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大阪府 重要文化財建造物(81件)
■住所
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大阪府大阪市中央区備後町二丁目5番8号
■概要
昭和6年(1931年)竣工の建造物で、日本の綿業界の隆盛を象徴し、アメリカのオフィスビルを参考にした風格あるルネサンス様式の外観が特徴です。内部は各部屋が異なる様式で装飾されており、特にジャコビアン様式の談話室などが見どころです。開館以来、リットン調査団やルーズベルト大統領夫人など、多くの歴史的な人物が訪れ、国際会議の場としても利用されています。写真は『日本綿業倶楽部 – 綿業及びその他事業に関する会員の相互の交流を図り、歴史的建造物である綿業会館の維持、保存を行い、その文化的価値を広く普及させる活動を行っております。』のページから
■綿業会館の重要文化財建造物
■住所
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大阪府大阪市浪速区日本橋三丁目四○番地一号
■概要
昭和初期の竣工で、大阪の商業中心地・堺筋に面し、その荘厳な外観が街のシンボルとなっています。建築家鈴木禎次によって設計された大規模な百貨店で、戦前の百貨店としては最大級の規模を誇り、鉄骨鉄筋コンクリート造の構造は画期的でした。外観はヨーロッパの歴史様式を基調とし、アール・デコ調の装飾が施され、特に堺筋に沿った11連アーチのアーケードやアカンサスの葉をモチーフにしたテラコッタ装飾が特徴です。写真は『旧松坂屋大阪店(髙島屋東別館)|日本のレガシーをのこす|人と建設と未来ラボ』のページから。
■旧松坂屋大阪店(髙島屋東別館)の重要文化財建造物
■概要
大阪府豊能郡能勢町に建てられ、昭和に豊中市の日本民家集落博物館に移築された江戸時代初期の農家の古民家です。特徴的な「縦割り片土間型」の間取りは、中央を土間で仕切り、片側に部屋を集中させており、当時の生活様式を反映しています。この構造により、冬の寒気を防ぎ、夏の風通しを良くする工夫が施されています。また、入母屋造の屋根は茅葺で、農家の暮らしを感じさせるデザインとなっています。写真は『摂津能勢の民家(旧泉家住宅) 豊中市』のページから。
■旧泉家住宅(旧所在 大阪府豊能郡能勢町)の重要文化財建造物
■住所
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大阪府河内長野市小深360番地の甲
■概要
桁行7間、梁行4間、身舎梁間3間半の入母屋茅葺の平入住居で、4面に庇が付いています。内部は土間部分と居室部分に分かれており、左側(西)には整形4間取りの室があり、土間に沿ってウチニワ(内庭)が設けられています。右側にはマヤ(馬屋)とカマヤ(釜屋)があり、マヤには低い天井があり2階にツシ(物置)が設けられています。この配置は大和・河内の民家に共通する原則に基づいており、改変が極めて少なく建築当初の状態が良く保存されています。また、この建物は河内長野市内で最も古い民家建築の遺例であり、全国的にも古い民家の例に属します。写真は『重文山本家住宅 - 河内長野市ホームページ』のページから。
■山本家住宅の重要文化財建造物
■住所
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大阪府和泉市池田下町1608番地
■概要
高橋家は平家落人の伝承を持つ武士で、中世に池田庄一帯を領し、江戸時代に帰農して池田下村の庄屋を代々務めました。屋敷の前庭は村の年貢が集まる「納所場」として利用されていました。中世後期の政所屋敷に遡る可能性があり、武士の家系や屋敷が中世から現代まで続く例は珍しいです。現存する母屋(重要文化財)は17世紀中期以前に建てられ、茅葺の入母屋造で、桃山風の書院風襖壁や茶室がありますが、通常は非公開です。写真は『高橋家住宅 | 池田エリア | 和泉市の文化財紹介 | 弥生時代の歴史が眠る街 和泉市の文化財』のページから。
■高橋家住宅の重要文化財建造物