重要文化財建造物一覧

全国の重要文化財建造物を史跡単位でリスト化しました。
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静岡県 重要文化財建造物(33件)
旧植松家住宅(旧所在 静岡県裾野市石脇)
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■住所 GoogleMap
静岡県裾野市千福松が窪7の11

■概要
植松家は、代々名主を務めた名家であり、その住宅は江戸時代初期の農家建築として知られています。座敷、納戸、広間の三間取りが特徴で、南側の半分には広い土間と向かいが配置されています。特に、土間と広間の境界に立つ大黒柱を中心に、中柱2本や向かいの中柱、そして曲がりくねった梁などが巧みに組み合わされており、その構造美が際立っています。写真は『しずおか文化財ナビ 旧植松家住宅(旧所在 静岡県裾野市石脇)|静岡県公式ホームページ』のページから。

■旧植松家住宅(旧所在 静岡県裾野市石脇)の重要文化財建造物
旧植松家住宅(旧所在 静岡県裾野市石脇) 【江戸中期】 (1973-07-30指定)

江川家住宅

■住所 GoogleMap
静岡県伊豆の国市韮山韮山1番地

■概要
江川家は中世から続く武家の家系で、代々韮山代官として広範囲を治めてきました。特に、6代目当主の江川太郎左衛門英龍は、幕末の科学者・技術者として著名で、韮山反射炉の建設や西洋学問の導入など、多くの功績を残しています。主屋は江戸初期の壮大な造りが特徴で、北側部分にある土間を含む建物は江戸初期に建築され、その後、幾度かの改修を経て現在の姿に至ったと伝えられています。

■江川家住宅の重要文化財建造物
仏間 【江戸末期】 (1993-12-20指定)
肥料蔵 【江戸末期】 (1993-12-20指定)
書院 【江戸後期】 (1993-12-20指定)
主屋 【江戸前期】 (1958-06-20指定)
武器庫 【江戸末期】 (1993-12-20指定)
東蔵 【明治】 (1993-12-20指定)
表門 【江戸末期】 (1993-12-20指定)

松城家住宅
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■住所 GoogleMap
静岡県沼津市戸田72番地

■概要
江戸時代末から明治初期のわずかな期間に建築された擬洋風建築で、最初期のものです。 主屋は、1階が和風、2階が洋風の和洋折衷の貴重な建造物です。写真は『重要文化財松城家住宅(まつしろけじゅうたく)/沼津市』のページから。

■松城家住宅の重要文化財建造物
門及び塀(門柱及び外塀) 【明治】 (2006-09-08指定)
門及び塀(庭門及び塀) 【明治】 (2006-09-08指定)
東土蔵 【明治】 (2006-09-08指定)
ミセ 【明治】 (2006-09-08指定)
主屋 【明治】 (2006-09-08指定)
文庫蔵 【明治】 (2006-09-08指定)
北土蔵 【明治】 (2006-09-08指定)

旧岩科学校校舎
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■住所 GoogleMap
静岡県賀茂郡松崎町岩科北側442番地

■概要
現存する擬洋風建築の中でも最古のものであり、幕末から明治初期の短い期間にのみ建てられた、非常に貴重な建築様式です。主屋は1階が和風、2階が洋風の造りとなっており、日本の伝統的な建築技術と西洋の建築様式が見事に融合しています。建物の内外には、入江長八をはじめとする左官職人たちが手がけた精緻な漆喰彫刻が施されています。写真は『国指定重要文化財 岩科学校 | 松崎町観光協会-花とロマンの里松崎町へようこそ-』のページから。

■旧岩科学校校舎の重要文化財建造物
旧岩科学校校舎 【明治】 (1975-08-01指定)

三嶋大社本殿、幣殿及び拝殿
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■住所 GoogleMap
静岡県三島市大宮町二丁目1番5号

■概要
流造の本殿と入母屋造の拝殿を、両流造の幣殿で繋いだ複合社殿形式が特徴的です。特に、本殿の妻飾や幣殿・拝殿の接合部に施された細やかな装飾は、各部の形式や細工に工夫が凝らされており、上質な欅を用いた素木の美しさと、随所に施された華やかな彫刻が調和しています。江戸時代末期に再建されたこの社殿は、当時の建築技術や信仰の形を今に伝える貴重な歴史的建造物です。写真は『しずおか文化財ナビ 三嶋大社本殿、弊殿及び拝殿|静岡県公式ホームページ』のページから。

■三嶋大社本殿、幣殿及び拝殿の重要文化財建造物
三嶋大社本殿、幣殿及び拝殿 【江戸末期】 (2000-06-21指定)

旧日向家熱海別邸地下室
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■住所 GoogleMap
静岡県熱海市春日町8番37号

■概要
世界的建築家ブルーノ・タウトが日本に残した唯一の建築物であり、特に地下室は独創的なデザインで、日本の伝統美とモダンな要素が融合した空間として注目を集めています。写真は『施設案内 旧日向家熱海別邸(旧日向別邸)(重要文化財)|熱海市公式ウェブサイト』のページから。

■旧日向家熱海別邸地下室の重要文化財建造物
旧日向家熱海別邸地下室 【昭和】 (2006-09-08指定)

天城山隧道
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■住所 GoogleMap
静岡県賀茂郡河津町梨本・伊豆市湯ヶ島字桐山

■概要
明治時代に建設された日本最長の石造道路トンネルは、その高度な技術が今なお人々を驚かせています。川端康成の『伊豆の踊子』や松本清張の『天城越え』といった名作に登場し、小説の舞台となった天城山の豊かな自然に囲まれた神秘的な雰囲気は、多くの人を魅了しています。写真は『伊豆市 観光情報 特設サイト』のページから。

■天城山隧道の重要文化財建造物
天城山隧道 【明治】 (2001-07-31指定)

富士山本宮浅間神社本殿
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■住所 GoogleMap
静岡県富士宮市大宮

■訪問記

■概要
本殿は、浅間造と呼ばれる独特の建築様式で建てられており、上下二層の構造を持つ、非常に珍しい神社建築です。本殿には龍や鳳凰などの精緻な彫刻が施され、鮮やかな彩色とその細やかな造りが見る者を魅了します。また、浅間神社は富士山を神体とする神社であり、本殿の装飾にも富士山や自然をモチーフにしたデザインが多く見られます。

■富士山本宮浅間神社本殿の重要文化財建造物
富士山本宮浅間神社本殿 【桃山】 (1907-06-21指定)

大石寺五重塔
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■住所 GoogleMap
静岡県富士宮市上条

■概要
日蓮宗の総本山である大石寺にそびえ立つ荘厳な建物は、1749年(寛延2年)に建立されました。これは日蓮宗の布教を願う多くの人々の寄付によって建てられ、その後も幾度か修復が重ねられています。高さ34メートルを誇り、その雄大な姿は、東海道随一の規模と言われ、訪れる人々に深い感銘を与えます。 また、木造の五重塔で、各層には仏像が安置されています。塔の重厚さと精巧な造りは、訪れる者に静かな畏敬の念を抱かせます。写真は『しずおか文化財ナビ 大石寺五重塔|静岡県公式ホームページ』のページから。

■大石寺五重塔の重要文化財建造物
大石寺五重塔 【江戸中期】 (1966-07-31指定)

大歳御祖神社
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■住所 GoogleMap
静岡県静岡市葵区宮ヶ崎町

■概要
静岡浅間神社の境内に鎮座する由緒ある神社です。奈良時代には、現在の静岡市本通一丁目付近に位置し、「安倍の市」の市神として広く信仰を集めていました。江戸時代初期に現在の場所へ移された後は、静岡浅間神社とともに、地域の信仰の中心として長く親しまれてきました。写真は『しずおか文化財ナビ 大歳御祖神社|静岡県公式ホームページ』のページから。

■大歳御祖神社の重要文化財建造物
中門 【江戸後期】 (1971-08-01指定)
本殿 【江戸後期】 (1971-08-01指定)
透塀 【江戸後期】 (1971-08-01指定)

神部神社浅間神社
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■住所 GoogleMap
静岡県静岡市葵区宮ヶ崎町

■訪問記

■概要
通称「おせんげんさん」として親しまれているこの神社は、正式には神部神社、浅間神社、大歳御祖神社の三社から構成され、総称して静岡浅間神社と呼ばれています。

■神部神社浅間神社の重要文化財建造物
八千戈神社南透塀 【江戸末期】 (1971-08-01指定)
八千戈神社中門 【江戸末期】 (1971-08-01指定)
八千戈神社本殿 【江戸末期】 (1971-08-01指定)
八千戈神社北透塀 【江戸末期】 (1971-08-01指定)
宝庫 【江戸末期】 (1999-06-20指定)
南回廊 【江戸後期】 (1971-08-01指定)
南透塀 【江戸後期】 (1971-08-01指定)
南中門 【江戸後期】 (1971-08-01指定)
本殿 【江戸後期】 (1971-08-01指定)
中透塀 【江戸後期】 (1971-08-01指定)
北中門 【江戸後期】 (1971-08-01指定)
拝殿 【江戸後期】 (1971-08-01指定)
北透塀 【江戸後期】 (1971-08-01指定)
舞殿 【江戸後期】 (1971-08-01指定)
楼門 【江戸後期】 (1971-08-01指定)
総門 【江戸後期】 (1971-08-01指定)
麓山神社拝殿 【江戸後期】 (1971-08-01指定)
神厩舎 【江戸末期】 (1999-06-20指定)
麓山神社中門 【江戸後期】 (1971-08-01指定)
北回廊 【江戸後期】 (1971-08-01指定)
麓山神社本殿 【江戸後期】 (1971-08-01指定)
麓山神社透塀 【江戸後期】 (1971-08-01指定)
少彦名神社本殿 【江戸末期】 (1971-08-01指定)

臨済寺本堂
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■住所 GoogleMap
静岡県静岡市葵区大岩

■概要
駿河の戦国大名・今川家の菩提寺として知られており、本堂は今川氏にゆかりのある歴史と文化を今に伝える貴重な建造物です。写真は『しずおか文化財ナビ 臨済寺本堂|静岡県公式ホームページ』のページから。

■臨済寺本堂の重要文化財建造物
臨済寺本堂 【江戸前期】 (1983-01-10指定)

大鐘家住宅
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■住所 GoogleMap
静岡県牧之原市片浜1032番地

■概要
1万坪の広大な庭園では、あじさいや酔芙蓉など四季折々の花々を楽しむことができ、裏山からは富士山と駿河湾を一望することができます。大鐘家はもともと豊臣方の武将でしたが、江戸時代に旗本として徳川家に仕え、江戸中期には大庄屋となり、「大鐘館」を築きました。写真は『大鐘家 - 牧之原市ホームページ』のページから。

■大鐘家住宅の重要文化財建造物
長屋門 【江戸後期】 (1973-07-30指定)
主屋 【江戸中期】 (1973-07-30指定)

古谿荘
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■住所 GoogleMap
静岡県富士市岩淵233番地

■概要
明治時代に宮内大臣を務めた田中光顕が富士山麓に建てた壮大な別荘であり、近代和風建築の最高峰の一つとされています。約16,000坪におよぶ広大な敷地には、9つの建物が回廊でつながり、3つの庭園が配置されています。富士山の眺望を最大限に活かした設計で、自然との調和が見事に表現された美しい景観を楽しむことができます。写真は『国重要文化財「古谿荘」保存修理事業を実施しています。 | 静岡県富士市』のページから。

■古谿荘の重要文化財建造物
八角堂 【明治】 (2005-12-22指定)
内蔵 【明治】 (2005-12-22指定)
居間棟 【明治】 (2005-12-22指定)
大広間棟 【明治】 (2005-12-22指定)
広間棟 【明治】 (2005-12-22指定)
応接棟 【明治】 (2005-12-22指定)
管理棟 【明治】 (2005-12-22指定)
板蔵 【明治】 (2005-12-22指定)
玄関棟 【明治】 (2005-12-22指定)

久能山東照宮
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■住所 GoogleMap
静岡県静岡市駿河区根古屋

■概要
徳川家康を祀っており、遺言により、駿河湾を一望できるこの地に埋葬されました。

■久能山東照宮の重要文化財建造物
国宝 本殿、石の間、拝殿 【江戸前期】 (2010-12-22指定)
楼門 【江戸前期】 (1955-08-01指定)
神厩 【江戸前期】 (1955-08-01指定)
鼓楼 【江戸前期】 (1955-08-01指定)
神庫 【江戸前期】 (1955-08-01指定)
神楽殿 【江戸前期】 (1955-08-01指定)
神饌所 【江戸前期】 (2010-12-22指定)
唐門 【江戸前期】 (1912-02-20指定)
東門 【江戸前期】 (1912-02-20指定)
渡廊 【江戸前期】 (1912-02-20指定)
玉垣 【江戸前期】 (1912-02-20指定)
廟門 【江戸前期】 (1912-02-20指定)
末社日枝神社本殿(旧本地堂) 【江戸前期】 (1955-08-01指定)
廟所宝塔 【江戸前期】 (1955-08-01指定)

霊山寺仁王門
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静岡県静岡市清水区大内

■概要
樹木に囲まれたこの門には、仏法の守護神である阿形と吽形の仁王像が左右に配置されており、荘厳な雰囲気を漂わせています。写真は『霊山寺|【公式】静岡のおすすめ観光スポット/駿府静岡市~最高の体験と感動を』のページから。

■霊山寺仁王門の重要文化財建造物
霊山寺仁王門 【室町後期】 (1931-01-11指定)

清水灯台
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静岡県静岡市清水区三保

■概要
日本初の鉄筋コンクリート製灯台であり、明治45年(1912年)に初点灯しました。現在も、駿河湾を航行する船舶の安全を見守り続けています。写真は『清水灯台(三保灯台)|【公式】静岡のおすすめ観光スポット/駿府静岡市~最高の体験と感動を』のページから。

■清水灯台の重要文化財建造物
清水灯台 【明治】 (2022-12-01指定)

智満寺本堂
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静岡県島田市千葉

■概要
徳川家康によって本堂の再建が着手され、翌年に完成したとされています。本堂内にある観音二十八部衆は、家康の側室である茶阿の局や天海僧正などの寄進によって建立されたと言われています。写真は『智満寺本堂 - 島田市公式ホームページ』のページから。

■智満寺本堂の重要文化財建造物
智満寺本堂 【桃山】 (1966-07-31指定)

中村家住宅
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静岡県浜松市西区雄踏町宇布見4912番地

■概要
木造家屋で、木材の組み方や建築技法が非常に精巧な古民家です。良好な保存状態を保ち、当時の生活様式や文化を今に伝えています。写真は『中村家住宅/浜松市』のページから。

■中村家住宅の重要文化財建造物
中村家住宅 【江戸中期】 (1973-07-30指定)

本興寺本堂
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■住所 GoogleMap
静岡県湖西市鷲津

■概要
和様・大仏様・禅宗様の3つの建築様式が見事に調和し、独特の雰囲気を醸し出している点です。写真は『しずおか文化財ナビ 本興寺本堂|静岡県公式ホームページ』のページから。

■本興寺本堂の重要文化財建造物
本興寺本堂 【室町後期】 (1907-06-21指定)

寶林寺
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静岡県浜松市北区細江町中川

■概要
中国の高僧・独湛禅師によって開かれた黄檗宗(禅宗)の寺院です。修行僧が禅を深く探究する黄檗禅の専門道場として栄えてきました。現在も創建当時の姿を残す「佛殿」や「方丈」には、御本尊である釈迦三尊像をはじめ、独湛禅師像や数多くの諸仏が祀られています。写真は『初山 宝林寺』のページから。

■寶林寺の重要文化財建造物
仏殿 【江戸中期】 (1981-07-30指定)
方丈 【江戸中期】 (1981-07-30指定)

浜名惣社神明宮本殿
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静岡県浜松市北区三ヶ日町三ヶ日

■概要
井籠(せいろう)造りと呼ばれる古い形式の板倉造りです。高床式ではなく、礎石の上に土台を据え、板材を井籠状に組み上げる独特の構造が特徴です。写真は『浜名惣社神明宮本殿/浜松市』のページから。

■浜名惣社神明宮本殿の重要文化財建造物
浜名惣社神明宮本殿 【江戸後期】 (1993-05-12指定)

方広寺七尊菩薩堂
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静岡県浜松市北区引佐町奥山

■概要
方広寺は、明治14年の山火事によりほとんどの建物が焼失し、往時の姿をとどめているのはこの七尊菩薩堂のみとなりました。簡素な覆屋の中にあり、応永8年(1401)に建立されたこの堂は、鎌倉末期の様式を色濃く残しています。規模は小さいながらも、流造のこけら葺屋根が優美で、向背の虹梁が唐破風型である点は珍しく、県内最古の貴重な建造物です。写真は『しずおか文化財ナビ 方広寺七尊菩薩堂|静岡県公式ホームページ』のページから。

■方広寺七尊菩薩堂の重要文化財建造物
方広寺七尊菩薩堂 【室町中期】 (1954-11-30指定)

鈴木家住宅
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静岡県浜松市北区引佐町的場742番地

■概要
屋建形式の民家として、数少ない遺構です。釜屋建とは、主屋と釜屋が一体化した構造の民家であり、主屋と釜屋が棟の方向を直交させて建てられている点が特徴です。写真は『鈴木家住宅主屋および釜屋/浜松市』のページから。

■鈴木家住宅の重要文化財建造物
釜屋 【江戸後期】 (2007-07-31指定)
主屋 【江戸後期】 (2007-07-31指定)

掛川城御殿
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静岡県掛川市掛川1142番地の1

■概要
現存する城郭御殿としては、京都二条城など全国でも数カ所しかない、江戸時代の藩の政治や大名の生活が偲ばれる貴重な建築物です。写真は『掛川城御殿 - 観光サイト』のページから。

■掛川城御殿の重要文化財建造物
掛川城御殿 【江戸末期】 (1980-01-12指定)

旧遠江国報徳社公会堂(大日本報徳社大講堂)
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静岡県掛川市掛川1176番地

■概要
報徳運動の拠点として明治36年に建設され、公会堂として建てられたもので、日本では2番目に建設された公会堂です。現存する公会堂としては最古の建築物でもあります。日本瓦の大屋根や漆喰塗りの外壁、洋風の丸みを帯びた窓など、荘厳で重厚な雰囲気を持つ和洋折衷の建物です。写真は『大日本報徳社 - 掛川市』のページから。

■旧遠江国報徳社公会堂(大日本報徳社大講堂)の重要文化財建造物
旧遠江国報徳社公会堂(大日本報徳社大講堂) 【明治】 (2009-08-02指定)

油山寺
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静岡県袋井市村松

■訪問記

■概要
広大な境内には長い階段があり、川が流れる自然の中に貴重な建造物が佇んでいます。特に三重塔は、滋賀県の長命寺や京都府の宝積寺と並び、桃山の三名塔の一つとされています。

■油山寺の重要文化財建造物
三重塔 【桃山】 (1954-11-30指定)
山門 【江戸前期】 (1954-11-30指定)
本堂内厨子 【桃山】 (1954-11-30指定)

富士浅間宮本殿
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■住所 GoogleMap
静岡県袋井市国本

■概要
約1200年前に征夷大将軍・坂上田村麻呂によって建立されましたが、武田氏の兵火により焼失。その後、天正18年(1590)に再建され、寛永15年(1638)に久野城主・北条氏重によって現在の場所に移築されました。檜皮葺きの本殿は、今なお美しい姿を保ち続けています。写真は『冨士浅間宮/袋井市』のページから。

■富士浅間宮本殿の重要文化財建造物
富士浅間宮本殿 【桃山】 (1907-06-21指定)

尊永寺仁王門
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■住所 GoogleMap
静岡県袋井市豊沢

■概要
真言宗高野山派の古刹で、江戸初期の寛永十七年(1640)の棟札が見られますが、桃山時代の特徴をよく残しており、都から移築されたとの伝えもあります。建物の形式は入母屋造りで、こけら葺きの三間一戸の楼門です。二階部分には高欄付きの回縁があり、間口は7.27m、奥行きは約4.24mです。棰が太く、斗栱や肘木も大きく、おおらかな姿を呈しており、その全体の印象は雄大かつ豪壮です。写真は『しずおか文化財ナビ 尊永寺仁王門|静岡県公式ホームページ』のページから。

■尊永寺仁王門の重要文化財建造物
尊永寺仁王門 【室町後期】 (1954-11-30指定)

友田家住宅
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■住所 GoogleMap
静岡県周智郡森町亀久保336番地

■概要
平家の落人としてこの地に移住して以来の旧家で、300年前に建てられたものです。「片喰違い型」と呼ばれる構造で、珍しく貴重な古民家です。写真は『友田家住宅 / 体験・レジャー,自然・景観 / 静岡県森町 観光協会 遠州の小京都』のページから。

■友田家住宅の重要文化財建造物
友田家住宅 【江戸中期】 (1973-07-30指定)

黒田家住宅
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■住所 GoogleMap
静岡県菊川市下平川862番地1号

■概要
広大な敷地の周囲を中世城館の遺構でもある濠が巡り、長屋門や主屋の姿からは、代官としての往時の繁栄を感じ取ることができる、非常に貴重な建造物です。写真は『菊川市/黒田家代官屋敷資料館』のページから。

■黒田家住宅の重要文化財建造物
長屋門 【江戸後期】 (1973-07-30指定)
米蔵 【江戸末期】 (1993-05-12指定)
主屋 【江戸末期】 (1973-07-30指定)
東蔵 【江戸末期】 (1993-05-12指定)

御前埼灯台
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■住所 GoogleMap
静岡県御前崎市御前崎字燈明一五八一番一

■概要
明治7年に、お雇い外人の英国人リチャード・ヘンリー・ブラントンの指導のもとに建立され、点灯を開始しました。使用されていたレンズはフランス製の美しい八面構成の回転式一等レンズでしたが、第二次世界大戦中に灯塔は無数の銃弾を浴びて破壊されました。その後、戦災復旧工事が行われ、明治時代の面影を残す美しい灯台に復元されました。写真は『御前埼灯台(おまえさき) | 「灯台のことなら」 公益社団法人 燈光会』のページから。

■御前埼灯台の重要文化財建造物
灯台 【明治】 (2021-10-19指定)
旧官舎 【明治】 (2021-10-19指定)

応声教院山門
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■住所 GoogleMap
静岡県菊川市中内田

■概要
切妻造の本瓦葺きの門で、1628年(寛永5年)に静岡市常盤町の宝台院の山門として建てられ、1918年(大正7年)に応声教院に移築されました。通常の2間ではなく側面が1間で、太い角柱上に冠木を渡し、軒の出を腕木で支えるなど、全体の構造形式が城門に近いのが特徴です。写真は『菊川市/応声教院山門/菊川市内の指定文化財』のページから。

■応声教院山門の重要文化財建造物
応声教院山門 【江戸前期】 (1954-11-30指定)