和歌山県海南市下津町上

和歌山海南にある寺院です。
平安時代の一条天皇の命で創建されたの記述はありますが、南北朝合一時の天皇後小松天皇時によりこの本堂、大門、多宝塔が建造されました。
本堂、門、塔の三点セット？が国宝が指定されているのは法隆寺とここ長保寺のみです。




多宝塔は荒廃が目立ちますね。地方だから仕方？ないか。。
あと大きいのは、江戸時代に紀州徳川家初代藩主頼宣により菩提寺に定められましたことです。
『周囲が山に囲まれた要害堅固である』との頼宣の言葉も残されており、和歌山城落城の際には最後の砦として活用することも考えていたようです。
塔背後には歴代の紀州徳川家のお墓もあります。
和歌山城下ではなくかなり離れたここ海南下津に徳川家の墓があるのもまか不思議ですねえ。いろんな事情もあるんでしょうね。
尚、訪問は電車で下津駅から登り３０分以上かかりましたが、その成果はあったと思います。。
あと、すみません。2017年の訪問です。

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