重要文化財建造物一覧

全国の重要文化財建造物を史跡単位でリスト化しました。
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都道府県別 史跡検索
奈良県 重要文化財建造物(131件)
高山八幡宮本殿
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奈良県生駒市高山町

■概要
蟇股や手挟には蓮や隼人瓜、枇杷などの細やかな彫刻が施され、当時の技術の高さが伺えます。八幡神を祀り、武の神として武家に崇敬されていました。また、高山町は茶筌の里としても知られ、豊かな歴史と文化が根付いています。写真は『高山八幡宮本殿 | 生駒市デジタルミュージアム』のページから。

■高山八幡宮本殿の重要文化財建造物
高山八幡宮本殿 【室町後期】 (1978-06-22指定)

円証寺
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奈良県生駒市上町

■概要
本堂は天文21年(1552年)に建立された重要文化財で、寄棟造りの和様建築が特徴です。また、筒井順昭の供養塔である石造五輪塔も重要文化財で、天文19年(1550年)の刻銘が残されています。写真は『圓證寺本堂 | 生駒市デジタルミュージアム』のページから。

■円証寺の重要文化財建造物
五輪塔 【室町後期】 (1961-04-01指定)
本堂 【室町後期】 (1971-08-01指定)

長弓寺本堂
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■住所 GoogleMap
奈良県生駒市上町

■概要
弘安2年(1279年)の棟札が残り、広い外陣を設けた仏教建築が今に残っています。外観はひわだぶきの屋根と重厚な造りが印象的で、内観は広々とした空間が特徴です。本尊の十一面観音立像は、黒漆厨子とともに重要文化財に指定され、見ごたえがあります。

■長弓寺本堂の重要文化財建造物
国宝 長弓寺本堂 【鎌倉後期】 (1953-11-11指定)

宝幢寺本堂
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奈良県生駒市小平尾町

■概要
昭和61年(1986年)の解体修理により、桁行は当初の5間に戻されました。内部は内外陣に分かれ、来迎壁側面には中国絵画の影響を受けた釈迦説法図が描かれています。寺名が記載された『興福寺官務牒疏』の嘉吉元年(1441年)頃に建立されたと考えられています。写真は『宝幢寺本堂 | 生駒市デジタルミュージアム』のページから。

■宝幢寺本堂の重要文化財建造物
宝幢寺本堂 【室町前期】 (1904-02-21指定)

圓福寺
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奈良県生駒市有里町

■概要
鎌倉時代に再建された本堂は簡素ながら荘厳で、特に来迎壁の十二天図は必見です。また、本堂前には鎌倉時代の宝篋印塔が2基並び、美しさと歴史的価値が高く評価されています。写真は『円福寺 | 生駒市デジタルミュージアム』のページから。

■圓福寺の重要文化財建造物
宝篋印塔 【鎌倉後期】 (1955-02-20指定)
宝篋印塔 【鎌倉後期】 (1955-02-20指定)
本堂 【室町前期】 (1922-05-11指定)

宝篋印塔
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■住所 GoogleMap
奈良県生駒市有里町

■概要
塔身には金剛界四仏(阿しゅく如来、宝生如来、阿弥陀如来、不空成就如来)の梵字が刻まれています。また、銘文には「南無當□導師弥勒佛、釈迦入滅」と記され、南面には「一千八百六十七年正元々年十月日、勧進」とあります。写真は『往生院宝篋印塔 | 生駒市デジタルミュージアム』のページから。

■宝篋印塔の重要文化財建造物
宝篋印塔 【鎌倉前期】 (1957-02-21指定)

長福寺本堂
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■住所 GoogleMap
奈良県生駒市俵口町

■概要
内部は正面1間を外陣とし、広い須弥壇が内陣に設けられ、その上に2本の来迎柱が立っています。来迎柱や長押上の欄間板には千体仏図や天女図が、内陣の四天柱には仏菩薩図や仏来迎図が極彩色で描かれています。写真は『長福寺本堂 | 生駒市デジタルミュージアム』のページから。

■長福寺本堂の重要文化財建造物
長福寺本堂 【鎌倉後期】 (1899-04-05指定)

宝山寺獅子閣
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奈良県生駒市門前町

■概要
美しい外観と独創的な構造が特徴です。外観は洋風建築の影響を受けながらも、内部には和室があり、和と洋が見事に融合しています。螺旋階段や柱頭飾り、ベランダの天井の意匠など、当時の大工の技術力が光る独創的な設計が魅力です。写真は『宝山寺獅子閣 | 生駒市デジタルミュージアム』のページから。

■宝山寺獅子閣の重要文化財建造物
宝山寺獅子閣 【明治】 (1961-04-01指定)

丹生神社本殿
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奈良県奈良市丹生町

■概要
春日造りの檜皮葺で、桁行約4.2m、梁行1.5mと比較的小型ですが、三方に高欄付きの縁を廻し、棟木には鬼板をつけるなど、簡素ながら美しい造りが特徴です。写真は『境内のご案内 | 丹生川上神社公式サイト』のページから。

■丹生神社本殿の重要文化財建造物
丹生神社本殿 【室町中期】 (1927-05-12指定)

長尾神社本殿

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奈良県奈良市阪原町

■概要
かつて春日大社の若宮本殿であったものを移築したもので、「春日移し」と呼ばれる奈良地方の神社建築様式の代表的な例として学術的価値があります。桃山時代の華やかで個性的な建築様式を現代に伝える貴重な遺構であり、当時の技術や美意識を知る重要な資料です。

■長尾神社本殿の重要文化財建造物
長尾神社本殿 【桃山】 (1955-08-01指定)

南明寺本堂
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奈良県奈良市阪原町

■概要
寄棟造りの伝統的な日本建築様式で、鎌倉時代の技術が色濃く残っています。内部には、薬師如来像、釈迦如来像、阿弥陀如来像の藤原三仏が安置されており、いずれも平安時代中期に制作された国の重要文化財です。写真は『南明寺 ※拝観停止中 | 奈良市観光協会サイト』のページから。

■南明寺本堂の重要文化財建造物
南明寺本堂 【鎌倉後期】 (1906-05-11指定)

夜支布山口神社摂社立磐神社本殿
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奈良県奈良市大柳生町

■概要
1747年に春日大社の第四殿を移築したもので、江戸時代中期の荘厳な建築様式を受け継いでいます。素戔嗚尊を祀る夜支布山口神社は、古くから信仰を集め、境内には巨石が点在し、自然と調和した神聖な雰囲気が漂っています。本殿は、豊かな自然の中にひっそりと佇み、訪れる人々を静寂の世界へと誘います。写真は『【奈良市】夜支布山口神社 | 奈良の地域密着型・総合情報サイト Narakko!(奈良っこ)』のページから。

■夜支布山口神社摂社立磐神社本殿の重要文化財建造物
夜支布山口神社摂社立磐神社本殿 【江戸中期】 (1953-04-02指定)

圓成寺
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奈良県奈良市忍辱山町

■概要
真言宗御室派の寺院で、鎌倉時代の春日堂・白山堂(国宝)や室町時代再建の本堂、楼門(いずれも重要文化財)など多くの文化財を有しています。国宝の大日如来像は運慶の傑作で、宝物殿に安置されています。また、平安中期に創建された庭園は国の名勝に指定され、舟遊式と浄土式を併せ持つ貴重な史跡です。

■圓成寺の重要文化財建造物
国宝 春日堂 【鎌倉前期】 (1953-04-02指定)
国宝 白山堂 【鎌倉前期】 (1953-04-02指定)
宇賀神本殿 【鎌倉後期】 (1952-04-01指定)
五輪塔 【鎌倉後期】 (1957-02-21指定)
本堂 【室町後期】 (1952-09-09指定)
楼門 【室町後期】 (1906-05-11指定)

八阪神社本殿

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奈良県奈良市大慈仙町

■概要
創祀年代は不明ですが、かつて牛頭天王社と呼ばれていた大慈仙寺の鎮守社でした。明治初年に下の宮と上の宮(八柱神社)が合併され、現在の地に鎮座しています。本殿は室町時代の建築物で、春日大社若宮の社殿を移譲されたとされ、厚板段葺の珍しい様式を特徴としています。

■八阪神社本殿の重要文化財建造物
八阪神社本殿 【室町後期】 (1949-02-21指定)

天神社本殿
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奈良県山辺郡山添村大字北野

■概要
堂々とした一間春日造りの社殿や重厚な杉の厚板葺きの屋根、蟇股の装飾が特徴です。天正6年(1578年)からの棟札が保存されており、慶応3年(1867年)までの16枚も国指定重要文化財に指定されています。歴史ある神社で、室町時代の建築様式を現代に伝えています。写真は『天神社(てんじんしゃ) – 山添村観光協会』のページから。

■天神社本殿の重要文化財建造物
天神社本殿 【室町中期】 (1923-04-01指定)

菊家家住宅

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奈良県奈良市月ケ瀬桃香野4907番地

■概要
南面し入り母屋造り・茅葺で、古式の三間取り形式を温存しています。東側には広い土間があり、柱は手斧仕上げです。西側は土間境で一間ごとに柱を立て、南側にザシキ、北側にシモノマがあり、その上にはナンドがあります。この地域では、18世紀末頃から居室部が四間取り形式に移行しました。

■菊家家住宅の重要文化財建造物
菊家家住宅 【江戸中期】 (1968-05-12指定)

宇奈多理座高御魂神社本殿
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奈良県奈良市法華寺町

■概要
天孫降臨の由緒を持ち、古くから崇敬されてきました。日本書紀にも名が登場し、その格式の高さが伺えます。三間社流造檜皮葺の美しい建築様式は、朱色の鮮やかな色彩と檜皮葺の温かみが調和し、訪れる人を魅了します。緑豊かな社叢に囲まれた静かな空間で、古の息吹を感じることができます。写真は『奈良市指定文化財一覧 - 奈良市ホームページ』のページから。

■宇奈多理座高御魂神社本殿の重要文化財建造物
宇奈多理座高御魂神社本殿 【室町前期】 (1908-05-12指定)

海竜王寺
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奈良県奈良市法華寺町

■概要
真言律宗に属し、本尊は十一面観音です。国内最小の国宝の五重塔は天平時代の建築様式を伝え、繊細な作りと荘厳な姿で訪れる人々を圧倒します。1300年前から続く「隅寺心経」の写経はこの寺から始まり、聖武天皇が自ら書いたと伝えられる貴重な勅額も所蔵されています。写真は『寺宝 - 真言律宗 海龍王寺』のページから。

■海竜王寺の重要文化財建造物
経蔵 【鎌倉後期】 (1907-10-21指定)
国宝 五重小塔 【奈良】 (1951-07-30指定)
西金堂 【奈良】 (1901-04-01指定)

法華寺
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奈良県奈良市法華寺町

■概要
数々の歴史と文化財を有する重要な寺院です。光明皇后の父・藤原不比等の邸宅跡に設立され、東大寺が総国分寺であるのに対し、法華寺は総国分尼寺として女人成仏の道場としての役割を果たしています。本尊の国宝・十一面観音菩薩立像は光明皇后のお姿を写したと伝わり、その優美な姿が多くの人々を魅了します。通常は非公開ですが、年に数回特別開扉が行われます。写真は『法華寺|奈良県観光[公式サイト] あをによし なら旅ネット|奈良市|奈良エリア|神社・仏閣|神社・仏閣』のページから。

■法華寺の重要文化財建造物
南門 【桃山】 (1953-04-02指定)
鐘楼 【桃山】 (1953-04-02指定)
本堂 【桃山】 (1908-05-12指定)

旧一乗院
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奈良県奈良市五条町

■概要
玄関は江戸時代の慶安3年(1650年)に再建され、興福寺の別当坊として格式の高い寺院でした。明治時代には県庁や奈良地方裁判所の庁舎として使用され、昭和39年に唐招提寺に移築。現在は国宝の鑑真和上坐像を祀る御影堂として利用されています。写真は『重要文化財 旧一乗院宸殿、殿上及び玄関/奈良県公式ホームページ』のページから。

■旧一乗院の重要文化財建造物
殿上及び玄関 【江戸前期】 (1962-05-10指定)
宸殿 【江戸前期】 (1962-05-10指定)

唐招提寺
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奈良県奈良市五条町

■概要
南都六宗の一つである律宗の総本山で、平安時代以前の建築物や仏像が数多く残り、1998年にはユネスコの世界遺産に登録されました。創建は中国から渡来した高僧鑑真和上によるもので、彼は日本に仏教の戒律を伝えました。 見どころとしては、奈良時代に建立された金堂には国宝の盧舎那仏坐像や千手観音立像が安置されています。講堂は鑑真和上が入堂式を行った場所で、平城京の東朝集殿を移築したものです。経蔵は日本最古の校倉建築の一つで、鑑真和上が持ち帰った経典を収蔵しています。また、庭園では四季折々の美しい景観を楽しむことができます。

■唐招提寺の重要文化財建造物
国宝 経蔵 【奈良】 (1953-11-11指定)
国宝 講堂 【奈良】 (1952-11-12指定)
国宝 鼓楼 【鎌倉前期】 (1953-11-11指定)
国宝 金堂 【奈良】 (1951-07-30指定)
国宝 宝蔵 【奈良】 (1959-08-01指定)
礼堂 【鎌倉前期】 (1904-02-21指定)

薬師寺
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奈良県奈良市西ノ京町

■概要
法相宗の大本山で、南都七大寺の一つとして知られる歴史ある寺院です。天武天皇の皇后の病気平癒を祈願して680年に創建され、710年の平城京遷都に伴い現在の地に移転しました。 本尊は病気平癒の仏様である薬師三尊で、多くの建物や仏像が国宝に指定されています。見どころには再建された金堂があり、壮大な姿と本尊の薬師三尊像が印象的です。また、東塔は天平時代の創建当時の姿を残す貴重な木造塔です。写真は『薬師寺|奈良県観光[公式サイト] あをによし なら旅ネット|奈良市|奈良エリア|神社・仏閣|神社・仏閣』のページから。

■薬師寺の重要文化財建造物
国宝 東院堂 【鎌倉後期】 (1961-05-12指定)
国宝 東塔 【奈良】 (1951-07-30指定)
南門 【室町後期】 (1947-02-22指定)
東西脇殿(東) 【桃山】 (1935-06-20指定)
本殿 【桃山】 (1935-06-20指定)
東西脇殿(西) 【桃山】 (1935-06-20指定)
休岡若宮社社殿 【鎌倉後期】 (1913-05-11指定)

旧奈良監獄
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奈良県奈良市般若寺町18番地

■概要
明治時代に建てられた、日本最古のレンガ造りの刑務所建築で、ロマネスク様式を基調とした重厚なデザインが特徴です。中央看守所を中心に扇形に配置された舎房は、機能性と美しさを兼ね備え、歴史的・建築的価値が非常に高い遺構です。また、建設は受刑者の労働によって行われ、使用されたレンガも構内で製造されていました。写真は『旧奈良監獄 THE FORMER NARA PRISON』のページから。

■旧奈良監獄の重要文化財建造物
中央看守所及び事務所 【明治】 (2017-02-22指定)
第一分房監(第一寮) 【明治】 (2017-02-22指定)
第二分房監(第二寮) 【明治】 (2017-02-22指定)
第三分房監(第三寮) 【明治】 (2017-02-22指定)
夜間寝房(第四寮) 【明治】 (2017-02-22指定)
雑居監(第五寮) 【明治】 (2017-02-22指定)
雑居監附属工場 【明治】 (2017-02-22指定)
夜間寝房附属工場 【明治】 (2017-02-22指定)
構内仕切兼男拘置監浴場接見所 【明治】 (2017-02-22指定)
構内仕切兼病監浴場接見所 【明治】 (2017-02-22指定)
南倉庫 【明治】 (2017-02-22指定)
北倉庫 【明治】 (2017-02-22指定)
拘置監 【明治】 (2017-02-22指定)
醫務署 【明治】 (2017-02-22指定)
病監 【明治】 (2017-02-22指定)
精神病躁狂監 【明治】 (2017-02-22指定)
表門 【明治】 (2017-02-22指定)
周囲煉化塀(北塀) 【明治】 (2017-02-22指定)
周囲煉化塀(南塀) 【不明】 (2017-02-22指定)

般若寺
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奈良県奈良市般若寺町

■概要
仏像、建築物、庭園など多岐にわたる文化財が残り、当時の仏教文化や人々の信仰を今に伝えています。慈しみに満ちた仏像の表情や、伝統的な木造建築、四季折々の美しい庭園は、訪れる人々に穏やかな心と歴史の趣を感じさせます。写真は『般若寺 | 奈良市観光協会サイト』のページから。

■般若寺の重要文化財建造物
経蔵 【鎌倉後期】 (1969-08-01指定)
十三重塔 【鎌倉前期】 (1902-05-11指定)
国宝 楼門 【鎌倉前期】 (1953-04-02指定)

興福院客殿
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奈良県奈良市法蓮町

■概要
禅宗方丈系の平面を持つ浄土宗の尼寺で、江戸中期の洗練された建築技術が感じられます。客殿内には渡辺始興の襖絵があり、庭園は小堀遠州好みの美しい景観を楽しむことができます。写真は『興福院霊屋 - 奈良市ホームページ』のページから。

■興福院客殿の重要文化財建造物
客殿 【江戸中期】 (1973-07-30指定)

不退寺
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奈良県奈良市法蓮町

■概要
平安時代の歌人・在原業平ゆかりの寺で、「業平寺」とも呼ばれています。本堂には業平が刻んだと伝わる聖観音像が安置され、鎌倉時代の南門や優雅な多宝塔も見どころです。庭園では四季折々の花が楽しめます。写真は『不退寺 | 奈良市観光協会サイト』のページから。

■不退寺の重要文化財建造物
塔婆 【鎌倉後期】 (1908-05-12指定)
南門 【鎌倉後期】 (1904-02-21指定)
本堂 【室町前期】 (1904-02-21指定)

東大寺

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奈良県奈良市川上町

■東大寺の重要文化財建造物
五輪塔 【鎌倉前期】 (1955-02-20指定)

正倉院正倉
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奈良県奈良市雑司町

■概要
東大寺大仏殿の北北西に位置する校倉造の倉庫で、奈良時代の宝物を収蔵する貴重な文化財です。湿気や害虫から宝物を守る独特の構造を持ち、仏教美術や工芸品など、天平文化の美術工芸品が多数収められています。写真は『正倉院 - 正倉院』のページから。

■正倉院正倉の重要文化財建造物
国宝 正倉院正倉 【奈良】 (1997-06-20指定)

手向山八幡宮
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奈良県奈良市雑司町

■概要
手向山の麓に位置する奈良市の由緒ある神社で、東大寺の鎮守社として天平勝宝元年(749年)に宇佐八幡宮から勧請されました。鎌倉時代に現在の地に遷座され、紅葉の名所としても知られています。社宝には国宝の唐鞍や重要文化財の舞楽面などがあり、貴重な文化財が多く残されています。写真は『手向山八幡宮 | 奈良市観光協会サイト』のページから。

■手向山八幡宮の重要文化財建造物
境内社住吉神社本殿 【鎌倉後期】 (1921-05-13指定)
宝庫 【奈良】 (1953-11-11指定)

東大寺
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奈良県奈良市雑司町

■訪問記

■概要
日本を代表する仏教寺院で、世界遺産にも登録されています。見どころには、世界最大の木造建築である大仏殿や、穏やかな表情の奈良大仏、春の「お水取り」で有名な二月堂、そして迫力ある金剛力士像がある南大門などがあります。聖武天皇が国の平安を祈って創建しましたが、度重なる災難を乗り越え、今もその歴史的価値を伝えています。

■東大寺の重要文化財建造物
大湯屋 【室町中期】 (1903-05-11指定)
国宝 開山堂 【鎌倉前期】 (1953-04-02指定)
西廻廊 【江戸中期】 (1900-05-10指定)
東廻廊 【江戸中期】 (1900-05-10指定)
勧進所経庫 【平安前期】 (1902-09-11指定)
国宝 金堂(大仏殿) 【江戸中期】 (1952-04-01指定)
三昧堂(四月堂) 【江戸中期】 (1903-05-11指定)
国宝 鐘楼 【鎌倉前期】 (1951-07-30指定)
中門 【江戸中期】 (1900-05-10指定)
国宝 転害門 【奈良】 (1952-04-01指定)
東西楽門(西) 【江戸中期】 (1900-05-10指定)
東西楽門(東) 【江戸中期】 (1900-05-10指定)
国宝 南大門 【鎌倉前期】 (1951-07-30指定)
国宝 二月堂 【江戸中期】 (2005-12-22指定)
二月堂閼伽井屋(若狭井屋) 【鎌倉後期】 (1903-05-11指定)
二月堂参籠所 【鎌倉後期】 (1906-05-11指定)
二月堂仏餉屋(御供所) 【鎌倉前期】 (1903-05-11指定)
念仏堂 【鎌倉前期】 (1903-05-11指定)
国宝 法華堂 【奈良】 (1951-07-30指定)
法華堂北門 【鎌倉前期】 (1903-05-11指定)
法華堂経庫 【平安前期】 (1902-09-11指定)
法華堂手水屋 【室町前期】 (1906-05-11指定)
国宝 本坊経庫 【奈良】 (1953-04-02指定)

春日大社
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■住所 GoogleMap
奈良県奈良市春日野町

■概要
平安時代に藤原氏の氏神として創建され、世界遺産にも登録されています。荘厳な社殿は春日造の独特な建築様式で、20年ごとの式年造替により美しい姿を保っています。境内には国宝や重要文化財が数多く所蔵され、貴族の信仰や文化を今に伝えています。また、春日山原始林など豊かな自然も魅力の一つです。

■春日大社の重要文化財建造物
手水屋 【江戸前期】 (1902-09-11指定)
細殿及び神楽殿 【桃山】 (1901-10-19指定)
拝舎 【江戸末期】 (1901-10-19指定)
本殿 【江戸末期】 (1901-10-19指定)
国宝 本殿 (第一殿) 【江戸末期】 (1956-08-01指定)
国宝 本殿 (第二殿) 【江戸末期】 (1956-08-01指定)
国宝 本殿 (第三殿) 【江戸末期】 (1956-08-01指定)
国宝 本殿 (第四殿) 【江戸末期】 (1956-08-01指定)
車舎 【江戸前期】 (1902-09-11指定)
着到殿 【室町中期】 (1902-09-11指定)
廻廊(南門慶賀門間) 【桃山】 (1901-10-19指定)
南門 【室町前期】 (1901-10-19指定)
慶賀門 【室町前期】 (1901-10-19指定)
幣殿 【江戸前期】 (1901-10-19指定)
直会殿 【江戸前期】 (1901-10-19指定)
廻廊(慶賀門清浄門間) 【桃山】 (1901-10-19指定)
廻廊(南門東) 【桃山】 (1901-10-19指定)
竈殿 【室町前期】 (1902-09-11指定)
清浄門 【室町前期】 (1901-10-19指定)
西及び北御廊 【桃山】 (1901-10-19指定)
中門 【桃山】 (1901-10-19指定)
移殿 【室町前期】 (1901-10-19指定)
東御廊 【桃山】 (1901-10-19指定)
廻廊(清浄門内侍門間) 【桃山】 (1901-10-19指定)
捻廊 【江戸中期】 (1901-10-19指定)
酒殿 【江戸前期】 (1902-09-11指定)
内侍門 【室町前期】 (1901-10-19指定)
宝庫 【室町前期】 (1901-10-19指定)
廻廊(内侍門北) 【桃山】 (1901-10-19指定)
板蔵 【江戸前期】 (1902-09-11指定)
一の鳥居 【江戸末期】 (1942-08-01指定)

旧奈良県物産陳列所
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■住所 GoogleMap
奈良県奈良市春日野町50番地

■概要
明治時代に建てられ、現在仏教美術資料研究センターとして利用されています。洋風、和風、イスラム風が融合した独特のデザインが特徴で、奈良公園の景観と美しく調和し、地域の文化的価値を高めています。当初は県産品の展示販売場として建てられ、その後国に移管されて現在の用途に変わりましたが、外観はほぼ竣工当時の姿を保っています。写真は『仏教美術資料研究センター | 奈良国立博物館』のページから。

■旧奈良県物産陳列所の重要文化財建造物
旧奈良県物産陳列所 【明治】 (1983-01-10指定)

興福寺
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■住所 GoogleMap
奈良県奈良市登大路町

■訪問記

■概要
法相宗の大本山で、南都七大寺の一つとして知られています。天智天皇8年(669年)に藤原鎌足が創建し、平城京遷都に伴い現在の地へ移転しました。五重塔や近年再建された中金堂をはじめ、南円堂、東金堂、北円堂など多くの見どころがあります。仏像や庭園も充実しており、「古都奈良の文化財」として世界遺産に登録されています。

■興福寺の重要文化財建造物
大湯屋 【室町中期】 (1953-04-02指定)
国宝 五重塔 【室町中期】 (1952-04-01指定)
国宝 三重塔 【鎌倉前期】 (1952-04-01指定)
国宝 東金堂 【室町中期】 (1952-04-01指定)
南円堂 【江戸中期】 (1986-12-22指定)
国宝 北円堂 【鎌倉前期】 (1952-04-01指定)

旧帝国奈良博物館本館
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■住所 GoogleMap
奈良県奈良市登大路町50番地

■概要
明治27年に竣工した西洋建築で、奈良国立博物館内にあります。フレンチ・ルネサンス様式の外観や、明治を代表する建築家・片山東熊の設計による重厚なレンガ造りと繊細な装飾が特徴です。玄関周りの装飾が特に美しく、仏像専門の展示が行われ、歴史ある建物の中で仏像を鑑賞できます。写真は『奈良国立博物館|奈良県観光[公式サイト] あをによし なら旅ネット|奈良市|奈良エリア|公共観光施設|観光』のページから。

■旧帝国奈良博物館本館の重要文化財建造物
旧帝国奈良博物館本館 【明治】 (1969-03-31指定)

日本聖公会奈良基督教会
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■住所 GoogleMap
奈良県奈良市登大路町四四番地

■概要
奈良公園に隣接し、純粋な和風意匠で建てられた非常に貴重な建物です。大木吉太郎の設計により、古建築からインスパイアを受けた和風の美しさと教会建築の機能性が見事に融合しています。緩やかな勾配の屋根や繊細な木組みの格天井、菱形の格子模様が施された欄間など、和風建築の特徴が随所に表れています。周囲の景観との調和も評価されています。写真は『日本聖公会奈良基督教会 | 日本聖公会奈良基督教会公式サイトです。美しい和風建築は国の重要文化財に指定されています。』のページから

■日本聖公会奈良基督教会の重要文化財建造物
会堂 【昭和】 (2015-09-08指定)
親愛幼稚園舎 【昭和】 (2015-09-08指定)

傳香寺本堂
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■住所 GoogleMap
奈良県奈良市小川町

■概要
奈良時代に唐招提寺を創建した鑑真大和上の高弟、思託律師によって開かれました。戦国時代の武将、筒井順慶の母が菩提を弔うために再興し、その後筒井家の菩提寺となりました。現存する本堂は1585年に再興されたもので、貴重な桃山時代の建築物として知られています。見どころには、寄棟造の本堂や向拝虹梁の錫枝彫、和様の建築様式などがあり、建立年代が明確なことも歴史的に重要です。写真は『伝香寺 | 奈良市観光協会サイト』のページから。

■傳香寺本堂の重要文化財建造物
傳香寺本堂 【桃山】 (1906-05-11指定)

蓮長寺

■住所 GoogleMap
奈良県奈良市油阪町

■概要
承応2年(1653年)に再建された本堂は、その美しい装飾と重厚な構造の貴重な建造物です。本堂内部には、天井に描かれた天女や龍といった華やかな絵画があり、訪れる人々を魅了します。

■蓮長寺の重要文化財建造物
蓮長寺 【江戸前期】 (1988-01-11指定)

奈良女子大学
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■住所 GoogleMap
奈良県奈良市北魚屋東町

■概要
かつて奈良女子高等師範学校の校舎として使われ、現在は大学の記念館として歴史と文化を伝えています。重厚な木造建築や当時の雰囲気を残した講堂があり、展示室には大学の歴史資料や卒業生の作品が展示されています。周囲には美しい庭園も広がり、四季の風景を楽しめます。記念館は毎年春と秋に一般公開され、内部の見学が可能です。写真は『記念館|学部・大学院・附属機関|奈良女子大学 Nara Women's University』のページから。

■奈良女子大学の重要文化財建造物
旧本館 【明治】 (1994-12-22指定)
守衛室 【明治】 (1994-12-22指定)

旧春日大社板倉(円窓)

■住所 GoogleMap
奈良県奈良市高畑町山ノ上1169番地

■概要
元々は春日大社の経蔵として使用された歴史ある建物で、明治時代に現在の場所に移築されました。側面に特徴的な円窓が並び、建物に独特のアクセントを加えています。鎌倉時代の木造建築技法が見られ、円窓からの光や景色が楽しめます。建物は春日大社万葉植物園内にあり、自然の中で歴史を感じられる貴重な文化財です。

■旧春日大社板倉(円窓)の重要文化財建造物
旧春日大社板倉(円窓) 【鎌倉後期】 (1942-12-22指定)

新薬師寺
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■住所 GoogleMap
奈良県奈良市高畑町

■概要
天平19年(747年)に聖武天皇の病気平癒を願って光明皇后が創建した奈良時代の古刹です。国宝に指定されている本堂は、創建当時の姿を残す貴重な建物で、内部には薬師如来坐像と十二神将立像が安置されています。薬師如来坐像は穏やかな表情で医薬の神として信仰され、十二神将は個性的な表情と力強い姿が印象的です。

■新薬師寺の重要文化財建造物
地蔵堂 【鎌倉前期】 (1917-10-20指定)
鐘楼 【鎌倉前期】 (1898-12-28指定)
南門 【鎌倉後期】 (1901-04-01指定)
東門 【鎌倉前期】 (1917-10-20指定)
国宝 本堂 【奈良】 (1952-11-12指定)

崇道天皇社本殿
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■住所 GoogleMap
奈良県奈良市西紀寺町

■概要
元和9年(1623年)に春日大社の若宮社を移築したもので、現存する最古の「春日移し」の建物です。春日移しとは、春日大社で定期的に行われる式年造替に伴い、古い本殿を別の場所に移築することを指します。崇道天皇社は、桃山時代の建築様式を今に伝える貴重な遺構であり、またお彼岸の発祥地としても知られています。 この社の見どころとして、まず檜皮葺の美しい屋根が挙げられます。日本の伝統的な建築様式である檜皮葺は、自然の風合いを活かした素朴で趣のある屋根材で、建物に独特の風格を与えています。また、崇道天皇社は春日大社の特徴的な建築様式である「春日造」を受け継いでおり、桃山時代の建築技術と美意識を感じさせる造りです。静かで荘厳な佇まいの中に、深い歴史の重みと日本建築の美しさを味わえる場所となっています。写真は『境内のご案内 - 崇道天皇社』のページから。

■崇道天皇社本殿の重要文化財建造物
崇道天皇社本殿 【桃山】 (1949-06-22指定)

十輪院
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■住所 GoogleMap
奈良県奈良市十輪院町

■概要
古都の趣を感じる真言宗醍醐派の寺院で、鎌倉時代からの歴史を持っています。見どころとして、本堂(国宝)は素朴ながら洗練された姿が魅力で、内部には地蔵菩薩などが彫られた石仏龕(重要文化財)が安置されています。また、十輪院の顔ともいえる南門(重要文化財)は、鎌倉前期の木造建築技術を伝える美しい構造です。写真は『十輪院|奈良県観光[公式サイト] あをによし なら旅ネット|奈良市|奈良エリア|神社・仏閣|神社・仏閣』のページから。

■十輪院の重要文化財建造物
石仏龕 【鎌倉前期】 (1925-05-12指定)
南門 【鎌倉前期】 (1917-10-20指定)
国宝 本堂 【鎌倉前期】 (1958-02-20指定)

藤岡家住宅

■住所 GoogleMap
奈良県奈良市元興寺町4番地

■概要
江戸時代から続く歴史ある町家で、商家の繁栄や人々の暮らしを今に伝える貴重な建物です。内部には、町家特有の通り土間や格子窓など、伝統的な建築様式が随所に見られ、当時の雰囲気を味わえます。また、庭園には季節ごとの花が咲き、四季折々の風景が訪れる人を魅了します。

■藤岡家住宅の重要文化財建造物
藤岡家住宅 【江戸中期】 (1968-05-12指定)

今西家書院
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■住所 GoogleMap
奈良県奈良市福智院町24番地

■概要
奈良町の歴史的な町並みに佇み、当時の建築様式をそのままに残しています。かつて興福寺大乗院家の坊官を務めた福智院氏の居宅を譲り受けたもので、大乗院との深い繋がりを感じられます。また、室町時代の書院造の初期の特徴が色濃く残っており、当時の建築技術の高さをうかがわせます。庭園は昭和の庭園研究の第一人者・森蘊によって作庭され、書院と一体となった美しい景観を楽しむことができます。写真は『今西家書院 | 奈良市観光協会サイト』のページから。

■今西家書院の重要文化財建造物
今西家書院 【室町中期】 (1937-10-21指定)

福智院本堂
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■住所 GoogleMap
奈良県奈良市福智院町

■概要
鎌倉時代前期に建てられた貴重な木造建築で、当時の建築様式や技術を今に伝えています。重厚な造りと木材の温もりが生み出す荘厳な雰囲気は訪れる人を圧倒し、大仏様式を取り入れた堂々とした姿が特徴です。本堂内には国宝に指定された高さ6m60cmの地蔵菩薩坐像が安置され、その大きさと荘厳さは圧巻です。写真は『福智院|奈良県観光[公式サイト] あをによし なら旅ネット|奈良市|奈良エリア|神社・仏閣|神社・仏閣』のページから。

■福智院本堂の重要文化財建造物
福智院本堂 【鎌倉前期】 (1947-02-22指定)

元興寺
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■住所 GoogleMap
奈良県奈良市中院町

■概要
南都七大寺の一つとして知られ、古都奈良の文化財の一部として世界遺産に登録されています。蘇我馬子が飛鳥に建てた法興寺が平城京遷都に伴い移転し、元興寺となりました。奈良時代には東大寺や興福寺と並ぶ大寺院でしたが、中世以降は衰退しました。中世以降は庶民信仰を集め、多くの石仏や民俗資料が出土しました。

■元興寺の重要文化財建造物
国宝 極楽坊五重小塔 【奈良】 (1952-04-01指定)
国宝 極楽坊禅室 【鎌倉前期】 (1953-04-02指定)
極楽坊東門 【鎌倉後期】 (1952-04-01指定)
国宝 極楽坊本堂 【鎌倉前期】 (1955-02-20指定)

正暦寺福寿院
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■住所 GoogleMap
奈良県奈良市菩提山町

■概要
見どころには、県指定重要文化財の迫力ある孔雀明王像や、京狩野3代目・狩野永納が描いた見事な襖絵があります。また、正暦寺の大自然を借景とした庭園では四季折々の美しい風景が楽しめ、通年拝観できる護摩堂では神秘的な雰囲気を味わえます。多くの文化財が収蔵されており、日本の伝統文化に触れる絶好の機会となります。写真は『福寿院 | 菩提山真言宗 大本山 正暦寺』のページから。

■正暦寺福寿院の重要文化財建造物
正暦寺福寿院 【江戸中期】 (1973-07-30指定)

十六所神社

■住所 GoogleMap
奈良県奈良市中町

■概要
室町時代に建てられ、美しい木造建築様式から歴史的価値の高い史跡です。十六所神をはじめ、住吉神や龍王神など様々な神々が祀られ、人々の信仰を集める静寂な場所です。見どころには、室町前期の建築様式を伝える本殿の繊細な彫刻や美しい檜皮葺、住吉神社や龍王神社などの境内社、それに霊山寺との深い関係があります。自然の中で心を落ち着けることができる貴重なスポットです。

■十六所神社の重要文化財建造物
境内社住吉神社本殿 【室町前期】 (1913-05-11指定)
本殿 【室町前期】 (1913-05-11指定)
境内社龍王神社本殿 【室町前期】 (1913-05-11指定)

霊山寺
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■住所 GoogleMap
奈良県奈良市中町

■概要
古くから人々に親しまれてきた寺院で、数多くの文化財を有し、歴史と文化の深さを伝えています。天平8年(736年)の創建で、聖武天皇の勅願により行基が建立したとされ、その後も改修を重ねて現在の姿になりました。本堂は鎌倉時代に再建されたもので、国宝に指定されています。また、三重塔や仏像など、多くの重要文化財が寺内に現存し、当時の様式を今に伝えています。広大な境内には四季折々の花々が咲き誇り、特に春には色とりどりのバラが楽しめるバラ園が訪れる人々を癒やします。写真は『霊山寺 | 奈良市観光協会サイト』のページから。

■霊山寺の重要文化財建造物
三重塔 【室町前期】 (1899-04-05指定)
鐘楼 【室町中期】 (1943-07-30指定)
国宝 本堂 【鎌倉後期】 (1953-11-11指定)

添御縣坐神社本殿
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■住所 GoogleMap
奈良県奈良市三碓町

■概要
類まれな五間社流造の神社建築が特徴です。正面に3つの千鳥破風が付いており、春日造の本殿3棟を相の間で繋いだものとされており、非常に珍しいものです。約640年前の南北朝時代末期に建てられた本殿は、室町時代の神社建築様式をよく残しており、当時の技術の高さと美しさを今に伝えています。また、蟇股には繊細で優美な透彫彫刻が施されており、細部まで丁寧に作り込まれています。また、古代豪族の長髄彦を祀っており、神武天皇東征にまつわる伝説も伝わっています。写真は『添御県坐神社 | 奈良市観光協会サイト』のページから。

■添御縣坐神社本殿の重要文化財建造物
添御縣坐神社本殿 【室町前期】 (1907-10-21指定)

秋篠寺本堂
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■住所 GoogleMap
奈良県奈良市秋篠町

■概要
光仁天皇の勅願寺で、平城京の西北端、秋篠の里に雑木林に囲まれて立っています。奈良時代に建立された最後の官寺でしたが、保延元年(1135年)に火災で焼失しました。現在の本堂は鎌倉時代に堂宇の遺材を用いて再建されたもので国宝に指定されています。また、秋篠寺で最も有名な仏像は、本堂左端に立つ伎芸天像(重要文化財)で、そのしなやかな立ち姿は「東洋のミューズ」と称賛されるほど美しいです。

■秋篠寺本堂の重要文化財建造物
国宝 秋篠寺本堂 【鎌倉前期】 (1953-11-11指定)

西大寺本堂

■住所 GoogleMap
奈良県奈良市西大寺芝町一丁目

■概要
真言律宗総本山としての象徴的な建物で、数々の歴史と文化財を有する重要な場所です。江戸中期の建築技法を用い、土壁を用いない独特の構造で建てられたこの巨大な仏堂は、その堂々とした姿で見る者を圧倒します。鎌倉時代の仏師・善慶作の釈迦如来像は重要文化財で、穏やかな表情が印象的な木造の立像です。また、文殊菩薩をはじめとする脇侍像も重要文化財に指定されており、本尊とともに荘厳な空間を作り出しています。毎年10月には光明真言会が行われ、本堂を特別に荘厳し、神秘的な雰囲気の中で法要が執り行われ、多くの人々を魅了します。1250年以上の歴史を誇る西大寺の伝統が、本堂に息づいています。

■西大寺本堂の重要文化財建造物
西大寺本堂 【江戸後期】 (1998-06-19指定)

八幡神社本殿
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■住所 GoogleMap
奈良県奈良市西大寺町

■概要
写真は『境内と周辺 | 【公式】西大寺八幡神社』のページから

■八幡神社本殿の重要文化財建造物
八幡神社本殿 【室町中期】 (1920-05-11指定)

喜光寺本堂
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■住所 GoogleMap
奈良県奈良市菅原町

■概要
右殿には「気長足姫命」、中殿に「誉田別命」、左殿に「玉依姫命」が祀られています。三間社流造の本殿で、拝殿や覆屋がないため、全体がよく見えるのが特徴です。写真は『添御県坐神社 | 奈良市観光協会サイト』のページから。

■喜光寺本堂の重要文化財建造物
喜光寺本堂 【室町前期】 (1901-04-01指定)

和爾下神社本殿
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■住所 GoogleMap
奈良県天理市櫟本町

■概要
「延喜式」に記される古社で、もとは孝昭天皇の皇子・天足彦国押人命と日本帯彦国押人命が祀られていましたが、現在は大己貴命、素盞鳴命、稲田姫命が祀られています。かつて治道社や牛頭天王社、柿本上宮とも呼ばれましたが、明治初年に和爾下神社と定められました。写真は『和爾下神社 | 天理観光ガイド・天理市観光協会』のページから。

■和爾下神社本殿の重要文化財建造物
和爾下神社本殿 【桃山】 (1938-10-21指定)

石上神宮
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■住所 GoogleMap
奈良県天理市布留町

■訪問記

■概要
古事記や日本書紀にも登場し、日本最古の神社のひとつです。拝殿は白河天皇が移築したと伝えられ、国宝に指定されています。豊かな自然に囲まれた神聖な境内で、訪れる人々の心を清めています。

■石上神宮の重要文化財建造物
国宝 摂社出雲建雄神社拝殿 【鎌倉後期】 (1954-04-01指定)
国宝 拝殿 【鎌倉前期】 (1954-04-01指定)
楼門 【鎌倉後期】 (1906-05-11指定)

長岳寺
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■住所 GoogleMap
奈良県天理市柳本町

■概要
千百八十余年の歴史を持つ寺院で、国指定重要文化財には建造物4棟、仏像5体が含まれ、奈良県指定文化財には建造物1棟、工芸品2品があります。特に狩野山楽の「大地獄絵図」が圧巻で、毎年10月23日から11月30日まで公開され、住職による「閻魔の嘆き」の絵解きも行われます。12,000坪の境内には鎌倉期や南北朝の石仏も多く見られます。写真は『文化財一覧 – 花と文化財のお寺 釜ノ口山 長岳寺』のページから。

■長岳寺の重要文化財建造物
本堂 【江戸前期】 (1969-08-01指定)
庫裏 【江戸前期】 (1955-08-01指定)
五智堂(真面堂) 【鎌倉後期】 (1908-05-12指定)
楼門 【桃山】 (1907-10-21指定)

天皇神社本殿

■住所 GoogleMap
奈良県天理市備前町

■概要
応永3年(1396年)に建てられ、室町時代初期の一間社春日造で、檜皮葺の美しい造りが特徴です。内部には薬師如来や牛頭天王が安置されており、神仏習合の名残があります。

■天皇神社本殿の重要文化財建造物
天皇神社本殿 【室町中期】 (1915-04-01指定)

来迎寺宝塔

■住所 GoogleMap
奈良県奈良市来迎寺町

■概要
中世には多田氏を中心とする東山内衆の菩提寺として栄え、繁栄を物語る多くの石塔が本堂裏に残っており、延慶3年(1310)の宝塔は重要文化財に指定されています。

■来迎寺宝塔の重要文化財建造物
来迎寺宝塔 【鎌倉後期】 (1954-04-01指定)

都祁水分神社本殿
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■住所 GoogleMap
奈良県奈良市都祁村大字友田

■概要
総丹塗の建物で、一間社春日造、檜皮葺きです。瑞垣に囲まれ、正面には中門、前に拝殿、能舞台があり、左右には直会殿、神興舎、宝物殿が配置されています。本殿前には鎌倉時代末期作とされる1対の狛犬(重要文化財)があり、頭が小さいことが大きな特徴です。写真は『都祁水分神社|奈良県観光[公式サイト] あをによし なら旅ネット|奈良市|奈良エリア|神社・仏閣|神社・仏閣』のページから。

■都祁水分神社本殿の重要文化財建造物
都祁水分神社本殿 【室町後期】 (1907-10-21指定)

大神神社
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■住所 GoogleMap
奈良県桜井市大字三輪

■概要
日本最古の神社の一つとして知られています。三輪山を神体とし、本殿を持たない独特の形態が特徴の神社です。写真は『拝殿 | 大神神社(おおみわじんじゃ)』のページから。

■大神神社の重要文化財建造物
摂社大直禰子神社社殿 【室町中期】 (1901-10-19指定)
拝殿 【江戸中期】 (1921-05-13指定)
三ツ鳥居 【明治】 (1953-11-11指定)

談山神社
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■住所 GoogleMap
奈良県桜井市大字多武峰

■概要
大化の改新の立役者である藤原鎌足を祀るために建立され、「談い山」という名前は鎌足が中大兄皇子と蘇我入鹿の暗殺を密談したことに由来しています。神社内には、世界唯一の木造十三重塔や、日光東照宮の手本とされる朱塗りの豪華な本殿など、多くの重要文化財の建造物があります。写真は『境内建築物のご案内|談山神社【公式】大和多武峰鎮座』のページから。

■談山神社の重要文化財建造物
末社惣社本殿 【江戸中期】 (1977-01-12指定)
末社惣社拝殿 【江戸中期】 (1977-01-12指定)
神廟拝所 【江戸中期】 (1977-01-12指定)
閼伽井屋 【江戸前期】 (1977-01-12指定)
摂社東殿 【江戸前期】 (1977-01-12指定)
末社比叡神社本殿 【江戸前期】 (1977-01-12指定)
拝殿 【江戸前期】 (1977-01-12指定)
楼門 【江戸前期】 (1977-01-12指定)
西宝庫 【江戸前期】 (1977-01-12指定)
西透廊 【江戸前期】 (1977-01-12指定)
本殿 【江戸末期】 (1977-01-12指定)
東透廊 【江戸前期】 (1977-01-12指定)
東宝庫 【江戸前期】 (1977-01-12指定)
権殿 【室町後期】 (1915-04-01指定)
十三重塔 【室町後期】 (1900-05-10指定)
摩尼輪塔 【鎌倉後期】 (1955-02-20指定)

白山神社本殿

■住所 GoogleMap
奈良県桜井市大字阿部

■概要
一間社流造で屋根は杮葺き、室町時代末期の造営とされ、美しい曲線を持ち正面に板扉三口があります。元々は鎮守として建立され、明治の神仏分離の際には大日如来を安置しましたが、現在は白山菊理姫を主神として祀り、特に縁結びの神として全国的に知られています。

■白山神社本殿の重要文化財建造物
白山神社本殿 【室町後期】 (1920-05-11指定)

長谷寺
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■住所 GoogleMap
奈良県桜井市大字初瀬

■概要
真言宗豊山派の総本山で、7世紀後半に道明上人が天武天皇のために設立されました。本尊の木造十一面観音立像は日本三大観音の一つで、その美しい姿が特徴です。徳川家光による再建の舞台造本堂は国宝に指定され、399段の石段からなる登廊を通じて四季折々の花が楽しめる美しい景観が広がっています。境内には多くの重要文化財の建造物や美術品が収蔵されています。

■長谷寺の重要文化財建造物
国宝 本堂 【江戸前期】 (2004-12-21指定)
仁王門 【明治】 (1986-12-22指定)
登廊 (下登廊) 【明治】 (1986-12-22指定)
登廊 (繋屋) 【明治】 (1986-12-22指定)
登廊 (中登廊) 【明治】 (1986-12-22指定)
登廊 (蔵王堂) 【江戸前期】 (1986-12-22指定)
登廊 (上登廊) 【江戸前期】 (1986-12-22指定)
三百餘社 【江戸前期】 (1986-12-22指定)
繋廊 【江戸前期】 (1986-12-22指定)
鐘楼 【江戸前期】 (1986-12-22指定)

長谷寺本坊

■住所 GoogleMap
奈良県桜井市大字初瀬一一〇九番

■概要
総本山長谷寺の僧侶たちが住み、修行に励む建築群で、国宝の本堂と谷を挟んで南側の高台に位置し、静寂に包まれた落ち着いた雰囲気が漂っています。天正16年(1588年)頃に創建されたとされていますが、明治44年(1911年)に火災で多くの建物が失われました。大正8年(1919年)から大正13年(1924年)にかけて、奈良県の技師である天沼俊一、阪谷良之進、岸熊吉らの手により再建され、焼失前の姿を忠実に再現しつつも、和洋折衷の建築様式と近代的な合理性が取り入れられた美しい建物群となっています。

■長谷寺本坊の重要文化財建造物
土蔵 【明治】 (2014-12-21指定)
奥書院 【大正】 (2014-12-21指定)
小書院 【大正】 (2014-12-21指定)
大講堂 【大正】 (2014-12-21指定)
大玄関及び庫裏 【大正】 (2014-12-21指定)
唐門及び回廊 【大正】 (2014-12-21指定)
護摩堂 【大正】 (2014-12-21指定)
中雀門 【江戸後期】 (2014-12-21指定)

佛隆寺石室
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■住所 GoogleMap
奈良県宇陀市榛原区赤埴

■概要
平安時代に建てられた宝形造りの石室で、空海の高弟とされる堅恵の墓と伝えられています。屋根が四方に傾斜した宝形造の形式が特徴で、当時の建築様式を伝える貴重な遺構です。また、内部には五輪塔が安置されており、堅恵の墓とされています。写真は『宇陀市/国指定文化財』のページから。

■佛隆寺石室の重要文化財建造物
佛隆寺石室 【平安後期】 (1914-05-11指定)

室生寺
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■住所 GoogleMap
奈良県宇陀市室生区室生

■訪問記

■概要
国宝に指定された金堂や五重塔をはじめ、数多くの国宝や重要文化財の建物や美術品があります。金堂は平安時代の建築様式を伝える堂々とした構造で、内部には国宝の仏像が安置されています。五重塔は日本最古級のもので、小さく美しい姿が特徴です。また、豊かな自然に囲まれており、春には新緑が鮮やかで、秋には美しい紅葉が楽しめます。また、古くから「女人高野」と呼ばれ、多くの女性が修行を重ねてきた歴史があります。

■室生寺の重要文化財建造物
国宝 五重塔 【平安前期】 (1951-07-30指定)
五輪塔 【室町前期】 (1961-04-01指定)
国宝 金堂 【平安前期】 (1952-04-01指定)
納経塔 【平安後期】 (1961-04-01指定)
国宝 本堂(灌頂堂) 【鎌倉後期】 (1952-04-01指定)
御影堂 【室町前期】 (1911-05-11指定)
弥勒堂 【鎌倉前期】 (1979-02-20指定)

笹岡家住宅
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■住所 GoogleMap
奈良県宇陀市大宇陀区藤井477番地

■概要
17世紀前半に建造で、当時の豪農の生活様式や建築技術を伝えています。内部の構造は非常に豪壮で、当時の技術の高さをうかがわせます。また、表門も残っており、屋敷全体の景観が楽しめます。古い農家の歴史を知る上で貴重な古民家です。写真は『宇陀市/国指定文化財』のページから。

■笹岡家住宅の重要文化財建造物
表門 【江戸後期】 (1968-05-12指定)
主屋 【江戸前期】 (1968-05-12指定)

片岡家住宅
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■住所 GoogleMap
奈良県宇陀市大宇陀区田原938番地

■概要
江戸時代に庄屋や大庄屋として高い格式を持つ地主農家で、主屋の居室部は寛文10年(1670)に建築され、部分的な改造はあるものの当初の姿をよく残しています。主屋の客室部は天明2年(1782)に増築され、柱の構えから時代の違いがわかります。また、表門は天保3年(1832)に建てられ、各建物の建設年代が明らかで、民家の歴史を知る上で貴重な古民家となっています。写真は『宇陀市/国指定文化財』のページから。

■片岡家住宅の重要文化財建造物
主屋 【江戸中期】 (1961-04-01指定)
表門 【江戸末期】 (1980-01-12指定)

十三重塔
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■住所 GoogleMap
奈良県宇陀市大宇陀区牧448番地

■概要
高さ4.15mで、均整のとれた形状が特徴です。建立時期は不明ですが、様式から室町時代初期と考えられています。台石の下には寛保2年(1742)の銘板や薬師如来像、阿弥陀如来像、銅製の納骨筒が発見されています。写真は『宇陀市/国指定文化財』のページから。

■十三重塔の重要文化財建造物
十三重塔 【室町前期】 (1957-02-21指定)

大蔵寺

■住所 GoogleMap
奈良県宇陀市大宇陀区栗野

■概要
大師堂は鎌倉後期に建立され、日本最古の弘法大師を祀る大師堂とされています。宗派は龍門真言宗で、本尊は薬師如来です。鎌倉時代からの歴史を持ち、当時の建築様式や仏教文化を伝えています。宇陀市の山中に位置し、自然豊かな環境に静かに佇んでいます。

■大蔵寺の重要文化財建造物
大師堂 【鎌倉後期】 (1904-02-21指定)
本堂 【鎌倉後期】 (1904-02-21指定)

宇太水分神社
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奈良県宇陀市菟田野区古市場

■概要
崇神天皇の時代に創建されたこの古社は、延喜式にも記載され、古くから信仰を集めています。鎌倉時代に建てられた本殿(国宝)は、一間社隅木入春日造で、速秋津比古神、天水分神、国水分神を祀っています。本殿の右側には、室町中期の春日神社本殿(重要文化財)と、室町末期の宗像神社本殿(重要文化財)の3棟が並び、これらは同じ大きさです。宇陀郡の総鎮守で、水の配分を司る神を祀っており、葛城水分神社、吉野水分神社、都祁水分神社と共に大和の式内社の水分神社とされています。境内には源頼朝が幼少の頃に植えたとされる「頼朝杉」が立ち並び、「薬の井」もあり、その水は服薬に良いとされています。写真は『宇太水分神社(宇陀市菟田野)|奈良県観光[公式サイト] あをによし なら旅ネット|宇陀市|山の辺・飛鳥・橿原・宇陀エリア|神社・仏閣|神社・仏閣』のページから。

■宇太水分神社の重要文化財建造物
国宝 (第一殿) 【鎌倉後期】 (1954-04-01指定)
国宝 (第二殿) 【鎌倉後期】 (1954-04-01指定)
国宝 (第三殿) 【鎌倉後期】 (1954-04-01指定)
末社春日神社本殿 【室町中期】 (1954-04-01指定)
末社宗像神社本殿 【室町後期】 (1954-04-01指定)

森村家住宅
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■住所 GoogleMap
奈良県橿原市新賀町408番地

■概要
18世紀初期に建てられ、改造が少なく上質な奈良県内でも有数の古い民家です。濠に囲まれた豪族の邸宅の構えで、主屋には別座敷があり、長屋門(表門)、納屋、土蔵などの付属屋が配置されています。主屋の東半分は土間、西半分には3室を3列に配置した整形9間取りを持ち、屋根は切妻造の草葺(現在は鉄板葺き)で、本瓦葺の庇がついています。江戸時代中頃に遡る大規模な家は非常に少なく、貴重な建造物とされています。写真は『森村家住宅/橿原市公式ホームページ』のページから。

■森村家住宅の重要文化財建造物
表門 【江戸中期】 (1989-11-29指定)
別座敷 【江戸中期】 (1989-11-29指定)
主屋 【江戸中期】 (1989-11-29指定)
内蔵 【江戸中期】 (1989-11-29指定)

旧織田屋形
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■住所 GoogleMap
奈良県橿原市久米町

■概要
江戸時代に柳本藩織田家によって建てられ、現在は橿原神宮に移築され「文華殿」として利用されている御殿です。創建の屋敷が焼失した後、天保7年(1836)から再建が始まり、天保15年(1844)に完成しました。大名屋敷としての格式を持つ壮大な建物で、多くの見どころがあります。写真は『旧織田屋形(橿原神宮文華殿)/橿原市公式ホームページ』のページから。

■旧織田屋形の重要文化財建造物
玄関 【江戸末期】 (1967-07-31指定)
大書院 【江戸末期】 (1967-07-31指定)

橿原神宮本殿
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■住所 GoogleMap
奈良県橿原市久米町

■概要
京都御所の内侍所で、円柱が直接桁を受ける簡素な構造が特徴です。妻飾は扠首組で、面取の二軒の垂木や蔀戸、格子戸など、宮殿建築としての優雅さを示しています。神武天皇の陵墓が定められ、1891年(明治23年)に創立されました。また、広い神域には、柳本藩織田家の旧屋敷であった橿原神宮文華殿も含まれています。写真は『橿原神宮本殿/橿原市公式ホームページ』のページから。

■橿原神宮本殿の重要文化財建造物
橿原神宮本殿 【江戸末期】 (1902-09-11指定)

久米寺
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■住所 GoogleMap
奈良県橿原市久米町

■概要
京都の仁和寺から移築されたもので、桃山様式の美しい建築が特徴です。写真は『久米寺/橿原市公式ホームページ』のページから。

■久米寺の重要文化財建造物
久米寺 【江戸前期】 (1976-06-21指定)

岡寺
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■住所 GoogleMap
奈良県高市郡明日香村大字岡

■概要
書院は、主室に床・棚・書院を備え、四室が鉤の手に配置された本格的な書院造りで、桃山時代の建築様式を色濃く残しています。背面側には当初、台所風の場所があった痕跡が見られます。華美な装飾は控えめながらも、洗練された意匠が随所に施され、上質な空間を作り出しています。写真は『岡寺|奈良県観光[公式サイト] あをによし なら旅ネット|明日香村|山の辺・飛鳥・橿原・宇陀エリア|神社・仏閣|神社・仏閣』のページから。

■岡寺の重要文化財建造物
書院 【江戸前期】 (1986-01-12指定)
仁王門 【桃山】 (1955-08-01指定)

於美阿志神社石塔婆
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■住所 GoogleMap
奈良県高市郡明日香村大字檜前

■概要
檜隈寺の跡地に建てられた高さ約4.3メートル、平安時代後期に造られた凝灰岩の巨塔です。元々は十三重の石塔でしたが、経年で上部二重と相輪が失われ、現在は十一重になっています。写真は『【13】 於美阿志神社 石塔婆 (国指定重要文化財(建造物)) | 明日香村 公式ホームページ』のページから。

■於美阿志神社石塔婆の重要文化財建造物
於美阿志神社石塔婆 【平安後期】 (1909-05-10指定)

人麿神社本殿
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■住所 GoogleMap
奈良県橿原市地黄町

■概要
1345年(康永4年)に葛城市の柿本神社から分霊されたとされる神社で、柿本人麻呂を祀っています。本殿は一間社隅木入春日造という珍しい形式で、南北朝時代の建築様式が色濃く残り、蟇股や木鼻の精緻な装飾など当時の高い建築技術を見ることができます。写真は『人麿神社本殿/橿原市公式ホームページ』のページから。

■人麿神社本殿の重要文化財建造物
人麿神社本殿 【室町前期】 (1979-06-21指定)

正蓮寺大日堂
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■住所 GoogleMap
奈良県橿原市小綱町

■概要
桁行三間、梁行三間の寄棟造・本瓦葺の構造を持っています。元は普賢寺として建てられましたが、明治の廃仏毀釈で正蓮寺が管理を引き継ぎました。室町時代の小規模な仏堂として貴重で、本尊の鎌倉時代の大日如来坐像は国の重要文化財に指定されています。写真は『正蓮寺大日堂|観光スポット|橿原市観光情報サイト』のページから。

■正蓮寺大日堂の重要文化財建造物
正蓮寺大日堂 【室町後期】 (1943-07-30指定)

今西家住宅
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■住所 GoogleMap
奈良県橿原市今井町三丁目9番25号

■概要
今井町の西端を守った功績から、松平忠明により「今西」の名を賜り、以降、今井町の惣年寄筆頭を務めた家系です。建物は1650年(慶安3年)に建設され、白漆喰塗籠の堂々とした城郭風の外観を持ちます。内部には広い土間と六間取りの部屋、別棟の角座敷があり、式台では簡易な裁きも行われていました。写真は『今西家住宅/橿原市公式ホームページ』のページから。

■今西家住宅の重要文化財建造物
今西家住宅 【江戸前期】 (1957-07-31指定)

上田家住宅
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■住所 GoogleMap
奈良県橿原市今井町四丁目4番25号

■概要
今西・尾崎氏と共に惣年寄を務める傍ら、「壷屋」の屋号で酒造業を営んでいました。1635年(寛永11年)には「今井札」を発行するなど経済力を持っていました。主屋は平入りで、2階の軒が低く、北側に土間、南側に整形6間取りがあり、上層町家の発展を示す貴重な建造物です。写真は『上田家住宅/橿原市公式ホームページ』のページから。

■上田家住宅の重要文化財建造物
上田家住宅 【江戸中期】 (1972-06-20指定)

音村家住宅
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■住所 GoogleMap
奈良県橿原市今井町一丁目10番13号

■概要
屋号「細九」で知られる細井戸屋九右衛門が大阪夏の陣後に今井へ移住し、金物商として繁盛しました。主屋は平入りで正面のみ「つし2階」があり、17世紀後半の建築と推定されます。内部には通り土間やシモミセ、六間取りの奥に角座敷が設けられ、1885年(安政2年)には新座敷が増築されました。江戸時代中期の手法が見られ、今井町町家の発展初期を示す貴重な建物です。写真は『音村家住宅/橿原市公式ホームページ』のページから。

■音村家住宅の重要文化財建造物
音村家住宅 【江戸中期】 (1972-06-20指定)

河合家住宅
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■住所 GoogleMap
奈良県橿原市今井町一丁目7番8号

■概要
上品寺町の上田家から分家し、17世紀初期に順明寺と共に今井に移住した「上品寺屋」は、酒造業を営む家です。主屋は18世紀後半に建てられ、今井町では比較的早い2階建ての構造で、1階は低い天井、2階は座敷として整えられています。外観は白漆喰塗籠で丸窓があり、大型の6間取りを持ち、優れた意匠が見られます。さらに、東北隅には19世紀初期に改築された納屋があります。写真は『河合家住宅(今井町)/橿原市公式ホームページ』のページから。

■河合家住宅の重要文化財建造物
主屋 【江戸後期】 (1976-06-21指定)
納屋 【江戸後期】 (1976-06-21指定)

旧米谷家住宅
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■住所 GoogleMap
奈良県橿原市今井町一丁目10番11号

■概要
中町筋北側に面し、屋号「米忠」で金具商を営んでいた町家です。江戸時代5代目忠五良の時期に繁栄し、主屋の西北側に「ざしき」を増築、1849年(嘉永2)には内蔵・蔵前座敷も増設しました。内部は東側に通り土間があり、煙返しが付けられた農家風の造りで、土間の隅にはシモミセが設けられています。居室は珍しく5間取りで、裏庭には数奇屋風の土蔵と蔵前座敷があります。写真は『旧米谷家住宅/橿原市公式ホームページ』のページから。

■旧米谷家住宅の重要文化財建造物
主屋 【江戸中期】 (1972-06-20指定)
土蔵及び蔵前座敷 【江戸末期】 (1972-06-20指定)

称念寺本堂
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■住所 GoogleMap
奈良県橿原市今井町三丁目

■概要
浄土真宗本願寺派の寺院で、本堂は大型真宗本堂の標準的な平面形態を持ち、外陣、内陣、左右の余間で構成されています。建立年代は不明ですが、江戸時代前期の手法が見られ、真宗本堂の発展過程を知る上で重要な遺構です。写真は『称念寺本堂/橿原市公式ホームページ』のページから。

■称念寺本堂の重要文化財建造物
称念寺本堂 【江戸前期】 (2002-06-21指定)

高木家住宅
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■住所 GoogleMap
奈良県橿原市今井町一丁目6番9号

■概要
中尊坊通りの東端に位置するこの家は、切妻造の本瓦葺2階建てで、1階と2階にそれぞれ2列6室型の部屋があります。主屋の西側には塀と門があり、裏を通って仏間やざしきに上がることができ、武士用の玄関としても使用されていました。2階はほとんどが部屋で、畳敷きの棹縁天井の居室となっています。幕末期の上層町家として保存状態が良好で、江戸時代の生活用具や火縄銃が展示され、座敷に上がって見ることができます。写真は『重要文化財高木家住宅|観光スポット|橿原市観光情報サイト』のページから。

■高木家住宅の重要文化財建造物
高木家住宅 【江戸末期】 (1972-06-20指定)

豊田家住宅
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■住所 GoogleMap
奈良県橿原市今井町三丁目8番12号

■概要
「紙八」と呼ばれ、御堂筋の称念寺に向かいやや西寄りに位置し、江戸時代末期に材木商の牧村清右衛門から分家移住しました。豪商として福井藩の蔵元を務めたことがあり、その屋号を示す「木」が正面上部の壁に残っています。入母屋造の本瓦葺きで、豪壮な外観を持ち、内部は土間とシモミセ、整った6間取りの居間部があります。建築年代は古く、各所に古式の手法が残されています。写真は『豊田家住宅/橿原市公式ホームページ』のページから。

■豊田家住宅の重要文化財建造物
主屋 【江戸中期】 (1972-06-20指定)
納屋 【江戸中期】 (1972-06-20指定)

中橋家住宅
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■住所 GoogleMap
奈良県橿原市今井町三丁目1番15号

■概要
「米彦」と称する中規模民家は、称念寺東方斜め筋向かいの御堂筋北側に位置し、代々米屋を営んでいましたが、幕末には肥料や金物商も行っていました。1748年の古図に屋敷が記載されていますが、現在の建物は18世紀後半のものと考えられます。外観は白壁と下部板壁で、内部は西側が土間、東側が食い違い6間取りとなっています。土間の西南隅には開放的な「しもみせ」があり、正面上部には後に増築された低い「つし2階」があります。写真は『中橋家住宅/橿原市公式ホームページ』のページから。

■中橋家住宅の重要文化財建造物
中橋家住宅 【江戸後期】 (1972-06-20指定)

瑞花院本堂
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■住所 GoogleMap
奈良県橿原市飯高町

■概要
元々は吉楽寺で、1443年(嘉吉3)の棟木銘があり、建立年代が明確です。正方形の平面を持ち、方五間の寄棟造で正面には向拝があります。また、修理棟札や調査から、仏壇廻りや床、須弥壇の作り替えが行われたことが確認されています。写真は『瑞花院本堂/橿原市公式ホームページ』のページから。

■瑞花院本堂の重要文化財建造物
瑞花院本堂 【室町中期】 (1907-10-21指定)

十二社神社本殿
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奈良県大和高田市大字藤森

■概要
多武峰から移築されたと伝えられている本殿は一間一間社隅木入春日造で、建立は室町時代中頃まで遡ると考えられています。後世の改変や補修があるものの、初期の形式を多く残しており、保存状態は良好です。写真は『十二社神社/大和高田市』のページから。

■十二社神社本殿の重要文化財建造物
十二社神社本殿 【室町中期】 (2022-12-01指定)

不動院本堂
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■住所 GoogleMap
奈良県大和高田市本郷町

■概要
高田城主の当麻雅楽佐為長が、当麻氏とその一族の菩提を弔うために建立したと伝えられています。本瓦葺きの寄棟造りで、密教系の平面形態を持ちながら、内部には主に和様の特徴が見られます。外廻りは舟肘木を用いた組物で、飛貫や腰貫が縦横に通され、長押が少なく、桟唐戸が吊られている点で大仏様の影響を受けています。写真は『不動院(大日堂)/大和高田市』のページから。

■不動院本堂の重要文化財建造物
不動院本堂 【室町後期】 (1925-05-12指定)

南法華寺
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■住所 GoogleMap
奈良県高市郡高取町大字壺坂

■概要
真言宗系の寺院であり、大宝3年(703年)に弁基上人によって開かれたと伝えられています。本尊である十一面千手観世音菩薩は、眼病平癒のご利益があるとされ、長年にわたり多くの人々の信仰を集めてきました。また、巡礼の地としても長い歴史を持ち、平安時代には清少納言が『枕草子』で「寺は壺阪、笠置、法輪」と称賛し、その名が広く知られていました。さらに、人形浄瑠璃「壺阪霊験記」の題材としても有名であり、世代を超えて多くの人々に親しまれています。写真は『壷阪寺について | 壷阪寺(南法華寺)- 西国三十三所第六番札所』のページから。

■南法華寺の重要文化財建造物
三重塔 【室町後期】 (1906-05-11指定)
寺礼堂 【室町中期】 (1959-08-01指定)

百濟寺

■住所 GoogleMap
奈良県北葛城郡広陵町大字百済

■百濟寺の重要文化財建造物
百濟寺 【鎌倉後期】 (1906-05-11指定)

法起寺三重塔
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奈良県生駒郡斑鳩町大字岡本

■概要
聖徳宗の総本山で、日本最古の三重塔があり、その歴史的価値から国宝に指定されています。聖徳太子の遺言により建立されたとされ、法隆寺五重塔と構造が似ていることから、法隆寺建築様式の流れを伝える重要な建物とされています。塔の最上部の露盤には銘文が刻まれ、建立の経緯や年代が確認されています。荘厳な木造建築は、天へ向かう堂々とした姿が美しく、初重内部には八角の心柱と四天柱が見られるなど、見どころも多いです。写真は『法起寺|奈良県観光[公式サイト] あをによし なら旅ネット|斑鳩町|生駒・信貴・斑鳩・葛城エリア|神社・仏閣|神社・仏閣』のページから。

■法起寺三重塔の重要文化財建造物
国宝 法起寺三重塔 【飛鳥】 (1951-07-30指定)

法隆寺
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■住所 GoogleMap
奈良県生駒郡斑鳩町法隆寺山内

■訪問記

■概要
7世紀に建てられた金堂、五重塔、中門などの木造建築群が現存し、世界でも類を見ない大規模な寺院です。特に夢殿(東院伽夢殿)は聖徳太子が安置されているとされ、優美な曲線美が特徴です。国宝の玉虫厨子には鮮やかな玉虫の羽根が使用され、当時の技術の高さを示しています。また、古代の木造建築や多くの仏像を間近で見ることができ、仏教美術の素晴らしさを堪能できる素晴らしい場所でもあります。

■法隆寺の重要文化財建造物
表門 【室町後期】 (1911-05-11指定)
本堂 【室町後期】 (1904-02-21指定)
上土門 【江戸前期】 (1942-12-22指定)
客殿 【桃山】 (1942-12-22指定)
宗源寺四脚門(勧学院表門) 【鎌倉前期】 (1921-05-13指定)
旧富貴寺羅漢堂 【平安後期】 (1971-12-22指定)
福園院本堂 【室町中期】 (1942-08-01指定)
寶珠院本堂 【室町後期】 (1942-12-22指定)
大湯屋 【桃山】 (1942-12-22指定)
大湯屋表門 【室町前期】 (1942-12-22指定)
国宝 西廻廊 【飛鳥】 (1951-07-30指定)
国宝 東廻廊 【飛鳥】 (1951-07-30指定)
上御堂(上堂) 【鎌倉後期】 (1898-12-28指定)
北室院太子殿 【室町中期】 (1943-07-30指定)
国宝 経蔵 【奈良】 (1951-07-30指定)
国宝 綱封蔵 【平安前期】 (1967-07-31指定)
国宝 五重塔 【飛鳥】 (1951-07-30指定)
国宝 金堂 【飛鳥】 (1951-07-30指定)
南面 【江戸中期】 (1943-07-30指定)
西面 【江戸中期】 (1943-07-30指定)
東面 【江戸中期】 (1943-07-30指定)
東面 【江戸中期】 (1943-07-30指定)
北面 【江戸中期】 (1943-07-30指定)
西面 【江戸前期】 (1943-07-30指定)
北面 【江戸後期】 (1943-07-30指定)
国宝 西円堂 【鎌倉前期】 (1955-02-20指定)
西園院唐門 【江戸前期】 (1943-07-30指定)
国宝 三経院及び西室 【鎌倉前期】 (1955-02-20指定)
国宝 食堂 【奈良】 (1952-11-12指定)
細殿 【鎌倉前期】 (1901-04-01指定)
地蔵堂 【室町前期】 (1908-05-12指定)
国宝 聖霊院 【鎌倉後期】 (1952-11-12指定)
国宝 鐘楼 【平安中期】 (1951-07-30指定)
新堂 【鎌倉後期】 (1911-05-11指定)
国宝 大講堂 【平安中期】 (1951-07-30指定)
中院本堂 【室町中期】 (1947-02-22指定)
国宝 中門 【飛鳥】 (1951-07-30指定)
妻室 【平安後期】 (1942-08-01指定)
南面 【江戸中期】 (1943-07-30指定)
東面 【江戸中期】 (1943-07-30指定)
西面 【江戸中期】 (1943-07-30指定)
西廻廊 【鎌倉前期】 (1900-05-10指定)
東廻廊 【鎌倉前期】 (1900-05-10指定)
東院四脚門 【鎌倉前期】 (1900-05-10指定)
東院舎利殿及び絵殿 【鎌倉前期】 (1900-05-10指定)
国宝 東院鐘楼 【鎌倉前期】 (1955-02-20指定)
国宝 東院伝法堂 【奈良】 (1951-07-30指定)
東院南門(不明門) 【室町中期】 (1900-05-10指定)
国宝 東院夢殿 【奈良】 (1951-07-30指定)
東院礼堂 【鎌倉前期】 (1900-05-10指定)
国宝 東大門 【奈良】 (1952-11-12指定)
国宝 南大門 【室町中期】 (1953-04-02指定)
国宝 東室 【奈良】 (1965-06-21指定)
薬師坊庫裡 【室町後期】 (1943-07-30指定)
律学院本堂 【江戸前期】 (1976-06-21指定)

伊弉冊命神社本殿
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奈良県生駒郡斑鳩町大字五百井

■概要
桃山時代に建立され、一間社春日造という神社建築様式を採用しています。屋根は檜皮葺で、全体が朱塗りに彩られ、極彩色の装飾が施されています。江戸時代以前は「白山大権現」と称され、白山信仰の神社として知られていました。写真は『伊弉冊命神社 - 奈良寺社ガイド』のページから。

■伊弉冊命神社本殿の重要文化財建造物
伊弉冊命神社本殿 【桃山】 (1954-11-30指定)

吉田寺多宝塔
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■住所 GoogleMap
奈良県生駒郡斑鳩町大字小吉田

■概要
平安時代に創建された古刹であり、境内には国宝の丈六阿弥陀如来坐像をはじめとする数多くの文化財が収蔵されています。中でも特に目を引くのが、室町時代に建てられた多宝塔です。その美しい姿は訪れる人々の心を魅了します。写真は『吉田寺|奈良県観光[公式サイト] あをによし なら旅ネット|斑鳩町|生駒・信貴・斑鳩・葛城エリア|神社・仏閣|神社・仏閣』のページから。

■吉田寺多宝塔の重要文化財建造物
吉田寺多宝塔 【室町中期】 (1903-05-11指定)

富貴寺本堂
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■住所 GoogleMap
奈良県磯城郡川西町大字保田

■概要
南北朝末期の寄棟造で、近年まで荒廃していましたが、昭和39年から40年にかけて解体修理が行われ、見違えるほどに復元されました。本尊の木造釈迦如来坐像の背面には来迎壁があり、壁画が描かれていますが、剥落が進んでおり、上部の板にのみ彩色が残っています。修理前には逆さまになっていた部分もありましたが、図様によれば、右側には五体の如来坐像、左側には不動明王を中心に火炎光を持つ明王像が描かれています。右端には象に乗った普賢菩薩、左端には獅子に乗った文殊菩薩と思われる像が描かれています。写真は『川西町の文化財 | 奈良県川西町』のページから。

■富貴寺本堂の重要文化財建造物
本堂 【室町前期】 (1954-04-01指定)

八幡神社本殿
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■住所 GoogleMap
奈良県生駒郡三郷町大字勢野

■概要
一間社春日造りで、檜皮葺の屋根を持ち、祭神は誉田別皇尊です。装飾は控えめですが、蟇股や虹梁鼻の意匠や彫刻は優れており、向拝廻りには室町時代後半の特徴が見られます。昭和26年に全面解体修理が行われ、建立年代は棟札銘によって永正11年(1514年)であることが判明しています。写真は『八幡神社(勢野薬隆寺)本殿 - 三郷町公式ホームページ』のページから。

■八幡神社本殿の重要文化財建造物
八幡神社本殿 【室町後期】 (1920-05-11指定)

藤田家住宅
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■住所 GoogleMap
奈良県生駒郡平群町福貴1523番地

■概要
北福貴の高台に位置し、南側には灰田川の谷が広がっています。整った大和棟として指定され、昭和59、60年度に半解体修理が行われました。調査の結果、元禄年間(1688~1703)に建てられた萱葺の入母屋造りであり、18世紀後半、文化4年(1807)、明治末年(1912)に改修が実施されました。修理後は、第一次改造の姿に復元されています。写真は『重文 藤田家(ふじたけ)住宅 - 平群町ホームページ』のページから。

■藤田家住宅の重要文化財建造物
藤田家住宅 【江戸中期】 (1978-01-12指定)

榮山寺
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■住所 GoogleMap
奈良県五條市小島町

■訪問記

■概要
養老3年(719年)に藤原武智麻呂によって創建された、真言宗豊山派の歴史ある寺院です。藤原南家の菩提寺として栄え、国宝の八角堂や「平安三絶」の一つと称される梵鐘が有名です。本尊の薬師如来坐像も重要文化財に指定され、南北朝時代には南朝の行在所としても利用されました。

■榮山寺の重要文化財建造物
七重塔 【平安後期】 (1909-05-10指定)
国宝 八角堂 【奈良】 (1952-04-01指定)

栗山家住宅
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■住所 GoogleMap
奈良県五條市五条一丁目2番8号

■概要
旧伊勢街道の江戸時代の商家の風情を今に伝える建物で、棟札に慶長12年(1607)の銘があり、建築年代の判っているものでは、日本最古の民家といわれています。写真は『文化財指定される古民家/五條市』のページから。

■栗山家住宅の重要文化財建造物
栗山家住宅 【桃山】 (1968-05-12指定)

御霊神社
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■住所 GoogleMap
奈良県五條市中之町

■概要
康正元年(1455年)に創建され、1637年に再建されました。以後、1726年、1745年、慶応4年などに神主藤井家によって改修と遷宮が行われ、当時の建築様式が今に伝えられています。写真は『御霊神社|五條市で“観る”|五條市観光協会』のページから。

■御霊神社の重要文化財建造物
境内社他戸神社本殿 【室町後期】 (1916-06-21指定)
本殿 【室町後期】 (1916-06-21指定)
境内社早良神社本殿 【室町後期】 (1916-06-21指定)

堀家住宅
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■住所 GoogleMap
奈良県五條市西吉野町和田48番地

■概要
南朝の都、賀名生ゆかりの史跡です。写真は『堀家住宅 賀名生皇居跡/五條市』のページから。

■堀家住宅の重要文化財建造物
堀家住宅 【室町後期】 (1979-06-21指定)

春日神社本殿
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奈良県五條市西吉野町向賀名生

■概要
こじんまりとしながらも格調高く、室町時代末期の華麗な細工が施されています。写真は『五條市の文化財探訪(西吉野地区)』のページから。

■春日神社本殿の重要文化財建造物
春日神社本殿 【室町中期】 (1923-04-01指定)

鳳閣寺廟塔

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奈良県吉野郡黒滝村大字鳥住

■概要
修験道中興の祖、理源大師聖宝の供養塔で、正平24年(1369年)に建造され、修験道の地、黒滝村の聖地として、重要な役割を果たしてきました。

■鳳閣寺廟塔の重要文化財建造物
鳳閣寺廟塔 【室町前期】 (1915-04-01指定)

大峰山寺
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奈良県吉野郡天川村大字洞川

■概要
標高1719.2mの大峰山山頂に位置する修験道の根本道場です。伝説によれば、役行者が金剛蔵王大権現を感得し、蔵王堂を建立したことから始まります。毎年5月3日の戸開式から9月23日の戸閉式まで、本堂の扉が開かれ、参拝者は平安時代から続く女人禁制の伝統を守りながら訪れることができます。また、2004年には「紀伊山地の霊場と参詣道」としてユネスコの世界遺産に登録されました。写真は『大峰山寺 | 天川村公式サイト(奈良県) 観光ページ』のページから。

■大峰山寺の重要文化財建造物
大峰山寺 【江戸中期】 (1973-07-30指定)

西田家住宅
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奈良県五條市西吉野町鹿場6番地

■概要
17世紀半ばに建築された入り母屋造りの茅葺き屋根の建物で、正面11.5メートル、側面8.3メートルの大きさがあります。また、内部には黒い板壁が多く見られます。写真は『五條市の文化財探訪(西吉野地区)/五條市』のページから。

■西田家住宅の重要文化財建造物
西田家住宅 【江戸前期】 (1968-05-12指定)

五輪塔

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奈良県葛城市当麻北共同墓地内

■概要
五輪塔の形が定型化する前の平安後期の様式で、大和地方(近畿地方)最古の五輪塔とされています。凝灰岩製の塔で高さ約245cm、切石加工された基壇上に低い地輪があり、水輪は独特な棗やリンゴの形をしています。屋根のたるみや軒先の反り返りが特徴的で、地輪と水輪には深い薬研彫りが施されています。

■五輪塔の重要文化財建造物
五輪塔 【平安後期】 (1957-02-21指定)

當麻寺
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■住所 GoogleMap
奈良県葛城市當麻

■概要
612年に麻呂子王が創建し、681年に弥勒仏を本尊とする金堂が建立されました。初めは三論宗の学問寺院でしたが、823年に空海が参籠し真言宗に転宗。その後、當麻曼荼羅を中心に浄土信仰が広まり、南北朝時代には浄土宗も加わり、真言宗と浄土宗が併立しています。1180年に平家の南都攻めで金堂が破壊されましたが、源頼朝の支援で再興され、現在も多くの寺宝が伝わっています。写真は『當麻寺/葛城市』のページから。

■當麻寺の重要文化財建造物
鐘楼門 【江戸前期】 (1989-11-29指定)
本堂 【桃山】 (1989-11-29指定)
方丈 【桃山】 (1989-11-29指定)
講堂 【鎌倉後期】 (1899-04-05指定)
金堂 【鎌倉前期】 (1899-04-05指定)
国宝 西塔 【平安前期】 (1952-04-01指定)
国宝 東塔 【奈良】 (1952-04-01指定)
国宝 本堂(曼荼羅堂) 【平安後期】 (1952-04-01指定)
薬師堂 【室町中期】 (1971-08-01指定)
中之坊書院 【江戸前期】 (1935-06-20指定)

額安寺

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奈良県大和郡山市額田部寺町

■概要
鎌倉時代後期(1297年)に造立された8基の石造五輪塔で、高僧の供養塔として丁寧に作られ、五輪の各要素が揃っています。

■額安寺の重要文化財建造物
五輪塔 【鎌倉後期】 (1961-04-01指定)
五輪塔 【鎌倉後期】 (1961-04-01指定)
五輪塔 【鎌倉後期】 (1961-04-01指定)
五輪塔 【鎌倉後期】 (1961-04-01指定)
五輪塔 【鎌倉後期】 (1961-04-01指定)
五輪塔 【鎌倉後期】 (1961-04-01指定)
五輪塔 【鎌倉後期】 (1961-04-01指定)
五輪塔 【鎌倉後期】 (1961-04-01指定)

小泉神社本殿
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奈良県大和郡山市小泉町

■概要
春日造、桧皮葺の屋根に千木と勝男木がのせられています。舟肘木や連三斗の形、浜床に置かれた高欄など、珍しい構造が特徴です。建立は室町時代末期で、江戸時代の寛文年間に修理が行われたとされています。写真は『小泉神社本殿/大和郡山市』のページから。

■小泉神社本殿の重要文化財建造物
小泉神社本殿 【室町後期】 (1920-05-11指定)

慈光院
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奈良県大和郡山市小泉町

■概要
寛文3年(1663年)、小泉藩二代目藩主片桐石見守貞昌が、大徳寺派の玉舟和尚を開山に迎え、父の菩提寺として建立した臨済宗の寺院です。境内全体が一つの茶席として設計され、茶の湯に必要な道、座敷、庭園、露地、小間の席が一貫して整えらた寺院で、三百年以上の時を経て現存する貴重な史跡です。写真は『慈光院|金魚とお城のまち やまとこおりやま(一般社団法人 大和郡山市観光協会公式ウェブサイト)』のページから。

■慈光院の重要文化財建造物
書院 【江戸中期】 (1944-11-29指定)
茶室 【江戸中期】 (1944-11-29指定)

松尾寺本堂
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奈良県大和郡山市山田町

■概要
真言宗の寺院で、建武4年(1337年)に再建されたとされています。伝統的な入母屋造りの本瓦葺屋根が特徴で、重厚な外観を持ち、本堂内には千手観音像が安置されています。江戸時代からは「わが国最古の厄除け道場」として知られるようになり、厄年を迎える多くの人々が訪れるようになりました。また、修験道との深い関わりがあり、山伏に関連する貴重な資料も多く残されています。写真は『大和松尾寺|本堂 | 松尾寺』のページから。

■松尾寺本堂の重要文化財建造物
松尾寺本堂 【室町前期】 (1902-09-11指定)

旧岩本家住宅(旧所在 奈良県宇陀郡室生村)
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奈良県大和郡山市矢田町545番地大和民俗公園構内

■概要
旧宇陀郡室生村の庄屋だったと伝えられる19世紀前半の農家で、桁行14メートル、梁間11メートルの大型入母屋造、茅葺きの建物です。左半分が土間で馬屋やかまやが配置され、右半分には6つの居室があります。太い梁やせがい造りなど、この地方特有の構造が見られます。現在は矢田の民俗公園内にあり、自由に見学可能できます。写真は『旧岩本家住宅/大和郡山市』のページから。

■旧岩本家住宅(旧所在 奈良県宇陀郡室生村)の重要文化財建造物
旧岩本家住宅(旧所在 奈良県宇陀郡室生村) 【江戸末期】 (1979-06-21指定)

旧臼井家住宅(旧所在 奈良県高市郡高取町)
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奈良県大和郡山市矢田町545番地大和民俗公園構内

■概要
「伊勢屋」として酒・醤油の販売を営み、高取藩の公用伝馬も担っていた建物です。主屋と内蔵が移築されており、主屋は桁行18メートル、梁間7メートルの切妻造茅葺で、18世紀の建築とされます。農家風の町屋建築で、「しもみせ」「なかのま」「おくざしき」などの間取りが特徴です。内蔵は土壁の土蔵造りで、二階建ての本瓦葺きです。写真は『旧臼井家住宅/大和郡山市』のページから。

■旧臼井家住宅(旧所在 奈良県高市郡高取町)の重要文化財建造物
主屋 【江戸中期】 (1974-06-21指定)
内蔵 【江戸中期】 (1974-06-21指定)

春日神社本殿
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奈良県大和郡山市矢田町

■概要
矢田山金剛山寺の境内に南面して建つ社殿で、一間社春日造、檜皮葺の建物です。形式や細部から室町時代末期の建立とされ、もとは金剛山寺の鎮守でした。昭和25年、昭和54年、平成15年に屋根の葺き替えなどの修理が行われ、神社のしきたりに従い定期的な保存修理が続けられています。写真は『春日神社本殿/大和郡山市』のページから。

■春日神社本殿の重要文化財建造物
春日神社本殿 【室町後期】 (1920-05-11指定)

矢田坐久志玉比古神社
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奈良県大和郡山市矢田町

■概要
祭神は櫛玉饒速日神と御炊屋姫神で、饒速日命が磐船で飛来した神話から航空の神「航空祖神」として崇められています。写真は『矢田坐久志玉比古神社|金魚とお城のまち やまとこおりやま(一般社団法人 大和郡山市観光協会公式ウェブサイト)』のページから。

■矢田坐久志玉比古神社の重要文化財建造物
本殿 【室町前期】 (1908-05-12指定)
末社八幡神社社殿 【室町中期】 (1908-05-12指定)

中家住宅
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奈良県生駒郡安堵町大字窪田133番地

■概要
大和川北岸に位置する環濠屋敷で、二重の濠と竹藪に囲まれ、平城型居館の姿を残しています。中氏はもともと足立氏と称し、戦国時代に筒井氏の一族として活躍しましたが、後に帰農し、武家作りと農家造りが融合した民家となりました。主屋は1659年創建とされ、新座敷には1773年の棟札が残ります。11の焚き口を持つかまどや珍しい蒸し風呂、戦国時代の梅干しなど見所が多く、持仏堂や庫裏もあります。写真は『奈良県 - 中家住宅』のページから。

■中家住宅の重要文化財建造物
持仏堂 【江戸中期】 (1978-06-22指定)
持仏堂庫裏 【江戸後期】 (1978-06-22指定)
表門 【江戸後期】 (1968-05-12指定)
新座敷 【江戸後期】 (1968-05-12指定)
米蔵及び牛小屋 【江戸後期】 (1978-06-22指定)
主屋 【江戸前期】 (1968-05-12指定)
新蔵 【江戸後期】 (1971-12-22指定)
米蔵 【江戸後期】 (1971-12-22指定)
乾蔵 【明治】 (1971-12-22指定)

五輪塔覆堂
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奈良県大和郡山市長安寺町463番地

■概要
筒井順慶の墓所で、奈良市の円証寺から移葬されました。「御廟所」と呼ばれ、かつては広大な敷地を持ち、西寺が墓地を守っていたとされます。覆堂は十尺四方の小さな一間堂で、本瓦葺の宝形造りです。内部には順慶を供養する五輪塔や石燈篭が残されています。写真は『五輪塔覆堂/大和郡山市』のページから。

■五輪塔覆堂の重要文化財建造物
五輪塔覆堂 【桃山】 (1944-11-29指定)

博西神社
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奈良県葛城市寺口

■概要
北殿に下照比売命、南殿に菅原道真を祀る本殿は、棟続きのように連結した珍しい春日造の形式です。平成12年の保存修理で鮮やかな色彩が再現されています。写真は『博西神社/葛城市』のページから。

■博西神社の重要文化財建造物
2棟 【室町後期】 (1958-06-20指定)
1棟 【室町後期】 (1958-06-20指定)

村井家住宅

■住所 GoogleMap
奈良県葛城市南道穂189番地

■村井家住宅の重要文化財建造物
内蔵 【江戸中期】 (1968-05-12指定)
表門 【江戸後期】 (1968-05-12指定)
主屋 【江戸中期】 (1968-05-12指定)

安楽寺塔婆
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■住所 GoogleMap
奈良県御所市大字稲宿

■概要
かつて三重塔でしたが、江戸時代に上層部が崩壊し、現在は初層のみが現存しています。中世の建築様式を伝える貴重な建造物で、三手先斗栱など鎌倉時代の古風な手法が随所に見られます。写真は『安楽寺 | 御所市』のページから。

■安楽寺塔婆の重要文化財建造物
安楽寺塔婆 【鎌倉後期】 (1961-04-01指定)

中村家住宅
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奈良県御所市大字名柄339番地

■概要
代官屋敷としての特徴を持ち、柱が太く、木割が均整の取れた江戸初期の建築様式です。内部には古風な開口装置や納戸構えが残り、同時期の町屋建築と類似していますが、全国的にも珍しい形式の建物です。写真は『中村邸 | 御所市』のページから。

■中村家住宅の重要文化財建造物
中村家住宅 【江戸前期】 (1968-05-12指定)

高鴨神社本殿

■住所 GoogleMap
奈良県御所市大字鴨神

■概要
室町時代の建築様式を伝える貴重な建物で、その技術や美意識が凝縮されています。日本最古の神社の一つで、主祭神の阿遅志貴高日子根命は蘇生の力を持つ神として崇敬されています。

■高鴨神社本殿の重要文化財建造物
高鴨神社本殿 【室町後期】 (1902-09-11指定)

宝篋印塔

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奈良県吉野郡吉野町大字山口薬師堂境内

■概要
鎌倉時代中期(1278年)に建立された石造で、建治四年の刻銘が残る貴重な文化財です。

■宝篋印塔の重要文化財建造物
宝篋印塔 【鎌倉後期】 (1957-02-21指定)

金峯山寺
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奈良県吉野郡吉野町大字吉野山

■概要
修験道の総本山で、世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」の一部として知られています。役行者が開いた聖地で、山岳信仰と仏教の融合文化に触れられます。中心の国宝・蔵王堂(本堂)は、東大寺大仏殿に次ぐ大きさを誇る木造建築で、三体の蔵王権現が安置されています。

■金峯山寺の重要文化財建造物
銅鳥居 【室町中期】 (1942-12-22指定)
国宝 二王門 【室町中期】 (1953-11-11指定)
国宝 本堂 【桃山】 (1953-11-11指定)

吉野神宮
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■住所 GoogleMap
奈良県吉野郡吉野町大字吉野山

■概要
明治22年(1889年)に明治天皇の勅願で創建された神社で、後醍醐天皇を祭神としています。旧官幣大社で、現在は神社本庁の別表神社に指定されています。後醍醐天皇の思いを象徴して檜造りの本殿や拝殿は京都の方角を向いています。写真は『吉野神宮|奈良県観光[公式サイト] あをによし なら旅ネット|吉野町|吉野路エリア|神社・仏閣|神社・仏閣』のページから。

■吉野神宮の重要文化財建造物
神庫 【明治】 (2022-12-01指定)
裏門及び透塀(裏門) 【昭和】 (2022-12-01指定)
本殿 【昭和】 (2022-12-01指定)
裏門及び透塀(透塀) 【昭和】 (2022-12-01指定)
内玉垣 【昭和】 (2022-12-01指定)
楽舎(西楽舎) 【昭和】 (2022-12-01指定)
祝詞舎 【昭和】 (2022-12-01指定)
楽舎(東楽舎) 【昭和】 (2022-12-01指定)
井戸屋形 【明治】 (2022-12-01指定)
神饌所 【昭和】 (2022-12-01指定)
廻廊(西廻廊) 【昭和】 (2022-12-01指定)
摂社御影神社本殿 【昭和】 (2022-12-01指定)
拝殿 【昭和】 (2022-12-01指定)
摂社船岡神社本殿 【昭和】 (2022-12-01指定)
摂社拝殿 【昭和】 (2022-12-01指定)
摂社瀧櫻神社本殿 【昭和】 (2022-12-01指定)
廻廊(東廻廊) 【昭和】 (2022-12-01指定)
裏鳥居 【明治】 (2022-12-01指定)
外玉垣 【昭和】 (2022-12-01指定)
裏手水舎 【明治】 (2022-12-01指定)
東門 【昭和】 (2022-12-01指定)
宿衛舎 【昭和】 (2022-12-01指定)
神門 【昭和】 (2022-12-01指定)
神符授与所 【昭和】 (2022-12-01指定)
修祓所 【昭和】 (2022-12-01指定)
表手水舎 【昭和】 (2022-12-01指定)
大鳥居 【昭和】 (2022-12-01指定)
制札屋形 【昭和】 (2022-12-01指定)
参集殿 【明治】 (2022-12-01指定)

吉野水分神社
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奈良県吉野郡吉野町大字吉野山

■概要
世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」の一部で、豊臣秀吉も子授けを祈願したと伝えられ、子授け・安産・子どもの守護神として信仰されています。豊臣秀頼が再建した本殿は桃山様式の美しい歴史的建造物です。写真は『吉野水分神社(子守宮) - 吉野山観光協会【公式サイト】』のページから。

■吉野水分神社の重要文化財建造物
幣殿 【桃山】 (1901-04-01指定)
本殿 【桃山】 (1901-04-01指定)
拝殿 【桃山】 (1901-04-01指定)
回廊 (南) 【桃山】 (1901-04-01指定)
楼門 【桃山】 (1901-04-01指定)
回廊 (北) 【桃山】 (1901-04-01指定)
書院 【室町前期】 (1915-04-01指定)

玉置神社社務所及び台所
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奈良県吉野郡十津川村玉置川

■概要
1804年に建立された玉置神社の別当寺・高牟婁院の建物で、神仏分離後は社務所、台所、参籠所として利用されています。入母屋造の社務所は台所と接続され、歴史的な趣を残しています。写真は『重要文化財 玉置神社社務所及び台所/奈良県公式ホームページ』のページから。

■玉置神社社務所及び台所の重要文化財建造物
玉置神社社務所及び台所 【江戸後期】 (1988-01-11指定)