江戸時代初期に福岡藩主の黒田忠之公によって創建されました。本殿は1632年に建立され、極彩色の彫刻が特徴です。拝殿と楼門も同時期に建てられたと推測されており、創建当時の主要な建物がそろって現存している大変貴重な遺構です。質実な造りの楼門、地域性が見られる拝殿とともに、福岡藩直営の質の高い社殿群として評価されています。また、創建当時の様子が描かれた絵図や、本殿の歴史を記した棟札も重要文化財に指定されています。写真は『櫻井神社 | つなぐ糸島 | 糸島観光サイト produced by 糸島市観光協会』のページから。
平安時代創建と伝えられる古社です。中世には原田氏、近世には福岡藩黒田氏の崇敬を受けました。現存する本殿は1541年に建立され、福岡県内最古の三間社流造様式の木造建築物です。過去に二度改修されましたが、部材の調査や棟札からその歴史が明らかになりました。国内でも中世にさかのぼる木造建造物は貴重であり、本殿と歴史を記した棟札6枚は重要文化財に指定されています。写真は『髙祖神社 | つなぐ糸島 | 糸島観光サイト produced by 糸島市観光協会』のページから。