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重要文化財建造物(1件)
■概要
本堂には大きな石造地蔵菩薩が本尊として安置されています。創建時期は不詳ですが、永享10年(1438)の古文書によると、真言律宗に属し、寺域は広く、僧徒も多く在住していました。本尊が造られた元享3年(1323)頃にはまだ建物はなく、覆屋程度のものであったとされています。本堂の建立時期は明確ではありませんが、正面柱に「永正十」(1513)の刻書があり、この時期の建立と考えられます。建物は三間寄棟造り本瓦葺で、禅宗様の影響を受け、内部には鏡天井や化粧天井が施されています。写真は『地蔵峰寺本堂/海南市』のページから。
■地蔵峰寺本堂の重要文化財建造物