重要文化財建造物一覧

全国の重要文化財建造物を史跡単位でリスト化しました。
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都道府県別 史跡検索
長野県 重要文化財建造物(82件)
善光寺
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■住所 GoogleMap
長野県長野市大字長野元善町

■訪問記

■概要
創建以来十数度もの大火に遭いましたが、そのたびに善光寺を慕う全国の信徒らによって復興されてきました。現在の本堂は宝永四年(1707)の再建で、江戸時代中期を代表する仏教建築として昭和二十八年(1953)に国宝に指定されています。

■善光寺の重要文化財建造物
経蔵 【江戸後期】 (1965-06-21指定)
三門 【江戸中期】 (1965-06-21指定)
国宝 本堂 【江戸中期】 (1953-04-02指定)

葛山落合神社本殿

■住所 GoogleMap
長野県長野市大字入山

■概要
こけら葺きの一間社(いっけんしゃ)、隅木(すみき)入り春日造で、この地方では例の少ない形式の建物である。

■葛山落合神社本殿の重要文化財建造物
葛山落合神社本殿 【室町中期】 (1936-11-30指定)

浄光寺薬師堂
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■住所 GoogleMap
長野県上高井郡小布施町大字雁田

■概要
基調な茅葺屋根も2007年に葺き替え工事を行い綺麗になりました。また縁結びのお薬師さんとしても親しまれ若い男女も多く訪れています。写真は『信州小布施パワースポット真言宗豊山派浄光寺』のページから。

■浄光寺薬師堂の重要文化財建造物
浄光寺薬師堂 【室町中期】 (1907-10-21指定)

佐野神社本殿
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■住所 GoogleMap
長野県下高井郡山ノ内町大字佐野

■概要
桃山時代の特徴をよく示し、彩色された宮殿としては長野県下で最大で、全国的にも貴重である。写真は『佐野神社本殿 - 信州の文化財 - 財団法人 八十二文化財団』のページから。

■佐野神社本殿の重要文化財建造物
佐野神社本殿 【桃山】 (1955-08-01指定)

旧横田家住宅
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■住所 GoogleMap
長野県長野市松代町松代字代官町1434番地1

■概要
松代の中級武家住宅の典型的な間取り、構成を残しており、1986(昭和61)年に国の重要文化財に指定されました。長野市が保存・修景工事を行い、1992(平成4)年から一般公開されています。写真は『真田宝物館』のページから。

■旧横田家住宅の重要文化財建造物
土蔵 【江戸後期】 (1986-01-12指定)
土蔵 【江戸後期】 (1986-01-12指定)
主屋 【江戸後期】 (1986-01-12指定)
隠居屋 【江戸末期】 (1986-01-12指定)
表門 【江戸後期】 (1986-01-12指定)

真田信之霊屋
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■住所 GoogleMap
長野県長野市松代町松代

■概要
真田家の菩提寺で、代々の墓とともに信之以下の霊屋がある。彫刻や組物など装飾に富んだ建築である。写真は『真田信之霊屋 - 信州の文化財 - 財団法人 八十二文化財団』のページから。

■真田信之霊屋の重要文化財建造物
表門 【江戸前期】 (1976-06-21指定)
宝殿 【江戸前期】 (1976-06-21指定)

真田信重霊屋

■住所 GoogleMap
長野県長野市松代町西条

■概要
浄土宗に属し天正2(1574)年西条氏の開基で、松代藩初代藩主真田信之の三男隼人正信重(3万石)の帰依寺でした。

■真田信重霊屋の重要文化財建造物
真田信重霊屋 【江戸前期】 (1971-08-01指定)

白髯神社本殿
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■住所 GoogleMap
長野県長野市鬼無里日影

■概要
一間社(いっけんしゃ)流造(ながれづくり)、こけら葺の社殿で、建築年代は様式から桃山時代と考えられる。写真は『白髯神社 | _建築・土木 | _建築・土木 | トリップアイデア | Go NAGANO 長野県公式観光サイト』のページから。

■白髯神社本殿の重要文化財建造物
白髯神社本殿 【桃山】 (1959-08-01指定)

小諸城
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■住所 GoogleMap
長野県小諸市

■概要
小諸城の三之門は、二層の渡り矢倉が特徴の防御機能を持つ江戸後期の門で、再建された姿が今に伝わります。大手門は、慶長17年に建てられた五間櫓門で、壮大な構えが小諸城の威容を示す貴重な遺構です。写真は『懐古園サイト/小諸市オフィシャルサイト』のページから。

■小諸城の重要文化財建造物
三之門 【江戸後期】 (1993-12-20指定)
大手門 【桃山】 (1993-12-20指定)

釈尊寺観音堂宮殿
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■住所 GoogleMap
長野県小諸市大久保

■概要
和様建築の雛形ともいえる遺構で、特に梅鉢懸魚は日本で唯一のものです。また、善光寺参りの伝説があり、布引観音と呼ばれています。写真は『釈尊寺観音堂宮殿 - 信州の文化財 - 財団法人 八十二文化財団』のページから。

■釈尊寺観音堂宮殿の重要文化財建造物
釈尊寺観音堂宮殿 【鎌倉前期】 (1936-11-30指定)

新海三社神社
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■住所 GoogleMap
長野県佐久市田口

■概要
古代から佐久三庄三十六郷の総社として崇敬され、興波岐命や建御名方命などを祀る神社です。室町時代後期に建てられた三重塔や東本社は、優美で壮大な木造建築として、室町時代の建築様式をよく伝える貴重な文化財です。また、武神としても崇敬され、源頼朝や武田信玄との歴史的なつながりを持つ神社として地域に親しまれてきました。写真は『佐久 七五三 初詣 神社 | 新海三社神社』のページから。

■新海三社神社の重要文化財建造物
三重塔 【室町後期】 (1907-10-21指定)
東本社 【室町後期】 (1937-09-10指定)

六地蔵幢
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■住所 GoogleMap
長野県佐久市入沢883

■概要
石燈籠に似た構造で、火袋にあたる龕(がん)部に六面体に陽刻した六地蔵像を納めています。写真は『六地蔵幢 - 信州の文化財 - 財団法人 八十二文化財団』のページから。

■六地蔵幢の重要文化財建造物
六地蔵幢 【室町中期】 (1961-04-01指定)

旧小諸本陣
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■住所 GoogleMap
長野県小諸市大字丙38番地

■概要
主屋は道路に妻をむけた、二階建、切妻造、桟瓦葺の大規模な建築で、二階にも多くの部屋を設けた総二階になっています。総二階建は当時としては数少ない例であったと言われている。写真は『旧小諸本陣/小諸市オフィシャルサイト』のページから。

■旧小諸本陣の重要文化財建造物
表門 【江戸後期】 (1973-07-30指定)
主屋 【江戸後期】 (1973-07-30指定)

八幡社境内神社高良社本殿(旧八幡社本殿)
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■住所 GoogleMap
長野県佐久市蓬田

■概要
創建時の棟札から相当古い時代から望月牧総社、八幡宮がこの所にあったことがわかります。写真は『八幡社境内神社高良社本殿(旧八幡社本殿) - 信州の文化財 - 財団法人 八十二文化財団』のページから。

■八幡社境内神社高良社本殿(旧八幡社本殿)の重要文化財建造物
八幡社境内神社高良社本殿(旧八幡社本殿) 【室町後期】 (1942-12-22指定)

真山家住宅
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■住所 GoogleMap
長野県佐久市望月201番地1号

■概要
中山道望月宿にある歴史的建物で、問屋兼旅籠として栄えました。街道に面した外観は、宿場町の賑わいを今に伝え、商いや旅人の暮らしを垣間見ることができます。江戸時代の木造建築で、幕末には名主も務めた重要な文化財です。写真は『真山家 | 佐久市ホームページ』のページから。

■真山家住宅の重要文化財建造物
主屋 【江戸後期】 (1973-07-30指定)
土蔵 【江戸後期】 (1973-07-30指定)

駒形神社本殿
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■住所 GoogleMap
長野県佐久市塚原

■概要
大井政継が再建したとされ、牧場の守護神として祀られています。騎乗の男女二神を祭神としています。写真は『駒形神社 | 佐久市ホームページ』のページから。

■駒形神社本殿の重要文化財建造物
駒形神社本殿 【室町後期】 (1949-06-22指定)

旧中込学校校舎
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■住所 GoogleMap
長野県佐久市中込1877番地

■概要
市川代治郎氏が設計したこの明治初期の木造洋風建築は、日本人による貴重な建築様式を伝えます。中央の八角塔「太鼓楼」には太鼓が吊るされ、村人たちはその音で時を知りました。窓には当時珍しいガラスが使用され「ギヤマン学校」とも呼ばれ、開校時は多くの見学者が訪れました。塔の天井には世界の都市を示す方位図が描かれ、村人の子供たちへの願いが込められています。写真は『旧中込学校 | 佐久市ホームページ』のページから。

■旧中込学校校舎の重要文化財建造物
旧中込学校校舎 【明治】 (1969-03-31指定)

国分寺三重塔
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■住所 GoogleMap
長野県上田市大字国分

■訪問記

■概要
和様の手法で統一され、堂々とした美しい曲線の屋根が特徴です。外観は国宝の大法寺三重塔に似ていますが、内部は異なり、第一層には四天柱を立て高貴な仏を祀っています。内部は禅宗様の彫刻で装飾されており、外観と内部に異なる様式が融合しています。建立当時は鮮やかな赤や緑で彩られていたとされています。

■国分寺三重塔の重要文化財建造物
国分寺三重塔 【室町中期】 (1907-10-21指定)

旧常田館製糸場施設
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■住所 GoogleMap
長野県上田市常田一丁目

■概要
日本の製糸業を象徴する施設で、繭倉庫や事務所、工場など多様な建物が良好に保存されています。木造の多層式繭倉庫は当時の技術を示し、日本の近代産業遺産として歴史的・学術的に高く評価されています。写真は『重文常田館製糸場 - 上田市ホームページ』のページから。

■旧常田館製糸場施設の重要文化財建造物
五階繭倉庫 【明治】 (2012-12-22指定)
撰繭場 【大正】 (2012-12-22指定)
事務所兼住宅 【明治】 (2012-12-22指定)
五階鉄筋繭倉庫 【大正】 (2012-12-22指定)
文庫蔵 【大正】 (2012-12-22指定)
四階繭倉庫 【明治】 (2012-12-22指定)
三階繭倉庫 【明治】 (2012-12-22指定)

法住寺虚空蔵堂
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■住所 GoogleMap
長野県上田市東内

■概要
室町時代中頃に建立された天台宗の古刹です。平安時代からの歴史を持ち、「和様」を基調としつつ「禅宗様」の要素も取り入れた独特な建築様式が特徴です。静寂な空間で、仏像や仏画を鑑賞できる荘厳な雰囲気が魅力です。写真は『法住寺虚空蔵堂 | 上田市の文化財』のページから。

■法住寺虚空蔵堂の重要文化財建造物
法住寺虚空蔵堂 【室町後期】 (1922-05-11指定)

安楽寺
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■住所 GoogleMap
長野県上田市大字別所

■訪問記

■概要
日本ばなれした外観であるが、実際宋から帰化した高僧の二代目が建立したそうです。 鎌倉時代末期の完成で北条氏の禅宗の集大成とも言えるものだと思います。 一見、四層あって四重塔に見えますが、一番下は所謂裳で数えず八角形の三重塔です。

■安楽寺の重要文化財建造物
国宝 安楽寺 【鎌倉後期】 (1952-04-01指定)

常楽寺多宝塔
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■住所 GoogleMap
長野県上田市大字別所

■概要
鎌倉時代に火災で焼失した後、弘長二年(1262年)に和尚・賴真が石造で再建したものです。約730年間風雪に耐えてきたこの塔は、土台石の上に直方体の石を載せ、円筒形の身舎と相輪を備えた重厚な造りが特徴で、総高274cmに達します。鎌倉時代の代表的な多宝塔として、堂々とした風格を持つ重要な建築物です。写真は『常楽寺石造多宝塔 | 上田市の文化財』のページから。

■常楽寺多宝塔の重要文化財建造物
常楽寺多宝塔 【鎌倉後期】 (1961-04-01指定)

前山寺三重塔
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■住所 GoogleMap
長野県上田市大字前山

■訪問記

■概要
室町時代初期に建造されたと推定され、二層目と三層目には縁や欄干がなく、未完成のように見えますが、その簡素さが独特の魅力を生み出しています。柿葺の屋根や曲線が調和し、優美な姿を見せる一方で、未完成の美しさと高い建築技術が評価されています。これらの要素が、人々を惹きつけているのです。

■前山寺三重塔の重要文化財建造物
前山寺三重塔 【室町後期】 (1922-05-11指定)

中禅寺薬師堂
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■住所 GoogleMap
長野県上田市大字前山

■訪問記

■概要
塩田平の南方、独鈷山の麓に位置する信州最古の木造建築です。静かな木立に囲まれ、古い様式の堂がひっそりと建っています。この薬師堂は「方三間の阿弥陀堂」形式で、東西南北から見ても柱が四本立っており、三つの間を持っています。

■中禅寺薬師堂の重要文化財建造物
中禅寺薬師堂 【鎌倉前期】 (1936-11-30指定)

大法寺
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■住所 GoogleMap
長野県小県郡青木村大字当郷

■概要
正慶二年(1333年)に建立された三重塔は、和様の建築様式が見事に保たれており、奈良や京都の建築物に引けを取らない美しさを誇ります。周囲の自然との調和も素晴らしく、「見返りの塔」と呼ばれています。

■大法寺の重要文化財建造物
観音堂厨子及び須弥壇 【室町前期】 (1952-09-09指定)
国宝 三重塔 【室町前期】 (1953-04-02指定)

旧三笠ホテル
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■住所 GoogleMap
長野県北佐久郡軽井沢町大字軽井沢字唐堀1339番342及び343

■概要
純和風建築の粋を集めたもので、設計から施工まで日本人の手によって建てられています。明治期には海外文化を取り入れようとする姿勢が見受けられます。また、「軽井沢の鹿鳴館」と呼ばれ、政財界の要人や文人たちが多く訪れた著名な場所でもあります。明治・大正時代の面影を色濃く残し、当時の生活様式や文化を垣間見ることができる歴史的価値を持っています。写真は『重要文化財・旧三笠ホテル 開館期間・入館料等のご案内(改修工事のため休館中)│長野県軽井沢町公式ホームページ』のページから。

■旧三笠ホテルの重要文化財建造物
旧三笠ホテル 【明治】 (1980-06-22指定)

軽井沢夏の家(旧アントニン・レーモンド軽井沢別邸)

■住所 GoogleMap
長野県北佐久郡軽井沢町

■概要
アントニン・レーモンドが設計したこの別荘兼事務所は、バタフライ屋根やスロープ、吹抜などレーモンド建築の特徴が取り入れられています。モダニズム建築と日本の伝統的な木造建築が融合した革新的なデザインで、軽井沢の美しい自然と見事に調和しています。自然素材を活かした温かみのある空間が魅力です。

■軽井沢夏の家(旧アントニン・レーモンド軽井沢別邸)の重要文化財建造物
軽井沢夏の家(旧アントニン・レーモンド軽井沢別邸) 【昭和】 (2023-06-23指定)

春原家住宅
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■住所 GoogleMap
長野県東御市大字和7192番地の1

■概要
江戸時代初期に建てられた大きな農家が保存解体修理により復元されました。17世紀末(元禄時代)の建設と考えられ、土間を中心にした閉ざされた構造が特徴です。南向きの寄棟造り茅葺きで、正面10.5間(約19m)、横4.5間(約8m)の広さを持ち、ダイドコ(馬屋付-土間)やチャノマ、ザシキなどの間取りがあります。約40坪(約132平方メートル)の大きさは、村の上層農家建築を示しており、地域の古い民家建築として注目されています。写真は『東御市(とうみし)|建造物 春原家住宅|人と自然が織りなす しあわせ交流都市 とうみ』のページから。

■春原家住宅の重要文化財建造物
春原家住宅 【江戸中期】 (1973-07-30指定)

水上布奈山神社本殿
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■住所 GoogleMap
長野県千曲市大字戸倉

■概要
寛政元年(1789年)に建てられた一間社流造で、精巧な彫刻が施された総欅造の建物です。境内には天保10年(1839年)の「飯盛女の献燈籠」や市内有数のクヌギがあり、これらも文化財として保護されています。また、7年ごとに行われる「御柱祭」は、平成12年(2000年)に千曲市指定無形民俗文化財に指定されました。

■水上布奈山神社本殿の重要文化財建造物
水上布奈山神社本殿 【江戸後期】 (1988-06-20指定)

智識寺大御堂
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■住所 GoogleMap
長野県千曲市大字上山田

■概要
開創は天平年間(729~748)とされ、現在の場所に移転したのは慶長10年(1605年)。茅葺き屋根が特徴で、四季折々の美しい景観も魅力です。写真は『【智識寺の紫陽花】見頃はまだこれから | 信州千曲観光局』のページから。

■智識寺大御堂の重要文化財建造物
智識寺大御堂 【室町後期】 (1907-10-21指定)

小菅神社奥社本殿
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長野県飯山市大字瑞穂

■概要
信州・飯山にある小菅神社の奥宮に位置する本殿で、標高900メートルの大岩窟に建てられており、修験道の影響を受けた独特の建築様式が特徴です。写真は『小菅の里を歩く|特集|信州いいやま観光局』のページから。

■小菅神社奥社本殿の重要文化財建造物
小菅神社奥社本殿 【室町後期】 (1964-06-21指定)

健御名方富命彦神別神社末社若宮八幡神社本殿
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■住所 GoogleMap
長野県飯山市大字豊田

■概要
一間社流造で屋根はとち葺きの伝統技法を用いた建物で、室町中期の建造物です。この形式は日本の木造建築の美しさを象徴し、当時の建築技術の高さを物語ります。

■健御名方富命彦神別神社末社若宮八幡神社本殿の重要文化財建造物
健御名方富命彦神別神社末社若宮八幡神社本殿 【室町中期】 (1952-09-09指定)

白山神社本殿
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長野県飯山市大字照岡

■概要
名立山中腹にあり、飯水岳北地域で最も古い建造物です。一間社、隅木入、春日造で、台座の上に建てられています。正面60.7cm、奥行45cmの小規模な建築で、向拝丸桁の先端には珍しい鯱鼻が彫刻されており、全国でも10例ほどしか見られない貴重なものです。写真は『飯山市公式サイト | 国指定文化財』のページから。

■白山神社本殿の重要文化財建造物
白山神社本殿 【室町中期】 (1952-04-01指定)

旧松本高等学校
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長野県松本市県三丁目1番1号

■概要
木造洋風建築の歴史的建造物で、現在は「あがたの森文化会館」として市民の文化活動の場となっています。ヒマラヤ杉に囲まれた自然豊かな環境で、音楽や美術など多様な文化活動が行われ、旧制高等学校記念館では当時の教育資料が展示されています。写真は『旧松本高等学校 - 松本市ホームページ』のページから。

■旧松本高等学校の重要文化財建造物
本館 【大正】 (2007-07-31指定)
講堂 【大正】 (2007-07-31指定)

筑摩神社本殿
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■住所 GoogleMap
長野県松本市筑摩

■概要
室町時代の建築様式を色濃く残す貴重な文化財です。永享8年(1436年)に焼失した後、永享11年(1439年)に小笠原政康によって再建されました。三間社流造、檜皮葺の形式で建てられ、松本地方最古の建造物とされています。壮大な姿と室町時代の建築技法が特徴で、当時の歴史を今に伝える重要な存在です。写真は『筑摩神社本殿 - 松本市ホームページ』のページから。

■筑摩神社本殿の重要文化財建造物
筑摩神社本殿 【室町中期】 (1930-06-21指定)

若宮八幡社本殿
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■住所 GoogleMap
長野県松本市筑摩

■概要
元々は松本城鎮守社の社殿であり、現在の場所に移築されました。その構造は一間社流造で、檜皮葺の屋根には千鳥破風と唐破風が組み合わされ、荘厳な造りが特徴です。木材の組み方や精緻な彫刻など、当時の高度な建築技術も見事に反映されています。写真は『若宮八幡社本殿 - 松本市ホームページ』のページから。

■若宮八幡社本殿の重要文化財建造物
若宮八幡社本殿 【桃山】 (1953-10-21指定)

旧松本区裁判所庁舎
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■住所 GoogleMap
長野県松本市大字島立字新切2196番地

■概要
明治41年(1908年)、松本城二の丸御殿跡に建てられた本庁舎は、松本市内の旧開智学校や旧山辺学校が擬洋風建築であるのに対し、伝統的な和風建築です。全国的にも、大都市の裁判所は洋風建築が多い一方、地方裁判所では和風建築が一般的でした。写真は『旧松本区裁判所庁舎 - 松本市ホームページ』のページから。

■旧松本区裁判所庁舎の重要文化財建造物
旧松本区裁判所庁舎 【明治】 (2017-11-12指定)

松本城
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■住所 GoogleMap
長野県松本市丸の内4番1号

■訪問記

■概要
5つの天守の中で最も古い国宝で、黒と白の美しいコントラストがアルプスの山々を背景に絶景を作り出します。安土桃山時代末期から江戸時代初期に築かれ、天守や黒門、太鼓門などの歴史的建造物が多く残されています。5層6階の天守は内部も見どころで、松本城の歴史を学べる展示も充実しています。また、春の桜や秋の紅葉など、四季折々の風景が訪れる人を魅了します。

■松本城の重要文化財建造物
国宝 月見櫓 【江戸前期】 (1952-04-01指定)
国宝 辰巳附櫓 【江戸前期】 (1952-04-01指定)
国宝 天守 【江戸前期】 (1952-04-01指定)
国宝 渡櫓 【江戸前期】 (1952-04-01指定)
国宝 乾小天守 【桃山】 (1952-04-01指定)

旧開智学校校舎
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■住所 GoogleMap
長野県松本市開智二丁目四番一二号

■訪問記

■概要
明治6年に旧寺小屋校舎が廃仏毀釈で廃寺になったことに伴い建造。 いわゆる日本人が独自に西洋建築を見習って作った擬洋風建築の走りの建物です。 文明開化を伝える擬洋風建築の代表作として2019年に国宝に指定されました。 木造二階建の屋根は桟瓦葺。中央部に腰銅板張、廻縁付の八角塔屋を配し外装は漆喰塗大壁の美しい建物です。

■旧開智学校校舎の重要文化財建造物
国宝 旧開智学校校舎 【明治】 (2019-12-02指定)

田村堂
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■住所 GoogleMap
長野県松本市波田上波田

■概要
若澤寺は、奈良時代に行基が開基し、田村将軍が再興したと伝えられ、江戸時代には「信濃日光」として多くの参拝者を集めました。田村堂は当初、若澤寺内の厨子に収められていましたが、後に独立し外に設置されました。明治初年の廃仏毀釈で若澤寺は廃寺となり、田村堂は現在地に移されました。写真は『田村堂 - 松本市ホームページ』のページから。

■田村堂の重要文化財建造物
田村堂 【室町後期】 (1953-10-21指定)

大宮熱田神社本殿
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■住所 GoogleMap
長野県松本市梓川梓

■概要
梓水大神を祀る神社で、かつて松本平を見下ろす本神山山頂にありましたが、祭事の便を図り、現在地に遷座され、熱田大神、天照大神、八幡大神も合祀されました。本殿は室町時代建立の一間社流造で、「こけら葺」の屋根の美しい曲線が特徴です。例祭は毎年4月28日〜29日に行われ、山車や獅子舞が奉納されます。写真は『大宮熱田神社本殿 - 松本市ホームページ』のページから。

■大宮熱田神社本殿の重要文化財建造物
本殿 【室町後期】 (1949-02-21指定)
若宮八幡宮本殿 【室町中期】 (1949-02-21指定)

諏訪社
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■住所 GoogleMap
長野県下伊那郡泰阜村字家ノ上

■概要
武田氏の前沢若狭守が創建したとされ、諏訪社本殿は1間社、若宮八幡宮本殿は2間社の流造で、共に簡素な意匠が特徴です。若宮八幡宮本殿には1573年の棟札が残り、両社は同時期に建築されたと考えられています。装飾が少なく、棚板と浜床を備える独特な形式で、この地域の鎮守社の典型を示しています。2棟とも保存状態が良く、歴史的価値が高い建造物です。写真は『金野諏訪社 - 泰阜村』のページから。

■諏訪社の重要文化財建造物
本殿 【桃山】 (1993-05-12指定)
若宮八幡宮本殿 【桃山】 (1993-05-12指定)

諏訪大社上社本宮
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■住所 GoogleMap
長野県諏訪市大字中州

■概要
信濃国一之宮として崇敬され、雄大な原生林に囲まれています。茅葺の独特な建築様式で、本殿を持たない幣殿や拝殿が特徴です。7年に一度の御柱祭は、巨大な木を運ぶ勇壮な祭りで全国的に有名です。また、宝殿の天滴や建御名方神を祀る古代からの信仰が地域文化に深く根ざしています。写真は『諏訪大社上社本宮 - 信濃國一之宮 諏訪大社(公式サイト)』のページから。

■諏訪大社上社本宮の重要文化財建造物
文庫 【江戸後期】 (2016-02-20指定)
勅願殿 【江戸末期】 (2016-02-20指定)
摂末社遙拝所 【江戸後期】 (2016-02-20指定)
入口御門 【江戸後期】 (2016-02-20指定)
勅使殿 【江戸末期】 (2016-02-20指定)
布橋 【江戸後期】 (2016-02-20指定)
神馬舎 【江戸末期】 (2016-02-20指定)
五間廊 【江戸後期】 (2016-02-20指定)
脇片拝殿 【江戸末期】 (1983-12-22指定)
天流水舎 【江戸後期】 (2016-02-20指定)
神楽殿 【江戸後期】 (2016-02-20指定)
左右片拝殿(左) 【江戸末期】 (1983-12-22指定)
拝殿 【江戸末期】 (1983-12-22指定)
四脚門 【桃山】 (1983-12-22指定)
左右片拝殿(右) 【江戸末期】 (1983-12-22指定)
幣殿 【江戸末期】 (1983-12-22指定)

片倉館
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■住所 GoogleMap
長野県諏訪市湖岸通り四丁目1番9号

■訪問記

■概要
大正から昭和初期に片倉財閥が地域住民の福利厚生のために建設した歴史ある温泉施設です。ゴシックリバイバル様式の個性的な建築が特徴で、ステンドグラスや彫刻など美しい装飾が施されています。広さ1.1メートルの大浴場「千人風呂」は多くの人に愛され、館内には諏訪市美術館も併設されています。天然温泉を楽しめるこの施設は、地域の歴史と文化を伝える重要な場所です。

■片倉館の重要文化財建造物
会館 【昭和】 (2011-08-01指定)
渡廊下 【昭和】 (2011-08-01指定)
浴場 【昭和】 (2011-08-01指定)

諏訪大社下社
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長野県諏訪郡下諏訪町

■訪問記

■概要
春宮と秋宮の2つの宮に分かれ、建御名方神と八坂刀売神を主祭神としています。春宮は静かな川辺にあり、御神木の杉が神聖な雰囲気を醸し出しています。秋宮は旧中山道の要所にあり、特に神楽殿が有名で、江戸中期の彫刻家・立川和四郎富棟による見事な彫刻が施されています。

■諏訪大社下社の重要文化財建造物
秋宮神楽殿 【江戸末期】 (1983-12-22指定)
秋宮左右片拝殿(右) 【江戸後期】 (1983-12-22指定)
秋宮幣拝殿 【江戸後期】 (1983-12-22指定)
秋宮左右片拝殿(左) 【江戸後期】 (1983-12-22指定)
春宮幣拝殿 【江戸後期】 (1983-12-22指定)
春宮左右片拝殿(右) 【江戸後期】 (1983-12-22指定)
春宮左右片拝殿(左) 【江戸後期】 (1983-12-22指定)

旧林家住宅
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長野県岡谷市御倉町2番20号

■概要
製糸業の富豪・林国蔵の邸宅で、西洋と日本の文化が融合した独特な建築様式が特徴です。離れの2階には、貴重な「金唐革紙」が張られ、豪華な金箔装飾が当時の富と文化を物語ります。洋館と和室が巧みに融合した空間は、日本人の西洋文化への接し方を示す貴重な資料であり、当時の高度な建築技術を感じることができます。製糸業の栄華を垣間見ることもできます。写真は『旧林家住宅/岡谷市』のページから。

■旧林家住宅の重要文化財建造物
内蔵・穀蔵及び味噌蔵 【明治】 (2002-12-22指定)
洋館 【明治】 (2002-12-22指定)
外蔵 【明治】 (2002-12-22指定)
離れ 【明治】 (2002-12-22指定)
主屋 【明治】 (2002-12-22指定)

白山社奥社本殿
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■住所 GoogleMap
長野県飯田市大字上飯田

■概要
屋根を支える桁が身舎では二本、向拝では三本隣接して並べられている点です。複数の桁を隣接させる形式は全国的に珍しいですが、長野県内の室町時代後期の建物に見られます。独特の形の手挾は筑摩神社本殿と同一で、大工の関連性が伺えます。また、高欄がないことも本殿の特徴です。昭和14・15年の修理時に見つかった墨書は、15世紀中頃の建物の特徴と一致しています。写真は『白山社奥社本殿 - 飯田市ホームページ』のページから。

■白山社奥社本殿の重要文化財建造物
白山社奥社本殿 【室町後期】 (1934-01-13指定)

遠照寺釈迦堂
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長野県伊那市高遠町山室

■概要
和様を基にしながら天竺様や唐様の要素を取り入れた独特のスタイルが特徴です。和洋折衷の建築様式は、室町時代の技術の粋を集めています。建立は文明5年(1473年)から明応5年(1496年)にかけてで、長い歴史を誇ります。写真は『遠照寺 | 長野伊那谷観光局』のページから。

■遠照寺釈迦堂の重要文化財建造物
遠照寺釈迦堂 【室町後期】 (1930-06-21指定)

熱田神社本殿
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■住所 GoogleMap
長野県伊那市長谷溝口

■概要
宝暦12年(1762年)に建てられたこの神社は、美しい彫刻が特徴です。地元の宮大工、高見善八によって造営され、当時としては類を見ない規模と豪華さを誇ります。彫刻の精緻さとダイナミックさから「伊那日光」とも呼ばれ、日光東照宮の影響を受けた華麗な作品が見られます。写真は『熱田神社 伊那市長谷 溝口』のページから。

■熱田神社本殿の重要文化財建造物
熱田神社本殿 【江戸後期】 (1993-12-20指定)

若一王子神社本殿
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長野県大町市大町

■概要
四隅に柱を立てた一間社で、隅木入春日造りの室町時代末期の地方色豊かな様式が特徴です。特に、拳鼻を幾重にも付けた重厚な組物や荘厳で複雑な架構法が用いられており、当時の建築技術の高さを示しています。熊野権現那智大社を分社として、伊勢神宮の裏宮から勧請され、仁科氏の鎮守として信仰されています。写真は『若一王子神社 | 大町市公式サイト』のページから。

■若一王子神社本殿の重要文化財建造物
若一王子神社本殿 【室町後期】 (1931-01-11指定)

盛蓮寺観音堂
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■住所 GoogleMap
長野県大町市社

■概要
松本平最古の寺院建築で、室町時代に建てられながら鎌倉時代の特徴を色濃く残す史跡です。歴史の深さを感じさせる荘厳な佇まいと、木材の温もりが漂う落ち着いた雰囲気が魅力です。観音堂内には、本尊の如意輪観音像や鎌倉時代の不動明王、室町時代の薬師如来像など、貴重な仏像が安置されています。写真は『盛蓮寺観音堂 - 信州の文化財 - 財団法人 八十二文化財団』のページから。

■盛蓮寺観音堂の重要文化財建造物
盛蓮寺観音堂 【室町後期】 (1949-06-22指定)

仁科神明宮
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長野県大町市社

■概要
日本最古の神明造の建築物として国宝に指定されています。本殿・中門・釣屋の荘厳な姿が特徴です。約20年ごとの遷宮や、樹齢数百年のスギやヒノキが茂る境内の自然、平安時代から続く「作始め神事」など、豊かな歴史と伝統が息づく神社です。

■仁科神明宮の重要文化財建造物
国宝 中門(前殿) 【江戸中期】 (1953-04-02指定)
国宝 本殿 【江戸中期】 (1953-04-02指定)

牛伏川本流水路(牛伏川階段工)
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長野県松本市大字内田字内田山

■概要
石造りの流路工であり19段の階段状の構造が特徴で、「フランス式階段工」と呼ばれています。この階段状の設計は、急流を緩やかにし、河床の浸食を防ぐ砂防機能を持ちつつ、美しい景観を作り出しています。大正5年度に建設され、フランスの流路工を参考にした高度な石積み技術が施されています。写真は『牛伏川本流水路(牛伏川階段工) - 松本市ホームページ』のページから。

■牛伏川本流水路(牛伏川階段工)の重要文化財建造物
牛伏川本流水路(牛伏川階段工) 【大正】 (2012-09-08指定)

馬場家住宅
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■住所 GoogleMap
長野県松本市大字内田字エリ穴357番地6

■概要
江戸時代の豪農で武田信玄の家臣の縁戚とされる貴重な建物です。武田氏の滅亡後、地域の有力者として発展し、本棟造りの重厚な構造が特徴です。自然との調和を大切にし、土塁や坪庭が設けられています。また、高島藩主の諏訪氏と親密な関係を持ち、特別な地位を有していました。写真は『馬場家住宅 - 松本市ホームページ』のページから。

■馬場家住宅の重要文化財建造物
隠居屋 【江戸末期】 (1996-12-21指定)
中門 【江戸末期】 (1996-12-21指定)
主屋 【江戸末期】 (1996-12-21指定)
文庫蔵 【江戸末期】 (1996-12-21指定)
奥蔵 【江戸末期】 (1996-12-21指定)
表門及び左右長屋 【江戸末期】 (1996-12-21指定)

諏訪社
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■住所 GoogleMap
長野県諏訪郡富士見町大字乙事

■概要
乙事区には旧乙事村の産土神を祀る御別当社と、五味太郎左衛門同族の氏神を祀る神社があり、どちらも諏訪大明神を祀っていました。後に、上社は「乙事諏訪神社上社」となり、諏訪神社上社本宮の拝殿を再建。下社は「乙事諏訪神社下社」として舞屋や本殿を建築しました。写真は『乙事諏訪神社(おっことすわじんじゃ) - 富士見町ホームページ』のページから。

■諏訪社の重要文化財建造物
拝殿 【江戸前期】 (1930-06-21指定)
幣殿 【江戸前期】 (1930-06-21指定)

小松家住宅
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■住所 GoogleMap
長野県塩尻市大字片丘字松葉9038番地5

■概要
江戸時代中期に建てられた主屋は、茅葺き寄せ棟造りで、当時の農家の生活様式を今に伝えています。また、間取りや構造は非常にシンプルで、無駄のない機能美が際立っており、シンプルな美しさが感じられます。さらに、この住宅は、東日本に現存する民家の中でも非常に古いため、学術的な価値も非常に高いものとなっています。写真は『塩尻市の国 重要文化財の民家 | 塩尻市観光協会』のページから。

■小松家住宅の重要文化財建造物
小松家住宅 【江戸中期】 (1973-07-30指定)

嶋﨑家住宅
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■住所 GoogleMap
長野県塩尻市片丘8066番地の1

■概要
一般的な茅葺き屋根とは異なり、鉄板葺きが特徴です。内部には、囲炉裏を囲む大広間や、農具を収納する土蔵があり、当時の生活の様子を感じられる貴重な建物です。写真は『塩尻市の国 重要文化財の民家 | 塩尻市観光協会』のページから。

■嶋﨑家住宅の重要文化財建造物
嶋﨑家住宅 【江戸中期】 (1973-07-30指定)

小野家住宅
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■住所 GoogleMap
長野県塩尻市塩尻町39番地

■概要
天保7年(1836年)頃に建てられ、江戸時代には中山道塩尻宿の旅籠屋「いてうや」として賑わっていました。木造2階建ての切妻造で、広い間口を持ち、上級旅籠として貴重な存在です。二階の客室には美しい障壁画が残されており、当時の豪華な内装を今に伝えています。写真は『塩尻市の国 重要文化財の民家 | 塩尻市観光協会』のページから。

■小野家住宅の重要文化財建造物
隠居屋 【江戸末期】 (2009-08-02指定)
主屋 【江戸末期】 (1973-07-30指定)
文庫 【江戸末期】 (1973-07-30指定)

堀内家住宅
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■住所 GoogleMap
長野県塩尻市堀ノ内117番地

■概要
18世紀後半に建てられ、代々名主を務めた豪農の屋敷です。長野県の大型板葺民家として知られ、特に大規模で質の高い本棟造りが特徴です。正面の外観は明治時代に改修され、力強い意匠が豪農の風格を今に伝えています。写真は『塩尻市の国 重要文化財の民家 | 塩尻市観光協会』のページから。

■堀内家住宅の重要文化財建造物
堀内家住宅 【江戸後期】 (1973-07-30指定)

八幡神社

■住所 GoogleMap
長野県下伊那郡阿南町大字富草

■概要
八幡神を主祭神とする武運長久の神として武士階級から篤い信仰を集めてきました。江戸時代後期に建てられた本殿は、精緻な彫刻や絵画が施されています。広々とした境内には神楽殿や手水舎があり、四季折々の美しい花々が訪れる人々を迎えます。

■八幡神社の重要文化財建造物
摂社諏訪神社本殿 【室町後期】 (1930-06-21指定)
本殿 【室町後期】 (1930-06-21指定)

大山田神社
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■住所 GoogleMap
長野県下伊那郡下條村大字陽皐

■概要
相殿応神天皇社本殿は、室町時代に建てられた貴重な建築物で、蟇股や鼻木、妻飾りなど繊細な装飾が特徴です。永正4年(1507年)に京都から招かれた工匠によって造られ、下伊那にわずか2社しかない式内社として歴史的価値があります。写真は『大山田神社 | 下條村観光協会』のページから。

■大山田神社の重要文化財建造物
相殿鎮西八郎為朝社本殿 【江戸後期】 (1912-02-20指定)
相殿応神天皇社本殿 【室町後期】 (1912-02-20指定)

旧小笠原家書院
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■住所 GoogleMap
長野県飯田市伊豆木3942番地

■概要
崖に張り出した懸造りが特徴で、清水寺を彷彿とさせる珍しい建築です。もともとは書斎として利用されていましたが、後に居間や応接間としても使われ、旗本・小笠原氏の居館の一部として重要な役割を果たしました。写真は『旧小笠原家書院 - 飯田市ホームページ』のページから。

■旧小笠原家書院の重要文化財建造物
旧小笠原家書院 【江戸前期】 (1952-04-01指定)

開善寺山門
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■住所 GoogleMap
長野県飯田市大字上川路

■概要
もともと二階建ての楼門でしたが、現在は一階部分のみが残り、室町時代の建築様式をよく伝えています。切妻屋根と銅板葺きが特徴で、力強い柱と梁が美しい外観を形作っています。写真は『開善寺山門・鐘楼(飯田市) | 南信州ナビ - 長野県南部飯田市のいちご狩り・りんご狩り・桜情報・温泉や宿泊等の観光ガイド』のページから。

■開善寺山門の重要文化財建造物
開善寺山門 【室町前期】 (1952-04-01指定)

文永寺

■住所 GoogleMap
長野県飯田市大字下久堅

■概要
1264年に知久信貞によって創建された荘厳な寺院で、竜川を見下ろす高台に位置しています。知久氏の菩提寺として栄え、寺内には信貞の子、神敦幸の墓所や五輪塔があります。

■文永寺の重要文化財建造物
石室 【鎌倉後期】 (1930-06-21指定)
五輪塔 【鎌倉後期】 (1930-06-21指定)

竹ノ内家住宅
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■住所 GoogleMap
長野県下伊那郡高森町吉田1987番地の1

■概要
寛政11年(1799年)に建築された重厚な切妻造りの建物で、正面には大梁が通り、白壁が特徴です。内部はシンプルな間取りで、八室が並び、当時の生活様式を垣間見ることができます。長い歴史を経たこの建物は、訪れる人に当時の生活を想起させる佇まいを持っています。写真は『竹ノ内家住宅(国2 重要文化財)|各展示品の紹介ページ』のページから。

■竹ノ内家住宅の重要文化財建造物
竹ノ内家住宅 【江戸後期】 (1973-07-30指定)

福徳寺本堂
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■住所 GoogleMap
長野県下伊那郡大鹿村大字大河原字上蔵2004番地

■概要
桁行・梁間ともに柱間が三間のコンパクトな造りで、入母屋造のこけら葺きです。シンプルながら素朴な美しさがあり、特に正面の蔀戸や舟肘木は当時の建築様式を反映しており、建築史研究において貴重な資料となっています。写真は『福徳寺本堂 - 信州の文化財 - 財団法人 八十二文化財団』のページから。

■福徳寺本堂の重要文化財建造物
福徳寺本堂 【室町前期】 (1912-02-20指定)

松下家住宅
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■住所 GoogleMap
長野県下伊那郡大鹿村大字大河原1665番地

■概要
主屋は文政3年(1820年)頃に建てられ、桁行14.6m、梁間15.8mの大きな切妻造で、中央に越屋根があります。特徴的なのは、土間の片側に前後3列の部屋が配置され、土間の下に馬屋が設けられている点です。土蔵は明和9年(1772年)の建築で、主屋よりも古いです。写真は『松下家住宅(大鹿村)|観光情報|南アルプスユネスコエコパーク公式サイト』のページから。

■松下家住宅の重要文化財建造物
主屋 【江戸後期】 (1973-07-30指定)
土蔵 【江戸後期】 (1973-07-30指定)

坂戸橋
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■住所 GoogleMap
長野県上伊那郡中川村大草~片桐

■概要
国内最大級の鉄筋コンクリート単アーチ橋であり、昭和初期の土木技術の高さを示す貴重な建造物です。写真は『坂戸橋 - 中川村ホームページ』のページから。

■坂戸橋の重要文化財建造物
坂戸橋 【昭和】 (2020-12-22指定)

光前寺弁天堂

■住所 GoogleMap
長野県駒ヶ根市赤穂

■概要
光前寺の境内に位置する弁天堂は、鎌倉時代の建築様式を色濃く残す重要な建物です。桁行一間、梁間一間の小さな構造ながら、洗練されたデザインの柱上の斗栱や木鼻が特徴です。厨子や弁財天像も室町時代のもので、歴史的価値が高いです。

■光前寺弁天堂の重要文化財建造物
光前寺弁天堂 【桃山】 (1971-08-01指定)

旧竹村家住宅(旧所在 長野県駒ケ根市中沢)
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■住所 GoogleMap
長野県駒ヶ根市赤穂26番地

■概要
名主の邸宅で、貞享元年(1685年)の棟札が見つかっています。堂々とした外観と広大な間取りが特徴で、茅葺き屋根と太い梁が使用されています。式台を備えた寄棟造り(桁行22.9m、梁間11.1m)で、当時の豪農の生活様式を物語っています。写真は『竹村家のご案内|駒ヶ根市立博物館』のページから。

■旧竹村家住宅(旧所在 長野県駒ケ根市中沢)の重要文化財建造物
旧竹村家住宅(旧所在 長野県駒ケ根市中沢) 【江戸中期】 (1966-07-31指定)

読書発電所施設
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■住所 GoogleMap
長野県木曾郡南木曾町読書

■概要
アール・デコ様式の美しい外観を持つ読書発電所は、大正時代に建設された日本の重要な産業遺産です。半円形の窓や屋上の明かり窓、装飾が施された外壁など、当時の最先端デザインが特徴です。現在も現役の発電所として機能しており、歴史と活気を併せ持つ貴重な施設です。写真は『読書発電所施設|木曽川開発の歴史|東海支社|事業所・関連施設|会社案内|企業情報|関西電力』のページから。

■読書発電所施設の重要文化財建造物
発電所 【大正】 (1994-12-22指定)
桃介橋 【大正】 (1994-12-22指定)
柿其水路橋 【大正】 (1994-12-22指定)

林家住宅
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■住所 GoogleMap
長野県木曽郡南木曾町吾妻2187番地1

■概要
主屋は近世以来の町家形式の伝統を踏襲して、近代の造詣や意匠を取り込んだ木曾地方の近代住宅建築の典型として価値がある。写真は『林家住宅(旧脇本陣奥谷) 南木曾町』のページから。

■林家住宅の重要文化財建造物
侍門 【明治】 (2001-07-31指定)
土蔵 【明治】 (2001-07-31指定)
主屋 【明治】 (2001-07-31指定)
文庫蔵 【江戸末期】 (2001-07-31指定)

白山神社
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■住所 GoogleMap
長野県木曽郡大桑村大字殿

■概要
長野県最古の社殿建築です。正面には白山神社があり、左側には熊野、伊豆、右側には蔵王の四社殿が並んでいます。いずれも一間社流造桧皮葺で、鎌倉建築の技法を知ることができます。写真は『神社・お寺(社寺巡りを満喫) | 大桑村公式サイト』のページから。

■白山神社の重要文化財建造物
境内社熊野神社本殿 【室町前期】 (1937-10-21指定)
境内社伊豆神社本殿 【室町前期】 (1937-10-21指定)
本殿 【室町前期】 (1937-10-21指定)
境内社蔵王神社本殿 【室町前期】 (1937-10-21指定)

定勝寺
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長野県木曽郡大桑村大字須原

■概要
須原宿にあり、木曽三大寺中で最古の寺院です。嘉慶年間に木曽家第11代の源親豊公によって創建され、その後3度の洪水で流失し、慶長3年に現在の場所に移建されました。寺には戦国大名木曽義昌の位牌や、東洋一の木曽檜製「定勝だるま」大坐像も安置されています。写真は『神社・お寺(社寺巡りを満喫) | 大桑村公式サイト』のページから。

■定勝寺の重要文化財建造物
庫裏 【江戸前期】 (1952-04-01指定)
山門 【江戸中期】 (1952-04-01指定)
本堂 【江戸前期】 (1952-04-01指定)

深澤家住宅
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長野県塩尻市贄川1622番地

■概要
贄川宿に現存する江戸時代末期の商家建築です。主屋は嘉永7年(1854年)、北蔵は文政4年(1821年)、南蔵は文久2年(1862年)に建てられ、明確な建築年代が特徴です。商人の利用を考慮した広々とした土間や商品保管用の蔵があり、木曽地方の伝統建築様式も随所に見られ、当時の技術の高さを物語っています。写真は『深澤家住宅 - 信州の文化財 - 財団法人 八十二文化財団』のページから。

■深澤家住宅の重要文化財建造物
南蔵 【江戸末期】 (2005-09-10指定)
北蔵 【江戸後期】 (2005-09-10指定)
主屋 【江戸末期】 (2005-09-10指定)

旧中村家住宅
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■住所 GoogleMap
長野県塩尻市大字奈良井三一一番地

■概要
櫛問屋中村利兵衛の屋敷で、奈良井宿の典型的な町家様式を伝える建物です。昭和44年に川崎民家園への移築が計画され、これを契機に奈良井宿の町並み保存の機運が高まりました。写真は『中村邸/長野県塩尻市公式ホームページ』のページから。

■旧中村家住宅の重要文化財建造物
主屋 【江戸末期】 (2020-12-22指定)
土蔵 【江戸末期】 (2020-12-22指定)

手塚家住宅
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■住所 GoogleMap
長野県塩尻市大字奈良井379番地

■概要
中山道奈良井宿の問屋で、天保11年に建築された主屋が問屋機能を残し、充実した別室座敷を有しています。木曽地方の問屋建築の姿を留めており、現在は史料館として一般公開されています。写真は『塩尻市の国 重要文化財の民家 | 塩尻市観光協会』のページから

■手塚家住宅の重要文化財建造物
主屋 【江戸末期】 (2007-12-20指定)
別棟座敷 【江戸末期】 (2007-12-20指定)
土蔵 【江戸末期】 (2007-12-20指定)

神明社
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■住所 GoogleMap
長野県東筑摩郡麻績村麻

■概要
貞享元年(1684年)に再建された本殿は、仁科神明宮よりも僅かに後の建築とされ、様式や手法からもこの時期のものと見られます。礎石上に円柱を立て、縦横の根搦貫で固めるなど、組物や棟飾りが特徴の神明造りであり、全国的にも大規模かつ古いものです。重厚な木柄と装飾的意匠を持ち、近世神明造本殿の代表作とされています。神明造の仮殿と共に残ることも貴重です。写真は『神明宮 本殿 1棟|麻績村』のページから。

■神明社の重要文化財建造物
舞台 【江戸後期】 (1993-05-12指定)
神楽殿 【江戸中期】 (1993-05-12指定)
拝殿 【江戸末期】 (1993-05-12指定)
本殿 【江戸中期】 (1993-05-12指定)
假殿 【江戸後期】 (1993-05-12指定)

曾根原家住宅
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■住所 GoogleMap
長野県南安曇野市穂高有明1632番地

■概要
中信地方特有の「本棟造り」の最古級遺構で、江戸時代中期に庄屋の住宅として利用されてきました。質素で機能的な造りが特徴で、当時の建築技術の高さを示しています。また、当時の生活用具や農具が残されており、歴史的・建築学的な価値が評価されています。写真は『国指定重要文化財 曽根原家住宅 | 文化施設情報 | 長野県のアートイベント情報発信サイト カルチャー・ドット・ナガノ』のページから。

■曾根原家住宅の重要文化財建造物
曾根原家住宅 【江戸中期】 (1973-07-30指定)

松尾寺本堂
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■住所 GoogleMap
長野県安曇野市穂高有明

■概要
室町時代末期に建てられた古民家で、重厚な雰囲気が魅力です。シンプルな構造が機能美を際立たせ、控えめな装飾が木造建築の温かみを感じさせます。また、安曇地方の仁科氏文化の遺物として、地域の文化や歴史を理解するための貴重な手がかりとなっています。写真は『松尾寺 – 信州・安曇野の山裾にある高野山真言宗のお寺です』のページから。

■松尾寺本堂の重要文化財建造物
松尾寺本堂 【室町後期】 (1959-08-01指定)

旧中村家住宅
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■住所 GoogleMap
長野県大町市美麻17668番地

■概要
江戸時代前期の農村の暮らしを伝える貴重な建物で、元禄11年(1698年)に建築された長野県内最古の民家の一つです。大規模な間口14間、奥行6間を誇り、茅葺き屋根や太い梁、シンプルな間取りが特徴です。また、安永9年(1780年)に建築された土蔵も国の重要文化財に指定されています。

■旧中村家住宅の重要文化財建造物
主屋 【江戸中期】 (1997-12-20指定)
土蔵 【江戸後期】 (1997-12-20指定)

神明社
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■住所 GoogleMap
長野県北安曇郡白馬村大字神城

■概要
古い創建年代を持ち、地域の信仰の中心として親しまれてきました。その建築様式は時代を反映し、学術的価値が高く、装飾や彫刻も美術工芸品としての価値を持っています。地域文化と深く結びつき、地域のアイデンティティを象徴する存在です。写真は『神明社[神明社本殿・諏訪社本殿]/白馬村』のページから。

■神明社の重要文化財建造物
本殿 【桃山】 (1949-06-22指定)
諏訪社本殿 【桃山】 (1949-06-22指定)