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重要文化財建造物(1件)
■概要
南北朝末期の寄棟造で、近年まで荒廃していましたが、昭和39年から40年にかけて解体修理が行われ、見違えるほどに復元されました。本尊の木造釈迦如来坐像の背面には来迎壁があり、壁画が描かれていますが、剥落が進んでおり、上部の板にのみ彩色が残っています。修理前には逆さまになっていた部分もありましたが、図様によれば、右側には五体の如来坐像、左側には不動明王を中心に火炎光を持つ明王像が描かれています。右端には象に乗った普賢菩薩、左端には獅子に乗った文殊菩薩と思われる像が描かれています。写真は『川西町の文化財 | 奈良県川西町』のページから。
■富貴寺本堂の重要文化財建造物