重要文化財建造物一覧

全国の重要文化財建造物を史跡単位でリスト化しました。
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都道府県別 史跡検索
大阪府 重要文化財建造物(81件)
大江橋及び淀屋橋
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■住所 GoogleMap
大阪府大阪市北区堂島浜一丁目・同北区中之島二丁目・同中央区北浜四丁目

■概要
大阪市御堂筋で中之島と交差する昭和10年竣工の鉄筋コンクリート造アーチ橋です。大阪市第一次都市計画事業を代表する橋で、端正で洗練されたデザインが特徴的で、近代大阪の都市開発に重要な役割を果たしました。写真は『大阪市:大江橋 1基 淀屋橋 1基 (…大阪市指定文化財大阪市指定文化財(指定年度別))』のページから。

■大江橋及び淀屋橋の重要文化財建造物
淀屋橋 【昭和】 (2008-12-20指定)
大江橋 【昭和】 (2008-12-20指定)

大阪市中央公会堂
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■住所 GoogleMap
大阪府大阪市北区中之島一丁目1番27号

■概要
大阪市北区中之島に位置するネオルネッサンス様式の建物で、1918年に完成した歴史ある大阪市中央公会堂です。豪商・岩本栄之助の寄付により建設され、大阪の文化・芸術の発展に貢献してきました。コンサートや講演会、国際会議の会場として利用され、中之島の風景を華やかに彩る大阪の象徴的な存在です。写真は『大阪市:大阪市中央公会堂 (…施設情報美術館・博物館・科学館・資料館など)』のページから。

■大阪市中央公会堂の重要文化財建造物
大阪市中央公会堂 【大正】 (2002-12-21指定)

大阪府立図書館
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■住所 GoogleMap
大阪府大阪市北区中之島一丁目27番地

■概要
重厚なルネサンス様式を基調とした美しい外観は、多くの人々を魅了します。特に中央ホールの天井画や閲覧室の壮大な書架は見事で、1904年(明治37年)の開館以来、幾度かの改修を経て現在の姿となりました。写真は『大阪府立中之島図書館|つながる文化ステーション』のページから。

■大阪府立図書館の重要文化財建造物
本館 【明治】 (1974-06-21指定)
左翼 【大正】 (1974-06-21指定)
右翼 【大正】 (1974-06-21指定)

泉布観
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大阪府大阪市北区天満橋一丁目1番1号

■概要
明治4年(1871年)に創業した造幣局の応接所として建てられた、大阪最古の洋風建築です。総煉瓦造りのヴェランダ・コロニアル様式で、白い漆喰の壁や優雅な暖炉、シャンデリアが特徴です。写真は『大阪市北区:泉布観 (…まちあるき歴史の散歩道)』のページから。

■泉布観の重要文化財建造物
泉布観 【明治】 (1956-08-01指定)

旧造幣寮鋳造所正面玄関
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大阪府大阪市北区天満橋一丁目1番1号

■概要
明治4年(1871年)に建てられた洋風建築で、日本の近代建築初期を代表する作品です。昭和2年(1927年)に本体は解体されましたが、正面玄関の石材は保存され、昭和10年(1935年)に桜宮公会堂の玄関として移築・復元されました。重厚な石造りと繊細な柱列の装飾が特徴です。写真は『大阪市北区:北区に残る近代建築 (…>まちあるき>歴史の散歩道)』のページから。

■旧造幣寮鋳造所正面玄関の重要文化財建造物
旧造幣寮鋳造所正面玄関 【明治】 (1956-08-01指定)

淀川旧分流施設
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■住所 GoogleMap
大阪府大阪市北区長柄東三丁目

■概要
明治時代に淀川の水量を調整し、大阪市中心部を洪水から守るために建設された分流施設です。最先端の技術と大型機械を導入した初の大規模土木工事で、日本の近代土木史に重要な位置を占めています。レンガ造りの壮大で洗練されたデザインが特徴です。写真は『淀川旧分流施設 毛馬第一閘門』のページから。

■淀川旧分流施設の重要文化財建造物
毛馬第一閘門 【明治】 (2008-07-30指定)
毛馬洗堰 【明治】 (2008-07-30指定)

大阪城

■住所 GoogleMap
大阪府大阪市中央区馬場町

■概要
豊臣秀吉によって築城されましたが大阪の陣で焼失し、徳川秀忠によって再建されました。天守閣や本丸などは幕末に焼失し、昭和の再建ですが、櫓や門などは残り、 多くの史跡が重要文化財に指定されています。

■大阪城の重要文化財建造物
六番櫓 【江戸前期】 (1953-07-31指定)
一番櫓 【江戸前期】 (1953-07-31指定)
塀(大手門南方塀) 【江戸末期】 (1953-07-31指定)
大手門 【江戸末期】 (1953-07-31指定)
塀(大手門北方塀) 【江戸末期】 (1953-07-31指定)
桜門 【明治】 (1953-07-31指定)
多聞櫓 【江戸末期】 (1953-07-31指定)
塀(多聞櫓北方塀) 【江戸末期】 (1953-07-31指定)
千貫櫓 【江戸前期】 (1953-07-31指定)
金蔵 【江戸末期】 (1953-07-31指定)
金明水井戸屋形 【江戸前期】 (1953-07-31指定)
乾櫓 【江戸前期】 (1953-07-31指定)
焔硝蔵 【江戸中期】 (1953-07-31指定)

旧緒方洪庵住宅
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■住所 GoogleMap
大阪府大阪市中央区北浜三丁目3番8号

■概要
緒方洪庵が天保9年(1838年)に医業を開業した場所で、私塾「適塾」が設立されたところでもあります。適塾からは福沢諭吉や大村益次郎など、近代日本の重要な人材が輩出されました。建物は大阪の豪商の町家建築を代表するもので、間取りや構造が良く保存されています。写真は『適塾(緒方洪庵旧宅) ― 国指定重要文化財…大阪市・淀屋橋の庭園。 | 庭園情報メディア【おにわさん】』のページから。

■旧緒方洪庵住宅の重要文化財建造物
旧緒方洪庵住宅 【江戸末期】 (1964-06-21指定)

愛珠幼稚園園舎
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■住所 GoogleMap
大阪府大阪市中央区今橋三丁目1番11号

■概要
明治34年(1901年)に建てられた現存最古の木造幼稚園園舎で、当時の幼児教育施設の建築様式をそのまま残しています。重厚な木造建築と広々とした園庭は、当時の幼児教育に対する人々の想いを伝える貴重な史跡です。写真は『幼稚園の紹介』のページから。

■愛珠幼稚園園舎の重要文化財建造物
愛珠幼稚園園舎 【明治】 (2007-07-31指定)

旧小西家住宅
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大阪府大阪市中央区道修町一丁目6番9号

■概要
明治時代に建てられた歴史ある商家で、近代日本の商家の様子を伝える貴重な建築物です。店舗の表屋と奥の居室部からなる表屋造りの町家で、薬品関連の商家が並ぶ道修町の中でも特に大規模な商家です。良材を用いた上質な造りと重厚な建築、そして美しい装飾が見どころとなっています。写真は『旧小西家住宅史料館|コニシ株式会社』のページから。

■旧小西家住宅の重要文化財建造物
主屋 【明治】 (2001-07-31指定)
衣装蔵 【明治】 (2001-07-31指定)
二階蔵 【明治】 (2001-07-31指定)

綿業会館
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■住所 GoogleMap
大阪府大阪市中央区備後町二丁目5番8号

■概要
昭和6年(1931年)竣工の建造物で、日本の綿業界の隆盛を象徴し、アメリカのオフィスビルを参考にした風格あるルネサンス様式の外観が特徴です。内部は各部屋が異なる様式で装飾されており、特にジャコビアン様式の談話室などが見どころです。開館以来、リットン調査団やルーズベルト大統領夫人など、多くの歴史的な人物が訪れ、国際会議の場としても利用されています。写真は『日本綿業倶楽部 – 綿業及びその他事業に関する会員の相互の交流を図り、歴史的建造物である綿業会館の維持、保存を行い、その文化的価値を広く普及させる活動を行っております。』のページから

■綿業会館の重要文化財建造物
綿業会館 【昭和】 (2003-12-22指定)

四天王寺
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■住所 GoogleMap
大阪府大阪市天王寺区四天王寺一丁目

■概要
日本最古の仏教寺院の一つで、1400年以上の歴史を有します。聖徳太子が蘇我氏と物部氏の争いに勝利し、天下泰平と国民の幸福を願って四天王を安置するためにこの寺院を築いたとされています。四天王寺の伽藍配置は「四天王寺式」と呼ばれ、中門、五重塔、金堂、講堂が一直線に並ぶ独自の様式で、当時の大陸の仏教寺院の影響を受けつつも、日本の風土に適応した形で発展しました。写真は『四天王寺の歴史 - 和宗総本山 四天王寺』のページから。

■四天王寺の重要文化財建造物
六時堂 【江戸前期】 (1954-11-30指定)
本坊西通用門 【江戸前期】 (1954-11-30指定)
元三大師堂 【江戸前期】 (1954-11-30指定)
本坊方丈 【江戸前期】 (1954-11-30指定)
五智光院 【江戸前期】 (1954-11-30指定)
石舞台 【江戸前期】 (1954-11-30指定)
鳥居 【鎌倉後期】 (1934-01-13指定)

勝鬘院塔婆
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■住所 GoogleMap
大阪府大阪市天王寺区夕陽ケ丘町

■概要
豊臣秀吉の時代に再建された塔婆で、信仰の対象として人々に親しまれてきました。外観には優雅な曲線と繊細な装飾が施されており、特に上層部の扇垂木や斗きょうには禅宗様の特徴がよく表れています。写真は『大阪市:74.勝鬘院(しょうまんいん) (…文化・スポーツ・生涯学習生涯学習)』のページから。

■勝鬘院塔婆の重要文化財建造物
勝鬘院塔婆 【桃山】 (1907-06-21指定)

奥田家住宅
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■住所 GoogleMap
大阪府大阪市平野区加美鞍作町一丁目8番5号

■概要
この屋敷は江戸時代を通じて鞍作村の庄屋を務めた豪農のものです。主屋、表門、蔵など、江戸時代の建築様式が保存されており、当時の豪農の生活様式を知ることができます。約3300平方メートルの敷地に様々な建物が配置され、庄屋屋敷の規模を感じられます。主屋は、大和棟に改造される前の貴重な建築様式を残しており、日本の建築史においても重要な存在です。写真は『大阪市平野区:奥田邸 (平野区の紹介区の歴史・魅力)』のページから。

■奥田家住宅の重要文化財建造物
納屋 【江戸後期】 (1969-08-01指定)
主屋 【江戸中期】 (1969-08-01指定)
米蔵 (2) 【江戸後期】 (1969-08-01指定)
旧綿蔵 【江戸後期】 (1969-08-01指定)
米蔵 (1) 【江戸後期】 (1969-08-01指定)
乾蔵 【江戸後期】 (1969-08-01指定)
表門 【江戸後期】 (1969-08-01指定)

杭全神社
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大阪府大阪市平野区平野宮町二丁目

■概要
熊野権現社および熊野三所権現として知られ、坂上氏や平野郷町の氏神として崇敬されてきました。第一本殿は元禄3年(1690年)に春日大社第三殿を移築したもので、第二本殿は室町後期の建築様式を伝える三間社流造の貴重な建物です。第三本殿は日像上人作とされる一間社春日造です。写真は『大阪市平野区:杭全神社 (平野区の紹介区の歴史・魅力)』のページから。

■杭全神社の重要文化財建造物
(第一殿) 【江戸中期】 (1977-01-12指定)
(第三殿) 【室町後期】 (1949-02-21指定)
(第二殿) 【室町後期】 (1949-02-21指定)

旧松坂屋大阪店(髙島屋東別館)
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大阪府大阪市浪速区日本橋三丁目四○番地一号

■概要
昭和初期の竣工で、大阪の商業中心地・堺筋に面し、その荘厳な外観が街のシンボルとなっています。建築家鈴木禎次によって設計された大規模な百貨店で、戦前の百貨店としては最大級の規模を誇り、鉄骨鉄筋コンクリート造の構造は画期的でした。外観はヨーロッパの歴史様式を基調とし、アール・デコ調の装飾が施され、特に堺筋に沿った11連アーチのアーケードやアカンサスの葉をモチーフにしたテラコッタ装飾が特徴です。写真は『旧松坂屋大阪店(髙島屋東別館)|日本のレガシーをのこす|人と建設と未来ラボ』のページから。

■旧松坂屋大阪店(髙島屋東別館)の重要文化財建造物
旧松坂屋大阪店(髙島屋東別館) 【昭和】 (2021-10-19指定)

住吉大社
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■住所 GoogleMap
大阪府大阪市住吉区住吉二丁目

■概要
約2,300社の住吉神社の総本社で、古くは摂津国一之宮として崇敬されています。多くの参拝者が訪れる日本を代表する神社の一つで、本殿が4棟並ぶ独特の「住吉造」建築様式が特徴です。また、本殿に収められた神宝や古文書も国の重要文化財とされています。

■住吉大社の重要文化財建造物
南門 【桃山】 (1974-06-21指定)
東楽所 【桃山】 (1974-06-21指定)
西楽所 【桃山】 (1974-06-21指定)
南高蔵 【桃山】 (2010-12-22指定)
幣殿及び渡殿(四棟) (第四殿) 【江戸後期】 (2010-12-22指定)
幣殿及び渡殿(四棟) (第一殿) 【江戸後期】 (2010-12-22指定)
幣殿及び渡殿(四棟) (第二殿) 【江戸後期】 (2010-12-22指定)
北高蔵 【桃山】 (2010-12-22指定)
幣殿及び渡殿(四棟) (第三殿) 【江戸後期】 (2010-12-22指定)
末社招魂社本殿(旧護摩堂) 【江戸前期】 (2010-12-22指定)
摂社大海神社幣殿及び渡殿 【江戸中期】 (2010-12-22指定)
摂社大海神社西門 【江戸前期】 (2010-12-22指定)
石舞台 【桃山】 (1974-06-21指定)
摂社大海神社本殿 【江戸中期】 (1964-06-21指定)
国宝 第四殿 【江戸後期】 (1953-11-11指定)
国宝 第一殿 【江戸後期】 (1953-11-11指定)
国宝 第二殿 【江戸後期】 (1953-11-11指定)
国宝 第三殿 【江戸後期】 (1953-11-11指定)

金禅寺三重宝篋印塔
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大阪府豊中市本町五丁目

■概要
貞和5年(1349年)に南北朝時代の北朝時代に建立され、花崗岩を使用した力強い造形が特徴です。三重の塔身が積み重ねられ、各層には仏像や梵字が刻まれています。基礎部分には刻銘があり、地域の人々が共同で建立したことが示されています。初層塔身の四面には、一面が像容、他の三面が梵字で表現されている独特なデザインが見られます。写真は『金禅寺三重宝篋印塔 豊中市』のページから。

■金禅寺三重宝篋印塔の重要文化財建造物
金禅寺三重宝篋印塔 【室町前期】 (1961-04-01指定)

旧泉家住宅(旧所在 大阪府豊能郡能勢町)
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大阪府豊中市服部緑地1番2号

■概要
大阪府豊能郡能勢町に建てられ、昭和に豊中市の日本民家集落博物館に移築された江戸時代初期の農家の古民家です。特徴的な「縦割り片土間型」の間取りは、中央を土間で仕切り、片側に部屋を集中させており、当時の生活様式を反映しています。この構造により、冬の寒気を防ぎ、夏の風通しを良くする工夫が施されています。また、入母屋造の屋根は茅葺で、農家の暮らしを感じさせるデザインとなっています。写真は『摂津能勢の民家(旧泉家住宅) 豊中市』のページから。

■旧泉家住宅(旧所在 大阪府豊能郡能勢町)の重要文化財建造物
旧泉家住宅(旧所在 大阪府豊能郡能勢町) 【江戸中期】 (1964-06-21指定)

旧山田家住宅(旧所在 長野県下水内郡栄村)
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大阪府豊中市服部緑地1番2号

■概要
長野と新潟の県境付近の日本有数の豪雪地帯、秋山郷にあり、昭和36年(1961年)に豊中市の日本民家集落博物館に移築されました。秋山郷では、村の高い場所にあり、持ち主は庄屋か組頭だったと考えられています。周囲の壁は葭簀(よしず)で覆われ、その外側には厚い茅が取り巻いています。中門付の入口には便所と厩があり、運搬用の牛が飼われていました。写真は『信濃秋山の民家(旧山田家住宅) 豊中市』のページから。

■旧山田家住宅(旧所在 長野県下水内郡栄村)の重要文化財建造物
旧山田家住宅(旧所在 長野県下水内郡栄村) 【江戸後期】 (1964-06-21指定)

旧椎葉家住宅(旧所在 宮崎県東臼杵郡椎葉村)
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大阪府豊中市服部緑地1番2号

■概要
江戸時代末期に建てられた貴重な民家で、宮崎県椎葉村から移築されました。急峻な山の斜面に適応した「竿家造り」と呼ばれる細長い造りが特徴です。屋根は自然素材の茅で葺かれ、伝統的な美しい景観を形成しています。また、特に整った意匠を持ち、椎葉村の民家の代表的な例とされています。写真は『日向椎葉の民家(旧椎葉家住宅) 豊中市』のページから。

■旧椎葉家住宅(旧所在 宮崎県東臼杵郡椎葉村)の重要文化財建造物
主屋 【江戸末期】 (1973-02-22指定)
馬屋 【江戸末期】 (1973-02-22指定)

原田神社本殿
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大阪府豊中市中桜塚一丁目

■概要
荒木村重の兵火で焼失後、慶安5年に再建された建物です。五間社流造の形式を持ち、当時の建築様式を反映しています。正面には千鳥破風や軒唐破風があり、屋根は伝統的な檜皮葺で作られています。写真は『原田神社本殿 豊中市』のページから。

■原田神社本殿の重要文化財建造物
原田神社本殿 【江戸前期】 (1993-12-20指定)

久安寺楼門
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大阪府池田市伏尾町

■概要
「軒反り」という技法によりわずかに反り返り、優美な曲線が特徴です。中央には鎌倉期の力強い金剛力士像が安置され、仏堂のような荘厳な雰囲気を醸し出しています。また、久安寺は「花の寺」として知られ、四季折々の花が咲き乱れます。歴史的には、室町時代初期に再建または大修理されたとされています。写真は『【久安寺】公式サイト』のページから。

■久安寺楼門の重要文化財建造物
久安寺楼門 【室町中期】 (1903-05-11指定)

五社神社十三重塔

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大阪府池田市鉢塚二丁目

■概要
鎌倉時代後期に造らた高さ約4.36メートルの石塔です。風化が見られるものの、力強い造形美は当時の技術の高さを示しています。各層には仏像や種子が刻まれており、信仰の対象として造られたことがわかります。

■五社神社十三重塔の重要文化財建造物
五社神社十三重塔 【室町前期】 (1959-08-01指定)

八坂神社本殿
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大阪府池田市神田四丁目

■概要
もとは素盞烏尊神社と呼ばれ、一間社流造で、慶長十五年(1610年)に建立されました。蟇股や木鼻などの装飾が施されており、桃山時代の特色をよく表しています。写真は『八坂神社本殿保存修理/池田市』のページから。

■八坂神社本殿の重要文化財建造物
八坂神社本殿 【桃山】 (1971-08-01指定)

旧西尾家住宅
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■住所 GoogleMap
大阪府吹田市内本町二丁目15番11号

■概要
仙洞御料庄屋として西尾家が江戸時代に務めた貴重な屋敷で、明治後期から大正期に建てられた数寄屋風の主屋、茶道藪内家の指導による茶室、著名な建築家・武田五一による洋風の離れなどが見どころです。多様な建築様式が楽しめるこの屋敷は、茶道や庭園の文化、音楽家・貴志康一の生家としても重要な文化的価値を持っています。写真は『旧西尾家住宅(吹田文化創造交流館)|吹田市公式ウェブサイト』のページから。

■旧西尾家住宅の重要文化財建造物
離れ西棟 【大正】 (2009-12-20指定)
離れ東棟 【大正】 (2009-12-20指定)
積翠庵 【明治】 (2009-12-20指定)
主屋 【明治】 (2009-12-20指定)
戌亥角土蔵 【明治】 (2009-12-20指定)
戌亥土蔵 【明治】 (2009-12-20指定)
米蔵 【江戸末期】 (2009-12-20指定)

普門寺方丈
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■住所 GoogleMap
大阪府高槻市富田町四丁目

■概要
室町時代後期に建てられ、永禄年間(1558年-1570年)には室町幕府の摂津管領・細川晴元が滞在した歴史を持つ方丈は、細かい木割と低い建ち、古風な佇まいが特徴です。京都の禅宗方丈が地方に伝わる過程を示す貴重な遺構として、建築史上の価値が高いとされています。写真は『普門寺 - 高槻市ホームページ』のページから。

■普門寺方丈の重要文化財建造物
普門寺方丈 【江戸前期】 (1977-01-12指定)

厳島神社末社春日神社本殿
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■住所 GoogleMap
大阪府枚方市尊延寺

■概要
文久3年(1863年)、奈良の春日大社の式年造替に伴い、旧本殿が厳島神社に譲渡され、現在の春日神社本殿となりました。この本殿は室町時代中期に建てられたと推定され、一間社流造檜皮葺の形式で、地域的特色がよく表れています。写真は『厳島神社 末社春日神社本殿 – 大阪文化財ナビ』のページから。

■厳島神社末社春日神社本殿の重要文化財建造物
厳島神社末社春日神社本殿 【室町中期】 (1978-06-22指定)

交野天神社
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■住所 GoogleMap
大阪府枚方市楠葉丘二丁目

■概要
桓武天皇が父・光仁天皇を祀るために創建され、延暦6年(787年)に長岡京の南郊に郊祀壇が設けられたことが起源とされています。この神社の見どころとして、まず本殿があります。鎌倉時代の様式を残す本殿は国の重要文化財に指定されており、繊細で美しい蟇股の彫刻が室町時代初期の特色を示しています。また、末社八幡神社本殿も見応えがあります。写真は『交野天神社 – 大阪文化財ナビ』のページから。

■交野天神社の重要文化財建造物
本殿 【室町中期】 (1917-05-10指定)
末社八幡神社本殿 【室町中期】 (1917-05-10指定)

片埜神社本殿
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■住所 GoogleMap
大阪府枚方市牧野阪二丁目

■概要
慶長7年(1602年)、豊臣秀頼は片桐且元を奉行として片埜神社を再建しました。本殿は桃山時代の華麗な様式を残し、三間社流造と檜皮葺の建築様式が特徴です。古くから崇敬されてきた神社ですが、再建以降は大坂城の鬼門鎮護の社としての地位を確立しました。境内には邪気を払う力を持つとされる鬼面が安置されています。写真は『片埜神社 – 大阪文化財ナビ』のページから。

■片埜神社本殿の重要文化財建造物
片埜神社本殿 【桃山】 (1917-05-10指定)

北田家住宅
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■住所 GoogleMap
大阪府交野市私部一丁目25番地5号

■概要
江戸時代の代官屋敷として知られる北田家は、もともと私部城主安見氏の重臣でしたが、江戸時代には旗本畠山の代官職を務め、その後栄えました。特に、民家としては日本一の長さを誇る55.8mの長屋門が特徴で、その雄大な姿は代官屋敷の威厳を今に伝えています。入母屋造りの主屋は、突き出た玄関が特徴で、全国でも数少ない貴重な建物です。表門や乾蔵、北蔵なども重要文化財に指定されており、当時の生活様式を垣間見ることができます。写真は『【交野遺産】北田家住宅 | 交野市』のページから。

■北田家住宅の重要文化財建造物
表門 【江戸末期】 (1979-02-20指定)
主屋 【江戸中期】 (1979-02-20指定)
乾蔵 【江戸中期】 (1979-02-20指定)
北蔵 【江戸後期】 (1979-02-20指定)

山添家住宅
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■住所 GoogleMap
大阪府交野市寺二丁目26番33号

■概要
主屋は寄棟造りで茅葺屋根の伝統的な造りが特徴です。間取りは田の字形の四間に奥座敷が突き出ており、当時の生活様式を垣間見ることができます。内部からは宝永2年(1705年)の棟札が発見され、江戸時代初期の建築であることがわかっています。主要部はよく保存されており、当時の柱間装置なども明らかになっています。写真は『【交野遺産】山添家住宅 | 交野市』のページから。

■山添家住宅の重要文化財建造物
山添家住宅 【江戸中期】 (1969-08-01指定)

旧鴻池新田会所
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■住所 GoogleMap
大阪府東大阪市鴻池元町674番地の3及び4

■概要
鴻池家は近世日本の経済を支えた豪商で、大和川の付け替えに伴う「鴻池新田」を開発しました。新田を管理するために、宝永3年(1706年)に会所を建設し、翌年完成。本屋での小作料徴収や年貢納入、新田の運営を担いました。見どころには、豪壮な梁組みが特徴の本屋、文書や物品を保管した屋敷蔵、米や農具を保管した各種蔵、江戸時代の造園技術が伺える庭園があります。写真は『鴻池新田会所【現在休館中】 | 東大阪市』のページから。

■旧鴻池新田会所の重要文化財建造物
文書蔵 【江戸後期】 (1980-01-12指定)
米蔵 【江戸後期】 (1980-01-12指定)
本屋 【江戸中期】 (1980-01-12指定)
道具蔵 【江戸末期】 (1980-01-12指定)
屋敷蔵 【江戸中期】 (1980-01-12指定)

三田家住宅

■住所 GoogleMap
大阪府柏原市今町697番地

■概要
明和3年(1766年)から5年にかけて大規模な改修が行われ、江戸時代の商家の様子を色濃く残しています。奈良街道に面した主屋は店として使われ、広い土間では商品が積み上げられ、荷ずり棒が設置されていました。主屋裏の土蔵は米や貴重品の保管場所として石造りの重厚な造りが特徴で、周囲には庭園も広がっていたとされています。

■三田家住宅の重要文化財建造物
主屋 【江戸後期】 (1969-08-01指定)
土蔵 【江戸後期】 (1969-08-01指定)

葛井寺四脚門

■住所 GoogleMap
大阪府藤井寺市藤井寺一丁目

■概要
桃山様式を代表する豪華な装飾と力強い造形が特徴の四脚門で、慶長6年(1601年)に豊臣秀頼が葛井寺の南大門として建立しました。江戸時代に現在の場所へ移築され、太く短い柱や美しい動植物の彫刻が見どころとなっています。

■葛井寺四脚門の重要文化財建造物
葛井寺四脚門 【桃山】 (1953-10-21指定)

吉村家住宅
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■住所 GoogleMap
大阪府羽曳野市島泉五丁目3番5号

■概要
大和棟造りの主屋は、江戸時代初期の建築様式を色濃く残し、当時の暮らしを今に伝えています。書院の繊細な彫刻や広い土間に職人技が光り、四季を楽しめる庭園も見どころです。写真は『吉村家住宅/羽曳野市』のページから。

■吉村家住宅の重要文化財建造物
表門 【江戸後期】 (1965-06-21指定)
土蔵 【江戸後期】 (1965-06-21指定)
主屋 【江戸前期】 (1937-10-21指定)

叡福寺
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大阪府南河内郡太子町大字太子

■概要
聖徳太子ゆかりの古刹で、聖徳太子や妃、母の霊廟があり「上の太子」とも称されます。推古天皇30年(622年)創建とされ、太子宗の本山寺院です。豊臣秀頼によって再建された聖霊殿や美しい多宝塔をはじめ、多くの文化財が見どころです。毎年4月には「太子まいり」が賑わいます。写真は『上之太子 叡福寺 【公式】 境内案内』のページから。

■叡福寺の重要文化財建造物
多宝塔 【江戸前期】 (1977-01-12指定)
聖霊殿 【桃山】 (1977-01-12指定)

旧杉山家住宅
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大阪府富田林市富田林町14番31号

■概要
主屋や土蔵、釜屋、酒蔵などが建ち並び、町家ながらも農家に似た平面構成が特徴です。内部は贅を凝らした造りで、能舞台風の大床間には狩野派の絵、茶室も備えられています。江戸から明治期の豪商の暮らしを今に伝える貴重な古民家です。写真は『旧杉山家住宅 - 富田林市公式ウェブサイト』のページから。

■旧杉山家住宅の重要文化財建造物
旧杉山家住宅 【江戸前期】 (1983-12-22指定)

富田林興正寺別院
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大阪府富田林市富田林町

■概要
富田林寺内町の中心的な寺院で、地域の歴史や文化と密接に関わっています。境内の古い建物は、寺内町の歴史を伝える貴重な資料で、映画「燃えよ剣」の撮影にも使用されました。本堂は近畿最古の浄土真宗道場遺構で、対面所は江戸時代末期の格式ある建物です。寺院周辺には江戸時代の町並みが残る富田林寺内町が広がっています。写真は『富田林興正寺別院公式WEBサイト』のページから。

■富田林興正寺別院の重要文化財建造物
鐘楼 【江戸後期】 (2014-11-30指定)
本堂 【江戸前期】 (2014-11-30指定)
山門 【江戸前期】 (2014-11-30指定)
御成門 【江戸中期】 (2014-11-30指定)
対面所 【江戸末期】 (2014-11-30指定)
鼓楼 【江戸後期】 (2014-11-30指定)

錦織神社
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大阪府富田林市宮甲田町

■概要
長い歴史を持つ由緒ある神社で、「にしこり」の名で地元に親しまれています。本殿は正平18年(1363年)に三善貞行が再建したもので、唐破風に千鳥破風を重ねた屋根が特徴的で、室町時代の貴重な建築です。また、参道は四季折々の美しい景観が楽しめる場所として人気です。写真は『錦織神社 – 大阪文化財ナビ』のページから。

■錦織神社の重要文化財建造物
摂社春日社本殿 【室町中期】 (1969-08-01指定)
摂社天神社本殿 【室町中期】 (1969-08-01指定)
本殿 【室町中期】 (1912-02-20指定)

竜泉寺仁王門
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■住所 GoogleMap
大阪府富田林市大字龍泉

■概要
仁王門は八脚門構造が特徴で、鎌倉時代末期(1275年頃)の建立と考えられます。切妻造り、本瓦葺きの屋根、赤丹塗りの主要部、白漆喰の壁が荘厳な美しさを引き立てます。門内には迫力ある鎌倉時代の金剛力士像が安置され、見応えがあります。写真は『龍泉寺 - 魅力発信・観光ポータルサイト - 富田林市公式ウェブサイト』のページから。

■竜泉寺仁王門の重要文化財建造物
竜泉寺仁王門 【鎌倉後期】 (1961-04-01指定)

建水分神社本殿
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■住所 GoogleMap
大阪府南河内郡千早赤阪村大字水分

■概要
本殿は春日造の中殿を中心に、左右に流造の社を渡り廊下で繋げた全国唯一の「水分造」という珍しい様式です。楠木正成公が後醍醐天皇の勅命で再建した歴史を持ち、水神として多くの参拝者に信仰されています。写真は『omePage』のページから。

■建水分神社本殿の重要文化財建造物
(右殿) 【室町中期】 (1900-05-10指定)
(中殿) 【室町中期】 (1900-05-10指定)
(左殿) 【室町中期】 (1900-05-10指定)

長野神社本殿
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■住所 GoogleMap
大阪府河内長野市長野町

■概要
江戸時代中期までは「木屋堂の宮」や「牛頭天王宮」と呼ばれ、明治元年に長野神社と改称されました。一間社流造の形式で、正面には千鳥破風と軒唐破風を持ち、屋根は檜皮葺きです。建築年代は桃山時代に推定され、観心寺や多治速比売神社本殿と同時期の様式を色濃く残しています。向拝部分の獅子の彫刻や身舎正面の桃の彫刻など、細部の美しさも際立っています。写真は『重文長野神社本殿 - 河内長野市ホームページ』のページから。

■長野神社本殿の重要文化財建造物
長野神社本殿 【桃山】 (1941-09-08指定)

烏帽子形八幡神社本殿
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大阪府河内長野市喜多町

■概要
1480年(文明12年)、石川八郎左衛門尉によって建立された本殿は、烏帽子形城の鎮守として祀られています。檜皮葺の三間社入母屋造の本殿は、室町時代の建築様式を伝える貴重な遺構であり、中世の荘園文化や武家社会の様子を示す歴史的価値があります。写真は『烏帽子形八幡神社 | 観る | 観光スポット』のページから。

■烏帽子形八幡神社本殿の重要文化財建造物
烏帽子形八幡神社本殿 【室町後期】 (1940-06-20指定)

観心寺
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■住所 GoogleMap
大阪府河内長野市寺元

■概要
701年に役行者によって開創され、弘仁6年(815年)には弘法大師空海が真言宗の道場として再建したこの寺院は、南北朝時代の武将・楠木正成の菩提寺としても知られています。国宝の金堂や如意輪観音菩薩坐像など多くの文化財を有し、金堂は楠木正成ゆかりの堂として荘厳な雰囲気を持っています。如意輪観音菩薩坐像は空海が刻んだとされる貴重な仏像で、楠木正成の墓所も存在します。また、美しい庭園は四季折々の風景を楽しむことができます。

■観心寺の重要文化財建造物
恩賜講堂 【昭和】 (2017-09-11指定)
訶梨帝母天堂 【室町後期】 (1923-04-01指定)
国宝 金堂 【室町前期】 (1952-04-01指定)
書院 【江戸前期】 (1923-04-01指定)
建掛塔 【室町後期】 (1972-06-20指定)

山本家住宅
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大阪府河内長野市小深360番地の甲

■概要
桁行7間、梁行4間、身舎梁間3間半の入母屋茅葺の平入住居で、4面に庇が付いています。内部は土間部分と居室部分に分かれており、左側(西)には整形4間取りの室があり、土間に沿ってウチニワ(内庭)が設けられています。右側にはマヤ(馬屋)とカマヤ(釜屋)があり、マヤには低い天井があり2階にツシ(物置)が設けられています。この配置は大和・河内の民家に共通する原則に基づいており、改変が極めて少なく建築当初の状態が良く保存されています。また、この建物は河内長野市内で最も古い民家建築の遺例であり、全国的にも古い民家の例に属します。写真は『重文山本家住宅 - 河内長野市ホームページ』のページから。

■山本家住宅の重要文化財建造物
山本家住宅 【江戸中期】 (1969-08-01指定)

岩湧寺多宝塔
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大阪府河内長野市加賀田

■概要
古くから修験道の聖地として栄えてきました。詳細な創建年代は不明ですが、木造3間2層の塔で、下重は平三斗という珍しい構造を持ち、控えめながら古風な趣が漂います。写真は『重文岩湧寺多宝塔 - 河内長野市ホームページ』のページから。

■岩湧寺多宝塔の重要文化財建造物
岩湧寺多宝塔 【室町後期】 (1980-01-12指定)

左近家住宅
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■住所 GoogleMap
大阪府河内長野市滝畑1700番地

■概要
富田林滝畑地区に見られる「滝畑型民家」で、妻入りの構造と茅葺屋根が特徴です。山間部の厳しい自然環境に適応した知恵と技術が凝縮されています。江戸時代前期の建築技術である「納戸構え」や「突き止め溝の差し物」など、高度な木造建築技術が随所に見られます。内部はカマドやマヤがコンパクトに配置され、限られた空間を有効活用した間取りが機能的です。周囲には豊かな自然が広がり、四季折々の美しい風景を楽しむことができます。写真は『重文左近家住宅 - 河内長野市ホームページ』のページから。

■左近家住宅の重要文化財建造物
左近家住宅 【江戸前期】 (1979-02-20指定)

金剛寺
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■住所 GoogleMap
大阪府河内長野市天野町

■概要
僧行基が聖武天皇の勅命で開創した寺院は、弘法大師空海が密教修練の霊域として整備されました。明治初めまで女人禁制だった高野山に対し、女人の参拝を許したことから「女人高野」と呼ばれています。重要文化財の五智如来像をはじめ、多くの文化財を有し、荘厳な本堂が多くの参拝者を迎えます。美しい庭園では四季折々の風景を楽しむことができ、女人高野の歴史を物語るさまざまな史跡も残されています。写真は『 天野山金剛寺』のページから。

■金剛寺の重要文化財建造物
五仏堂 【桃山】 (2019-12-22指定)
薬師堂 【桃山】 (2019-12-22指定)
閼伽井屋 【桃山】 (2019-12-22指定)
護摩堂 【桃山】 (2019-12-22指定)
法具蔵 【桃山】 (2019-12-22指定)
求聞持堂 【江戸中期】 (2019-12-22指定)
開山堂 【江戸中期】 (2019-12-22指定)
宝蔵 【江戸中期】 (2019-12-22指定)
経蔵 【江戸中期】 (2019-12-22指定)
弁財天社本殿 【江戸中期】 (2019-12-22指定)
八大龍王善女龍王社本殿 【江戸中期】 (2019-12-22指定)
天照皇大神社本殿 【江戸中期】 (2019-12-22指定)
鎮守水分明神社本殿 【桃山】 (2019-12-22指定)
鎮守丹生高野明神社本殿 【桃山】 (2019-12-22指定)
鎮守社拝殿 【江戸中期】 (2019-12-22指定)
鎮守社鐘楼 【江戸中期】 (2019-12-22指定)
旧理趣院表門 【江戸中期】 (2019-12-22指定)
旧真福院表門 【江戸中期】 (2019-12-22指定)
南門 【江戸中期】 (2019-12-22指定)
総門 【江戸中期】 (2019-12-22指定)
築地塀 【江戸中期】 (2019-12-22指定)
築地塀 【江戸中期】 (2019-12-22指定)
金堂 【鎌倉後期】 (1900-05-10指定)
食堂 【室町前期】 (1941-11-10指定)
鐘楼 【室町前期】 (1907-06-21指定)
多宝塔 【平安後期】 (1907-06-21指定)
御影堂 【桃山】 (1907-06-21指定)
楼門 【鎌倉後期】 (1907-06-21指定)

摩尼院
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■住所 GoogleMap
大阪府河内長野市天野町

■概要
金剛寺の子院である摩尼院は、金剛寺の中心伽藍の北側に位置する歴史ある寺院です。室町時代前期には南朝の後村上天皇が行幸し、摩尼院を御座所としていたことから、その重要性が伺えます。書院(客殿)は豊臣秀頼による修理時に再建され、茅葺の入母屋造、妻入りの建物で、室町時代の書院建築様式を伝える貴重な文化財です。写真は『令和元年12月27日付で天野山金剛寺および摩尼院の建造物群が重要文化財に指定されました! - 河内長野市ホームページ』のページから。

■摩尼院の重要文化財建造物
書院 【桃山】 (1965-06-21指定)
表門 【江戸中期】 (2000-04-01指定)
築地塀 【江戸中期】 (2000-04-01指定)
築地塀 【江戸中期】 (2000-04-01指定)

多治速比売神社本殿
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大阪府堺市南区宮山台二丁

■概要
天文年間(1539年~1541年)に再建された入母屋造りで、安土桃山時代の建築様式を先取りした貴重な建物です。細部には龍、雲、波、蟷螂、海藻、貝類など多様な精巧な彫刻が施されています。また、天井裏の墨書や棟札からは、建築年代や当時の建築技術、信仰の様子を知ることができます。写真は『鹿苑寺地蔵堂(六角堂) - 美濃市』のページから。

■多治速比売神社本殿の重要文化財建造物
多治速比売神社本殿 【室町後期】 (1949-02-21指定)

桜井神社拝殿
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大阪府堺市南区片蔵

■概要
鎌倉時代中期に建立されたと推定され、現存する最古の拝殿建築の一つです。特徴的な「割拝殿」形式で、中央に通路があり、祭礼時には両脇に蔀戸を降ろして床にすることができます。二重虹梁蟇股式の古い架構法を採用し、伝統的な建築技術の高さを示しています。簡素な意匠が寺院建築を思わせる独特な雰囲気を醸し出しています。写真は『桜井神社拝殿 堺市』のページから。

■桜井神社拝殿の重要文化財建造物
国宝 桜井神社拝殿 【鎌倉後期】 (1953-11-11指定)

法道寺
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大阪府堺市南区鉢ヶ峯寺

■概要
7世紀中頃に法道仙人によって開かれ、空海や最澄も参籠した歴史深い寺院です。鎌倉時代後期の食堂や南北朝時代中期の多宝塔など、貴重な建築物が現存しており、十六羅漢像や楼門の金剛力士像など、優れた仏像も所蔵しています。写真は『法道寺食堂・多宝塔 堺市』のページから。

■法道寺の重要文化財建造物
食堂 【鎌倉後期】 (1960-07-30指定)
多宝塔 【室町前期】 (1902-05-11指定)

降井家書院
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■住所 GoogleMap
大阪府泉南郡熊取町大久保中二丁目1番1

■概要
江戸時代の庄屋の生活様式を伝える貴重な建築です。書院造りで、8帖の上段の間と12帖の次の間を中心に、数寄屋風の面皮柱や竹格子が取り入れられています。天保6年の屋舗図には、2500坪の敷地に書院や土蔵、厩などが含まれていたことが示されています。写真は『降井家書院/熊取町』のページから。

■降井家書院の重要文化財建造物
降井家書院 【江戸前期】 (1952-04-01指定)

中家住宅
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■住所 GoogleMap
大阪府泉南郡熊取町五門西一丁目

■概要
二重の濠で囲まれた広大な敷地を持つ環濠屋敷です。武家と農家の要素が融合した独特の造りの主屋や表門、米蔵などが当時のまま保存され、国内最大級のかまどや蒸し風呂など、多彩な見どころがあります。

■中家住宅の重要文化財建造物
中家住宅 【江戸前期】 (1964-06-21指定)

来迎寺本堂
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■住所 GoogleMap
大阪府泉南郡熊取町和田

■概要
鎌倉時代に建てられ、独特な行基葺や控えめな装飾が特徴で、木造建築の温かみと素朴な美しさが感じられます。当時の仏教文化と建築技術を伝える貴重な資料として価値があります。写真は『来迎寺本堂/熊取町』のページから。

■来迎寺本堂の重要文化財建造物
来迎寺本堂 【鎌倉後期】 (1949-06-22指定)

旧浄土寺九重塔
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■住所 GoogleMap
大阪府堺市堺区百舌鳥夕雲町二丁堺市博物館構内

■概要
鎌倉時代初期の1306年に造られた九重塔は、もともと大阪府千早赤阪村の浄土寺にあり、現在は堺市博物館の黄梅庵庭園に移築されています。供養塔として均整の取れた美しい姿を持ち、当時の仏教文化や石工技術の高さを伝える貴重な文化財です。写真は『旧浄土寺九重塔 堺市』のページから。

■旧浄土寺九重塔の重要文化財建造物
旧浄土寺九重塔 【鎌倉後期】 (1955-02-20指定)

山口家住宅
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■住所 GoogleMap
大阪府堺市堺区錦之町東一丁目2番31号

■概要
慶長20年(1615年)に建てられた江戸初期の貴重な町家で、大阪の陣後に再建され、生活空間や座敷、茶室など多様な空間を持ちます。江戸中期以降に増築を重ね、現在は「堺市立町家歴史館 山口家住宅」として公開され、当時の町家の様子を見学できます。写真は『堺市立町家歴史館 山口家住宅 堺市』のページから。

■山口家住宅の重要文化財建造物
山口家住宅 【江戸前期】 (1966-07-31指定)

海会寺本堂、庫裏及び門廊
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■住所 GoogleMap
大阪府堺市堺区南旅篭町東三丁

■概要
元弘2年(1332年)創建の禅宗寺院で、大坂夏の陣後に現在地に再建されました。本堂と庫裏が一体となる珍しい構造で、庫裏は「田の字」型の広い土間と畳の部屋から成り、吹き抜けの土間に大きな梁がかかる力強い空間が特徴です。写真は『海会寺本堂,庫裏及び門廊 堺市』のページから。

■海会寺本堂、庫裏及び門廊の重要文化財建造物
門廊 【江戸前期】 (1955-08-01指定)
本堂及び庫裏 【江戸前期】 (1955-08-01指定)

大安寺本堂
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大阪府堺市堺区南旅篭町東四丁

■概要
桃山時代の書院造の影響を受けた豪商邸宅の移築とされ、江戸初期の建築様式を代表する貴重な史跡です。狩野派の障壁画「枝添えの松」などが残り、堺の繁栄と当時の社会を今に伝えています。写真は『大安寺本堂 堺市』のページから。

■大安寺本堂の重要文化財建造物
大安寺本堂 【江戸前期】 (1955-08-01指定)

南宗寺
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大阪府堺市堺区南旅篭町東三丁

■概要
臨済宗大徳寺派の寺院で、1557年に三好長慶が創建し、後に沢庵宗彭らにより再建されました。大阪府唯一の禅宗仏殿や豪華な唐門、千利休ゆかりの茶室「実相庵」など多くの文化財を有し、茶道の発展にも貢献しています。庭園は古田織部作と伝わる枯山水で、国の名勝に指定されています。写真は『南宗寺|スポット|堺観光ガイド』のページから。

■南宗寺の重要文化財建造物
仏殿 【江戸前期】 (1993-12-20指定)
唐門 【江戸前期】 (1993-12-20指定)
山門 【江戸前期】 (1993-12-20指定)

高林家住宅
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大阪府堺市北区百舌鳥赤畑町五丁647番地

■概要
白漆喰の土塀に囲まれた敷地に、茅葺屋根の「大和棟」主屋や土蔵、不動堂、稲荷社が立ち並び、豪農の生活様式を伝えています。主屋の内部は土間が広がり、梁が架かる開放的な空間が特徴で、米蔵や屋敷林、溜池も当時の屋敷構えをよく保存しています。写真は『高林家住宅 堺市』のページから。

■高林家住宅の重要文化財建造物
表門 【江戸後期】 (1969-08-01指定)
主屋 【江戸中期】 (1969-08-01指定)
西蔵 【明治】 (1986-06-21指定)
米蔵 【江戸後期】 (1986-06-21指定)

日部神社本殿
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大阪府堺市西区草部

■概要
本殿前の石燈籠には「正平24年(1369)」の刻字があり、高い歴史的価値を持つ建物です。室町前期の建築様式を代表し、シンプルで洗練された美しさが特徴です。蟇股には牛や唐獅子などの彫刻が施され、当時の技術の高さが窺えます。写真は『日部神社』のページから。

■日部神社本殿の重要文化財建造物
日部神社本殿 【室町前期】 (1917-05-10指定)

聖神社
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大阪府和泉市王子町

■概要
和泉国の三ノ宮として信仰を集めており、和泉五社の一つに数えられています。 歴史的には、古い創建を持ち、現存する本殿は豊臣秀頼によって再建された春日造の社殿です。また、末社三神社本殿は類例が少なく、装飾が豊かである三間社として知られています。また、広大な境内には自然豊かな「信太の森」が広がっており、訪れる人々に癒しと歴史を感じさせてくれます。写真は『聖神社 (大阪府和泉市王子町) - 神社巡遊録』のページから。

■聖神社の重要文化財建造物
末社三神社本殿 【桃山】 (1977-01-12指定)
末社滝神社本殿 【桃山】 (1977-01-12指定)
本殿 【桃山】 (1924-05-11指定)

高橋家住宅
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大阪府和泉市池田下町1608番地

■概要
高橋家は平家落人の伝承を持つ武士で、中世に池田庄一帯を領し、江戸時代に帰農して池田下村の庄屋を代々務めました。屋敷の前庭は村の年貢が集まる「納所場」として利用されていました。中世後期の政所屋敷に遡る可能性があり、武士の家系や屋敷が中世から現代まで続く例は珍しいです。現存する母屋(重要文化財)は17世紀中期以前に建てられ、茅葺の入母屋造で、桃山風の書院風襖壁や茶室がありますが、通常は非公開です。写真は『高橋家住宅 | 池田エリア | 和泉市の文化財紹介 | 弥生時代の歴史が眠る街 和泉市の文化財』のページから。

■高橋家住宅の重要文化財建造物
高橋家住宅 【江戸中期】 (1969-08-01指定)

泉井上神社境内社和泉五社総社本殿
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■住所 GoogleMap
大阪府和泉市府中町

■概要
慶長10年(1605年)に豊臣秀頼によって再建されたこの建物は、桃山時代の建築様式を代表し、当時の技術と美意識を伝えています。三間社流造の形式で、左右に3つの間口を持ち、檜皮葺の屋根が伝統的な自然素材の技法を示しています。写真は『泉井上神社 | 府中エリア | 和泉市の文化財紹介 | 弥生時代の歴史が眠る街 和泉市の文化財』のページから。

■泉井上神社境内社和泉五社総社本殿の重要文化財建造物
泉井上神社境内社和泉五社総社本殿 【桃山】 (1924-05-11指定)

泉穴師神社
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大阪府泉大津市豊中

■概要
天忍穂耳命と織物の神・栲幡千々姫命を祀る神社で、特に栲幡千々姫命は泉大津地域で信仰を集めています。80体の神像が重要文化財に指定され、幼児の虫封じにもご利益があるとされています。写真は『泉穴師神社(豊中)/泉大津市』のページから。

■泉穴師神社の重要文化財建造物
摂社春日神社本殿 【桃山】 (1949-02-21指定)
摂社住吉神社本殿 【鎌倉前期】 (1949-02-21指定)
本殿 【桃山】 (1949-02-21指定)

板塔婆

■住所 GoogleMap
大阪府泉大津市松ノ浜町二丁目18番

■概要
室町から江戸時代にかけての仏教信仰や墓制を示す貴重な文化財で、文字や図柄には高い書道と彫刻技術が見られます。

■板塔婆の重要文化財建造物
2 【室町前期】 (1959-08-01指定)
1 【室町前期】 (1959-08-01指定)

兵主神社本殿
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■住所 GoogleMap
大阪府岸和田市西之内町

■概要
創建年代は不明ながら、延喜式神名帳に記された古社で、安土桃山時代に豊臣秀吉が再建したとされます。三間社流造で、正面に軒唐破風、美しい檜皮葺屋根が特徴です。写真は『兵主神社 - 岸和田市公式ウェブサイト』のページから。

■兵主神社本殿の重要文化財建造物
兵主神社本殿 【桃山】 (1924-05-11指定)

積川神社本殿
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■住所 GoogleMap
大阪府岸和田市積川町

■概要
豊臣秀頼の再建とされ、桃山時代の建築様式を伝える貴重な三間社流造の建物です。千鳥破風が正面に施され、華やかな檜皮葺屋根が特徴で、伝統的な神社建築の美しさと耐久性を備えています。写真は『積川神社 - 岸和田市公式ウェブサイト』のページから。

■積川神社本殿の重要文化財建造物
積川神社本殿 【桃山】 (1914-05-11指定)

大威徳寺多宝塔
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■住所 GoogleMap
大阪府岸和田市大沢町

■概要
三間多宝塔で本瓦葺屋根が特徴的です。一般的な配置とは異なり本堂後方に位置し、独特な印象を与えます。「永正十二年」の墨書が残り、建立年が明らかです。葛城修験の霊場として崇敬され、この多宝塔もその歴史と深く関わっています。写真は『大威徳寺 - 岸和田市公式ウェブサイト』のページから。

■大威徳寺多宝塔の重要文化財建造物
大威徳寺多宝塔 【室町後期】 (1971-08-01指定)

願泉寺
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■住所 GoogleMap
大阪府貝塚市中

■概要
本願寺第11世顕如上人の滞在により浄土真宗の聖地とされ、本堂・庫裏・鐘楼など江戸時代につくられた伽藍がほぼそのまま残っています。特に寛文3年(1663年)再建の本堂は、壮大な規模で彩色豊かな天井絵や精緻な彫刻が施され、見事な仏教美術を鑑賞できます。また、寺を中心に広がる寺内町には、土蔵や格子戸が並び、歴史ある町並みが残っています。

■願泉寺の重要文化財建造物
表門 【江戸中期】 (1993-10-20指定)
太鼓堂 【江戸中期】 (1993-10-20指定)
本堂 【江戸中期】 (1993-10-20指定)

孝恩寺観音堂
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■住所 GoogleMap
大阪府貝塚市木積

■概要
「木積の釘無堂」と親しまれるこの堂は、釘を一切使わず建てられたとされ、行基により建立、鎌倉時代後期に再建されました。方五間の寄棟造で、内陣前に外陣を配する独特な構造が特徴です。

■孝恩寺観音堂の重要文化財建造物
国宝 孝恩寺観音堂 【鎌倉後期】 (1953-11-11指定)

慈眼院
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■住所 GoogleMap
大阪府泉佐野市日根野

■訪問記

■概要
国宝の多宝塔は鎌倉時代建立の日本最小の木造塔で、「日本三名塔」の一つと称されています。境内は国の史跡で、静寂と歴史を感じることができます。

■慈眼院の重要文化財建造物
金堂 【鎌倉前期】 (1903-05-11指定)
国宝 多宝塔 【鎌倉前期】 (1953-11-11指定)

総福寺鎮守天満宮本殿
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■住所 GoogleMap
大阪府泉佐野市日根野

■概要
室町時代からの天神信仰を継承した一間社春日造の社殿です。檜皮葺の屋根や見世棚造の様式が特徴で、昭和の修理で板壁であったことが判明しました。写真は『総福寺天満宮/観光サイト』のページから。

■総福寺鎮守天満宮本殿の重要文化財建造物
総福寺鎮守天満宮本殿 【桃山】 (1978-06-22指定)

火走神社摂社幸神社本殿
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■住所 GoogleMap
大阪府泉佐野市大木

■概要
木鼻や蟇股の彫刻様式からも室町時代の建物であることが確認でき、日本の建築技術の高さを示す貴重な文化財です。かつては「滝宮(滝大明神)」と呼ばれ、入山田4か村の鎮守として信仰されており、延喜式神名帳にも記載されています。写真は『火走神社/観光サイト』のページから。

■火走神社摂社幸神社本殿の重要文化財建造物
火走神社摂社幸神社本殿 【室町後期】 (1993-10-20指定)

意賀美神社本殿
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■住所 GoogleMap
大阪府泉佐野市上之郷

■概要
春日大社の社殿様式を模倣した「春日造」で建てられ、大阪府内で最も古い春日造の建物として知られています。蛙股や木鼻など多様な彫刻が施され、当時の技術の高さが伺えます。社殿は極彩色で彩られ、独特の美しさを誇っています。祭神は水の神「タカオカミ」で、貴船神社や丹生神社と同じ神様です。写真は『意賀美神社/観光サイト』のページから。

■意賀美神社本殿の重要文化財建造物
意賀美神社本殿 【室町中期】 (1924-05-11指定)

奥家住宅
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■住所 GoogleMap
大阪府泉佐野市南中樫井193番地

■概要
奥家は南北朝時代には樫井城の城主を務め、江戸時代以降は樫井村の庄屋として地域社会に貢献しました。元和2年(1616年)に帰農し、現在の地に屋敷を構えました。主屋は享保12年(1727年)に建てられた泉南地方の大型民家として知られています。写真は『奥家住宅(重要文化財)/観光サイト』のページから。

■奥家住宅の重要文化財建造物
表門 【江戸中期】 (1969-08-01指定)
主屋 【江戸前期】 (1969-08-01指定)
土蔵 【江戸中期】 (1969-08-01指定)
西土蔵 【江戸末期】 (2015-09-08指定)

波太神社
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■住所 GoogleMap
大阪府阪南市石田

■概要
平安時代の『延喜式』に記載される古社で、鳥取氏の祖神を祀っています。延喜式神名帳にも名を連ね、古くから崇敬されています。本殿は「三間社流造」という独特の建築様式で、寛永15年(1638年)に再建されました。この様式は、当時の建築技術の高さを示す貴重な文化財とされています。写真は『波太神社/阪南市』のページから。

■波太神社の重要文化財建造物
末社三神社本殿 【江戸前期】 (1993-12-20指定)
本殿 【江戸前期】 (1993-12-20指定)

船守神社本殿
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■住所 GoogleMap
大阪府泉南郡岬町淡輪

■概要
豊臣秀頼の命により、片桐且元が造営した桃山様式の美しい三間社流造で建立されています。関ヶ原の戦い後に築かれ、彫刻や装飾が特に美しく、当時の高い技術を示す貴重な建築物です。写真は『神社/岬町』のページから。

■船守神社本殿の重要文化財建造物
船守神社本殿 【桃山】 (1924-05-11指定)

水無瀬神宮
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■住所 GoogleMap
大阪府三島郡島本町広瀬三丁目

■概要
鎌倉時代に後鳥羽天皇ゆかりの地で創建され、後鳥羽上皇、土御門天皇、順徳天皇の御霊を鎮めています。天皇の苦難を偲び、御霊を祀る深い歴史があります。客殿は豊臣秀吉から寄進された安土桃山時代の建築様式を持ち、書院造りの広々とした空間が特徴です。また、茶室「燈心亭」は江戸時代前期に建てられ、客殿の庭に佇んでいます。写真は『水無瀬神宮 公式HP』のページから。

■水無瀬神宮の重要文化財建造物
客殿 【桃山】 (1926-05-11指定)
茶室 【江戸前期】 (1926-05-11指定)