重要文化財建造物一覧

全国の重要文化財建造物を史跡単位でリスト化しました。
各都道府県のリンクをクリックして、よろしければ旅行計画等にご活用下さい。名称や住所で検索もできます。
ブログ お問い合わせはこちらから このサイトについて
都道府県別 史跡検索
和歌山県 重要文化財建造物(56件)
加太春日神社本殿
Landmark Photo

■住所 GoogleMap
和歌山県和歌山市加太

■概要
江戸時代の記録によると、当初は天照大神を祀っていましたが、後に春日三社を合祀して春日神社と称されました。現在の社殿は1596年建立の檜皮葺一間社流造で、千鳥破風や軒唐破風が特徴です。龍や鳳凰、伊勢海老など、精巧な彫刻が施され、桃山時代の華やかな美が感じられます。写真は『寺社・名所旧跡(加太周辺)|和歌山市』のページから。

■加太春日神社本殿の重要文化財建造物
加太春日神社本殿 【桃山】 (1931-12-21指定)

野上八幡宮
Landmark Photo

■住所 GoogleMap
和歌山県海草郡紀美野町小畑

■概要
神功皇后が三韓遠征の帰途に逗留し、応神天皇を主祭神として建立された神社です。後に石清水八幡宮の別宮となり、大社として崇められました。根来衆による焼失後、桃山時代に再建され、現在も拝殿や本殿、若宮社など多くの国指定重要文化財が残っています。写真は『野上八幡宮 – 野上八幡宮の公式サイトです。』のページから。

■野上八幡宮の重要文化財建造物
摂社高良玉垂神社本殿 【桃山】 (1944-11-29指定)
摂社武内神社本殿 【室町後期】 (1944-11-29指定)
摂社平野今木神社本殿 【室町後期】 (1944-11-29指定)
拝殿 【桃山】 (1944-11-29指定)
本殿 【室町後期】 (1944-11-29指定)

十三神社
Landmark Photo

■住所 GoogleMap
和歌山県海草郡紀美野町野中

■概要
延暦3年(784年)に神野郷の人々が神代七世の大神などを祀って創建され、当初は「十二社大権現」と称していましたが、十三所大明神を祀っていた可能性もあります。本殿、摂社丹生神社本殿、摂社若宮八幡神社本殿の3棟は、天正年間以前に建立され、桃山時代の社殿建築様式を伝える貴重な遺構です。写真は『和歌山県神社庁-十三神社 じゅうさんじんじゃ-』のページから。

■十三神社の重要文化財建造物
摂社八幡神社本殿 【室町後期】 (1969-03-31指定)
本殿 【桃山】 (1969-03-31指定)
摂社丹生神社本殿 【室町後期】 (1969-03-31指定)

和歌山城岡口門
Landmark Photo

■住所 GoogleMap
和歌山県和歌山市一番丁3番地の2

■概要
元和7年(1621年)の城の拡張時に再興され、櫓門形式の防御力の高い構造を持ちます。築城期には大手門として機能し、後に搦手門となりました。門の北側には土塀と銃眼があり、門扉上部は透かし構造で敵を攻撃できました。戦災で多くの建物が焼失した中、岡口門は貴重な文化財として残っています。写真は『和歌山城岡口門 | わかやまの文化財』のページから。

■和歌山城岡口門の重要文化財建造物
和歌山城岡口門 【江戸前期】 (1957-07-31指定)

旧柳川家住宅(旧所在 和歌山県海南市黒江)
Landmark Photo

■住所 GoogleMap
和歌山県和歌山市岩橋1822番地紀伊風土記の丘

■概要
柳川家は、文化4年(1807年)に建てられた漆器産地として知られる旧家で、代々平兵衛を名乗り、大庄屋を務めた家系です。切妻造の本瓦葺で、一・二階ともに格子がはめられた外観は実用的かつ美しく、保存状態も良好で、現在は県立紀伊風土記の丘に移設されています。写真は『旧柳川家住宅 | わかやまの文化財』のページから。

■旧柳川家住宅(旧所在 和歌山県海南市黒江)の重要文化財建造物
前蔵 【江戸後期】 (1970-07-31指定)
主屋 【江戸後期】 (1969-03-31指定)

旧谷山家住宅(旧所在 和歌山県海草郡下津町)

■住所 GoogleMap
和歌山県和歌山市岩橋1822番地紀伊風土記の丘

■概要
元々海南市下津町塩津の浜に建てられていた魚家で、寛延2年(1749年)に建てられたことが棟札からわかります。切妻造の妻入りで正面に庇があり、主屋の西側には西倉が接続しています。西倉は二階造りにせず、漁具収納のための工夫が施され、床には漁船の古板が敷かれています。魚家として古く、保存状態も良好な貴重な古民家で、現在は県立紀伊風土記の丘に移設されています。

■旧谷山家住宅(旧所在 和歌山県海草郡下津町)の重要文化財建造物
旧谷山家住宅(旧所在 和歌山県海草郡下津町) 【江戸中期】 (1969-03-31指定)

阿弥陀寺本堂(旧紀伊藩台徳院霊屋)

■住所 GoogleMap
和歌山県和歌山市鳴神

■概要
もともと藩主徳川頼宣が徳川秀忠の霊を祀るために寛永9年(1632)に創建した大智寺の御霊屋で、明治4年(1871)に現在の地に移築されました。五間堂で、内外に施された漆塗や彩色が鮮やかに残る第一級の建築物であり、近世初期の霊廟建築として重要です。

■阿弥陀寺本堂(旧紀伊藩台徳院霊屋)の重要文化財建造物
阿弥陀寺本堂(旧紀伊藩台徳院霊屋) 【江戸前期】 (2018-10-20指定)

護国院
Landmark Photo

■住所 GoogleMap
和歌山県和歌山市紀三井寺

■概要
日本の歴史と文化を伝える貴重な寺院で、国指定の重要文化財である楼門、鐘楼、多宝塔が特徴です。楼門は室町時代の開放的な門、鐘楼は江戸時代の重厚な造り、多宝塔は二層式の塔で、それぞれ独自の建築様式を備えています。その他にも本堂や御殿などの文化財があり、日本の歴史と美意識を深く感じられる場所です。写真は『建築物 – 紀三井寺』のページから。

■護国院の重要文化財建造物
鐘楼 【桃山】 (1908-05-12指定)
多宝塔 【室町中期】 (1908-05-12指定)
楼門 【室町中期】 (1908-05-12指定)

天満神社
Landmark Photo

■住所 GoogleMap
和歌山県和歌山市和歌浦

■概要
慶長9年(1604)に紀州藩主浅野幸長により再建が始まり、慶長11年(1606)に完成しました。元和5年(1619)に徳川頼宣が紀伊守となり、当社を和歌浦の地主神として崇敬し、江戸時代を通じて社家安田能登守が天満宮と東照宮の両社に奉仕し、明治維新まで続きました。写真は『天満神社 てんまじんじゃ - 和歌山県神社庁』のページから。

■天満神社の重要文化財建造物
末社多賀神社本殿 【桃山】 (1974-06-21指定)
末社天照皇太神宮豊受大神宮本殿 【桃山】 (1974-06-21指定)
本殿 【桃山】 (1916-06-21指定)
楼門 【桃山】 (1935-06-20指定)

東照宮
Landmark Photo

■住所 GoogleMap
和歌山県和歌山市和歌浦

■概要
「権現さん」と親しまれる東照宮は、本殿が一〇八段の石段上にあり、精巧な彫刻や狩野・土佐派の絵で荘厳され、「関西日光」と称される豪華さを誇ります。また、朱塗り極彩色の桜門は関西随一と評されています。写真は『紀州東照宮|スポット|和歌山県公式観光サイト』のページから。

■東照宮の重要文化財建造物
東西廻廊(西) 【江戸前期】 (1965-06-21指定)
楼門 【江戸前期】 (1965-06-21指定)
東西廻廊(東) 【江戸前期】 (1965-06-21指定)
唐門 【江戸前期】 (1916-06-21指定)
東西瑞垣(西) 【江戸前期】 (1916-06-21指定)
東西瑞垣(東) 【江戸前期】 (1916-06-21指定)
本殿、石の間、拝殿 【江戸前期】 (1916-06-21指定)

角長(加納家住宅)
Landmark Photo

■住所 GoogleMap
和歌山県有田郡湯浅町大字湯浅7番地

■概要
紀州・湯浅にある、鎌倉時代から750年以上続く伝統的な手づくり醤油の醸造蔵です。醤油資料館では、ジオラマやパネルで醤油づくりを紹介しており、予約により見学が可能です。写真は『株式会社 角長 | 湯浅町観光公式ホームページ』のページから。

■角長(加納家住宅)の重要文化財建造物
醤油蔵(南) 【明治】 (2022-12-21指定)
醤油蔵(北) 【大正】 (2022-12-21指定)
樽蔵 【江戸末期】 (2022-12-21指定)
角蔵 【明治】 (2022-12-21指定)
辰巳蔵 【江戸末期】 (2022-12-21指定)
醤油蔵 【江戸末期】 (2022-12-21指定)
主屋 【江戸末期】 (2022-12-21指定)
仕込蔵 【江戸末期】 (2022-12-21指定)
麹室 【明治】 (2022-12-21指定)
穀蔵 【江戸末期】 (2022-12-21指定)
土蔵 【明治】 (2022-12-21指定)

長保寺
Landmark Photo

■住所 GoogleMap
和歌山県有田郡有田川町大字植野

■概要
臨済宗妙心寺派に属し、由良町の興国寺開山法燈国師の隠居所として亀山上皇が建立しました。仏殿は鎌倉時代に伝わった禅宗様式で建てられ、扇垂木や詰組、四半敷きの床などが特徴です。桃山時代の本格的な禅宗様式を持つ仏殿として、全国的にも価値が高い建物です。写真は『長楽寺仏殿(国指定重要文化財)/有田川町』のページから。

■長保寺の重要文化財建造物
長保寺 【桃山】 (1991-06-22指定)

廣八幡宮
Landmark Photo

■住所 GoogleMap
和歌山県有田郡広川町大字上中野

■概要
欽明天皇の時代に創建されたと伝わる神社で、安政元年の大津波の際に濱口梧陵が村人を避難させた場所としても知られています。本殿や楼門などが国指定重要文化財で、室町時代造営の檜皮葺き本殿や朱塗りの楼門が見どころです。境内には樹齢数百年の檜が立ち並び、神聖な雰囲気を漂わせています。写真は『指定文化財 - 廣八幡神社』のページから。

■廣八幡宮の重要文化財建造物
摂社高良社本殿 【室町後期】 (1929-05-10指定)
摂社天神社本殿 【江戸前期】 (1947-02-22指定)
摂社若宮社本殿 【室町後期】 (1929-05-10指定)
拝殿 【江戸中期】 (1947-02-22指定)
本殿 【室町中期】 (1929-05-10指定)
楼門 【室町後期】 (1947-02-22指定)

法蔵寺鐘楼
Landmark Photo

■住所 GoogleMap
和歌山県有田郡広川町大字上中野

■概要
湯浅の勝楽寺にあった建物が、元禄8年に広八幡神社に移され、明治の神仏分離で法蔵寺に移築されました。室町時代の唐様式で、寄棟造の屋根が特徴です。精巧な組物や軒周りの装飾から当時の高い技術が伺え、貴重な建造物です。写真は『法蔵寺(鐘楼)(国指定重要文化財)|広川町』のページから。

■法蔵寺鐘楼の重要文化財建造物
法蔵寺鐘楼 【室町中期】 (1947-02-22指定)

濱口家住宅
Landmark Photo

■住所 GoogleMap
和歌山県有田郡広川町大字広字南市場1292番

■概要
江戸時代初期に銚子でヤマサ醤油の基礎を築いた家系で、「稲むらの火」で知られる濱口梧陵と同族の東濱口家です。宝永の津波後に現在地に移転し、江戸後期の町家建築や文化年間の本座敷が残っています。御風楼は9代目吉右衛門により明治後期に建てられ、和風と近代建築を融合した優れた設計です。土蔵や煉瓦塀などもあり、屋敷の歴史を物語っています。写真は『濱口家住宅 | わかやまの文化財』のページから。

■濱口家住宅の重要文化財建造物
文庫 【明治】 (2014-11-30指定)
本座敷 【江戸後期】 (2014-11-30指定)
主屋 【江戸後期】 (2014-11-30指定)
御風楼 【明治】 (2014-11-30指定)
南米蔵 【江戸末期】 (2014-11-30指定)
大工部屋 【明治】 (2014-11-30指定)
新蔵 【明治】 (2014-11-30指定)
左官部屋 【明治】 (2014-11-30指定)
北米蔵 【明治】 (2014-11-30指定)

鈴木家住宅

■住所 GoogleMap
和歌山県有田郡有田川町大字中峯309番地

■概要
天明5年(1785年)に建てられた茅葺きの農家住宅で、江戸時代の様式をよく残す大規模な建物です。季節ごとに表情を変える茅葺き屋根と広々とした間取りが、日本の原風景と当時の農村の豊かさを伝えています。

■鈴木家住宅の重要文化財建造物
鈴木家住宅 【江戸後期】 (1969-03-31指定)

白岩丹生神社本殿
Landmark Photo

■住所 GoogleMap
和歌山県有田郡有田川町小川白岩谷

■概要
明応5年(1496年)に移築されたとされるこの建物は、室町時代後期の一間社春日造で、檜皮葺や精緻な彫刻が特徴です。拝殿前のネズの老樹が自然と調和し、美しい景観を作り出しています。写真は『和歌山県神社庁-白岩丹生神社 しろいわにゅうじんじゃ-』のページから。

■白岩丹生神社本殿の重要文化財建造物
白岩丹生神社本殿 【室町後期】 (1955-08-01指定)

薬王寺観音堂

■住所 GoogleMap
和歌山県有田郡有田川町大字小川

■概要
室町時代前期に建てられた寄棟造り・本瓦葺きの木造建築で、簡素ながらも美しい調和が特徴です。木立に囲まれた観音堂は静寂な空間を作り出し、国の重要文化財である木造阿弥陀如来坐像が安置されています。

■薬王寺観音堂の重要文化財建造物
薬王寺観音堂 【室町前期】 (1944-11-29指定)

法音寺本堂
Landmark Photo

■住所 GoogleMap
和歌山県有田郡有田川町大字岩野河

■概要
浄土宗鎮西派の寺院で、天平4年(732)に行基が創建したと伝わります。康正3年(1457)に再興され現在地に本堂が再建されました。また、境内には重要文化財の本堂や阿弥陀如来坐像、平安時代前期の十一面観音立像など貴重な寺宝が伝わります。写真は『法音寺本堂(国指定重要文化財)/有田川町』のページから。

■法音寺本堂の重要文化財建造物
法音寺本堂 【室町中期】 (1917-05-10指定)

吉祥寺薬師堂
Landmark Photo

■住所 GoogleMap
和歌山県有田郡有田川町大字粟生

■概要
室町時代の応永34年(1427)に建立された茅葺きの三間堂で、かつて岩倉神社の別当寺でした。堂内には国指定重要文化財の仏像が安置されていましたが、現在は宝霊殿に移されています。写真は『吉祥寺薬師堂(国指定重要文化財)/有田川町』のページから。

■吉祥寺薬師堂の重要文化財建造物
吉祥寺薬師堂 【室町中期】 (1917-05-10指定)

安楽寺多宝小塔
Landmark Photo

■住所 GoogleMap
和歌山県有田郡有田川町大字二川

■概要
南北朝時代に造られた高さ約2メートルの小さな塔で、全国に現存する最古級の多宝小塔です。その歴史的価値は、南北朝時代の重要な時代に造られたこと、外観や構造が屋外の多宝塔を忠実に再現していることにあります。単独で重要文化財に指定されている多宝小塔は全国でも珍しい存在です。写真は『安楽寺の重文「多宝小塔」公開 県立博物館 - ロカルわかやま|和歌山県内のグルメ、観光・おでかけ、ライフ情報を発信中』のページから。

■安楽寺多宝小塔の重要文化財建造物
安楽寺多宝小塔 【室町前期】 (1953-04-02指定)

雨錫寺阿弥陀堂
Landmark Photo

■住所 GoogleMap
和歌山県有田郡有田川町大字杉野原

■概要
杉野原の御田舞の舞殿であるこの茅葺きの五間堂は、永正11年(1514)に建立され、須弥檀と厨子を置く他、間仕切りのない開放的な構造が特徴です。写真は『雨錫寺阿弥陀堂(国指定重要文化財)/有田川町』のページから。

■雨錫寺阿弥陀堂の重要文化財建造物
雨錫寺阿弥陀堂 【室町後期】 (1991-06-22指定)

鬪雞神社
Landmark Photo

■住所 GoogleMap
和歌山県田辺市東陽

■概要
社伝によると、允恭天皇8年(419年)に創建され、白河天皇の時代に熊野三所権現を勧請しました。熊野参詣の際に鬪雞神社に参拝し心願成就を祈願したと伝えられ、熊野三山の別宮的存在として熊野信仰を担ってきました。また、社殿は熊野本宮大社の流失前の配置を再現しており、熊野信仰の歴史を伝える貴重な場所でもあります。写真は『世界遺産 鬪雞神社 – 和歌山県 田辺観光協会』のページから。

■鬪雞神社の重要文化財建造物
本殿 【江戸中期】 (2017-02-22指定)
西殿 【江戸中期】 (2017-02-22指定)
上殿 【江戸前期】 (2017-02-22指定)
中殿 【江戸中期】 (2017-02-22指定)
下殿 【江戸中期】 (2017-02-22指定)
八百萬殿 【江戸中期】 (2017-02-22指定)

旧西村家住宅
Landmark Photo

■住所 GoogleMap
和歌山県新宮市丹鶴1丁目7657番

■概要
西村伊作(1884~1963)の自邸で、1914年に西村自身が設計し地元の大工を指導して建てられました。この住宅は、伝統的な接客重視の住宅とは異なり、家族団らんのための居間を中心にした家族本位の設計が特徴で、当時の先駆的な住宅スタイルを示しています。現在は、シンプルで丈夫な家具や西村の絵画、陶芸作品、著書などを展示しています。写真は『和歌山県新宮市 和歌山県新宮市 重要文化財旧西村家住宅(西村伊作記念館)』のページから。

■旧西村家住宅の重要文化財建造物
主屋 【大正】 (2010-08-01指定)

熊野本宮大社
Landmark Photo

■住所 GoogleMap
和歌山県田辺市本宮町

■概要
熊野三山の一つで、創祀は崇神天皇の時代と伝えられ、紀伊半島の大斎原に古くから鎮座しています。奈良から平安時代にかけて仏教や修験道と習合し、平安後期には信仰が強化されました。鎌倉時代には広く信仰され、「蟻の熊野詣」という言葉が生まれるほど参拝者が増加しました。江戸時代中期に社殿が建立され、明治の大洪水で一部が流失。2004年には世界文化遺産に登録されました。写真は『熊野本宮大社 くまのほんぐうたいしゃ - 和歌山県神社庁』のページから。

■熊野本宮大社の重要文化財建造物
第一殿・第二殿(西御前・中御前) 【江戸後期】 (1995-12-22指定)
第三殿(証誠殿) 【江戸後期】 (1995-12-22指定)
第四殿(若一王子) 【江戸後期】 (1995-12-22指定)

琴ノ浦温山荘
Landmark Photo

■住所 GoogleMap
和歌山県海南市船尾字矢ノ島370番地1

■概要
1万4千坪の広大な庭園と、重要文化財の建造物群が融合した特別な場所です。潮入の池泉回遊庭園は四季折々の美しい風景を提供し、大正時代に新田長次郎氏が造り上げた庭園は日本庭園の粋を集めています。また、伝統的な和風建築と近代的な建築様式が調和し、歴史と現代が共存しています。写真は『琴ノ浦 温山荘園 – 国名勝指定庭園 重要文化財指定建造物』のページから。

■琴ノ浦温山荘の重要文化財建造物
浜座敷 【大正】 (2010-08-01指定)
茶室 【大正】 (2010-08-01指定)
主屋 【江戸中期】 (2010-08-01指定)

利生護国寺本堂
Landmark Photo

■住所 GoogleMap
和歌山県橋本市隅田町下兵庫

■概要
真言律宗西大寺末の寺院で、奈良時代に行基が創建し、弘安年中に最明寺時頼によって再興されました。寺は鎌倉時代には鎌倉幕府の祈祷寺の一つとして重要な存在でした。本堂は南北朝時代に兵火で焼失後、天授年間に再建され、昭和41~43年に修理されて現在の姿が再現されています。写真は『利生護国寺本堂/橋本市』のページから。

■利生護国寺本堂の重要文化財建造物
利生護国寺本堂 【室町前期】 (1965-06-21指定)

慈尊院弥勒堂
Landmark Photo

■住所 GoogleMap
和歌山県伊都郡九度山町字慈尊院

■概要
弘法大師(空海)が高野山開創に際し、参詣の要所として伽藍を草創した場所で、政所や宿所、冬期の修行場所として利用されました。元々は現在地より北側にありましたが、1540年の紀の川大洪水で多くの史跡が流失しました。しかし、弥勒堂は1474年に現在地に移設されていたため、流失を免れ今に残っています。写真は『慈尊院(女人高野・結縁寺)|九度山町の観光』のページから。

■慈尊院弥勒堂の重要文化財建造物
慈尊院弥勒堂 【鎌倉後期】 (1965-06-21指定)

丹生官省符神社本殿
Landmark Photo

■住所 GoogleMap
和歌山県伊都郡九度山町字慈尊院

■概要
三棟は木造一間社春日造、桧皮葺、極彩色北面での社殿です。創建当初の位置は現在の渡し場東、宮の橋付近と考えられ、後に高野領地となり、総氏神として栄えました。弥勒堂の移転に伴い、この神社も高い神楽尾山に移され、気比、厳島二神を祀り、さらに天照、八幡、春日の三神を合わせ祀って七社明神となりました。写真は『丹生官省符神社|九度山町の観光』のページから。

■丹生官省符神社本殿の重要文化財建造物
3棟 【室町後期】 (1965-06-21指定)
1棟 【室町後期】 (1965-06-21指定)
2棟 【室町後期】 (1965-06-21指定)

上杉謙信霊屋
Landmark Photo

■住所 GoogleMap
和歌山県伊都郡高野町大字高野山

■概要
奥之院参道の中の橋手前にある上杉謙信と景勝の廟墓は、謙信が天正2年に高野山を訪れた際に贈られた法名に基づいています。位牌には「為権大僧都法印謙信」「為権大僧都法印宗心」と刻まれています。建物は江戸初期に建立されたとされ、内部には格天井と須弥壇に二基の石碑があります。昭和41年に解体修理され、屋根が銅板葺から檜皮葺に復旧されました。写真は『高野山霊宝館【高野山と文化財:指定建造物 上杉謙信霊屋】』のページから。

■上杉謙信霊屋の重要文化財建造物
上杉謙信霊屋 【江戸前期】 (1965-06-21指定)

金剛三昧院
Landmark Photo

■住所 GoogleMap
和歌山県伊都郡高野町大字高野山

■訪問記

■概要
1211年に北条政子の発願で創建され、源頼朝の菩提のために設立されました。後に源実朝菩提のために改築され、将軍家の菩提寺として信仰されました。国宝の多宝塔や重要文化財の経蔵、本殿などを有し、天然記念物の石楠花が咲く美しい自然に囲まれています。また、参拝者向けの宿坊もあり、修行や瞑想が体験できます。

■金剛三昧院の重要文化財建造物
客殿及び台所 【江戸前期】 (1965-06-21指定)
経蔵 【鎌倉前期】 (1922-05-11指定)
四所明神社本殿 【室町後期】 (1965-06-21指定)
国宝 多宝塔 【鎌倉前期】 (1952-11-12指定)

金剛峯寺
Landmark Photo

■住所 GoogleMap
和歌山県伊都郡高野町大字高野山

■概要
高野山は空海(弘法大師)によって開かれた高野山真言宗の総本山で、標高約800メートルに位置します。平安時代初期に開創され、修行の聖地として知られています。世界遺産に登録され、境内には国宝や重要文化財が多数あります。見どころとしては、金剛峯寺を中心に、根本大塔、金堂、蔵王堂などの重要な建物があります。

■金剛峯寺の重要文化財建造物
奥院経蔵 【桃山】 (1922-05-11指定)
高野明神社 【室町後期】 (1965-06-21指定)
総社 【室町後期】 (1965-06-21指定)
丹生明神社 【室町後期】 (1965-06-21指定)
大門 【江戸中期】 (1965-06-21指定)
家康霊屋 【江戸前期】 (1926-05-11指定)
秀忠霊屋 【江戸前期】 (1926-05-11指定)
国宝 不動堂 【鎌倉前期】 (1952-04-01指定)

佐竹義重霊屋
Landmark Photo

■住所 GoogleMap
和歌山県伊都郡高野町大字高野山

■概要
佐竹義重の霊を祀る小祠で、切石積基壇に土台を設けた木造方一間の切妻造です。正面には桟唐戸があり、円柱には慶長4年(1599年)の彫刻銘があり、造立年代が明確です。正面両端から側背面には47本の五輪塔形の卒塔婆が並び、壁として機能しています。かつては彩色が施されていた跡が残っており、墓塔の覆堂としては極めて珍しい遺構です。写真は『佐竹義重霊屋 | わかやまの文化財』のページから。

■佐竹義重霊屋の重要文化財建造物
佐竹義重霊屋 【桃山】 (1965-06-21指定)

普賢院四脚門
Landmark Photo

■住所 GoogleMap
和歌山県伊都郡高野町大字高野山

■概要
元々は金剛峯寺裏山にあり、寛永年間に行人方によって造営されましたが、明治25年(1892年)に現在の地に移築されました。唐門形式の四脚門は、軸部が丹塗りで、蟇股や木鼻の彫刻には極彩色が施されています。写真は『高野山霊宝館【高野山と文化財:指定建造物 四脚門】』のページから。

■普賢院四脚門の重要文化財建造物
普賢院四脚門 【江戸前期】 (1965-06-21指定)

松平秀康及び同母霊屋
Landmark Photo

■住所 GoogleMap
和歌山県伊都郡高野町大字高野山

■概要
奥之院御供所の参道に建っています。右側の霊屋は慶長12年(1607年)に秀康の嫡男、忠直によって造立され、左側は慶長9年(1604年)に秀康が母のために建立しました。両霊屋は越前産の笏谷石を用い、秀康の霊屋は入母屋造、母の霊屋は切妻造です。秀康霊屋内には宝篋印塔五基、母の霊屋内には宝篋印塔二基と五輪塔があります。写真は『高野山霊宝館【高野山と文化財:指定建造物 松平秀康及び同母霊屋】』のページから.

■松平秀康及び同母霊屋の重要文化財建造物
秀康母霊屋 【桃山】 (1965-06-21指定)
秀康霊屋 【桃山】 (1965-06-21指定)

金剛峯寺本坊
Landmark Photo

■住所 GoogleMap
和歌山県伊都郡高野町大字高野山132番地

■概要
弘法大師空海によって開かれた高野山の中心であり、長年にわたり信仰の拠点です。大主殿や奥書院など壮大な建築が並び、訪れる人々を圧倒します。さらに、重要文化財に指定された建物を含む多くの歴史的建造物や美術品が所蔵されています。写真は『わかやま観光 金剛峯寺 | 和歌山県公式観光サイト』のページから。
2024年1月19日重要文化財の指定を受けました

■金剛峯寺本坊の重要文化財建造物
大主 殿及び奥書院 【江戸末期】 (2024-01-19指定)
真然堂 【江戸前期】 (2024-01-19指定)
護摩堂 【江戸末期】 (2024-01-19指定)
鐘楼 【江戸末期】 (2024-01-19指定)
経蔵 【江戸前期】 (2024-01-19指定)
山門 【江戸末期】 (2024-01-19指定)
会下門 【江戸末期】 (2024-01-19指定)
かご塀 【江戸末期】 (2024-01-19指定)
築地塀 【江戸末期】 (2024-01-19指定)

三郷八幡神社本殿
Landmark Photo

■住所 GoogleMap
和歌山県海南市下津町黒田

■概要
紀伊続風土記によると、丁村の境界に位置し、富村と丸田の産土神として信仰されてきました。本殿は永禄2年(1559年)に建立され、三間社流造の檜皮葺で、室町時代末期の特徴を示す均整のとれた小柄な社殿です。写真は『三郷八幡神社本殿/海南市』のページから。

■三郷八幡神社本殿の重要文化財建造物
三郷八幡神社本殿 【室町後期】 (1944-11-29指定)

善福院釈迦堂
Landmark Photo

■住所 GoogleMap
和歌山県海南市下津町梅田

■概要
健保2年(1214年)に栄西禅師によって創設され、古くは七堂伽藍を備えていましたが、加茂氏の没落後に荒廃しました。その後、高野山で真言宗に転宗し修復され、紀州藩時代には天台宗に転宗しました。現在は善福院のみが残り、釈迦堂の本尊釈迦如来坐像の修理銘から再建は嘉暦2年(1327)頃とされています。建物は禅宗様式の典型的な建築で、鎌倉時代後期の特徴を示す寄棟造の二重仏殿です。

■善福院釈迦堂の重要文化財建造物
国宝 善福院釈迦堂 【鎌倉後期】 (1953-04-02指定)

地蔵峰寺本堂
Landmark Photo

■住所 GoogleMap
和歌山県海南市下津町橘本

■概要
本堂には大きな石造地蔵菩薩が本尊として安置されています。創建時期は不詳ですが、永享10年(1438)の古文書によると、真言律宗に属し、寺域は広く、僧徒も多く在住していました。本尊が造られた元享3年(1323)頃にはまだ建物はなく、覆屋程度のものであったとされています。本堂の建立時期は明確ではありませんが、正面柱に「永正十」(1513)の刻書があり、この時期の建立と考えられます。建物は三間寄棟造り本瓦葺で、禅宗様の影響を受け、内部には鏡天井や化粧天井が施されています。写真は『地蔵峰寺本堂/海南市』のページから。

■地蔵峰寺本堂の重要文化財建造物
地蔵峰寺本堂 【室町中期】 (1974-06-21指定)

福勝寺
Landmark Photo

■住所 GoogleMap
和歌山県海南市下津町橘本

■概要
熊野古道橘本王子の西北に位置し、弘法大師が開基とされる高野山真言宗の寺院です。本堂は、桁行、梁間ともに三間で寄棟造、本瓦葺きです。建立年代は「永正九」(1512)の墨書があり、それ以前のものと考えられています。求聞持堂は真言密教の行法を行う堂で、紀州藩初代藩主頼宣が慶安三年(1650)に建立したものとされています。鐘楼も同時期のものと推定されます。写真は『福勝寺本堂・求聞持堂/海南市』のページから。

■福勝寺の重要文化財建造物
本堂 【室町後期】 (1991-06-22指定)
求聞持堂 【江戸前期】 (1991-06-22指定)

長保寺
Landmark Photo

■住所 GoogleMap
和歌山県海南市下津町上

■訪問記

■概要
長保2年(1000年)に一条天皇の勅願で建立が始まり、寛仁元年(1017年)に完成しました。仁治3年(1242年)に寺地が東へ移され、延慶4年(1311年)に現本堂が建てられました。創建当初は法相宗でしたが、天台宗、真言宗と変遷し、紀州徳川家初代藩主の徳川頼宣によって菩提寺となり再び天台宗に改められました。

■長保寺の重要文化財建造物
国宝 大門 【室町前期】 (1953-04-02指定)
国宝 多宝塔 【室町前期】 (1953-04-02指定)
鎮守堂 【鎌倉後期】 (1914-05-11指定)
国宝 本堂 【鎌倉後期】 (1953-04-02指定)

浄妙寺
Landmark Photo

■住所 GoogleMap
和歌山県有田市宮崎町

■概要
唐僧如宝和尚によって開山され、かつては七堂伽藍を備えた名刹でしたが、天正13年(1585年)の兵乱で多くの堂舎が焼失しました。しかし、薬師堂と多宝塔は密林にあったため被害を免れました。寺内には多くの文化財があり、薬師堂と多宝塔は建造物として、木造薬師如来像や十二神将立像は彫刻として、蓮華唐草文螺鈿須弥壇は工芸品として国の重要文化財に指定されています。写真は『浄妙寺 - 有田市観光協会』のページから。

■浄妙寺の重要文化財建造物
多宝塔 【鎌倉後期】 (1904-10-21指定)
本堂 【鎌倉後期】 (1904-10-21指定)

道成寺
Landmark Photo

■住所 GoogleMap
和歌山県日高郡日高川町大字鐘巻

■概要
文武天皇の勅願により大宝元年(701年)に創建された和歌山県最古の寺で、国宝の千手観音菩薩や重要文化財が多数保存されています。また、「安珍清姫伝説」の舞台としても有名で、能や歌舞伎の題材にも取り入れられています。写真は『道成寺|日高川町』のページから。

■道成寺の重要文化財建造物
仁王門 【江戸中期】 (1908-05-12指定)
本堂 【室町前期】 (1908-05-12指定)

熊野那智大社
Landmark Photo

■住所 GoogleMap
和歌山県東牟婁郡那智勝浦町

■概要
熊野三山は熊野信仰の中心で、熊野本宮大社・熊野速玉大社とともに多くの人々に信仰されてきた聖地です。那智の滝が近くにあり、神秘的な雰囲気を醸し出しています。2004年には「紀伊山地の霊場と参詣道」として世界遺産に登録され、国内外から多くの観光客が訪れています。写真は『熊野那智大社 飛瀧神社 那智御瀧』のページから。

■熊野那智大社の重要文化財建造物
御県彦社 【江戸末期】 (1995-12-22指定)
第六殿(八社殿) 【江戸末期】 (1995-12-22指定)
第五殿(若宮) 【江戸末期】 (1995-12-22指定)
第四殿(西御前) 【江戸末期】 (1995-12-22指定)
第三殿(中御前) 【江戸末期】 (1995-12-22指定)
第二殿(証誠殿) 【江戸末期】 (1995-12-22指定)
第一殿(滝宮) 【江戸末期】 (1995-12-22指定)
鈴門及び瑞垣 【江戸末期】 (1995-12-22指定)

那智山青岸渡寺
Landmark Photo

■住所 GoogleMap
和歌山県東牟婁郡那智勝浦町大字那智山

■概要
熊野那智大社とともに熊野信仰の中心地として信仰を集めてきた歴史ある寺院です。2004年には「紀伊山地の霊場と参詣道」として世界遺産に登録され、その歴史的価値が認められました。豊臣秀吉が再建した桃山時代の建築様式を色濃く残す本堂の堂内には日本一の大鰐口や本尊の如意輪観音像が安置されています。写真は『わかやま観光 那智山青岸渡寺 | 和歌山県公式観光サイト』のページから。

■那智山青岸渡寺の重要文化財建造物
宝篋印塔 【鎌倉後期】 (1953-04-02指定)
本堂 【桃山】 (1904-02-21指定)

三船神社
Landmark Photo

■住所 GoogleMap
和歌山県紀の川市桃山町神田

■概要
崇神天皇の皇女・豊入日売命によって創建され、高野山の鎮守社として信仰を集めてきました。天正19年(1591年)に再建された三間社流造の本殿は、桃山時代の建築様式を示す重要な文化財で、精巧な彫刻が施されています。朱塗りの社殿が立ち並ぶ静かな境内には、神聖な雰囲気が漂っています。写真は『三船神社』のページから。

■三船神社の重要文化財建造物
本殿 【桃山】 (1969-03-31指定)
摂社丹生明神社本殿 【桃山】 (1969-03-31指定)
摂社高野明神社本殿 【桃山】 (1969-03-31指定)

根来寺
Landmark Photo

■住所 GoogleMap
和歌山県岩出市根来

■訪問記

■概要
和歌山と大阪の県境の山間部にある寺院です。 大河ドラマでもよくでる室町時代の根来衆僧兵の本拠地で最新の鉄砲技術をもちいて織田信長・豊臣秀吉と最後まで戦い、豊臣秀吉の征伐で焼き討ちされましたが奇跡的に多宝塔と大師堂は残り、今に至っています。

■根来寺の重要文化財建造物
光明真言殿 【江戸後期】 (2019-12-02指定)
大門 【江戸末期】 (2019-12-02指定)
行者堂 【江戸中期】 (2019-12-02指定)
大伝法堂 【江戸後期】 (2019-12-02指定)
不動堂 【江戸中期】 (2019-12-02指定)
聖天堂 【江戸中期】 (2019-12-02指定)
大師堂 【室町前期】 (1941-06-19指定)
国宝 多宝塔(大塔) 【室町後期】 (1952-11-12指定)

旧和歌山県会議事堂
Landmark Photo

■住所 GoogleMap
和歌山県岩出市根来2347番

■概要
明治31年(1898年)に建てられた日本最古の木造県会議事堂です。和風意匠と洋式技法を取り入れた建築で、吹き抜けの大空間や傍聴席が特徴です。明治44年には夏目漱石も講演を行いました。現在は岩出市に移築され、一般公開されています。写真は『旧和歌山県議会議事堂|岩出市』のページから。

■旧和歌山県会議事堂の重要文化財建造物
旧和歌山県会議事堂 【明治】 (2017-09-11指定)

増田家住宅
Landmark Photo

■住所 GoogleMap
和歌山県岩出市曽屋173番地

■概要
古民家の構造や装飾が当時の生活や建築技術を伝え、歴史的価値の高い文化財です。茅葺屋根の重厚な造りや土間、縁側などが見どころで、周囲の自然と調和した美しい景観が癒しを与えます。訪問時は、お茶を楽しみながら、伝統文化に触れる体験ができます。写真は『屋敷|岩出市』のページから。

■増田家住宅の重要文化財建造物
表門 【江戸中期】 (1969-03-31指定)
主屋 【江戸中期】 (1969-03-31指定)

旧中筋家住宅
Landmark Photo

■住所 GoogleMap
和歌山県和歌山市祢宜148番地

■概要
熊野古道に面した江戸時代末期の和佐組大庄屋の屋敷で、嘉永5年(1852年)に建てられた主屋が特徴です。三階の望楼や広い大広間、接客空間を持つ紀ノ川流域随一の大規模民家です。戦後、楫本氏が所有し、和歌山市の管理のもと、平成12年から保存修理が行われ、平成22年から一般公開されています。写真は『施設案内 国指定重要文化財 旧中筋家住宅|和歌山市』のページから。

■旧中筋家住宅の重要文化財建造物
表門 【江戸末期】 (1974-02-20指定)
主屋 【江戸末期】 (1974-02-20指定)
長屋蔵 【江戸末期】 (1974-02-20指定)
内蔵 【江戸末期】 (1974-02-20指定)
北蔵 【江戸末期】 (1974-02-20指定)
御成門 【江戸末期】 (1974-02-20指定)

粉河寺
Landmark Photo

■住所 GoogleMap
和歌山県紀の川市粉河

■概要
歴史的建造物や文化財が多く残る寺院です。見どころには、江戸時代中期の壮大な本堂、国の名勝に指定された枯山水庭園、そして門前町「とんまか通り」などがあります。また、千手観音像を祀る千手堂や宝物館もあり、年中行事や季節ごとの花が楽しめます。写真は『粉河寺 | 紀の川市観光協会』のページから。

■粉河寺の重要文化財建造物
大門 【江戸中期】 (1996-12-21指定)
中門 【江戸末期】 (1996-12-21指定)
本堂 【江戸中期】 (1996-12-21指定)
千手堂 【江戸後期】 (1996-12-21指定)

鞆淵八幡神社
Landmark Photo

■住所 GoogleMap
和歌山県紀の川市粉河町中鞆淵

■概要
もともとは鞆淵荘の産土神で、石清水八幡宮の別宮として勧請されました。見どころには、荘厳な社殿や大御堂、日本最古の神輿があり、境内には高良神社や若宮神社などの末社も点在しています。写真は『鞆淵八幡神社』のページから。

■鞆淵八幡神社の重要文化財建造物
大日堂 【室町前期】 (1931-01-11指定)
本殿 【室町中期】 (1936-05-12指定)

旧名手本陣妹背家住宅
Landmark Photo

■住所 GoogleMap
和歌山県紀の川市名手市場641番地

■概要
紀州藩主の参勤交代や鷹狩りの際に利用された歴史的な建物です。華岡青洲ゆかりの地としても知られ、青洲の妻・加恵の実家でもあります。主屋、米蔵、南倉の3棟が国の重要文化財に指定されており、敷地全体が国の史跡です。江戸時代の建築様式を伝え、当時の生活様式や建築美を楽しむことができます。写真は『旧名手宿本陣』のページから。

■旧名手本陣妹背家住宅の重要文化財建造物
南倉 【江戸中期】 (1969-03-31指定)
主屋 【江戸中期】 (1969-03-31指定)
米蔵 【江戸中期】 (1969-03-31指定)

丹生都比売神社本殿
Landmark Photo

■住所 GoogleMap
和歌山県伊都郡かつらぎ町大字上天野

■概要
4棟の本殿が並ぶ珍しい一間社春日造の壮観な姿が特徴で、第一殿は正徳5年(1715年)、第二・第四殿は文明元年(1469年)、第三殿は明治34年(1901年)に建立されており、歴史の変遷を感じさせます。さらに、神社内には国宝や重要文化財に指定された美術工芸品が多く収蔵され、世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」の一部としてもその価値が高く評価されています。写真は『“丹生都比売神社本殿 和歌山県伊都郡かつらぎ町大字上天野 重要文化財 公式”で検索した結果』のページから。

■丹生都比売神社本殿の重要文化財建造物
丹生都比売神社本殿 【江戸中期】 (1965-06-21指定)
丹生都比売神社本殿 【室町後期】 (1965-06-21指定)
丹生都比売神社本殿 【明治】 (1965-06-21指定)
丹生都比売神社本殿 【室町後期】 (1965-06-21指定)
楼門 【室町中期】 (1908-05-12指定)

宝来山神社
Landmark Photo

■住所 GoogleMap
和歌山県伊都郡かつらぎ町大字萩原

■概要
宝亀4年(773年)、和気清麻呂によって八幡宮が勧請され、八幡山と呼ばれるようになったことが起源とされています。本殿四社は一間社春日造であり、中世には紀伊国桛田荘として京都の神護寺の荘園に属していました。この神社の景観を描いた二枚の絵図(宝来山神社蔵と神護寺蔵)は重要文化財に指定され、中学・高校の教科書でも紹介されています。写真は『宝来山神社』のページから。

■宝来山神社の重要文化財建造物
(第二殿) 【桃山】 (1943-07-30指定)
(第四殿) 【桃山】 (1943-07-30指定)
(第一殿) 【桃山】 (1943-07-30指定)
(第三殿) 【桃山】 (1943-07-30指定)

旧高野口尋常高等小学校校舎
Landmark Photo

■住所 GoogleMap
和歌山県橋本市高野口町名倉字西大木芝226番

■概要
明治8年(1875年)に村学として設立され、以後数度の改称を経て、昭和12年(1937年)に現在地に建設されました。建物は木造平屋建てで、格式ある入母屋屋根の玄関が特徴的です。校舎は南北棟と4棟の東西棟から成り、約3,500平方メートルの広さを誇ります。構造は鉄筋コンクリートの基礎にヒノキ柱を用いた堅牢な設計で、関東大震災や室戸台風を経た戦前期木造校舎の完成形として評価されています。写真は『旧高野口尋常高等小学校校舎/橋本市』のページから。

■旧高野口尋常高等小学校校舎の重要文化財建造物
旧高野口尋常高等小学校校舎 【昭和】 (2014-01-12指定)