重要文化財建造物一覧

全国の重要文化財建造物を史跡単位でリスト化しました。
各都道府県のリンクをクリックして、よろしければ旅行計画等にご活用下さい。名称や住所で検索もできます。
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都道府県別 史跡検索
鳥取県 重要文化財建造物(15件)
仁風閣
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■住所 GoogleMap
鳥取県鳥取市東町二丁目121番地

■概要
鳥取城跡に1907年、池田仲博侯爵が片山東熊博士に設計を依頼し建てられたフランス風ルネサンス様式の白亜の木造瓦葺2階建てです。久松公園内に位置し、桜や紅葉の名所として親しまれています。 外観は櫛形破風や王冠型の棟飾り、八角尖塔が特徴的で、背面には庭園を望むベランダがあります。内部は「謁見所」や「御座所」などがあり、和洋折衷の装飾や支柱のないらせん階段が見どころです。写真は『仁風閣・宝扇庵』のページから。

■仁風閣の重要文化財建造物
仁風閣 【明治】 (1973-07-30指定)

樗谿神社
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■住所 GoogleMap
鳥取県鳥取市上町

■概要
1650年、初代鳥取藩主・池田光仲が日光東照宮の分霊として建立した神社で、本殿や拝殿などが国の重要文化財に指定されています。本殿には左甚五郎作と伝わる鷹の彫刻が残され、簡素で気品ある佇まいが特徴です。明治時代に「樗谿神社」と改称されましたが、近年「鳥取東照宮」の名称が復活しました。写真は『とっとり旅 【公式】鳥取県観光旅行情報サイト』のページから。

■樗谿神社の重要文化財建造物
拝殿及び幣殿 【江戸前期】 (1952-09-09指定)
唐門 【江戸前期】 (1952-09-09指定)
本殿 【江戸前期】 (1952-09-09指定)

旧美歎水源地水道施設
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■住所 GoogleMap
鳥取県鳥取市国府町美歎、上町87番2

■概要
大正時代に山陰地方初の近代水道施設として建設され、鳥取市民に安全な水を供給しました。重力式コンクリート堰堤や緩速濾過方式を採用し、大正4年に給水を開始しましたが、大正7年の大雨被害を受け、以後改良が重ねられてきました。写真は『国指定重要文化財「旧美歎水源地水道施設」にようこそ!|鳥取市』のページから。

■旧美歎水源地水道施設の重要文化財建造物
量水器室 【昭和】 (2007-07-31指定)
五号濾過池 【昭和】 (2007-07-31指定)
接合井 【大正】 (2007-07-31指定)
四号濾過池 【大正】 (2007-07-31指定)
三号濾過池 【大正】 (2007-07-31指定)
二号濾過池 【大正】 (2007-07-31指定)
一号濾過池 【大正】 (2007-07-31指定)
貯水池堰堤 【大正】 (2007-07-31指定)
美歎川上流量水堰 【大正】 (2007-07-31指定)
通リ谷量水堰 【大正】 (2007-07-31指定)

矢部家住宅
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■住所 GoogleMap
鳥取県八頭郡八頭町用呂1278番地

■概要
写真は『矢部家住宅 - やずナビ | 豊かな自然とフルーツの里 鳥取県八頭町観光情報』のページから。鳥取県内最古の民家である矢部家住宅は、17世紀初頭に建てられました。庭には樹齢約300年の「咲分けツバキ」があり、白、赤、桃色の花が冬の景観を彩ります。現在、一般公開はされていません。

■矢部家住宅の重要文化財建造物
矢部家住宅 【江戸前期】 (1974-02-20指定)

不動院岩屋堂
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■住所 GoogleMap
鳥取県八頭郡若桜町大字岩屋堂

■概要
三朝町の三佛寺投入堂、大分県の龍岩寺奥院礼堂と並び、日本三大投入堂の一つで、昭和28年に指定されました。約600年前の建立とされ、羽柴秀吉の鳥取城攻めで焼き払われた中でも奇跡的に焼け残ったと伝えられます。 本尊の不動明王は弘法大師・空海が33歳のときに彫刻したとされ、目黒不動・目赤不動とともに日本三大不動明王に数えられます。毎年3月と7月の最終日曜日には護摩法要が行われ、本尊が御開帳されます。写真は『不動院岩屋堂 | わかさ観光ガイド - 若桜町観光協会 〜ぷらっと若桜(わかさ)にきんさいな〜』のページから

■不動院岩屋堂の重要文化財建造物
不動院岩屋堂 【室町前期】 (1953-11-11指定)

三仏寺
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■住所 GoogleMap
鳥取県東伯郡三朝町大字三徳

■概要
鳥取県の三徳山に位置しており、その険しい地形から「修行の聖地」としても知られています。投入堂をはじめとする建造物は、自然と調和した美しい景観を見せ、訪れる者に古代からの宗教的な畏敬の念を抱かせます。 三仏寺の創建は706年に遡るとされ、長い歴史を持つ寺院です。平安時代には修行の場として多くの僧侶が訪れ、繁栄を極めました。現代においても、三仏寺は日本の文化遺産として貴重な存在であり、歴史、建築、自然との調和を体現する場所として広く知られています。写真は『とっとり旅 【公式】鳥取県観光旅行情報サイト』のページから。

■三仏寺の重要文化財建造物
国宝 奥院(投入堂) 【平安後期】 (1952-04-01指定)
地蔵堂 【室町後期】 (1904-02-21指定)
納経堂 【鎌倉後期】 (1904-02-21指定)
文殊堂 【桃山】 (1904-02-21指定)

尾﨑家住宅

■住所 GoogleMap
鳥取県東伯郡湯梨浜町大字宇野1518番地

■概要
主屋を中心に仏間、土蔵群、門長屋などが一体となった構造は、地域の農家住宅の発展過程を物語るもので、建築史的にも重要な位置づけにあります。特に主屋は、土間の独立柱といった古い建築様式を残しつつ、庭に面して数寄屋座敷を設けるなど、新旧の建築要素が巧みに調和しています。 室町時代にこの地に定住し、近世には庄屋として地域社会と深い関わりを持ってきた尾﨑家の歴史を伝える象徴的な存在でもあります。

■尾﨑家住宅の重要文化財建造物
土蔵 【江戸中期】 (2013-10-19指定)
仏間 【江戸中期】 (2013-10-19指定)
主屋 【江戸中期】 (2013-10-19指定)
門長屋 【江戸中期】 (2013-10-19指定)
質蔵 【江戸中期】 (2013-10-19指定)
南蔵 【江戸中期】 (2013-10-19指定)
味噌蔵 【江戸中期】 (2013-10-19指定)
物置及び薪小屋 【江戸中期】 (2013-10-19指定)
米蔵 【江戸中期】 (2013-10-19指定)

長谷寺
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■住所 GoogleMap
鳥取県倉吉市仲ノ町

■概要
法道上人が開いたとされる寺院には、室町時代前後の本尊・十一面観世音が安置されています。特に有名なのが『抜け馬伝説』で知られる白馬の絵馬です。巨勢金岡作と伝わる「天分18年白馬之図」は、絵から飛び出し暴れ回ったとされ、昭和32年(1975)に県の保護文化財に指定されました。堂内には、室町時代から明治時代までの約50点の絵馬が奉納され、時代の風俗や庶民の信仰を伝えています。(見学は事前連絡が必要)。写真は『長谷寺(はせでら) - 倉吉観光情報』のページから。

■長谷寺の重要文化財建造物
長谷寺 【室町後期】 (1988-12-21指定)

後藤家住宅
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■住所 GoogleMap
鳥取県米子市内町72番地

■概要
江戸時代に廻船問屋として栄えた豪商・後藤家の屋敷で、鳥取県米子市の加茂川沿いに位置します。切妻屋根に丸瓦、千本格子、家紋入りの白壁など、当時の財力と格式を感じさせる見事な造りが特徴です。後藤家は江戸時代初期に石見国から移住し、米子の海運業を支える重要な役割を担っていました。 敷地には現在も主屋をはじめ、一番蔵、二番蔵、味噌蔵などの建物が残り、これらの蔵は当時の経済力と暮らしを伝える貴重な遺構です。主屋は切妻造の本瓦・桟瓦葺きで一部2階建ての堂々たる建物ですが、内部は一般公開されていませんが、外観の見事な意匠は、往時の繁栄を今に伝えています。写真は『とっとり旅 【公式】鳥取県観光旅行情報サイト』のページから。

■後藤家住宅の重要文化財建造物
一番蔵 【江戸中期】 (1974-02-20指定)
主屋 【江戸中期】 (1974-02-20指定)
二番蔵 【江戸後期】 (1993-10-20指定)

福田家住宅

■住所 GoogleMap
鳥取県鳥取市紙子谷60番地

■概要
中世の土豪を祖とし、江戸時代には津ノ井村の庄屋や法美郡の宗旨庄屋を務めた旧家です。16世紀末から17世紀前半に建てられたとされる主屋は、桁行7間半、梁間4間の広間型三間取りという大規模な間取りを特徴とし、鳥取県内でも最古級の農家住宅として知られています。 見どころとして、堂々とした入母屋造りの茅葺き屋根を持つ主屋は、広々とした土間や大広間など、当時の生活様式を今に伝えます。また、上の蔵、下の蔵、新米蔵などの土蔵群も残り、農家の経済力を物語る重要な遺構です。さらに屋敷を囲む庭園は四季折々の風情を楽しませ、建物とともに歴史の趣を感じさせます。福田家住宅は、地域の建築技術や農家文化を知るうえで貴重な文化遺産です。

■福田家住宅の重要文化財建造物
借物蔵 【江戸前期】 (1974-02-20指定)
上の蔵 【江戸後期】 (2000-04-01指定)
下の蔵 【江戸後期】 (2000-04-01指定)

石谷家住宅
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■住所 GoogleMap
鳥取県八頭郡智頭町大字智頭396番地

■概要
近代和風建築の傑作です。江戸時代に豪商として栄え、明治以降は山林地主となった石谷家が、大正8年(1919年)に改築・造営した広壮な邸宅です。 敷地面積約10,000平方メートルには、40の部屋と7つの土蔵があり、うち4つは博物館として公開されています。写真は『国指定重要文化財 石谷家住宅|観光スポット|鳥取市観光サイト【公式】 - 鳥取市のおすすめ観光・旅行情報』のページから。

■石谷家住宅の重要文化財建造物
座敷棟 【昭和】 (2009-12-20指定)
一号蔵 【大正】 (2009-12-20指定)
主屋 【昭和】 (2009-12-20指定)
二号蔵 【大正】 (2009-12-20指定)
家族棟 【昭和】 (2009-12-20指定)
七号蔵 【明治】 (2009-12-20指定)
五号・六号蔵 【明治】 (2009-12-20指定)
三号・四号蔵 【大正】 (2009-12-20指定)

河本家住宅
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■住所 GoogleMap
鳥取県東伯郡琴浦町篦津393

■概要
1688年(貞享5年)建築の居室部と1707年(宝永4年)建築の客間部からなる主屋は、豪壮な梁組みと数寄屋風の意匠が特徴です。茅葺き屋根や土壁など当時の建築様式を残し、山陰地方最古級の民家として貴重な歴史的価値を有しています。写真は『とっとり旅 【公式】鳥取県観光旅行情報サイト』のページから。

■河本家住宅の重要文化財建造物
離れ 【江戸後期】 (2010-12-22指定)
主屋 【江戸中期】 (2010-12-22指定)
味噌蔵及び米蔵 【江戸後期】 (2010-12-22指定)
新蔵 【江戸末期】 (2010-12-22指定)
土蔵 【江戸後期】 (2010-12-22指定)

門脇家住宅
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■住所 GoogleMap
鳥取県西伯郡大山町所子360番地

■概要
1769年(明和6年)に建築された主屋は寄棟造と茅葺き屋根が特徴で、太い梁を用いた豪壮な構造を持ちます。改造が少なく保存状態も良好です。見どころには、広大な主屋、2棟の土蔵、水車小屋、そして四季折々の風景を楽しめる庭園があります。写真は『門脇家住宅(かどわきけじゅうたく) | 鳥取大山観光ガイド』のページから。

■門脇家住宅の重要文化財建造物
米蔵 【明治】 (1993-10-20指定)
主屋 【江戸後期】 (1974-02-20指定)
新蔵 【大正】 (1993-10-20指定)
水車小屋 【明治】 (1993-10-20指定)

大神山神社奥宮

■住所 GoogleMap
鳥取県西伯郡大山町大字大山

■概要
日本最大級の権現造の社殿を有し、大山信仰の中心地として知られる神社です。荘厳な本殿、幣殿、拝殿が一体となった権現造の社殿は神仏習合の象徴で、特に幣殿の天井画は見どころです。出雲大社と深い関わりを持ち、大国主神を祀るこの神社は、「延喜式」にも記載され、古くから人々の崇敬を集めています。

■大神山神社奥宮の重要文化財建造物
本殿・幣殿・拝殿 【江戸後期】 (1988-12-21指定)
末社下山神社本殿・幣殿・拝殿 【江戸後期】 (1988-12-21指定)

大山寺
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■住所 GoogleMap
鳥取県西伯郡大山町大字大山

■概要
古刹で、中国地方最高峰の大山を仰ぐ修行道場として栄えました。平安時代以降、多くの寺院や僧兵を擁し、大山信仰の中心として隆盛を極めました。明治の神仏分離で打撃を受けましたが、現在も参拝客を魅了しています。見どころには再建された本堂や、紅葉の美しい自然豊かな環境があります。写真は『諸堂・施設|天台宗別格本山 角磬山 大山寺 公式サイト』のページから。

■大山寺の重要文化財建造物
大山寺 【室町後期】 (1904-02-21指定)