重要文化財建造物一覧

全国の重要文化財建造物を史跡単位でリスト化しました。
各都道府県のリンクをクリックして、よろしければ旅行計画等にご活用下さい。名称や住所で検索もできます。
ブログ お問い合わせはこちらから このサイトについて
都道府県別 史跡検索
佐賀県 重要文化財建造物(12件)
佐賀城鯱の門及び続櫓
Landmark Photo

■住所 GoogleMap
佐賀県佐賀市城内

■概要
龍造寺氏の村中城を鍋島氏が拡張整備した城で、別名「沈み城」「亀甲城」とも呼ばれます。二度の大火を経て、天保9年(1838年)に完成した鯱の門は、明治の佐賀の役による弾痕が残る貴重な文化財です。鯱の門と続櫓は、昭和32年に国の重要文化財に指定されました。写真は『施設紹介|佐賀城公園|ようこそ、水と緑の公園へ』のページから。

■佐賀城鯱の門及び続櫓の重要文化財建造物
佐賀城鯱の門及び続櫓 【江戸末期】 (1957-07-31指定)

与賀神社三の鳥居及び石橋
Landmark Photo

■住所 GoogleMap
佐賀県佐賀市与賀町

■概要
楼門は、室町時代に建立された佐賀県最古の木造建築です。三の鳥居と石橋は、鍋島直茂公夫妻が寄進したもので、慶長年間の銘が残ります。また、約600年前の作とされる太刀「康光」も神社の御神刀として伝わっています。写真は『佐賀・與賀神社(与賀神社)公式サイト:文化財・天然記念物のご案内』のページから。

■与賀神社三の鳥居及び石橋の重要文化財建造物
三の鳥居 【桃山】 (1970-07-31指定)
石橋 【桃山】 (1970-07-31指定)
楼門 【桃山】 (1913-05-11指定)

吉村家住宅
Landmark Photo

■住所 GoogleMap
佐賀県佐賀市富士町大字上無津呂2856番地

■概要
天明9年(1789年)に建立された現存する民家で県内最古のものです。木造茅ぶきで、棟が一直線になった「直家(すぐや)」形式が特徴的で、上層農家であったと推測されています。東側の土間と西側の5つの部屋を見学することができます。写真は『吉村家 | 佐賀市公式ホームページ』のページから。

■吉村家住宅の重要文化財建造物
吉村家住宅 【江戸後期】 (1974-02-20指定)

山口家住宅
Landmark Photo

■住所 GoogleMap
佐賀県佐賀市川副町大字大詫間930番地

■概要
19世紀中頃に建築されたと推定される民家で、上から見るとほぼ正方形の「じょうご谷」「四方谷」と呼ばれる葦ぶき屋根が特徴です。佐賀県と福岡県の一部にしか見られない珍しい形式で、民家建築の変遷を知る上で貴重な建物です。写真は『山口家住宅 観光情報 佐賀市観光協会公式ポータルサイト サガバイドットコム [sagabai.com]』のページから。

■山口家住宅の重要文化財建造物
山口家住宅 【明治】 (1974-02-20指定)

武雄温泉新館及び楼門
Landmark Photo

■住所 GoogleMap
佐賀県武雄市大字武雄550番地

■概要
「肥前国風土記」にも登場する古湯です。武雄温泉新館と楼門は、近代の観光拠点として大正時代に辰野金吾の設計で建てられました。新館は和風の意匠に新しさがみられ、楼門は「竜宮門」形式が特徴です。両建物は、日本の近代保養施設の歴史を知る上で貴重な建物です。写真は『武雄市の文化財-武雄温泉新館及び楼門』のページから。

■武雄温泉新館及び楼門の重要文化財建造物
楼門 【大正】 (2005-09-10指定)
新館 【大正】 (2005-09-10指定)

旧田代家西洋館
Landmark Photo

■住所 GoogleMap
佐賀県西松浦郡有田町幸平一丁目1386番地1

■概要
有田を代表する貿易商であった田代助作が、明治9年(1876年)に外国人商人の宿泊や接待のために建てた建物です。木造2階建ての擬洋風建築で、外観は洋風ですが、内部には畳の部屋もある和洋折衷の様式が特徴です。 当時の先進技術が用いられたらせん階段が内部にあり、ステンドグラスを飾った窓など、明治初期の繁栄と国際的な交流を伝える貴重な文化財です。写真は『旧田代家西洋館|有田観光協会 ありたさんぽ』のページから。

■旧田代家西洋館の重要文化財建造物
旧田代家西洋館 【明治】 (2018-12-22指定)

多久聖廟
Landmark Photo

■住所 GoogleMap
佐賀県多久市多久町

■概要
多久茂文が人材育成のため、宝永5年(1708年)に建てた学問所「東原庠舎」の孔子廟です。足利学校、閑谷学校に次いで国内で3番目に古い孔子廟で、壮麗な中国様式の建築が特徴です。中国の故事に習った配置や、鳳凰、麒麟、龍などの彫刻、天井画の蟠龍が見られます。写真は『多久聖廟(たくせいびょう) - 多久市ホームページ』のページから。

■多久聖廟の重要文化財建造物
多久聖廟 【江戸中期】 (1933-01-12指定)

川打家住宅
Landmark Photo

■住所 GoogleMap
佐賀県多久市西多久町大字板屋6200番地1

■概要
「くど造り」は、屋根の棟が「コ」の字で、かまどの形に似ていることから名付けられました。地元では「かぎ屋」とも呼ばれています。佐賀県南部に分布していた珍しい民家で、現在はほとんどが姿を消しているため、建築学上非常に貴重なものとされています。現在は移築され、見学や利用が可能です。写真は『くど造り民家(森家・川打家住宅) - 多久市ホームページ』のページから。

■川打家住宅の重要文化財建造物
川打家住宅 【江戸中期】 (1974-02-20指定)

旧高取家住宅
Landmark Photo

■住所 GoogleMap
佐賀県唐津市北城内5番40号

■概要
杵島炭鉱の経営者であった高取伊好が建てた邸宅です。和風を基調としながらも洋間を併設した和洋折衷の近代建築で、大広間には本格的な能舞台が設けられているのが最大の特徴です。杉戸絵や欄間の意匠も素晴らしい古民家です。写真は『旅Karatsu 唐津観光協会|旧高取邸』のページから。

■旧高取家住宅の重要文化財建造物
大広間棟 【明治】 (1998-12-22指定)
居室棟 【明治】 (1998-12-22指定)

田嶋神社本殿
Landmark Photo

■住所 GoogleMap
佐賀県伊万里市波多津町畑津

■概要
宗像三女神を主祭神として祀り、本殿は佐賀県で最も古い神社建築です。建築様式は三間社流見世棚造で、簡素ながらも15世紀に建立されたと推定されています。柱は自然石の礎石上に立ち、朱塗りの彩色社殿だったことがわかります。近世の神社建築と比較して装飾が少ないのが特徴です。写真は『田嶋神社本殿/伊万里市』のページから。

■田嶋神社本殿の重要文化財建造物
田嶋神社本殿 【室町前期】 (1987-07-30指定)

西岡家住宅
Landmark Photo

■住所 GoogleMap
佐賀県嬉野市塩田町大字馬場下甲725番地

■概要
旧廻船問屋の住宅で、19世紀中頃に建築されました。長崎街道沿いに建つ町家であり、片側に通り土間を持つ典型的な様式が特徴です。白壁の重厚な外観を持つ一方で、内部は繊細な部材や装飾が施されています。写真は『西岡家住宅 | 観光地 | 【公式】佐賀県観光サイト あそぼーさが』のページから。

■西岡家住宅の重要文化財建造物
西岡家住宅 【江戸末期】 (1974-02-20指定)

土井家住宅
Landmark Photo

■住所 GoogleMap
佐賀県杵島郡大町町大字大町1045番地

■概要
長崎街道沿いに建つ、19世紀前半に建築されたと推定される民家です。街道に面した町家風の外観と、広い土間を持つ農家風の造りを併せ持つのが大きな特徴です。平瓦と丸瓦を交互に葺く本瓦葺きという、現在では珍しい建築手法が残されており、地方民家として貴重な建物とされています。写真は『土井家住宅 | 観光地 | 【公式】佐賀県観光サイト あそぼーさが』のページから。

■土井家住宅の重要文化財建造物
土井家住宅 【江戸末期】 (1974-02-20指定)