重要文化財建造物一覧

全国の重要文化財建造物を史跡単位でリスト化しました。
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都道府県別 史跡検索
岐阜県 重要文化財建造物(43件)
円鏡寺楼門

■住所 GoogleMap
岐阜県本巣郡北方町北方

■概要
三間一戸の楼門で、入母屋造の建築様式を採用し、緩やかな勾配と檜皮葺(ひわだぶき)の屋根が特徴です。全体のバランスが美しく、腰部分の均整が取れた優美な寺院です。

■円鏡寺楼門の重要文化財建造物
円鏡寺楼門 【鎌倉後期】 (1909-05-10指定)

牧村家住宅
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■住所 GoogleMap
岐阜県揖斐郡大野町西方587番地の1

■概要
居建形式で、正面玄関が屋根から突き出すような独特の構造をしています。また、茅葺き屋根は日本の伝統的な家屋を象徴しており、桁行8間(約15.8m)、梁間4間(約7.6m)の広間型を採用した、大変価値のある古民家です。」写真は『重要文化財牧村家住宅 | 大野町』のページから。

■牧村家住宅の重要文化財建造物
牧村家住宅 【江戸中期】 (1979-02-20指定)

白山神社拝殿
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■住所 GoogleMap
岐阜県山県市東深瀬

■概要
簡素なたたずまいの中にも、屋根のなだらかなこう配や四隅のはね上がった線が、室町時代の特徴をよく表しています。写真は『白山神社 - 山県市ホームページ』のページから

■白山神社拝殿の重要文化財建造物
白山神社拝殿 【室町後期】 (1956-08-01指定)

日竜峯寺多宝塔
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■住所 GoogleMap
岐阜県関市下之保

■概要
北条政子によって建立されたという説もあり、檜皮葺の美しい屋根が特徴的で、荘厳な佇まいを見せています。写真は『日龍峯寺(高澤観音) | 関市役所公式ホームページ』のページから。

■日竜峯寺多宝塔の重要文化財建造物
日竜峯寺多宝塔 【鎌倉後期】 (1901-04-01指定)

鹿苑寺地蔵堂
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■住所 GoogleMap
岐阜県美濃市立花

■概要
応長元年(1311年)、飛州(飛騨の国)の大工匠頭・藤原朝臣宗安によって再建されたとされるこの建物は、六角形の構造で周囲に縁をめぐらし、円柱を用いた柱が特徴です。斗組(ますぐみ)は三斗(みつと)造り、屋根は檜皮葺(ひわだぶき)で、屋根上の露盤(ろばん)や宝珠は後に補われたものです。写真は『鹿苑寺地蔵堂(六角堂) - 美濃市』のページから。

■鹿苑寺地蔵堂の重要文化財建造物
鹿苑寺地蔵堂 【室町後期】 (1979-02-20指定)

美濃橋
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■住所 GoogleMap
岐阜県美濃市曽代、同曽代地先、同前野

■概要
美濃市街地の北部、小倉山の西方で長良川が湾曲して流れる地点に架かる、日本最古の現存する近代吊橋です。岐阜県技師・戸谷亥名蔵を中心に建設が進められ、大正4年8月に起工し、翌年の8月に竣工しました。橋の長さは113メートル、支間は116メートル、幅員は3.1メートルの単径間補剛吊橋です。当時、わが国最大級の支間を実現し、大正時代を代表する吊橋として、歴史的にも非常に価値の高い近代建造物です。写真は『美濃橋 - 美濃市』のページから。

■美濃橋の重要文化財建造物
美濃橋 【大正】 (2003-06-22指定)

小坂家住宅
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■住所 GoogleMap
岐阜県美濃市2267番地

■概要
うだつ造りを代表する民家で、主屋は間口六間、奥行八間半あります。うだつは両妻と中央の3本が設置されていましたが、現在は表側の棟際にのみ残っています。屋根は前面にむくりを持つ美しい姿で、桟瓦葺という珍しい形式で、江戸時代から続く酒屋の店構えが良好に保存されており、非常に価値の高い古民家です。写真は『小坂家住宅 - 美濃市』のページから。

■小坂家住宅の重要文化財建造物
小坂家住宅 【江戸後期】 (1979-02-20指定)

大矢田神社
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■住所 GoogleMap
岐阜県美濃市大矢田

■概要
江戸時代初期に再建された本殿と拝殿は、荘厳な雰囲気を醸し出しています。また、本殿には精巧な彫刻が施されています。写真は『大矢田神社(おやだじんじゃ)/美濃市大矢田2596 | 岐阜を遊ぶ♪ 岐阜市民のお出かけ&デートスポットから観光名所まで岐阜県の遊び場を特集! | まいぷれ[岐阜・大垣]』のページから。

■大矢田神社の重要文化財建造物
拝殿 【江戸中期】 (1989-06-20指定)
本殿 【江戸中期】 (1989-06-20指定)

長蔵寺舎利塔及び須弥壇
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■住所 GoogleMap
岐阜県美濃市上野

■概要
覚源禅師を開山とし、正平11年(1356年)に創設された美濃市内最古の禅寺です。覚源は、諸国を巡錫(じゅんしゃく)していた際、円覚寺の仏舎利(ぶっしゃり)を分けて背負い歩きました。彼の没後、その仏舎利は長蔵寺に安置されました。写真は『長蔵寺舎利塔及び須弥壇 - 美濃市』のページから。

■長蔵寺舎利塔及び須弥壇の重要文化財建造物
長蔵寺舎利塔及び須弥壇 【室町後期】 (1979-02-20指定)

新長谷寺
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■住所 GoogleMap
岐阜県関市長谷寺町

■概要
多くの重要文化財を有し、地元では『吉田観音』の愛称で親しまれています。その歴史と文化の豊かさから『美濃の法隆寺』とも称される、まさに歴史と文化の宝庫です。写真は『新長谷寺〈しんちょうこくじ〉(吉田観音〈きったかんのん〉) | 関市役所公式ホームページ』のページから。

■新長谷寺の重要文化財建造物
阿弥陀堂 【室町後期】 (1953-11-11指定)
客殿 【江戸前期】 (1953-11-11指定)
三重塔 【室町中期】 (1909-05-10指定)
釈迦堂 【室町後期】 (1953-11-11指定)
大師堂 【室町後期】 (1953-11-11指定)
鎮守堂 【室町後期】 (1953-11-11指定)
本堂 【室町中期】 (1909-05-10指定)
薬師堂 【室町後期】 (1953-11-11指定)

旧遠山家住宅
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■住所 GoogleMap
岐阜県大野郡白川村大字御母衣125番地

■概要
庄川沿岸の白川村に建つ大規模な合掌造りの民家は、昭和48年(1968年)に白川村に譲渡され、現在は白川郷民俗館として利用されています。建物は東面しており、一重4階、切妻造、茅葺の大型合掌造り民家です。南妻には便所と納屋があり、西側には水屋が突き出しています。また、嘉永7年(1854年)には座敷周りが整備されました。写真は『岐阜県』のページから。

■旧遠山家住宅の重要文化財建造物
旧遠山家住宅 【江戸後期】 (1971-12-22指定)

和田家住宅
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■住所 GoogleMap
岐阜県大野郡白川村大字萩町字山越

■概要
世界遺産地区内で最大級の合掌造りであり、唯一重要文化財に指定されています。江戸時代には名主(庄屋)や番所役人を務め、白川郷の主要な現金収入源であった焔硝取引によって栄えました。生活スペースは非公開ですが、住居として利用されている中、1階と2階部分が公開されています。また、2階からの景色も楽しむことができます。写真は『国指定重要文化財 和田家 | 観る・楽しむ | 【公式】白川郷観光協会』のページから。

■和田家住宅の重要文化財建造物
便所 【江戸末期】 (1995-12-22指定)
主屋 【江戸末期】 (1995-12-22指定)
土蔵 【江戸末期】 (1995-12-22指定)

旧揖斐川橋梁
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■住所 GoogleMap
岐阜県大垣市新開町、同安八郡安八町西結

■概要
明治20年に完成し、日本の鉄道網が整備され始めた東海道線開通当時の橋梁として、唯一原位置に現存する黎明期の貴重な史跡です。英国製の下路式錬鉄製五連ダブルワーレントラス桁橋で、その構造は非常に高度な技術によって作られたことを示しています。写真は『国指定重要文化財 旧揖斐川橋梁(きゅういびがわきょうりょう) | 大垣市公式ホームページ/水の都おおがき』のページから。

■旧揖斐川橋梁の重要文化財建造物
旧揖斐川橋梁 【明治】 (2008-12-20指定)

早川家住宅
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■住所 GoogleMap
岐阜県海津市平田町三郷字村中一〇八八番地一

■概要
木曽三川下流域の輪中地帯に位置する豪農の住宅で、明治24年(1891年)の濃尾地震で被災した後、再建に着手し、明治37年(1904年)に主屋や裏座敷など現在の建物全体が完成しました。主屋は木造平屋建ての一部に2階があり、重厚な式台を備えて高い格式を誇ります。数寄屋造りの内部は吟味された材料と優れた工芸技術が施され、各室ごとに趣向が異なり、洗練された意匠が楽しめます。写真は『国重要文化財(建造物) | 海津市』のページから。

■早川家住宅の重要文化財建造物
辰巳隅職人部屋 【明治】 (2019-12-02指定)
飯米庫 【明治】 (2019-12-02指定)
下男部屋 【明治】 (2019-12-02指定)
辰巳庫 【江戸末期】 (2019-12-02指定)
洋館 【明治】 (2019-12-02指定)
主屋 【明治】 (2019-12-02指定)
裏座敷 【明治】 (2019-12-02指定)
西ノ庫 【明治】 (2019-12-02指定)

桑原家住宅
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■住所 GoogleMap
岐阜県大垣市上石津町一之瀬365番

■概要
桑原家は、戦国時代から尾張藩の在郷武士で、享保19年(1734年)に再建されたとされています。主屋は正面29メートル、側面13.8メートルの大規模な建物で、豪農の住宅としての風格を備えています。当時の木造建築技術の高さを示す貴重な遺構です。写真は『国指定重要文化財(建造物) 桑原家住宅 | 大垣市公式ホームページ/水の都おおがき』のページから。

■桑原家住宅の重要文化財建造物
南土蔵 【明治】 (1995-08-01指定)
表門 【江戸後期】 (1971-12-22指定)
主屋 【江戸中期】 (1971-12-22指定)
米倉 【江戸後期】 (1971-12-22指定)
西倉 【江戸後期】 (1971-12-22指定)
北倉 【江戸中期】 (1971-12-22指定)

真禅院
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■住所 GoogleMap
岐阜県不破郡垂井町宮代

■概要
三重塔や本地堂の美しい姿を目にすることができ、近隣にある南宮大社(旧称南宮神社)とも深く結びついた、長い歴史を持つ寺院です。境内は四季折々の美しい風景が広がり、特に紅葉の時期には素晴らしい景色が楽しめ、多くの観光客で賑わいます。写真は『朝倉山真禅院|観光スポット|岐阜県観光公式サイト 「岐阜の旅ガイド」』のページから。

■真禅院の重要文化財建造物
本地堂 【江戸前期】 (1977-08-01指定)
三重塔 【江戸前期】 (1977-08-01指定)

南宮神社
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■住所 GoogleMap
岐阜県不破郡垂井町宮代

■概要
鉱山を司る神である金山彦命を祭神として祀り、全国の鉱山・金属業の総本宮として崇敬されています。境内には、江戸時代に建てられた本殿、拝殿、楼門など、数多くの建物が残っており、いずれも素晴らしい建築技術と美しさを誇っています。写真は『岐阜の参拝は鉄の神様・南宮大社へ』のページから。

■南宮神社の重要文化財建造物
神輿舎 【江戸前期】 (1966-07-31指定)
楼門 【江戸前期】 (1966-07-31指定)
回廊 (左回廊) 【江戸前期】 (1966-07-31指定)
摂社南大神神社本殿 【江戸前期】 (1966-07-31指定)
高舞殿 【江戸前期】 (1966-07-31指定)
拝殿 【江戸前期】 (1966-07-31指定)
摂社高山神社本殿 【江戸前期】 (1966-07-31指定)
幣殿 【江戸前期】 (1966-07-31指定)
本殿 【江戸前期】 (1966-07-31指定)
回廊 (右回廊) 【江戸前期】 (1966-07-31指定)
摂社七王子神社本殿 【江戸前期】 (1966-07-31指定)
神官廊 【江戸前期】 (1966-07-31指定)
摂社樹下神社本殿 【江戸前期】 (1966-07-31指定)
摂社隼人神社本殿 【江戸前期】 (1966-07-31指定)
鳥居 【江戸前期】 (1971-12-22指定)
勅使殿 【江戸前期】 (1966-07-31指定)
輪橋 【江戸前期】 (1971-12-22指定)
下向橋 【江戸前期】 (1971-12-22指定)

日吉神社三重塔
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■住所 GoogleMap
岐阜県安八郡神戸町大字神戸

■訪問記

■概要
室町時代後期に斎藤利綱によって建立されたと伝えられ、天正年間には稲葉一鉄による修造が行われ、現在に至っています。三層の塔身が積み重なり、各層は三間(約5.4メートル)の平面を持つ堂々たる姿を見せています。軒裏には複雑な組物が施されており、室町時代の建築様式を今に伝えています。神仏習合の影響で神社となりましたが、塔内には十一面観音坐像や地蔵菩薩坐像などの仏像が安置され、寺院の雰囲気も色濃く残っています。

■日吉神社三重塔の重要文化財建造物
日吉神社三重塔 【室町後期】 (1914-05-11指定)

旧太田脇本陣林家住宅
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■住所 GoogleMap
岐阜県美濃加茂市太田本町三丁目3番34号

■概要
主屋は、両妻に卯建を上げた切妻造二階建の大型住居で、中山道51番目の宿場である太田宿の脇本陣として機能していました。脇本陣としても古い歴史を持ち、江戸時代の街道の様子を知る上で貴重な史跡です。写真は『旧太田脇本陣林家住宅|観光スポット|岐阜県観光公式サイト 「岐阜の旅ガイド」』のページから。

■旧太田脇本陣林家住宅の重要文化財建造物
借物倉 【江戸中期】 (1971-12-22指定)
質倉 【江戸中期】 (1971-12-22指定)
主屋 【江戸後期】 (1971-12-22指定)
表門 【江戸末期】 (1971-12-22指定)
隠居家 【江戸後期】 (2000-06-21指定)

願興寺本堂
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■住所 GoogleMap
岐阜県可児郡御嵩町御嵩

■概要
中仙道御嶽宿に位置し、正面の柱間が七間、奥行の柱間が五間ある大規模な寺院です。四周に一間通りを開放した独特の平面設計は、他に類を見ないもので、非常に価値の高い史跡です。写真は『大寺山願興寺|観光スポット|岐阜県観光公式サイト 「岐阜の旅ガイド」』のページから。

■願興寺本堂の重要文化財建造物
願興寺本堂 【桃山】 (1986-06-21指定)

旧八百津発電所施設
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■住所 GoogleMap
岐阜県加茂郡八百津町八百津1770番1

■概要
ヨーロッパ風建築の面影を残すモダンな建物で、優雅さと風格に満ちあふれたレンガ造りモルタル塗りの堂々たる外観を誇ります。明治44年(1911年)に木曽川水系初の本格的な発電所として建設され、明治・大正・昭和の3代にわたり産業の近代化を支えてきました。しかし、昭和49年に新しい丸山発電所の完成を受けて閉鎖され、63年に及ぶ発電の歴史に幕を下ろしました。長らく歴史的な発電所として公開されてきましたが、耐震性の問題により、平成30年12月29日より公開が中止されています。写真は『旧八百津発電所資料館のご案内/八百津町』のページから。

■旧八百津発電所施設の重要文化財建造物
余水路 【明治】 (2005-09-10指定)
水槽 【明治】 (2005-09-10指定)
発電所本館 【明治】 (1998-06-19指定)
放水口発電所 【明治】 (1998-06-19指定)

明鏡寺観音堂
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■住所 GoogleMap
岐阜県加茂郡八百津町伊岐津志

■概要
現在残る建物は室町時代後期に建立されたもので、方3間、寄棟造り、一重、茅葺きの構造を持ち、組物や彫刻、工法など当時の寺院建築の特徴を伝える貴重な史跡です。写真は『明鏡寺観音堂 | 八百津町観光協会』のページから。

■明鏡寺観音堂の重要文化財建造物
明鏡寺観音堂 【室町後期】 (1977-08-01指定)

国分寺本堂
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■住所 GoogleMap
岐阜県高山市総和町

■概要
建物の柱や垂木、構造材は太く、外陣の虹梁には装飾が見られ、板蟇股の断面は逆バチ型を呈しています。これらの特徴から、室町期の様式が窺えます。写真は『国分寺本堂|高山市』のページから。

■国分寺本堂の重要文化財建造物
国分寺本堂 【室町中期】 (1909-05-10指定)

松本家住宅
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岐阜県高山市上川原町125番地

■概要
薬種商として利用されていたため、店舗と住居が一体となった構造が特徴です。明治8年の大火を奇跡的に免れ、江戸時代の吹き抜けの玄関や中庭に面した茶室など、町家の姿を今に伝えています。写真は『松本家住宅|高山市』のページから。

■松本家住宅の重要文化財建造物
主屋 【江戸後期】 (1971-12-22指定)
漬物蔵 【江戸後期】 (1971-12-22指定)
米蔵 【江戸後期】 (1971-12-22指定)

旧吉真家住宅(旧所在 岐阜県吉城郡河合村)
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■住所 GoogleMap
岐阜県高山市上岡本町一丁目590番地飛騨民俗村構内

■概要
太い柱や梁、桁を用いた頑丈な構造が特徴で、豪雪に耐えるように設計された左右側面の四隅に立つ「むかい柱」と呼ばれる、上部が二股に分かれた柱は、飛騨地方独特の建築様式です。また、美しい茅葺き屋根は日本の伝統的な家屋の象徴であり、内部の温度を一定に保つ効果があります。写真は『旧吉真家住宅 高山市』のページから。

■旧吉真家住宅(旧所在 岐阜県吉城郡河合村)の重要文化財建造物
旧吉真家住宅(旧所在 岐阜県吉城郡河合村) 【江戸中期】 (1977-08-01指定)

旧田口家住宅(旧所在 岐阜県益田郡金山町)
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■住所 GoogleMap
岐阜県高山市上岡本町一丁目590番地飛騨民俗村構内

■概要
桁行14間半、梁行7間半の大型農家で、大屋根の軒の出は浅いという特徴があります。飛騨と美濃の国境に位置していたため、両方の特徴を併せ持つ建築様式です。また、庄屋を務めていたため集会にも利用されており、部屋数が多いのが特長です。建物の普請帳が残されており、建設年代や当時の様子が詳しく分かっています。岐阜県益田郡金山町にありましたが、現在は高山市の飛騨民俗村に移築され、一般公開されています。写真は『旧田口家住宅 高山市』のページから。

■旧田口家住宅(旧所在 岐阜県益田郡金山町)の重要文化財建造物
旧田口家住宅(旧所在 岐阜県益田郡金山町) 【江戸後期】 (1977-08-01指定)

旧田中家住宅(旧所在 岐阜県高山市冬頭町)

■住所 GoogleMap
岐阜県高山市上岡本町一丁目590番地飛騨民俗村構内

■概要
切妻造の板葺き石置き屋根という、飛騨地方特有の建築様式を持つ農家で、居室は土座式になっており、当時の生活様式を垣間見ることができます。

■旧田中家住宅(旧所在 岐阜県高山市冬頭町)の重要文化財建造物
旧田中家住宅(旧所在 岐阜県高山市冬頭町) 【江戸中期】 (1971-12-22指定)

旧若山家住宅(旧所在 岐阜県大野郡荘川村)
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■住所 GoogleMap
岐阜県高山市上岡本町一丁目590番地飛騨民俗村構内

■概要
かつて荘川村にありましたが、ダム建設による水没のため、昭和34年に飛騨民俗村へ移築されました。白川村との境に近かったことから、両地域の建築様式が融合しているのが特徴です。特徴的な三角形の屋根は、急傾斜によって雪の重みに耐える工夫が施されており、日本の伝統的な木造建築技術の高さを物語っています。写真は『旧若山家住宅 高山市』のページから。

■旧若山家住宅(旧所在 岐阜県大野郡荘川村)の重要文化財建造物
旧若山家住宅(旧所在 岐阜県大野郡荘川村) 【江戸後期】 (1977-08-01指定)

洲さき
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■住所 GoogleMap
岐阜県高山市神明町4丁目14番地

■概要
寛政6年(1794年)に創業し、岐阜県で最古の料亭とされています。飛騨の伝統的な建築様式である数寄屋造りを採用し、落ち着いた雰囲気と洗練された美しさが特徴です。特に、壮麗な吹き抜けや枯山水の中庭は一見の価値があります。現在も料亭として営業しており、江戸時代から高山に根付く宗和流本膳料理や、四季折々の旬の食材を使った繊細な料理を楽しむことができます。写真は『国重文に高山の料亭「洲さき」 江戸後期創業、主屋など3棟 文化審答申 | 岐阜新聞Web』のページから。

■洲さきの重要文化財建造物
土蔵 【昭和】 (2022-12-01指定)
客間棟 【昭和】 (2022-12-01指定)
主屋 【明治】 (2022-12-01指定)

照蓮寺本堂
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■住所 GoogleMap
岐阜県高山市堀端町

■概要
永正年間(1504年から1521年)の建立と伝えられ、一本の大きな杉を用いて建てられた書院造を基調とする姿が、発祥過程を物語る貴重な遺構です。長さ7間の長大な梁や緻密な木目の板材など、当時の建築技術の高さを感じさせます。元々は飛騨山中の荘川村中野にありましたが、御母衣ダムの建設に伴い水没するため、昭和35年に飛騨民俗村へ移築されました。写真は『照蓮寺|スポット|飛騨高山旅ガイド|高山市観光公式サイト』のページから。

■照蓮寺本堂の重要文化財建造物
照蓮寺本堂 【室町後期】 (1956-08-01指定)

日下部家住宅
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■住所 GoogleMap
岐阜県高山市大新町一丁目52番地

■概要
江戸時代の建築技術を基にしながら、明治の新しい様式を取り入れた軒裏の「セガイ」という構造は、従来社寺建築に使われていたものを民家に応用したものです。写真は『日下部家住宅(日本遺産構成文化財)|スポット|飛騨高山旅ガイド|高山市観光公式サイト』のページから

■日下部家住宅の重要文化財建造物
新倉 【明治】 (1966-12-20指定)
主屋 【明治】 (1966-12-20指定)
文庫倉 【明治】 (1966-12-20指定)

吉島家住宅
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■住所 GoogleMap
岐阜県高山市大新町一丁目51番地

■概要
江戸後期頃から生糸や繭の売買で栄えた家で、現在見られる建物は明治40年に建てられました。隣接する日下部家住宅と共に、歴史のある街・高山の町並みを形成しています。写真は『吉島家住宅(国指定重要文化財)|スポット|飛騨高山旅ガイド|高山市観光公式サイト』のページから。

■吉島家住宅の重要文化財建造物
主屋 【明治】 (1966-12-20指定)
文庫倉 【明治】 (1966-12-20指定)

薬師堂

■住所 GoogleMap
岐阜県飛騨市神岡町小萱

■概要
飛騨地方特有の建築様式である「飛騨匠」の技法が随所に見られ、その卓越した技術を物語っています。15世紀中期に建立されたと推測されており、岐阜県内で最も古い木造建築物の一つです。素朴で美しいその姿は、長い歴史を感じさせます。また、古くから養蚕の守り神として信仰を集め、地域の人々の暮らしと深く結びついてきました。

■薬師堂の重要文化財建造物
薬師堂 【室町前期】 (1971-12-22指定)

荒川家住宅
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■住所 GoogleMap
岐阜県高山市丹生川町大谷141番地

■概要
主屋は切妻造二階建ての大型住居で、巨材を使い梁間を広げた壮大な構造が特徴の古民家です。飛騨の匠が腕を振るった見事な木組みや彫刻を間近で見ることができます。元禄年間以降、庄屋を務めた旧家として、長年にわたり地域の中心的な役割を担ってきました。各部屋を見学しながら、当時の暮らしぶりを想像することができます。写真は『荒川家住宅|高山市』のページから。

■荒川家住宅の重要文化財建造物
土蔵 【江戸中期】 (1971-12-22指定)
主屋 【江戸後期】 (1971-12-22指定)

永保寺
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■住所 GoogleMap
岐阜県多治見市虎渓山町

■訪問記

■概要
国宝の観音堂は広大な庭園の中央に位置し、手前には池と滝があり、背後の山が借景となっています。規模は小さいながらも中国風の庭園で、美しい風景を楽しむことができます。開山堂は庭園の裏手にありますが、観音堂と同様に禅宗特有の反った庇が美しい、こちらも国宝に指定された建造物です。

■永保寺の重要文化財建造物
国宝 開山堂 【室町前期】 (1952-04-01指定)
国宝 観音堂 【室町前期】 (1952-04-01指定)

旧川上家別邸
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■住所 GoogleMap
岐阜県各務原市鵜沼宝積寺町三丁目82番地

■概要
萬松園と呼ばれ、日本初の女優として明治から昭和にかけて活躍した川上貞奴が、晩年に木曽川のほとりに建てた別荘です。豊かな感性と当時の最先端の建築技術が融合し、数寄屋造りや中国趣味、農家風など様々な要素が取り入れられた邸宅で、その独創的なデザインは、現在でも先鋭的な印象を与えています。写真は『【岐阜重要文化財】旧川上家別邸(萬松園)の歴史|迎賓館サクラヒルズ川上別荘』のページから

■旧川上家別邸の重要文化財建造物
主屋 【昭和】 (2018-10-20指定)
茶室 【明治】 (2018-10-20指定)
表門 【昭和】 (2018-10-20指定)

旧大戸家住宅(旧所在 岐阜県大野郡白川村)
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■住所 GoogleMap
岐阜県下呂市森2369番地

■概要
白川郷の集落から移築されたもので、合掌造り特有の急勾配の茅葺き屋根や内部の構造など、当時の生活様式をそのまま伝える貴重な文化財です。写真は『合掌の里|下呂温泉 合掌村 公式ホームページ』のページから。

■旧大戸家住宅(旧所在 岐阜県大野郡白川村)の重要文化財建造物
旧大戸家住宅(旧所在 岐阜県大野郡白川村) 【江戸末期】 (1956-08-01指定)

久津八幡宮拝殿
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■住所 GoogleMap
岐阜県下呂市萩原町上呂

■概要
南飛騨の総鎮守として崇敬を集める古社であり、特に拝殿は安土桃山時代の建築様式を伝える貴重な建物として知られています。桁行五間、梁間四間、一重、入母屋造、こけら葺という構造で、拝殿の軒には「水呼ぶ鯉」という彫刻が施されています。この彫刻は、飛騨の匠によるものと言われ、水を呼び寄せるという伝説があり、地域の人々に親しまれてきました。写真は『久津八幡宮詳細』のページから。

■久津八幡宮拝殿の重要文化財建造物
拝殿 【桃山】 (1924-05-11指定)
本殿 【室町中期】 (1953-11-11指定)

荒城神社本殿
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■住所 GoogleMap
岐阜県高山市国府町宮地

■概要
明徳元年(1390年)に再建されたと伝えられ、室町時代の木造建築様式である三間社流造や柿板葺きといった伝統的な技法が、日本古来の美しい外観を見せています。また、本殿各所に施された彫刻や装飾は非常に美しく、当時の技術の高さを物語っています。写真は『荒城神社本殿|飛騨高山 こくふ観光協会』のページから。

■荒城神社本殿の重要文化財建造物
荒城神社本殿 【室町前期】 (1909-05-10指定)

安国寺経蔵
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■住所 GoogleMap
岐阜県高山市国府町西門前

■概要
応永15年(1408年)に建立された唐様式の経蔵で、当時の木造建築技術の高さを物語っています。内部には、日本最古の回転式書架である八角輪蔵が収められています。写真は『安国寺経蔵|飛騨高山 こくふ観光協会』のページから。

■安国寺経蔵の重要文化財建造物
国宝 安国寺経蔵 【室町中期】 (1963-09-08指定)

熊野神社本殿
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■住所 GoogleMap
岐阜県高山市国府町西門前

■概要
一間社流見世棚造という形式で建てられ、屋根は柿板葺となっています。正面の向拝には、柱上に向き合った木鼻が飾られるなど、細部に至るまで優れた技法が用いられています。近年行われた年輪年代測定調査によると、横板壁板の部材は西暦1400年前後に伐採されたものであると推定されており、その歴史の深さを物語っています。写真は『熊野神社本殿|飛騨高山 こくふ観光協会』のページから。

■熊野神社本殿の重要文化財建造物
熊野神社本殿 【室町後期】 (1979-02-20指定)

阿多由太神社本殿
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■住所 GoogleMap
岐阜県高山市国府町木曽垣内

■概要
三間社流見世棚造りという形式で、素朴ながらも優雅な造りが特徴です。柿板葺きの屋根が印象的で、当時の匠の技が随所に光る建造物です。写真は『阿多由太神社本殿|飛騨高山 こくふ観光協会』のページから。

■阿多由太神社本殿の重要文化財建造物
阿多由太神社本殿 【室町後期】 (1961-07-30指定)

武並神社本殿
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■住所 GoogleMap
岐阜県恵那市大井町

■概要
明暦元年(1655)に、神林の一本の木が伐採され、官道の橋梁の材料となりました。そのため、当時の領主から黄金半鎰が与えられました。増殖の方法が定められ、十年以上が経過した後、寛文11年(1671)の冬に地元の人々が話し合い、社殿を修繕することになりました。現在残っているのはその修繕されたものです。写真は『武並神社詳細』のページから。

■武並神社本殿の重要文化財建造物
武並神社本殿 【室町後期】 (1989-06-20指定)