が訪れています。

■総社本殿の重要文化財建造物
総社本殿 【江戸前期】 (1914-05-11指定)

岡山県立津山高等学校(旧岡山県津山中学校)本館
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■住所 GoogleMap
岡山県津山市椿高下62番地

■概要
明治33年に建設されたイタリア・ルネサンス様式の建築で、寄せ棟造りの桟瓦ぶき屋根と台形の塔屋に設置された時計台が印象的です。曲線を描く窓が異国情緒を醸し出し、当時のハイカラな雰囲気を現代に伝えています。写真は『岡山県立津山高等学校(旧岡山県津山中学校)本館|観光スポット | 岡山観光WEB【公式】- 岡山県の観光・旅行情報ならココ!』のページから。

■岡山県立津山高等学校(旧岡山県津山中学校)本館の重要文化財建造物
岡山県立津山高等学校(旧岡山県津山中学校)本館 【明治】 (1995-12-22指定)

旧森江家住宅
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■住所 GoogleMap
岡山県苫田郡鏡野町富西谷118番地

■概要
江戸中期に建てられた農家建築で、約300年の歴史を伝えています。桁行七間、梁間三間の入母屋造茅葺きが特徴で、重厚な造りと低い軒先、大型の破風が山村の厳しい自然環境に対応しています。開口部は表側のみの閉鎖的な構造で寒さを防ぎ、囲炉裏を中心とした広い居間や土間、馬屋が農家としての機能を支えています。写真は『旧森江家住宅|観光スポット | 岡山観光WEB【公式】- 岡山県の観光・旅行情報ならココ!』のページから。

■旧森江家住宅の重要文化財建造物
旧森江家住宅 【江戸中期】 (1969-08-01指定)

中山神社本殿
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■住所 GoogleMap
岡山県津山市一宮

■概要
文武天皇の慶雲4年(707年)に創建され、鏡作神を祀っています。貞観年間に官社となり、美作国唯一の名神大社かつ一宮に列せられました。「梁塵秘抄」にも記され、後白河法皇や一遍上人のゆかりが伝えられています。戦乱や火災を経て永禄2年(1559年)に復興され、明治以降は国幣中社となり、信仰を集めつつ現代に至ります。写真は『中山神社|岡山県神社検索|岡山県神社庁』のページから。

■中山神社本殿の重要文化財建造物
中山神社本殿 【室町後期】 (1914-05-11指定)

旧苅田家住宅
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■住所 GoogleMap
岡山県津山市勝間田町17番地

■概要
江戸時代中期の酒造業を営んだ豪商の邸宅です。津山城下町最大級の規模を誇り、主屋や土蔵、庭園が当時の町家建築の典型を伝えています。酒造業の痕跡も残され、歴史や文化を物語る貴重な建築物として評価されています。写真は『旧苅田家住宅|観光スポット | 岡山観光WEB【公式】- 岡山県の観光・旅行情報ならココ!』のページから。

■旧苅田家住宅の重要文化財建造物
裏門 【江戸中期】 (2016-09-10指定)
大蔵 【江戸末期】 (2016-09-10指定)
新蔵 【明治】 (2016-09-10指定)
醤油蔵 【江戸末期】 (2016-09-10指定)
西蔵 【江戸末期】 (2016-09-10指定)
前蔵 【江戸後期】 (2016-09-10指定)
米蔵 【江戸末期】 (2016-09-10指定)
三階蔵 【江戸末期】 (2016-09-10指定)
巽門及び浴室 【明治】 (2016-09-10指定)
主屋 【江戸後期】 (2016-09-10指定)

本山寺
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■住所 GoogleMap
岡山県久米郡美咲町定宗

■概要
大宝元年(701年)に頼観上人が開基したと伝わる歴史ある寺院で、本尊は観世音菩薩です。本堂は平安時代の建築様式を色濃く残し、荘厳な佇まいを見せます。また、承応元年(1652年)再建の三重塔は岡山県最大規模を誇り、その雄姿が際立ちます。古くから山岳仏教の道場として、庶民信仰の霊地としても崇敬を集めています。写真は『美咲町の文化財(国指定重要文化財) - 美咲町ホームページ』のページから。

■本山寺の重要文化財建造物
三重塔 【江戸前期】 (1980-12-22指定)
宝篋印塔 【室町前期】 (1956-08-01指定)
本堂 【室町前期】 (1923-04-01指定)

旧大國家住宅
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■住所 GoogleMap
岡山県和気郡和気町尺所38番地

■概要
江戸時代に酒造業で成功した大地主の邸宅で、宝暦10年(1760年)に主屋、享和元年(1801年)に蔵座敷が建築されました。主屋は茅葺き入母屋造の二棟を繋いだ構造で、蔵座敷は切妻造本瓦葺きで、江戸時代の建具が良好に保存されいます。写真は『旧大國家住宅|観光スポット | 岡山観光WEB【公式】- 岡山県の観光・旅行情報ならココ!』のページから。

■旧大國家住宅の重要文化財建造物
井戸場 【江戸末期】 (2004-09-08指定)
主屋 【江戸後期】 (2004-09-08指定)
蔵座敷 【江戸後期】 (2004-09-08指定)
酉蔵 【江戸後期】 (2004-09-08指定)
中蔵 【江戸後期】 (2004-09-08指定)
乾蔵 【江戸後期】 (2004-09-08指定)

誕生寺
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■住所 GoogleMap
岡山県久米郡久米南町里方

■概要
御影堂は、元禄8年(1695年)に再建された由緒ある二重五間堂の寺院建築で、正面には唐破風造の向拝を備えています。浄土宗の本堂として本格的な仏堂型を持つ貴重な建造物です。写真は『久米南町/誕生寺』のページから。

■誕生寺の重要文化財建造物
山門 【江戸中期】 (1980-12-21指定)
御影堂 【江戸中期】 (1980-12-21指定)

旧大原家住宅
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■住所 GoogleMap
岡山県倉敷市中央一丁目2番1号

■概要
岡山県倉敷市の美観地区に位置する歴史的建造物です。江戸時代後期の豪商の暮らしを伝えるこの邸宅は、大原美術館創設者・大原孫三郎の家としても知られています。重厚な門構えや伝統的な倉敷格子、広大な庭園が特徴で、内部には広々とした間取りや貴重な調度品が残されており、倉敷の発展に貢献した大原家の歴史を物語る重要な文化財です。写真は『語らい座 大原本邸|OHARA HOUSE KATALYZER』のページから。

■旧大原家住宅の重要文化財建造物
主屋 【江戸後期】 (1971-03-31指定)
倉 【江戸末期】 (1971-03-31指定)
新倉 【江戸末期】 (1971-03-31指定)
内倉 【江戸後期】 (1971-03-31指定)
離座敷 【江戸末期】 (1971-03-31指定)
中倉 【江戸末期】 (1971-03-31指定)
西倉 【大正】 (1971-03-31指定)
内中倉 【明治】 (1971-03-31指定)
壬子倉 【大正】 (1971-03-31指定)
北倉 【明治】 (1971-03-31指定)

井上家住宅
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■住所 GoogleMap
岡山県倉敷市本町1番地40号

■概要
倉敷美観地区にある最古の町屋で、享保6年(1721年)上棟の歴史的建造物です。本町通りに面し、登り梁形式や火災対策の土扉付き倉敷窓が特徴です。平成24~令和4年度にかけて保存修理が行われました。写真は『井上家住宅/文化財保護課/倉敷市』のページから。

■井上家住宅の重要文化財建造物
主屋 【江戸中期】 (2002-06-21指定)
三階蔵 【江戸中期】 (2002-06-21指定)
井戸蔵 【江戸中期】 (2002-06-21指定)

大橋家住宅
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■住所 GoogleMap
岡山県倉敷市阿知三丁目21番31号

■概要
1796年(寛政8年)に新田開発などで財を成した大橋家が建てた歴史的建造物です。倉敷を代表する町家の一つであり、長屋門や倉敷窓、倉敷格子を備え、往時の商家の姿を伝える重厚な造りが特徴です。写真は『大橋家住宅 | 倉敷観光WEB』のページから。

■大橋家住宅の重要文化財建造物
内蔵 【江戸後期】 (1978-01-12指定)
主屋 【江戸後期】 (1978-01-12指定)
米蔵 【江戸後期】 (1978-01-12指定)
表門 【江戸後期】 (1978-01-12指定)

熊野神社
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■住所 GoogleMap
岡山県倉敷市林

■概要
和歌山県の紀州熊野本宮大社から、701年に修験道の始祖である役行者の高弟たちが当地に祀ったと伝えられています。全国に3800社余りある熊野神社の中で、本宮の昔の姿をこの地にのみ残しているのが特徴です。神殿は重要文化財に指定されており、県の重要文化財も連立しています。また、日本唯一の「いじめ除け」の神として信仰されている八尾羅宮も境内にあり、広く信仰を集めています。写真は『熊野神社 | 倉敷観光WEB』のページから。

■熊野神社の重要文化財建造物
熊野神社 【室町後期】 (1921-05-13指定)

五流尊滝院宝塔
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■住所 GoogleMap
岡山県倉敷市林

■概要
仁治元年(1240年)に頼仁親王と覚仁親王が後鳥羽上皇の一周忌供養のために建立したとされ、上皇の分骨が納められていると伝えられています。高さ約3.8mの花崗岩製で、堅牢な造りが特徴です。方形の壇上積基壇に安定感のある基礎を持ち、円筒形の塔身はシンプルながら力強い印象を与えます。首部と高欄は一石で作られ、高欄には天女が彫刻されています。笠の軒口や軒反りには鎌倉時代の特色が色濃く残されています。写真は『五流尊瀧院宝塔/文化財保護課/倉敷市』のページから。

■五流尊滝院宝塔の重要文化財建造物
五流尊滝院宝塔 【鎌倉前期】 (1956-08-01指定)

高梁川東西用水取配水施設
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■住所 GoogleMap
岡山県倉敷市酒津2826番地

■概要
高梁川下流に位置する農業用水施設で、治水目的の高梁川改修工事の一環として、大正13年に樋門が、同15年に事務所が竣工しました。鉄筋コンクリート造の樋門は、酒津取水樋門が花崗岩の切石で荘重な外観を持ち、南配水樋門は15連からなる大規模な構造です。近世以来の小規模な取水施設を統合し、水利用の合理化と大規模化を実現した、大正期の最大規模の農業用水施設であり、鉄筋コンクリート造樋門の現存例として貴重で、農業土木技術史にも重要な価値を持っています。写真は『高梁川東西用水取配水施設/文化財保護課/倉敷市』のページから。

■高梁川東西用水取配水施設の重要文化財建造物
事務所 【大正】 (2016-09-10指定)
南配水樋門 【大正】 (2016-09-10指定)
酒津取水樋門 【大正】 (2016-09-10指定)
北配水樋門 【大正】 (2016-09-10指定)

遍照院三重塔
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■住所 GoogleMap
岡山県倉敷市西阿知町

■概要
方三間で総高約21m、屋根は本瓦葺きで整然とした逓減が特徴です。屋上には青銅製の相輪があり、柱は総円柱、軒は二軒繁垂木、組物は和様の三手先です。各層には中央間に板唐戸、脇間に連子窓があり、初重には高欄はなく、二・三重には組高欄があります。木鼻の絵様や板彫式蟇股などに室町時代前期の建築様式が見られ、均衡の取れた美しい形態が魅力です。写真は『遍照院三重塔/文化財保護課/倉敷市』のページから。

■遍照院三重塔の重要文化財建造物
遍照院三重塔 【室町中期】 (1925-05-12指定)

宝篋印塔
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■住所 GoogleMap
岡山県倉敷市真備町辻田1561番地

■概要
享保9年(1724年)に発見された宝篋印塔が残されています。花崗岩製で、立方体の塔身に金剛界四仏種子が刻まれています。堂応寺宝篋印塔と同時期に造られたと伝えられますが、様式から鎌倉時代末期から南北朝時代のものと推定されています。写真は『満願寺宝篋印塔/文化財保護課/倉敷市』のページから。

■宝篋印塔の重要文化財建造物
宝篋印塔 【鎌倉後期】 (1965-06-21指定)

旧野﨑家住宅
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■住所 GoogleMap
岡山県倉敷市児島味野一丁目11番19号

■概要
江戸時代後期に塩田王国を築いた野﨑武左衛門の豪邸です。広大な敷地に主屋を中心とした6棟の土蔵群や茶室が点在し、塩田王の財力を示しています。伝統的な建築様式や倉敷格子、海鼠壁が随所に見られ、庭園には枯山水や茶室が配され、四季折々の美しい景色を楽しめます。写真は『国指定重要文化財|旧野崎家住宅|野﨑家塩業歴史館|倉敷市』のページから。

■旧野﨑家住宅の重要文化財建造物
新蔵 【明治】 (2006-12-21指定)
表書院 【江戸末期】 (2006-12-21指定)
御成門 【江戸末期】 (2006-12-21指定)
玄関棟 【江戸末期】 (2006-12-21指定)
主屋 【江戸末期】 (2006-12-21指定)
長屋門 【江戸末期】 (2006-12-21指定)
内蔵 【明治】 (2006-12-21指定)
夜具蔵 【江戸末期】 (2006-12-21指定)
大蔵 【明治】 (2006-12-21指定)
書類蔵 【明治】 (2006-12-21指定)
岡蔵 【明治】 (2006-12-21指定)
味噌蔵 【江戸末期】 (2006-12-21指定)

本荘八幡宮鳥居
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■住所 GoogleMap
岡山県倉敷市児島通生

■概要
大宝元年(701年)に豊前国宇佐ノ宮から勧請されたと伝え、古来より通生庄の総鎮守として神宮寺の僧が奉仕しました。坂上田村麿が平定後、神封150戸を寄付し、建治2年(1276年)に神領の分与が行われました。室町時代初期には祭礼日を市日と定め、参拝者や商人で賑わいました。戦火で社殿が焼失後、再建され、江戸時代には岡山藩主からの寄進を受けました。写真は『本荘八幡宮|岡山県神社検索|岡山県神社庁』のページから。

■本荘八幡宮鳥居の重要文化財建造物
本荘八幡宮鳥居 【室町中期】 (1956-08-01指定)

遍照寺多宝塔
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■住所 GoogleMap
岡山県笠岡市笠岡中央町16番地の2

■概要
慶長11年(1606)に建立された県内最古の多宝塔です。遍照寺は駅前の土地区画整理で西の浜に移転しましたが、多宝塔は今も「いちょう公園」に残り、秋には隣の枝垂れイチョウと共に美しい黄金色の景観を作り出します。写真は『遍照寺多宝塔|観光スポット|またたび笠岡。[笠岡市観光協会]』のページから。

■遍照寺多宝塔の重要文化財建造物
遍照寺多宝塔 【桃山】 (1975-08-01指定)

旧矢掛本陣石井家住宅
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■住所 GoogleMap
岡山県小田郡矢掛町矢掛3079番地

■概要
参勤交代時に大名が宿泊していた豪壮な屋敷で、約1000坪の広大な敷地に日本建築の粋が今も残っています。特に、将軍家の御輿入れで薩摩から江戸に向かう途中、篤姫が宿泊した記録が残る資料が見どころです。写真は『旧矢掛本陣石井家住宅 - Your Home Town - Yakage』のページから。

■旧矢掛本陣石井家住宅の重要文化財建造物
裏門 【江戸後期】 (1969-08-01指定)
麹場 【江戸末期】 (1969-08-01指定)
絞り場 【明治】 (1969-08-01指定)
中門 【明治】 (1969-08-01指定)
西倉 【江戸後期】 (1969-08-01指定)
酒倉 【江戸後期】 (1969-08-01指定)
座敷 【江戸末期】 (1969-08-01指定)
米倉 【江戸末期】 (1969-08-01指定)
内倉 【明治】 (1969-08-01指定)
主屋 【江戸末期】 (1969-08-01指定)
御成門 【江戸末期】 (1969-08-01指定)

旧矢掛脇本陣高草家住宅
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■住所 GoogleMap
岡山県小田郡矢掛町矢掛1981番地

■概要
本陣から東へ約300mの矢掛商店街に位置する脇本陣髙草家は、家老などが宿泊した住宅で、当時の姿が保存・公開されています。約600坪の敷地内には9棟が国の重要文化財に指定され、主屋や蔵座敷、内倉などが並びます。屋敷内の土間には「艸」文様のバケツが吊るされ、実用と意匠が融合した美しい空間を形成しています。また、内蔵を中心に堅固な建築様式の5つの蔵があり、見どころになっています。写真は『旧矢掛脇本陣髙草家住宅 - Your Home Town - Yakage』のページから。

■旧矢掛脇本陣高草家住宅の重要文化財建造物
表屋 【江戸末期】 (1969-08-01指定)
表門 【明治】 (1969-08-01指定)
蔵座敷 【明治】 (1969-08-01指定)
主屋 【江戸末期】 (1969-08-01指定)
内倉 【江戸末期】 (1969-08-01指定)
大倉 【明治】 (1969-08-01指定)
中倉 【江戸後期】 (1969-08-01指定)
門倉 【江戸末期】 (1969-08-01指定)
米倉 【江戸末期】 (1969-08-01指定)

備中松山城
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■住所 GoogleMap
岡山県高梁市内山下

■概要
臥牛山頂上にある天守は、現存する山城では最も高い場所にあります。鎌倉時代に起源を持ち、1683年に水谷勝宗によって修築されました。この地は東西の街道が交差する要地で、戦国時代には激しい争奪戦が繰り広げられました。登城坂の周囲には巨大な岩壁がそびえ、難攻不落の名城の面影を感じさせます。また、秋には紅葉が美しく、圧巻の景色を楽しめます。写真は『備中松山城 - 高梁市公式ホームページ』のページから。

■備中松山城の重要文化財建造物
三の平櫓東土塀 【江戸中期】 (1941-06-19指定)
天守 【江戸中期】 (1941-06-19指定)
二重櫓 【江戸中期】 (1941-06-19指定)

吉川八幡宮本殿
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■住所 GoogleMap
岡山県加賀郡吉備中央町吉川

■概要
京都の石清水八幡宮の別宮として、平安時代中期に創建されたと伝えられています。毎年開催される当番祭は、県下三大祭りの一つで、約1ヶ月間続き、ハイライトは白装束の当番様による「走り競べ」です。写真は『吉川八幡宮(国指定重要文化財)・吉川八幡宮当番祭(県指定重要無形民俗文化財) - 吉備中央町ホームページ』のページから。

■吉川八幡宮本殿の重要文化財建造物
吉川八幡宮本殿 【室町後期】 (1925-05-12指定)

臍帯寺石幢及び石塔婆
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■住所 GoogleMap
岡山県高梁市有漢町上有漢

■概要
有漢町上組大石地区の保月にある石幢は、花崗岩の六角柱に六角笠石と五輪塔を重ねた珍しい構造です。高さ264cmで、正六角柱の径約50cm、一辺25cm前後。第一面には7つの仏が彫られ、仏道修業の道標とされ、室町時代以後の十三仏信仰への過渡期を示す貴重な資料です。第六面には「嘉元四年(1306)」の銘があります。近くの石塔婆は三尊板碑で、釈迦、阿弥陀、地蔵の三尊が刻まれ、高さ314cm、幅43cm、厚さ30cm。下部には「嘉元三年(1305)」の銘があります。写真は『臍帯寺石幢及び石塔婆』のページから。

■臍帯寺石幢及び石塔婆の重要文化財建造物
(石幢) 【鎌倉後期】 (1961-04-01指定)
(石塔婆) 【鎌倉後期】 (1961-04-01指定)

妙本寺番神堂
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■住所 GoogleMap
岡山県上房郡吉備中央町北

■概要
鎌倉時代末期に創建され、日蓮宗西国布教の拠点として栄えました。現在、本堂は県の重要文化財、番神堂は国の重要文化財に指定されています。特徴的な権現造りの建築で、精巧な彫刻が施された本殿の壁面が見どころです。静かな境内では、歴史を感じながらゆったりと過ごせます。写真は『妙本寺(番神堂) - 吉備中央町ホームページ』のページから。

■妙本寺番神堂の重要文化財建造物
妙本寺番神堂 【江戸前期】 (1927-05-12指定)

備中国分寺五重塔
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■住所 GoogleMap
岡山県総社市上林

■概要
聖武天皇の発願により創建された国分寺の一つです。建物は南北朝時代に焼失し、現在のものは江戸時代中期以降に再建されたと伝えられています。境内にそびえる五重塔は、県内唯一のもので、吉備路の象徴的な景観となっています。写真は『備中国分寺』のページから。

■備中国分寺五重塔の重要文化財建造物
備中国分寺五重塔 【江戸後期】 (1980-12-21指定)

宝福寺三重塔
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■住所 GoogleMap
岡山県総社市井尻野

■概要
臨済宗東福寺派の寺院で、画聖雪舟ゆかりの禅寺です。室町末期の備中兵乱で三重塔を残して消失しましたが、江戸時代以降に七堂伽藍が復興されました。境内には山門、仏殿、三重塔をはじめ、経蔵、庫裡、方丈、書院、禅堂、鐘楼堂、開山堂が配置されています。写真は『宝福寺|観光スポット | 岡山観光WEB【公式】- 岡山県の観光・旅行情報ならココ!』のページから。

■宝福寺三重塔の重要文化財建造物
宝福寺三重塔 【室町前期】 (1927-05-12指定)

旧片山家住宅
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■住所 GoogleMap
岡山県高梁市成羽町吹屋367番地

■概要
江戸時代後期から明治期にかけて弁柄(ベンガラ)の製造・販売で栄えた商家で、当時の面影を色濃く残す貴重な歴史的建造物です。建築様式や弁柄製造の様子を通じて、当時の生活様式を垣間見ることができます。写真は『旧片山家住宅・郷土館 - 高梁観光情報|備中たかはし』のページから。

■旧片山家住宅の重要文化財建造物
仕事場及び部屋 【江戸末期】 (2006-12-21指定)
米蔵 【江戸末期】 (2006-12-21指定)
主屋 【江戸後期】 (2006-12-21指定)
宝蔵 【江戸後期】 (2006-12-21指定)
弁柄蔵 【江戸末期】 (2006-12-21指定)

旧遷喬尋常小学校校舎
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■住所 GoogleMap
岡山県真庭市鍋屋17番1

■概要
明治時代の小学校建築の代表例で、西洋文化の影響を受けた近代的な建築様式が特徴です。左右対称の美しい外観、ルネサンス様式の装飾が施された外壁、広々とした教室、そして豪華な装飾が施された講堂が、当時の教育環境と建築技術を物語っています。写真は『 国指定重要文化財 旧遷喬尋常小学校 』のページから。

■旧遷喬尋常小学校校舎の重要文化財建造物
旧遷喬尋常小学校校舎 【明治】 (1999-06-20指定)

福山城
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■住所 GoogleMap
広島県福山市丸ノ内一丁目1番地

■概要
新幹線のホームから間近に見える珍しい城で、徳川家康のいとこ・水野勝成が築城し、石高に対して破格の規模があります。写真は『福山城(ふくやまじょう) - 福山市ホームページ』のページから

■福山城の重要文化財建造物
伏見櫓 【桃山】 (1933-01-12指定)
筋鉄御門 【江戸前期】 (1933-01-12指定)

太田家住宅
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広島県福山市鞆町鞆842番地

■概要
江戸時代から鞆の浦で薬用酒「保命酒」を製造していた蔵元の建物で、瀬戸内海の商家建築を代表する存在です。主屋や醸造蔵など9棟で構成され、江戸中期から後期にかけて整えられました。明治期に太田家が継承し、現在の名称となりました。写真は『江戸の粋・太田家住宅|鞆の浦(とものうら).jp』のページから

■太田家住宅の重要文化財建造物
炊事場 【江戸後期】 (1991-06-22指定)
主屋 【江戸中期】 (1991-06-22指定)
西蔵 【江戸後期】 (1991-06-22指定)
釜屋 【江戸後期】 (1991-06-22指定)
南保命酒蔵 【江戸後期】 (1991-06-22指定)
新蔵 【江戸末期】 (1991-06-22指定)
東保命酒蔵 【江戸後期】 (1991-06-22指定)
北保命酒蔵 【江戸後期】 (1991-06-22指定)
北土蔵 【江戸末期】 (1991-06-22指定)

太田家住宅朝宗亭

■住所 GoogleMap
広島県福山市鞆町鞆846番地

■太田家住宅朝宗亭の重要文化財建造物
離屋 【江戸後期】 (1991-06-22指定)
門屋 【江戸後期】 (1991-06-22指定)
主屋 【江戸後期】 (1991-06-22指定)

安国寺釈迦堂
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■住所 GoogleMap
広島県福山市鞆町大字後地

■概要
1339年に足利尊氏が建立した安国寺の一つで、前身は金宝寺とされています。現在の釈迦堂は金宝寺の仏殿と伝わり、江戸時代の修理を経て昭和8年に解体修理されました。鎌倉時代に導入された禅宗様建築の特徴が随所に見られ、堂内の複雑な構造や鏡天井、弓連子などが印象的です。禅宗様仏殿の典型として、建築史的にも価値のある建造物です。写真は『安国寺釈迦堂(あんこくじしゃかどう) - 福山市ホームページ』のページから。

■安国寺釈迦堂の重要文化財建造物
安国寺釈迦堂 【室町中期】 (1927-05-12指定)

沼名前神社能舞台
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■住所 GoogleMap
広島県福山市鞆町大字後地

■概要
もとは伏見城にあった組立式の能舞台で、福山藩初代藩主・水野勝成が拝領し、福山城に移したと伝えられています。のちに3代藩主・水野勝貞が神社に寄進し、1738年に固定式へ改修されました。部材には番号や符号があり、組立式の構造を残しています。また、屋根はパネル式、仕口はほぞ差しで、仮設的な初期能舞台の特徴を備えた貴重な建物で、鏡板には桃山時代の松竹の絵が残っています。写真は『沼名前神社能舞台(ぬなくまじんじゃのうぶたい) - 福山市ホームページ』のページから

■沼名前神社能舞台の重要文化財建造物
沼名前神社能舞台 【江戸前期】 (1953-11-11指定)

磐台寺観音堂
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■住所 GoogleMap
広島県福山市沼隈町大字能登原

■概要
瀬戸内海の美しい海と岩肌に調和する朱塗りの建物で、子授け・安産の観音様として広く信仰されています。写真は『阿伏兎観音(磐台寺) | 観光スポット | 福山観光コンベンション協会』のページから

■磐台寺観音堂の重要文化財建造物
磐台寺観音堂 【室町後期】 (1956-08-01指定)

明王院
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広島県福山市草戸町

■訪問記

■概要
愛宕山中腹に位置し、眼下に草戸千軒町遺跡を望む真言宗大覚寺派の古刹です。弘法大師が大同2年(807年)に開いたとされ、もとは常福寺と称しました。鎌倉時代末期には本堂が再建され、室町時代には五重塔が建立されました。その後、江戸時代には福山藩主・水野勝成の庇護を受け、三代勝貞のとき常福寺と明王院が合併し、現在の寺号となりました。西国屈指の中世寺院です。

■明王院の重要文化財建造物
国宝 五重塔 【室町前期】 (1953-04-02指定)
国宝 本堂 【鎌倉後期】 (1964-06-21指定)

天寧寺塔婆
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広島県尾道市土堂町

■概要
天寧寺は貞治6年(1367)に足利義詮の発願で創建された曹洞宗の寺院です。本堂は焼失しましたが、背後の山腹に立つ三重塔が現存しています。当初は五重塔でしたが、元禄5年(1692)に三重塔へ改修されました。和様と禅宗様を融合した建築様式で「海雲塔」とも呼ばれ、春には花の雲から相輪を覗かせる姿が尾道の景観を彩ります。写真は『西郷寺〔時宗〕|お寺・神社|観る|尾道市の観光情報』のページから。

■天寧寺塔婆の重要文化財建造物
天寧寺塔婆 【室町前期】 (1949-02-21指定)

西郷寺
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■住所 GoogleMap
広島県尾道市東久保町

■概要
正慶年間(鎌倉時代末期)に遊行六代一鎮が開いたとされる寺院で、当初は「西江寺」と称されました。本堂は文和2年(1353)建立の時宗最古式で、堂内の「泣き龍天井」では手を打つと音が響く現象が楽しめます。その屋根のデザインは尾道市立美術館にも受け継がれています。写真は『西郷寺〔時宗〕|お寺・神社|観る|尾道市の観光情報』のページから。

■西郷寺の重要文化財建造物
山門 【室町中期】 (1961-07-30指定)
本堂 【室町中期】 (1961-07-30指定)

浄土寺
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■住所 GoogleMap
広島県尾道市東久保町

■概要
推古天皇24年(616年)に聖徳太子の開基と伝わる古刹で、中国地方屈指の名刹として知られています。尾道の港町の発展とともに庶民に支えられ、鎌倉時代末から約700年の歴史を刻んできました。本堂・阿弥陀堂・多宝塔は荘厳で、夕日や朝日に照らされる姿はまさに浄土のようです。時代とともに高野山や南都西大寺、江戸時代には泉涌寺派とも関わり、大本山としての地位を築きました。

■浄土寺の重要文化財建造物
裏門 【江戸後期】 (1994-09-09指定)
庫裏及び客殿 【江戸中期】 (1994-09-09指定)
唐門 【江戸中期】 (1994-09-09指定)
宝庫 【江戸後期】 (1994-09-09指定)
方丈 【江戸中期】 (1994-09-09指定)
露滴庵 【江戸中期】 (1953-11-11指定)
阿弥陀堂 【室町前期】 (1913-05-11指定)
山門 【室町前期】 (1953-11-11指定)
国宝 多宝塔 【鎌倉後期】 (1953-04-02指定)
納経塔 【鎌倉後期】 (1953-10-21指定)
宝篋印塔 【室町前期】 (1961-04-01指定)
宝篋印塔 【室町前期】 (1953-10-21指定)
国宝 本堂 【鎌倉後期】 (1953-04-02指定)

西国寺
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■住所 GoogleMap
広島県尾道市西久保町

■概要
天平年間(729〜749)に行基菩薩が創建したと伝えられる真言宗醍醐派の大本山です。山門の仁王門には室町時代末期の仁王像と巨大な草履が奉納されています。金堂や三重塔(足利義教の寄進)など多くの重要文化財を有し、柴燈護摩や節分会などの行事で賑わいます。裏手の摩尼山には八十八ヶ所巡りがあり、頂上付近のタンク岩から尾道の眺望が楽しめます。尾道七佛めぐりの一寺としても知られています。写真は『西國寺〔真言宗〕|お寺・神社|観る|尾道市の観光情報』のページから。

■西国寺の重要文化財建造物
金堂 【室町前期】 (1913-05-11指定)
三重塔 【室町中期】 (1913-05-11指定)

常称寺
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■住所 GoogleMap
広島県尾道市西大久保

■概要
延慶2年(1309)、時宗第2世・他阿真教が尾道で念仏を広めていた際、霊夢に導かれ、榧の大木で一堂を建立したことから「榧堂」と呼ばれるようになりました。度重なる焼失と再建を経て、現在では本堂と山門の間を鉄道と国道が通り、山門は民家の中にひっそりと残されています。写真は『常称寺〔時宗〕|お寺・神社|観る|尾道市の観光情報』のページから。

■常称寺の重要文化財建造物
大門 【室町前期】 (2007-12-20指定)
観音堂 【室町後期】 (2007-12-20指定)
鐘撞堂 【江戸前期】 (2007-12-20指定)
本堂 【室町中期】 (2007-12-20指定)

吉原家住宅
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■住所 GoogleMap
広島県尾道市向島町3854番地

■概要
向島の丘の上に残る江戸時代に代々庄屋を務めた武士の邸宅です。敷地中央に東向きの茅葺き主屋があり、北側には納屋があります。主屋の北側は土間、南側には10の部屋が並び、江戸時代初期に建てられたこの民家は、現存する日本最古の農家とも言われています。写真は『吉原家住宅 - ひろしまたてものがたり』のページから。

■吉原家住宅の重要文化財建造物
主屋 【江戸前期】 (1991-06-22指定)
納屋 【江戸末期】 (1991-06-22指定)

光明坊十三重塔
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■住所 GoogleMap
広島県尾道市瀬戸田町御寺

■概要
天平年間に行基菩薩によって建立され、生口島最古の古刹です。見どころには、後白河皇女如念尼公や法然上人の墓碑、国の重要文化財「十三重石塔婆」、樹齢650年の「イブキビャクシン鎌倉時代に建立された珍しい石造りの塔で、歴史的価値と芸術的な美しさが魅力です。13段の石が積み重ねられた荘厳な姿は圧倒的で、当時の技術や信仰を感じさせます。周囲の自然との調和も美しく、訪れる人々に安らぎを与えています。写真は『光明坊〔真言宗〕|お寺・神社|観る|尾道市の観光情報』のページから。

■光明坊十三重塔の重要文化財建造物
光明坊十三重塔 【鎌倉後期】 (1927-05-12指定)

向上寺三重塔
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■住所 GoogleMap
広島県尾道市瀬戸田町瀬戸田

■訪問記

■概要
室町時代創建とのことですが、保存状態はよくしかも柵はありますがかなりの至近距離で見ることができます。 また、小さな山のほぼ頂きにあるので、バックに瀬戸内海を360度見渡せたりします。

■向上寺三重塔の重要文化財建造物
国宝 向上寺三重塔 【室町中期】 (1958-02-20指定)

宗光寺山門
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■住所 GoogleMap
広島県三原市本町

■概要
四脚門として全国最大級の規模を誇り、太い木割りや桃山時代を感じさせる豪快な彫刻が特徴です。小早川隆景が築いた新高山城から移築されたとされますが、規模や細部の意匠から福島氏が現在地に新築した可能性が高いとされています。写真は『宗光寺山門(デジタルミュージアム) - 三原市ホームページ』のページから。

■宗光寺山門の重要文化財建造物
宗光寺山門 【桃山】 (1953-11-11指定)

米山寺宝篋印塔

■住所 GoogleMap
広島県三原市沼田東町納所

■米山寺宝篋印塔の重要文化財建造物
米山寺宝篋印塔 【鎌倉後期】 (1956-08-01指定)

春風館賴家住宅
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■住所 GoogleMap
広島県竹原市竹原町3876番地

■概要
頼山陽の叔父にあたる頼春風(1753~1825)の住まいで、武家屋敷風の長屋門と門構えが特徴です。安永2年(1773)に、天明元年(1781)に建築され、内部には茶室を持ち、内装は奇屋風で統一されています。その後、安政元年(1854)に焼失しましたが、安政2年(1855)に再建されました。写真は『春風館・復古館|観光スポット|竹原市公式観光サイト ひろしま竹原観光ナビ』のページから。

■春風館賴家住宅の重要文化財建造物
長屋門 【江戸末期】 (1988-12-21指定)
主屋 【江戸末期】 (1988-12-21指定)
裏座敷 【明治】 (1988-12-21指定)
納戸蔵 【大正】 (1988-12-21指定)
米蔵 【明治】 (1988-12-21指定)

復古館賴家住宅
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■住所 GoogleMap
広島県竹原市竹原町3875番地

■概要
春風館の西側に隣接して建てられた木造切妻造二階建の数奇屋建築で、安政6年(1859)に頼春風の養子であった小園が三男の三郎を分家させ、独立させたことが始まりです。製塩業と酒造業を営み、敷地内には明治時代に建築された臼場、米蔵、室蔵、旧光本家住宅の新座敷があります。写真は『復古館頼家住宅(ふっこかんらいけじゅうたく)|竹原市』のページから。

■復古館賴家住宅の重要文化財建造物
臼場 【明治】 (1988-12-21指定)
表屋及び玄関 【明治】 (1988-12-21指定)
米蔵 【明治】 (1988-12-21指定)
主屋 【江戸末期】 (1988-12-21指定)

荒木家住宅

■住所 GoogleMap
広島県庄原市比和町森脇786番地

■概要
柱は手斧仕上げで、茅葺き入母屋造の17世紀建築と伝わる神官の家で、「たかま」や「だや」「土間」など神官特有の造りを持ちます。見学には許可が必要です。

■荒木家住宅の重要文化財建造物
荒木家住宅 【江戸中期】 (1968-05-12指定)

堀江家住宅

■住所 GoogleMap
広島県庄原市高野町中門田字城山下257番地

■堀江家住宅の重要文化財建造物
堀江家住宅 【江戸中期】 (1966-12-20指定)

仏通寺含暉院地蔵堂
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■住所 GoogleMap
広島県三原市高坂町

■概要
応永4年(1397)、小早川春平が愚中周及を迎えて開いた臨済宗の寺院で、地蔵堂は禅宗様式の仏殿。内部には木造地蔵菩薩坐像が安置されています。写真は『佛通寺含暉院地蔵堂(デジタルミュージアム) - 三原市ホームページ』のページから。

■仏通寺含暉院地蔵堂の重要文化財建造物
仏通寺含暉院地蔵堂 【室町中期】 (1949-02-21指定)

吉備津神社本殿
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■住所 GoogleMap
広島県福山市新市町宮内

■概要
慶安元年(1648年)建立の社殿で、備後・安芸地方特有の「余間造り」を持ち、江戸初期の壮麗な構えに室町の風格と桃山の彫刻を兼ね備えた建造物です。写真は『吉備津神社本殿(きびつじんじゃほんでん) - 福山市ホームページ』のページから。

■吉備津神社本殿の重要文化財建造物
吉備津神社本殿 【江戸前期】 (1965-06-21指定)

奥家住宅
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■住所 GoogleMap
広島県三次市吉舎町敷地634番地

■概要
奥家は丹波国の武士を祖とし、天正年間に移住し、宝永年間に屋敷を構え、江戸時代末期には庄屋を務めました。写真は『奥家住宅 - 三次市ホームページ』のページから。

■奥家住宅の重要文化財建造物
主屋 【江戸後期】 (1978-01-12指定)
土蔵 【江戸後期】 (2016-09-10指定)

旙山家住宅
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■住所 GoogleMap
広島県三次市三良坂町灰塚1150番地

■概要
18世紀中期の建築とされる入母屋造茅葺の住宅で、1978年に重要文化財指定。旧双三郡三良坂町灰塚にあったが、灰塚ダム建設で1997~1999年に移築復元。桁行六間半、梁間三間半で、四周に半間の下屋を巡らせた整形四間取り。土間部は三間×四間半に大戸や竈、床上部は「オオデ」「オモテ」「ナンド」「カッテ」の四室構成。構造は古風で改変少なく、保存状態も良好です。特に土間から「カッテ」への上屋柱の配置に見どころがあります。写真は『旧旙山家住宅 - 三次市ホームページ』のページから。

■旙山家住宅の重要文化財建造物
旙山家住宅 【江戸中期】 (1978-01-12指定)

円通寺本堂

■住所 GoogleMap
広島県庄原市本郷町

■円通寺本堂の重要文化財建造物
円通寺本堂 【室町後期】 (1962-08-01指定)

旧真野家住宅(旧所在 広島県世羅郡世羅町)
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■住所 GoogleMap
広島県三次市小田幸町字大平122番地広島県立みよし風土記の丘構内

■概要
写真は『国重要文化財 旧真野家住宅(昭和55(1980)年1月26日指定) - みよし風土記の丘・みよし風土記の丘ミュージアム(広島県立歴史民俗資料館) | 広島県教育委員会』のページから

■旧真野家住宅(旧所在 広島県世羅郡世羅町)の重要文化財建造物
旧真野家住宅(旧所在 広島県世羅郡世羅町) 【江戸中期】 (1980-01-12指定)

世界平和記念聖堂
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■住所 GoogleMap
広島県広島市中区幟町4番29号

■概要
原爆と戦争犠牲者を追悼し世界平和を祈るために建てられました。被爆したラサール神父が呼びかけ、1950年に着工し1954年に完成。設計は村野藤吾が担当し、戦後建築の象徴とされています。写真は『世界平和記念聖堂 | 【公式】広島の観光・旅行情報サイト Dive! Hiroshima』のページから。

■世界平和記念聖堂の重要文化財建造物
世界平和記念聖堂 【昭和】 (2006-09-08指定)

広島平和記念資料館
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■住所 GoogleMap
広島県広島市中区中島町1番3号

■概要
1955年開館の平和記念館を改築し、1994年に開館。2014年から改修を行い、2017年にリニューアルオープンしました。本館と対比的に控えめで重厚なデザインで設計され、本館とは渡り廊下で接続し、左右対称の配置となっています。写真は『広島平和記念資料館 | 資料館について | 施設概要』のページから。

■広島平和記念資料館の重要文化財建造物
広島平和記念資料館 【昭和】 (2006-09-08指定)

竜山八幡神社本殿
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■住所 GoogleMap
広島県山県郡北広島町新庄

■概要
小倉山城跡の南西約800mに位置する吉川氏の氏神で、現在の本殿は吉川元春が永禄元年(1558)に再建しました。内陣の柱には当時の墨書銘が残されており、三間社流れ造り・銅板葺きの建築様式です。県内では厳島神社に次いで古い建物とされ、歴史的価値の高い神社です。写真は『国指定重要文化財 - 北広島町ホームページ』のページから。

■竜山八幡神社本殿の重要文化財建造物
竜山八幡神社本殿 【室町後期】 (1962-08-01指定)

國前寺
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■住所 GoogleMap
広島県広島市東区山根町

■概要
弘法大師により開かれ、約1200年の歴史を持つ古刹です。暦応3年(1340)、日蓮聖人の教えを広めるため日像上人が当地を訪れ、真言宗の暁忍が改宗して開山。明暦2年(1656)には浅野藩主の帰依を受けて寺領を得て七堂伽藍が整備され、寺名を國前寺と改称しました。写真は『自昌山 國前寺|日蓮宗 寺院ページ』のページから。

■國前寺の重要文化財建造物
庫裏 【江戸中期】 (1993-12-20指定)
本堂 【江戸中期】 (1993-12-20指定)

不動院
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■住所 GoogleMap
広島県広島市東区牛田新町三丁目

■概要
南北朝時代に安芸安国寺として創建され、武田氏の庇護のもと栄えましたが、衰退。戦国時代に恵瓊が再興し、寺は大いに発展しました。後に宥珍が入り真言宗に改宗、本尊も不動明王となり不動院と改称。金堂は大内義隆が山口に建てた堂を移築したもので、現存する禅宗様仏殿の中でも最大規模を誇ります。

■不動院の重要文化財建造物
国宝 金堂 【室町後期】 (1958-02-20指定)
鐘楼 【室町中期】 (1952-09-09指定)
楼門 【桃山】 (1958-06-20指定)

旧呉鎮守府司令長官官舎(呉市入船山記念館)
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■住所 GoogleMap
広島県呉市幸町1番1号

■概要
1905年に再建された旧呉鎮守府司令長官官舎を本館とする和洋折衷の建物で、1998年に国の重要文化財に指定。洋館は英国風、和館は住居として使用。敷地内には歴史民俗資料館や旧高烏砲台火薬庫、旧呉海軍工廠塔時計、東郷家住宅離れ、故山苑などもあります。写真は『入船山記念館|Irifuneyama Memorial Museum』のページから。

■旧呉鎮守府司令長官官舎(呉市入船山記念館)の重要文化財建造物
洋館 【明治】 (1998-12-22指定)
和館 【明治】 (1998-12-22指定)

旧澤原家住宅
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■住所 GoogleMap
広島県呉市長ノ木町2番9号

■概要
庄屋を務めた澤原家の住居で、主屋は1756年に再建。1805年には藩主の休憩所として前座敷と表門を新築し、藩主の宿泊も記録されています。江戸から明治にかけて改修が重ねられ、近代生活文化の変遷を伝える貴重な歴史的建造物です。写真は『旧澤原家住宅|呉市の文化財 - 呉市ホームページ』のページから。

■旧澤原家住宅の重要文化財建造物
元蔵 【江戸後期】 (2005-09-10指定)
表門 【江戸後期】 (2005-09-10指定)
前座敷 【江戸後期】 (2005-09-10指定)
三角蔵 【江戸末期】 (2005-09-10指定)
主屋 【江戸後期】 (2005-09-10指定)
三ツ蔵(下蔵) 【江戸後期】 (2005-09-10指定)
三ツ蔵(中蔵) 【江戸後期】 (2005-09-10指定)
三ツ蔵(上蔵) 【江戸後期】 (2005-09-10指定)
新蔵 【明治】 (2005-09-10指定)

本庄水源地堰堤水道施設
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■住所 GoogleMap
広島県呉市焼山北三丁目1542の1

■概要
大正7年完成の本庄水源地は、旧海軍が建設した東洋一と謳われた大規模貯水池です。石張りの美しい重力式コンクリート造堰堤を中心に、丸井戸、第一量水井などで構成され、高い技術水準を示す旧海軍の土木技術の結晶です。現在も呉市水道の基幹施設として機能しており、当時の姿を良好に残す貴重な現役施設です。写真は『本庄水源地堰堤水道施設|呉市の文化財 - 呉市ホームページ』のページから。

■本庄水源地堰堤水道施設の重要文化財建造物
第一量水井 【大正】 (1999-06-20指定)
堰堤 【大正】 (1999-06-20指定)
丸井戸 【大正】 (1999-06-20指定)

桂濱神社本殿
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■住所 GoogleMap
広島県呉市倉橋町字前宮の浦

■概要
文明12年(1480年)の棟札が残る、前室付き三間社流造の建物です。明応8年(1499年)に現在の柿葺きの形に整備され、永正8年(1511年)には僧増順が参籠した墨書が身舎柱に残されています。全体的に繊細な木材が使われ、庇の柱まで円柱にするなど、県内でも珍しい特徴を持つ建築物です。写真は『桂濱神社本殿|呉市の文化財 - 呉市ホームページ』のページから。

■桂濱神社本殿の重要文化財建造物
桂濱神社本殿 【室町後期】 (1982-07-31指定)

福成寺本堂内厨子及び須弥壇
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■住所 GoogleMap
広島県東広島市西条町下三永字西谷

■概要
室町時代前期に造られたもので、当時の仏教建築様式をよく表しています。特に、この厨子は「妻入厨子」の形式の始まりとして建築史的に重要です。また、大内氏の影響を受けており、中国地方の文化研究に貴重な資料となっています。写真は『福成寺 | 東広島市観光協会』のページから。

■福成寺本堂内厨子及び須弥壇の重要文化財建造物
福成寺本堂内厨子及び須弥壇 【室町中期】 (2000-12-20指定)

林家住宅
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■住所 GoogleMap
広島県廿日市市宮島町滝町235番地

■概要
厳島神社の社家である宮島三家の一つ、代々上卿職を務める林家の屋敷です。現在の滝町に位置し、毛利元就の頃に島に定住したと伝わります。東西約48m、南北約19mの敷地に石垣と薬医門式の表門があり、奥行きの長い切妻造りの母屋は、庭園と背後の山を活かした景観が特徴です。写真は『ひろしま文化大百科 - 林家住宅』のページから。

■林家住宅の重要文化財建造物
主屋 【江戸中期】 (1978-01-12指定)
表門 【江戸中期】 (1978-01-12指定)

紅葉谷川庭園砂防施設
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■住所 GoogleMap
広島県廿日市市宮島町

■概要
戦後初の国重要文化財に指定された砂防施設です。枕崎台風の復旧事業として建設され、庭園技術を取り入れた「庭園砂防」の先駆けとして知られます。自然と調和した美しい景観と高い防災機能を両立し、終戦直後の復興における貴重な歴史的遺産でもあります。写真は『紅葉谷公園|観光スポット|一般社団法人宮島観光協会』のページから。

■紅葉谷川庭園砂防施設の重要文化財建造物
紅葉谷川庭園砂防施設 【昭和】 (2020-12-22指定)

厳島神社
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■住所 GoogleMap
広島県廿日市市宮島町

■概要
天照大御神と素盞鳴尊の誓約で誕生した神々を祀り、海上守護神として信仰されました。推古天皇元年(593年)、佐伯鞍職が現在の地に社殿を創建。平安時代には平清盛が寝殿造様式を取り入れ修造し、都の文化が流入しました。以来、時代を超えて崇敬を集め、1996年には世界文化遺産に登録され、日本三景の一つとして現在に至ります。

■厳島神社の重要文化財建造物
国宝 廻廊 (西廻廊) 【桃山】 (1952-04-01指定)
国宝 本社本殿、幣殿、拝殿 【室町後期】 (1952-04-01指定)
国宝 本社祓殿 【鎌倉前期】 (1952-04-01指定)
国宝 廻廊 (東廻廊) 【桃山】 (1952-04-01指定)
国宝 摂社客神社祓殿 【鎌倉前期】 (1952-04-01指定)
国宝 摂社客神社本殿、幣殿、拝殿 【鎌倉前期】 (1952-04-01指定)
朝坐屋 【桃山】 (1899-04-05指定)
反橋 【室町後期】 (1899-04-05指定)
長橋 【桃山】 (1899-04-05指定)
能舞台 【江戸中期】 (1899-04-05指定)
揚水橋 【桃山】 (1899-04-05指定)
大鳥居 【明治】 (1899-04-05指定)
五重塔 【室町中期】 (1900-05-10指定)
摂社大元神社本殿 【室町後期】 (1949-02-21指定)
摂社大国神社本殿 【室町後期】 (1899-04-05指定)
摂社天神社本殿 【室町後期】 (1899-04-05指定)
多宝塔 【室町後期】 (1901-10-19指定)
宝蔵 【室町中期】 (1949-02-21指定)
末社荒胡子神社本殿 【室町中期】 (1904-02-21指定)
末社豊国神社本殿(千畳閣) 【桃山】 (1910-10-21指定)

旧木原家住宅
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■住所 GoogleMap
広島県東広島市高屋町白市1046番地

■概要
寛文5年(1665年)築の西日本でも有数の古い町家です。酒造業などを営んだ豪商・木原家の邸宅で、現在は主屋や蔵、庭園の一部が残ります。一般と異なり座敷が表通り側に配置されており、学術的にも建築文化継承の上でも重要な建築物です。写真は『重要文化財 旧木原家住宅/東広島市ホームページ』のページから。

■旧木原家住宅の重要文化財建造物
旧木原家住宅 【江戸中期】 (1966-07-31指定)

竹林寺本堂
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■住所 GoogleMap
広島県東広島市河内町入野

■概要
篁山(標高535m)の山頂近くにあり、730年に行基によって建立され、小野篁生誕地や弘法大師の登山地としても伝わります。本堂は1511年に再建され、木造地蔵菩薩半跏像や護摩堂、十王堂など多くの重要文化財が残っています。鐘楼堂からは河内を一望でき、境内は四季折々の美しい景色を楽しめます。祈祷護摩供養や華まつりなどの行事も行われます。写真は『竹林寺 | 東広島市観光協会』のページから。

■竹林寺本堂の重要文化財建造物
竹林寺本堂 【室町後期】 (1982-07-31指定)

吉香神社
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■住所 GoogleMap
山口県岩国市横山

■概要
江戸時代に岩国を治めた吉川氏の祖霊を祀る神社です。現在の社殿は享保18年(1728年)に造営され、明治18年(1885年)に現在地へ移築されました。春は桜やツツジ、初夏にはアジサイ、秋には紅葉やイチョウが周囲を彩ります。写真は『吉香神社(きっこうじんじゃ) | 岩国観光振興課-岩国 旅の架け橋』のページから

■吉香神社の重要文化財建造物
鳥居 【江戸中期】 (2004-12-21指定)
神門 【江戸中期】 (2004-12-21指定)
拝殿及び幣殿 【江戸中期】 (2004-12-21指定)
本殿 【江戸中期】 (2004-12-21指定)

旧目加田家住宅
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■住所 GoogleMap
山口県岩国市横山二丁目6番31号

■概要
岩国を治めた吉川氏の祖霊を祀る神社です。現在の社殿は享保18年(1728年)に造営され、明治18年(1885年)に現在地に移築されました。 錦帯橋や吉香公園に隣接し、桜、ツツジ、アジサイ、紅葉、イチョウなど、四季折々の美しい景色を楽しめる場所にあります。歴史と自然が調和した、訪れる価値のあるスポットです。写真は『旧目加田(めかた)家住宅 | 岩国観光振興課-岩国 旅の架け橋』のページから。

■旧目加田家住宅の重要文化財建造物
旧目加田家住宅 【江戸後期】 (1974-02-20指定)

国森家住宅
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■住所 GoogleMap
山口県柳井市大字柳井津467番地

■概要
白漆喰の土蔵造り二階建ての商家で、本瓦葺き屋根が特徴。江戸時代の典型的な商家建築として貴重で、細部まで往時の姿が良好に保存されています。写真は『国森家住宅 - 観光施設案内 - 柳井市ホームページ』のページから。

■国森家住宅の重要文化財建造物
国森家住宅 【江戸後期】 (1974-02-20指定)

四階楼
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■住所 GoogleMap
山口県熊毛郡上関町大字室津字築出町868番1号

■概要
全国でも珍しい、1879年竣工の4階建て擬洋風木造建築です。小方謙九郎が迎賓・宿泊施設として建て、県内最古の洋風建築のひとつとされます。唐獅子牡丹や鳳凰の漆喰彫刻、フランスのステンドグラスなど、凝った内外装が特徴です。写真は『四階楼|観光スポット|【公式】山口県観光/旅行サイト おいでませ山口へ』のページから。

■四階楼の重要文化財建造物
四階楼 【明治】 (2005-12-22指定)

石城神社本殿
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■住所 GoogleMap
山口県光市大字塩田

■概要
創建が敏達天皇3年(574年)と伝わる由緒ある神社です。現在の本殿は室町時代の文明元年(1469年)に大内政弘が再建したとされ、春日造りの見事な建築です。武事・鉱山・農林の神を祀り、昭和59年に屋根の葺き替えが行われました。写真は『石城山 石城神社 | 光市観光協会公式ウェブサイト ツアーガイドひかり』のページから。

■石城神社本殿の重要文化財建造物
石城神社本殿 【室町後期】 (1907-06-21指定)

閼伽井坊多宝塔
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■住所 GoogleMap
山口県下松市大字末武上

■概要
藤原鎌足創設と伝わる花岡八幡宮の社坊「閼伽井坊」にある、日本十六塔のひとつです。高さ13m、柿葺屋根の多宝塔で、「閼伽」とは仏に供える清浄な水を指します。現在は真言宗御室派の寺院です。写真は『閼伽井坊多宝塔 – いくっちゃ!くだまつ観光ガイド』のページから。

■閼伽井坊多宝塔の重要文化財建造物
閼伽井坊多宝塔 【室町後期】 (1907-06-21指定)

国分寺金堂
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■住所 GoogleMap
山口県防府市国分寺町

■概要
奈良時代に聖武天皇の勅願により建立された官寺です。続日本紀の記録から、天平勝宝8年(756)には存在していたとされます。創建当初の境内がほぼそのまま残り、国の史跡に指定されています。また、金堂には多くの仏像や宝物が収められています。写真は『周防国分寺 - 防府市公式ホームページ』のページから。

■国分寺金堂の重要文化財建造物
国分寺金堂 【江戸後期】 (1989-11-29指定)

旧毛利家本邸
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■住所 GoogleMap
山口県防府市多々良一丁目15番地1号

■概要
1916年に竣工の江戸時代の大名屋敷様式を現代の技術で再現した建物です。明治維新後、最後の長州藩主である毛利元徳公が居宅として選び、約四半世紀をかけて完成しました。1996年には国の史跡・名勝に指定されています。写真は『旧毛利家本邸・毛利博物館 - たびたびほうふ - 山口県防府市』のページから。

■旧毛利家本邸の重要文化財建造物
本門 【大正】 (2011-11-12指定)
門番所 【大正】 (2011-11-12指定)
本館 【大正】 (2011-11-12指定)
奥土蔵 【大正】 (2011-11-12指定)
石橋 【大正】 (2011-11-12指定)
台所 【大正】 (2011-11-12指定)
女中部屋 【大正】 (2011-11-12指定)
台所付倉庫 【大正】 (2011-11-12指定)
画像堂 【大正】 (2011-11-12指定)
二階建物置 【大正】 (2011-11-12指定)
用達所倉庫 【大正】 (2011-11-12指定)
洗濯所 【大正】 (2011-11-12指定)

有近家住宅
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■住所 GoogleMap
山口県山口市徳地八坂971番地、同972番地

■概要
江戸時代から酒造業を営んだ豪商の邸宅です。主屋は明治25年に建てられ、大正13年に現在地へ移築されました。昭和8年には毛利本邸を模した表座敷が増築されるなど、近代における大規模住宅の変遷を示す貴重な建物です。写真は『有近家住宅 山口市』のページから。

■有近家住宅の重要文化財建造物
長屋 【昭和】 (2012-12-22指定)
漬物小屋 【昭和】 (2012-12-22指定)
米蔵 【明治】 (2012-12-22指定)
正門 【大正】 (2012-12-22指定)
主屋 【明治】 (2012-12-22指定)
瓶洗場 【昭和】 (2012-12-22指定)
仕込蔵及び留蔵 【大正】 (2012-12-22指定)

月輪寺薬師堂
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■住所 GoogleMap
山口県山口市徳地字上村

■概要
文治5年(1189年)に重源上人が再興したと伝えられる、山口県で最も古い木造建築です。当時の太政大臣、藤原兼実の協力を得て建立され、堂内には多くの仏像が安置されています。写真は『月輪寺薬師堂 附 厨子・棟札 - 山口市ウェブサイト』のページから。

■月輪寺薬師堂の重要文化財建造物
月輪寺薬師堂 【平安後期】 (1949-02-21指定)

旧下関英国領事館
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■住所 GoogleMap
山口県下関市唐戸町3番1

■概要
1906年に竣工した旧下関英国領事館は、現存する領事館建築物としては日本最古です。明治期の外交関連施設の典型として歴史的価値が高く、国際都市・下関を象徴する建物です。赤煉瓦造りの建物は、領事室などがある主屋と附属屋からなります。写真は『重要文化財旧下関英国領事館 | 旧下関英国領事館の公式サイトです。』のページから。

■旧下関英国領事館の重要文化財建造物
本館 【明治】 (1999-06-20指定)
附属屋 【明治】 (1999-06-20指定)

六連島灯台
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■住所 GoogleMap
山口県下関市豊北町大字六連島字船着654番地

■概要
慶応3年(1867年)の大坂条約に基づき、瀬戸内海の難所に整備された五基の灯台の一つで、リチャード・ヘンリー・ブラントンが指導した。明治3年(1870年)に着工し、明治4年に竣工。石造の灯塔に金属製の灯籠が載せられ、当初は二重火口芯の灯器と第四等レンズが設置された。国内最初期の洋式灯台として、近代海上交通史において重要な価値があります。写真は『山口県/社会教育・文化財課/文化財・山口県の文化財』のページから。

■六連島灯台の重要文化財建造物
六連島灯台 【明治】 (2020-12-22指定)

住吉神社
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■住所 GoogleMap
山口県下関市楠乃

■概要
「長門国一の宮」として知られ、全国的に有名な神社で、大阪の住吉大社、博多の住吉神社とともに「日本三大住吉」の一つです。本殿は応安3年(1370)に大内弘世が造進した九間社流造で、室町初期の特異な様式を持ち、国宝に指定されています。拝殿は天文8年(1539)に毛利元就が寄進し、国指定重要文化財です。社内には銅鐘や金銅牡丹唐草透唐鞍など、貴重な文化財が多く保管され、宝物館にはさらに多数の宝物が展示されています。写真は『山口県/社会教育・文化財課/文化財・山口県の文化財』のページから。

■住吉神社の重要文化財建造物
拝殿 【室町後期】 (1954-11-30指定)
国宝 本殿 【室町前期】 (1953-11-11指定)

功山寺仏殿
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■住所 GoogleMap
山口県下関市長府川端町

■概要
功山寺境内にある仏殿は、鎌倉時代の1320年に建てられた純禅宗様の建物です。柱の急な細まりや扇垂木、花頭窓など、禅宗様式の特徴を色濃く残しています。建築年代が判明している禅宗様建築としては日本最古であり、国宝に指定されています。

■功山寺仏殿の重要文化財建造物
国宝 功山寺仏殿 【鎌倉後期】 (1953-11-11指定)

古熊神社
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■住所 GoogleMap
山口県山口市古熊一丁目

■概要
室町時代末期に建立されたとみられる建物です。全国的にも珍しい「楼拝殿造り」という形式で、下方が通路ではなく拝殿の役割も兼ねているのが特徴です。左右に翼廊を持つ楼門式の建物で、入母屋造りの銅板葺きの屋根が特徴です。この独特な建築様式は山口市を中心に多く見られ、地域の歴史的特徴を伝える貴重な建造物として知られています。写真は『山口県/社会教育・文化財課/文化財・山口県の文化財』のページから。

■古熊神社の重要文化財建造物
拝殿 【江戸中期】 (1949-02-21指定)
本殿 【江戸前期】 (1917-10-20指定)

八坂神社本殿
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■住所 GoogleMap
山口県山口市上堅小路

■概要
1520年に大内義興が再建したと伝わる三間社流造りの建物です。特徴的なのは、本殿の周囲と向拝にある計13個の蛙股(かえるまた)で、花や果物、雲などの珍しい図柄が優美に彫刻されています。この建物は、元々は山口大神宮の境内にありましたが、1864年に現在の地に移築されました。これらの蛙股は、建築様式としても非常に価値が高いとされています。写真は『山口県/社会教育・文化財課/文化財・山口県の文化財』のページから。

■八坂神社本殿の重要文化財建造物
八坂神社本殿 【室町後期】 (1917-10-20指定)

山口県旧県庁舎及び県会議事堂
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■住所 GoogleMap
山口県山口市滝町1番1号

■概要
明治後期に構想された未実現の国会議事堂計画に関連し、設計者妻木頼黄と彼のスタッフ、武田五一、大熊喜邦によって大正5年(1916年)に完成しました。後期ルネッサンス様式を基調に、欧米の最新デザインを取り入れた独創的な意匠が特徴で、近代建築としての価値、工芸品としての美しさ、大正デモクラシーやモダニズムを象徴するモニュメントとして貴重な存在です。写真は『旧県会議事堂復原・トップページ - 山口県ホームページ』のページから。

■山口県旧県庁舎及び県会議事堂の重要文化財建造物
旧県庁舎 【大正】 (1984-12-22指定)
旧県会議事堂 【大正】 (1984-12-22指定)

瑠璃光寺五重塔
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■住所 GoogleMap
山口県山口市香山町

■概要
室町時代中期の1442年に、大内義弘の菩提を弔うため弟の大内盛見が建立した五重塔です。高さ31.2m、屋根は檜皮葺きで、安定感のある美しい姿をしています。和様を基調としつつも、内部の珍しい円形須弥壇に禅宗様式が見られるのが特徴です。現在は瑠璃光寺の境内にあり、大内氏の文化を象徴する貴重な遺構として知られています。

■瑠璃光寺五重塔の重要文化財建造物
国宝 瑠璃光寺五重塔 【室町中期】 (1952-11-12指定)

洞春寺
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■住所 GoogleMap
山口県山口市水の上町

■概要
毛利元就の菩提寺で、元々は応永11年(1404年)に大内盛見が建立した国清寺でした。現在の山門はその創建時のもので、禅風の特色がよく表れています。観音堂はもともと上宇野令滝の観音寺にあった室町時代の特徴を持つ禅宗様式もので、大正4年に洞春寺に移建されました。写真は『山口市観光情報サイト 「西の京 やまぐち」 観光スポット情報|洞春寺山門・観音堂重要文化財|』のページから。

■洞春寺の重要文化財建造物
観音堂 【室町中期】 (1917-10-20指定)
山門 【室町中期】 (1954-11-30指定)

今八幡宮
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■住所 GoogleMap
山口県山口市八幡馬場

■概要
室町時代中期、15世紀末頃に建立されたとみられる本殿が特徴です。間口三間、奥行三間の流造りで、屋根はこけら葺きとなっています。内陣の柱は円柱、外陣は角柱と使い分けられています。建物の周囲には10数個の蛙股があり、牡丹のような植物や魚、雲など珍しいモチーフが彫刻されています。その雄大な手法や優れた彫刻は、室町時代の建築様式をよく伝えています。写真は『山口県/社会教育・文化財課/文化財・山口県の文化財』のページから。

■今八幡宮の重要文化財建造物
拝殿 【室町後期】 (1907-06-21指定)
本殿 【室町後期】 (1907-06-21指定)
楼門 【室町後期】 (1907-06-21指定)

龍福寺本堂
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■住所 GoogleMap
山口県山口市大殿大路

■概要
1881年に氷上山興隆寺の釈迦堂を移築したものです。1521年に建立された興隆寺の本堂で、大内氏の財力と勢力を示す大規模な建物です。和様を基調とし、わずかに禅宗様式を取り入れた建築は、戦国時代の城郭建築を思わせる風格を備えています。写真は『山口県/社会教育・文化財課/文化財・山口県の文化財』のページから。

■龍福寺本堂の重要文化財建造物
龍福寺本堂 【室町中期】 (1954-11-30指定)

平清水八幡宮本殿
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■住所 GoogleMap
山口県山口市平井

■概要
室町時代中期の15世紀頃に建立された三間社流造りの社殿です。雄大で簡素な構造が特徴で、特に柱間の蛙股(かえるまた)は、牡丹や宝珠などの透かし彫りがあり、当時の建築様式をよく伝えています。これらの彫刻は、時代が古いほど凹凸が少ないとされています。写真は『山口県/社会教育・文化財課/文化財・山口県の文化財』のページから。

■平清水八幡宮本殿の重要文化財建造物
平清水八幡宮本殿 【室町中期】 (1907-06-21指定)

正八幡宮
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■住所 GoogleMap
山口県山口市秋穂町西

■概要
江戸時代中期の1740年に、長州藩主毛利宗広によって再建された社殿です。山口県特有の「楼拝殿造り」という形式を踏襲しており、拝殿の役割も兼ねた楼門と、三間社流造りの本殿で構成されています。丸彫りのような蛙股の彫刻や、広大な桧皮葺きの屋根など、江戸中期の優れた建築様式を伝えています。写真は『山口県/社会教育・文化財課/文化財・山口県の文化財』のページから。

■正八幡宮の重要文化財建造物
楼門及び庁屋 【江戸中期】 (1989-11-29指定)
拝殿 【江戸中期】 (1989-11-29指定)
本殿 【江戸中期】 (1989-11-29指定)

宇部市渡辺翁記念会館
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■住所 GoogleMap
山口県宇部市朝日町8番1号

■概要
宇部市の発展に貢献した渡辺祐策を記念して、1937年に竣工した建築家・村野藤吾設計の会館です。村野の傑作として知られる宇部市の貴重な文化遺産であり、芸術文化活動の拠点として親しまれています。写真は『渡辺翁記念会館|宇部市公式ウェブサイト』のページから。

■宇部市渡辺翁記念会館の重要文化財建造物
宇部市渡辺翁記念会館 【昭和】 (2005-12-22指定)

旧小野田セメント製造株式会社竪窯
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■住所 GoogleMap
山口県山陽小野田市大字小野田6276番地

■概要
1883年に建造された日本で唯一現存するセメント焼成用の竪窯です。明治期に一部改造されましたが、高さ約18mの煉瓦造りで、当時の窯業技術を伝える貴重な産業遺産です。西日本の近代化を支えた重要な施設として、高い歴史的価値を持っています。写真は『旧小野田セメント製造株式会社竪窯 - 山口県山陽小野田市公式ホームページ』のページから。

■旧小野田セメント製造株式会社竪窯の重要文化財建造物
旧小野田セメント製造株式会社竪窯 【明治】 (2004-12-21指定)

東光寺
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■住所 GoogleMap
山口県萩市大字椿東

■概要
1691年に萩藩主毛利吉就が創建した黄檗宗の寺院です。毛利家の菩提寺として、国の重要文化財に指定された総門や三門などが残ります。裏手の墓所には、奇数代の萩藩主の墓と、500基を超える石灯籠が立ち並んでいます。写真は『観光スポット|萩市観光協会公式サイト|山口県萩市』のページから。

■東光寺の重要文化財建造物
大雄宝殿 【江戸中期】 (1966-07-31指定)
鐘楼 【江戸中期】 (1966-07-31指定)
三門 【江戸後期】 (1966-07-31指定)
総門 【江戸中期】 (1966-07-31指定)

常念寺表門
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■住所 GoogleMap
山口県萩市大字下五間町

■概要
萩城を築城する際、毛利輝元が宿舎とした寺院です。表門は、豊臣秀吉から拝領した京都の聚楽第の裏門を、1633年に移築したものです。雄大な木割や桃山時代の特徴が色濃く残る豪壮な彫刻が施されており、国の重要文化財に指定されています。写真は『観光スポット|萩市観光協会公式サイト|山口県萩市』のページから。

■常念寺表門の重要文化財建造物
常念寺表門 【桃山】 (1954-11-30指定)

熊谷家住宅
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■住所 GoogleMap
山口県萩市大字今魚店町47番地の1

■概要
萩藩の御用商人として栄えた熊谷家は、1768年に建てられた主屋などが国の重要文化財に指定されています。敷地内にある熊谷美術館には、雪舟の書画や日本最古のピアノなど、約3000点にのぼる熊谷家伝来の美術品や歴史資料が収蔵されています。写真は『観光スポット|萩市観光協会公式サイト|山口県萩市』のページから。

■熊谷家住宅の重要文化財建造物
主屋 【江戸後期】 (1974-06-21指定)
宝蔵 【江戸後期】 (1974-06-21指定)
離れ座敷 【江戸後期】 (1974-06-21指定)
本蔵 【江戸中期】 (1974-06-21指定)

旧厚狭毛利家萩屋敷長屋
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■住所 GoogleMap
山口県萩市大字堀内85番地の2

■概要
毛利元就の五男を祖とする厚狭毛利家の武家屋敷です。1856年に建てられた長屋は、間口51.5mと萩に現存する武家屋敷の中で最大規模の建物です。内部は5つに区画され、格式の高い造りは身分の高い者の詰所として使われたと推測されています。写真は『観光スポット|萩市観光協会公式サイト|山口県萩市』のページから。

■旧厚狭毛利家萩屋敷長屋の重要文化財建造物
旧厚狭毛利家萩屋敷長屋 【江戸末期】 (1966-07-31指定)

口羽家住宅
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■住所 GoogleMap
山口県萩市大字堀内146番地

■概要
萩に現存する武家屋敷の中で、最古の部類に属します。主屋は18世紀末から19世紀初めに建てられたもので、入母屋造りの突出部が特徴です。表門は、白壁となまこ壁が美しい、萩で最大規模を誇る雄大な長屋門で、江戸の藩邸から移築されたと伝わります。座敷からは、風光明媚な庭園と橋本川の景色が楽しめます。写真は『観光スポット|萩市観光協会公式サイト|山口県萩市』のページから。

■口羽家住宅の重要文化財建造物
表門 【江戸後期】 (1974-06-21指定)
主屋 【江戸末期】 (1974-06-21指定)

大照院
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■住所 GoogleMap
山口県萩市大字椿

■概要
萩藩初代藩主毛利秀就の菩提寺として、2代藩主綱広によって1656年に再建された寺院です。その後、火災で焼失しましたが、1750年に再建されました。隣接する毛利家墓所には、偶数代の藩主の墓が並び、約600基の石灯籠が立ち並ぶ風景は壮観です。毎年8月の万灯会では、石灯籠に灯が入り、幻想的な光景が広がります。写真は『観光スポット|萩市観光協会公式サイト|山口県萩市』のページから。

■大照院の重要文化財建造物
経蔵 【江戸後期】 (2002-06-21指定)
本堂 【江戸中期】 (2002-06-21指定)
鐘楼門 【江戸中期】 (2002-06-21指定)
書院 【江戸中期】 (2002-06-21指定)
庫裏 【江戸中期】 (2002-06-21指定)

菊屋家住宅
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■住所 GoogleMap
山口県萩市大字呉服町一丁目1番地

■概要
江戸時代から萩藩御用達を務めた豪商の邸宅です。主屋は17世紀に建てられたとされ、全国でも最古級の大型町家として貴重です。広大な敷地には、主屋のほか、本蔵や金蔵、米蔵、釜場など、複数の建物が残されています。特に金蔵には珍しい石造りの地下室があります。これらの建物群は、当時の豪商の暮らしぶりや建築様式を今に伝える貴重な文化遺産です。写真は『山口県/社会教育・文化財課/文化財・山口県の文化財』のページから

■菊屋家住宅の重要文化財建造物
米蔵 【江戸後期】 (1974-06-21指定)
釜場 【江戸中期】 (1974-06-21指定)
金蔵 【江戸後期】 (1974-06-21指定)
本蔵 【江戸後期】 (1974-06-21指定)
主屋 【江戸中期】 (1974-06-21指定)

森田家住宅
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■住所 GoogleMap
山口県萩市大字黒川503番地

■概要
萩藩の庄屋を務めた住宅で、18世紀中期の建築です。毛利藩主が鷹狩の際に利用したことから、「藩主御成間」は武家屋敷をしのぐほど格調高く、柱や床、違棚などに凝った意匠が見られます。後世の改造はあるものの保存状態が良く、江戸時代の上層農家の貴重な例として知られています。また、吉田松陰の養母久満の実家でもあり、松陰も幼い頃に訪れていたと伝えられています。写真は『森田家住宅 江戸時代 上層農家として貴重[国指定重要文化財] - 萩市ホームページ』のページから。

■森田家住宅の重要文化財建造物
森田家住宅 【江戸後期】 (1974-02-20指定)

早川家住宅
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■住所 GoogleMap
山口県長門市通1032番地

■概要
大内氏の家来であった土豪が、江戸時代に鯨組の創業に貢献し、代々庄屋や網頭を務めた家です。1785年の通浦大火で類焼後、黒川甚兵衛の蔵を買い取って移り住んだと伝えられており、18世紀後半の漁家の遺構として貴重な建物です。写真は『早川家住宅 - 長門市ホームページ』のページから。

■早川家住宅の重要文化財建造物
早川家住宅 【江戸後期】 (1974-02-20指定)

角島灯台
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■住所 GoogleMap
山口県下関市豊北町大字角島二三四三番地一

■概要
1876年3月1日に点灯した日本海側初の大型灯台です。イギリス人技師ブラントンが設計した高さ約30mの塔は、花崗岩の装石積みが美しい堅固な造りになっています。内部の螺旋階段は105段あり、細部まで精巧な造作が施されています。現在も現役のレンズは1874年製の第一等フレネルレンズで、希少な価値があります。2000年には角島大橋が開通し、陸続きとなりました。写真は『角島灯台(つのしま) | 「灯台のことなら」 公益社団法人 燈光会』のページから。

■角島灯台の重要文化財建造物
旧官舎 【明治】 (2020-12-22指定)
旧倉庫 【明治】 (2020-12-22指定)
灯台 【明治】 (2020-12-22指定)

三河家住宅
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■住所 GoogleMap
徳島県徳島市富田浜四丁目7番地2

■概要
医師の三河義行氏が1928年頃に自邸として建てた鉄筋コンクリート造の洋風建築です。設計は徳島出身の建築家、木内豊次郎氏が手掛けました。柔らかな曲線や自由なデザインが随所に取り入れられ、ガラスや鉄を多用するなど、ドイツ表現主義の影響が見られます。辛子色の外壁やステンドグラス、グロテスクな装飾など、芸術作品としての建築という概念を強く感じさせます。1945年の徳島大空襲の戦禍を免れた、貴重な歴史的建造物です。は『三河家住宅 | Fun!Fun!とくしま』のページから。

■三河家住宅の重要文化財建造物
三河家住宅 【昭和】 (2007-12-20指定)

犬伏家住宅

■住所 GoogleMap
徳島県板野郡藍住町東中富字大塚傍示二番地一

■概要
江戸時代後期から藍の取引で財を築き、その後は薬の製造・販売を営んでいた犬伏家の住宅です。吉野川の改修工事に伴い、1931年から1934年にかけて全体が建て替えられました。 全体は伝統的な和風建築を基調としながらも、一部に洋風の応接室を取り入れるなど、近代的な特徴を兼ね備えている点が特徴です。主屋のほか、複数の土蔵や門など計15棟が重要文化財に指定されており、この地域の伝統的な建築様式を今に伝える貴重な建物です。なお、現在は一般には非公開となっています。

■犬伏家住宅の重要文化財建造物
主屋 【昭和】 (2020-12-22指定)
座敷 【昭和】 (2020-12-22指定)
応接室 【昭和】 (2020-12-22指定)
書斎 【昭和】 (2020-12-22指定)
宝庫 【昭和】 (2020-12-22指定)
離座敷 【昭和】 (2020-12-22指定)
北蔵 【昭和】 (2020-12-22指定)
乾蔵 【昭和】 (2020-12-22指定)
味噌蔵 【昭和】 (2020-12-22指定)
機械工場 【昭和】 (2020-12-22指定)
五番蔵 【昭和】 (2020-12-22指定)
東蔵 【昭和】 (2020-12-22指定)
巽蔵 【昭和】 (2020-12-22指定)
前納屋 【昭和】 (2020-12-22指定)
表門 【昭和】 (2020-12-22指定)

戸田家住宅

■住所 GoogleMap
徳島県板野郡上板町佐藤塚三三五番地

■概要
江戸時代からこの地域で藍作を営み、明治中期には有数の藍商として繁栄した戸田家の住宅で、1886年(明治19年)頃に建て替えられ、現在の屋敷地の骨格が整えられました。その後、1937年(昭和12年)には質の高い接客空間として東座敷が建築されました。 石垣で高めた敷地を中心に、主屋、土蔵群、藍を寝かせる「藍寝床」などが配置されており、近世以来の伝統的な藍屋敷の全体構成を残しています。一方で、二階を居室にした主屋や、別棟の東座敷には近代的な特徴も見て取ることができ、明治から昭和にかけて最盛期を迎えた藍商の繁栄ぶりを伝える貴重な建物として評価されています。

■戸田家住宅の重要文化財建造物
灰屋 【明治】 (2016-02-20指定)
藍寝床 【明治】 (2016-02-20指定)
西蔵 【江戸末期】 (2016-02-20指定)
長屋門 【明治】 (2016-02-20指定)
乾蔵 【明治】 (2016-02-20指定)
主屋 【明治】 (2016-02-20指定)
東座敷 【昭和】 (2016-02-20指定)
土蔵 【明治】 (2016-02-20指定)

切幡寺大塔
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■住所 GoogleMap
徳島県阿波市市場町切幡

■概要
標高155メートルの中腹に位置し、吉野川と四国山脈の美しい景観が広がります。古く、乙女が弘法大師に布を差し出したことが縁となり、千手観音像が彫られ、乙女は即身成仏し、千手観音菩薩に変身しました。この伝説から「女人即身成仏の寺」として知られ、女性からの人気が高いです。見どころは、大塔からの景色や、乙女が観音に化身した銅像「はたきり観音」などがあります。写真は『得度山 灌頂院 切幡寺 – (一社)四国八十八ヶ所霊場会』のページから。

■切幡寺大塔の重要文化財建造物
切幡寺大塔 【江戸前期】 (1975-08-01指定)

粟飯原家住宅
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■住所 GoogleMap
徳島県名西郡神山町下分字栗生野125番地

■概要
1710年(宝永7年)に建てられたと棟札に記されており、この地方では最古の部類に入る六間取りの平面を持つ大規模な民家です。当時の一般の農家が二間取りや三間取りが普通だったのに対し、六間取りという規模から、支配階級の住宅として貴重なものとされています。 鮎喰川上流の山裾に建っており、広々とした敷地と前面の石垣が特徴です。現在は非公開となっています。写真は『重要文化財 粟飯原家住宅 | 神山マップ | 神山町役場』のページから。

■粟飯原家住宅の重要文化財建造物
粟飯原家住宅 【江戸中期】 (1976-06-21指定)

丈六寺
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■住所 GoogleMap
徳島県徳島市丈六町

■概要
曹洞宗の寺院で、創建は白鳳期と伝えられ、室町時代に再興されました。徳島県最古の寺院の一つで、「阿波の法隆寺」とも呼ばれています。見どころには、徳島県最古の木造建築物である三門や、国指定重要文化財の木造聖観音坐像が安置された観音堂、四季折々の美しい風景が楽しめる庭園があります。また、境内は県の史跡に指定され、秋の紅葉も見どころです。写真は『丈六寺:徳島市公式ウェブサイト』のページから。

■丈六寺の重要文化財建造物
観音堂 【江戸前期】 (1953-04-02指定)
経蔵(旧僧堂) 【江戸前期】 (1998-12-22指定)
三門 【室町後期】 (1953-04-02指定)
本堂(元方丈) 【江戸前期】 (1953-04-02指定)

田中家住宅
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■住所 GoogleMap
徳島県勝浦郡上勝町大字旭字八重地10番地56号

■概要
江戸時代から続く藍商の家です。現在の建物は安政元年(1854年)から約30年かけて建てられました。藍染めの原料を寝かせる「藍寝床」や茅葺き屋根の主屋、地元産の石を使った石垣など、最盛期の藍商の暮らしを今に伝える貴重な建物です。写真は『田中家住宅 | 石井町』のページから。

■田中家住宅の重要文化財建造物
田中家住宅 【江戸中期】 (1976-06-21指定)

福永家住宅
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■住所 GoogleMap
徳島県鳴門市鳴門町高島字浜中1番地

■概要
寛文年間(1661〜1673)から代々塩業を営んできた家です。現在の建物は、主屋が文政11年(1828年)に建てられ、離座敷や土蔵も同時期に完成しました。かつて塩の製造に用いられた釜屋や鹹水溜が保存されており、かつての塩田とともに、この地域の塩業の歴史を伝える貴重な遺構となっています。写真は『文化財|渦の国 鳴門|』のページから。

■福永家住宅の重要文化財建造物
塩納屋 【明治】 (1976-06-21指定)
薪納屋 【江戸末期】 (1976-06-21指定)
納屋 【江戸末期】 (1976-06-21指定)
離座敷 【江戸末期】 (1976-06-21指定)
主屋 【江戸後期】 (1976-06-21指定)
土蔵 【江戸末期】 (1976-06-21指定)

三木家住宅
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■住所 GoogleMap
徳島県美馬市木屋平字貢143番地

■概要
忌部一族の末裔が住む、江戸時代初期に建てられたと推測される民家です。堂々とした茅葺き屋根の寄棟造りが特徴で、徳島県下最古の民家として国の重要文化財に指定されています。鎌倉時代から室町時代にかけての古文書45通も残されており、三木家が古くから天皇即位の大嘗祭に「麁服(あらたえ)」を献上していた歴史を今に伝えています。写真は『三木家住宅 - 【美馬市】観光サイト』のページから。

■三木家住宅の重要文化財建造物
三木家住宅 【江戸前期】 (1976-02-20指定)

箸蔵寺
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■住所 GoogleMap
徳島県三好市池田町州津蔵谷

■概要
善通寺市にある金毘羅大権現を祀る「金毘羅奥の院」として知られる寺院です。弘法大師が開創したと伝えられ、1000年以上の歴史をもちます。本殿をはじめとする6棟の建物が国の重要文化財に指定され、歴史的価値の高い建造物が多数残されています。また、俳優・八代目市川團十郎が寄進した石灯籠や、般若心経の文字が刻まれた石段「般若心経昇経段」も整備されています。写真は『第十五番 箸蔵寺(はしくらじ) – 四国別格二十霊場』のページから。

■箸蔵寺の重要文化財建造物
方丈 【江戸末期】 (2004-09-08指定)
護摩殿 【江戸末期】 (2004-09-08指定)
鐘楼堂 【江戸末期】 (2004-09-08指定)
薬師堂 【江戸末期】 (2004-09-08指定)
天神社本殿 【江戸末期】 (2004-09-08指定)
本殿 【江戸末期】 (2004-09-08指定)

徳善家住宅
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■住所 GoogleMap
徳島県三好市西祖谷山村徳善113番地

■概要
徳島県西部の剣山地祖谷山にある古民家です。元禄12年(1699年)の棟札が残る、祖谷地方で最も古い民家と伝えられています。元は寺院の建物だったとされており、山村農家の典型的な間取りをもち、この地域の民家建築を知る上で貴重な資料となっています。写真は『観光地・体験│大歩危祖谷ナビ三好市公式観光サイト』のページから。

■徳善家住宅の重要文化財建造物
徳善家住宅 【江戸末期】 (2019-12-22指定)

小采家住宅
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■住所 GoogleMap
徳島県三好市東祖谷菅生28番地

■概要
祖谷地方に特徴的な工法で建てられた小規模な民家です。天保年間(1830~1844)の建築とされ、土壁を保護するために割竹で外壁を覆う「ヒシャギ竹」という独特な外観を持っています。また、間取りは「一間取」というシンプルな構成です。昭和58年に旧東祖谷山村から現在の場所に移築復元され、祖谷地方の伝統的な建築様式を今に伝えています。写真は『観光地・体験│大歩危祖谷ナビ三好市公式観光サイト』のページから。

■小采家住宅の重要文化財建造物
小采家住宅 【江戸末期】 (1976-02-20指定)

木村家住宅
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■住所 GoogleMap
徳島県三好市東祖谷釣井107番地

■概要
元禄12年(1699年)の棟札があり、祖谷地方で最も古い民家と伝えられています。元は寺院の建物だったとされ、山村農家の典型的な間取りをもち、この地域の民家建築を知る上で貴重な資料となっています。写真は『観光地・体験│大歩危祖谷ナビ三好市公式観光サイト』のページから。

■木村家住宅の重要文化財建造物
主屋 【江戸中期】 (1976-02-20指定)
隠居屋 【江戸後期】 (2000-04-01指定)

宇志比古神社本殿
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■住所 GoogleMap
徳島県鳴門市大麻町大谷字山田

■概要
かつて当地にあった石清水八幡宮の荘園に勧請された八幡神を祀る神社です。現在の本殿は慶長4年(1599年)に建てられ、徳島県下で最も古い神社建築として貴重な存在です。細部には古い時代の工具の跡が残る一方、寛永12年(1635年)や宝永元年(1704年)の修理時に新しい様式が加えられたと考えられています。写真は『文化財|渦の国 鳴門|』のページから。

■宇志比古神社本殿の重要文化財建造物
宇志比古神社本殿 【桃山】 (2000-12-20指定)

一宮神社本殿

■住所 GoogleMap
徳島県徳島市一宮町西丁

■概要
寛永7年(1630年)に建てられた、江戸時代前期まで遡る数少ない大型神社本殿です。正面に千鳥破風と唐破風造りの向拝を持つ「三間社流造」という形式が特徴で、要所の彫刻には極彩色が施されており、華やかな意匠をもちます。徳島県内で最も古い神社建築の一つです。

■一宮神社本殿の重要文化財建造物
一宮神社本殿 【江戸前期】 (1993-05-12指定)

田中家住宅
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■住所 GoogleMap
徳島県名西郡石井町藍畑字高畑705番地

■概要
江戸時代から続く藍商の家です。現在の建物は、安政元年(1854年)から約30年かけて完成したもので、最盛期の藍商の暮らしを今に伝えています。敷地内には、藍染めの原料を寝かせる「藍寝床」や茅葺き屋根の主屋、地元産の青石を使った石垣などがあり、当時の規模の大きさを感じさせます。写真は『田中家住宅 | 石井町』のページから。

■田中家住宅の重要文化財建造物
灰屋 【明治】 (1976-02-20指定)
表門 【明治】 (1976-02-20指定)
土蔵 【明治】 (1976-02-20指定)
番屋 【明治】 (1976-02-20指定)
味噌部屋 【明治】 (1976-02-20指定)
藍納屋 【明治】 (1976-02-20指定)
南藍寝床 【江戸末期】 (1976-02-20指定)
主屋 【江戸末期】 (1976-02-20指定)
北藍寝床 【明治】 (1976-02-20指定)
座敷 【明治】 (1976-02-20指定)
宝庫 【江戸末期】 (1976-02-20指定)

武知家住宅
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■住所 GoogleMap
徳島県名西郡石井町高川原字天神133番地

■概要
江戸時代から「天元」の屋号で知られた藍商の家です。洪水がもたらす肥沃な土壌を利用した阿波藍の栽培で栄えました。この住宅の最大の特徴は、藍染めの原料となる「すくも」を製造する「藍寝床」です。文政年間に建てられた木造瓦葺二階建ての建物で、現在も藍の製造が続けられており、藍商の歴史を今に伝える貴重な存在です。写真は『武知家藍寝床 | 石井町』のページから。

■武知家住宅の重要文化財建造物
主屋 【江戸末期】 (2018-12-22指定)
離れ 【明治】 (2018-12-22指定)
伝い 【明治】 (2018-12-22指定)
宝庫 【江戸末期】 (2018-12-22指定)
庫蔵 【江戸末期】 (2018-12-22指定)
通門 【明治】 (2018-12-22指定)
東藍床 【江戸末期】 (2018-12-22指定)
西藍床 【江戸末期】 (2018-12-22指定)
寝床 【江戸末期】 (2018-12-22指定)
倉廩 【江戸末期】 (2018-12-22指定)
作男部屋 【江戸末期】 (2018-12-22指定)
下部家 【江戸末期】 (2018-12-22指定)

旧長岡家住宅
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■住所 GoogleMap
徳島県美馬市脇町大字猪尻字西上野34番地

■概要
元は讃岐山脈南麓の脇町にあり、昭和54年に現在の場所へ移築されました。桁行約12m、梁間約6.6mの茅葺き屋根の大きな建物です。雨が少ない地域の特徴として、外壁には杉皮や板を使わない土壁が用いられており、地域の建築様式を今に伝える貴重な建物です。写真は『旧長岡家住宅(きゅうながおかけじゅうたく) 〔国指定重要文化財〕 - 【美馬市】観光サイト』のページから。

■旧長岡家住宅の重要文化財建造物
旧長岡家住宅 【江戸中期】 (1976-06-21指定)

香川県庁舎旧本館及び東館
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■住所 GoogleMap
香川県高松市番町4丁目1番3

■概要
昭和30~33年に建築され、東京大学の丹下健三研究室が設計を担当しました。免震化工事が行われ、当初の状態が良好に維持されています。旧本館は鉄筋コンクリート造の8階建で、開放的なフロア構成が特徴です。東館は3階建で、ピロティや大会議場があります。南庭には石灯籠と太鼓橋があり、家具やバルコニー手摺なども丹下健三研究室と剣持デザイン研究所が設計しました。写真は『香川県庁舎旧本館及び東館|高松市』のページから。

■香川県庁舎旧本館及び東館の重要文化財建造物
香川県庁舎旧本館及び東館 【昭和】 (2022-02-20指定)

高松城
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■住所 GoogleMap
香川県高松市玉藻町

■概要
生駒親正によって築城され、後に松平氏により大規模に改修された。特に寛文10年(1670年)から行われた改修で、月見櫓、水手御門、渡櫓、艮櫓の4棟が建築された。このうち月見櫓と渡櫓は延宝4年(1676年)に完成。月見櫓は海を監視し、水手御門は参勤交代の船着場だった。艮櫓は延宝5年(1677年)に建築され、城の丑寅の方角に位置することから名付けられた。写真は『高松城(玉藻公園)|高松市』のページから。

■高松城の重要文化財建造物
旧東之丸艮櫓 【江戸中期】 (1947-02-22指定)
北之丸渡櫓 【江戸中期】 (1947-02-22指定)
北之丸水手御門 【江戸末期】 (1947-02-22指定)
北之丸月見櫓 【江戸中期】 (1947-02-22指定)

披雲閣
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■住所 GoogleMap
香川県高松市玉藻町2番1号

■概要
高松城三ノ丸の御殿跡に建てられ、大正3~6年(1914年~1917年)に松平頼壽の別邸として建築され、香川県の迎賓館的役割も果たしました。木造一部2階建で、接客、居住、家政の機能を持つ各棟が渡り廊下で接続されています。平面は公的な部屋と私的な部屋が配置され、トラス構造の小屋組みが特徴です。付倉庫や裏門、袖塀、四阿なども同時期に建てられ、共に指定文化財となっています。写真は『披雲閣(旧松平家高松別邸)|高松市』のページから。

■披雲閣の重要文化財建造物
倉庫 【大正】 (2012-09-08指定)
本館付倉庫 【大正】 (2012-09-08指定)
本館 【大正】 (2012-09-08指定)

屋島寺本堂
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■住所 GoogleMap
香川県高松市屋島東町

■概要
元和4年(1618年)に竜厳により再建されたとされてきたが、昭和32年(1957年)の解体修理で、鎌倉時代の古材や建築様式が確認された。これにより、本来の鎌倉様式である黒漆と丹塗に復元された。屋根は入母屋造りで、軒には二重繁垂木が見られる。内部は外陣と内陣に分かれており、内陣中央には本尊を納めた厨子が安置されている。この復元により、往時の美しい姿が蘇った。写真は『屋島寺本堂|高松市』のページから。

■屋島寺本堂の重要文化財建造物
屋島寺本堂 【江戸前期】 (1955-08-01指定)

旧河野家住宅(旧所在 愛媛県上浮穴郡小田町)
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■住所 GoogleMap
香川県高松市屋島中町91番地四国民家博物館構内

■概要
18世紀終わりの愛媛県上川(現・内子町)の典型的な農家で、昭和54年に四国村に移築、修理復元されました。入母屋造りのカヤ葺き屋根で、床上部は珍しい簀子床です。南面に建てられ、横2間取りで、「チャノマ」と「ザシキ」などが配置され、構造美が特徴です。製紙のコウゾ蒸し装置があり、江戸時代の副業を示す貴重な資料となっています。土壁と格子窓も古い農家の特色を伝えています。写真は『旧河野家住宅|高松市』のページから。

■旧河野家住宅(旧所在 愛媛県上浮穴郡小田町)の重要文化財建造物
旧河野家住宅(旧所在 愛媛県上浮穴郡小田町) 【江戸後期】 (1982-02-21指定)

旧下木家住宅(旧所在 徳島県美馬郡一宇村)
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■住所 GoogleMap
香川県高松市屋島中町91番地四国民家博物館構内

■概要
徳島県美馬郡一宇村の剣山北側にあり、安永10年(1781年)に建てられたことが棟札からわかる。昭和51年に移築・復元された。屋根は寄棟の茅葺で、間口7間、奥行4間の東西に細長い主屋を持つ。内部は土間、ナイショ、オモテの3室からなり、各室間に「コキ柱」が立てられている。この地域では珍しい、建築年代が明確な民家であり、太い梁を組んだ力強い木組みの空間構成が特徴である。写真は『旧下木家住宅|高松市』のページから。

■旧下木家住宅(旧所在 徳島県美馬郡一宇村)の重要文化財建造物
旧下木家住宅(旧所在 徳島県美馬郡一宇村) 【江戸後期】 (1982-02-21指定)

旧恵利家住宅
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■住所 GoogleMap
香川県さぬき市大川町富田中3277番地

■概要
香川県に現存する最古級の農家建築は、構造や手法から17世紀末頃に建てられたと推定されています。元は香川県大川町新名にありましたが、平成13年に現在の場所へ移築されました。全国的に見られる「三間取り」の様式に、香川県東部独自の様式を取り入れているのが特徴です。写真は『重要文化財旧恵利家住宅 | 香川県 さぬき市』のページから。

■旧恵利家住宅の重要文化財建造物
旧恵利家住宅 【江戸中期】 (1971-08-01指定)

明王寺釈迦堂
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■住所 GoogleMap
香川県小豆郡小豆島町池田

■概要
1522年から11年かけて建造された室町時代の典型的な建築様式で、入母屋造りの本瓦葺き屋根が特徴です。当時の人々の思いがわかる文字瓦が残されています。写真は『明王寺釈迦堂【国指定重要文化財】/小豆島町』のページから。

■明王寺釈迦堂の重要文化財建造物
明王寺釈迦堂 【室町後期】 (1907-06-21指定)

小比賀家住宅
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■住所 GoogleMap
香川県高松市御廐町331番地

■概要
江戸時代に庄屋を務めた屋敷で、主屋は17世紀前期の建築とされています。主屋、午門(うまもん)、土蔵、米蔵の4棟が国の重要文化財に指定されており、特に午門は国内最大級の規模を誇ります。主屋西側には香川県指定の名勝庭園もあります。平成25年から耐震補強を兼ねた保存修理が行われ、文化財としての価値を保ちつつ後世に伝えています。写真は『小比賀家住宅 主屋 午門 土蔵 米蔵 附土塀|高松市』のページから。

■小比賀家住宅の重要文化財建造物
午門 【江戸後期】 (1971-08-01指定)
主屋 【江戸前期】 (1971-08-01指定)
土蔵 【江戸中期】 (1971-08-01指定)
米蔵 【江戸末期】 (1971-08-01指定)

白峯寺
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■住所 GoogleMap
香川県坂出市青海町

■概要
弘法・智証大師によって開基されたと伝えられる霊山で、崇徳上皇の御陵があるなど歴史的に重要な場所です。境内には多くの文化財があり、特に十三重塔2基は鎌倉時代の貴重な史跡です。その他、五重塔や石灯籠などの建造物、木造吉祥天立像などの工芸品、両界曼陀羅などの絵画が所蔵されています。中世から近世にかけての寄進状や書跡類も秘宝として保管されています。写真は『白峯寺 - 坂出市ホームページ』のページから。

■白峯寺の重要文化財建造物
(2) 【鎌倉後期】 (1954-11-30指定)
(1) 【鎌倉後期】 (1954-11-30指定)
本堂 【江戸中期】 (2017-09-11指定)
大師堂 【江戸後期】 (2017-09-11指定)
阿弥陀堂 【江戸中期】 (2017-09-11指定)
行者堂 【江戸後期】 (2017-09-11指定)
薬師堂 【江戸後期】 (2017-09-11指定)
頓證寺殿 【江戸中期】 (2017-09-11指定)
勅額門 【江戸中期】 (2017-09-11指定)
客殿 【江戸中期】 (2017-09-11指定)
御成門 【江戸中期】 (2017-09-11指定)

神谷神社本殿
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■住所 GoogleMap
香川県坂出市神谷町

■概要
鎌倉時代に再建された我が国最古級の建築様式を持つ建物です。建保7年(1219年)に再建されたことを示す棟札が発見され、檜皮葺の屋根やヤリガンナ仕上げの柱などに当時の特徴がよく表れています。その名は平安時代の文献にも見られる由緒ある神社です。写真は『国宝神谷神社本殿 - 坂出市ホームページ』のページから。

■神谷神社本殿の重要文化財建造物
国宝 神谷神社本殿 【鎌倉前期】 (1955-02-20指定)

鍋島灯台
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■住所 GoogleMap
香川県坂出市与島町鍋島

■概要
瀬戸内海国立公園内に位置する、塩飽諸島にある石造りの洋式灯台です。 明治6年(1873年)に建設されたこの灯台は、高さ9.8m。兵庫の開港にあわせて瀬戸内海に設置された灯台の一つです。 「日本の灯台の父」と称される英国人技師、リチャード・ヘンリー・ブラントンが来日直後に建設を主導した、我が国最初期の洋式灯台の一つとして歴史的に高い価値があります。 大阪・神戸を結ぶ瀬戸内海航路の安全を守る、重要な航路標識として現在も役割を果たしています。写真は『鍋島灯台 - 近代の文化遺産の保存と活用 - 近代の文化遺産の保存と活用』のページから。

■鍋島灯台の重要文化財建造物
鍋島灯台 【明治】 (2022-12-21指定)

丸亀城
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■住所 GoogleMap
香川県丸亀市一番丁無番地

■概要
、日本一の高さを誇る石垣で知られる「石垣の名城」です。その石垣の上に建つ天守は、全国に12しかない現存天守の一つです。慶長2年(1597年)から5年がかりで生駒親正・一正親子によって築かれたこの平山城は、規模は小さいが、築城から400年以上経った今も、自然と調和した独自の様式美を保ち続けています。写真は『丸亀城 - 丸亀市公式ホームページ』のページから

■丸亀城の重要文化財建造物
大手一の門 【江戸中期】 (1957-07-31指定)
大手二の門 【江戸中期】 (1957-07-31指定)
天守 【江戸前期】 (1943-07-30指定)

善通寺
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■住所 GoogleMap
香川県善通寺市善通寺町三丁目

■概要
弘法大師空海が誕生された地であり、四国八十八ヶ所霊場の75番札所です。京都の東寺、高野山と並ぶ弘法大師三大霊跡の一つとして、古くから信仰を集めています。 総面積約45,000平方メートルの広大な境内は、金堂や五重塔がある創建時からの寺域「伽藍(東院)」と、御影堂を中心とする弘法大師の生家跡「誕生院(西院)」の東西二院に分かれています。写真は『総本山善通寺|スポット・体験|香川県観光協会公式サイト - うどん県旅ネット』のページから。

■善通寺の重要文化財建造物
五重塔 【江戸末期】 (2012-12-22指定)
金堂 【江戸後期】 (2012-12-22指定)

旧善通寺偕行社
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■住所 GoogleMap
香川県善通寺市文京町二丁目1番1号

■概要
日清戦争後に増設された第十一師団の将校たちの社交場として、明治36年(1903年)に善通寺町で竣工しました。写真は『旧善通寺偕行社 - 善通寺市ホームページ』のページから。

■旧善通寺偕行社の重要文化財建造物
旧善通寺偕行社 【明治】 (2001-07-31指定)

金刀比羅宮
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■住所 GoogleMap
香川県仲多度郡琴平町

■概要
「こんぴらさん」として親しまれる海の神様です。御本宮まで785段、奥社まで1,368段に及ぶ石段が有名で、道中には重要文化財や美術品など多くの見どころがあります。写真は『金刀比羅宮|スポット・体験|香川県観光協会公式サイト - うどん県旅ネット』のページから。

■金刀比羅宮の重要文化財建造物
旭社 【江戸末期】 (1982-02-21指定)
奥書院 【江戸中期】 (1955-08-01指定)
四脚門 【江戸前期】 (1982-02-21指定)
表書院 【江戸前期】 (1955-08-01指定)

旧金毘羅大芝居
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■住所 GoogleMap
香川県仲多度郡琴平町西乙1241番地

■概要
天保6年(1835年)築の現存する日本最古の芝居小屋です。通称「金丸座」。江戸時代の舞台機構が残り、毎年春には歌舞伎公演が行われています。写真は『旧金毘羅大芝居(金丸座) | 琴平町で楽しむ情報 - 琴平町公式ホームページ』のページから。

■旧金毘羅大芝居の重要文化財建造物
旧金毘羅大芝居 【江戸末期】 (1970-07-31指定)

観音寺金堂
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■住所 GoogleMap
香川県観音寺市八幡町

■概要
約1300年前、日証上人が琴弾八幡宮の別当として創立。弘法大師が7代住職の時に「観音寺」と改めました。明治の神仏分離令で、琴弾八幡宮と観音寺がそれぞれ68番、69番札所だったのが、観音寺の本尊を神恵院に移して68番と定めたため、「一山二霊場」という珍しい形となりました。写真は『神恵院・観音寺|スポット・体験|香川県観光協会公式サイト - うどん県旅ネット』のページから。

■観音寺金堂の重要文化財建造物
観音寺金堂 【江戸中期】 (1959-08-01指定)

国分寺本堂
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■住所 GoogleMap
香川県高松市国分寺町国分

■概要
本瓦葺き入母屋造の建物です。内部は外陣と内陣に分かれ、内陣中央の須弥壇には本尊の千手観音立像が安置されています。天正年間の兵火を免れた貴重な建物であり、修理の際には、讃岐国分寺の金堂や講堂の礎石が使われていることが確認されました。写真は『国分寺本堂|高松市』のページから。

■国分寺本堂の重要文化財建造物
国分寺本堂 【鎌倉後期】 (1904-10-21指定)

覚城院鐘楼
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■住所 GoogleMap
香川県三豊市仁尾町仁尾

■概要
弘法大師が開基と伝わる真言宗の寺です。応永年間に増吽僧正によって再建されましたが、天正年間に長宗我部の侵入で落城した仁尾城跡地へ移築されました。令和元年、第五十九世住職大圓が晋山し、法燈が受け継がれています。は『香川-覚城院【かくじょういん】|良縁・子授け・安産祈願・結婚式』のページから。

■覚城院鐘楼の重要文化財建造物
覚城院鐘楼 【桃山】 (1947-02-22指定)

常徳寺円通殿
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■住所 GoogleMap
香川県三豊市仁尾町仁尾

■概要
北朝時代末期の明徳2年(1391年)頃に創建されたと伝えられる寺院です。本尊を安置する円通殿は、応永8年(1401年)に建立されました。入母屋造り・本瓦葺きの建物で、四国では数少ない中世の禅宗様式の仏堂です。その構造は、桁行・梁間とも三間で、内部の床は四半瓦敷き、天井には龍の絵が描かれているとされています。写真は『常徳寺/三豊市』のページから。

■常徳寺円通殿の重要文化財建造物
常徳寺円通殿 【室町中期】 (1955-08-01指定)

本山寺二王門
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■住所 GoogleMap
香川県三豊市豊中町本山

■概要
弘法大師が開基した真言宗の寺院です。四国霊場唯一の馬頭観世音菩薩を本尊とし、四国では珍しい五重塔が建ちます。また、長宗我部軍の侵攻を免れたとされる国宝の本堂や、三つの建築様式が特徴的な仁王門など、多くの文化財を有しています。写真は『七宝山 持宝院 本山寺 (一社)四国八十八ヶ所霊場会』のページから。

■本山寺二王門の重要文化財建造物
二王門 【室町中期】 (1904-10-21指定)
国宝 本堂 【鎌倉後期】 (1955-08-01指定)

豊稔池堰堤
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香川県観音寺市大野原町田野々

■概要
大正時代に造られたコンクリート製ため池で、今も活用されています。中央部が5つのアーチと6つの扶壁で構成されるマルチプルアーチ式という希少な構造で、農業土木の歴史的価値が認められています。写真は『豊稔池堰堤(ほうねんいけえんてい) - 観音寺市ホームページ』のページから

■豊稔池堰堤の重要文化財建造物
豊稔池堰堤 【昭和】 (2006-12-21指定)

志度寺
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■住所 GoogleMap
香川県さぬき市志度

■概要
四国霊場八十六番札所の名刹です。国重要文化財の十一面観音を本尊とし、運慶作と伝わる仁王像は長宗我部元親を退かせたとされます。境内には、海女の墓や五重塔など、歴史を伝える多くの文化財があります。写真は『四国霊場第86番札所志度寺 | 香川県 さぬき市』のページから。

■志度寺の重要文化財建造物
仁王門 【江戸中期】 (1983-07-30指定)
本堂 【江戸中期】 (1983-07-30指定)

長尾寺経幢
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■住所 GoogleMap
香川県さぬき市長尾西

■概要
街中にある四国霊場第87番札所です。鐘楼を兼ねる仁王門の大草鞋が目印で、元寇の戦没者を供養した国の重要文化財「経幢」があります。また、菅原道真ゆかりの地であり、源義経と別れた静御前が母と共に得度したと伝えられています。写真は『長尾寺|スポット・体験|香川県観光協会公式サイト - うどん県旅ネット』のページから。

■長尾寺経幢の重要文化財建造物
2 【鎌倉後期】 (1954-11-30指定)
1 【鎌倉後期】 (1954-11-30指定)

細川家住宅
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■住所 GoogleMap
香川県さぬき市多和額東46番地

■概要
香川県東部山間地の農家としての特徴を残す貴重な建物です。昭和41年に発見され、昭和46年に国の重要文化財に指定されました。母屋や納屋、便所などが山の地形を活かして配置されているのが特徴です。写真は『重要文化財細川家住宅 | 香川県 さぬき市』のページから。

■細川家住宅の重要文化財建造物
細川家住宅 【江戸後期】 (1971-08-01指定)

萬翠荘(旧久松家別邸)
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■住所 GoogleMap
愛媛県松山市一番町三丁目19番地1号

■概要
松山・萬翠荘:皇太子も宿泊した大正レトロモダン建築 松山藩主の子孫、久松定謨が欧州滞在の経験を活かし、建築家・木子七郎と建てた萬翠荘は、大正11年(1922年)竣工の純フランス風別邸です。鉄筋コンクリート造3階建てで、タイル張りの外観やロココ調の内装など、随所に欧風の意匠が凝らされています。竣工後すぐに皇太子(後の昭和天皇)の宿泊所にもなり、地域のランドマークとして親しまれています。写真は『萬翠荘(旧久松家別邸) 松山市公式ホームページ PCサイト』のページから。

■萬翠荘(旧久松家別邸)の重要文化財建造物
管理人舎 【大正】 (2011-11-12指定)
本館 【大正】 (2011-11-12指定)

松山城
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■住所 GoogleMap
愛媛県松山市丸之内

■概要
1602年から約25年かけて築かれ、全国に12しかない現存天守の一つです。市内中心部に位置し、天守最上階からは松山平野や瀬戸内海を一望できます。特に、二之丸から本丸にかけては「登り石垣」と呼ばれる珍しい防備手法が用いられ、南側がほぼ完璧な状態で残っています。堀之内を含む城山公園全体が国の史跡、21棟が重要文化財に指定されています。夜景スポットや桜の名所としても親しまれています。写真は『松山城の紹介 | 観覧ガイド | 四国・愛媛の松山城』のページから

■松山城の重要文化財建造物
戸無門 【江戸後期】 (1935-06-20指定)
隠門 【江戸前期】 (1935-06-20指定)
隠門続櫓 【江戸前期】 (1935-06-20指定)
紫竹門 【江戸末期】 (1935-06-20指定)
紫竹門西塀 【江戸末期】 (1935-06-20指定)
一ノ門東塀 【江戸末期】 (1935-06-20指定)
紫竹門東塀 【江戸末期】 (1935-06-20指定)
一ノ門南櫓 【江戸末期】 (1935-06-20指定)
二ノ門南櫓 【江戸末期】 (1935-06-20指定)
乾櫓 【江戸前期】 (1935-06-20指定)
一ノ門 【江戸末期】 (1935-06-20指定)
筋鉄門東塀 【江戸末期】 (1935-06-20指定)
三ノ門南櫓 【江戸末期】 (1935-06-20指定)
二ノ門 【江戸末期】 (1935-06-20指定)
三ノ門 【江戸末期】 (1935-06-20指定)
三ノ門東塀 【江戸末期】 (1935-06-20指定)
二ノ門東塀 【江戸末期】 (1935-06-20指定)
野原櫓 【江戸前期】 (1935-06-20指定)
天守 【江戸末期】 (1935-06-20指定)
仕切門 【江戸末期】 (1935-06-20指定)
仕切門内塀 【江戸末期】 (1935-06-20指定)

大宝寺本堂
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愛媛県松山市南江戸五丁目

■概要
大宝年間創建と伝わる県内最古級の木造建築です。平安末期の特徴を持つ鎌倉時代初期の和様建築で、円柱と簡素な舟肘木が特徴。特に、従来の定説を覆す鎌倉時代初期の建築に「又四郎尺」と呼ばれる江戸中期の尺度が使われている点が注目されています。内部の厨子(1631年作)は国宝に指定されており、歴史的価値の高い文化財です。写真は『大宝寺本堂 1棟、附 厨子1基、棟札1枚 松山市公式ホームページ PCサイト』のページから。

■大宝寺本堂の重要文化財建造物
国宝 大宝寺本堂 【鎌倉前期】 (1953-04-02指定)

伊佐爾波神社
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愛媛県松山市桜谷町

■概要
135段の石段を上ると現れる鮮やかな朱色の社殿は、日本三大八幡造りの一つに数えられます。豪華絢爛な楼門をくぐると、金箔を施された支柱や精巧な彫刻など、その壮大な美しさに圧倒されます。回廊には和算学の貴重な資料が数多く残されており、松山における和算学の隆盛を今に伝えています。写真は『伊佐爾波神社|愛媛のスポット・体験|愛媛県の公式観光サイト【いよ観ネット】』のページから。

■伊佐爾波神社の重要文化財建造物
楼門 【江戸中期】 (1967-07-31指定)
申殿及び廊下 【江戸中期】 (1967-07-31指定)
本殿 【江戸中期】 (1956-08-01指定)
廻廊 【江戸中期】 (1967-07-31指定)

道後温泉本館
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愛媛県松山市道後湯之町5番6号

■概要
明治27年(1894年)に改築された道後温泉のシンボルで日本最古の歴史を持つ温泉です。歴史ある共同浴場として、今も現役です。風情ある木造建築の中で、夏目漱石ゆかりの「坊っちゃん湯」など、趣の異なる湯を楽しめます。道後の歴史と文化を肌で感じられる特別な場所です。写真は『【公式サイト】道後温泉』のページから。

■道後温泉本館の重要文化財建造物
玄関棟 【大正】 (1994-12-22指定)
南棟 【大正】 (1994-12-22指定)
神の湯本館 【明治】 (1994-12-22指定)
又新殿・霊の湯棟 【明治】 (1994-12-22指定)

石手寺
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愛媛県松山市石手二丁目

■概要
奈良時代に行基が開いたと伝えられ、本堂や三重塔、二王門など、国宝や重要文化財に指定された多くの文化財を有しています。特に、おびただしい数の風車が回る境内は圧巻で、異国情緒あふれるパワースポットとしても知られています。写真は『石手寺本堂 1棟、附 銘札1枚、棟札3枚 松山市公式ホームページ PCサイト』のページから。

■石手寺の重要文化財建造物
訶梨帝母天堂 【鎌倉後期】 (1953-04-02指定)
護摩堂 【室町前期】 (1953-04-02指定)
五輪塔 【鎌倉後期】 (1952-11-12指定)
三重塔 【鎌倉後期】 (1907-06-21指定)
鐘楼 【室町前期】 (1907-06-21指定)
国宝 二王門 【鎌倉後期】 (1952-11-12指定)
本堂 【鎌倉後期】 (1907-06-21指定)

浄土寺本堂
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愛媛県松山市鷹子町

■概要
四国八十八ヶ所49番札所で、孝謙天皇勅願の古刹です。兵火で焼失後、文明14年(1482年)に河野通宣により再建された本堂は、禅宗様式を取り入れた精緻な厨子を擁し、最古で大永5年(1525年)の巡礼者の墨書が残るなど、歴史の深さを感じさせます。写真は『浄土寺本堂 1棟、附 厨子1基 松山市公式ホームページ PCサイト』のページから。

■浄土寺本堂の重要文化財建造物
浄土寺本堂 【室町後期】 (1953-04-02指定)

医王寺本堂内厨子
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愛媛県東温市北方

■概要
天文3年(1534年頃)に作られた室町時代の秀作です。禅宗様式(唐様)の特徴をよく表しており、正面103cm、側面73cm、棟高289cmの規模を誇ります。また、3年に一度、旧暦6月17日には伝統行事「十七夜(入船まつり)」が開催されます。写真は『医王寺 – とうおん旅あそび 一般社団法人 東温市観光物産協会 東温市の自然・みどころ・観光情報、物産情報』のページから。

■医王寺本堂内厨子の重要文化財建造物
医王寺本堂内厨子 【室町後期】 (1966-07-31指定)

三島神社本殿
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愛媛県東温市北方

■概要
南北朝時代(1339年頃)建立と伝わる本殿は、三間社流造銅版葺で、県指定有形文化財の「木造随身立像」(1359年作)を安置しています。像は寄木造彩色で、冠と兵杖を帯びた吽形の左大神2体です。市指定有形文化財の木造狛犬一対も安置されており、随身立像と同一作者の可能性も指摘されています。写真は『則之内 三島神社本殿 – とうおん旅あそび 一般社団法人 東温市観光物産協会 東温市の自然・みどころ・観光情報、物産情報』のページから。

■三島神社本殿の重要文化財建造物
三島神社本殿 【室町前期】 (1992-10-20指定)

興隆寺
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愛媛県西条市丹原町古田

■概要
天平勝宝元年(749年)に行基によって開かれたと伝わる古刹で、四国八十八ヶ所霊場の第六十四番札所です。源頼朝が源氏再興を祈願したことでも知られ、源氏ゆかりの寺院として信仰を集めています。急峻な山道を登った先に本堂があり、遍路道の中でも特に厳しい道のりとして知られています。写真は『西山興隆寺|愛媛のスポット・体験|愛媛県の公式観光サイト【いよ観ネット】』のページから。

■興隆寺の重要文化財建造物
宝篋印塔 【室町前期】 (1954-11-30指定)
本堂 【室町前期】 (1907-06-21指定)

豊島家住宅
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愛媛県松山市井門421番地の1

■概要
敷地面積3,137平方メートル、延べ面積975平方メートルの広大な敷地に建つ、大庄屋にふさわしい大型民家です。宝暦8年(1758年)建築の主屋は、茅葺きと本瓦葺を組み合わせた逆Z字型の屋根が特徴的です。屋内は居室部、居室座敷取合部、座敷部の3部構成で、特に巡見使などの接待に用いられた座敷部は、書院風の洗練された意匠が凝らされています。昭和47年(1972年)から大規模な解体修理が行われ、その歴史的価値が保たれています。なお、個人宅のため一般公開はされていません。写真は『豊島家住宅 7棟 松山市公式ホームページ PCサイト』のページから。

■豊島家住宅の重要文化財建造物
表門 【江戸後期】 (1970-07-31指定)
長屋門 【江戸末期】 (1970-07-31指定)
長屋 【江戸後期】 (1970-07-31指定)
主屋 【江戸後期】 (1970-07-31指定)
中倉 【江戸末期】 (1970-07-31指定)
米倉 【大正】 (1970-07-31指定)
衣装倉 【明治】 (1970-07-31指定)

渡部家住宅
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愛媛県松山市東方町1238番1

■概要
万延元年(1860年)着工の大型庄屋建築です。主屋は本瓦葺の入母屋造りで、茅葺の越屋根が特徴。客間と内向きの部屋に分かれ、一部に武家建築様式が見られます。敷地面積3,095平方メートル、延べ面積661平方メートルを有し、昭和49年(1974年)から大規模な解体修理が行われました。写真は『渡部家住宅 4棟 松山市公式ホームページ PCサイト』のページから。

■渡部家住宅の重要文化財建造物
表門 【江戸末期】 (1970-07-31指定)
米倉 【明治】 (1970-07-31指定)
倉 【明治】 (1970-07-31指定)
主屋 【江戸末期】 (1970-07-31指定)

旧山中家住宅(旧所在 愛媛県宇摩郡別子山村)
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愛媛県上浮穴郡久万高原町上黒岩1032

■概要
18世紀中期の建築と推定される茅葺き屋根の古民家です。宇摩郡別子山村から久万高原町に移築・保存されました。間口が狭く、部屋を一列に並べた山村民家特有の間取りが特徴で、差鴨居や板壁、扠首組と棟束を併用した小屋組など、当時の建築様式を今に伝えています。写真は『国指定重要文化財「旧山中家住宅」 - 久万高原町ホームページ』のページから。

■旧山中家住宅(旧所在 愛媛県宇摩郡別子山村)の重要文化財建造物
旧山中家住宅(旧所在 愛媛県宇摩郡別子山村) 【江戸後期】 (1970-07-31指定)

岩屋寺大師堂
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愛媛県上浮穴郡久万高原町七鳥1467番地

■概要
四国八十八ヶ所第45番札所で、国の名勝に指定された奇岩と原生林に囲まれた山岳霊場です。本堂は背後の巨岩と一体化するよう建てられ、その独特の景観は見る者を圧倒します。師堂、秘仏の本尊不動明王、そして毎月28日の護摩祈祷が特徴です。車では行けない場所ですが、「空気が違う」と評されるほどの霊気に満ちた空間です。写真は『岩屋寺|まんてんスポット|久万高原町観光協会』のページから。

■岩屋寺大師堂の重要文化財建造物
岩屋寺大師堂 【大正】 (2007-07-31指定)

内子座
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愛媛県喜多郡内子町内子二一〇二番

■概要
大正5年(1916年)、木蝋・生糸で栄えた内子に建てられた芝居小屋です。回り舞台や花道を備え、演劇や映画で賑わいました。老朽化で取り壊されかけたものの、町並み保存事業で昭和58年(1983年)に復原。現在では、創建100周年を迎えた地域の芸術文化活動の拠点として活用されています。写真は『内子座 - 内子町ホームページ』のページから。

■内子座の重要文化財建造物
内子座 【大正】 (2015-09-08指定)

大村家住宅
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愛媛県喜多郡内子町内子2892番地

■概要
江戸時代後期(寛政年間)に建てられた「大和屋」として商いを営んだ歴史を持つ、内子町並みで最も古い町家の一つです。白漆喰の壁に虫籠窓(むしこまど)が特徴で、平成21年から24年の保存修理工事で建築当初の姿に復原されました。1階正面の蔀戸(しとみど)を開放し、「店」として利用されていた当時の商家の様子を今に伝えています。写真は『重要文化財大村家住宅 - 内子町ホームページ』のページから。

■大村家住宅の重要文化財建造物
主屋 【江戸後期】 (1990-11-30指定)
裏座敷 【明治】 (1990-11-30指定)

上芳我家住宅
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■住所 GoogleMap
愛媛県喜多郡内子町内子2696番地

■概要
文久元年(1861年)に創業した芳我家の分家です。明治27年(1894年)上棟の主屋には、釜場や出店倉など木蝋生産施設が一体で残されています。現在は「木蝋資料館上芳我邸」として公開され、生産工程の模型や、国指定重要有形民俗文化財「内子及び周辺地域の製蠟用具」の一部を展示し、当時の産業と暮らしを伝えています。写真は『木蝋資料館上芳我邸(重要文化財上芳我家住宅) - 内子町ホームページ』のページから。

■上芳我家住宅の重要文化財建造物
土蔵 【明治】 (1990-11-30指定)
物置 【明治】 (1990-11-30指定)
出店倉 【江戸末期】 (1990-11-30指定)
釜場 【明治】 (1990-11-30指定)
炊事場 【明治】 (1990-11-30指定)
風呂場・便所 【明治】 (1990-11-30指定)
離部屋 【明治】 (1990-11-30指定)
主屋 【明治】 (1990-11-30指定)
離座敷 【明治】 (1990-11-30指定)
仕舞部屋及び便所・産部屋 【明治】 (1990-11-30指定)

本芳我家住宅
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■住所 GoogleMap
愛媛県喜多郡内子町内子2888番地

■概要
明治22年(1889年)築の海外輸出もした木蝋「旭鶴」で隆盛を極めた豪商の屋敷です。亀甲の海鼠壁や鶴・亀の漆喰彫刻、鏝絵の懸魚(げぎょ)など、随所に凝った意匠が見られます。邸宅内は非公開ですが、美しい外観と庭園は見学可能で、当時の繁栄を今に伝えています。写真は『重要文化財本芳我家住宅 - 内子町ホームページ』のページから。

■本芳我家住宅の重要文化財建造物
土蔵 【明治】 (1990-11-30指定)
炊事場 【明治】 (1990-11-30指定)
主屋 【明治】 (1990-11-30指定)
産部屋・便所及び湯殿 【明治】 (1990-11-30指定)

旧広瀬家住宅
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愛媛県新居浜市上原二丁目3904番2

■概要
住友初代総理事(通称)の宰平が明治10年(1877年)に新居浜に建てた広瀬家の本邸です。新居浜の大工棟梁、真鍋儀兵衛が手がけたこの邸宅は、当時珍しい二階建てで、多用されたガラスが特徴の近代和風建築でした。二階の「望煙楼」からは別子銅山が見渡せ、故郷への感謝と子孫への繁栄を願う宰平の思いが込められています。写真は『旧広瀬邸 | 住友の歴史 | 住友グループ広報委員会』のページから。

■旧広瀬家住宅の重要文化財建造物
乾蔵 【江戸末期】 (2003-06-22指定)
新座敷 【明治】 (2003-06-22指定)
主屋 【明治】 (2003-06-22指定)
表門 【明治】 (2003-06-22指定)
離れ 【明治】 (2003-06-22指定)
門番所 【明治】 (2003-06-22指定)
金物蔵・米蔵 【江戸末期】 (2003-06-22指定)

野間神社宝篋印塔

■住所 GoogleMap
愛媛県今治市神宮

■概要
野間神社境内にある宝篋印塔は、鎌倉時代末期から南北朝時代初期に建立されたと推定される石造物です。花崗岩製で、総高約3.6メートルの堂々とした姿が特徴です。基礎部に刻まれた銘文から、造立年代や寄進者の一部が判明しており、当時の歴史や文化を知る上で貴重な資料です。

■野間神社宝篋印塔の重要文化財建造物
野間神社宝篋印塔 【鎌倉後期】 (1954-04-01指定)

五輪塔

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愛媛県今治市野間甲761番地

■概要
鎌倉時代後期に造立されたと推定される石造の供養塔です。高さ約2.5メートルで、各部の形式や彫刻から当時の様式をよくとどめています。かつてこの地にあったと伝わる寺院との関連が考えられ、地域の歴史を知る上で貴重な文化財として注目されています。

■五輪塔の重要文化財建造物
(1) 【鎌倉後期】 (1954-04-01指定)
(2) 【鎌倉後期】 (1954-04-01指定)

五輪塔

■住所 GoogleMap
愛媛県今治市野間甲279番地

■概要
中世に造立されたとされる石造りの供養塔です。風化が進んでいるものの、その形状から当時の信仰や供養の形式を伝える貴重な文化財と考えられています。地域に残る歴史的遺産として、今後の調査・研究が期待されています。

■五輪塔の重要文化財建造物
五輪塔 【鎌倉後期】 (1954-04-01指定)

宝篋印塔

■住所 GoogleMap
愛媛県今治市野間甲290番地

■概要
鎌倉時代末期から南北朝時代初期に造立されたとされる石造の供養塔です。花崗岩製で、相輪(そうりん)の一部を欠損しているものの、基礎部や塔身(とうしん)の形式から当時の特徴をよく留めています。地域に残る中世の信仰を示す貴重な文化財として、その歴史的価値が評価されています。

■宝篋印塔の重要文化財建造物
宝篋印塔 【鎌倉後期】 (1954-04-01指定)

乗禅寺石塔
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■住所 GoogleMap
愛媛県今治市延喜

■概要
鎌倉時代後期に造立されたと推定される石造の供養塔です。五輪塔または宝篋印塔の形式をとり、当時の石造技術や信仰を示す貴重な文化財として地域に伝わっています。風化が進む中、歴史的価値を伝える遺構として重要視されています。写真は『石塔めぐり | 観光スポット | 観光情報 | 今治市』のページから。

■乗禅寺石塔の重要文化財建造物
石造五輪塔 (1) 【鎌倉後期】 (1961-04-01指定)
石造五輪塔 (2) 【室町前期】 (1961-04-01指定)
石造五輪塔 (3) 【室町前期】 (1961-04-01指定)
石造五輪塔 (4) 【室町前期】 (1961-04-01指定)
石造宝篋印塔 (1) 【鎌倉後期】 (1961-04-01指定)
石造宝篋印塔 (2) 【室町前期】 (1961-04-01指定)
石造宝篋印塔 (3) 【室町前期】 (1961-04-01指定)
石造宝篋印塔 (4) 【室町前期】 (1961-04-01指定)
石造宝篋印塔 (5) 【室町前期】 (1961-04-01指定)
石造宝塔 (1) 【室町前期】 (1961-04-01指定)
石造宝塔 (2) 【室町前期】 (1961-04-01指定)

大山祇神社
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愛媛県今治市大三島町宮浦

■概要
しまなみ海道の中心、大三島に鎮座し、大山積大神を祀ります。「山の神」でありながら「大海原の神、渡航の神」ともされ、古事記・日本書紀にも登場する国生みの神です。神武天皇の東征に先立ち、その子孫である小千命(おちのみこと)がこの地に勧請したと伝わります。全国に分社を持つ、皇室ゆかりの格式高い神社です。写真は『大山祇神社|愛媛のスポット・体験|愛媛県の公式観光サイト【いよ観ネット】』のページから。

■大山祇神社の重要文化財建造物
本殿(宝殿) 【室町中期】 (1904-10-21指定)
拝殿 【江戸前期】 (1953-04-02指定)
(1) 【鎌倉後期】 (1952-11-12指定)
(2) 【鎌倉後期】 (1952-11-12指定)
(3) 【鎌倉後期】 (1952-11-12指定)

宝篋印塔
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■住所 GoogleMap
愛媛県今治市宮窪町友浦

■概要
自然豊かな環境に立地し、周囲の景観と調和した美しい姿を見せています。建立時期や経緯は不明ですが、地域の歴史を物語る貴重な文化財で、地域住民にとっては信仰の対象であり、シンボルとして親しまれています。周囲には他の史跡や文化財もあり、自然環境も魅力的です。塔の保存状態は良好ですが、損傷の有無なども重要な情報です。写真は『宝篋印塔(ほうきょういんとう) | 観光スポット | 観光情報 | 今治市』のページから。

■宝篋印塔の重要文化財建造物
宝篋印塔 【鎌倉後期】 (1954-04-01指定)

祥雲寺観音堂
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愛媛県越智郡上島村岩城

■概要
約540年前、飛騨内匠藤原重安によって建てられた一重唐様仏殿で、金閣寺や銀閣寺と同時期のものとされています。現在は国指定重境内には樹齢600年の舟形ウバメガシがあり、愛媛県指定の天然記念物です。春には桜、梅雨には約500本の紫陽花が美しく咲き、多くの人々が訪れます。写真は『祥雲寺 | 上島町公式観光WEBサイト』のページから。

■祥雲寺観音堂の重要文化財建造物
祥雲寺観音堂 【室町中期】 (1941-11-10指定)

定光寺観音堂

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愛媛県越智郡上島村弓削土生241番地

■概要
室町時代中期に建立された仏堂です。寄棟造(よせむねづくり)の茅葺き屋根が特徴で、簡素ながらも均整の取れた優美な姿を見せています。堂内には本尊の聖観音菩薩坐像が安置されており、地域の歴史と信仰を伝える貴重な文化財です。

■定光寺観音堂の重要文化財建造物
定光寺観音堂 【室町中期】 (1977-08-01指定)

亀井八幡神社宝篋印塔
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■住所 GoogleMap
愛媛県越智郡上島村魚島一番耕地

■概要
鎌倉時代後期に建立されたと推定される石造の供養塔です。花崗岩製で、相輪(そうりん)や塔身(とうしん)の細部に鎌倉時代の特徴がよく表れています。地域の歴史や当時の石造技術を示す貴重な文化財として、その存在が重要視されています。写真は『亀居八幡神社|愛媛のスポット・体験|愛媛県の公式観光サイト【いよ観ネット】』のページから。

■亀井八幡神社宝篋印塔の重要文化財建造物
亀井八幡神社宝篋印塔 【鎌倉後期】 (1954-04-01指定)

如法寺仏殿
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愛媛県大洲市柚木

■概要
大洲藩主・加藤泰興が寛文9年(1669年)に創立した臨済宗妙心寺派の寺院です。仏殿は本尊安置と禅堂機能を兼ね備えた珍しい建築で、近年、約4年の大規模修理で創建当初の柿葺(こけらぶき)屋根が復原されました。写真は『如法寺仏殿 - 大洲市ホームページ』のページから。

■如法寺仏殿の重要文化財建造物
如法寺仏殿 【江戸中期】 (1992-10-20指定)

大洲城
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愛媛県大洲市大洲

■概要
明治期に天守が失われましたが、台所櫓、高欄櫓、苧綿櫓、三の丸南隅櫓の4棟は残存し、すべて国の重要文化財です。特に三の丸南隅櫓は明和3年(1766年)築の最古の建物。平成16年(2004年)には古写真や雛形を基に木造天守が復元され、当時の姿がよみがえりました。写真は『大洲城について - 大洲城公式ウェブサイト|愛媛県大洲市』のページから。

■大洲城の重要文化財建造物
苧綿櫓 【江戸末期】 (1957-07-31指定)
高欄櫓 【江戸末期】 (1957-07-31指定)
台所櫓 【江戸末期】 (1957-07-31指定)
三の丸南隅櫓 【江戸後期】 (1957-07-31指定)

臥龍山荘
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■住所 GoogleMap
愛媛県大洲市大洲字勘兵衛屋敷411番地

■概要
大洲藩主が「龍の臥す姿」と名付けた景勝地に、明治期の豪商・河内寅次郎が10余年かけ築造した別荘です。歴代藩主も愛した清流肱川河畔の地に、洗練された意匠の建物が配され、後に大洲市が管理。写真は『コロナ感染拡大防止対策 - 臥龍山荘|愛媛県大洲市』のページから。

■臥龍山荘の重要文化財建造物
不老庵 【明治】 (2016-09-10指定)
臥龍院 【明治】 (2016-09-10指定)
文庫 【明治】 (2016-09-10指定)

日土小学校
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■住所 GoogleMap
愛媛県八幡浜市日土町二番耕地851番地

■概要
戦後のモダニズム建築を代表する傑作として名高い小学校です。建築家・松村正恒が設計し、昭和28年(1953年)に竣工しました。木造ながらも、光と風を効果的に取り入れる工夫や、生徒の視点に立った設計が随所に見られ、DOCOMOMO JAPAN選定の日本におけるモダン・ムーブメントの建築にも選ばれています。現在も現役の校舎として活用され、その美しいデザインと機能性が評価されています。写真は『日土小学校 | 八幡浜市観光物産情報サイト』のページから。

■日土小学校の重要文化財建造物
中校舎 【昭和】 (2012-12-22指定)
東校舎 【昭和】 (2012-12-22指定)

旧開明学校校舎
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■住所 GoogleMap
愛媛県西予市宇和町卯之町三丁目110番地

■概要
明治16年(1883年)に落成したこの校舎は、漆喰大壁にガラス窓、アーチ型窓を配した和洋折衷のモダンな建築です。当時の最先端を行く校舎として多くの見学者を魅了しました。現在は明治以降の教育資料を展示する資料館として活用され、長野県松本市の旧開智学校と姉妹館提携を結び、交流が続いています。写真は『国指定 旧開明学校校舎/西予市』のページから。

■旧開明学校校舎の重要文化財建造物
旧開明学校校舎 【明治】 (1997-06-21指定)

宇和島城天守
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■住所 GoogleMap
愛媛県宇和島市丸之内

■訪問記

■概要
1601年に築城名人・藤堂高虎によって築かれ、その後伊達家9代の居城となりました。不等辺五角形の縄張りに高虎の工夫が見られます。現在の天守は、伊達家2代藩主によって1666年頃に建て替えられたもので、全国に12しかない現存天守の一つです。白壁と優美な破風が特徴的なこの天守は、宇和島市の象徴となっています。城山は国史跡にも指定されており、歴史的な価値の高い城です。

■宇和島城天守の重要文化財建造物
宇和島城天守 【江戸中期】 (1934-01-13指定)

善光寺薬師堂
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■住所 GoogleMap
愛媛県北宇和郡鬼北町小松

■概要
昭和57年(1982年)に復元修理を終えた薬師堂は、室町時代の禅宗様式が特徴の文化財です。四国最南端に位置し、四天柱を省略した平安様式を継承。禅宗様(唐様)の特徴である円柱の粽、貫、桟唐戸、花灯窓、詰組、扇垂木(現行は異なる)などが随所にみられ、建築史的に貴重です。写真は『文化財~善光寺(薬師堂・薬師堂厨子)~ - 鬼北町ホームページ | 自然豊かな 心豊かな 暮らし豊かなまち きほく』のページから

■善光寺薬師堂の重要文化財建造物
善光寺薬師堂 【室町後期】 (1977-08-01指定)

真鍋家住宅
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■住所 GoogleMap
愛媛県四国中央市金生町山田井2030番地2

■概要
愛媛県内に現存する最古の民家です。平家の落人伝説が残る秘境、切山地区にあり、安徳天皇ゆかりの史跡が点在します。裏手の「要害の森」は500年にわたり風水害から集落を守り、歴史と自然が調和した貴重な場所です。写真は『真鍋家住宅|愛媛のスポット・体験|愛媛県の公式観光サイト【いよ観ネット】』のページから。

■真鍋家住宅の重要文化財建造物
真鍋家住宅 【江戸中期】 (1970-07-31指定)

太山寺
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■住所 GoogleMap
愛媛県松山市太山寺町

■概要
嘉元3年(1305年)の再建で、全国的にも稀少な七間堂形式の密教本堂です。写真は『真鍋家住宅|愛媛のスポット・体験|愛媛県の公式観光サイト【いよ観ネット】』のページから。写真は『真鍋家住宅|愛媛のスポット・体験|愛媛県の公式観光サイト【いよ観ネット】』のページから。桁行7間、梁間9間の雄大な屋根を持ち、全国屈指の規模を誇ります。和様を基本に大仏様の豪放な手法を併用した折衷様式で、「六枝掛」という独自の技法も確認できる、建築史上貴重な遺構です。写真は『太山寺本堂 1棟 松山市公式ホームページ』のページから。

■太山寺の重要文化財建造物
二王門 【鎌倉後期】 (1904-10-21指定)
国宝 本堂 【鎌倉後期】 (1956-08-01指定)

長浜大橋
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■住所 GoogleMap
愛媛県大洲市長浜町沖浦、長浜

■概要
愛媛県最大の肱川河口に架かる橋で、国内最古かつ唯一の現役道路可動橋です。通称「赤橋」。昭和10年(1935年)完成のバスキュール(跳開)式で、18mの開閉部を持ち、82トンのカウンターウェイトでスムーズに動きます。かつての電動機械装置は、長浜の発展に貢献した西村兵太郎が架橋を推進しました。写真は『長浜大橋 - 大洲市ホームページ』のページから。

■長浜大橋の重要文化財建造物
長浜大橋 【昭和】 (2014-12-21指定)

高知城
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■住所 GoogleMap
高知県高知市丸ノ内

■概要
1601年に山内一豊が築城を開始し、1611年に完成しました。1727年の大火で大部分を焼失しましたが、1753年までに再建されました。明治維新後も多くの建物が残り、天守含む9棟が重要文化財です。本丸御殿が全国で唯一完全に現存しており、敷地は国の史跡に指定されています。写真は『文化財情報 重要文化財 建造物 高知城 - 高知市公式ホームページ』のページから

■高知城の重要文化財建造物
追手門西南矢狭間塀 【江戸中期】 (1934-01-13指定)
黒鉄門東南矢狭間塀 【江戸中期】 (1934-01-13指定)
天守東南矢狭間塀 【江戸中期】 (1934-01-13指定)
黒鉄門 【江戸中期】 (1934-01-13指定)
追手門 【江戸後期】 (1934-01-13指定)
黒鉄門西北矢狭間塀 【江戸中期】 (1934-01-13指定)
天守 【江戸中期】 (1934-01-13指定)
西多聞 【江戸中期】 (1934-01-13指定)
天守西北矢狭間塀 【江戸中期】 (1934-01-13指定)
追手門東北矢狭間塀 【江戸中期】 (1934-01-13指定)
東多聞 【江戸後期】 (1934-01-13指定)
廊下門 【江戸後期】 (1934-01-13指定)
詰門 【江戸後期】 (1934-01-13指定)
納戸蔵 【江戸中期】 (1934-01-13指定)
懐徳館 【江戸中期】 (1934-01-13指定)

旧山内家下屋敷長屋
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■住所 GoogleMap
高知県高知市鷹匠町一丁目3番35号

■概要
幕末の元治元年(1866年)、土佐藩主山内容堂の下屋敷内に、足軽の宿泊施設として建てられた長屋です。明治期には山内家の本邸として拡張され、現在はホテル三翠園の外構の一部として保存されています。隣接する物見亭は、容堂と西郷隆盛の会見の地として知られ、当時の武家屋敷の面影を今に伝えています。写真は『旧山内家下屋敷長屋展示館 - 高知市公式ホームページ』のページから。

■旧山内家下屋敷長屋の重要文化財建造物
旧山内家下屋敷長屋 【江戸末期】 (1979-02-20指定)

朝倉神社本殿
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■住所 GoogleMap
高知県高知市朝倉

■概要
JR朝倉駅近くに鎮座する神社で、明暦3年(1657年)に山内忠義によって再建されました。切妻造りに唐破風付き向拝(こうはい)という珍しい造りで、三間社(さんげんしゃ)の身舎(しんしゃ)には置千木(おきちぎ)や勝男木(かつおぎ)が見られます。再建年代より古風な建築様式は、土佐の遠隔地ゆえに中央文化の伝播が遅れたためとも言われ、その堅実で秀麗な彫刻と共に、秀麗な建築として評価されています。写真は『文化財情報 重要文化財 建造物 朝倉神社本殿 - 高知市公式ホームページ』のページから。

■朝倉神社本殿の重要文化財建造物
朝倉神社本殿 【江戸前期】 (1949-02-21指定)