重要文化財建造物一覧

全国の重要文化財建造物を史跡単位でリスト化しました。
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愛媛県 重要文化財建造物(40件)
萬翠荘(旧久松家別邸)
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■住所 GoogleMap
愛媛県松山市一番町三丁目19番地1号

■概要
松山・萬翠荘:皇太子も宿泊した大正レトロモダン建築 松山藩主の子孫、久松定謨が欧州滞在の経験を活かし、建築家・木子七郎と建てた萬翠荘は、大正11年(1922年)竣工の純フランス風別邸です。鉄筋コンクリート造3階建てで、タイル張りの外観やロココ調の内装など、随所に欧風の意匠が凝らされています。竣工後すぐに皇太子(後の昭和天皇)の宿泊所にもなり、地域のランドマークとして親しまれています。写真は『萬翠荘(旧久松家別邸) 松山市公式ホームページ PCサイト』のページから。

■萬翠荘(旧久松家別邸)の重要文化財建造物
管理人舎 【大正】 (2011-11-12指定)
本館 【大正】 (2011-11-12指定)

松山城
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■住所 GoogleMap
愛媛県松山市丸之内

■概要
1602年から約25年かけて築かれ、全国に12しかない現存天守の一つです。市内中心部に位置し、天守最上階からは松山平野や瀬戸内海を一望できます。特に、二之丸から本丸にかけては「登り石垣」と呼ばれる珍しい防備手法が用いられ、南側がほぼ完璧な状態で残っています。堀之内を含む城山公園全体が国の史跡、21棟が重要文化財に指定されています。夜景スポットや桜の名所としても親しまれています。写真は『松山城の紹介 | 観覧ガイド | 四国・愛媛の松山城』のページから

■松山城の重要文化財建造物
戸無門 【江戸後期】 (1935-06-20指定)
隠門 【江戸前期】 (1935-06-20指定)
隠門続櫓 【江戸前期】 (1935-06-20指定)
紫竹門 【江戸末期】 (1935-06-20指定)
紫竹門西塀 【江戸末期】 (1935-06-20指定)
一ノ門東塀 【江戸末期】 (1935-06-20指定)
紫竹門東塀 【江戸末期】 (1935-06-20指定)
一ノ門南櫓 【江戸末期】 (1935-06-20指定)
二ノ門南櫓 【江戸末期】 (1935-06-20指定)
乾櫓 【江戸前期】 (1935-06-20指定)
一ノ門 【江戸末期】 (1935-06-20指定)
筋鉄門東塀 【江戸末期】 (1935-06-20指定)
三ノ門南櫓 【江戸末期】 (1935-06-20指定)
二ノ門 【江戸末期】 (1935-06-20指定)
三ノ門 【江戸末期】 (1935-06-20指定)
三ノ門東塀 【江戸末期】 (1935-06-20指定)
二ノ門東塀 【江戸末期】 (1935-06-20指定)
野原櫓 【江戸前期】 (1935-06-20指定)
天守 【江戸末期】 (1935-06-20指定)
仕切門 【江戸末期】 (1935-06-20指定)
仕切門内塀 【江戸末期】 (1935-06-20指定)

大宝寺本堂
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■住所 GoogleMap
愛媛県松山市南江戸五丁目

■概要
大宝年間創建と伝わる県内最古級の木造建築です。平安末期の特徴を持つ鎌倉時代初期の和様建築で、円柱と簡素な舟肘木が特徴。特に、従来の定説を覆す鎌倉時代初期の建築に「又四郎尺」と呼ばれる江戸中期の尺度が使われている点が注目されています。内部の厨子(1631年作)は国宝に指定されており、歴史的価値の高い文化財です。写真は『大宝寺本堂 1棟、附 厨子1基、棟札1枚 松山市公式ホームページ PCサイト』のページから。

■大宝寺本堂の重要文化財建造物
国宝 大宝寺本堂 【鎌倉前期】 (1953-04-02指定)

伊佐爾波神社
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愛媛県松山市桜谷町

■概要
135段の石段を上ると現れる鮮やかな朱色の社殿は、日本三大八幡造りの一つに数えられます。豪華絢爛な楼門をくぐると、金箔を施された支柱や精巧な彫刻など、その壮大な美しさに圧倒されます。回廊には和算学の貴重な資料が数多く残されており、松山における和算学の隆盛を今に伝えています。写真は『伊佐爾波神社|愛媛のスポット・体験|愛媛県の公式観光サイト【いよ観ネット】』のページから。

■伊佐爾波神社の重要文化財建造物
楼門 【江戸中期】 (1967-07-31指定)
申殿及び廊下 【江戸中期】 (1967-07-31指定)
本殿 【江戸中期】 (1956-08-01指定)
廻廊 【江戸中期】 (1967-07-31指定)

道後温泉本館
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■住所 GoogleMap
愛媛県松山市道後湯之町5番6号

■概要
明治27年(1894年)に改築された道後温泉のシンボルで日本最古の歴史を持つ温泉です。歴史ある共同浴場として、今も現役です。風情ある木造建築の中で、夏目漱石ゆかりの「坊っちゃん湯」など、趣の異なる湯を楽しめます。道後の歴史と文化を肌で感じられる特別な場所です。写真は『【公式サイト】道後温泉』のページから。

■道後温泉本館の重要文化財建造物
玄関棟 【大正】 (1994-12-22指定)
南棟 【大正】 (1994-12-22指定)
神の湯本館 【明治】 (1994-12-22指定)
又新殿・霊の湯棟 【明治】 (1994-12-22指定)

石手寺
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愛媛県松山市石手二丁目

■概要
奈良時代に行基が開いたと伝えられ、本堂や三重塔、二王門など、国宝や重要文化財に指定された多くの文化財を有しています。特に、おびただしい数の風車が回る境内は圧巻で、異国情緒あふれるパワースポットとしても知られています。写真は『石手寺本堂 1棟、附 銘札1枚、棟札3枚 松山市公式ホームページ PCサイト』のページから。

■石手寺の重要文化財建造物
訶梨帝母天堂 【鎌倉後期】 (1953-04-02指定)
護摩堂 【室町前期】 (1953-04-02指定)
五輪塔 【鎌倉後期】 (1952-11-12指定)
三重塔 【鎌倉後期】 (1907-06-21指定)
鐘楼 【室町前期】 (1907-06-21指定)
国宝 二王門 【鎌倉後期】 (1952-11-12指定)
本堂 【鎌倉後期】 (1907-06-21指定)

浄土寺本堂
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愛媛県松山市鷹子町

■概要
四国八十八ヶ所49番札所で、孝謙天皇勅願の古刹です。兵火で焼失後、文明14年(1482年)に河野通宣により再建された本堂は、禅宗様式を取り入れた精緻な厨子を擁し、最古で大永5年(1525年)の巡礼者の墨書が残るなど、歴史の深さを感じさせます。写真は『浄土寺本堂 1棟、附 厨子1基 松山市公式ホームページ PCサイト』のページから。

■浄土寺本堂の重要文化財建造物
浄土寺本堂 【室町後期】 (1953-04-02指定)

医王寺本堂内厨子
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愛媛県東温市北方

■概要
天文3年(1534年頃)に作られた室町時代の秀作です。禅宗様式(唐様)の特徴をよく表しており、正面103cm、側面73cm、棟高289cmの規模を誇ります。また、3年に一度、旧暦6月17日には伝統行事「十七夜(入船まつり)」が開催されます。写真は『医王寺 – とうおん旅あそび 一般社団法人 東温市観光物産協会 東温市の自然・みどころ・観光情報、物産情報』のページから。

■医王寺本堂内厨子の重要文化財建造物
医王寺本堂内厨子 【室町後期】 (1966-07-31指定)

三島神社本殿
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■住所 GoogleMap
愛媛県東温市北方

■概要
南北朝時代(1339年頃)建立と伝わる本殿は、三間社流造銅版葺で、県指定有形文化財の「木造随身立像」(1359年作)を安置しています。像は寄木造彩色で、冠と兵杖を帯びた吽形の左大神2体です。市指定有形文化財の木造狛犬一対も安置されており、随身立像と同一作者の可能性も指摘されています。写真は『則之内 三島神社本殿 – とうおん旅あそび 一般社団法人 東温市観光物産協会 東温市の自然・みどころ・観光情報、物産情報』のページから。

■三島神社本殿の重要文化財建造物
三島神社本殿 【室町前期】 (1992-10-20指定)

興隆寺
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■住所 GoogleMap
愛媛県西条市丹原町古田

■概要
天平勝宝元年(749年)に行基によって開かれたと伝わる古刹で、四国八十八ヶ所霊場の第六十四番札所です。源頼朝が源氏再興を祈願したことでも知られ、源氏ゆかりの寺院として信仰を集めています。急峻な山道を登った先に本堂があり、遍路道の中でも特に厳しい道のりとして知られています。写真は『西山興隆寺|愛媛のスポット・体験|愛媛県の公式観光サイト【いよ観ネット】』のページから。

■興隆寺の重要文化財建造物
宝篋印塔 【室町前期】 (1954-11-30指定)
本堂 【室町前期】 (1907-06-21指定)

豊島家住宅
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■住所 GoogleMap
愛媛県松山市井門421番地の1

■概要
敷地面積3,137平方メートル、延べ面積975平方メートルの広大な敷地に建つ、大庄屋にふさわしい大型民家です。宝暦8年(1758年)建築の主屋は、茅葺きと本瓦葺を組み合わせた逆Z字型の屋根が特徴的です。屋内は居室部、居室座敷取合部、座敷部の3部構成で、特に巡見使などの接待に用いられた座敷部は、書院風の洗練された意匠が凝らされています。昭和47年(1972年)から大規模な解体修理が行われ、その歴史的価値が保たれています。なお、個人宅のため一般公開はされていません。写真は『豊島家住宅 7棟 松山市公式ホームページ PCサイト』のページから。

■豊島家住宅の重要文化財建造物
表門 【江戸後期】 (1970-07-31指定)
長屋門 【江戸末期】 (1970-07-31指定)
長屋 【江戸後期】 (1970-07-31指定)
主屋 【江戸後期】 (1970-07-31指定)
中倉 【江戸末期】 (1970-07-31指定)
米倉 【大正】 (1970-07-31指定)
衣装倉 【明治】 (1970-07-31指定)

渡部家住宅
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■住所 GoogleMap
愛媛県松山市東方町1238番1

■概要
万延元年(1860年)着工の大型庄屋建築です。主屋は本瓦葺の入母屋造りで、茅葺の越屋根が特徴。客間と内向きの部屋に分かれ、一部に武家建築様式が見られます。敷地面積3,095平方メートル、延べ面積661平方メートルを有し、昭和49年(1974年)から大規模な解体修理が行われました。写真は『渡部家住宅 4棟 松山市公式ホームページ PCサイト』のページから。

■渡部家住宅の重要文化財建造物
表門 【江戸末期】 (1970-07-31指定)
米倉 【明治】 (1970-07-31指定)
倉 【明治】 (1970-07-31指定)
主屋 【江戸末期】 (1970-07-31指定)

旧山中家住宅(旧所在 愛媛県宇摩郡別子山村)
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■住所 GoogleMap
愛媛県上浮穴郡久万高原町上黒岩1032

■概要
18世紀中期の建築と推定される茅葺き屋根の古民家です。宇摩郡別子山村から久万高原町に移築・保存されました。間口が狭く、部屋を一列に並べた山村民家特有の間取りが特徴で、差鴨居や板壁、扠首組と棟束を併用した小屋組など、当時の建築様式を今に伝えています。写真は『国指定重要文化財「旧山中家住宅」 - 久万高原町ホームページ』のページから。

■旧山中家住宅(旧所在 愛媛県宇摩郡別子山村)の重要文化財建造物
旧山中家住宅(旧所在 愛媛県宇摩郡別子山村) 【江戸後期】 (1970-07-31指定)

岩屋寺大師堂
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■住所 GoogleMap
愛媛県上浮穴郡久万高原町七鳥1467番地

■概要
四国八十八ヶ所第45番札所で、国の名勝に指定された奇岩と原生林に囲まれた山岳霊場です。本堂は背後の巨岩と一体化するよう建てられ、その独特の景観は見る者を圧倒します。師堂、秘仏の本尊不動明王、そして毎月28日の護摩祈祷が特徴です。車では行けない場所ですが、「空気が違う」と評されるほどの霊気に満ちた空間です。写真は『岩屋寺|まんてんスポット|久万高原町観光協会』のページから。

■岩屋寺大師堂の重要文化財建造物
岩屋寺大師堂 【大正】 (2007-07-31指定)

内子座
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■住所 GoogleMap
愛媛県喜多郡内子町内子二一〇二番

■概要
大正5年(1916年)、木蝋・生糸で栄えた内子に建てられた芝居小屋です。回り舞台や花道を備え、演劇や映画で賑わいました。老朽化で取り壊されかけたものの、町並み保存事業で昭和58年(1983年)に復原。現在では、創建100周年を迎えた地域の芸術文化活動の拠点として活用されています。写真は『内子座 - 内子町ホームページ』のページから。

■内子座の重要文化財建造物
内子座 【大正】 (2015-09-08指定)

大村家住宅
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■住所 GoogleMap
愛媛県喜多郡内子町内子2892番地

■概要
江戸時代後期(寛政年間)に建てられた「大和屋」として商いを営んだ歴史を持つ、内子町並みで最も古い町家の一つです。白漆喰の壁に虫籠窓(むしこまど)が特徴で、平成21年から24年の保存修理工事で建築当初の姿に復原されました。1階正面の蔀戸(しとみど)を開放し、「店」として利用されていた当時の商家の様子を今に伝えています。写真は『重要文化財大村家住宅 - 内子町ホームページ』のページから。

■大村家住宅の重要文化財建造物
主屋 【江戸後期】 (1990-11-30指定)
裏座敷 【明治】 (1990-11-30指定)

上芳我家住宅
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愛媛県喜多郡内子町内子2696番地

■概要
文久元年(1861年)に創業した芳我家の分家です。明治27年(1894年)上棟の主屋には、釜場や出店倉など木蝋生産施設が一体で残されています。現在は「木蝋資料館上芳我邸」として公開され、生産工程の模型や、国指定重要有形民俗文化財「内子及び周辺地域の製蠟用具」の一部を展示し、当時の産業と暮らしを伝えています。写真は『木蝋資料館上芳我邸(重要文化財上芳我家住宅) - 内子町ホームページ』のページから。

■上芳我家住宅の重要文化財建造物
土蔵 【明治】 (1990-11-30指定)
物置 【明治】 (1990-11-30指定)
出店倉 【江戸末期】 (1990-11-30指定)
釜場 【明治】 (1990-11-30指定)
炊事場 【明治】 (1990-11-30指定)
風呂場・便所 【明治】 (1990-11-30指定)
離部屋 【明治】 (1990-11-30指定)
主屋 【明治】 (1990-11-30指定)
離座敷 【明治】 (1990-11-30指定)
仕舞部屋及び便所・産部屋 【明治】 (1990-11-30指定)

本芳我家住宅
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■住所 GoogleMap
愛媛県喜多郡内子町内子2888番地

■概要
明治22年(1889年)築の海外輸出もした木蝋「旭鶴」で隆盛を極めた豪商の屋敷です。亀甲の海鼠壁や鶴・亀の漆喰彫刻、鏝絵の懸魚(げぎょ)など、随所に凝った意匠が見られます。邸宅内は非公開ですが、美しい外観と庭園は見学可能で、当時の繁栄を今に伝えています。写真は『重要文化財本芳我家住宅 - 内子町ホームページ』のページから。

■本芳我家住宅の重要文化財建造物
土蔵 【明治】 (1990-11-30指定)
炊事場 【明治】 (1990-11-30指定)
主屋 【明治】 (1990-11-30指定)
産部屋・便所及び湯殿 【明治】 (1990-11-30指定)

釣島灯台
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愛媛県松山市泊町1433番

■概要
御影石を使用し、山口県徳山市や広島県倉橋島から船で運ばれ、約300mの山道を板と丸太で運搬しました。設計はR・H・ブラントンによるもので、慶応3年(1867年)の大阪条約に基づき、兵庫開港に備えて建設された5灯台の一つです。工事に携わったスタッフは日本食を避け、神戸から食糧を運び、荒天の際には島の果物で凌ぐエピソードも残っています。写真は『釣島灯台 | 「灯台のことなら」 公益社団法人 燈光会』のページから。

■釣島灯台の重要文化財建造物
釣島灯台 【明治】 (2024-01-19指定)

旧広瀬家住宅
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愛媛県新居浜市上原二丁目3904番2

■概要
住友初代総理事(通称)の宰平が明治10年(1877年)に新居浜に建てた広瀬家の本邸です。新居浜の大工棟梁、真鍋儀兵衛が手がけたこの邸宅は、当時珍しい二階建てで、多用されたガラスが特徴の近代和風建築でした。二階の「望煙楼」からは別子銅山が見渡せ、故郷への感謝と子孫への繁栄を願う宰平の思いが込められています。写真は『旧広瀬邸 | 住友の歴史 | 住友グループ広報委員会』のページから。

■旧広瀬家住宅の重要文化財建造物
乾蔵 【江戸末期】 (2003-06-22指定)
新座敷 【明治】 (2003-06-22指定)
主屋 【明治】 (2003-06-22指定)
表門 【明治】 (2003-06-22指定)
離れ 【明治】 (2003-06-22指定)
門番所 【明治】 (2003-06-22指定)
金物蔵・米蔵 【江戸末期】 (2003-06-22指定)

野間神社宝篋印塔

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愛媛県今治市神宮

■概要
野間神社境内にある宝篋印塔は、鎌倉時代末期から南北朝時代初期に建立されたと推定される石造物です。花崗岩製で、総高約3.6メートルの堂々とした姿が特徴です。基礎部に刻まれた銘文から、造立年代や寄進者の一部が判明しており、当時の歴史や文化を知る上で貴重な資料です。

■野間神社宝篋印塔の重要文化財建造物
野間神社宝篋印塔 【鎌倉後期】 (1954-04-01指定)

五輪塔

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愛媛県今治市野間甲761番地

■概要
鎌倉時代後期に造立されたと推定される石造の供養塔です。高さ約2.5メートルで、各部の形式や彫刻から当時の様式をよくとどめています。かつてこの地にあったと伝わる寺院との関連が考えられ、地域の歴史を知る上で貴重な文化財として注目されています。

■五輪塔の重要文化財建造物
(1) 【鎌倉後期】 (1954-04-01指定)
(2) 【鎌倉後期】 (1954-04-01指定)

五輪塔

■住所 GoogleMap
愛媛県今治市野間甲279番地

■概要
中世に造立されたとされる石造りの供養塔です。風化が進んでいるものの、その形状から当時の信仰や供養の形式を伝える貴重な文化財と考えられています。地域に残る歴史的遺産として、今後の調査・研究が期待されています。

■五輪塔の重要文化財建造物
五輪塔 【鎌倉後期】 (1954-04-01指定)

宝篋印塔

■住所 GoogleMap
愛媛県今治市野間甲290番地

■概要
鎌倉時代末期から南北朝時代初期に造立されたとされる石造の供養塔です。花崗岩製で、相輪(そうりん)の一部を欠損しているものの、基礎部や塔身(とうしん)の形式から当時の特徴をよく留めています。地域に残る中世の信仰を示す貴重な文化財として、その歴史的価値が評価されています。

■宝篋印塔の重要文化財建造物
宝篋印塔 【鎌倉後期】 (1954-04-01指定)

乗禅寺石塔
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■住所 GoogleMap
愛媛県今治市延喜

■概要
鎌倉時代後期に造立されたと推定される石造の供養塔です。五輪塔または宝篋印塔の形式をとり、当時の石造技術や信仰を示す貴重な文化財として地域に伝わっています。風化が進む中、歴史的価値を伝える遺構として重要視されています。写真は『石塔めぐり | 観光スポット | 観光情報 | 今治市』のページから。

■乗禅寺石塔の重要文化財建造物
石造五輪塔 (1) 【鎌倉後期】 (1961-04-01指定)
石造五輪塔 (2) 【室町前期】 (1961-04-01指定)
石造五輪塔 (3) 【室町前期】 (1961-04-01指定)
石造五輪塔 (4) 【室町前期】 (1961-04-01指定)
石造宝篋印塔 (1) 【鎌倉後期】 (1961-04-01指定)
石造宝篋印塔 (2) 【室町前期】 (1961-04-01指定)
石造宝篋印塔 (3) 【室町前期】 (1961-04-01指定)
石造宝篋印塔 (4) 【室町前期】 (1961-04-01指定)
石造宝篋印塔 (5) 【室町前期】 (1961-04-01指定)
石造宝塔 (1) 【室町前期】 (1961-04-01指定)
石造宝塔 (2) 【室町前期】 (1961-04-01指定)

大山祇神社
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■住所 GoogleMap
愛媛県今治市大三島町宮浦

■概要
しまなみ海道の中心、大三島に鎮座し、大山積大神を祀ります。「山の神」でありながら「大海原の神、渡航の神」ともされ、古事記・日本書紀にも登場する国生みの神です。神武天皇の東征に先立ち、その子孫である小千命(おちのみこと)がこの地に勧請したと伝わります。全国に分社を持つ、皇室ゆかりの格式高い神社です。写真は『大山祇神社|愛媛のスポット・体験|愛媛県の公式観光サイト【いよ観ネット】』のページから。

■大山祇神社の重要文化財建造物
本殿(宝殿) 【室町中期】 (1904-10-21指定)
拝殿 【江戸前期】 (1953-04-02指定)
(1) 【鎌倉後期】 (1952-11-12指定)
(2) 【鎌倉後期】 (1952-11-12指定)
(3) 【鎌倉後期】 (1952-11-12指定)

宝篋印塔
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■住所 GoogleMap
愛媛県今治市宮窪町友浦

■概要
自然豊かな環境に立地し、周囲の景観と調和した美しい姿を見せています。建立時期や経緯は不明ですが、地域の歴史を物語る貴重な文化財で、地域住民にとっては信仰の対象であり、シンボルとして親しまれています。周囲には他の史跡や文化財もあり、自然環境も魅力的です。塔の保存状態は良好ですが、損傷の有無なども重要な情報です。写真は『宝篋印塔(ほうきょういんとう) | 観光スポット | 観光情報 | 今治市』のページから。

■宝篋印塔の重要文化財建造物
宝篋印塔 【鎌倉後期】 (1954-04-01指定)

祥雲寺観音堂
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■住所 GoogleMap
愛媛県越智郡上島村岩城

■概要
約540年前、飛騨内匠藤原重安によって建てられた一重唐様仏殿で、金閣寺や銀閣寺と同時期のものとされています。現在は国指定重境内には樹齢600年の舟形ウバメガシがあり、愛媛県指定の天然記念物です。春には桜、梅雨には約500本の紫陽花が美しく咲き、多くの人々が訪れます。写真は『祥雲寺 | 上島町公式観光WEBサイト』のページから。

■祥雲寺観音堂の重要文化財建造物
祥雲寺観音堂 【室町中期】 (1941-11-10指定)

定光寺観音堂

■住所 GoogleMap
愛媛県越智郡上島村弓削土生241番地

■概要
室町時代中期に建立された仏堂です。寄棟造(よせむねづくり)の茅葺き屋根が特徴で、簡素ながらも均整の取れた優美な姿を見せています。堂内には本尊の聖観音菩薩坐像が安置されており、地域の歴史と信仰を伝える貴重な文化財です。

■定光寺観音堂の重要文化財建造物
定光寺観音堂 【室町中期】 (1977-08-01指定)

亀井八幡神社宝篋印塔
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■住所 GoogleMap
愛媛県越智郡上島村魚島一番耕地

■概要
鎌倉時代後期に建立されたと推定される石造の供養塔です。花崗岩製で、相輪(そうりん)や塔身(とうしん)の細部に鎌倉時代の特徴がよく表れています。地域の歴史や当時の石造技術を示す貴重な文化財として、その存在が重要視されています。写真は『亀居八幡神社|愛媛のスポット・体験|愛媛県の公式観光サイト【いよ観ネット】』のページから。

■亀井八幡神社宝篋印塔の重要文化財建造物
亀井八幡神社宝篋印塔 【鎌倉後期】 (1954-04-01指定)

如法寺仏殿
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■住所 GoogleMap
愛媛県大洲市柚木

■概要
大洲藩主・加藤泰興が寛文9年(1669年)に創立した臨済宗妙心寺派の寺院です。仏殿は本尊安置と禅堂機能を兼ね備えた珍しい建築で、近年、約4年の大規模修理で創建当初の柿葺(こけらぶき)屋根が復原されました。写真は『如法寺仏殿 - 大洲市ホームページ』のページから。

■如法寺仏殿の重要文化財建造物
如法寺仏殿 【江戸中期】 (1992-10-20指定)

大洲城
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■住所 GoogleMap
愛媛県大洲市大洲

■概要
明治期に天守が失われましたが、台所櫓、高欄櫓、苧綿櫓、三の丸南隅櫓の4棟は残存し、すべて国の重要文化財です。特に三の丸南隅櫓は明和3年(1766年)築の最古の建物。平成16年(2004年)には古写真や雛形を基に木造天守が復元され、当時の姿がよみがえりました。写真は『大洲城について - 大洲城公式ウェブサイト|愛媛県大洲市』のページから。

■大洲城の重要文化財建造物
苧綿櫓 【江戸末期】 (1957-07-31指定)
高欄櫓 【江戸末期】 (1957-07-31指定)
台所櫓 【江戸末期】 (1957-07-31指定)
三の丸南隅櫓 【江戸後期】 (1957-07-31指定)

臥龍山荘
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■住所 GoogleMap
愛媛県大洲市大洲字勘兵衛屋敷411番地

■概要
大洲藩主が「龍の臥す姿」と名付けた景勝地に、明治期の豪商・河内寅次郎が10余年かけ築造した別荘です。歴代藩主も愛した清流肱川河畔の地に、洗練された意匠の建物が配され、後に大洲市が管理。写真は『コロナ感染拡大防止対策 - 臥龍山荘|愛媛県大洲市』のページから。

■臥龍山荘の重要文化財建造物
不老庵 【明治】 (2016-09-10指定)
臥龍院 【明治】 (2016-09-10指定)
文庫 【明治】 (2016-09-10指定)

日土小学校
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■住所 GoogleMap
愛媛県八幡浜市日土町二番耕地851番地

■概要
戦後のモダニズム建築を代表する傑作として名高い小学校です。建築家・松村正恒が設計し、昭和28年(1953年)に竣工しました。木造ながらも、光と風を効果的に取り入れる工夫や、生徒の視点に立った設計が随所に見られ、DOCOMOMO JAPAN選定の日本におけるモダン・ムーブメントの建築にも選ばれています。現在も現役の校舎として活用され、その美しいデザインと機能性が評価されています。写真は『日土小学校 | 八幡浜市観光物産情報サイト』のページから。

■日土小学校の重要文化財建造物
中校舎 【昭和】 (2012-12-22指定)
東校舎 【昭和】 (2012-12-22指定)

旧開明学校校舎
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■住所 GoogleMap
愛媛県西予市宇和町卯之町三丁目110番地

■概要
明治16年(1883年)に落成したこの校舎は、漆喰大壁にガラス窓、アーチ型窓を配した和洋折衷のモダンな建築です。当時の最先端を行く校舎として多くの見学者を魅了しました。現在は明治以降の教育資料を展示する資料館として活用され、長野県松本市の旧開智学校と姉妹館提携を結び、交流が続いています。写真は『国指定 旧開明学校校舎/西予市』のページから。

■旧開明学校校舎の重要文化財建造物
旧開明学校校舎 【明治】 (1997-06-21指定)

宇和島城天守
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■住所 GoogleMap
愛媛県宇和島市丸之内

■訪問記

■概要
1601年に築城名人・藤堂高虎によって築かれ、その後伊達家9代の居城となりました。不等辺五角形の縄張りに高虎の工夫が見られます。現在の天守は、伊達家2代藩主によって1666年頃に建て替えられたもので、全国に12しかない現存天守の一つです。白壁と優美な破風が特徴的なこの天守は、宇和島市の象徴となっています。城山は国史跡にも指定されており、歴史的な価値の高い城です。

■宇和島城天守の重要文化財建造物
宇和島城天守 【江戸中期】 (1934-01-13指定)

善光寺薬師堂
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■住所 GoogleMap
愛媛県北宇和郡鬼北町小松

■概要
昭和57年(1982年)に復元修理を終えた薬師堂は、室町時代の禅宗様式が特徴の文化財です。四国最南端に位置し、四天柱を省略した平安様式を継承。禅宗様(唐様)の特徴である円柱の粽、貫、桟唐戸、花灯窓、詰組、扇垂木(現行は異なる)などが随所にみられ、建築史的に貴重です。写真は『文化財~善光寺(薬師堂・薬師堂厨子)~ - 鬼北町ホームページ | 自然豊かな 心豊かな 暮らし豊かなまち きほく』のページから

■善光寺薬師堂の重要文化財建造物
善光寺薬師堂 【室町後期】 (1977-08-01指定)

真鍋家住宅
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■住所 GoogleMap
愛媛県四国中央市金生町山田井2030番地2

■概要
愛媛県内に現存する最古の民家です。平家の落人伝説が残る秘境、切山地区にあり、安徳天皇ゆかりの史跡が点在します。裏手の「要害の森」は500年にわたり風水害から集落を守り、歴史と自然が調和した貴重な場所です。写真は『真鍋家住宅|愛媛のスポット・体験|愛媛県の公式観光サイト【いよ観ネット】』のページから。

■真鍋家住宅の重要文化財建造物
真鍋家住宅 【江戸中期】 (1970-07-31指定)

太山寺
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■住所 GoogleMap
愛媛県松山市太山寺町

■概要
嘉元3年(1305年)の再建で、全国的にも稀少な七間堂形式の密教本堂です。写真は『真鍋家住宅|愛媛のスポット・体験|愛媛県の公式観光サイト【いよ観ネット】』のページから。写真は『真鍋家住宅|愛媛のスポット・体験|愛媛県の公式観光サイト【いよ観ネット】』のページから。桁行7間、梁間9間の雄大な屋根を持ち、全国屈指の規模を誇ります。和様を基本に大仏様の豪放な手法を併用した折衷様式で、「六枝掛」という独自の技法も確認できる、建築史上貴重な遺構です。写真は『太山寺本堂 1棟 松山市公式ホームページ』のページから。

■太山寺の重要文化財建造物
二王門 【鎌倉後期】 (1904-10-21指定)
国宝 本堂 【鎌倉後期】 (1956-08-01指定)

長浜大橋
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■住所 GoogleMap
愛媛県大洲市長浜町沖浦、長浜

■概要
愛媛県最大の肱川河口に架かる橋で、国内最古かつ唯一の現役道路可動橋です。通称「赤橋」。昭和10年(1935年)完成のバスキュール(跳開)式で、18mの開閉部を持ち、82トンのカウンターウェイトでスムーズに動きます。かつての電動機械装置は、長浜の発展に貢献した西村兵太郎が架橋を推進しました。写真は『長浜大橋 - 大洲市ホームページ』のページから。

■長浜大橋の重要文化財建造物
長浜大橋 【昭和】 (2014-12-21指定)