重要文化財建造物一覧

全国の重要文化財建造物を史跡単位でリスト化しました。
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都道府県別 史跡検索
徳島県 重要文化財建造物(18件)
三河家住宅
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■住所 GoogleMap
徳島県徳島市富田浜四丁目7番地2

■概要
医師の三河義行氏が1928年頃に自邸として建てた鉄筋コンクリート造の洋風建築です。設計は徳島出身の建築家、木内豊次郎氏が手掛けました。柔らかな曲線や自由なデザインが随所に取り入れられ、ガラスや鉄を多用するなど、ドイツ表現主義の影響が見られます。辛子色の外壁やステンドグラス、グロテスクな装飾など、芸術作品としての建築という概念を強く感じさせます。1945年の徳島大空襲の戦禍を免れた、貴重な歴史的建造物です。は『三河家住宅 | Fun!Fun!とくしま』のページから。

■三河家住宅の重要文化財建造物
三河家住宅 【昭和】 (2007-12-20指定)

犬伏家住宅

■住所 GoogleMap
徳島県板野郡藍住町東中富字大塚傍示二番地一

■概要
江戸時代後期から藍の取引で財を築き、その後は薬の製造・販売を営んでいた犬伏家の住宅です。吉野川の改修工事に伴い、1931年から1934年にかけて全体が建て替えられました。 全体は伝統的な和風建築を基調としながらも、一部に洋風の応接室を取り入れるなど、近代的な特徴を兼ね備えている点が特徴です。主屋のほか、複数の土蔵や門など計15棟が重要文化財に指定されており、この地域の伝統的な建築様式を今に伝える貴重な建物です。なお、現在は一般には非公開となっています。

■犬伏家住宅の重要文化財建造物
主屋 【昭和】 (2020-12-22指定)
座敷 【昭和】 (2020-12-22指定)
応接室 【昭和】 (2020-12-22指定)
書斎 【昭和】 (2020-12-22指定)
宝庫 【昭和】 (2020-12-22指定)
離座敷 【昭和】 (2020-12-22指定)
北蔵 【昭和】 (2020-12-22指定)
乾蔵 【昭和】 (2020-12-22指定)
味噌蔵 【昭和】 (2020-12-22指定)
機械工場 【昭和】 (2020-12-22指定)
五番蔵 【昭和】 (2020-12-22指定)
東蔵 【昭和】 (2020-12-22指定)
巽蔵 【昭和】 (2020-12-22指定)
前納屋 【昭和】 (2020-12-22指定)
表門 【昭和】 (2020-12-22指定)

戸田家住宅

■住所 GoogleMap
徳島県板野郡上板町佐藤塚三三五番地

■概要
江戸時代からこの地域で藍作を営み、明治中期には有数の藍商として繁栄した戸田家の住宅で、1886年(明治19年)頃に建て替えられ、現在の屋敷地の骨格が整えられました。その後、1937年(昭和12年)には質の高い接客空間として東座敷が建築されました。 石垣で高めた敷地を中心に、主屋、土蔵群、藍を寝かせる「藍寝床」などが配置されており、近世以来の伝統的な藍屋敷の全体構成を残しています。一方で、二階を居室にした主屋や、別棟の東座敷には近代的な特徴も見て取ることができ、明治から昭和にかけて最盛期を迎えた藍商の繁栄ぶりを伝える貴重な建物として評価されています。

■戸田家住宅の重要文化財建造物
灰屋 【明治】 (2016-02-20指定)
藍寝床 【明治】 (2016-02-20指定)
西蔵 【江戸末期】 (2016-02-20指定)
長屋門 【明治】 (2016-02-20指定)
乾蔵 【明治】 (2016-02-20指定)
主屋 【明治】 (2016-02-20指定)
東座敷 【昭和】 (2016-02-20指定)
土蔵 【明治】 (2016-02-20指定)

切幡寺大塔
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■住所 GoogleMap
徳島県阿波市市場町切幡

■概要
標高155メートルの中腹に位置し、吉野川と四国山脈の美しい景観が広がります。古く、乙女が弘法大師に布を差し出したことが縁となり、千手観音像が彫られ、乙女は即身成仏し、千手観音菩薩に変身しました。この伝説から「女人即身成仏の寺」として知られ、女性からの人気が高いです。見どころは、大塔からの景色や、乙女が観音に化身した銅像「はたきり観音」などがあります。写真は『得度山 灌頂院 切幡寺 – (一社)四国八十八ヶ所霊場会』のページから。

■切幡寺大塔の重要文化財建造物
切幡寺大塔 【江戸前期】 (1975-08-01指定)

粟飯原家住宅
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■住所 GoogleMap
徳島県名西郡神山町下分字栗生野125番地

■概要
1710年(宝永7年)に建てられたと棟札に記されており、この地方では最古の部類に入る六間取りの平面を持つ大規模な民家です。当時の一般の農家が二間取りや三間取りが普通だったのに対し、六間取りという規模から、支配階級の住宅として貴重なものとされています。 鮎喰川上流の山裾に建っており、広々とした敷地と前面の石垣が特徴です。現在は非公開となっています。写真は『重要文化財 粟飯原家住宅 | 神山マップ | 神山町役場』のページから。

■粟飯原家住宅の重要文化財建造物
粟飯原家住宅 【江戸中期】 (1976-06-21指定)

丈六寺
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■住所 GoogleMap
徳島県徳島市丈六町

■概要
曹洞宗の寺院で、創建は白鳳期と伝えられ、室町時代に再興されました。徳島県最古の寺院の一つで、「阿波の法隆寺」とも呼ばれています。見どころには、徳島県最古の木造建築物である三門や、国指定重要文化財の木造聖観音坐像が安置された観音堂、四季折々の美しい風景が楽しめる庭園があります。また、境内は県の史跡に指定され、秋の紅葉も見どころです。写真は『丈六寺:徳島市公式ウェブサイト』のページから。

■丈六寺の重要文化財建造物
観音堂 【江戸前期】 (1953-04-02指定)
経蔵(旧僧堂) 【江戸前期】 (1998-12-22指定)
三門 【室町後期】 (1953-04-02指定)
本堂(元方丈) 【江戸前期】 (1953-04-02指定)

田中家住宅
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■住所 GoogleMap
徳島県勝浦郡上勝町大字旭字八重地10番地56号

■概要
江戸時代から続く藍商の家です。現在の建物は安政元年(1854年)から約30年かけて建てられました。藍染めの原料を寝かせる「藍寝床」や茅葺き屋根の主屋、地元産の石を使った石垣など、最盛期の藍商の暮らしを今に伝える貴重な建物です。写真は『田中家住宅 | 石井町』のページから。

■田中家住宅の重要文化財建造物
田中家住宅 【江戸中期】 (1976-06-21指定)

福永家住宅
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■住所 GoogleMap
徳島県鳴門市鳴門町高島字浜中1番地

■概要
寛文年間(1661〜1673)から代々塩業を営んできた家です。現在の建物は、主屋が文政11年(1828年)に建てられ、離座敷や土蔵も同時期に完成しました。かつて塩の製造に用いられた釜屋や鹹水溜が保存されており、かつての塩田とともに、この地域の塩業の歴史を伝える貴重な遺構となっています。写真は『文化財|渦の国 鳴門|』のページから。

■福永家住宅の重要文化財建造物
塩納屋 【明治】 (1976-06-21指定)
薪納屋 【江戸末期】 (1976-06-21指定)
納屋 【江戸末期】 (1976-06-21指定)
離座敷 【江戸末期】 (1976-06-21指定)
主屋 【江戸後期】 (1976-06-21指定)
土蔵 【江戸末期】 (1976-06-21指定)

三木家住宅
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■住所 GoogleMap
徳島県美馬市木屋平字貢143番地

■概要
忌部一族の末裔が住む、江戸時代初期に建てられたと推測される民家です。堂々とした茅葺き屋根の寄棟造りが特徴で、徳島県下最古の民家として国の重要文化財に指定されています。鎌倉時代から室町時代にかけての古文書45通も残されており、三木家が古くから天皇即位の大嘗祭に「麁服(あらたえ)」を献上していた歴史を今に伝えています。写真は『三木家住宅 - 【美馬市】観光サイト』のページから。

■三木家住宅の重要文化財建造物
三木家住宅 【江戸前期】 (1976-02-20指定)

箸蔵寺
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■住所 GoogleMap
徳島県三好市池田町州津蔵谷

■概要
善通寺市にある金毘羅大権現を祀る「金毘羅奥の院」として知られる寺院です。弘法大師が開創したと伝えられ、1000年以上の歴史をもちます。本殿をはじめとする6棟の建物が国の重要文化財に指定され、歴史的価値の高い建造物が多数残されています。また、俳優・八代目市川團十郎が寄進した石灯籠や、般若心経の文字が刻まれた石段「般若心経昇経段」も整備されています。写真は『第十五番 箸蔵寺(はしくらじ) – 四国別格二十霊場』のページから。

■箸蔵寺の重要文化財建造物
方丈 【江戸末期】 (2004-09-08指定)
護摩殿 【江戸末期】 (2004-09-08指定)
鐘楼堂 【江戸末期】 (2004-09-08指定)
薬師堂 【江戸末期】 (2004-09-08指定)
天神社本殿 【江戸末期】 (2004-09-08指定)
本殿 【江戸末期】 (2004-09-08指定)

徳善家住宅
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■住所 GoogleMap
徳島県三好市西祖谷山村徳善113番地

■概要
徳島県西部の剣山地祖谷山にある古民家です。元禄12年(1699年)の棟札が残る、祖谷地方で最も古い民家と伝えられています。元は寺院の建物だったとされており、山村農家の典型的な間取りをもち、この地域の民家建築を知る上で貴重な資料となっています。写真は『観光地・体験│大歩危祖谷ナビ三好市公式観光サイト』のページから。

■徳善家住宅の重要文化財建造物
徳善家住宅 【江戸末期】 (2019-12-22指定)

小采家住宅
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■住所 GoogleMap
徳島県三好市東祖谷菅生28番地

■概要
祖谷地方に特徴的な工法で建てられた小規模な民家です。天保年間(1830~1844)の建築とされ、土壁を保護するために割竹で外壁を覆う「ヒシャギ竹」という独特な外観を持っています。また、間取りは「一間取」というシンプルな構成です。昭和58年に旧東祖谷山村から現在の場所に移築復元され、祖谷地方の伝統的な建築様式を今に伝えています。写真は『観光地・体験│大歩危祖谷ナビ三好市公式観光サイト』のページから。

■小采家住宅の重要文化財建造物
小采家住宅 【江戸末期】 (1976-02-20指定)

木村家住宅
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■住所 GoogleMap
徳島県三好市東祖谷釣井107番地

■概要
元禄12年(1699年)の棟札があり、祖谷地方で最も古い民家と伝えられています。元は寺院の建物だったとされ、山村農家の典型的な間取りをもち、この地域の民家建築を知る上で貴重な資料となっています。写真は『観光地・体験│大歩危祖谷ナビ三好市公式観光サイト』のページから。

■木村家住宅の重要文化財建造物
主屋 【江戸中期】 (1976-02-20指定)
隠居屋 【江戸後期】 (2000-04-01指定)

宇志比古神社本殿
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■住所 GoogleMap
徳島県鳴門市大麻町大谷字山田

■概要
かつて当地にあった石清水八幡宮の荘園に勧請された八幡神を祀る神社です。現在の本殿は慶長4年(1599年)に建てられ、徳島県下で最も古い神社建築として貴重な存在です。細部には古い時代の工具の跡が残る一方、寛永12年(1635年)や宝永元年(1704年)の修理時に新しい様式が加えられたと考えられています。写真は『文化財|渦の国 鳴門|』のページから。

■宇志比古神社本殿の重要文化財建造物
宇志比古神社本殿 【桃山】 (2000-12-20指定)

一宮神社本殿

■住所 GoogleMap
徳島県徳島市一宮町西丁

■概要
寛永7年(1630年)に建てられた、江戸時代前期まで遡る数少ない大型神社本殿です。正面に千鳥破風と唐破風造りの向拝を持つ「三間社流造」という形式が特徴で、要所の彫刻には極彩色が施されており、華やかな意匠をもちます。徳島県内で最も古い神社建築の一つです。

■一宮神社本殿の重要文化財建造物
一宮神社本殿 【江戸前期】 (1993-05-12指定)

田中家住宅
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■住所 GoogleMap
徳島県名西郡石井町藍畑字高畑705番地

■概要
江戸時代から続く藍商の家です。現在の建物は、安政元年(1854年)から約30年かけて完成したもので、最盛期の藍商の暮らしを今に伝えています。敷地内には、藍染めの原料を寝かせる「藍寝床」や茅葺き屋根の主屋、地元産の青石を使った石垣などがあり、当時の規模の大きさを感じさせます。写真は『田中家住宅 | 石井町』のページから。

■田中家住宅の重要文化財建造物
灰屋 【明治】 (1976-02-20指定)
表門 【明治】 (1976-02-20指定)
土蔵 【明治】 (1976-02-20指定)
番屋 【明治】 (1976-02-20指定)
味噌部屋 【明治】 (1976-02-20指定)
藍納屋 【明治】 (1976-02-20指定)
南藍寝床 【江戸末期】 (1976-02-20指定)
主屋 【江戸末期】 (1976-02-20指定)
北藍寝床 【明治】 (1976-02-20指定)
座敷 【明治】 (1976-02-20指定)
宝庫 【江戸末期】 (1976-02-20指定)

武知家住宅
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■住所 GoogleMap
徳島県名西郡石井町高川原字天神133番地

■概要
江戸時代から「天元」の屋号で知られた藍商の家です。洪水がもたらす肥沃な土壌を利用した阿波藍の栽培で栄えました。この住宅の最大の特徴は、藍染めの原料となる「すくも」を製造する「藍寝床」です。文政年間に建てられた木造瓦葺二階建ての建物で、現在も藍の製造が続けられており、藍商の歴史を今に伝える貴重な存在です。写真は『武知家藍寝床 | 石井町』のページから。

■武知家住宅の重要文化財建造物
主屋 【江戸末期】 (2018-12-22指定)
離れ 【明治】 (2018-12-22指定)
伝い 【明治】 (2018-12-22指定)
宝庫 【江戸末期】 (2018-12-22指定)
庫蔵 【江戸末期】 (2018-12-22指定)
通門 【明治】 (2018-12-22指定)
東藍床 【江戸末期】 (2018-12-22指定)
西藍床 【江戸末期】 (2018-12-22指定)
寝床 【江戸末期】 (2018-12-22指定)
倉廩 【江戸末期】 (2018-12-22指定)
作男部屋 【江戸末期】 (2018-12-22指定)
下部家 【江戸末期】 (2018-12-22指定)

旧長岡家住宅
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■住所 GoogleMap
徳島県美馬市脇町大字猪尻字西上野34番地

■概要
元は讃岐山脈南麓の脇町にあり、昭和54年に現在の場所へ移築されました。桁行約12m、梁間約6.6mの茅葺き屋根の大きな建物です。雨が少ない地域の特徴として、外壁には杉皮や板を使わない土壁が用いられており、地域の建築様式を今に伝える貴重な建物です。写真は『旧長岡家住宅(きゅうながおかけじゅうたく) 〔国指定重要文化財〕 - 【美馬市】観光サイト』のページから。

■旧長岡家住宅の重要文化財建造物
旧長岡家住宅 【江戸中期】 (1976-06-21指定)