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重要文化財建造物(1件)
■概要
真言律宗総本山としての象徴的な建物で、数々の歴史と文化財を有する重要な場所です。江戸中期の建築技法を用い、土壁を用いない独特の構造で建てられたこの巨大な仏堂は、その堂々とした姿で見る者を圧倒します。鎌倉時代の仏師・善慶作の釈迦如来像は重要文化財で、穏やかな表情が印象的な木造の立像です。また、文殊菩薩をはじめとする脇侍像も重要文化財に指定されており、本尊とともに荘厳な空間を作り出しています。毎年10月には光明真言会が行われ、本堂を特別に荘厳し、神秘的な雰囲気の中で法要が執り行われ、多くの人々を魅了します。1250年以上の歴史を誇る西大寺の伝統が、本堂に息づいています。
■西大寺本堂の重要文化財建造物