重要文化財建造物一覧

全国の重要文化財建造物を史跡単位でリスト化しました。
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滋賀県 重要文化財建造物(115件)
不動寺本堂
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■住所 GoogleMap
滋賀県大津市田上森町

■概要
太神山の頂上近くにある天台寺門宗の寺で、平安時代初期に智証大師円珍によって創建されました。本尊は円珍作の不動尊像です。南北朝時代に再建され、巨大な花崗岩の上に建てられており、壮観な風景を呈しています。写真は『太神山不動寺 | 滋賀県観光情報[公式観光サイト]滋賀・びわ湖のすべてがわかる!』のページから。

■不動寺本堂の重要文化財建造物
不動寺本堂 【室町前期】 (1924-05-11指定)

圓満院宸殿
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■住所 GoogleMap
滋賀県大津市園城寺町

■概要
京都御所(禁裏)に造営され、名正天皇によってご下賜されたものです。一の間には後水尾天皇がお座りになったとされる玉座があります。また、池泉観賞式のお庭「三井の名庭」は、春には山桜、夏には天然記念物のモリアオガエル、秋には紅葉など、季節によってさまざまな姿を見せてくれます。写真は『円満院 | 滋賀県観光情報[公式観光サイト]滋賀・びわ湖のすべてがわかる!』のページから。

■圓満院宸殿の重要文化財建造物
圓満院宸殿 【江戸前期】 (1902-09-11指定)

園城寺
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■住所 GoogleMap
滋賀県大津市園城寺町

■概要
天台寺門宗の総本山で、境内には天智・天武・持統の三天皇の御産湯に用いられた霊泉があるため、「御井の寺」と称され、後に「三井寺」と通称されるようになりました。国宝の金堂をはじめ、西国第十四番札所の観音堂、釈迦堂、唐院など多くの堂舎があり、国宝・重要文化財は100点以上に上ります。

■園城寺の重要文化財建造物
閼伽井屋 【桃山】 (1906-05-11指定)
一切経蔵(経堂) 【室町中期】 (1906-05-11指定)
国宝 金堂 【桃山】 (1953-04-02指定)
食堂(釈迦堂) 【室町中期】 (1912-02-20指定)
鐘楼 【桃山】 (1967-07-31指定)
国宝 新羅善神堂 【室町前期】 (1953-04-02指定)
大門(仁王門) 【室町中期】 (1900-05-10指定)
唐門 【桃山】 (1967-07-31指定)
灌頂堂 【江戸前期】 (1967-07-31指定)
四脚門 【桃山】 (1967-07-31指定)
大師堂 【桃山】 (1967-07-31指定)
塔婆(三重塔) 【室町前期】 (1906-05-11指定)
毘沙門堂 【江戸前期】 (1952-04-01指定)

勧学院客殿
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■住所 GoogleMap
滋賀県大津市園城寺町

■概要
平安時代に創建された三井寺の学問所として知られ、豊臣秀吉による兵火の後、慶長5年(1600年)に毛利輝元によって再建されました。桁行7間、梁間7間の大規模な建物で、内部は3列9室に分けられ、書院造の建築様式が見事に表現されています。また、客殿の周囲には池や石庭が広がり、建物と一体となった美しい景観を形成しています。

■勧学院客殿の重要文化財建造物
国宝 勧学院客殿 【桃山】 (1952-11-12指定)

光浄院客殿
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■住所 GoogleMap
滋賀県大津市園城寺町

■概要
三井寺の子院で、慶長6年(1601)武将で三井寺の僧でもあった山岡道阿弥によって建立されました。「書院造」の代表的遺構です。桁行7間、梁間6間、柿葺の入母屋造で、細部意匠に至るまで中世社会の接客儀礼を実態化した建築空間を実現しています。

■光浄院客殿の重要文化財建造物
国宝 光浄院客殿 【桃山】 (1952-11-12指定)

三尾神社本殿

■住所 GoogleMap
滋賀県大津市園城寺町

■概要
応永33年(1426年)に建立されたもので、室町中期の木造建築として貴重な建造物です。三間社流造の形式で、檜皮葺の屋根や太い木の柱、簡素な意匠が特徴的で、古風な趣を漂わせています。もともとは園城寺の鎮守社でしたが、明治の神仏分離により現在地に移転されました。写真は『三尾神社本殿|滋賀県ホームページ』のページから。

■三尾神社本殿の重要文化財建造物
三尾神社本殿 【室町中期】 (2014-12-21指定)

大津別院
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■住所 GoogleMap
滋賀県大津市中央二丁目

■概要
真宗大谷派東本願寺の別院で、石山本願寺の教如によって江戸時代初期に創建されました。創建や再建の際には、大津町の有力な豪商たちが土地や金銀を寄進したとされ、庶民の間でも信仰が厚かったことが伺えます。本堂は、真宗寺院の特徴である広い外陣を備えており、書院とともに桃山建築の美しさがよく表れています。写真は『大津別院 | 滋賀県観光情報[公式観光サイト]滋賀・びわ湖のすべてがわかる!』のページから。

■大津別院の重要文化財建造物
書院 【江戸中期】 (1961-07-30指定)
本堂 【江戸前期】 (1961-07-30指定)

長安寺宝塔

■住所 GoogleMap
滋賀県大津市逢坂二丁目

■概要
平安時代に関寺の復興に尽力した牛を供養するために建立されたと伝えられ、「牛塔」とも呼ばれています。高さ約3.5メートルの巨大な塔で、六角形の笠、円形の塔身、八角形の基礎という珍しい形状を持ち、各部分には精緻な彫刻が施されています。

■長安寺宝塔の重要文化財建造物
長安寺宝塔 【鎌倉前期】 (1960-02-20指定)

聖衆来迎寺
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■住所 GoogleMap
滋賀県大津市比叡辻二丁目

■概要
天台宗の寺院で、比叡山のふもと琵琶湖のほとりに位置し、古くから信仰を集めています。平安時代に最澄が創建し、源信が念仏道場として再興したことで現在の寺名となりました。「聖衆来迎」は、阿弥陀如来や菩薩が死後に迎えてくれるという浄土教の思想を表しています。写真は『聖衆来迎寺 | 滋賀県観光情報[公式観光サイト]滋賀・びわ湖のすべてがわかる!』のページから。

■聖衆来迎寺の重要文化財建造物
表門 【桃山】 (2014-11-30指定)
開山堂 【江戸前期】 (2014-11-30指定)
本堂 【江戸中期】 (2014-11-30指定)
客殿 【江戸前期】 (1922-05-11指定)

盛安寺客殿
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■住所 GoogleMap
滋賀県大津市坂本一丁目

■概要
戦国時代に杉若盛安が再興したと伝えられ、慶長5年(1600年)に毛利輝元が伏見城の遺材を用いて再建しました。屋根は南面が入母屋造り、北面が切妻造りという異なる形状を持ち、内部には書院造の書院や床の間、違い棚が備わっています。障壁画には長谷川派による「帝鑑図」や花鳥図が残り、当時の絵画様式が伺えます。写真は『盛安寺 | 滋賀県観光情報[公式観光サイト]滋賀・びわ湖のすべてがわかる!』のページから。

■盛安寺客殿の重要文化財建造物
盛安寺客殿 【江戸前期】 (1993-10-20指定)

延暦寺
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■住所 GoogleMap
滋賀県大津市坂本本町、同坂本四丁目

■概要
天台宗の総本山で、平安時代初期に最澄が開いた日本仏教の聖地です。1200年以上の歴史を持ち、日本の文化や思想に大きな影響を与え、1994年には世界文化遺産に登録されました。境内は比叡山全域に広がり、東塔、西塔、横川の三地域に分かれ、それぞれに独自の伽藍が点在しています。写真は『天台宗総本山 比叡山延暦寺 [Hieizan Enryakuji]』のページから。

■延暦寺の重要文化財建造物
阿弥陀堂鐘楼 【江戸前期】 (2016-09-10指定)
慈眼堂 【江戸前期】 (2016-09-10指定)
山王社 【江戸前期】 (2016-09-10指定)
文殊楼 【江戸中期】 (2016-09-10指定)
浄土院拝殿 【江戸中期】 (2016-09-10指定)
浄土院唐門 【江戸中期】 (2016-09-10指定)
浄土院伝教大師御廟 【江戸中期】 (2016-09-10指定)
西塔鐘楼 【江戸中期】 (2016-09-10指定)
横川鐘楼 【江戸中期】 (2016-09-10指定)
四季講堂 【江戸中期】 (2016-09-10指定)
元三大師御廟拝殿 【江戸中期】 (2016-09-10指定)
戒壇院 【江戸中期】 (1901-10-19指定)
国宝 根本中堂 【江戸前期】 (1953-04-02指定)
根本中堂廻廊 【江戸前期】 (1899-04-05指定)
常行堂 【桃山】 (1955-08-01指定)
法華堂 【桃山】 (1955-08-01指定)
相輪橖 【明治】 (1917-10-20指定)
大講堂(旧東照宮本地堂) 【江戸前期】 (1987-07-30指定)
転法輪堂 【室町前期】 (1900-05-10指定)
瑠璃堂 【室町後期】 (1912-02-20指定)

西教寺

■住所 GoogleMap
滋賀県大津市坂本本町

■概要
聖徳太子が開基と伝えられ、室町時代に真盛が入寺して発展した寺院です。比叡山延暦寺と深い関わりを持ち、天台系仏教寺院として栄え、全国に400以上の末寺を有しています。小堀遠州作と伝えられる庭園は国の史跡に指定され、四季折々の美しい景観を楽しめます。

■西教寺の重要文化財建造物
客殿 【桃山】 (1902-09-11指定)
本堂 【江戸中期】 (1986-06-21指定)

日吉大社
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■住所 GoogleMap
滋賀県大津市坂本本町

■訪問記

■概要
全国に約3,800社ある日吉・日枝・山王神社の総本宮で、崇神天皇時代に創建されました。平安京遷都の際に鬼門除けとして信仰を集め、織田信長の比叡山焼き討ちで大打撃を受けましたが、豊臣秀吉により再建されました。

■日吉大社の重要文化財建造物
摂社牛尾神社本殿及び拝殿本殿 【桃山】 (1907-10-21指定)
摂社牛尾神社本殿及び拝殿拝殿 【桃山】 (1983-01-10指定)
摂社宇佐宮本殿及び拝殿拝殿 【桃山】 (1964-06-21指定)
摂社宇佐宮本殿及び拝殿本殿 【桃山】 (1901-10-19指定)
摂社三宮神社本殿及び拝殿本殿 【桃山】 (1907-10-21指定)
摂社三宮神社本殿及び拝殿拝殿 【桃山】 (1983-01-10指定)
摂社樹下神社本殿及び拝殿本殿 【桃山】 (1906-05-11指定)
摂社樹下神社本殿及び拝殿拝殿 【桃山】 (1964-06-21指定)
摂社白山姫神社本殿及び拝殿拝殿 【桃山】 (1964-06-21指定)
摂社白山姫神社本殿及び拝殿本殿 【桃山】 (1906-05-11指定)
国宝 西本宮本殿及び拝殿本殿 【桃山】 (1961-05-12指定)
西本宮本殿及び拝殿拝殿 【桃山】 (1964-06-21指定)
西本宮楼門 【桃山】 (1917-05-10指定)
国宝 東本宮本殿及び拝殿本殿 【桃山】 (1961-05-12指定)
東本宮本殿及び拝殿拝殿 【桃山】 (1964-06-21指定)
東本宮楼門 【桃山】 (1923-04-01指定)
日吉三橋大宮橋 【桃山】 (1917-10-20指定)
日吉三橋走井橋 【桃山】 (1917-10-20指定)
日吉三橋二宮橋 【桃山】 (1917-10-20指定)
末社東照宮唐門 【江戸前期】 (1956-08-01指定)
末社東照宮本殿・石の間・拝殿 【江戸前期】 (1917-05-10指定)
末社東照宮透塀 【江戸前期】 (1956-08-01指定)

旧宝寿院宝篋印塔

■住所 GoogleMap
滋賀県大津市坂本本町4220

■概要
塔身には四方の仏が刻まれており、その穏やかな外観は見る者の心を安らげます。

■旧宝寿院宝篋印塔の重要文化財建造物
旧宝寿院宝篋印塔 【室町前期】 (1961-04-01指定)

神田神社本殿

■住所 GoogleMap
滋賀県大津市真野普門町

■概要
創建は平安時代初期に遡り、室町時代初期に建立されました。側面や細部の彫刻に見られる当時の特徴が今も残っており、特に階段の上の正面に施された菱形の格子は、その繊細な作りが際立っています。

■神田神社本殿の重要文化財建造物
神田神社本殿 【室町前期】 (1913-05-11指定)

地主神社
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■住所 GoogleMap
滋賀県大津市葛川坊村町

■概要
明王谷川の流れと周囲の緑豊かな自然の中に拝殿、幣殿、本殿が一直線に並んでいます。特に本殿は三間社春日造で、檜皮葺の屋根に蟇股の彫刻が施されており、当時の建築様式を今に伝えています。写真は『地主神社 | 滋賀県観光情報[公式観光サイト]滋賀・びわ湖のすべてがわかる!』のページから。

■地主神社の重要文化財建造物
幣殿 【室町後期】 (1903-05-11指定)
本殿 【室町後期】 (1903-05-11指定)

明王院
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■住所 GoogleMap
滋賀県大津市葛川坊村町

■概要
天台宗の寺院で、比叡山延暦寺の奥の院として知られています。平安時代初期に延暦寺の僧・相応和尚が回峰行の道場として開き、不動明王に感銘を受けて明王院を建立しました。以来、多くの僧侶が修行を重ね、天台宗の重要な拠点として発展してきました。写真は『明王院 | 葛川まちづくり協議会』のページから。

■明王院の重要文化財建造物
庵室 【江戸末期】 (1993-12-20指定)
護摩堂 【江戸後期】 (1993-12-20指定)
政所表門 【桃山】 (1993-12-20指定)
本堂 【江戸中期】 (1993-12-20指定)

小野神社
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■住所 GoogleMap
滋賀県大津市小野

■概要
小野妹子の氏族、小野氏の氏神として古くから崇敬されてきた神社です。応神天皇の時代に日本で初めて餅つきを行ったと伝えられ、餅作りの祖神として信仰されています。写真は『小野神社 | 滋賀県観光情報[公式観光サイト]滋賀・びわ湖のすべてがわかる!』のページから。

■小野神社の重要文化財建造物
境内社篁神社本殿 【室町前期】 (1907-10-21指定)
飛地境内社道風神社本殿 【室町前期】 (1907-10-21指定)

天皇神社本殿
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■住所 GoogleMap
滋賀県大津市和邇中

■概要
鎌倉時代後期の建築で、屋根の緩やかな勾配や蟇股の力強い輪郭が創建当時の特徴をよく残しています。境内には室町時代の石造宝塔や層塔があり、老樹とともに古い歴史を感じさせる美しい調和を保っています。写真は『天皇神社 | 滋賀県観光情報[公式観光サイト]滋賀・びわ湖のすべてがわかる!』のページから。

■天皇神社本殿の重要文化財建造物
天皇神社本殿 【鎌倉後期】 (1907-10-21指定)

和田神社本殿
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■住所 GoogleMap
滋賀県大津市木下町

■概要
透塀に囲まれた小さな建物で、屋根は安土桃山時代に改築され、檜皮葺が施され、正面には丸い造りの向拝が長く突き出しています。側面にはすっきりとした蟇股があり、細部には鎌倉時代の遺構が残されています。写真は『和田神社 | 滋賀県観光情報[公式観光サイト]滋賀・びわ湖のすべてがわかる!』のページから。

■和田神社本殿の重要文化財建造物
和田神社本殿 【鎌倉後期】 (1902-09-11指定)

膳所神社表門
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■住所 GoogleMap
滋賀県大津市膳所一丁目

■概要
1655年に建てられたと記録されていますが、木材には大津城時代の加工痕があり、再利用された可能性があります。明治3年、膳所城の廃城に伴い膳所神社に移築されました。写真は『びわ湖大津よりどり観光ガイド音声で紹介する戦国の大津歴史舞台』のページから。

■膳所神社表門の重要文化財建造物
膳所神社表門 【江戸前期】 (1924-05-11指定)

篠津神社表門
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■住所 GoogleMap
滋賀県大津市中庄一丁目

■概要
元は膳所城の北大手門で、膳所城の廃城後に篠津神社に移築されました。表門は「高麗門」と呼ばれる形式で、本瓦葺の堅牢な造りが特徴です。写真は『篠津神社 | 滋賀県観光情報[公式観光サイト]滋賀・びわ湖のすべてがわかる!』のページから。

■篠津神社表門の重要文化財建造物
篠津神社表門 【桃山】 (1924-05-11指定)

蘆花浅水荘

■住所 GoogleMap
滋賀県大津市中庄一丁目

■概要
日本画家・山元春挙が晩年を過ごした大正時代の別邸で、庭園と建物の美しい調和が特徴です。春挙自身が設計に関わり、琵琶湖を借景に、自然と建築が一体となった美しい住まいを構築しました。

■蘆花浅水荘の重要文化財建造物
表門 【大正】 (1994-12-22指定)
渡り廊下 【大正】 (1994-12-22指定)
持仏堂(記恩堂) 【大正】 (1994-12-22指定)
本屋 【大正】 (1994-12-22指定)
離れ 【大正】 (1994-12-22指定)
土蔵 【大正】 (1994-12-22指定)

旧伊庭家住宅(住友活機園)

■住所 GoogleMap
滋賀県大津市田辺町10番14号

■概要
住友財閥2代目総理事・伊庭貞剛が晩年を過ごすために建てた邸宅で、洋館と和館、広大な庭園が調和した美しい景観が特徴です。洋館は野口孫市の設計による質実なデザイン、和館は八木甚兵衛の手で良質な木材が使われた落ち着いた雰囲気が魅力的な近代建築です。

■旧伊庭家住宅(住友活機園)の重要文化財建造物
正門 【明治】 (2002-06-21指定)
新座敷 【大正】 (2002-06-21指定)
和館 【明治】 (2002-06-21指定)
洋館 【明治】 (2002-06-21指定)
西蔵 【明治】 (2002-06-21指定)
東蔵 【明治】 (2002-06-21指定)

石山寺
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■住所 GoogleMap
滋賀県大津市石山寺

■概要
天平19年(747年)、聖武天皇の勅願により良弁僧正が創建したと伝えられています。寺名の由来である天然記念物の硅灰石(けいかいせき)という巨大な岩盤の上に建てられ、その荘厳な姿は訪れる人々を圧倒します。特に本堂と多宝塔は国宝に指定されており、本堂に安置された本尊の如意輪観音像も広く知られています。

■石山寺の重要文化財建造物
蓮如堂 【桃山】 (2008-12-20指定)
三十八所権現社本殿 【桃山】 (2008-12-20指定)
御影堂 【室町中期】 (2008-12-20指定)
経蔵 【桃山】 (2008-12-20指定)
鐘楼 【鎌倉後期】 (1907-10-21指定)
国宝 多宝塔 【鎌倉前期】 (1951-07-30指定)
東大門 【桃山】 (1907-10-21指定)
宝篋印塔 【室町前期】 (1961-04-01指定)
国宝 本堂 【平安後期】 (1952-11-12指定)

白鬚神社本殿
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■住所 GoogleMap
滋賀県高島市鵜川

■概要
湖中に朱塗りの大鳥居が立つ景観が特徴的な神社で、約2000年の歴史を持つ近江最古の大社とされています。現在の本殿は、豊臣秀吉の意思を継いだ豊臣秀頼が、片桐且元を奉行として慶長8年(1603年)に建立しました。檜皮葺の優美な曲線を描く屋根など、桃山時代の華麗な建築様式が随所に見られます。写真は『白鬚神社 | びわ湖高島観光ガイド』のページから。

■白鬚神社本殿の重要文化財建造物
白鬚神社本殿 【桃山】 (1938-09-08指定)

若宮神社本殿
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■住所 GoogleMap
滋賀県高島市安曇川町北船木

■概要
正面に3つの間を持ち、左右対称のシンプルな構造が特徴の三間社流造という形式です。彫刻などの細部の意匠も含め良好な状態で保存されています。写真は『若宮神社(高島市) | 滋賀県観光情報[公式観光サイト]滋賀・びわ湖のすべてがわかる!』のページから。

■若宮神社本殿の重要文化財建造物
若宮神社本殿 【室町後期】 (1993-05-12指定)

思子淵神社

■住所 GoogleMap
滋賀県高島市朽木小川

■概要
安曇川で筏を組んで木材を運んでいた筏師の安全を守る神社ですが、単に筏師の守護神としてだけでなく、地域の人々の暮らしを見守り、安全を守ってきた神様として信仰されています。

■思子淵神社の重要文化財建造物
蔵王権現社 【室町前期】 (2015-09-08指定)
本殿 【室町前期】 (2015-09-08指定)
熊野社 【室町前期】 (2015-09-08指定)

春日神社本殿
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■住所 GoogleMap
滋賀県大津市大石富川町

■概要
二間社の入母屋造という特異な形式の社殿です。写真は『春日神社|歴史事典|大津市歴史博物館』のページから。

■春日神社本殿の重要文化財建造物
春日神社本殿 【鎌倉後期】 (1902-05-11指定)

春日神社神門
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■住所 GoogleMap
滋賀県野洲市高木

■概要
二本の柱の上に切妻造の屋根をかけており、素朴ながら安定感のある姿をしています。また、屋根の軒裏には美しい彫刻が施されており、室町時代の職人たちの高い技術を伺わせます。写真は『春日神社(山之神)|インフォメーション』のページから。

■春日神社神門の重要文化財建造物
春日神社神門 【室町後期】 (1961-07-30指定)

大笹原神社境内社篠原神社本殿
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■住所 GoogleMap
滋賀県野洲市大篠原

■概要
本殿は、小規模で柱が隅に寄っているのが特徴の一間社隅木入り春日造で、檜皮葺の屋根には蟇股や虹梁の装飾が施されています。

■大笹原神社境内社篠原神社本殿の重要文化財建造物
境内社篠原神社本殿 【室町中期】 (1931-01-11指定)
国宝 本殿 【室町中期】 (1961-05-12指定)

御上神社
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■住所 GoogleMap
滋賀県野洲市三上

■概要
御上神社は、琵琶湖南岸にそびえる「近江富士」と呼ばれる三上山を神体山とし、その山麓に鎮座しています。 本殿は、神々しい彫刻や檜皮葺の屋根が特徴で国宝に指定されています。

■御上神社の重要文化財建造物
摂社若宮神社本殿 【鎌倉後期】 (1931-01-11指定)
拝殿 【鎌倉後期】 (1899-04-05指定)
国宝 本殿 【鎌倉後期】 (1952-11-12指定)
楼門 【鎌倉後期】 (1899-04-05指定)

稲荷神社境内社古宮神社本殿
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■住所 GoogleMap
滋賀県野洲市小篠原

■概要
室町中期建造の一間社流造、こけら葺という簡素ながらも美しい神社です。写真は『⛩稲荷神社|滋賀県野洲市 - 八百万の神』のページから。

■稲荷神社境内社古宮神社本殿の重要文化財建造物
稲荷神社境内社古宮神社本殿 【室町中期】 (1917-05-10指定)

日吉神社本殿

■住所 GoogleMap
滋賀県野洲市小篠原

■概要
一間社切妻造という簡素な構造ながら、各部の造りは非常に堅実で、高い木工技術がうかがえます。正面の柱間はわずか1メートル余りと小規模な建物ですが、その中に洗練された美しさが凝縮されています。

■日吉神社本殿の重要文化財建造物
日吉神社本殿 【鎌倉後期】 (1944-11-29指定)

生和神社本殿

■住所 GoogleMap
滋賀県野洲市冨波乙

■概要
寛弘6年(1009年)に創建されたと伝えられる、歴史ある神社です。現在の本殿は室町時代前期に建てられたもので、一間社流造・檜皮葺の形式を採用しており、当時の建築様式をよく伝える貴重な遺構となっています。

■生和神社本殿の重要文化財建造物
本殿 【室町前期】 (1902-09-11指定)
末社春日神社本殿 【鎌倉後期】 (1949-02-21指定)

圓光寺
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■住所 GoogleMap
滋賀県野洲市久野部

■概要
江戸時代に寺院と神社で合併してできたことで、その特徴的な外観から一見神社のように見える独特な雰囲気を持つ天台真盛宗の寺院です。写真は『円光寺 | 滋賀県観光情報[公式観光サイト]滋賀・びわ湖のすべてがわかる!』のページから。

■圓光寺の重要文化財建造物
九重塔 【鎌倉前期】 (1961-04-01指定)
本堂 【鎌倉前期】 (1953-04-02指定)

大行事神社本殿

■住所 GoogleMap
滋賀県野洲市久野部

■概要
円光寺とともに崇敬を集め、地域に深く根ざした神社です。 本殿は一間社流造・檜皮葺という、簡素ながらも美しい造りが特徴です。

■大行事神社本殿の重要文化財建造物
大行事神社本殿 【室町中期】 (1943-07-30指定)

八幡神社宝塔

■住所 GoogleMap
滋賀県蒲生郡竜王町大字島

■概要
塔身に「正和五年十月廿五日、一結衆造立之」と刻まれていることから、正和5年(1316年)に建立された鎌倉時代後期の石造宝塔です。花崗岩製で高さ約150cm、相輪の上部は欠損しているものの、全体の形状は良好に保存されており、貴重な文化財です。

■八幡神社宝塔の重要文化財建造物
八幡神社宝塔 【鎌倉後期】 (1954-04-01指定)

苗村神社
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■住所 GoogleMap
滋賀県蒲生郡竜王町大字綾戸

■概要
本殿を含む多くの社殿が国宝や重要文化財に指定され、鎌倉時代の建築様式を伝える貴重な神社です。かつて近郷三十三村の氏神として信仰され、33年に一度の大祭が行われます。次回の大祭は2048年に予定されています。写真は『苗村神社(長寸神社)(なむらじんじゃ)滋賀県蒲生郡竜王町の式内社』のページから。

■苗村神社の重要文化財建造物
境内社十禅師社本殿 【室町中期】 (1971-08-01指定)
境内社八幡社本殿 【室町中期】 (1904-02-21指定)
神輿庫 【室町後期】 (1971-08-01指定)
国宝 西本殿 【鎌倉後期】 (1955-02-20指定)
東本殿 【室町中期】 (1924-05-11指定)
楼門 【室町後期】 (1904-02-21指定)

勝手神社本殿
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滋賀県蒲生郡竜王町大字岡屋

■概要
「岡屋大明神」や「勝手大明神」として古くから信仰され、応永7年(1400年)の棟札から上棟が確認されています。三間社流造の建築で、中世の様式を色濃く残し、特に蟇股や手挟の彫刻などに室町時代の高い技術がうかがえます。写真は『勝手神社 | 滋賀県観光情報[公式観光サイト]滋賀・びわ湖のすべてがわかる!』のページから。

■勝手神社本殿の重要文化財建造物
勝手神社本殿 【室町中期】 (1915-04-01指定)

鏡神社

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滋賀県蒲生郡竜王町大字鏡

■概要
朝鮮半島の新羅から製陶技術を伝えたとされる天日槍(アメノヒボコ)を祀り、地域の人々に製陶業の祖神として崇敬されてきました。本殿は室町時代に再建されたもので、三間社流造りのこけら葺きといった当時の建築様式をそのまま残しています。彫刻や細やかな装飾は、室町時代の高度な技術を今に伝えています。

■鏡神社の重要文化財建造物
宝篋印塔 【鎌倉後期】 (1960-02-20指定)
本殿 【室町中期】 (1901-10-19指定)

大野神社楼門
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滋賀県栗東市荒張

■概要
三間一戸の門で、屋根は楼門に最も多く用いられる入母屋造で、檜皮葺という伝統的な技法が採用されています。滋賀県内最古の門で、平安時代末期の様式を残しつつも、鎌倉時代初期の特徴を併せ持っています。写真は『大野神社 - 一般社団法人栗東市観光協会』のページから。

■大野神社楼門の重要文化財建造物
大野神社楼門 【鎌倉前期】 (1901-04-01指定)

春日神社表門
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■住所 GoogleMap
滋賀県栗東市荒張

■概要
4本の柱で支えられた四脚門形式で、細部には桃山時代特有の意匠が施されています。特に組物や破風の部分に、当時の特徴がよく表れています。写真は『春日神社 | 滋賀県観光情報[公式観光サイト]滋賀・びわ湖のすべてがわかる!』のページから。

■春日神社表門の重要文化財建造物
春日神社表門 【桃山】 (1904-02-21指定)

小槻大社本殿
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滋賀県栗東市下戸山

■概要
一間社流造の重厚な造りで、永正16年(1519年)に建立されたことが棟札の写しなどから分かっています。内陣には弘安4年(1281年)と記された宮殿が安置され、本殿より古く貴重です。また、11世紀初頭の平安時代に作られた木造男神坐像2体も重要文化財に指定されています。写真は『小槻大社 | 滋賀県観光情報[公式観光サイト]滋賀・びわ湖のすべてがわかる!』のページから。

■小槻大社本殿の重要文化財建造物
小槻大社本殿 【室町後期】 (1958-06-20指定)

安養寺十三重塔
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■住所 GoogleMap
滋賀県栗東市安養寺

■概要
珍しい石造の十三重構造で、九重から十一重を除く各層に、細やかな彫刻が施されています。写真は『東方山安養寺 | 滋賀県観光情報[公式観光サイト]滋賀・びわ湖のすべてがわかる!』のページから。

■安養寺十三重塔の重要文化財建造物
安養寺十三重塔 【鎌倉後期】 (1960-02-20指定)

大角家住宅
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■住所 GoogleMap
滋賀県栗東市六地蔵402番地

■概要
「ぜさいや」という屋号の薬種店では、街道に面した大きな店舗や製薬に使われた石臼などの貴重な遺構が数多く残されており、特に国の「機械遺産」に認定された人車製薬機は、江戸時代の製薬技術の高さを物語っています。写真は『旧和中散本舗 | 滋賀県観光情報[公式観光サイト]滋賀・びわ湖のすべてがわかる!』のページから。

■大角家住宅の重要文化財建造物
主屋 【江戸中期】 (1954-04-01指定)
正門 【江戸中期】 (1954-04-01指定)
隠居所 【江戸中期】 (1954-04-01指定)

宇和宮神社本殿
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■住所 GoogleMap
滋賀県栗東市蜂屋

■概要
前室のある三間社流造が特徴で、棟木の墨書から1505年(永正2年)に上棟されたことが分かります。本殿には重要文化財の精巧な狐の彫刻が施されています。写真は『宇和宮神社 | 滋賀県観光情報[公式観光サイト]滋賀・びわ湖のすべてがわかる!』のページから。

■宇和宮神社本殿の重要文化財建造物
宇和宮神社本殿 【室町後期】 (1913-05-11指定)

大宝神社境内社追来神社本殿

■住所 GoogleMap
滋賀県栗東市綣

■概要
一間社流造という簡素な形式の社殿ながらも洗練された造りで、中世建築様式の美しさを今に伝えています。檜皮葺の屋根や正面に飾られた蟇股など、精密で丁寧に作られた細部は、当時の高度な技術を物語っています。

■大宝神社境内社追来神社本殿の重要文化財建造物
大宝神社境内社追来神社本殿 【鎌倉後期】 (1906-05-11指定)

吉御子神社本殿
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滋賀県湖南市石部西

■概要
三間社流造で建てられたもので、古式に則った造りが日本の伝統的な木造建築様式をよく伝えています。京都の上賀茂神社から移築された経緯もあり、深い繋がりを持っています。写真は『吉御子神社(よしみこじんじゃ) | 滋賀県湖南市観光ガイド ぶらりこなん』のページから。

■吉御子神社本殿の重要文化財建造物
吉御子神社本殿 【江戸後期】 (1921-05-13指定)

長寿寺
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■住所 GoogleMap
滋賀県湖南市東寺

■概要
奈良時代創建、1200年以上の歴史を持つ天台宗の寺院で、山号は「阿星山(あしょうざん)」です。平安時代再建の檜皮葺本堂は国宝に指定され、湖南三山最古を誇ります。本尊は子安地蔵菩薩で、子宝・安産・長寿にご利益があり、藤原時代の阿弥陀如来坐像や釈迦如来坐像なども安置されています。四季折々、イロハモミジや草花が彩る静かな寺院です。

■長寿寺の重要文化財建造物
弁天堂 【室町後期】 (1952-04-01指定)
国宝 本堂 【鎌倉前期】 (1953-04-02指定)

白山神社拝殿
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■住所 GoogleMap
滋賀県湖南市東寺

■概要
室町時代に建てられた神社で、重厚な雰囲気と繊細な装飾が調和し、荘厳さを漂わせています。当時の建築技術や信仰を今に伝え、歴史を感じながら古き良き日本の文化に触れることができます。緑豊かな自然に囲まれ、周囲の風景と一体となった美しい景観を楽しみながら、四季折々の変化も味わえます。写真は『白山神社 | 滋賀県観光情報[公式観光サイト]滋賀・びわ湖のすべてがわかる!』のページから。

■白山神社拝殿の重要文化財建造物
白山神社拝殿 【室町後期】 (1959-08-01指定)

常楽寺
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滋賀県湖南市西寺

■訪問記

■概要
奈良時代中期に良弁が開いた「阿星山五千坊」の中心で、平安時代初期には長寿寺とともに歴代天皇に厚く尊崇されていました。広い境内の木立を進むと、国宝指定の和様の大きな本堂がどっしりと立ち、古寺らしい落ち着きを見せています。現在の本堂は南北朝時代に再建されたもので、中央には秘仏の木造千手観音坐像が安置されています。また、本堂横の石段を登ると、美しい三重塔があり、背後の樹林と調和しています。

■常楽寺の重要文化財建造物
国宝 三重塔 【室町中期】 (1953-04-02指定)
国宝 本堂 【室町前期】 (1953-04-02指定)

多宝塔
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滋賀県湖南市菩提寺字岡山1846番地

■概要
少菩提寺は30以上の建物を持つ大伽藍であったが、元亀年間に織田信長と六角氏の戦渦に巻き込まれ、廃寺となりました。史跡地には、1241年に造立された規模の大きな「石多宝塔」が残されており、近くで仰ぎ見ると、その造形(塔高448cm)から壮大さと力強さを感じることができます。写真は『廃少菩提寺(はいしょうぼだいじ) | 滋賀県湖南市観光ガイド ぶらりこなん』のページから。

■多宝塔の重要文化財建造物
多宝塔 【鎌倉前期】 (1961-04-01指定)

善水寺本堂
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■住所 GoogleMap
滋賀県湖南市岩根

■概要
奈良時代の和銅年間(708~715年)の創建ですが、平安時代には伝教大師最澄によって再興されました。延文5年(1360年)の火災で焼失、貞治3年(1364年)に再建された現存の本堂は、木造入母屋造檜皮葺の壮大な建物です。南北朝時代の建築様式を代表し、桁行7間、梁間5間の大規模な堂宇でありながら、洗練されたデザインが特徴です。本尊をはじめ多くの仏像が安置され、信仰を集めています。また、本堂北西には桓武天皇の病を治したとされる「善水元水」が湧き出ています。

■善水寺本堂の重要文化財建造物
国宝 善水寺本堂 【室町前期】 (1954-04-01指定)

新宮神社表門
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滋賀県甲賀市甲南町新治

■概要
本来は二層の楼門となる予定でしたが、何らかの事情で上層の工事が中断されたと考えられています。茅葺屋根は日本の伝統的な屋根形式の一つで、素朴な美しさが特徴です。新宮神社の表門の茅葺屋根は定期的に修理されており、当時の姿を保っています。写真は『新宮神社表門 | 甲賀市観光ガイド』のページから。

■新宮神社表門の重要文化財建造物
新宮神社表門 【室町後期】 (1924-05-11指定)

油日神社
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■住所 GoogleMap
滋賀県甲賀市甲賀町油日

■概要
古くからこの地に根ざし、国史見在社に指定される非常に古い歴史を持っています。祭神の油日大神は勝軍神として武士たちに崇敬され、社名から油の火の神としても信仰されてきました。楼門や回廊などの室町時代の建築物が現存し、その荘厳な姿は訪れる人を圧倒します。中世には甲賀武士の崇敬を集め「甲賀の総社」として信仰され、神仏習合が行われていたため、神宮寺として油日寺(金剛寺)が存在していた歴史もあります。写真は『油日神社公式ホームページ』のページから。

■油日神社の重要文化財建造物
拝殿 【桃山】 (1958-06-20指定)
本殿 【室町後期】 (1901-04-01指定)
右廻廊 【室町後期】 (1906-05-11指定)
楼門 【室町後期】 (1906-05-11指定)
左廻廊 【室町後期】 (1906-05-11指定)

松尾寺九重塔
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滋賀県米原市上丹生

■概要
鎌倉時代中期に造立されたこの九重の石塔は、近江地方の多層塔の中でも古い部類に入る貴重な文化財であり、当時の仏教文化や建築様式を伝えています。また、多くの重層を持つこの石塔は、当時の石工の技術の高さを示しています。写真は『松尾寺 (天台宗) | 滋賀県観光情報[公式観光サイト]滋賀・びわ湖のすべてがわかる!』のページから。

■松尾寺九重塔の重要文化財建造物
松尾寺九重塔 【鎌倉前期】 (1960-02-20指定)

観音寺
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滋賀県米原市朝日

■概要
天台宗の寺院で、伊吹山にあった観音護国寺が移転して現在地に落ち着いたとされています。美しい木造建築の中には、本尊の十一面千手観音像をはじめ、多くの仏像が安置されています。写真は『観音寺(かんのんじ)/米原市』のページから。

■観音寺の重要文化財建造物
惣門 【江戸中期】 (1993-05-12指定)
鐘楼 【江戸中期】 (1993-05-12指定)
本堂 【江戸中期】 (1993-05-12指定)

捴見寺
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滋賀県近江八幡市安土町大字下豊浦

■概要
織田信長が安土城の近くに建立した臨済宗妙心寺派の寺院で、安土城跡という歴史的な場所に位置しています。信長はこの地に天下統一の拠点となる安土城を築くとともに、仏教文化の発展にも力を入れていました。信長の理想が具現化された場所の一つであり、多くの文化財を有しています。写真は『摠見寺(臨済宗妙心寺派) – 織田信長の安土城址と摠見寺』のページから。

■捴見寺の重要文化財建造物
三重塔 【室町後期】 (1901-04-01指定)
二王門 【室町後期】 (1903-05-11指定)

旧宮地家住宅(旧所在 滋賀県長浜市国友町)
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滋賀県近江八幡市安土町大字下豊浦字山田6839番地

■概要
滋賀県長浜市国友町に所在していたが、現在は近江八幡市安土町の「近江風土記の丘」に移築保存されています。国友町は「国友鉄砲鍛冶」で栄え、宮地家も中流程度の農家を営んでいたとされています。 余呉型民家として知られ、土座の広間や開口部の少ない古式な造りが特徴です。宝暦4年(1754年)の墨書札が発見され、建築年が判明しました。内部には農具や生活用品が展示され、当時の農家の暮らしを垣間見ることができます。また、茅葺屋根は美しさと機能性を兼ね備えた日本の伝統的な屋根形式です。写真は『旧宮地家住宅 安土町』のページから。

■旧宮地家住宅(旧所在 滋賀県長浜市国友町)の重要文化財建造物
旧宮地家住宅(旧所在 滋賀県長浜市国友町) 【江戸後期】 (1968-05-12指定)

桑実寺本堂
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滋賀県近江八幡市安土町大字桑実寺

■概要
山中の静かな場所に佇み、古代の巨岩信仰と薬師如来の信仰が結びついた霊場として人々の病苦を癒してきました。桁行五間、梁間六間の入母屋造りで檜皮葺の建物は、簡素ながらも美しく、素朴さの中に荘厳さを感じさせます。写真は『桑實寺(桑峰薬師) | 滋賀県観光情報[公式観光サイト]滋賀・びわ湖のすべてがわかる!』のページから。

■桑実寺本堂の重要文化財建造物
桑実寺本堂 【室町前期】 (1904-02-21指定)

奥石神社本殿
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滋賀県近江八幡市安土町大字東老蘇

■概要
天正9年(1581年)、織田信長の家臣・柴田家久によって造営され、安土城下町と深い関わりがあります。三間社流造の形式で建てられ、檜皮葺の屋根と華やかな彫刻が特徴で、特に蟇股の唐草文様透彫や手挟の彫刻は必見です。写真は『奥石神社 | 滋賀県観光情報[公式観光サイト]滋賀・びわ湖のすべてがわかる!』のページから。

■奥石神社本殿の重要文化財建造物
奥石神社本殿 【桃山】 (1902-05-11指定)

浄厳院
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滋賀県近江八幡市安土町大字慈恩寺

■概要
織田信長が安土城の築城とともに創建したこの寺院は、天正7年(1579年)に浄土宗と法華宗の宗論が行われたことで知られています。重要文化財には本堂、楼門、木造阿弥陀如来坐像、絹本著色阿弥陀聖衆来迎図などが含まれます。写真は『浄厳院HP』のページから。

■浄厳院の重要文化財建造物
楼門 【室町後期】 (1998-06-19指定)
本堂 【室町後期】 (1903-05-11指定)

有川家住宅
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滋賀県彦根市鳥居本町四二五番地、同四二六番地

■概要
江戸時代に栄えた中山道の宿場町、鳥居本宿に位置する有川家は、製薬業を営んでおり、「赤玉神教丸」という妙薬を製造・販売していました。この薬は下痢や腹痛に効果があり、多くの人々に親しまれていました。現存する江戸時代の町家建築には、主屋、書院、薬医門、蔵などが含まれ、特に主屋は良質な木材を用いた大規模な建物で、二階を持ち、入母屋造に二重の破風を備えた珍しい形式です。写真は『彦根観光ガイド : 公益社団法人 彦根観光協会』のページから。

■有川家住宅の重要文化財建造物
薬医門 【江戸後期】 (2012-12-22指定)
主屋 【江戸後期】 (2012-12-22指定)
文庫蔵 【江戸後期】 (2012-12-22指定)
粉挽蔵 【江戸後期】 (2012-12-22指定)
大蔵 【江戸後期】 (2012-12-22指定)

長寿院弁才天堂
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滋賀県彦根市古沢町

■概要
彦根藩四代藩主井伊直興の発願で、元禄8年(1695年)に建立された本堂が「彦根日光」と呼ばれる荘厳な造りを誇ります。日光東照宮を修造した大工たちによって手掛けられました。弁財天は音楽、芸能、学問、財福などを司る女神として信仰され、特に商売繁盛のご利益があるとされ、多くの参拝者が訪れています。写真は『9 長寿院弁才天堂附棟札・長寿院伽藍/彦根市』のページから。

■長寿院弁才天堂の重要文化財建造物
長寿院弁才天堂 【江戸中期】 (1973-07-30指定)

彦根城
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滋賀県彦根市金亀町

■概要
江戸時代初期近江に築かれ、国宝の天守や櫓、門が良好な状態で現存し、日本の城郭建築の代表例として知られています。天守は「日本一の城」と称され、その豪華な造りが特徴です。井伊家の居城として栄え、江戸時代の歴史を物語る貴重な文化財で、城内には井伊家の歴史を伝える資料館もあります。国指定の名勝である玄宮園では、自然と人工の美が調和した庭園が四季折々の美しい風景を提供しています。

■彦根城の重要文化財建造物
馬屋 【江戸中期】 (1963-09-08指定)
太鼓門及び続櫓 【桃山】 (1951-12-01指定)
国宝 天守 【桃山】 (1952-04-01指定)
国宝 附櫓及び多聞櫓 【桃山】 (1952-04-01指定)
天秤櫓 【桃山】 (1951-12-01指定)
西の丸三重櫓及び続櫓 【桃山】 (1951-12-01指定)
二の丸佐和口多聞櫓 【江戸後期】 (1951-12-01指定)

千代神社本殿
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滋賀県彦根市京町一丁目

■概要
桃山時代末期から江戸時代初期の建築様式を伝え、美しい彫刻や色彩が特徴です。天宇受売命と猿田彦命を祀っており、特に天宇受売命は芸能の祖神として知られています。彦根藩主井伊家の保護を受けて発展し、幾度かの移転を経て現在の地に落ち着きました。天宇受売命は日本の神話に登場し、芸能の始まりを告げた神として、多くの芸能関係者が参拝に訪れます。写真は『彦根観光ガイド : 公益社団法人 彦根観光協会』のページから。

■千代神社本殿の重要文化財建造物
千代神社本殿 【江戸前期】 (1949-02-21指定)

甲良神社権殿
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滋賀県犬上郡甲良町大字尼子

■概要
江戸時代の建築様式を今に伝える貴重な建物で、精巧な彫刻が施されています。特に蟇股の彫刻が見どころで、檜皮葺の流造の屋根が優美な姿を引き立てています。写真は『甲良神社(甲良町尼子) | 滋賀県観光情報[公式観光サイト]滋賀・びわ湖のすべてがわかる!』のページから。

■甲良神社権殿の重要文化財建造物
甲良神社権殿 【江戸前期】 (1915-04-01指定)

西明寺
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滋賀県犬上郡甲良町大字池寺

■訪問記

■概要
天台宗の寺院で、834年創建と伝わります。本堂と三重塔は釘を使わない鎌倉時代の木造建築で有名です。不動明王像や十二神将などの重要文化財も所蔵し、紅葉の名所として四季の美しい庭園が楽しめます。

■西明寺の重要文化財建造物
国宝 三重塔 【鎌倉後期】 (1952-11-12指定)
二天門 【室町中期】 (1911-05-11指定)
宝塔 【鎌倉後期】 (1960-02-20指定)
国宝 本堂 【鎌倉前期】 (1952-11-12指定)

八幡社本殿
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滋賀県近江八幡市馬淵町

■概要
本殿と拝殿が一体となった複合社殿という独特な構造を持つ神社で、本殿は三間社流造、拝殿は入母屋造という異なる建築様式が採用されています。本殿は大型の一間社流造で、妻に力士や鬼面の彫刻が施され、各部には文様や彩色が施されるなど、非常に華やかな装飾が特徴です。写真は『八幡社 | 滋賀県観光情報[公式観光サイト]滋賀・びわ湖のすべてがわかる!』のページから。

■八幡社本殿の重要文化財建造物
八幡社本殿 【桃山】 (1923-04-01指定)

五重塔
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滋賀県近江八幡市安養寺町

■概要
高さ4.18mの花崗岩製の五重塔は鎌倉時代中期に造立され、寛元4年(1246)の刻銘があります。南東700mにあった天台宗寺院・安養寺の遺品とされます。安養寺は1571年に織田信長の兵火で焼失し、安養寺所蔵と伝わる仏像3体も現存しています。写真は『新近江名所圖会 第141回 石の国・近江 -近江八幡市安養寺町の石造五重塔- - シガブンシンブン 新近江名所図会』のページから。

■五重塔の重要文化財建造物
五重塔 【鎌倉前期】 (1954-04-01指定)

小田神社楼門
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滋賀県近江八幡市小田町

■概要
入母屋造檜皮葺の重厚な造りで、当時の高度な建築技術が感じられる建物です。伝統的な和様で統一され、均整の取れた美しい外観が特徴です。1階は壁を設けず、貫を組み回すことで軽快で開放的な空間を実現。さらに、2階には深い軒と軒繁垂木が設けられ、優雅で品格ある姿を見せています。写真は『指定等文化財/近江八幡市』のページから。

■小田神社楼門の重要文化財建造物
小田神社楼門 【室町前期】 (1917-05-10指定)

長命寺
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■住所 GoogleMap
滋賀県近江八幡市長命寺町

■概要
本堂は、そこへ続く808段の石段や室町時代後期に建てられた荘厳な外観が印象的です。護摩法を行う護摩堂や、美しい三重の塔も見どころとなっています。写真は『長命寺 | 滋賀県観光情報[公式観光サイト]滋賀・びわ湖のすべてがわかる!』のページから。

■長命寺の重要文化財建造物
三仏堂 【桃山】 (2021-10-19指定)
護法権現社拝殿 【室町後期】 (2021-10-19指定)
護摩堂 【桃山】 (1967-07-31指定)
三重塔 【桃山】 (1923-04-01指定)
鐘楼 【桃山】 (1967-07-31指定)
本堂 【室町後期】 (1904-02-21指定)

旧西川家住宅
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■住所 GoogleMap
滋賀県近江八幡市新町二丁目19番地

■概要
江戸から明治時代にかけて活躍した近江商人・西川利右衛門の屋敷跡で、豪商「大文字屋」としての暮らしぶりを伝えています。写真は『旧西川家住宅(重要文化財・旧近江商人宅) | (一社)近江八幡観光物産協会』のページから。

■旧西川家住宅の重要文化財建造物
土蔵 【江戸中期】 (1983-01-10指定)
主屋 【江戸中期】 (1983-01-10指定)

東門院五重塔
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■住所 GoogleMap
滋賀県守山市守山町

■概要
石造の五重塔は全国的にも珍しく、その洗練された造りと高い技術力が評価されています。写真は『4 東門院(トウモンイン)|滋賀県守山市公式ウェブサイト』のページから。

■東門院五重塔の重要文化財建造物
東門院五重塔 【鎌倉後期】 (1961-04-01指定)

勝部神社本殿
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■住所 GoogleMap
滋賀県守山市勝部町

■概要
三間社流造りで建てられた神社で、戦国武将・佐々木高頼によって再興され、室町時代の建築様式が残されています。檜皮葺の屋根や美しい彫刻の柱が特徴です。写真は『勝部神社 - 守山市観光物産協会』のページから。

■勝部神社本殿の重要文化財建造物
勝部神社本殿 【室町後期】 (1913-05-11指定)

最明寺五重塔
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■住所 GoogleMap
滋賀県守山市勝部町

■概要
高さ約3.46メートルと規模以上に重厚な造りを持つ石造りの塔で、初重の軸部には四方仏が彫られ、その精緻な彫刻が特徴です。写真は『最明寺 | 滋賀県観光情報[公式観光サイト]滋賀・びわ湖のすべてがわかる!』のページから。

■最明寺五重塔の重要文化財建造物
最明寺五重塔 【鎌倉後期】 (1954-04-01指定)

懸所宝塔
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■住所 GoogleMap
滋賀県守山市金森町

■概要
高さ約3.8メートルの石造物で、重厚な造りと繊細な彫刻が特徴です。基壇には滋賀県らしい孔雀の彫刻が施されています。写真は『懸所宝塔 | 滋賀県観光情報[公式観光サイト]滋賀・びわ湖のすべてがわかる!』のページから。

■懸所宝塔の重要文化財建造物
懸所宝塔 【鎌倉後期】 (1925-05-12指定)

小津神社本殿

■住所 GoogleMap
滋賀県守山市杉江町

■概要
戦国時代の動乱期に再建された歴史を持つ寺院で、優雅で洗練された造りから当時の高度な木工技術がうかがえます。また、本殿内には平安時代中期に作られたとされる木造の宇迦乃御魂命の女神像が安置されています。

■小津神社本殿の重要文化財建造物
小津神社本殿 【室町後期】 (1906-05-11指定)

観音寺阿弥陀堂
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■住所 GoogleMap
滋賀県草津市芦浦町

■概要
建造年は不明ですが、桁行三間、梁間三間の一重入母屋造・檜皮葺の構造から室町前期の建立と考えられ、室町末期に現在の場所へ移築されたと推定されています。写真は『芦浦観音寺跡 | 滋賀県観光情報[公式観光サイト]滋賀・びわ湖のすべてがわかる!』のページから。

■観音寺阿弥陀堂の重要文化財建造物
阿弥陀堂 【室町前期】 (1901-04-01指定)
書院 【江戸前期】 (1907-10-21指定)

志那神社本殿

■住所 GoogleMap
滋賀県草津市志那町

■概要
一間社流造という簡素ながら美しい形式で建てられ、檜皮葺の屋根が特徴的です。内部には壁際に半円柱を立て、内陣と外陣を区切るなど、鎌倉時代の建築様式がよく残されています。

■志那神社本殿の重要文化財建造物
志那神社本殿 【鎌倉後期】 (1949-02-21指定)

伊砂砂神社本殿
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■住所 GoogleMap
滋賀県草津市渋川二丁目

■概要
応仁2年(1468年)、近江守護・佐々木六角高頼公が武運長久を祈願して勧請・奉斎したと伝えられています。檜皮葺の素木による一間社流造という簡素ながらも風雅な構造が特徴で、室町時代の高度な建築技術がうかがえます。写真は『伊砂砂神社 | 滋賀県観光情報[公式観光サイト]滋賀・びわ湖のすべてがわかる!』のページから。

■伊砂砂神社本殿の重要文化財建造物
伊砂砂神社本殿 【室町後期】 (1922-05-11指定)

老杉神社本殿
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滋賀県草津市下笠町

■概要
三間社流造で建てられ、極彩色と繊細な彫刻が特徴です。特に欄間には桐や椿、魚など多彩な彫刻が施され、蟇股には三重の玉や椿の浮き彫りが美しく、当時の高い技術が感じられます。写真は『老杉神社 | 滋賀県観光情報[公式観光サイト]滋賀・びわ湖のすべてがわかる!』のページから。

■老杉神社本殿の重要文化財建造物
老杉神社本殿 【室町中期】 (1906-05-11指定)

新宮神社本殿
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滋賀県草津市野路町

■概要
一間社流造で建てられ、正面の軒唐破風と檜皮葺屋根が美しい整合を見せ、室町後期の建築技術と美意識を今に伝えています。内部には棟札や彫刻が施され、当時の様子が垣間見られます。写真は『新宮神社(草津市) | 滋賀県観光情報[公式観光サイト]滋賀・びわ湖のすべてがわかる!』のページから。

■新宮神社本殿の重要文化財建造物
新宮神社本殿 【室町後期】 (1923-04-01指定)

石津寺本堂

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滋賀県草津市矢橋町

■概要
現在の本堂は1359年に足利義詮が再建したと伝えられ、和様を基調に禅宗様を取り入れた折衷様式です。正面五間、側面四間の規模で、太い柱と寄棟造りの大屋根が印象的で、本尊・釈迦如来像など多くの仏像が安置されています。

■石津寺本堂の重要文化財建造物
石津寺本堂 【室町前期】 (1907-10-21指定)

鞭崎神社表門
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滋賀県草津市矢橋町

■概要
かつて膳所城の南大手門として使用され、廃藩置県で城が解体される際に鞭崎神社へ移築されました。桃山時代の建築様式を色濃く残し、当時の城郭建築技術の高さを伝えています。写真は『鞭崎八幡宮 | 滋賀県観光情報[公式観光サイト]滋賀・びわ湖のすべてがわかる!』のページから。

■鞭崎神社表門の重要文化財建造物
鞭崎神社表門 【桃山】 (1924-05-11指定)

大通寺
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滋賀県長浜市元浜町

■概要
真宗大谷派の寺院で、本堂は伏見城から移築され徳川家康が東本願寺に贈ったと伝えられています。豪壮な外観と重厚な造りが当時の威容を伝え、内部には狩野山楽や円山応挙らの華やかな障壁画が残り、桃山時代の華やかさを今に伝えています。写真は『大通寺(長浜御坊) | 滋賀県観光情報[公式観光サイト]滋賀・びわ湖のすべてがわかる!』のページから。

■大通寺の重要文化財建造物
含山軒及び蘭亭 【江戸前期】 (1915-04-01指定)
広間 【江戸前期】 (1915-04-01指定)
本堂 【江戸前期】 (1915-04-01指定)

中村家住宅

■住所 GoogleMap
滋賀県長浜市八木浜町809番地

■概要
琵琶湖北東岸の八木浜集落にある上層農家の住宅で、18世紀中期に建てられたとされる入母屋造・茅葺の大規模な建物です。広い土間や梁を十字に架けたニウジが特徴で、余呉型と呼ばれる民家形式を今に伝えています。

■中村家住宅の重要文化財建造物
主屋 【江戸中期】 (2018-10-20指定)
土蔵 【江戸末期】 (2018-10-20指定)
馬屋 【江戸末期】 (2018-10-20指定)
表門 【江戸末期】 (2018-10-20指定)

都久夫須麻神社本殿
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滋賀県長浜市早崎町

■概要
永禄10年(1567年)再建部分と、慶長7年(1602年)に豊臣秀頼が伏見城から移築した部分で構成され、特に身舎には漆塗や金蒔絵、彫刻が施されています。桃山時代の華やかな装飾美と高い技術力を伝える建築です。

■都久夫須麻神社本殿の重要文化財建造物
国宝 都久夫須麻神社本殿 【桃山】 (1953-04-02指定)

宝厳寺
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■住所 GoogleMap
滋賀県長浜市早崎町

■概要
国宝・唐門は豊臣秀吉ゆかりの豪華な門で、桃山時代を代表する建築です。観音堂は伏見城からの移築とされ、舟廊下は観音堂から都久夫須麻神社へ続き、秀吉の御座船の材料が使われたと伝えられています。写真は『竹生島・宝厳寺 ~西国第三十番札所~ │ 宝厳寺探訪(唐門)』のページから。

■宝厳寺の重要文化財建造物
国宝 唐門 【桃山】 (1953-04-02指定)
観音堂 【桃山】 (1901-04-01指定)
渡廊(低屋根) 【桃山】 (1901-04-01指定)
渡廊(高屋根) 【桃山】 (1901-04-01指定)
五重塔 【鎌倉後期】 (1954-11-30指定)

布施神社本殿
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滋賀県東近江市布施町

■概要
祭神は武勇の神、武甕雷命(たけみかづちのみこと)で、境内には「春日」や「日吉」の神々も祭られています。本殿は三棟すべて一間社流造りで、非常に小規模ですが、鎌倉期特有の美しさを示しています。妻板から薄く彫り出された板蟇股(いたかえるまた)は、鎌倉期の様式をよく表す珍しい手法です。写真は『布施神社 | 滋賀県観光情報[公式観光サイト]滋賀・びわ湖のすべてがわかる!』のページから。

■布施神社本殿の重要文化財建造物
(1) 【鎌倉後期】 (1949-02-21指定)
(2) 【鎌倉後期】 (1949-02-21指定)
(3) 【鎌倉後期】 (1949-02-21指定)

春日神社本殿
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滋賀県東近江市小八木町

■概要
一間社春日造という形式で、春日大社の社殿を模倣したこの神社は、檜皮葺の屋根を持ち、古来の神社建築の特徴をよく表しています。建立は室町時代中期と考えられ、長い歴史の中で人々の信仰を集めてきました。写真は『春日神社(山之神)|インフォメーション』のページから。

■春日神社本殿の重要文化財建造物
春日神社本殿 【室町中期】 (1911-05-11指定)

押立神社
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■住所 GoogleMap
滋賀県東近江市北菩提寺町

■概要
大門と本殿は南北朝時代の建築様式を色濃く残し、その荘厳な姿で訪れる人を圧倒します。本殿は三間社流造で、向拝が一間、檜皮葺の屋根が特徴です。祭神は火の守り神・火産霊神(カグツチ)と縁結びの神・伊邪那美神(イザナミ)で、静かな境内は癒しの空間を提供しています。また、押立神社の本殿は拝殿と同じ高さに配置されている点も特徴的です。写真は『押立神社 | 滋賀県観光情報[公式観光サイト]滋賀・びわ湖のすべてがわかる!』のページから。

■押立神社の重要文化財建造物
大門 【室町前期】 (1911-05-11指定)
本殿 【室町前期】 (1902-05-11指定)

百済寺本堂

■住所 GoogleMap
滋賀県東近江市百済寺町

■概要
推古天皇14年(606年)に聖徳太子によって創建されたと伝えられています。度重なる火災や戦火で焼失しましたが、慶安3年(1650年)に現在の本堂が再建されました。入母屋造で檜皮葺の荘厳な建物は、中世以来の伝統的な仏堂形式を踏襲しつつ、近世の平明な構成が特徴です。

■百済寺本堂の重要文化財建造物
百済寺本堂 【江戸前期】 (2004-12-21指定)

八坂神社本殿(儀俄大宮)
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■住所 GoogleMap
滋賀県甲賀市水口町嶬峨

■概要
桃山時代(1573年~1615年頃)に建てられ、当時の建築様式を如実に表しています。特に、木の皮を重ねて葺いた檜皮葺の屋根が特徴的で、日本の伝統的な建築美を堪能できます。写真は『嶬峨の八坂神社 | 甲賀市観光ガイド』のページから。

■八坂神社本殿(儀俄大宮)の重要文化財建造物
八坂神社本殿(儀俄大宮) 【桃山】 (1906-05-11指定)

加茂神社本殿

■住所 GoogleMap
滋賀県甲賀市土山町青土

■概要
室町後期の技術や美意識を伝える代表的な建築様式です。一間社流造という基本的な形式を持ち、日本の伝統的な木造建築の研究に欠かせない資料となっています。また、長い年月をかけて地域の人々に親しまれ、地域の文化や信仰と深く結びついています。

■加茂神社本殿の重要文化財建造物
加茂神社本殿 【室町後期】 (1925-05-12指定)

五村別院
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■住所 GoogleMap
滋賀県滋賀県長浜市五村

■概要
慶長2年(1597年)頃に建立された大谷派真言宗の寺院で、本願寺第12世教如上人や湖北の門徒に深く関わり、重要な役割を果たしてきました。広大な境内には本堂、表門、書院、大広間があり、荘厳な雰囲気を醸し出しています。本堂(享保15年再建)と表門(延宝2年)は重要文化財であり、特に本堂は宮大工・西嶋但馬元親の力強い作風が特徴です。教如上人の廟には遺骨が納められ、毎年10月5日の命日には「五日講」の法要が盛大に営まれる信仰の場となっています。写真は『真宗大谷派五村別院 | 滋賀県観光情報[公式観光サイト]滋賀・びわ湖のすべてがわかる!』のページから

■五村別院の重要文化財建造物
本堂 【江戸中期】 (1998-12-22指定)
表門 【江戸中期】 (1998-12-22指定)

西徳寺本堂

■住所 GoogleMap
滋賀県伊香郡木之本町大字赤尾

■概要
江戸時代中期に建てられた在郷真宗本堂の代表例で、民家風の外観ながら、真宗本堂としての荘厳な内部を持つ建築です。木造の伝統的な構造で保存状態も良く、質の高さが評価されています。

■西徳寺本堂の重要文化財建造物
西徳寺本堂 【江戸中期】 (1986-06-21指定)

辻家住宅

■住所 GoogleMap
滋賀県長浜市西浅井町祝山282番地

■概要
かつて庄屋屋敷として栄えた近世豪農住宅の代表例で、主屋や表門などが良好に保存されています。茅葺屋根や格子など伝統技法が施され、格式ある美しい造りが特徴です。19世紀前半の建築として地域文化を伝える重要な文化財です。

■辻家住宅の重要文化財建造物
南倉 【江戸後期】 (1968-05-12指定)
表門 【江戸後期】 (1968-05-12指定)
主屋 【江戸後期】 (1968-05-12指定)
前倉 【江戸末期】 (1968-05-12指定)

田中家住宅
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■住所 GoogleMap
滋賀県長浜市西浅井町集福寺695番地

■概要
安政元年から約30年かけて建てられた藍商の壮大な屋敷で、南北約50m、東西約40mの敷地に茅葺屋根の主屋や青石の石垣が立ち並びます。県内最大級の藍屋敷で、藍産業の歴史と繁栄を今に伝える貴重な存在です。写真は『田中家住宅 西浅井町』のページから。

■田中家住宅の重要文化財建造物
田中家住宅 【江戸後期】 (1968-05-12指定)

金剛輪寺
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■住所 GoogleMap
滋賀県愛知郡愛荘町大字松尾寺

■概要
天台宗の重要拠点で、平安時代に慈覚大師円仁が再興しました。鎌倉時代の和様建築で国宝の本堂には聖観音菩薩が祀られ、名勝に指定された桃山・江戸時代の庭園も備えています。また、三重塔や二天門など重要文化財の建物や仏像が数多く残され、当時の仏教文化を伝えています。

■金剛輪寺の重要文化財建造物
三重塔 【室町前期】 (1972-06-20指定)
二天門 【室町後期】 (1961-04-01指定)
国宝 本堂 【室町前期】 (1952-11-12指定)

大行社本殿
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■住所 GoogleMap
滋賀県愛知郡愛荘町大字松尾寺

■概要
1447年建立の室町中期建築様式をそのまま残す三間社流造・檜皮葺の社殿で、元は金剛輪寺にありましたが明治時代に現在地へ移築されました。素朴で美しい近江地方の特徴を伝えています。写真は『大行社 | 滋賀県観光情報[公式観光サイト]滋賀・びわ湖のすべてがわかる!』のページから。

■大行社本殿の重要文化財建造物
大行社本殿 【室町中期】 (1911-05-11指定)

豊満神社四脚門
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■住所 GoogleMap
滋賀県愛知郡愛荘町大字豊満

■概要
鎌倉時代後期の建築様式を残す貴重な木造建築で、柱上組物の出三斗や檜皮とこけら板の「よせ葺き」屋根が特徴です。「旗神さん」として地元で親しまれ、戦勝祈願の竹伝説も伝わります。写真は『勝運・縁結び・美人祈願 - 豊満神社公式ホームページ』のページから。

■豊満神社四脚門の重要文化財建造物
豊満神社四脚門 【鎌倉後期】 (1902-05-11指定)

弘誓寺本堂
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■住所 GoogleMap
滋賀県東近江市五個荘町金堂町

■概要
浄土真宗大谷派の古刹で、開基は那須与一の嫡子・愚咄坊。覚如上人の弟子となり、1292年に寺号を受け、1581年に現在の地に移転しました。本尊や親鸞上人の真影が代々受け継がれ、現在の建物は1755年に建てられたものです。写真は『弘誓寺 | 滋賀県観光情報[公式観光サイト]滋賀・びわ湖のすべてがわかる!』のページから。

■弘誓寺本堂の重要文化財建造物
弘誓寺本堂 【江戸後期】 (1987-07-30指定)

外村家住宅
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■住所 GoogleMap
滋賀県東近江市五個荘金堂町521番地

■概要
明治期に建てられた堅牢な主屋を持ち、近江商人の歴史と文化を伝える貴重な建物です。江戸末期の形式を引き継ぎつつ、昭和前期には洋室や新座敷が増築され、時代の変化が反映されています。写真は『五個荘近江商人屋敷 外村繫邸|インフォメーション』のページから。

■外村家住宅の重要文化財建造物
新座敷 【昭和】 (2022-12-21指定)
前蔵 【昭和】 (2022-12-21指定)
文庫蔵 【明治】 (2022-12-21指定)
洋室 【昭和】 (2022-12-21指定)
湯殿 【昭和】 (2022-12-21指定)
主屋 【明治】 (2022-12-21指定)
漬物部屋 【明治】 (2022-12-21指定)
庭蔵 【江戸末期】 (2022-12-21指定)
新蔵 【明治】 (2022-12-21指定)
道具蔵 【江戸末期】 (2022-12-21指定)

石塔寺
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■住所 GoogleMap
滋賀県東近江市石塔町

■概要
天台宗の古刹で、数多くの石塔や石仏が立ち並ぶ独特の景観が特徴です。日本最古かつ最大級の石造建築物として、非常に高い歴史的価値を持っています。写真は『石塔寺(いしどうじ)|インフォメーション』のページから。

■石塔寺の重要文化財建造物
1 【鎌倉後期】 (1960-02-20指定)
2 【室町前期】 (1960-02-20指定)
三重塔 【奈良】 (1907-10-21指定)
宝塔 【鎌倉後期】 (1960-02-20指定)

高木神社
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■住所 GoogleMap
滋賀県東近江市蒲生岡本町

■概要
室町時代後期の建築で、毎年4月の大祭は、ケンケト祭として有名で「カンカ」と呼ばれる子どもの囃子と長刀振りが奉納されます。(国選択無形民俗文化財)写真は『高木神社|インフォメーション』のページから。

■高木神社の重要文化財建造物
境内社日吉神社本殿 【室町後期】 (1915-04-01指定)
本殿 【室町後期】 (1915-04-01指定)

涌泉寺九重塔
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■住所 GoogleMap
滋賀県東近江市鋳物師町

■概要
鎌倉時代の永仁3年(1295年)に建立された貴重な文化財で、高さ約4.5メートルの重厚な石造りです。塔身には「興隆寺」と刻まれており、涌泉寺との関係や元々の場所は未解明のままですが、その荘厳な姿と歴史的価値から多くの人々を魅了しています。写真は『涌泉寺(ゆうせんじ)|インフォメーション』のページから。

■涌泉寺九重塔の重要文化財建造物
涌泉寺九重塔 【鎌倉後期】 (1960-02-20指定)

赤人寺七重塔

■住所 GoogleMap
滋賀県東近江市下麻生町

■概要
文保二年(1318年)の銘文を持つ石造の七重塔で、鎌倉時代の貴重な遺構です。全国的に数が少ない石造七重塔の中でも、その荘厳な姿と歴史的価値から、多くの歴史ファンや仏教美術愛好家を魅了しています。

■赤人寺七重塔の重要文化財建造物
赤人寺七重塔 【鎌倉後期】 (1960-02-20指定)

正明寺本堂
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滋賀県蒲生郡日野町大字松尾

■概要
後水尾天皇から京都御所の清涼殿を下賜されて移築されたもので、檜皮葺の美しい屋根と桃山建築の粋が凝らされた芸術品です。内部には桃山時代の華やかな装飾が施され、天井や壁には繊細な彫刻や美しい絵画が描かれ、当時の職人たちの高い技術力を感じさせます。写真は『正明寺 – 日野観光協会』のページから。

■正明寺本堂の重要文化財建造物
正明寺本堂 【江戸前期】 (1930-06-21指定)

寂照寺宝篋印塔

■住所 GoogleMap
滋賀県蒲生郡日野町大字蔵王

■概要
鎌倉時代後期に造られたもので、当時の仏教文化や石造技術の高さを物語っています。耳石と軒付を一体に造る古い形式を継承した貴重な石塔で、静寂な寂照寺の境内でその存在感を際立たせ、訪れる人々に安らぎを与えています。仏教の供養塔の一種であり、塔の形は仏教の宇宙観を表現していると言われています。

■寂照寺宝篋印塔の重要文化財建造物
寂照寺宝篋印塔 【鎌倉後期】 (1961-04-01指定)

正法寺宝塔

■住所 GoogleMap
滋賀県蒲生郡日野町大字鎌掛

■概要
鎌倉時代後期(1315年)に造られた貴重な遺品で、その歴史的価値から多くの人々を魅了しています。花崗岩で造られた精巧な彫刻が特徴で、塔身に刻まれた扉形の線が本物の扉のように見える点が魅力です。かつて「藤の寺」として安産祈願の信仰を集めたこの宝塔を通して歴史と信仰を今に伝えています。

■正法寺宝塔の重要文化財建造物
正法寺宝塔 【鎌倉後期】 (1960-02-20指定)

比都佐神社宝篋印塔
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滋賀県蒲生郡日野町大字十禅師

■概要
鎌倉時代の技術力を示す精巧な石塔で、嘉元2年(1304年)の刻銘があり、貴重な歴史的建造物です。優雅な曲線と繊細な装飾が施された芸術的な美しさも魅力で、仏教の供養塔として大切にされています。写真は『必都佐神社 | 滋賀県観光情報[公式観光サイト]滋賀・びわ湖のすべてがわかる!』のページから

■比都佐神社宝篋印塔の重要文化財建造物
比都佐神社宝篋印塔 【鎌倉後期】 (1930-06-21指定)

飯道神社本殿
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滋賀県甲賀市信楽町宮町

■概要
奈良時代創建と伝わり、平安時代には神仏習合の寺院として栄えましたが、現在の本殿は江戸時代初期に再建され、桃山様式を代表する豪華な建築美が特徴です。極彩色の塗装や写実的な彫刻が施され、職人の高度な技術がうかがえます。写真は『飯道神社 | 甲賀市観光ガイド』のページから。

■飯道神社本殿の重要文化財建造物
飯道神社本殿 【江戸前期】 (1925-05-12指定)

第一大戸川橋梁
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■住所 GoogleMap
滋賀県甲賀市信楽町勅旨

■概要
日本初の本格的なプレストレスト・コンクリート橋として、戦後のコンクリート技術が集結された橋です。プレストレスト・コンクリート技術により、高い強度と耐久性を実現しており、現在もその美しさと機能性を保っています。写真は『信楽高原鐵道の第一大戸川橋梁が重要文化財に/甲賀市』のページから。

■第一大戸川橋梁の重要文化財建造物
第一大戸川橋梁 【昭和】 (2021-10-19指定)