重要文化財建造物一覧

全国の重要文化財建造物を史跡単位でリスト化しました。
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全国 重要文化財建造物(1975件 1001-1250件)
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富田林興正寺別院
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大阪府富田林市富田林町

■概要
富田林寺内町の中心的な寺院で、地域の歴史や文化と密接に関わっています。境内の古い建物は、寺内町の歴史を伝える貴重な資料で、映画「燃えよ剣」の撮影にも使用されました。本堂は近畿最古の浄土真宗道場遺構で、対面所は江戸時代末期の格式ある建物です。寺院周辺には江戸時代の町並みが残る富田林寺内町が広がっています。写真は『富田林興正寺別院公式WEBサイト』のページから。

■富田林興正寺別院の重要文化財建造物
鐘楼 【江戸後期】 (2014-11-30指定)
本堂 【江戸前期】 (2014-11-30指定)
山門 【江戸前期】 (2014-11-30指定)
御成門 【江戸中期】 (2014-11-30指定)
対面所 【江戸末期】 (2014-11-30指定)
鼓楼 【江戸後期】 (2014-11-30指定)

錦織神社
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大阪府富田林市宮甲田町

■概要
長い歴史を持つ由緒ある神社で、「にしこり」の名で地元に親しまれています。本殿は正平18年(1363年)に三善貞行が再建したもので、唐破風に千鳥破風を重ねた屋根が特徴的で、室町時代の貴重な建築です。また、参道は四季折々の美しい景観が楽しめる場所として人気です。写真は『錦織神社 – 大阪文化財ナビ』のページから。

■錦織神社の重要文化財建造物
摂社春日社本殿 【室町中期】 (1969-08-01指定)
摂社天神社本殿 【室町中期】 (1969-08-01指定)
本殿 【室町中期】 (1912-02-20指定)

竜泉寺仁王門
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大阪府富田林市大字龍泉

■概要
仁王門は八脚門構造が特徴で、鎌倉時代末期(1275年頃)の建立と考えられます。切妻造り、本瓦葺きの屋根、赤丹塗りの主要部、白漆喰の壁が荘厳な美しさを引き立てます。門内には迫力ある鎌倉時代の金剛力士像が安置され、見応えがあります。写真は『龍泉寺 - 魅力発信・観光ポータルサイト - 富田林市公式ウェブサイト』のページから。

■竜泉寺仁王門の重要文化財建造物
竜泉寺仁王門 【鎌倉後期】 (1961-04-01指定)

建水分神社本殿
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大阪府南河内郡千早赤阪村大字水分

■概要
本殿は春日造の中殿を中心に、左右に流造の社を渡り廊下で繋げた全国唯一の「水分造」という珍しい様式です。楠木正成公が後醍醐天皇の勅命で再建した歴史を持ち、水神として多くの参拝者に信仰されています。写真は『omePage』のページから。

■建水分神社本殿の重要文化財建造物
(右殿) 【室町中期】 (1900-05-10指定)
(中殿) 【室町中期】 (1900-05-10指定)
(左殿) 【室町中期】 (1900-05-10指定)

長野神社本殿
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■住所 GoogleMap
大阪府河内長野市長野町

■概要
江戸時代中期までは「木屋堂の宮」や「牛頭天王宮」と呼ばれ、明治元年に長野神社と改称されました。一間社流造の形式で、正面には千鳥破風と軒唐破風を持ち、屋根は檜皮葺きです。建築年代は桃山時代に推定され、観心寺や多治速比売神社本殿と同時期の様式を色濃く残しています。向拝部分の獅子の彫刻や身舎正面の桃の彫刻など、細部の美しさも際立っています。写真は『重文長野神社本殿 - 河内長野市ホームページ』のページから。

■長野神社本殿の重要文化財建造物
長野神社本殿 【桃山】 (1941-09-08指定)

烏帽子形八幡神社本殿
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■住所 GoogleMap
大阪府河内長野市喜多町

■概要
1480年(文明12年)、石川八郎左衛門尉によって建立された本殿は、烏帽子形城の鎮守として祀られています。檜皮葺の三間社入母屋造の本殿は、室町時代の建築様式を伝える貴重な遺構であり、中世の荘園文化や武家社会の様子を示す歴史的価値があります。写真は『烏帽子形八幡神社 | 観る | 観光スポット』のページから。

■烏帽子形八幡神社本殿の重要文化財建造物
烏帽子形八幡神社本殿 【室町後期】 (1940-06-20指定)

観心寺
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■住所 GoogleMap
大阪府河内長野市寺元

■概要
701年に役行者によって開創され、弘仁6年(815年)には弘法大師空海が真言宗の道場として再建したこの寺院は、南北朝時代の武将・楠木正成の菩提寺としても知られています。国宝の金堂や如意輪観音菩薩坐像など多くの文化財を有し、金堂は楠木正成ゆかりの堂として荘厳な雰囲気を持っています。如意輪観音菩薩坐像は空海が刻んだとされる貴重な仏像で、楠木正成の墓所も存在します。また、美しい庭園は四季折々の風景を楽しむことができます。

■観心寺の重要文化財建造物
恩賜講堂 【昭和】 (2017-09-11指定)
訶梨帝母天堂 【室町後期】 (1923-04-01指定)
国宝 金堂 【室町前期】 (1952-04-01指定)
書院 【江戸前期】 (1923-04-01指定)
建掛塔 【室町後期】 (1972-06-20指定)

山本家住宅
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大阪府河内長野市小深360番地の甲

■概要
桁行7間、梁行4間、身舎梁間3間半の入母屋茅葺の平入住居で、4面に庇が付いています。内部は土間部分と居室部分に分かれており、左側(西)には整形4間取りの室があり、土間に沿ってウチニワ(内庭)が設けられています。右側にはマヤ(馬屋)とカマヤ(釜屋)があり、マヤには低い天井があり2階にツシ(物置)が設けられています。この配置は大和・河内の民家に共通する原則に基づいており、改変が極めて少なく建築当初の状態が良く保存されています。また、この建物は河内長野市内で最も古い民家建築の遺例であり、全国的にも古い民家の例に属します。写真は『重文山本家住宅 - 河内長野市ホームページ』のページから。

■山本家住宅の重要文化財建造物
山本家住宅 【江戸中期】 (1969-08-01指定)

岩湧寺多宝塔
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大阪府河内長野市加賀田

■概要
古くから修験道の聖地として栄えてきました。詳細な創建年代は不明ですが、木造3間2層の塔で、下重は平三斗という珍しい構造を持ち、控えめながら古風な趣が漂います。写真は『重文岩湧寺多宝塔 - 河内長野市ホームページ』のページから。

■岩湧寺多宝塔の重要文化財建造物
岩湧寺多宝塔 【室町後期】 (1980-01-12指定)

左近家住宅
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大阪府河内長野市滝畑1700番地

■概要
富田林滝畑地区に見られる「滝畑型民家」で、妻入りの構造と茅葺屋根が特徴です。山間部の厳しい自然環境に適応した知恵と技術が凝縮されています。江戸時代前期の建築技術である「納戸構え」や「突き止め溝の差し物」など、高度な木造建築技術が随所に見られます。内部はカマドやマヤがコンパクトに配置され、限られた空間を有効活用した間取りが機能的です。周囲には豊かな自然が広がり、四季折々の美しい風景を楽しむことができます。写真は『重文左近家住宅 - 河内長野市ホームページ』のページから。

■左近家住宅の重要文化財建造物
左近家住宅 【江戸前期】 (1979-02-20指定)

金剛寺
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大阪府河内長野市天野町

■概要
僧行基が聖武天皇の勅命で開創した寺院は、弘法大師空海が密教修練の霊域として整備されました。明治初めまで女人禁制だった高野山に対し、女人の参拝を許したことから「女人高野」と呼ばれています。重要文化財の五智如来像をはじめ、多くの文化財を有し、荘厳な本堂が多くの参拝者を迎えます。美しい庭園では四季折々の風景を楽しむことができ、女人高野の歴史を物語るさまざまな史跡も残されています。写真は『 天野山金剛寺』のページから。

■金剛寺の重要文化財建造物
五仏堂 【桃山】 (2019-12-22指定)
薬師堂 【桃山】 (2019-12-22指定)
閼伽井屋 【桃山】 (2019-12-22指定)
護摩堂 【桃山】 (2019-12-22指定)
法具蔵 【桃山】 (2019-12-22指定)
求聞持堂 【江戸中期】 (2019-12-22指定)
開山堂 【江戸中期】 (2019-12-22指定)
宝蔵 【江戸中期】 (2019-12-22指定)
経蔵 【江戸中期】 (2019-12-22指定)
弁財天社本殿 【江戸中期】 (2019-12-22指定)
八大龍王善女龍王社本殿 【江戸中期】 (2019-12-22指定)
天照皇大神社本殿 【江戸中期】 (2019-12-22指定)
鎮守水分明神社本殿 【桃山】 (2019-12-22指定)
鎮守丹生高野明神社本殿 【桃山】 (2019-12-22指定)
鎮守社拝殿 【江戸中期】 (2019-12-22指定)
鎮守社鐘楼 【江戸中期】 (2019-12-22指定)
旧理趣院表門 【江戸中期】 (2019-12-22指定)
旧真福院表門 【江戸中期】 (2019-12-22指定)
南門 【江戸中期】 (2019-12-22指定)
総門 【江戸中期】 (2019-12-22指定)
築地塀 【江戸中期】 (2019-12-22指定)
築地塀 【江戸中期】 (2019-12-22指定)
金堂 【鎌倉後期】 (1900-05-10指定)
食堂 【室町前期】 (1941-11-10指定)
鐘楼 【室町前期】 (1907-06-21指定)
多宝塔 【平安後期】 (1907-06-21指定)
御影堂 【桃山】 (1907-06-21指定)
楼門 【鎌倉後期】 (1907-06-21指定)

摩尼院
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大阪府河内長野市天野町

■概要
金剛寺の子院である摩尼院は、金剛寺の中心伽藍の北側に位置する歴史ある寺院です。室町時代前期には南朝の後村上天皇が行幸し、摩尼院を御座所としていたことから、その重要性が伺えます。書院(客殿)は豊臣秀頼による修理時に再建され、茅葺の入母屋造、妻入りの建物で、室町時代の書院建築様式を伝える貴重な文化財です。写真は『令和元年12月27日付で天野山金剛寺および摩尼院の建造物群が重要文化財に指定されました! - 河内長野市ホームページ』のページから。

■摩尼院の重要文化財建造物
書院 【桃山】 (1965-06-21指定)
表門 【江戸中期】 (2000-04-01指定)
築地塀 【江戸中期】 (2000-04-01指定)
築地塀 【江戸中期】 (2000-04-01指定)

多治速比売神社本殿
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大阪府堺市南区宮山台二丁

■概要
天文年間(1539年~1541年)に再建された入母屋造りで、安土桃山時代の建築様式を先取りした貴重な建物です。細部には龍、雲、波、蟷螂、海藻、貝類など多様な精巧な彫刻が施されています。また、天井裏の墨書や棟札からは、建築年代や当時の建築技術、信仰の様子を知ることができます。写真は『鹿苑寺地蔵堂(六角堂) - 美濃市』のページから。

■多治速比売神社本殿の重要文化財建造物
多治速比売神社本殿 【室町後期】 (1949-02-21指定)

桜井神社拝殿
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大阪府堺市南区片蔵

■概要
鎌倉時代中期に建立されたと推定され、現存する最古の拝殿建築の一つです。特徴的な「割拝殿」形式で、中央に通路があり、祭礼時には両脇に蔀戸を降ろして床にすることができます。二重虹梁蟇股式の古い架構法を採用し、伝統的な建築技術の高さを示しています。簡素な意匠が寺院建築を思わせる独特な雰囲気を醸し出しています。写真は『桜井神社拝殿 堺市』のページから。

■桜井神社拝殿の重要文化財建造物
国宝 桜井神社拝殿 【鎌倉後期】 (1953-11-11指定)

法道寺
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大阪府堺市南区鉢ヶ峯寺

■概要
7世紀中頃に法道仙人によって開かれ、空海や最澄も参籠した歴史深い寺院です。鎌倉時代後期の食堂や南北朝時代中期の多宝塔など、貴重な建築物が現存しており、十六羅漢像や楼門の金剛力士像など、優れた仏像も所蔵しています。写真は『法道寺食堂・多宝塔 堺市』のページから。

■法道寺の重要文化財建造物
食堂 【鎌倉後期】 (1960-07-30指定)
多宝塔 【室町前期】 (1902-05-11指定)

降井家書院
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大阪府泉南郡熊取町大久保中二丁目1番1

■概要
江戸時代の庄屋の生活様式を伝える貴重な建築です。書院造りで、8帖の上段の間と12帖の次の間を中心に、数寄屋風の面皮柱や竹格子が取り入れられています。天保6年の屋舗図には、2500坪の敷地に書院や土蔵、厩などが含まれていたことが示されています。写真は『降井家書院/熊取町』のページから。

■降井家書院の重要文化財建造物
降井家書院 【江戸前期】 (1952-04-01指定)

中家住宅
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大阪府泉南郡熊取町五門西一丁目

■概要
二重の濠で囲まれた広大な敷地を持つ環濠屋敷です。武家と農家の要素が融合した独特の造りの主屋や表門、米蔵などが当時のまま保存され、国内最大級のかまどや蒸し風呂など、多彩な見どころがあります。

■中家住宅の重要文化財建造物
中家住宅 【江戸前期】 (1964-06-21指定)

来迎寺本堂
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大阪府泉南郡熊取町和田

■概要
鎌倉時代に建てられ、独特な行基葺や控えめな装飾が特徴で、木造建築の温かみと素朴な美しさが感じられます。当時の仏教文化と建築技術を伝える貴重な資料として価値があります。写真は『来迎寺本堂/熊取町』のページから。

■来迎寺本堂の重要文化財建造物
来迎寺本堂 【鎌倉後期】 (1949-06-22指定)

旧浄土寺九重塔
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大阪府堺市堺区百舌鳥夕雲町二丁堺市博物館構内

■概要
鎌倉時代初期の1306年に造られた九重塔は、もともと大阪府千早赤阪村の浄土寺にあり、現在は堺市博物館の黄梅庵庭園に移築されています。供養塔として均整の取れた美しい姿を持ち、当時の仏教文化や石工技術の高さを伝える貴重な文化財です。写真は『旧浄土寺九重塔 堺市』のページから。

■旧浄土寺九重塔の重要文化財建造物
旧浄土寺九重塔 【鎌倉後期】 (1955-02-20指定)

山口家住宅
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大阪府堺市堺区錦之町東一丁目2番31号

■概要
慶長20年(1615年)に建てられた江戸初期の貴重な町家で、大阪の陣後に再建され、生活空間や座敷、茶室など多様な空間を持ちます。江戸中期以降に増築を重ね、現在は「堺市立町家歴史館 山口家住宅」として公開され、当時の町家の様子を見学できます。写真は『堺市立町家歴史館 山口家住宅 堺市』のページから。

■山口家住宅の重要文化財建造物
山口家住宅 【江戸前期】 (1966-07-31指定)

海会寺本堂、庫裏及び門廊
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大阪府堺市堺区南旅篭町東三丁

■概要
元弘2年(1332年)創建の禅宗寺院で、大坂夏の陣後に現在地に再建されました。本堂と庫裏が一体となる珍しい構造で、庫裏は「田の字」型の広い土間と畳の部屋から成り、吹き抜けの土間に大きな梁がかかる力強い空間が特徴です。写真は『海会寺本堂,庫裏及び門廊 堺市』のページから。

■海会寺本堂、庫裏及び門廊の重要文化財建造物
門廊 【江戸前期】 (1955-08-01指定)
本堂及び庫裏 【江戸前期】 (1955-08-01指定)

大安寺本堂
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大阪府堺市堺区南旅篭町東四丁

■概要
桃山時代の書院造の影響を受けた豪商邸宅の移築とされ、江戸初期の建築様式を代表する貴重な史跡です。狩野派の障壁画「枝添えの松」などが残り、堺の繁栄と当時の社会を今に伝えています。写真は『大安寺本堂 堺市』のページから。

■大安寺本堂の重要文化財建造物
大安寺本堂 【江戸前期】 (1955-08-01指定)

南宗寺
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大阪府堺市堺区南旅篭町東三丁

■概要
臨済宗大徳寺派の寺院で、1557年に三好長慶が創建し、後に沢庵宗彭らにより再建されました。大阪府唯一の禅宗仏殿や豪華な唐門、千利休ゆかりの茶室「実相庵」など多くの文化財を有し、茶道の発展にも貢献しています。庭園は古田織部作と伝わる枯山水で、国の名勝に指定されています。写真は『南宗寺|スポット|堺観光ガイド』のページから。

■南宗寺の重要文化財建造物
仏殿 【江戸前期】 (1993-12-20指定)
唐門 【江戸前期】 (1993-12-20指定)
山門 【江戸前期】 (1993-12-20指定)

高林家住宅
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大阪府堺市北区百舌鳥赤畑町五丁647番地

■概要
白漆喰の土塀に囲まれた敷地に、茅葺屋根の「大和棟」主屋や土蔵、不動堂、稲荷社が立ち並び、豪農の生活様式を伝えています。主屋の内部は土間が広がり、梁が架かる開放的な空間が特徴で、米蔵や屋敷林、溜池も当時の屋敷構えをよく保存しています。写真は『高林家住宅 堺市』のページから。

■高林家住宅の重要文化財建造物
表門 【江戸後期】 (1969-08-01指定)
主屋 【江戸中期】 (1969-08-01指定)
西蔵 【明治】 (1986-06-21指定)
米蔵 【江戸後期】 (1986-06-21指定)

日部神社本殿
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大阪府堺市西区草部

■概要
本殿前の石燈籠には「正平24年(1369)」の刻字があり、高い歴史的価値を持つ建物です。室町前期の建築様式を代表し、シンプルで洗練された美しさが特徴です。蟇股には牛や唐獅子などの彫刻が施され、当時の技術の高さが窺えます。写真は『日部神社』のページから。

■日部神社本殿の重要文化財建造物
日部神社本殿 【室町前期】 (1917-05-10指定)

聖神社
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大阪府和泉市王子町

■概要
和泉国の三ノ宮として信仰を集めており、和泉五社の一つに数えられています。 歴史的には、古い創建を持ち、現存する本殿は豊臣秀頼によって再建された春日造の社殿です。また、末社三神社本殿は類例が少なく、装飾が豊かである三間社として知られています。また、広大な境内には自然豊かな「信太の森」が広がっており、訪れる人々に癒しと歴史を感じさせてくれます。写真は『聖神社 (大阪府和泉市王子町) - 神社巡遊録』のページから。

■聖神社の重要文化財建造物
末社三神社本殿 【桃山】 (1977-01-12指定)
末社滝神社本殿 【桃山】 (1977-01-12指定)
本殿 【桃山】 (1924-05-11指定)

高橋家住宅
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大阪府和泉市池田下町1608番地

■概要
高橋家は平家落人の伝承を持つ武士で、中世に池田庄一帯を領し、江戸時代に帰農して池田下村の庄屋を代々務めました。屋敷の前庭は村の年貢が集まる「納所場」として利用されていました。中世後期の政所屋敷に遡る可能性があり、武士の家系や屋敷が中世から現代まで続く例は珍しいです。現存する母屋(重要文化財)は17世紀中期以前に建てられ、茅葺の入母屋造で、桃山風の書院風襖壁や茶室がありますが、通常は非公開です。写真は『高橋家住宅 | 池田エリア | 和泉市の文化財紹介 | 弥生時代の歴史が眠る街 和泉市の文化財』のページから。

■高橋家住宅の重要文化財建造物
高橋家住宅 【江戸中期】 (1969-08-01指定)

泉井上神社境内社和泉五社総社本殿
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■住所 GoogleMap
大阪府和泉市府中町

■概要
慶長10年(1605年)に豊臣秀頼によって再建されたこの建物は、桃山時代の建築様式を代表し、当時の技術と美意識を伝えています。三間社流造の形式で、左右に3つの間口を持ち、檜皮葺の屋根が伝統的な自然素材の技法を示しています。写真は『泉井上神社 | 府中エリア | 和泉市の文化財紹介 | 弥生時代の歴史が眠る街 和泉市の文化財』のページから。

■泉井上神社境内社和泉五社総社本殿の重要文化財建造物
泉井上神社境内社和泉五社総社本殿 【桃山】 (1924-05-11指定)

泉穴師神社
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大阪府泉大津市豊中

■概要
天忍穂耳命と織物の神・栲幡千々姫命を祀る神社で、特に栲幡千々姫命は泉大津地域で信仰を集めています。80体の神像が重要文化財に指定され、幼児の虫封じにもご利益があるとされています。写真は『泉穴師神社(豊中)/泉大津市』のページから。

■泉穴師神社の重要文化財建造物
摂社春日神社本殿 【桃山】 (1949-02-21指定)
摂社住吉神社本殿 【鎌倉前期】 (1949-02-21指定)
本殿 【桃山】 (1949-02-21指定)

板塔婆

■住所 GoogleMap
大阪府泉大津市松ノ浜町二丁目18番

■概要
室町から江戸時代にかけての仏教信仰や墓制を示す貴重な文化財で、文字や図柄には高い書道と彫刻技術が見られます。

■板塔婆の重要文化財建造物
2 【室町前期】 (1959-08-01指定)
1 【室町前期】 (1959-08-01指定)

兵主神社本殿
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■住所 GoogleMap
大阪府岸和田市西之内町

■概要
創建年代は不明ながら、延喜式神名帳に記された古社で、安土桃山時代に豊臣秀吉が再建したとされます。三間社流造で、正面に軒唐破風、美しい檜皮葺屋根が特徴です。写真は『兵主神社 - 岸和田市公式ウェブサイト』のページから。

■兵主神社本殿の重要文化財建造物
兵主神社本殿 【桃山】 (1924-05-11指定)

積川神社本殿
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■住所 GoogleMap
大阪府岸和田市積川町

■概要
豊臣秀頼の再建とされ、桃山時代の建築様式を伝える貴重な三間社流造の建物です。千鳥破風が正面に施され、華やかな檜皮葺屋根が特徴で、伝統的な神社建築の美しさと耐久性を備えています。写真は『積川神社 - 岸和田市公式ウェブサイト』のページから。

■積川神社本殿の重要文化財建造物
積川神社本殿 【桃山】 (1914-05-11指定)

大威徳寺多宝塔
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■住所 GoogleMap
大阪府岸和田市大沢町

■概要
三間多宝塔で本瓦葺屋根が特徴的です。一般的な配置とは異なり本堂後方に位置し、独特な印象を与えます。「永正十二年」の墨書が残り、建立年が明らかです。葛城修験の霊場として崇敬され、この多宝塔もその歴史と深く関わっています。写真は『大威徳寺 - 岸和田市公式ウェブサイト』のページから。

■大威徳寺多宝塔の重要文化財建造物
大威徳寺多宝塔 【室町後期】 (1971-08-01指定)

願泉寺
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■住所 GoogleMap
大阪府貝塚市中

■概要
本願寺第11世顕如上人の滞在により浄土真宗の聖地とされ、本堂・庫裏・鐘楼など江戸時代につくられた伽藍がほぼそのまま残っています。特に寛文3年(1663年)再建の本堂は、壮大な規模で彩色豊かな天井絵や精緻な彫刻が施され、見事な仏教美術を鑑賞できます。また、寺を中心に広がる寺内町には、土蔵や格子戸が並び、歴史ある町並みが残っています。

■願泉寺の重要文化財建造物
表門 【江戸中期】 (1993-10-20指定)
太鼓堂 【江戸中期】 (1993-10-20指定)
本堂 【江戸中期】 (1993-10-20指定)

孝恩寺観音堂
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■住所 GoogleMap
大阪府貝塚市木積

■概要
「木積の釘無堂」と親しまれるこの堂は、釘を一切使わず建てられたとされ、行基により建立、鎌倉時代後期に再建されました。方五間の寄棟造で、内陣前に外陣を配する独特な構造が特徴です。

■孝恩寺観音堂の重要文化財建造物
国宝 孝恩寺観音堂 【鎌倉後期】 (1953-11-11指定)

慈眼院
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■住所 GoogleMap
大阪府泉佐野市日根野

■訪問記

■概要
国宝の多宝塔は鎌倉時代建立の日本最小の木造塔で、「日本三名塔」の一つと称されています。境内は国の史跡で、静寂と歴史を感じることができます。

■慈眼院の重要文化財建造物
金堂 【鎌倉前期】 (1903-05-11指定)
国宝 多宝塔 【鎌倉前期】 (1953-11-11指定)

総福寺鎮守天満宮本殿
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■住所 GoogleMap
大阪府泉佐野市日根野

■概要
室町時代からの天神信仰を継承した一間社春日造の社殿です。檜皮葺の屋根や見世棚造の様式が特徴で、昭和の修理で板壁であったことが判明しました。写真は『総福寺天満宮/観光サイト』のページから。

■総福寺鎮守天満宮本殿の重要文化財建造物
総福寺鎮守天満宮本殿 【桃山】 (1978-06-22指定)

火走神社摂社幸神社本殿
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■住所 GoogleMap
大阪府泉佐野市大木

■概要
木鼻や蟇股の彫刻様式からも室町時代の建物であることが確認でき、日本の建築技術の高さを示す貴重な文化財です。かつては「滝宮(滝大明神)」と呼ばれ、入山田4か村の鎮守として信仰されており、延喜式神名帳にも記載されています。写真は『火走神社/観光サイト』のページから。

■火走神社摂社幸神社本殿の重要文化財建造物
火走神社摂社幸神社本殿 【室町後期】 (1993-10-20指定)

意賀美神社本殿
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■住所 GoogleMap
大阪府泉佐野市上之郷

■概要
春日大社の社殿様式を模倣した「春日造」で建てられ、大阪府内で最も古い春日造の建物として知られています。蛙股や木鼻など多様な彫刻が施され、当時の技術の高さが伺えます。社殿は極彩色で彩られ、独特の美しさを誇っています。祭神は水の神「タカオカミ」で、貴船神社や丹生神社と同じ神様です。写真は『意賀美神社/観光サイト』のページから。

■意賀美神社本殿の重要文化財建造物
意賀美神社本殿 【室町中期】 (1924-05-11指定)

奥家住宅
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■住所 GoogleMap
大阪府泉佐野市南中樫井193番地

■概要
奥家は南北朝時代には樫井城の城主を務め、江戸時代以降は樫井村の庄屋として地域社会に貢献しました。元和2年(1616年)に帰農し、現在の地に屋敷を構えました。主屋は享保12年(1727年)に建てられた泉南地方の大型民家として知られています。写真は『奥家住宅(重要文化財)/観光サイト』のページから。

■奥家住宅の重要文化財建造物
表門 【江戸中期】 (1969-08-01指定)
主屋 【江戸前期】 (1969-08-01指定)
土蔵 【江戸中期】 (1969-08-01指定)
西土蔵 【江戸末期】 (2015-09-08指定)

波太神社
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■住所 GoogleMap
大阪府阪南市石田

■概要
平安時代の『延喜式』に記載される古社で、鳥取氏の祖神を祀っています。延喜式神名帳にも名を連ね、古くから崇敬されています。本殿は「三間社流造」という独特の建築様式で、寛永15年(1638年)に再建されました。この様式は、当時の建築技術の高さを示す貴重な文化財とされています。写真は『波太神社/阪南市』のページから。

■波太神社の重要文化財建造物
末社三神社本殿 【江戸前期】 (1993-12-20指定)
本殿 【江戸前期】 (1993-12-20指定)

船守神社本殿
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■住所 GoogleMap
大阪府泉南郡岬町淡輪

■概要
豊臣秀頼の命により、片桐且元が造営した桃山様式の美しい三間社流造で建立されています。関ヶ原の戦い後に築かれ、彫刻や装飾が特に美しく、当時の高い技術を示す貴重な建築物です。写真は『神社/岬町』のページから。

■船守神社本殿の重要文化財建造物
船守神社本殿 【桃山】 (1924-05-11指定)

水無瀬神宮
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■住所 GoogleMap
大阪府三島郡島本町広瀬三丁目

■概要
鎌倉時代に後鳥羽天皇ゆかりの地で創建され、後鳥羽上皇、土御門天皇、順徳天皇の御霊を鎮めています。天皇の苦難を偲び、御霊を祀る深い歴史があります。客殿は豊臣秀吉から寄進された安土桃山時代の建築様式を持ち、書院造りの広々とした空間が特徴です。また、茶室「燈心亭」は江戸時代前期に建てられ、客殿の庭に佇んでいます。写真は『水無瀬神宮 公式HP』のページから。

■水無瀬神宮の重要文化財建造物
客殿 【桃山】 (1926-05-11指定)
茶室 【江戸前期】 (1926-05-11指定)

小林家住宅
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■住所 GoogleMap
兵庫県神戸市中央区北野町三丁目77番地の2

■概要
「萌黄の館」と呼ばれ、1903年にアメリカ総領事ハンター・シャープ氏の邸宅として建てられたコロニアル様式の木造2階建て洋館です。美しい外観と格調高い内装が魅力で、西側正門からの景観が特に印象的です。細やかな意匠が随所に見られ、玄関ホールや各部屋は洗練された空間構成となっています。写真は『神戸市:萌黄の館』のページから。

■小林家住宅の重要文化財建造物
小林家住宅 【明治】 (1980-12-21指定)

旧トーマス住宅
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■住所 GoogleMap
兵庫県神戸市中央区北野町三丁目13番3号

■概要
通称「風見鶏の館」で、明治42年(1909年)にドイツ人貿易商ゴットフリート・トーマスによって建てられました。設計はドイツ人建築家ゲオルグ・デ・ラランデが担当し、レンガ造りの重厚な外観が特徴です。屋根の風見鶏は北野町のシンボルとして親しまれ、内装にはドイツの伝統様式とアール・ヌーヴォーの要素が融合しています。各部屋の意匠が異なり、当時の生活を垣間見ることができます。写真は『風見鶏の館 公式サイト|神戸北野異人館』のページから。

■旧トーマス住宅の重要文化財建造物
旧トーマス住宅 【明治】 (1978-01-12指定)

旧小寺家厩舎
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■住所 GoogleMap
兵庫県神戸市中央区中山手通五丁目3番1号相楽園内

■概要
明治末期に建てられたこの洋式厩舎は、独特なデザインと西洋風の意匠が特徴です。重厚な外観はドイツの民家を思わせ、円形の塔屋や急勾配の屋根、豊富な切妻飾りが施されています。1階は馬車庫と馬小屋、2階には馬丁や御者の宿泊室があり、厩舎としての機能を備えています。煉瓦の赤と御影石の白の美しいコントラストが、建物の重厚感を際立たせています。写真は『神戸市:旧小寺家厩舎』のページから。

■旧小寺家厩舎の重要文化財建造物
旧小寺家厩舎 【明治】 (1970-07-31指定)

旧ハッサム住宅(旧所在 兵庫県神戸市生田区北野町)
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■住所 GoogleMap
兵庫県神戸市中央区中山手通五丁目3番1号相楽園内

■概要
インド系イギリス人貿易商ハッサム氏の自邸として知られ、特に美しい異人館の一つです。 特徴としては、木造2階建ての寄棟造りで、優雅な外観と日本の風土に合わせた構造が魅力です。南側にはアーケード式の1階とコロネード式の2階のベランダが広がり、庭園を望む美しい空間を形成しています。また、壁と天井の境界に施された蛇腹飾りや、中央廊下型の間取りが当時の洋館建築の特徴をよく残しています。

■旧ハッサム住宅(旧所在 兵庫県神戸市生田区北野町)の重要文化財建造物
旧ハッサム住宅(旧所在 兵庫県神戸市生田区北野町) 【明治】 (1961-07-30指定)

船屋形
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■住所 GoogleMap
兵庫県神戸市中央区中山手通五丁目3番1号相楽園内

■概要
相楽園内にあるこの建物は、江戸時代に姫路藩主が河川遊覧用に使用していた川御座船の一部で、居室部分のみが陸上に保存されています。現存する川御座船は国内で唯一のもので、非常に貴重な文化財です。 建造年は天和2年(1682年)から宝永元年(1704年)の間と推定され、江戸時代の造船技術や豪華な生活様式を伝えています。木造2階建てで切妻造、檜皮葺の建築様式が見事に残されており、建築史研究にも重要な資料となっています。写真は『神戸市:重要文化財船屋形の外観公開』のページから。

■船屋形の重要文化財建造物
船屋形 【江戸中期】 (1953-10-21指定)

旧神戸居留地十五番館
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■住所 GoogleMap
兵庫県神戸市中央区浪花町15番地

■概要
旧神戸居留地に現存する唯一の商館遺構で、ヴェランダや中廊下、階段周りの細部意匠が当時の建築技術の高さを今に伝えています。 明治14年頃にアメリカ領事館として建設され、平成2年に保存修理工事が行われ、レストランとして新たにオープンしました。しかし、平成7年に発生した阪神・淡路大震災により全壊。その後、明治時代の建築技術と最新の免震技術を導入して復元工事が進められ、再びレストランとしての営業を再開しました。『旧神戸居留地十五番館(兵庫県) | 【ロケ地 検索】全国ロケーションデータベース』のページから

■旧神戸居留地十五番館の重要文化財建造物
旧神戸居留地十五番館 【明治】 (1989-06-20指定)

徳光院多宝塔
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■住所 GoogleMap
兵庫県神戸市中央区葺合町

■概要
文明十年(1478年)に建立された兵庫県最古の多宝塔で、神戸市内唯一の多宝塔として貴重な存在です。もとは垂水区名谷の明王寺にありましたが、川崎正蔵氏により移築され、昭和13年に現在の徳光院に移されました。木造三間多宝塔で本瓦葺の屋根が特徴。内部には薬師如来像や持国天・増長天像が安置されています。写真は『◆徳光院について - 臨済宗 天龍寺派 大圓山徳光院』のページから

■徳光院多宝塔の重要文化財建造物
徳光院多宝塔 【室町後期】 (1971-08-01指定)

布引水源地水道施設
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■住所 GoogleMap
兵庫県神戸市中央区葺合町

■概要
日本の近代水道技術の先駆けを示すもので、特に五本松堰堤は日本初の重力式コンクリートダムとして土木技術史上重要な評価を受けています。神戸市の発展を支えたインフラであり、明治時代の都市計画と技術革新を物語る貴重な遺産です。また、六甲山の自然と調和した美しい景観が見られます。写真は『布引水源地水道施設』のページから。

■布引水源地水道施設の重要文化財建造物
布引水路橋(砂子橋) 【明治】 (2006-09-08指定)
雌滝取水堰堤 【明治】 (2006-09-08指定)
谷川橋 【大正】 (2006-09-08指定)
五本松堰堤 【明治】 (2006-09-08指定)
放水路隧道 【明治】 (2006-09-08指定)
締切堰堤 【明治】 (2006-09-08指定)
分水隧道 【明治】 (2006-09-08指定)
分水堰堤附属橋 【明治】 (2006-09-08指定)
分水堰堤 【明治】 (2006-09-08指定)

八幡神社三重塔
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■住所 GoogleMap
兵庫県神戸市北区山田町

■概要
優美な曲線や繊細な彫刻が荘厳さを放つ三重塔です。各層の組み方や軒の反りなど、当時の高い建築技術が随所に見られます。内部には仏像や仏具が安置され、静かな雰囲気で参拝できます。八幡神社の自然豊かな環境にあり、秋の紅葉シーズンには美しい景色が楽しめます。写真は『神戸市:「北区山田町重要文化財めぐり」のご案内』のページから。

■八幡神社三重塔の重要文化財建造物
八幡神社三重塔 【室町中期】 (1914-05-11指定)

若王子神社本殿
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■住所 GoogleMap
兵庫県神戸市北区山田町

■概要
無動寺の西側に鎮座する神社で、かつて無動寺の鎮守社・若王子権現と呼ばれていましたが、神仏分離により分離されました。社殿は永仁5年(1297年)に橘長綱が建立し、応永5年(1408年)に橘光綱が再建したとされます。三間社流造で竪板葺の屋根と精巧な彫刻が特徴。覆屋内で良好に保存され、室町前期の建築技法を伝える貴重な遺構です。写真は『神戸市:「北区山田町重要文化財めぐり」のご案内』のページから。

■若王子神社本殿の重要文化財建造物
若王子神社本殿 【室町中期】 (1914-05-11指定)

箱木家住宅
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■住所 GoogleMap
兵庫県神戸市北区山田町衝原字道南1番地4

■概要
平安時代初期の806年(大同元年)に建てられたとされ、1000年以上の歴史を誇る茅葺屋根の古民家です。室町時代の建築様式が色濃く残り、手斧で削られた木材や当時の生活を偲ばせる間取りが特徴。ダム建設に伴い現在の場所に移築され、調査を経て元の姿に復元されています。主屋は室町時代、離れは近世の建築様式が見られます。写真は『箱木千年家 – Feel KOBE 神戸公式観光サイト』のページから。

■箱木家住宅の重要文化財建造物
座敷 【江戸中期】 (1967-07-31指定)
主屋 【室町後期】 (1967-07-31指定)

豊歳神社本殿
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■住所 GoogleMap
兵庫県神戸市北区大沢町

■概要
春日造りで建てられ、間口4尺・奥行7尺2寸と小規模ながら、緻密な構造が特徴です。色彩豊かで、雲竜や蘭間の透かし彫りなどの精巧な彫刻が施されています。覆屋内で保存され、細部まで良好な状態を保っています。写真は『市原豊歳神社|兵庫県神社庁 神社検索』のページから。

■豊歳神社本殿の重要文化財建造物
豊歳神社本殿 【室町後期】 (1979-06-21指定)

石峯寺
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■住所 GoogleMap
兵庫県神戸市北区淡河町

■概要
三重塔は高さ約25メートルで、国内の重要文化財三重塔の中でも屈指の高さを誇ります。行基菩薩が建立した薬師堂や、嵯峨天皇の勅願で建てられた三重塔が見どころです。また、伊藤若冲作の五百羅漢像や、秋の紅葉も訪れる人を魅了しています。写真は『岩嶺山 石峯寺 – Feel KOBE 神戸公式観光サイト』のページから。

■石峯寺の重要文化財建造物
三重塔 【室町中期】 (1915-04-01指定)
薬師堂 【室町後期】 (1915-04-01指定)

太山寺
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■住所 GoogleMap
兵庫県神戸市西区伊川谷町

■概要
仏教の大衆化に伴う新しい形式の初期例として学術的価値が高く、鎌倉時代の建築様式を代表する重要な文化財です。再建された本堂は朱塗りの柱や格子を用いた蔀戸が特徴で、荘厳な雰囲気を醸し出しています。

■太山寺の重要文化財建造物
仁王門 【室町中期】 (1913-05-11指定)
国宝 本堂 【鎌倉後期】 (1955-08-01指定)

如意寺
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■住所 GoogleMap
兵庫県神戸市西区櫨谷町

■概要
かつて24寺からなる広大な寺域を有していました。幕末に再建された本堂は戦後に失われたものの、礎石が残っています。本堂跡の正面には室町時代中期の文殊堂、西には鎌倉時代前期の常行堂、東には至徳2年(1385)に建立された三重塔があり、天台伽藍配置を形成しています。また、仁王門には珍しい鎌倉時代中期の金剛力士像が塑像されています。周囲は樹林と田畑が調和した文化環境保存区域に指定されています。写真は『文化財公開の寺・神社 – Feel KOBE 神戸公式観光サイト』のページから。

■如意寺の重要文化財建造物
阿弥陀堂 【鎌倉前期】 (1952-09-09指定)
三重塔 【室町前期】 (1952-09-09指定)
文珠堂 【室町中期】 (1952-09-09指定)

福祥寺本堂内宮殿及び仏壇
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■住所 GoogleMap
兵庫県神戸市須磨区須磨寺町

■概要
応安元年(1368年)に式部法橋長賢によって製作された仏像を安置するための小建築模型で、宮殿を模しています。仏壇は下層が唐様、上層が和様の二段からなる折衷様式で、壇上に宮殿が配置されています。この宮殿は室町前期の建築様式を伝える貴重な遺構であり、荘厳な造りが特徴です。写真は『名所めぐり:須磨寺(福祥寺) | 兵庫県立歴史博物館:兵庫県教育委員会』のページから。

■福祥寺本堂内宮殿及び仏壇の重要文化財建造物
福祥寺本堂内宮殿及び仏壇 【室町前期】 (1953-10-21指定)

移情閣
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■住所 GoogleMap
兵庫県神戸市垂水区東舞子町2051番地

■概要
舞子公園内にあり、木骨コンクリートブロック造という珍しい工法で建設された建物です。3階建ての八角形の楼閣は、中国の伝統的な建築様式を取り入れつつ、大正時代に建てられた近代建築でもあります中国革命の父・孫文が訪れた地であり、現在は「孫中山記念館」として一般公開されています。移情閣からは明石海峡や六甲山系の絶景が楽しめ、四季折々の美しい風景を堪能できます。写真は『孫文記念館(移情閣)|舞子公園』のページから。

■移情閣の重要文化財建造物
移情閣 【大正】 (2001-11-11指定)

江埼灯台
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■住所 GoogleMap
兵庫県淡路市野島江崎字小磯17番

■概要
明治初期に建設されたこの洋式灯台は、白い石造りの美しい外観と明石海峡大橋を望む絶景が魅力のスポットです。日本最古級の洋式灯台の一つで、歴史的価値も高く、シンプルながら美しいデザインが多くの人々を惹きつけます。灯台からは明石海峡大橋や瀬戸内海の美しい景色を一望でき、特に夕暮れ時の光景は息をのむ美しさです。写真は『江埼灯台 - 近代の文化遺産の保存と活用 - 近代の文化遺産の保存と活用』のページから。

■江埼灯台の重要文化財建造物
江埼灯台 【明治】 (2022-02-20指定)

旧ハンター住宅(旧所在 兵庫県神戸市生田区北野町)
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■住所 GoogleMap
兵庫県神戸市灘区青谷町一丁目1番4号

■概要
明治時代の洋風建築の傑作で、兵庫県神戸市に位置する代表的な異人館です。明治22年頃にドイツ人のA.グレッピー氏が英国人技師に依頼して建設され、後にエドワード・ハンター氏が購入し改修しました。元々は神戸市中央区北野町にありましたが、昭和38年に現在の神戸市立王子動物園内に移築されました。現存する神戸の異人館の中で最大級の規模を誇り、英国ヴィクトリア朝風の様式が特徴です。写真は『神戸市:国指定重要文化財「旧ハンター住宅」』のページから。

■旧ハンター住宅(旧所在 兵庫県神戸市生田区北野町)の重要文化財建造物
旧ハンター住宅(旧所在 兵庫県神戸市生田区北野町) 【明治】 (1966-07-31指定)

旧村山家住宅
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■住所 GoogleMap
兵庫県神戸市東灘区御影郡家二丁目12番1号

■概要
明治時代に朝日新聞社の創設者・村山龍平の邸宅として六甲山南麓に建てられた広大で美しい建築群です。洋館はハーフ・ティンバー式の外観をもち、華やかな洋風意匠が施されています。書院棟は和風建築の美しさを、茶室棟は静寂な空間で茶道の伝統を表現し、茶室「玄庵」は藪内節庵が設計した茶道を楽しむための空間です。写真は『建造物文化財 | 香雪美術館』のページから。

■旧村山家住宅の重要文化財建造物
洋館 【明治】 (2011-08-01指定)
衣装蔵 【明治】 (2011-08-01指定)
美術蔵 【大正】 (2011-08-01指定)
玄関棟 【大正】 (2011-08-01指定)
書院棟 【大正】 (2011-08-01指定)
茶室棟 【明治】 (2011-08-01指定)

旧山邑家住宅(淀川製鋼迎賓館)
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■住所 GoogleMap
兵庫県芦屋市山手町173番地

■概要
フランク・ロイド・ライトが設計し、日本で唯一一般公開されている住宅です。1924年に完成し、モダンで革新的なデザインが特徴です。六甲山の自然と調和した設計で、銘酒「櫻正宗」で知られる山邑家の別邸として建てられました。ダイナミックな空間構成や自然素材を用いた内装、美しい庭園が見どころで、日本で最初の重要文化財に指定された鉄筋コンクリート造の住宅です。写真は『芦屋市/国指定重要文化財旧山邑家住宅(ヨドコウ迎賓館)』のページから。

■旧山邑家住宅(淀川製鋼迎賓館)の重要文化財建造物
旧山邑家住宅(淀川製鋼迎賓館) 【大正】 (1974-06-21指定)

本興寺
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■住所 GoogleMap
兵庫県尼崎市開明町三丁目

■概要
法華宗四大本山の一つで、1420年に日隆上人により創建されました。室町・桃山時代の建築様式を色濃く残す開山堂は日隆上人の修行の地、三光堂は三体の仏像が安置された堂宇、方丈は住職の住まいとして庭園との調和が見事な空間があります。写真は『本興寺(ほんこうじ)|尼崎市公式ホームページ』のページから。

■本興寺の重要文化財建造物
開山堂 【江戸前期】 (1914-05-11指定)
三光堂 【室町後期】 (1914-05-11指定)
方丈 【江戸前期】 (1974-06-21指定)

長遠寺
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■住所 GoogleMap
兵庫県尼崎市寺町

■概要
観応元年(1350年)に日恩上人により創建された寺院で、尼崎城築城に伴い現在地へ移転されました。桃山時代の特徴を残す建物で、阪神・淡路大震災の被害を受け3年かけて修復されました。写真は『長遠寺(ぢょうおんじ)|尼崎市公式ホームページ』のページから。

■長遠寺の重要文化財建造物
多宝塔 【桃山】 (1974-06-21指定)
本堂 【江戸前期】 (1974-06-21指定)

神戸女学院
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■住所 GoogleMap
兵庫県西宮市岡田山13番

■概要
ヴォーリズ設計の神戸女学院校舎群は、教育と宗教の品性を重んじた代表作であり、戦争や震災を経てもオリジナルの姿を保っています。卒業生や関係者にとって誇りであり、人格教育の象徴として大切に守り続けられています。写真は『「重要文化財神戸女学院|学校法人 神戸女学院」』のページから。

■神戸女学院の重要文化財建造物
正門及び門衛舎 【昭和】 (2014-11-30指定)
音楽館 【昭和】 (2014-11-30指定)
図書館 【昭和】 (2014-11-30指定)
理学館 【昭和】 (2014-11-30指定)
文学館 【昭和】 (2014-11-30指定)
社交館 【昭和】 (2014-11-30指定)
総務館、講堂及び礼拝堂 【昭和】 (2014-11-30指定)
葆光館 【昭和】 (2014-11-30指定)
体育館 【昭和】 (2014-11-30指定)
汽罐室 【昭和】 (2014-11-30指定)
ケンウッド館 【昭和】 (2014-11-30指定)
エッジウッド館 【昭和】 (2014-11-30指定)

西宮神社
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■住所 GoogleMap
兵庫県西宮市社家町

■概要
全国約3,500社のえびす神社の総本社で、「西宮のえべっさん」として親しまれ、商売繁盛の神として信仰を集めています。古くは漁師が網にかかった御神像を祀ったのが始まりとされ、平安時代からの長い歴史を持ちます。三連春日造の本殿は、境内の見どころの一つです。写真は『西宮神社(西宮えびす) | 観光スポット | 【公式】兵庫県観光サイト HYOGO!ナビ | 知っておきたい観光情報が盛りだくさん!』のページから。

■西宮神社の重要文化財建造物
表大門南門間 【室町中期】 (1938-09-08指定)
南門の西 【室町中期】 (1938-09-08指定)
表大門の北 【室町中期】 (1938-09-08指定)
表大門 【桃山】 (1926-05-11指定)

旧岡田家住宅
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■住所 GoogleMap
兵庫県伊丹市宮ノ前二丁目193番地

■概要
伊丹の酒造業の歴史を伝える貴重な文化財で、店舗と酒蔵が一体となった構造が特徴です。1674年頃建造の町家として全国的にも珍しく、土間の梁組など江戸時代の造りを色濃く残し、伊丹の町家史を知る貴重な建造物です。写真は『旧岡田家住宅/伊丹市』のページから。

■旧岡田家住宅の重要文化財建造物
店舗 【江戸中期】 (1992-01-12指定)
酒蔵 【江戸中期】 (1992-01-12指定)

八幡神社本殿

■住所 GoogleMap
兵庫県宝塚市中筋

■概要
三間社流造という格式高い建築様式で、室町時代中期に建てられたと考えられています。特に二重虹梁大瓶束を用いた早い例として知られ、歴史的・学術的に価値の高い文化財です。

■八幡神社本殿の重要文化財建造物
八幡神社本殿 【室町後期】 (1980-12-21指定)

満願寺九重塔
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■住所 GoogleMap
兵庫県川西市満願寺

■概要
1293年に造られ、鎌倉時代後期の技術を伝える貴重な文化財です。石材の重厚感と精緻な彫刻が特徴です。写真は『兵庫県内の観光スポットをエリア、カテゴリー、ユニバーサル情報から検索可能。人気の名所から穴場スポットまで、あらゆる観光情報が揃っています』のページから。

■満願寺九重塔の重要文化財建造物
満願寺九重塔 【鎌倉後期】 (1953-10-21指定)

多田神社
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■住所 GoogleMap
兵庫県川西市多田院

■概要
前身は970年に源満仲が建立した多田院で、天台系の大寺院でした。満仲の死後、彼とその子孫を祀る廟所が設けられました。平氏政権時には荒廃しましたが、鎌倉時代中期に北条氏により復興され、室町時代には将軍家の祈祷所として保護を受けました。1868年に神仏分離令により多田大明神の神号を受け、現在の多田神社となりました。写真は『名所めぐり:多田神社 | 兵庫県立歴史博物館:兵庫県教育委員会』のページから。

■多田神社の重要文化財建造物
随神門 【江戸中期】 (1966-07-31指定)
拝殿 【江戸中期】 (1966-07-31指定)
本殿 【江戸中期】 (1966-07-31指定)

戸隠神社本殿
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■住所 GoogleMap
兵庫県川辺郡猪名川町肝川

■概要
創建時期は不明ですが、棟札や「兵庫県神社誌」によると、肝川の産土神として祀られていたと考えられています。現在の本殿は1524年に上棟され、1778年には約300メートル南方の山腹から現在地に移転されました。保存状態が良く、木製の樋棟木が残っており、江戸末期以降の彩色が施されています。また、造営時の「蟇股」の一部も保存されています。写真は『戸隠神社(とがくしじんじゃ)/猪名川町』のページから。

■戸隠神社本殿の重要文化財建造物
戸隠神社本殿 【室町後期】 (1979-06-21指定)

名草神社
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■住所 GoogleMap
兵庫県養父市八鹿町石原字妙見

■概要
三重塔は妙見三重塔とも呼ばれ、但馬地方の重要な文化財で、高さ23.9メートル、屋根の高さは16.8メートルです。屋根はこけら葺きで、三重塔の一辺は4.6メートルです。1525年に尼子経久の発願で出雲大社内に建設され、1527年に完成しました。江戸時代の寛文御造営に際し、妙見山から出雲大社に提供された妙見杉が使われ、後にこの三重塔が名草神社に譲られました。1665年に解体され、但馬の津居山港から運ばれ、9月に名草神社境内に完成しました。この塔は出雲と但馬の交流を象徴する貴重な文化遺産です。写真は『名草神社(国指定・重要文化財)/養父市』のページから。

■名草神社の重要文化財建造物
拝殿 【江戸後期】 (2010-08-01指定)
本殿 【江戸後期】 (2010-08-01指定)
三重塔 【室町後期】 (1904-02-21指定)

日出神社本殿
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■住所 GoogleMap
兵庫県豊岡市但東町畑山

■概要
三間社流造の形式で建てられており、正面に3つの間がある左右対称のシンプルな構造が特徴です。本殿の母屋には舟肘木が使用され、室町時代末期の建築様式を反映しています。正面の庇は江戸中期に改造されましたが、当初の部材が多く残っており、歴史を感じさせます。身舎正面は開放感があり、内陣と外陣を隔てる板扉があります。さらに、平成25年(2013年)にはこけら葺きの屋根が修理されました。写真は『日出神社 | 豊岡市観光公式サイト』のページから。

■日出神社本殿の重要文化財建造物
日出神社本殿 【室町後期】 (1970-07-31指定)

久久比神社本殿
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■住所 GoogleMap
兵庫県豊岡市下宮

■概要
三間社流造という形式で建てられ、正面に3つの間がある左右対称の簡素な構造が特徴です。豊富な蟇股の装飾や、二重虹梁太瓶束の妻飾りがあり、比較的賑やかな意匠となっています。また、コウノトリの古称「くくひ」に由来し、子宝や安産を願う人々が全国から訪れる神社として知られています。写真は『施設案内 久久比(くくひ)神社|豊岡市公式ウェブサイト』のページから。

■久久比神社本殿の重要文化財建造物
久久比神社本殿 【室町後期】 (1958-06-20指定)

酒垂神社本殿
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兵庫県豊岡市法花寺

■概要
1間社流造の簡素で美しい建築様式が特徴で、木造の温かさと重厚感が魅力です。欄間や蟇股の繊細な彫刻が施され、歴史的・文化的価値が高い文化財として、周囲の自然と調和しながら日本の伝統建築美を象徴しています。写真は『施設案内 酒垂(さかたる)神社|豊岡市公式ウェブサイト』のページから。

■酒垂神社本殿の重要文化財建造物
酒垂神社本殿 【室町中期】 (1958-06-20指定)

中島神社本殿
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兵庫県豊岡市三宅

■概要
二間社流造の珍しい形式で建てられた本殿は、檜皮葺の屋根が美しい姿を見せ、室町中期の建築様式を代表する貴重な文化財です。応永年間の火災後に再建され、中世建築の変遷を伝える資料として歴史的価値が高く、日本の伝統的な木造建築の美しさを象徴しています。写真は『施設案内 中嶋神社|豊岡市公式ウェブサイト』のページから。

■中島神社本殿の重要文化財建造物
中島神社本殿 【室町中期】 (1912-02-20指定)

八幡神社本殿
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兵庫県宝塚市波豆

■概要
三間社流造・こけら葺で、荘厳な雰囲気を醸し出し、源満仲の弟・満政によって創建されたと伝えられています。現存の本殿は応永10年(1403年)建立で、古代の木材や技術がそのまま残り、当時の様子を今に伝えています。豊かな自然に囲まれ、千苅水源池の北岸に佇む美しい神社です。写真は『波豆八幡神社』のページから。

■八幡神社本殿の重要文化財建造物
八幡神社本殿 【室町中期】 (1915-04-01指定)

住吉神社本殿
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兵庫県三田市大川瀬

■概要
三間社の外観を持ちながらも内側は四つに区切られ、住吉神四柱が祀られています。もとは四間社だった名残が組物などに見られ、舟肘木庇出三斗の簡素な構造ながら、懸魚や桁隠しが特徴的です。修復棟札は約60年ごとに残されており、歴史的価値が感じられます。写真は『住吉神社本殿/三田市ホームページ』のページから。

■住吉神社本殿の重要文化財建造物
住吉神社本殿 【室町中期】 (1913-05-11指定)

高売布神社本殿
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兵庫県三田市酒井

■概要
永正10年(1513年)に越前守小野時家により再建され、一間社流造・檜皮葺の建築様式を採用しています。見どころには、永仁5年(1297年)銘のある木造狛犬や再建当時の様子を伝える棟札があり、いずれも国の重要文化財として貴重です。写真は『高売布神社本殿/三田市ホームページ』のページから。

■高売布神社本殿の重要文化財建造物
高売布神社本殿 【室町後期】 (1904-02-21指定)

御霊神社本殿
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兵庫県三田市貴志

■概要
正面三間・側面二間の入母屋造りで、庇を延ばした向拝が特徴的です。蟇股には十一面観音の種子「キヤ」や戎大黒の彫刻が施され、神仏習合の影響が見られます。木鼻の象頭や細部の手法に、室町時代中期の優れた技巧が表現されています。写真は『御霊神社本殿/三田市ホームページ』のページから。

■御霊神社本殿の重要文化財建造物
御霊神社本殿 【室町後期】 (1904-02-21指定)

大国寺本堂
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兵庫県篠山市味間奥

■概要
天台宗の寺院で室町時代初期に建てられた貴重な建築物で、唐様と和様が融合した折衷様式が特徴です。14世紀初頭に建造で、本堂内には、木造の大日如来坐像や阿弥陀如来坐像など5体の仏像が安置され、これらも重要文化財です。歴史を感じさせる荘厳な佇まいが訪れる人々を魅了しています。写真は『大国寺 | 観光スポット | 【公式】兵庫県観光サイト HYOGO!ナビ | 知っておきたい観光情報が盛りだくさん!』のページから。

■大国寺本堂の重要文化財建造物
大国寺本堂 【室町中期】 (1961-12-22指定)

春日神社能舞台
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兵庫県篠山市黒岡

■概要
篠山藩主・青山忠良が能楽を愛して江戸城本丸の能舞台を参考に建立した舞台は、音響効果を高めるため床下に大きな甕が設置されており、当時の技術の高さが伺えます。建立の経緯や大工・絵師の記録も詳細に残り、当時の芸能文化を知る貴重な建造物です。また、年に数回、能の奉納が行われ、多くの人が訪れます。写真は『丹波篠山市公式観光サイト『ぐるり!丹波篠山』 | 篠山春日神社能舞台』のページから。

■春日神社能舞台の重要文化財建造物
春日神社能舞台 【江戸末期】 (2003-06-22指定)

長谷寺妙見堂

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兵庫県篠山市藤坂

■概要
室町時代中期の鎮守社で、一間社流造の簡素ながらも美しい建築様式が特徴です。杉林に囲まれた静かな環境に佇み、解体修理で当時の姿に復元されています。屋根の手割り板を用いた長板葺きなど、古式の手法が随所に見られ、歴史と自然を感じられる貴重な建物です。

■長谷寺妙見堂の重要文化財建造物
長谷寺妙見堂 【室町中期】 (1979-06-21指定)

高座神社本殿
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兵庫県丹波市山南町谷川

■概要
流造形式で、正面に長い庇を持つのが特徴です。向拝には複雑で華やかな彫刻が施され、千鳥破風が左右に突き出して建物を華やかに飾っています。また、目立つ部分には多くの彫刻があり、地元の工匠の優れた技術が感じられます。彩色も施され、全体に華やかさを添えています。写真は『高座神社本殿 (附 棟札8枚)/丹波市ホームページ』のページから。

■高座神社本殿の重要文化財建造物
高座神社本殿 【江戸中期】 (2018-10-20指定)

旧友井家住宅
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兵庫県丹波市山南町野坂字西山田203番地

■概要
江戸中期の元禄時代に建てられた貴重な民家で、入母屋造りの茅葺屋根、妻入りの縦割り構造が特徴です。柱には栗材、梁には松材が使用され、釘を一切使用しない伝統的な木造技術が随所に見られます。この建物は、村の紛争解決のご褒美として村民から贈られたと伝えられています。見どころとしては、特徴的な叉首構造や、玄関前の広縁「エンゲ」があり、重厚な茅葺屋根は当時の農家の生活を想像させます。写真は『旧友井家住宅|丹波市ホームページ』のページから。

■旧友井家住宅の重要文化財建造物
旧友井家住宅 【江戸中期】 (1974-02-20指定)

八幡神社本殿及び拝殿
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兵庫県丹波市柏原町柏原

■概要
万寿元年(1024年)に京都の石清水八幡宮を勧請し、柏原別宮として創建されました。創建当時の社殿は南北朝時代の貞和元年(1345年)に兵乱で焼失し、その後再建されましたが、天正7年(1579年)には織田信長の丹波攻めに伴う火災で再び焼失しました。最終的に、羽柴秀吉の指揮のもと、天正13年(1585年)に現在の社殿が完成しました。 社殿は本殿と拝殿が接続した複合社殿で、本殿は三間社流造、拝殿は入母屋造りで、正面は唐破風造、屋根は共に檜皮葺です。建築手法は桃山時代の様式を取り入れつつ、彫刻部分は室町時代の様式が見られます。写真は『八幡神社本殿及び拝殿(付造営記録)|丹波市ホームページ』のページから。

■八幡神社本殿及び拝殿の重要文化財建造物
八幡神社本殿及び拝殿 【桃山】 (1913-05-11指定)

赤淵神社本殿
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兵庫県朝来市和田山町枚田

■概要
大海龍王神、赤淵足尼神、表米宿彌神の三神であり、赤淵足尼命は表米宿彌命の祖神です。神社の略記によると、大化元年(645年)、表米宿彌命が丹後の白糸の浜で新羅の賊を討伐した際、沈没しかけた船が海中のアワビに助けられ、そのアワビを持ち帰って赤淵神社に祭ったとされています。写真は『赤淵神社 - 朝来市教育委員会 - 朝来市公式ホームページ』のページから。

■赤淵神社本殿の重要文化財建造物
赤淵神社本殿 【室町中期】 (1970-07-31指定)

温泉寺
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兵庫県豊岡市城崎町湯島

■概要
高野山真言宗の別格本山である温泉寺は、兵庫県豊岡市城崎町に位置し、城崎温泉の守護寺として知られています。1300年以上の歴史を持つこの古刹は、城崎温泉の開祖・道智上人により開かれました。本堂は室町時代に建てられ、和様、唐様、天竺様が融合した独特の建築様式で国の重要文化財に指定されています。本尊の十一面観音菩薩は、大和の長谷寺と同木同作の由緒正しい仏像で、力強くも温かい表情が特徴です。温泉寺は、城崎温泉の信仰の中心として多くの参拝者を集めています。写真は『温泉寺 - 城崎温泉元湯案内』のページから。

■温泉寺の重要文化財建造物
宝篋印塔 【室町前期】 (1961-04-01指定)
本堂 【室町前期】 (1904-02-21指定)

姫路城
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兵庫県姫路市本町

■概要
美しい白漆喰の壁から「白鷺城」とも呼ばれ、日本を代表する城の一つです。1993年にはユネスコの世界文化遺産に登録され、日本初の城としてその名声を確立しました。白漆喰の壁は、白鷺が羽を広げたような美しい姿を呈し、天守の優美な曲線は芸術品と称されます。また、多くの城が失われる中、姫路城は奇跡的に良好な保存状態を保っています。写真は『世界文化遺産・姫路城 | 姫路城公式サイト』のページから。

■姫路城の重要文化財建造物
カの櫓 【桃山】 (1931-12-21指定)
ワの櫓東方土塀 【桃山】 (1931-12-21指定)
ワの櫓 【桃山】 (1931-12-21指定)
太鼓櫓南方土塀 【桃山】 (1931-12-21指定)
カの櫓北方土塀 【桃山】 (1931-12-21指定)
レの渡櫓 【桃山】 (1931-12-21指定)
菱の門南方土塀 【桃山】 (1931-12-21指定)
チの櫓 【桃山】 (1931-12-21指定)
菱の門東方土塀 【桃山】 (1931-12-21指定)
菱の門西方土塀 【桃山】 (1931-12-21指定)
リの二渡櫓 【桃山】 (1931-12-21指定)
菱の門 【桃山】 (1931-12-21指定)
太鼓櫓 【桃山】 (1931-12-21指定)
りの門 【桃山】 (1931-12-21指定)
リの一渡櫓 【桃山】 (1931-12-21指定)
帯郭櫓 【桃山】 (1931-12-21指定)
帯郭櫓北方土塀 【桃山】 (1931-12-21指定)
ぬの門 【桃山】 (1931-12-21指定)
太鼓櫓北方土塀 【桃山】 (1931-12-21指定)
ヲの櫓 【桃山】 (1931-12-21指定)
ろの門西南方土塀 【桃山】 (1931-12-21指定)
タの渡櫓 【桃山】 (1931-12-21指定)
帯の櫓 【桃山】 (1931-12-21指定)
との四門東方土塀 【桃山】 (1931-12-21指定)
との四門 【桃山】 (1931-12-21指定)
との四門西方土塀 【桃山】 (1931-12-21指定)
いの門東方土塀 【桃山】 (1931-12-21指定)
ルの櫓 【桃山】 (1931-12-21指定)
いの門 【桃山】 (1931-12-21指定)
井郭櫓南方土塀 【桃山】 (1931-12-21指定)
備前門 【桃山】 (1931-12-21指定)
ヨの渡櫓 【桃山】 (1931-12-21指定)
水の五門南方土塀 【桃山】 (1931-12-21指定)
井郭櫓 【桃山】 (1931-12-21指定)
化粧櫓南方土塀 【桃山】 (1931-12-21指定)
折廻り櫓 【桃山】 (1931-12-21指定)
ちの門 【桃山】 (1931-12-21指定)
ニの櫓南方土塀 【桃山】 (1931-12-21指定)
化粧櫓 【桃山】 (1931-12-21指定)
トの櫓南方土塀 【桃山】 (1931-12-21指定)
との二門東方土塀 【桃山】 (1931-12-21指定)
ろの門 【桃山】 (1931-12-21指定)
ろの門東方土塀 【桃山】 (1931-12-21指定)
との二門 【桃山】 (1931-12-21指定)
はの門東方土塀 【桃山】 (1931-12-21指定)
ヌの櫓 【桃山】 (1931-12-21指定)
カの渡櫓 【桃山】 (1931-12-21指定)
トの櫓 【桃山】 (1931-12-21指定)
はの門南方土塀 【桃山】 (1931-12-21指定)
との一門東方土塀 【桃山】 (1931-12-21指定)
との一門 【桃山】 (1931-12-21指定)
にの門東方下土塀 【桃山】 (1931-12-21指定)
ニの櫓 【桃山】 (1931-12-21指定)
水の二門 【桃山】 (1931-12-21指定)
への門東方土塀 【桃山】 (1931-12-21指定)
はの門 【桃山】 (1931-12-21指定)
にの門東方上土塀 【桃山】 (1931-12-21指定)
への門西方土塀 【桃山】 (1931-12-21指定)
への門 【桃山】 (1931-12-21指定)
はの門西方土塀 【桃山】 (1931-12-21指定)
水の一門西方土塀 【桃山】 (1931-12-21指定)
水の一門 【桃山】 (1931-12-21指定)
ヘの渡櫓 【桃山】 (1931-12-21指定)
水の一門北方築地塀 【桃山】 (1931-12-21指定)
にの門 【桃山】 (1931-12-21指定)
ハの渡櫓 【桃山】 (1931-12-21指定)
イの渡櫓南方土塀 【桃山】 (1931-12-21指定)
ニの渡櫓 【桃山】 (1931-12-21指定)
ホの櫓 【桃山】 (1931-12-21指定)
ロの渡櫓 【桃山】 (1931-12-21指定)
イの渡櫓 【桃山】 (1931-12-21指定)
ロの櫓西方土塀 【桃山】 (1931-12-21指定)
ロの櫓東方土塀 【桃山】 (1931-12-21指定)
ロの櫓 【桃山】 (1931-12-21指定)
国宝 (ニの渡櫓) 【桃山】 (1951-07-30指定)
国宝 (ハの渡櫓) 【桃山】 (1951-07-30指定)
国宝 (イの渡櫓) 【桃山】 (1951-07-30指定)
国宝 (ロの渡櫓) 【桃山】 (1951-07-30指定)
国宝 乾小天守 【桃山】 (1951-07-30指定)
国宝 大天守 【桃山】 (1951-07-30指定)
国宝 西小天守 【桃山】 (1951-07-30指定)
国宝 東小天守 【桃山】 (1951-07-30指定)

随願寺
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兵庫県姫路市白国

■概要
奈良時代に創建された天台宗寺院で、慶安2年(1649年)頃から姫路藩主榊原家の菩提寺となりました。本堂は元禄5年(1692年)に建てられた大型仏堂で、装飾的かつ力感ある意匠が特徴で、江戸時代中期の貴重な建築物です。写真は『随願寺 | 姫路市』のページから。

■随願寺の重要文化財建造物
鐘楼 【不明】 (2009-08-02指定)
経堂 【江戸中期】 (2009-08-02指定)
本堂 【江戸中期】 (2009-08-02指定)
唐門 【江戸中期】 (2009-08-02指定)
開山堂 【江戸中期】 (2009-08-02指定)

広峯神社
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兵庫県姫路市広嶺山

■概要
全国の牛頭天王(スサノオノミコト)の総本宮で、疫病退散や芸能の神として信仰されています。京都の八坂神社は広峯神社から牛頭天王を分祀したもので、両社には深い歴史的なつながりがあります。また、黒田官兵衛を祀る神社が新たに建立され、注目を集めています。 本殿・拝殿は国の重要文化財に指定され、荘厳な姿と平安時代の建築様式を伝える国内最大級の規模を誇ります。写真は『広峯神社拝殿 | 姫路市』のページから。

■広峯神社の重要文化財建造物
拝殿 【江戸前期】 (1960-07-30指定)
宝篋印塔 【室町前期】 (1953-10-21指定)
本殿 【室町中期】 (1960-07-30指定)

賀茂神社
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■住所 GoogleMap
兵庫県たつの市御津町室津

■概要
本殿を含む8棟の歴史ある神社で、平安時代から続く由緒ある場所です。魅力は、まずその歴史の深さにあります。平安時代には賀茂別雷神社の直系御厨として栄え、その歴史は古く、平安時代に遡ります。また、国の重要文化財に指定された本殿や摂社、権殿、回廊などがあり、特に本殿と拝殿が隔てて建てられた形式は全国でも非常に珍しいものです。 さらに、社殿は室津漁港の南岸に位置し、境内には県の天然記念物であるソテツの群生が見られます。このソテツは日本最北端の野生種として指定されており、神社の荘厳な雰囲気と自然の美しさが調和しています。写真は『賀茂神社 | 観光スポット | 【公式】兵庫県観光サイト HYOGO!ナビ | 知っておきたい観光情報が盛りだくさん!』のページから。

■賀茂神社の重要文化財建造物
東回廊 【江戸中期】 (1974-06-21指定)
唐門 【江戸中期】 (1974-06-21指定)
摂社榲尾社本殿 【江戸中期】 (1974-06-21指定)
西回廊 【江戸中期】 (1974-06-21指定)
摂社片岡社太田社本殿 【江戸中期】 (1974-06-21指定)
本殿 【江戸中期】 (1974-06-21指定)
摂社貴布祢社若宮社本殿 【江戸中期】 (1974-06-21指定)
権殿 【江戸中期】 (1974-06-21指定)

斑鳩寺三重塔
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兵庫県揖保郡太子町鵤

■概要
室町時代の建築技術と美意識を伝える貴重な遺構で、高さ約25mの堂々とした姿が印象的です。精緻な彫刻が桃山時代の装飾様式の先駆けとなり、屋根の露盤には龍野城主・赤松政秀の天下泰平の祈願が刻まれています。写真は『斑鳩寺三重塔/兵庫県太子町』のページから。

■斑鳩寺三重塔の重要文化財建造物
斑鳩寺三重塔 【室町後期】 (1928-05-10指定)

永富家住宅
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兵庫県たつの市揖保川町新在家字横田337番地上

■概要
鎌倉時代からの歴史と江戸時代の豪農の暮らしが伺える屋敷で、書院風の十二間取りの主屋や長屋門、蔵が当時の建築様式を残しています。庭園「秋恵園」では、6月に咲く花菖蒲が美しい景観を彩ります。写真は『たつの市/永富家住宅』のページから。

■永富家住宅の重要文化財建造物
籾納屋 【江戸後期】 (1967-07-31指定)
長屋門 【江戸後期】 (1967-07-31指定)
大蔵 【江戸末期】 (1967-07-31指定)
東蔵 【江戸後期】 (1967-07-31指定)
主屋 【江戸後期】 (1967-07-31指定)
乾蔵 【江戸後期】 (1967-07-31指定)
内蔵 【江戸後期】 (1967-07-31指定)
味噌蔵 【江戸後期】 (1967-07-31指定)

弥勒寺本堂
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兵庫県姫路市夢前町寺

■概要
書写山圓教寺開基の性空上人が隠棲し始まりです。室町時代に赤松義則が建立した本堂を持ち、平安時代の弥勒菩薩像を安置するなど、重要文化財が数多く残されています。また、夢前七福神の「布袋尊」を祀り、初詣には多くの参拝者が訪れます。写真は『弥勒寺本堂 | 姫路市』のページから。

■弥勒寺本堂の重要文化財建造物
弥勒寺本堂 【室町前期】 (1923-04-01指定)

円教寺
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兵庫県姫路市書写

■概要
天台宗の別格本山で標高371メートルの自然豊かな書写山に広がる歴史的寺院です。966年に性空上人が開き、西国三十三所第27番札所として「西の比叡山」と称されるほど格式の高い寺として知られています。写真は『円教寺境内 | 姫路市』のページから。
摩尼殿が2024年1月19日重要文化財の指定を受けました

■円教寺の重要文化財建造物
護法堂拝殿 【桃山】 (2014-01-12指定)
開山堂 【江戸前期】 (2014-01-12指定)
護法堂(乙天社) 【室町後期】 (1955-08-01指定)
護法堂(若天社) 【室町後期】 (1955-08-01指定)
金剛堂 【室町後期】 (1913-05-11指定)
食堂 【室町中期】 (1955-08-01指定)
常行堂 【室町中期】 (1955-08-01指定)
鐘楼 【室町後期】 (1913-05-11指定)
大講堂 【室町中期】 (1913-05-11指定)
摩尼殿 【昭和】 (2024-01-19指定)

十妙院
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■住所 GoogleMap
兵庫県姫路市書写

■概要
書写山圓教寺の塔頭として知られるこの寺院は、16世紀中頃に創建され、東谷に位置します。江戸時代元禄期に建てられた客殿と庫裏が一棟にまとまり、享保期の唐門とともに近世の塔頭建築を伝えています。客殿には狩野永納の襖絵など貴重な文化財が残り、美しい庭園が西側に広がっています。写真は『十妙院(円教寺) | 姫路市』のページから。

■十妙院の重要文化財建造物
唐門 【江戸中期】 (2014-01-12指定)
客殿及び庫裏 【江戸中期】 (2014-01-12指定)

寿量院
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兵庫県姫路市書写

■概要
書写山圓教寺の塔頭寺院で、東谷に静かに佇む歴史ある寺院です。長和元年(1012)に延昭が開いたとされ、後白河法皇も参籠しました。現在の客殿と庫裏は貞享5年(1688)再建され、寝殿造りと書院造りが融合した独特な構造が特徴です。仏間を中心とした方丈と庫裏を合わせた「圓教寺型」として知られています。写真は『寿量院(円教寺) | 姫路市』のページから。

■寿量院の重要文化財建造物
棟門 【江戸中期】 (2014-01-12指定)
客殿及び庫裏 【江戸中期】 (1956-08-01指定)

古井家住宅
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兵庫県姫路市安富町皆河236番地1

■概要
室町時代後期の貴重な民家で、伝統的な入り母屋造りと茅葺屋根を特徴としています。床下の「亀石」は火災から家を守る伝説があり、信仰の対象となっています。現在は「千年家公園」として一般公開され、静かな空間で昔の暮らしを感じることができます。美しい庭園も見どころです。写真は『古井家住宅(千年家) | 姫路市』のページから。

■古井家住宅の重要文化財建造物
古井家住宅 【室町後期】 (1967-07-31指定)

御形神社本殿
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■住所 GoogleMap
兵庫県宍粟市一宮町森添

■概要
室町時代後期に建立された貴重な建築物で、大永7年(1527年)に建てられました。美しい彫刻や繊細な組み物が特徴で、中世神社建築の代表例として学術的な価値も高いです。朱色の鮮やかな色彩が残っており、当時の華やかさを伝えています。写真は『神社人 - 御形神社』のページから。

■御形神社本殿の重要文化財建造物
御形神社本殿 【室町後期】 (1967-07-31指定)

伽耶院
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兵庫県三木市志染町大谷

■概要
本山修験宗の寺院で、伝承によると孝徳天皇の時代に創建され、山伏の修行の場として信仰を集めています。見どころは本堂、多宝塔、三坂明神社本殿などの貴重な建造物と、本尊の木造毘沙門天立像。毎年10月の体育の日には、近畿一円から山伏が集まる迫力満点の採燈大護摩が行われます。写真は『伽耶院 - 伽藍と文化財』のページから。

■伽耶院の重要文化財建造物
三坂明神社本殿 【江戸前期】 (1975-08-01指定)
多宝塔 【江戸前期】 (1975-08-01指定)
本堂 【江戸前期】 (1975-08-01指定)

明石城
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兵庫県明石市明石公園1-27

■概要
天守はなく、四隅に三重櫓を配置しています。現存する巽櫓と坤櫓は、日本に12基しかない貴重な三重櫓です。また、石垣には花崗岩と凝灰岩が使われ、築城当時の面影を残しています。写真は『明石城 公式ウェブサイト』のページから。

■明石城の重要文化財建造物
巽櫓 【江戸前期】 (1957-07-31指定)
坤櫓 【江戸前期】 (1957-07-31指定)

稲荷神社本殿
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■住所 GoogleMap
兵庫県三木市吉川町富岡

■概要
1546年建立と伝わる室町時代後期の建築で、南都東大寺の大工が手がけたとされています。地方的な装飾や竪板葺の屋根、欄間の絵画が特徴で、当時の技術の高さが感じられます。覆屋で保護され、良好な保存状態が維持されています。小規模な一間社隅木入春日造ですが、室町時代の貴重な木造建築です。写真は『稲荷神社本殿(国指定重要文化財) - 三木市ホームページ』のページから。

■稲荷神社本殿の重要文化財建造物
稲荷神社本殿 【室町後期】 (1979-06-21指定)

天津神社本殿
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兵庫県三木市吉川町前田

■概要
1492年創建の室町時代後期の木造建築で、入母屋造妻入りの美しい造りが特徴です。繊細な彫刻が施され、檜皮葺の屋根が自然の温かみを伝えています。写真は『天津神社本殿 (国指定重要文化財) - 三木市ホームページ』のページから。

■天津神社本殿の重要文化財建造物
天津神社本殿 【室町後期】 (1926-05-11指定)

歓喜院聖天堂
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兵庫県三木市吉川町毘沙門

■概要
1411年建立の小規模な建築物で、縁束を支える腰組など巧みな技法が特徴です。歓喜天(ガネーシャ)が祀られ、福徳を授ける神として古くから信仰を集めています。写真は『歓喜院聖天堂(国指定重要文化財) - 三木市ホームページ』のページから。

■歓喜院聖天堂の重要文化財建造物
歓喜院聖天堂 【室町中期】 (1967-07-31指定)

東光寺本堂
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兵庫県三木市吉川町福吉

■概要
和様と唐様を融合した折衷様式が特徴です。蟇股や木鼻、虹梁の精緻な装飾が施され、堂々たる規模の中で内外陣に分かれた構造を持ち、須弥壇に仏像が安置されています。写真は『東光寺本堂(国指定重要文化財) - 三木市ホームページ』のページから。

■東光寺本堂の重要文化財建造物
東光寺本堂 【室町後期】 (1952-09-09指定)

若宮八幡宮本殿
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兵庫県加東市黒谷

■概要
室町時代末期の三間社流造の神社本殿で、唐破風が特徴的です。屋根は柿葺で、銅板の箱棟や千木、鰹木が配置され、地方的特色を持つ貴重な遺構として歴史的価値が高い神社です。写真は『若宮八幡宮本殿/加東市』のページから。

■若宮八幡宮本殿の重要文化財建造物
若宮八幡宮本殿 【室町後期】 (1962-08-01指定)

住吉神社本殿
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兵庫県加東市上鴨川

■概要
三間社流造で檜皮葺、屋根に銅板の箱棟、千木・鰹木を備えた明応2年(1493年)再建の建物です。柱は丹、壁は胡粉で塗装され、阿吽の龍や植物の彫刻が施されています。内部は前部の向拝、外陣・内陣で構成され、妻組に二重虹梁が見られ、歴史的価値のある建築です。写真は『住吉神社本殿/加東市』のページから。

■住吉神社本殿の重要文化財建造物
住吉神社本殿 【室町後期】 (1960-07-30指定)

朝光寺
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兵庫県加東市畑

■概要
法道仙人によって651年頃に開基され、長い歴史を有します。国宝に指定されている本堂は、室町時代初期の建築様式を代表する堂々たる方七間の建物で、本尊には十一面千手千眼観世音菩薩立像が祀られいます。和様と唐様の要素を融合した折衷様式が特徴で、内部は外陣と内陣に分かれています。毎年5月5日に行われる「鬼追踊」は地域の伝統文化を伝える県指定無形民俗文化財です。

■朝光寺の重要文化財建造物
鐘楼 【鎌倉後期】 (1954-11-30指定)
国宝 本堂 【室町中期】 (1954-04-01指定)

鶴林寺
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兵庫県加古川市加古川町

■概要
聖徳太子が創建したとされ、「播磨の法隆寺」として知られています。木造建築の宝庫であり、平安時代の貴重な壁画が残るなど、日本の木造建築史において重要な位置を占めています。特に国宝の本堂や太子堂は、平安時代の建築様式を伝える貴重な建物で、美しい仏像や壁画が内部に安置されています。写真は『鶴林寺 | 観光スポット | 【公式】兵庫県観光サイト HYOGO!ナビ | 知っておきたい観光情報が盛りだくさん!』のページから。

■鶴林寺の重要文化財建造物
行者堂 【室町中期】 (1930-06-21指定)
護摩堂 【室町後期】 (1907-06-21指定)
常行堂 【平安後期】 (1907-06-21指定)
鐘楼 【室町中期】 (1907-06-21指定)
国宝 太子堂 【平安後期】 (1952-11-12指定)
国宝 本堂 【室町中期】 (1952-11-12指定)

浄土寺
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兵庫県小野市浄谷町

■概要
浄土堂は、東大寺南大門と並ぶ大仏様建築の貴重な例で、国宝の阿弥陀三尊像とともに、日本の仏教美術史で重要な位置を占めています。鎌倉時代の名仏師快慶による阿弥陀三尊像は、その優美な造形が多くの人を魅了します。

■浄土寺の重要文化財建造物
国宝 浄土堂(阿弥陀堂) 【鎌倉前期】 (1952-04-01指定)
薬師堂 【室町後期】 (1901-04-01指定)

八幡神社
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兵庫県小野市浄谷町

■概要
鎌倉時代後期に再建された割拝殿で、大仏様式が採用されています。虹梁や花肘木、木鼻の意匠は、後の室町時代の折衷様式の基礎となりました。『浄土寺縁起』によると、本殿は1235年、拝殿は1239年に完成したと記されています。写真は『八幡神社拝殿(国指定)/兵庫県小野市行政サイト』のページから。

■八幡神社の重要文化財建造物
拝殿 【室町前期】 (1901-04-01指定)
本殿 【室町中期】 (1913-05-11指定)

一乗寺
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兵庫県加西市坂本町

■訪問記

■概要
寺内には、7世紀から8世紀にさかのぼる金銅仏が6躯存在し、そのうち3躯が重要文化財に指定されています。これらの仏像は、日本の仏像史において非常に重要な位置を占めています。また、国宝に指定されている三重塔は1171年に建立されており、平安時代後期の建築様式をよく表し、当時の技術の高さがうかがえます。本堂内には、重要文化財の本尊である聖観音菩薩立像が安置されており、奈良時代前期の作とされるその荘厳な姿は必見です。さらに、多くの仏像や仏具、書画などが寺宝として残されており、訪れる人々は歴史と文化に触れることができます。

■一乗寺の重要文化財建造物
護法堂 【鎌倉後期】 (1913-05-11指定)
五輪塔 【鎌倉後期】 (1953-10-21指定)
国宝 三重塔 【平安後期】 (1952-04-01指定)
弁天堂 【室町中期】 (1913-05-11指定)
本堂 【江戸前期】 (1983-12-22指定)
妙見堂 【室町後期】 (1913-05-11指定)

酒見寺多宝塔
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■住所 GoogleMap
兵庫県加西市北条町

■概要
寛文2年(1662年)に建立され、約400年の時を経てもその姿を見せています。大型で安定感のある外観が特徴で、正統的かつ古風な構造手法が評価されています。和様と唐様の折衷様式で、木組みの美しさとバランスの取れた塔身が魅力です。塔身や屋根には鮮やかな極彩色が施されており、その美しさは全国でも類を見ないと言われています。屋根は上重が檜皮葺、下重が瓦葺という珍しい構造で、技術の高さがうかがえます。塔内には大日如来が安置され、信仰の対象となっています。写真は『酒見寺 | かさい観光ナビ』のページから。

■酒見寺多宝塔の重要文化財建造物
酒見寺多宝塔 【江戸中期】 (1975-08-01指定)

住吉神社
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■住所 GoogleMap
兵庫県加西市北条町北条

■概要
酒見寺に隣接し、明治時代に縣社として定められました。それ以前は酒見大明神や酒見社と呼ばれ、隣接する酒見寺と一体で管理されていました。 本殿は桁行四間、梁間正面一間・背面二間の規模で、切妻造の銅板葺(元は檜皮葺)のものが東西に3棟並んでいます。建立年代は嘉永2年(1849)から嘉永5年(1852)と判明しており、西本殿の棟札には地方宮大工の中□常治郎清重が手掛けたと考えられています。写真は『国指定文化財 住吉神社 - 加西市ホームページ』のページから。

■住吉神社の重要文化財建造物
拝殿 【江戸後期】 (2022-12-21指定)
中本殿 【江戸末期】 (2022-12-21指定)
東本殿 【江戸末期】 (2022-12-21指定)
西本殿 【江戸末期】 (2022-12-21指定)

旧西脇尋常高等小学校

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兵庫県西脇市西脇六五六番地

■概要
設計は地元の建築家・内藤克雄氏によるもので、簡潔で上品な洋風基調の外観が特徴です。現在も西脇市立西脇小学校として利用されており、当時の面影を残しながら子供たちの学びの場として活用されています。

■旧西脇尋常高等小学校の重要文化財建造物
第一校舎 【昭和】 (2021-10-19指定)
第二校舎 【昭和】 (2021-10-19指定)
第三校舎 【昭和】 (2021-10-19指定)

神子畑鋳鉄橋
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■住所 GoogleMap
兵庫県朝来市佐嚢字水田1637の7番地及び1645の3番地間

■概要
日本最古の全鋳鉄製橋で、明治時代に神子畑鉱山で採掘された鉱石を運ぶために造られた鉱石運搬道路の一部として架けられました。鋳鉄製のアーチが特徴で、緑豊かな自然の中に佇む姿は歴史と自然が融合した美しい景観を生み出しています。2007年には近代化産業遺産、2017年には日本遺産に認定され、その歴史的・文化的価値が広く認められています。写真は『神子畑鋳鉄橋 - 朝来市公式ホームページ』のページから。

■神子畑鋳鉄橋の重要文化財建造物
神子畑鋳鉄橋 【明治】 (1977-08-01指定)

堀家住宅
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■住所 GoogleMap
兵庫県たつの市龍野町日飼字前垣内291番、293番、294番

■概要
江戸時代の豪農の屋敷がほぼ当時のまま残る貴重な文化財で、主屋や座敷、蔵、門など23棟の建物が一体となっています。1767年に建造された主屋をはじめ、江戸時代の建物が数多く現存しており、当時の生活様式や建築技術を垣間見ることができます。6484平方メートルの広大な敷地には様々な建物が配置され、揖保川を望む美しい自然との調和が魅力となっています。写真は『たつの市/一橋徳川家ゆかりの堀家住宅』のページから。

■堀家住宅の重要文化財建造物
牛小屋 【江戸末期】 (2013-10-19指定)
長屋門 【江戸後期】 (2013-10-19指定)
浜蔵 【江戸後期】 (2013-10-19指定)
十番蔵 【江戸末期】 (2013-10-19指定)
浜座敷 【江戸末期】 (2013-10-19指定)
養蚕部屋 【江戸末期】 (2013-10-19指定)
三番蔵 【江戸後期】 (2013-10-19指定)
主屋 【江戸中期】 (2013-10-19指定)
コナシ部屋 【江戸末期】 (2013-10-19指定)
西門 【江戸後期】 (2013-10-19指定)
柴小屋及び漬物部屋 【江戸末期】 (2013-10-19指定)
四番蔵 【江戸後期】 (2013-10-19指定)
味噌部屋 【江戸末期】 (2013-10-19指定)
乾蔵 【江戸後期】 (2013-10-19指定)
東蔵 【江戸末期】 (2013-10-19指定)
内蔵 【江戸後期】 (2013-10-19指定)
五番蔵 【江戸後期】 (2013-10-19指定)
二番蔵 【江戸後期】 (2013-10-19指定)
オウラ北門 【江戸後期】 (2013-10-19指定)
六番蔵及び七番蔵 【江戸中期】 (2013-10-19指定)
大乾蔵 【江戸末期】 (2013-10-19指定)
八番蔵及び九番蔵 【江戸末期】 (2013-10-19指定)
裏座敷 【江戸末期】 (2013-10-19指定)

天満神社本殿
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■住所 GoogleMap
兵庫県たつの市新宮町宮内

■概要
守護職の赤松則祐が鬼門を護るために霊岳禅師を招きました。禅師の夢に天神・菅原道真が現れ、鎮守堂を祀ったことが天満神社の縁起とされています。天文13年(1544年)に再建され、当時の一間社流造の建築様式をよく伝えています。写真は『たつの市/天満神社の本殿』のページから。

■天満神社本殿の重要文化財建造物
天満神社本殿 【室町後期】 (1963-09-08指定)

高山八幡宮本殿
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■住所 GoogleMap
奈良県生駒市高山町

■概要
蟇股や手挟には蓮や隼人瓜、枇杷などの細やかな彫刻が施され、当時の技術の高さが伺えます。八幡神を祀り、武の神として武家に崇敬されていました。また、高山町は茶筌の里としても知られ、豊かな歴史と文化が根付いています。写真は『高山八幡宮本殿 | 生駒市デジタルミュージアム』のページから。

■高山八幡宮本殿の重要文化財建造物
高山八幡宮本殿 【室町後期】 (1978-06-22指定)

円証寺
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■住所 GoogleMap
奈良県生駒市上町

■概要
本堂は天文21年(1552年)に建立された重要文化財で、寄棟造りの和様建築が特徴です。また、筒井順昭の供養塔である石造五輪塔も重要文化財で、天文19年(1550年)の刻銘が残されています。写真は『圓證寺本堂 | 生駒市デジタルミュージアム』のページから。

■円証寺の重要文化財建造物
五輪塔 【室町後期】 (1961-04-01指定)
本堂 【室町後期】 (1971-08-01指定)

長弓寺本堂
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■住所 GoogleMap
奈良県生駒市上町

■概要
弘安2年(1279年)の棟札が残り、広い外陣を設けた仏教建築が今に残っています。外観はひわだぶきの屋根と重厚な造りが印象的で、内観は広々とした空間が特徴です。本尊の十一面観音立像は、黒漆厨子とともに重要文化財に指定され、見ごたえがあります。

■長弓寺本堂の重要文化財建造物
国宝 長弓寺本堂 【鎌倉後期】 (1953-11-11指定)

宝幢寺本堂
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奈良県生駒市小平尾町

■概要
昭和61年(1986年)の解体修理により、桁行は当初の5間に戻されました。内部は内外陣に分かれ、来迎壁側面には中国絵画の影響を受けた釈迦説法図が描かれています。寺名が記載された『興福寺官務牒疏』の嘉吉元年(1441年)頃に建立されたと考えられています。写真は『宝幢寺本堂 | 生駒市デジタルミュージアム』のページから。

■宝幢寺本堂の重要文化財建造物
宝幢寺本堂 【室町前期】 (1904-02-21指定)

圓福寺
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■住所 GoogleMap
奈良県生駒市有里町

■概要
鎌倉時代に再建された本堂は簡素ながら荘厳で、特に来迎壁の十二天図は必見です。また、本堂前には鎌倉時代の宝篋印塔が2基並び、美しさと歴史的価値が高く評価されています。写真は『円福寺 | 生駒市デジタルミュージアム』のページから。

■圓福寺の重要文化財建造物
宝篋印塔 【鎌倉後期】 (1955-02-20指定)
宝篋印塔 【鎌倉後期】 (1955-02-20指定)
本堂 【室町前期】 (1922-05-11指定)

宝篋印塔
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■住所 GoogleMap
奈良県生駒市有里町

■概要
塔身には金剛界四仏(阿しゅく如来、宝生如来、阿弥陀如来、不空成就如来)の梵字が刻まれています。また、銘文には「南無當□導師弥勒佛、釈迦入滅」と記され、南面には「一千八百六十七年正元々年十月日、勧進」とあります。写真は『往生院宝篋印塔 | 生駒市デジタルミュージアム』のページから。

■宝篋印塔の重要文化財建造物
宝篋印塔 【鎌倉前期】 (1957-02-21指定)

長福寺本堂
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■住所 GoogleMap
奈良県生駒市俵口町

■概要
内部は正面1間を外陣とし、広い須弥壇が内陣に設けられ、その上に2本の来迎柱が立っています。来迎柱や長押上の欄間板には千体仏図や天女図が、内陣の四天柱には仏菩薩図や仏来迎図が極彩色で描かれています。写真は『長福寺本堂 | 生駒市デジタルミュージアム』のページから。

■長福寺本堂の重要文化財建造物
長福寺本堂 【鎌倉後期】 (1899-04-05指定)

宝山寺獅子閣
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奈良県生駒市門前町

■概要
美しい外観と独創的な構造が特徴です。外観は洋風建築の影響を受けながらも、内部には和室があり、和と洋が見事に融合しています。螺旋階段や柱頭飾り、ベランダの天井の意匠など、当時の大工の技術力が光る独創的な設計が魅力です。写真は『宝山寺獅子閣 | 生駒市デジタルミュージアム』のページから。

■宝山寺獅子閣の重要文化財建造物
宝山寺獅子閣 【明治】 (1961-04-01指定)

丹生神社本殿
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奈良県奈良市丹生町

■概要
春日造りの檜皮葺で、桁行約4.2m、梁行1.5mと比較的小型ですが、三方に高欄付きの縁を廻し、棟木には鬼板をつけるなど、簡素ながら美しい造りが特徴です。写真は『境内のご案内 | 丹生川上神社公式サイト』のページから。

■丹生神社本殿の重要文化財建造物
丹生神社本殿 【室町中期】 (1927-05-12指定)

長尾神社本殿

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奈良県奈良市阪原町

■概要
かつて春日大社の若宮本殿であったものを移築したもので、「春日移し」と呼ばれる奈良地方の神社建築様式の代表的な例として学術的価値があります。桃山時代の華やかで個性的な建築様式を現代に伝える貴重な遺構であり、当時の技術や美意識を知る重要な資料です。

■長尾神社本殿の重要文化財建造物
長尾神社本殿 【桃山】 (1955-08-01指定)

南明寺本堂
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■住所 GoogleMap
奈良県奈良市阪原町

■概要
寄棟造りの伝統的な日本建築様式で、鎌倉時代の技術が色濃く残っています。内部には、薬師如来像、釈迦如来像、阿弥陀如来像の藤原三仏が安置されており、いずれも平安時代中期に制作された国の重要文化財です。写真は『南明寺 ※拝観停止中 | 奈良市観光協会サイト』のページから。

■南明寺本堂の重要文化財建造物
南明寺本堂 【鎌倉後期】 (1906-05-11指定)

夜支布山口神社摂社立磐神社本殿
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奈良県奈良市大柳生町

■概要
1747年に春日大社の第四殿を移築したもので、江戸時代中期の荘厳な建築様式を受け継いでいます。素戔嗚尊を祀る夜支布山口神社は、古くから信仰を集め、境内には巨石が点在し、自然と調和した神聖な雰囲気が漂っています。本殿は、豊かな自然の中にひっそりと佇み、訪れる人々を静寂の世界へと誘います。写真は『【奈良市】夜支布山口神社 | 奈良の地域密着型・総合情報サイト Narakko!(奈良っこ)』のページから。

■夜支布山口神社摂社立磐神社本殿の重要文化財建造物
夜支布山口神社摂社立磐神社本殿 【江戸中期】 (1953-04-02指定)

圓成寺
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奈良県奈良市忍辱山町

■概要
真言宗御室派の寺院で、鎌倉時代の春日堂・白山堂(国宝)や室町時代再建の本堂、楼門(いずれも重要文化財)など多くの文化財を有しています。国宝の大日如来像は運慶の傑作で、宝物殿に安置されています。また、平安中期に創建された庭園は国の名勝に指定され、舟遊式と浄土式を併せ持つ貴重な史跡です。

■圓成寺の重要文化財建造物
国宝 春日堂 【鎌倉前期】 (1953-04-02指定)
国宝 白山堂 【鎌倉前期】 (1953-04-02指定)
宇賀神本殿 【鎌倉後期】 (1952-04-01指定)
五輪塔 【鎌倉後期】 (1957-02-21指定)
本堂 【室町後期】 (1952-09-09指定)
楼門 【室町後期】 (1906-05-11指定)

八阪神社本殿

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奈良県奈良市大慈仙町

■概要
創祀年代は不明ですが、かつて牛頭天王社と呼ばれていた大慈仙寺の鎮守社でした。明治初年に下の宮と上の宮(八柱神社)が合併され、現在の地に鎮座しています。本殿は室町時代の建築物で、春日大社若宮の社殿を移譲されたとされ、厚板段葺の珍しい様式を特徴としています。

■八阪神社本殿の重要文化財建造物
八阪神社本殿 【室町後期】 (1949-02-21指定)

天神社本殿
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奈良県山辺郡山添村大字北野

■概要
堂々とした一間春日造りの社殿や重厚な杉の厚板葺きの屋根、蟇股の装飾が特徴です。天正6年(1578年)からの棟札が保存されており、慶応3年(1867年)までの16枚も国指定重要文化財に指定されています。歴史ある神社で、室町時代の建築様式を現代に伝えています。写真は『天神社(てんじんしゃ) – 山添村観光協会』のページから。

■天神社本殿の重要文化財建造物
天神社本殿 【室町中期】 (1923-04-01指定)

菊家家住宅

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奈良県奈良市月ケ瀬桃香野4907番地

■概要
南面し入り母屋造り・茅葺で、古式の三間取り形式を温存しています。東側には広い土間があり、柱は手斧仕上げです。西側は土間境で一間ごとに柱を立て、南側にザシキ、北側にシモノマがあり、その上にはナンドがあります。この地域では、18世紀末頃から居室部が四間取り形式に移行しました。

■菊家家住宅の重要文化財建造物
菊家家住宅 【江戸中期】 (1968-05-12指定)

宇奈多理座高御魂神社本殿
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奈良県奈良市法華寺町

■概要
天孫降臨の由緒を持ち、古くから崇敬されてきました。日本書紀にも名が登場し、その格式の高さが伺えます。三間社流造檜皮葺の美しい建築様式は、朱色の鮮やかな色彩と檜皮葺の温かみが調和し、訪れる人を魅了します。緑豊かな社叢に囲まれた静かな空間で、古の息吹を感じることができます。写真は『奈良市指定文化財一覧 - 奈良市ホームページ』のページから。

■宇奈多理座高御魂神社本殿の重要文化財建造物
宇奈多理座高御魂神社本殿 【室町前期】 (1908-05-12指定)

海竜王寺
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奈良県奈良市法華寺町

■概要
真言律宗に属し、本尊は十一面観音です。国内最小の国宝の五重塔は天平時代の建築様式を伝え、繊細な作りと荘厳な姿で訪れる人々を圧倒します。1300年前から続く「隅寺心経」の写経はこの寺から始まり、聖武天皇が自ら書いたと伝えられる貴重な勅額も所蔵されています。写真は『寺宝 - 真言律宗 海龍王寺』のページから。

■海竜王寺の重要文化財建造物
経蔵 【鎌倉後期】 (1907-10-21指定)
国宝 五重小塔 【奈良】 (1951-07-30指定)
西金堂 【奈良】 (1901-04-01指定)

法華寺
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奈良県奈良市法華寺町

■概要
数々の歴史と文化財を有する重要な寺院です。光明皇后の父・藤原不比等の邸宅跡に設立され、東大寺が総国分寺であるのに対し、法華寺は総国分尼寺として女人成仏の道場としての役割を果たしています。本尊の国宝・十一面観音菩薩立像は光明皇后のお姿を写したと伝わり、その優美な姿が多くの人々を魅了します。通常は非公開ですが、年に数回特別開扉が行われます。写真は『法華寺|奈良県観光[公式サイト] あをによし なら旅ネット|奈良市|奈良エリア|神社・仏閣|神社・仏閣』のページから。

■法華寺の重要文化財建造物
南門 【桃山】 (1953-04-02指定)
鐘楼 【桃山】 (1953-04-02指定)
本堂 【桃山】 (1908-05-12指定)

旧一乗院
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奈良県奈良市五条町

■概要
玄関は江戸時代の慶安3年(1650年)に再建され、興福寺の別当坊として格式の高い寺院でした。明治時代には県庁や奈良地方裁判所の庁舎として使用され、昭和39年に唐招提寺に移築。現在は国宝の鑑真和上坐像を祀る御影堂として利用されています。写真は『重要文化財 旧一乗院宸殿、殿上及び玄関/奈良県公式ホームページ』のページから。

■旧一乗院の重要文化財建造物
殿上及び玄関 【江戸前期】 (1962-05-10指定)
宸殿 【江戸前期】 (1962-05-10指定)

唐招提寺
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■住所 GoogleMap
奈良県奈良市五条町

■概要
南都六宗の一つである律宗の総本山で、平安時代以前の建築物や仏像が数多く残り、1998年にはユネスコの世界遺産に登録されました。創建は中国から渡来した高僧鑑真和上によるもので、彼は日本に仏教の戒律を伝えました。 見どころとしては、奈良時代に建立された金堂には国宝の盧舎那仏坐像や千手観音立像が安置されています。講堂は鑑真和上が入堂式を行った場所で、平城京の東朝集殿を移築したものです。経蔵は日本最古の校倉建築の一つで、鑑真和上が持ち帰った経典を収蔵しています。また、庭園では四季折々の美しい景観を楽しむことができます。

■唐招提寺の重要文化財建造物
国宝 経蔵 【奈良】 (1953-11-11指定)
国宝 講堂 【奈良】 (1952-11-12指定)
国宝 鼓楼 【鎌倉前期】 (1953-11-11指定)
国宝 金堂 【奈良】 (1951-07-30指定)
国宝 宝蔵 【奈良】 (1959-08-01指定)
礼堂 【鎌倉前期】 (1904-02-21指定)

薬師寺
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奈良県奈良市西ノ京町

■概要
法相宗の大本山で、南都七大寺の一つとして知られる歴史ある寺院です。天武天皇の皇后の病気平癒を祈願して680年に創建され、710年の平城京遷都に伴い現在の地に移転しました。 本尊は病気平癒の仏様である薬師三尊で、多くの建物や仏像が国宝に指定されています。見どころには再建された金堂があり、壮大な姿と本尊の薬師三尊像が印象的です。また、東塔は天平時代の創建当時の姿を残す貴重な木造塔です。写真は『薬師寺|奈良県観光[公式サイト] あをによし なら旅ネット|奈良市|奈良エリア|神社・仏閣|神社・仏閣』のページから。

■薬師寺の重要文化財建造物
国宝 東院堂 【鎌倉後期】 (1961-05-12指定)
国宝 東塔 【奈良】 (1951-07-30指定)
南門 【室町後期】 (1947-02-22指定)
東西脇殿(東) 【桃山】 (1935-06-20指定)
本殿 【桃山】 (1935-06-20指定)
東西脇殿(西) 【桃山】 (1935-06-20指定)
休岡若宮社社殿 【鎌倉後期】 (1913-05-11指定)

旧奈良監獄
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奈良県奈良市般若寺町18番地

■概要
明治時代に建てられた、日本最古のレンガ造りの刑務所建築で、ロマネスク様式を基調とした重厚なデザインが特徴です。中央看守所を中心に扇形に配置された舎房は、機能性と美しさを兼ね備え、歴史的・建築的価値が非常に高い遺構です。また、建設は受刑者の労働によって行われ、使用されたレンガも構内で製造されていました。写真は『旧奈良監獄 THE FORMER NARA PRISON』のページから。

■旧奈良監獄の重要文化財建造物
中央看守所及び事務所 【明治】 (2017-02-22指定)
第一分房監(第一寮) 【明治】 (2017-02-22指定)
第二分房監(第二寮) 【明治】 (2017-02-22指定)
第三分房監(第三寮) 【明治】 (2017-02-22指定)
夜間寝房(第四寮) 【明治】 (2017-02-22指定)
雑居監(第五寮) 【明治】 (2017-02-22指定)
雑居監附属工場 【明治】 (2017-02-22指定)
夜間寝房附属工場 【明治】 (2017-02-22指定)
構内仕切兼男拘置監浴場接見所 【明治】 (2017-02-22指定)
構内仕切兼病監浴場接見所 【明治】 (2017-02-22指定)
南倉庫 【明治】 (2017-02-22指定)
北倉庫 【明治】 (2017-02-22指定)
拘置監 【明治】 (2017-02-22指定)
醫務署 【明治】 (2017-02-22指定)
病監 【明治】 (2017-02-22指定)
精神病躁狂監 【明治】 (2017-02-22指定)
表門 【明治】 (2017-02-22指定)
周囲煉化塀(北塀) 【明治】 (2017-02-22指定)
周囲煉化塀(南塀) 【不明】 (2017-02-22指定)

般若寺
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奈良県奈良市般若寺町

■概要
仏像、建築物、庭園など多岐にわたる文化財が残り、当時の仏教文化や人々の信仰を今に伝えています。慈しみに満ちた仏像の表情や、伝統的な木造建築、四季折々の美しい庭園は、訪れる人々に穏やかな心と歴史の趣を感じさせます。写真は『般若寺 | 奈良市観光協会サイト』のページから。

■般若寺の重要文化財建造物
経蔵 【鎌倉後期】 (1969-08-01指定)
十三重塔 【鎌倉前期】 (1902-05-11指定)
国宝 楼門 【鎌倉前期】 (1953-04-02指定)

興福院客殿
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奈良県奈良市法蓮町

■概要
禅宗方丈系の平面を持つ浄土宗の尼寺で、江戸中期の洗練された建築技術が感じられます。客殿内には渡辺始興の襖絵があり、庭園は小堀遠州好みの美しい景観を楽しむことができます。写真は『興福院霊屋 - 奈良市ホームページ』のページから。

■興福院客殿の重要文化財建造物
客殿 【江戸中期】 (1973-07-30指定)

不退寺
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奈良県奈良市法蓮町

■概要
平安時代の歌人・在原業平ゆかりの寺で、「業平寺」とも呼ばれています。本堂には業平が刻んだと伝わる聖観音像が安置され、鎌倉時代の南門や優雅な多宝塔も見どころです。庭園では四季折々の花が楽しめます。写真は『不退寺 | 奈良市観光協会サイト』のページから。

■不退寺の重要文化財建造物
塔婆 【鎌倉後期】 (1908-05-12指定)
南門 【鎌倉後期】 (1904-02-21指定)
本堂 【室町前期】 (1904-02-21指定)

東大寺

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奈良県奈良市川上町

■東大寺の重要文化財建造物
五輪塔 【鎌倉前期】 (1955-02-20指定)

正倉院正倉
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奈良県奈良市雑司町

■概要
東大寺大仏殿の北北西に位置する校倉造の倉庫で、奈良時代の宝物を収蔵する貴重な文化財です。湿気や害虫から宝物を守る独特の構造を持ち、仏教美術や工芸品など、天平文化の美術工芸品が多数収められています。写真は『正倉院 - 正倉院』のページから。

■正倉院正倉の重要文化財建造物
国宝 正倉院正倉 【奈良】 (1997-06-20指定)

手向山八幡宮
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奈良県奈良市雑司町

■概要
手向山の麓に位置する奈良市の由緒ある神社で、東大寺の鎮守社として天平勝宝元年(749年)に宇佐八幡宮から勧請されました。鎌倉時代に現在の地に遷座され、紅葉の名所としても知られています。社宝には国宝の唐鞍や重要文化財の舞楽面などがあり、貴重な文化財が多く残されています。写真は『手向山八幡宮 | 奈良市観光協会サイト』のページから。

■手向山八幡宮の重要文化財建造物
境内社住吉神社本殿 【鎌倉後期】 (1921-05-13指定)
宝庫 【奈良】 (1953-11-11指定)

東大寺
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奈良県奈良市雑司町

■訪問記

■概要
日本を代表する仏教寺院で、世界遺産にも登録されています。見どころには、世界最大の木造建築である大仏殿や、穏やかな表情の奈良大仏、春の「お水取り」で有名な二月堂、そして迫力ある金剛力士像がある南大門などがあります。聖武天皇が国の平安を祈って創建しましたが、度重なる災難を乗り越え、今もその歴史的価値を伝えています。

■東大寺の重要文化財建造物
大湯屋 【室町中期】 (1903-05-11指定)
国宝 開山堂 【鎌倉前期】 (1953-04-02指定)
西廻廊 【江戸中期】 (1900-05-10指定)
東廻廊 【江戸中期】 (1900-05-10指定)
勧進所経庫 【平安前期】 (1902-09-11指定)
国宝 金堂(大仏殿) 【江戸中期】 (1952-04-01指定)
三昧堂(四月堂) 【江戸中期】 (1903-05-11指定)
国宝 鐘楼 【鎌倉前期】 (1951-07-30指定)
中門 【江戸中期】 (1900-05-10指定)
国宝 転害門 【奈良】 (1952-04-01指定)
東西楽門(西) 【江戸中期】 (1900-05-10指定)
東西楽門(東) 【江戸中期】 (1900-05-10指定)
国宝 南大門 【鎌倉前期】 (1951-07-30指定)
国宝 二月堂 【江戸中期】 (2005-12-22指定)
二月堂閼伽井屋(若狭井屋) 【鎌倉後期】 (1903-05-11指定)
二月堂参籠所 【鎌倉後期】 (1906-05-11指定)
二月堂仏餉屋(御供所) 【鎌倉前期】 (1903-05-11指定)
念仏堂 【鎌倉前期】 (1903-05-11指定)
国宝 法華堂 【奈良】 (1951-07-30指定)
法華堂北門 【鎌倉前期】 (1903-05-11指定)
法華堂経庫 【平安前期】 (1902-09-11指定)
法華堂手水屋 【室町前期】 (1906-05-11指定)
国宝 本坊経庫 【奈良】 (1953-04-02指定)

春日大社
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奈良県奈良市春日野町

■概要
平安時代に藤原氏の氏神として創建され、世界遺産にも登録されています。荘厳な社殿は春日造の独特な建築様式で、20年ごとの式年造替により美しい姿を保っています。境内には国宝や重要文化財が数多く所蔵され、貴族の信仰や文化を今に伝えています。また、春日山原始林など豊かな自然も魅力の一つです。

■春日大社の重要文化財建造物
手水屋 【江戸前期】 (1902-09-11指定)
細殿及び神楽殿 【桃山】 (1901-10-19指定)
拝舎 【江戸末期】 (1901-10-19指定)
本殿 【江戸末期】 (1901-10-19指定)
国宝 本殿 (第一殿) 【江戸末期】 (1956-08-01指定)
国宝 本殿 (第二殿) 【江戸末期】 (1956-08-01指定)
国宝 本殿 (第三殿) 【江戸末期】 (1956-08-01指定)
国宝 本殿 (第四殿) 【江戸末期】 (1956-08-01指定)
車舎 【江戸前期】 (1902-09-11指定)
着到殿 【室町中期】 (1902-09-11指定)
廻廊(南門慶賀門間) 【桃山】 (1901-10-19指定)
南門 【室町前期】 (1901-10-19指定)
慶賀門 【室町前期】 (1901-10-19指定)
幣殿 【江戸前期】 (1901-10-19指定)
直会殿 【江戸前期】 (1901-10-19指定)
廻廊(慶賀門清浄門間) 【桃山】 (1901-10-19指定)
廻廊(南門東) 【桃山】 (1901-10-19指定)
竈殿 【室町前期】 (1902-09-11指定)
清浄門 【室町前期】 (1901-10-19指定)
西及び北御廊 【桃山】 (1901-10-19指定)
中門 【桃山】 (1901-10-19指定)
移殿 【室町前期】 (1901-10-19指定)
東御廊 【桃山】 (1901-10-19指定)
廻廊(清浄門内侍門間) 【桃山】 (1901-10-19指定)
捻廊 【江戸中期】 (1901-10-19指定)
酒殿 【江戸前期】 (1902-09-11指定)
内侍門 【室町前期】 (1901-10-19指定)
宝庫 【室町前期】 (1901-10-19指定)
廻廊(内侍門北) 【桃山】 (1901-10-19指定)
板蔵 【江戸前期】 (1902-09-11指定)
一の鳥居 【江戸末期】 (1942-08-01指定)

旧奈良県物産陳列所
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奈良県奈良市春日野町50番地

■概要
明治時代に建てられ、現在仏教美術資料研究センターとして利用されています。洋風、和風、イスラム風が融合した独特のデザインが特徴で、奈良公園の景観と美しく調和し、地域の文化的価値を高めています。当初は県産品の展示販売場として建てられ、その後国に移管されて現在の用途に変わりましたが、外観はほぼ竣工当時の姿を保っています。写真は『仏教美術資料研究センター | 奈良国立博物館』のページから。

■旧奈良県物産陳列所の重要文化財建造物
旧奈良県物産陳列所 【明治】 (1983-01-10指定)

興福寺
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奈良県奈良市登大路町

■訪問記

■概要
法相宗の大本山で、南都七大寺の一つとして知られています。天智天皇8年(669年)に藤原鎌足が創建し、平城京遷都に伴い現在の地へ移転しました。五重塔や近年再建された中金堂をはじめ、南円堂、東金堂、北円堂など多くの見どころがあります。仏像や庭園も充実しており、「古都奈良の文化財」として世界遺産に登録されています。

■興福寺の重要文化財建造物
大湯屋 【室町中期】 (1953-04-02指定)
国宝 五重塔 【室町中期】 (1952-04-01指定)
国宝 三重塔 【鎌倉前期】 (1952-04-01指定)
国宝 東金堂 【室町中期】 (1952-04-01指定)
南円堂 【江戸中期】 (1986-12-22指定)
国宝 北円堂 【鎌倉前期】 (1952-04-01指定)

旧帝国奈良博物館本館
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奈良県奈良市登大路町50番地

■概要
明治27年に竣工した西洋建築で、奈良国立博物館内にあります。フレンチ・ルネサンス様式の外観や、明治を代表する建築家・片山東熊の設計による重厚なレンガ造りと繊細な装飾が特徴です。玄関周りの装飾が特に美しく、仏像専門の展示が行われ、歴史ある建物の中で仏像を鑑賞できます。写真は『奈良国立博物館|奈良県観光[公式サイト] あをによし なら旅ネット|奈良市|奈良エリア|公共観光施設|観光』のページから。

■旧帝国奈良博物館本館の重要文化財建造物
旧帝国奈良博物館本館 【明治】 (1969-03-31指定)

日本聖公会奈良基督教会
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奈良県奈良市登大路町四四番地

■概要
奈良公園に隣接し、純粋な和風意匠で建てられた非常に貴重な建物です。大木吉太郎の設計により、古建築からインスパイアを受けた和風の美しさと教会建築の機能性が見事に融合しています。緩やかな勾配の屋根や繊細な木組みの格天井、菱形の格子模様が施された欄間など、和風建築の特徴が随所に表れています。周囲の景観との調和も評価されています。写真は『日本聖公会奈良基督教会 | 日本聖公会奈良基督教会公式サイトです。美しい和風建築は国の重要文化財に指定されています。』のページから

■日本聖公会奈良基督教会の重要文化財建造物
会堂 【昭和】 (2015-09-08指定)
親愛幼稚園舎 【昭和】 (2015-09-08指定)

傳香寺本堂
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奈良県奈良市小川町

■概要
奈良時代に唐招提寺を創建した鑑真大和上の高弟、思託律師によって開かれました。戦国時代の武将、筒井順慶の母が菩提を弔うために再興し、その後筒井家の菩提寺となりました。現存する本堂は1585年に再興されたもので、貴重な桃山時代の建築物として知られています。見どころには、寄棟造の本堂や向拝虹梁の錫枝彫、和様の建築様式などがあり、建立年代が明確なことも歴史的に重要です。写真は『伝香寺 | 奈良市観光協会サイト』のページから。

■傳香寺本堂の重要文化財建造物
傳香寺本堂 【桃山】 (1906-05-11指定)

蓮長寺

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奈良県奈良市油阪町

■概要
承応2年(1653年)に再建された本堂は、その美しい装飾と重厚な構造の貴重な建造物です。本堂内部には、天井に描かれた天女や龍といった華やかな絵画があり、訪れる人々を魅了します。

■蓮長寺の重要文化財建造物
蓮長寺 【江戸前期】 (1988-01-11指定)

奈良女子大学
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奈良県奈良市北魚屋東町

■概要
かつて奈良女子高等師範学校の校舎として使われ、現在は大学の記念館として歴史と文化を伝えています。重厚な木造建築や当時の雰囲気を残した講堂があり、展示室には大学の歴史資料や卒業生の作品が展示されています。周囲には美しい庭園も広がり、四季の風景を楽しめます。記念館は毎年春と秋に一般公開され、内部の見学が可能です。写真は『記念館|学部・大学院・附属機関|奈良女子大学 Nara Women's University』のページから。

■奈良女子大学の重要文化財建造物
旧本館 【明治】 (1994-12-22指定)
守衛室 【明治】 (1994-12-22指定)

旧春日大社板倉(円窓)

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奈良県奈良市高畑町山ノ上1169番地

■概要
元々は春日大社の経蔵として使用された歴史ある建物で、明治時代に現在の場所に移築されました。側面に特徴的な円窓が並び、建物に独特のアクセントを加えています。鎌倉時代の木造建築技法が見られ、円窓からの光や景色が楽しめます。建物は春日大社万葉植物園内にあり、自然の中で歴史を感じられる貴重な文化財です。

■旧春日大社板倉(円窓)の重要文化財建造物
旧春日大社板倉(円窓) 【鎌倉後期】 (1942-12-22指定)

新薬師寺
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奈良県奈良市高畑町

■概要
天平19年(747年)に聖武天皇の病気平癒を願って光明皇后が創建した奈良時代の古刹です。国宝に指定されている本堂は、創建当時の姿を残す貴重な建物で、内部には薬師如来坐像と十二神将立像が安置されています。薬師如来坐像は穏やかな表情で医薬の神として信仰され、十二神将は個性的な表情と力強い姿が印象的です。

■新薬師寺の重要文化財建造物
地蔵堂 【鎌倉前期】 (1917-10-20指定)
鐘楼 【鎌倉前期】 (1898-12-28指定)
南門 【鎌倉後期】 (1901-04-01指定)
東門 【鎌倉前期】 (1917-10-20指定)
国宝 本堂 【奈良】 (1952-11-12指定)

崇道天皇社本殿
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奈良県奈良市西紀寺町

■概要
元和9年(1623年)に春日大社の若宮社を移築したもので、現存する最古の「春日移し」の建物です。春日移しとは、春日大社で定期的に行われる式年造替に伴い、古い本殿を別の場所に移築することを指します。崇道天皇社は、桃山時代の建築様式を今に伝える貴重な遺構であり、またお彼岸の発祥地としても知られています。 この社の見どころとして、まず檜皮葺の美しい屋根が挙げられます。日本の伝統的な建築様式である檜皮葺は、自然の風合いを活かした素朴で趣のある屋根材で、建物に独特の風格を与えています。また、崇道天皇社は春日大社の特徴的な建築様式である「春日造」を受け継いでおり、桃山時代の建築技術と美意識を感じさせる造りです。静かで荘厳な佇まいの中に、深い歴史の重みと日本建築の美しさを味わえる場所となっています。写真は『境内のご案内 - 崇道天皇社』のページから。

■崇道天皇社本殿の重要文化財建造物
崇道天皇社本殿 【桃山】 (1949-06-22指定)

十輪院
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奈良県奈良市十輪院町

■概要
古都の趣を感じる真言宗醍醐派の寺院で、鎌倉時代からの歴史を持っています。見どころとして、本堂(国宝)は素朴ながら洗練された姿が魅力で、内部には地蔵菩薩などが彫られた石仏龕(重要文化財)が安置されています。また、十輪院の顔ともいえる南門(重要文化財)は、鎌倉前期の木造建築技術を伝える美しい構造です。写真は『十輪院|奈良県観光[公式サイト] あをによし なら旅ネット|奈良市|奈良エリア|神社・仏閣|神社・仏閣』のページから。

■十輪院の重要文化財建造物
石仏龕 【鎌倉前期】 (1925-05-12指定)
南門 【鎌倉前期】 (1917-10-20指定)
国宝 本堂 【鎌倉前期】 (1958-02-20指定)

藤岡家住宅

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奈良県奈良市元興寺町4番地

■概要
江戸時代から続く歴史ある町家で、商家の繁栄や人々の暮らしを今に伝える貴重な建物です。内部には、町家特有の通り土間や格子窓など、伝統的な建築様式が随所に見られ、当時の雰囲気を味わえます。また、庭園には季節ごとの花が咲き、四季折々の風景が訪れる人を魅了します。

■藤岡家住宅の重要文化財建造物
藤岡家住宅 【江戸中期】 (1968-05-12指定)

今西家書院
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奈良県奈良市福智院町24番地

■概要
奈良町の歴史的な町並みに佇み、当時の建築様式をそのままに残しています。かつて興福寺大乗院家の坊官を務めた福智院氏の居宅を譲り受けたもので、大乗院との深い繋がりを感じられます。また、室町時代の書院造の初期の特徴が色濃く残っており、当時の建築技術の高さをうかがわせます。庭園は昭和の庭園研究の第一人者・森蘊によって作庭され、書院と一体となった美しい景観を楽しむことができます。写真は『今西家書院 | 奈良市観光協会サイト』のページから。

■今西家書院の重要文化財建造物
今西家書院 【室町中期】 (1937-10-21指定)

福智院本堂
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■住所 GoogleMap
奈良県奈良市福智院町

■概要
鎌倉時代前期に建てられた貴重な木造建築で、当時の建築様式や技術を今に伝えています。重厚な造りと木材の温もりが生み出す荘厳な雰囲気は訪れる人を圧倒し、大仏様式を取り入れた堂々とした姿が特徴です。本堂内には国宝に指定された高さ6m60cmの地蔵菩薩坐像が安置され、その大きさと荘厳さは圧巻です。写真は『福智院|奈良県観光[公式サイト] あをによし なら旅ネット|奈良市|奈良エリア|神社・仏閣|神社・仏閣』のページから。

■福智院本堂の重要文化財建造物
福智院本堂 【鎌倉前期】 (1947-02-22指定)

元興寺
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奈良県奈良市中院町

■概要
南都七大寺の一つとして知られ、古都奈良の文化財の一部として世界遺産に登録されています。蘇我馬子が飛鳥に建てた法興寺が平城京遷都に伴い移転し、元興寺となりました。奈良時代には東大寺や興福寺と並ぶ大寺院でしたが、中世以降は衰退しました。中世以降は庶民信仰を集め、多くの石仏や民俗資料が出土しました。

■元興寺の重要文化財建造物
国宝 極楽坊五重小塔 【奈良】 (1952-04-01指定)
国宝 極楽坊禅室 【鎌倉前期】 (1953-04-02指定)
極楽坊東門 【鎌倉後期】 (1952-04-01指定)
国宝 極楽坊本堂 【鎌倉前期】 (1955-02-20指定)

正暦寺福寿院
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奈良県奈良市菩提山町

■概要
見どころには、県指定重要文化財の迫力ある孔雀明王像や、京狩野3代目・狩野永納が描いた見事な襖絵があります。また、正暦寺の大自然を借景とした庭園では四季折々の美しい風景が楽しめ、通年拝観できる護摩堂では神秘的な雰囲気を味わえます。多くの文化財が収蔵されており、日本の伝統文化に触れる絶好の機会となります。写真は『福寿院 | 菩提山真言宗 大本山 正暦寺』のページから。

■正暦寺福寿院の重要文化財建造物
正暦寺福寿院 【江戸中期】 (1973-07-30指定)

十六所神社

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奈良県奈良市中町

■概要
室町時代に建てられ、美しい木造建築様式から歴史的価値の高い史跡です。十六所神をはじめ、住吉神や龍王神など様々な神々が祀られ、人々の信仰を集める静寂な場所です。見どころには、室町前期の建築様式を伝える本殿の繊細な彫刻や美しい檜皮葺、住吉神社や龍王神社などの境内社、それに霊山寺との深い関係があります。自然の中で心を落ち着けることができる貴重なスポットです。

■十六所神社の重要文化財建造物
境内社住吉神社本殿 【室町前期】 (1913-05-11指定)
本殿 【室町前期】 (1913-05-11指定)
境内社龍王神社本殿 【室町前期】 (1913-05-11指定)

霊山寺
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奈良県奈良市中町

■概要
古くから人々に親しまれてきた寺院で、数多くの文化財を有し、歴史と文化の深さを伝えています。天平8年(736年)の創建で、聖武天皇の勅願により行基が建立したとされ、その後も改修を重ねて現在の姿になりました。本堂は鎌倉時代に再建されたもので、国宝に指定されています。また、三重塔や仏像など、多くの重要文化財が寺内に現存し、当時の様式を今に伝えています。広大な境内には四季折々の花々が咲き誇り、特に春には色とりどりのバラが楽しめるバラ園が訪れる人々を癒やします。写真は『霊山寺 | 奈良市観光協会サイト』のページから。

■霊山寺の重要文化財建造物
三重塔 【室町前期】 (1899-04-05指定)
鐘楼 【室町中期】 (1943-07-30指定)
国宝 本堂 【鎌倉後期】 (1953-11-11指定)

添御縣坐神社本殿
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■住所 GoogleMap
奈良県奈良市三碓町

■概要
類まれな五間社流造の神社建築が特徴です。正面に3つの千鳥破風が付いており、春日造の本殿3棟を相の間で繋いだものとされており、非常に珍しいものです。約640年前の南北朝時代末期に建てられた本殿は、室町時代の神社建築様式をよく残しており、当時の技術の高さと美しさを今に伝えています。また、蟇股には繊細で優美な透彫彫刻が施されており、細部まで丁寧に作り込まれています。また、古代豪族の長髄彦を祀っており、神武天皇東征にまつわる伝説も伝わっています。写真は『添御県坐神社 | 奈良市観光協会サイト』のページから。

■添御縣坐神社本殿の重要文化財建造物
添御縣坐神社本殿 【室町前期】 (1907-10-21指定)

秋篠寺本堂
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■住所 GoogleMap
奈良県奈良市秋篠町

■概要
光仁天皇の勅願寺で、平城京の西北端、秋篠の里に雑木林に囲まれて立っています。奈良時代に建立された最後の官寺でしたが、保延元年(1135年)に火災で焼失しました。現在の本堂は鎌倉時代に堂宇の遺材を用いて再建されたもので国宝に指定されています。また、秋篠寺で最も有名な仏像は、本堂左端に立つ伎芸天像(重要文化財)で、そのしなやかな立ち姿は「東洋のミューズ」と称賛されるほど美しいです。

■秋篠寺本堂の重要文化財建造物
国宝 秋篠寺本堂 【鎌倉前期】 (1953-11-11指定)

西大寺本堂

■住所 GoogleMap
奈良県奈良市西大寺芝町一丁目

■概要
真言律宗総本山としての象徴的な建物で、数々の歴史と文化財を有する重要な場所です。江戸中期の建築技法を用い、土壁を用いない独特の構造で建てられたこの巨大な仏堂は、その堂々とした姿で見る者を圧倒します。鎌倉時代の仏師・善慶作の釈迦如来像は重要文化財で、穏やかな表情が印象的な木造の立像です。また、文殊菩薩をはじめとする脇侍像も重要文化財に指定されており、本尊とともに荘厳な空間を作り出しています。毎年10月には光明真言会が行われ、本堂を特別に荘厳し、神秘的な雰囲気の中で法要が執り行われ、多くの人々を魅了します。1250年以上の歴史を誇る西大寺の伝統が、本堂に息づいています。

■西大寺本堂の重要文化財建造物
西大寺本堂 【江戸後期】 (1998-06-19指定)

八幡神社本殿
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■住所 GoogleMap
奈良県奈良市西大寺町

■概要
写真は『境内と周辺 | 【公式】西大寺八幡神社』のページから

■八幡神社本殿の重要文化財建造物
八幡神社本殿 【室町中期】 (1920-05-11指定)

喜光寺本堂
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■住所 GoogleMap
奈良県奈良市菅原町

■概要
右殿には「気長足姫命」、中殿に「誉田別命」、左殿に「玉依姫命」が祀られています。三間社流造の本殿で、拝殿や覆屋がないため、全体がよく見えるのが特徴です。写真は『添御県坐神社 | 奈良市観光協会サイト』のページから。

■喜光寺本堂の重要文化財建造物
喜光寺本堂 【室町前期】 (1901-04-01指定)

和爾下神社本殿
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■住所 GoogleMap
奈良県天理市櫟本町

■概要
「延喜式」に記される古社で、もとは孝昭天皇の皇子・天足彦国押人命と日本帯彦国押人命が祀られていましたが、現在は大己貴命、素盞鳴命、稲田姫命が祀られています。かつて治道社や牛頭天王社、柿本上宮とも呼ばれましたが、明治初年に和爾下神社と定められました。写真は『和爾下神社 | 天理観光ガイド・天理市観光協会』のページから。

■和爾下神社本殿の重要文化財建造物
和爾下神社本殿 【桃山】 (1938-10-21指定)

石上神宮
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■住所 GoogleMap
奈良県天理市布留町

■訪問記

■概要
古事記や日本書紀にも登場し、日本最古の神社のひとつです。拝殿は白河天皇が移築したと伝えられ、国宝に指定されています。豊かな自然に囲まれた神聖な境内で、訪れる人々の心を清めています。

■石上神宮の重要文化財建造物
国宝 摂社出雲建雄神社拝殿 【鎌倉後期】 (1954-04-01指定)
国宝 拝殿 【鎌倉前期】 (1954-04-01指定)
楼門 【鎌倉後期】 (1906-05-11指定)

長岳寺
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■住所 GoogleMap
奈良県天理市柳本町

■概要
千百八十余年の歴史を持つ寺院で、国指定重要文化財には建造物4棟、仏像5体が含まれ、奈良県指定文化財には建造物1棟、工芸品2品があります。特に狩野山楽の「大地獄絵図」が圧巻で、毎年10月23日から11月30日まで公開され、住職による「閻魔の嘆き」の絵解きも行われます。12,000坪の境内には鎌倉期や南北朝の石仏も多く見られます。写真は『文化財一覧 – 花と文化財のお寺 釜ノ口山 長岳寺』のページから。

■長岳寺の重要文化財建造物
本堂 【江戸前期】 (1969-08-01指定)
庫裏 【江戸前期】 (1955-08-01指定)
五智堂(真面堂) 【鎌倉後期】 (1908-05-12指定)
楼門 【桃山】 (1907-10-21指定)

天皇神社本殿

■住所 GoogleMap
奈良県天理市備前町

■概要
応永3年(1396年)に建てられ、室町時代初期の一間社春日造で、檜皮葺の美しい造りが特徴です。内部には薬師如来や牛頭天王が安置されており、神仏習合の名残があります。

■天皇神社本殿の重要文化財建造物
天皇神社本殿 【室町中期】 (1915-04-01指定)

来迎寺宝塔

■住所 GoogleMap
奈良県奈良市来迎寺町

■概要
中世には多田氏を中心とする東山内衆の菩提寺として栄え、繁栄を物語る多くの石塔が本堂裏に残っており、延慶3年(1310)の宝塔は重要文化財に指定されています。

■来迎寺宝塔の重要文化財建造物
来迎寺宝塔 【鎌倉後期】 (1954-04-01指定)

都祁水分神社本殿
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■住所 GoogleMap
奈良県奈良市都祁村大字友田

■概要
総丹塗の建物で、一間社春日造、檜皮葺きです。瑞垣に囲まれ、正面には中門、前に拝殿、能舞台があり、左右には直会殿、神興舎、宝物殿が配置されています。本殿前には鎌倉時代末期作とされる1対の狛犬(重要文化財)があり、頭が小さいことが大きな特徴です。写真は『都祁水分神社|奈良県観光[公式サイト] あをによし なら旅ネット|奈良市|奈良エリア|神社・仏閣|神社・仏閣』のページから。

■都祁水分神社本殿の重要文化財建造物
都祁水分神社本殿 【室町後期】 (1907-10-21指定)

大神神社
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■住所 GoogleMap
奈良県桜井市大字三輪

■概要
日本最古の神社の一つとして知られています。三輪山を神体とし、本殿を持たない独特の形態が特徴の神社です。写真は『拝殿 | 大神神社(おおみわじんじゃ)』のページから。

■大神神社の重要文化財建造物
摂社大直禰子神社社殿 【室町中期】 (1901-10-19指定)
拝殿 【江戸中期】 (1921-05-13指定)
三ツ鳥居 【明治】 (1953-11-11指定)

談山神社
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■住所 GoogleMap
奈良県桜井市大字多武峰

■概要
大化の改新の立役者である藤原鎌足を祀るために建立され、「談い山」という名前は鎌足が中大兄皇子と蘇我入鹿の暗殺を密談したことに由来しています。神社内には、世界唯一の木造十三重塔や、日光東照宮の手本とされる朱塗りの豪華な本殿など、多くの重要文化財の建造物があります。写真は『境内建築物のご案内|談山神社【公式】大和多武峰鎮座』のページから。

■談山神社の重要文化財建造物
末社惣社本殿 【江戸中期】 (1977-01-12指定)
末社惣社拝殿 【江戸中期】 (1977-01-12指定)
神廟拝所 【江戸中期】 (1977-01-12指定)
閼伽井屋 【江戸前期】 (1977-01-12指定)
摂社東殿 【江戸前期】 (1977-01-12指定)
末社比叡神社本殿 【江戸前期】 (1977-01-12指定)
拝殿 【江戸前期】 (1977-01-12指定)
楼門 【江戸前期】 (1977-01-12指定)
西宝庫 【江戸前期】 (1977-01-12指定)
西透廊 【江戸前期】 (1977-01-12指定)
本殿 【江戸末期】 (1977-01-12指定)
東透廊 【江戸前期】 (1977-01-12指定)
東宝庫 【江戸前期】 (1977-01-12指定)
権殿 【室町後期】 (1915-04-01指定)
十三重塔 【室町後期】 (1900-05-10指定)
摩尼輪塔 【鎌倉後期】 (1955-02-20指定)

白山神社本殿

■住所 GoogleMap
奈良県桜井市大字阿部

■概要
一間社流造で屋根は杮葺き、室町時代末期の造営とされ、美しい曲線を持ち正面に板扉三口があります。元々は鎮守として建立され、明治の神仏分離の際には大日如来を安置しましたが、現在は白山菊理姫を主神として祀り、特に縁結びの神として全国的に知られています。

■白山神社本殿の重要文化財建造物
白山神社本殿 【室町後期】 (1920-05-11指定)

長谷寺
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■住所 GoogleMap
奈良県桜井市大字初瀬

■概要
真言宗豊山派の総本山で、7世紀後半に道明上人が天武天皇のために設立されました。本尊の木造十一面観音立像は日本三大観音の一つで、その美しい姿が特徴です。徳川家光による再建の舞台造本堂は国宝に指定され、399段の石段からなる登廊を通じて四季折々の花が楽しめる美しい景観が広がっています。境内には多くの重要文化財の建造物や美術品が収蔵されています。

■長谷寺の重要文化財建造物
国宝 本堂 【江戸前期】 (2004-12-21指定)
仁王門 【明治】 (1986-12-22指定)
登廊 (下登廊) 【明治】 (1986-12-22指定)
登廊 (繋屋) 【明治】 (1986-12-22指定)
登廊 (中登廊) 【明治】 (1986-12-22指定)
登廊 (蔵王堂) 【江戸前期】 (1986-12-22指定)
登廊 (上登廊) 【江戸前期】 (1986-12-22指定)
三百餘社 【江戸前期】 (1986-12-22指定)
繋廊 【江戸前期】 (1986-12-22指定)
鐘楼 【江戸前期】 (1986-12-22指定)

長谷寺本坊

■住所 GoogleMap
奈良県桜井市大字初瀬一一〇九番

■概要
総本山長谷寺の僧侶たちが住み、修行に励む建築群で、国宝の本堂と谷を挟んで南側の高台に位置し、静寂に包まれた落ち着いた雰囲気が漂っています。天正16年(1588年)頃に創建されたとされていますが、明治44年(1911年)に火災で多くの建物が失われました。大正8年(1919年)から大正13年(1924年)にかけて、奈良県の技師である天沼俊一、阪谷良之進、岸熊吉らの手により再建され、焼失前の姿を忠実に再現しつつも、和洋折衷の建築様式と近代的な合理性が取り入れられた美しい建物群となっています。

■長谷寺本坊の重要文化財建造物
土蔵 【明治】 (2014-12-21指定)
奥書院 【大正】 (2014-12-21指定)
小書院 【大正】 (2014-12-21指定)
大講堂 【大正】 (2014-12-21指定)
大玄関及び庫裏 【大正】 (2014-12-21指定)
唐門及び回廊 【大正】 (2014-12-21指定)
護摩堂 【大正】 (2014-12-21指定)
中雀門 【江戸後期】 (2014-12-21指定)

佛隆寺石室
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■住所 GoogleMap
奈良県宇陀市榛原区赤埴

■概要
平安時代に建てられた宝形造りの石室で、空海の高弟とされる堅恵の墓と伝えられています。屋根が四方に傾斜した宝形造の形式が特徴で、当時の建築様式を伝える貴重な遺構です。また、内部には五輪塔が安置されており、堅恵の墓とされています。写真は『宇陀市/国指定文化財』のページから。

■佛隆寺石室の重要文化財建造物
佛隆寺石室 【平安後期】 (1914-05-11指定)

室生寺
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■住所 GoogleMap
奈良県宇陀市室生区室生

■訪問記

■概要
国宝に指定された金堂や五重塔をはじめ、数多くの国宝や重要文化財の建物や美術品があります。金堂は平安時代の建築様式を伝える堂々とした構造で、内部には国宝の仏像が安置されています。五重塔は日本最古級のもので、小さく美しい姿が特徴です。また、豊かな自然に囲まれており、春には新緑が鮮やかで、秋には美しい紅葉が楽しめます。また、古くから「女人高野」と呼ばれ、多くの女性が修行を重ねてきた歴史があります。

■室生寺の重要文化財建造物
国宝 五重塔 【平安前期】 (1951-07-30指定)
五輪塔 【室町前期】 (1961-04-01指定)
国宝 金堂 【平安前期】 (1952-04-01指定)
納経塔 【平安後期】 (1961-04-01指定)
国宝 本堂(灌頂堂) 【鎌倉後期】 (1952-04-01指定)
御影堂 【室町前期】 (1911-05-11指定)
弥勒堂 【鎌倉前期】 (1979-02-20指定)

笹岡家住宅
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■住所 GoogleMap
奈良県宇陀市大宇陀区藤井477番地

■概要
17世紀前半に建造で、当時の豪農の生活様式や建築技術を伝えています。内部の構造は非常に豪壮で、当時の技術の高さをうかがわせます。また、表門も残っており、屋敷全体の景観が楽しめます。古い農家の歴史を知る上で貴重な古民家です。写真は『宇陀市/国指定文化財』のページから。

■笹岡家住宅の重要文化財建造物
表門 【江戸後期】 (1968-05-12指定)
主屋 【江戸前期】 (1968-05-12指定)

片岡家住宅
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■住所 GoogleMap
奈良県宇陀市大宇陀区田原938番地

■概要
江戸時代に庄屋や大庄屋として高い格式を持つ地主農家で、主屋の居室部は寛文10年(1670)に建築され、部分的な改造はあるものの当初の姿をよく残しています。主屋の客室部は天明2年(1782)に増築され、柱の構えから時代の違いがわかります。また、表門は天保3年(1832)に建てられ、各建物の建設年代が明らかで、民家の歴史を知る上で貴重な古民家となっています。写真は『宇陀市/国指定文化財』のページから。

■片岡家住宅の重要文化財建造物
主屋 【江戸中期】 (1961-04-01指定)
表門 【江戸末期】 (1980-01-12指定)

十三重塔
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■住所 GoogleMap
奈良県宇陀市大宇陀区牧448番地

■概要
高さ4.15mで、均整のとれた形状が特徴です。建立時期は不明ですが、様式から室町時代初期と考えられています。台石の下には寛保2年(1742)の銘板や薬師如来像、阿弥陀如来像、銅製の納骨筒が発見されています。写真は『宇陀市/国指定文化財』のページから。

■十三重塔の重要文化財建造物
十三重塔 【室町前期】 (1957-02-21指定)

大蔵寺

■住所 GoogleMap
奈良県宇陀市大宇陀区栗野

■概要
大師堂は鎌倉後期に建立され、日本最古の弘法大師を祀る大師堂とされています。宗派は龍門真言宗で、本尊は薬師如来です。鎌倉時代からの歴史を持ち、当時の建築様式や仏教文化を伝えています。宇陀市の山中に位置し、自然豊かな環境に静かに佇んでいます。

■大蔵寺の重要文化財建造物
大師堂 【鎌倉後期】 (1904-02-21指定)
本堂 【鎌倉後期】 (1904-02-21指定)

宇太水分神社
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■住所 GoogleMap
奈良県宇陀市菟田野区古市場

■概要
崇神天皇の時代に創建されたこの古社は、延喜式にも記載され、古くから信仰を集めています。鎌倉時代に建てられた本殿(国宝)は、一間社隅木入春日造で、速秋津比古神、天水分神、国水分神を祀っています。本殿の右側には、室町中期の春日神社本殿(重要文化財)と、室町末期の宗像神社本殿(重要文化財)の3棟が並び、これらは同じ大きさです。宇陀郡の総鎮守で、水の配分を司る神を祀っており、葛城水分神社、吉野水分神社、都祁水分神社と共に大和の式内社の水分神社とされています。境内には源頼朝が幼少の頃に植えたとされる「頼朝杉」が立ち並び、「薬の井」もあり、その水は服薬に良いとされています。写真は『宇太水分神社(宇陀市菟田野)|奈良県観光[公式サイト] あをによし なら旅ネット|宇陀市|山の辺・飛鳥・橿原・宇陀エリア|神社・仏閣|神社・仏閣』のページから。

■宇太水分神社の重要文化財建造物
国宝 (第一殿) 【鎌倉後期】 (1954-04-01指定)
国宝 (第二殿) 【鎌倉後期】 (1954-04-01指定)
国宝 (第三殿) 【鎌倉後期】 (1954-04-01指定)
末社春日神社本殿 【室町中期】 (1954-04-01指定)
末社宗像神社本殿 【室町後期】 (1954-04-01指定)

森村家住宅
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■住所 GoogleMap
奈良県橿原市新賀町408番地

■概要
18世紀初期に建てられ、改造が少なく上質な奈良県内でも有数の古い民家です。濠に囲まれた豪族の邸宅の構えで、主屋には別座敷があり、長屋門(表門)、納屋、土蔵などの付属屋が配置されています。主屋の東半分は土間、西半分には3室を3列に配置した整形9間取りを持ち、屋根は切妻造の草葺(現在は鉄板葺き)で、本瓦葺の庇がついています。江戸時代中頃に遡る大規模な家は非常に少なく、貴重な建造物とされています。写真は『森村家住宅/橿原市公式ホームページ』のページから。

■森村家住宅の重要文化財建造物
表門 【江戸中期】 (1989-11-29指定)
別座敷 【江戸中期】 (1989-11-29指定)
主屋 【江戸中期】 (1989-11-29指定)
内蔵 【江戸中期】 (1989-11-29指定)

旧織田屋形
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■住所 GoogleMap
奈良県橿原市久米町

■概要
江戸時代に柳本藩織田家によって建てられ、現在は橿原神宮に移築され「文華殿」として利用されている御殿です。創建の屋敷が焼失した後、天保7年(1836)から再建が始まり、天保15年(1844)に完成しました。大名屋敷としての格式を持つ壮大な建物で、多くの見どころがあります。写真は『旧織田屋形(橿原神宮文華殿)/橿原市公式ホームページ』のページから。

■旧織田屋形の重要文化財建造物
玄関 【江戸末期】 (1967-07-31指定)
大書院 【江戸末期】 (1967-07-31指定)

橿原神宮本殿
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■住所 GoogleMap
奈良県橿原市久米町

■概要
京都御所の内侍所で、円柱が直接桁を受ける簡素な構造が特徴です。妻飾は扠首組で、面取の二軒の垂木や蔀戸、格子戸など、宮殿建築としての優雅さを示しています。神武天皇の陵墓が定められ、1891年(明治23年)に創立されました。また、広い神域には、柳本藩織田家の旧屋敷であった橿原神宮文華殿も含まれています。写真は『橿原神宮本殿/橿原市公式ホームページ』のページから。

■橿原神宮本殿の重要文化財建造物
橿原神宮本殿 【江戸末期】 (1902-09-11指定)

久米寺
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■住所 GoogleMap
奈良県橿原市久米町

■概要
京都の仁和寺から移築されたもので、桃山様式の美しい建築が特徴です。写真は『久米寺/橿原市公式ホームページ』のページから。

■久米寺の重要文化財建造物
久米寺 【江戸前期】 (1976-06-21指定)

岡寺
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■住所 GoogleMap
奈良県高市郡明日香村大字岡

■概要
書院は、主室に床・棚・書院を備え、四室が鉤の手に配置された本格的な書院造りで、桃山時代の建築様式を色濃く残しています。背面側には当初、台所風の場所があった痕跡が見られます。華美な装飾は控えめながらも、洗練された意匠が随所に施され、上質な空間を作り出しています。写真は『岡寺|奈良県観光[公式サイト] あをによし なら旅ネット|明日香村|山の辺・飛鳥・橿原・宇陀エリア|神社・仏閣|神社・仏閣』のページから。

■岡寺の重要文化財建造物
書院 【江戸前期】 (1986-01-12指定)
仁王門 【桃山】 (1955-08-01指定)

於美阿志神社石塔婆
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■住所 GoogleMap
奈良県高市郡明日香村大字檜前

■概要
檜隈寺の跡地に建てられた高さ約4.3メートル、平安時代後期に造られた凝灰岩の巨塔です。元々は十三重の石塔でしたが、経年で上部二重と相輪が失われ、現在は十一重になっています。写真は『【13】 於美阿志神社 石塔婆 (国指定重要文化財(建造物)) | 明日香村 公式ホームページ』のページから。

■於美阿志神社石塔婆の重要文化財建造物
於美阿志神社石塔婆 【平安後期】 (1909-05-10指定)

人麿神社本殿
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■住所 GoogleMap
奈良県橿原市地黄町

■概要
1345年(康永4年)に葛城市の柿本神社から分霊されたとされる神社で、柿本人麻呂を祀っています。本殿は一間社隅木入春日造という珍しい形式で、南北朝時代の建築様式が色濃く残り、蟇股や木鼻の精緻な装飾など当時の高い建築技術を見ることができます。写真は『人麿神社本殿/橿原市公式ホームページ』のページから。

■人麿神社本殿の重要文化財建造物
人麿神社本殿 【室町前期】 (1979-06-21指定)

正蓮寺大日堂
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■住所 GoogleMap
奈良県橿原市小綱町

■概要
桁行三間、梁行三間の寄棟造・本瓦葺の構造を持っています。元は普賢寺として建てられましたが、明治の廃仏毀釈で正蓮寺が管理を引き継ぎました。室町時代の小規模な仏堂として貴重で、本尊の鎌倉時代の大日如来坐像は国の重要文化財に指定されています。写真は『正蓮寺大日堂|観光スポット|橿原市観光情報サイト』のページから。

■正蓮寺大日堂の重要文化財建造物
正蓮寺大日堂 【室町後期】 (1943-07-30指定)

今西家住宅
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■住所 GoogleMap
奈良県橿原市今井町三丁目9番25号

■概要
今井町の西端を守った功績から、松平忠明により「今西」の名を賜り、以降、今井町の惣年寄筆頭を務めた家系です。建物は1650年(慶安3年)に建設され、白漆喰塗籠の堂々とした城郭風の外観を持ちます。内部には広い土間と六間取りの部屋、別棟の角座敷があり、式台では簡易な裁きも行われていました。写真は『今西家住宅/橿原市公式ホームページ』のページから。

■今西家住宅の重要文化財建造物
今西家住宅 【江戸前期】 (1957-07-31指定)

上田家住宅
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■住所 GoogleMap
奈良県橿原市今井町四丁目4番25号

■概要
今西・尾崎氏と共に惣年寄を務める傍ら、「壷屋」の屋号で酒造業を営んでいました。1635年(寛永11年)には「今井札」を発行するなど経済力を持っていました。主屋は平入りで、2階の軒が低く、北側に土間、南側に整形6間取りがあり、上層町家の発展を示す貴重な建造物です。写真は『上田家住宅/橿原市公式ホームページ』のページから。

■上田家住宅の重要文化財建造物
上田家住宅 【江戸中期】 (1972-06-20指定)

音村家住宅
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■住所 GoogleMap
奈良県橿原市今井町一丁目10番13号

■概要
屋号「細九」で知られる細井戸屋九右衛門が大阪夏の陣後に今井へ移住し、金物商として繁盛しました。主屋は平入りで正面のみ「つし2階」があり、17世紀後半の建築と推定されます。内部には通り土間やシモミセ、六間取りの奥に角座敷が設けられ、1885年(安政2年)には新座敷が増築されました。江戸時代中期の手法が見られ、今井町町家の発展初期を示す貴重な建物です。写真は『音村家住宅/橿原市公式ホームページ』のページから。

■音村家住宅の重要文化財建造物
音村家住宅 【江戸中期】 (1972-06-20指定)

河合家住宅
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■住所 GoogleMap
奈良県橿原市今井町一丁目7番8号

■概要
上品寺町の上田家から分家し、17世紀初期に順明寺と共に今井に移住した「上品寺屋」は、酒造業を営む家です。主屋は18世紀後半に建てられ、今井町では比較的早い2階建ての構造で、1階は低い天井、2階は座敷として整えられています。外観は白漆喰塗籠で丸窓があり、大型の6間取りを持ち、優れた意匠が見られます。さらに、東北隅には19世紀初期に改築された納屋があります。写真は『河合家住宅(今井町)/橿原市公式ホームページ』のページから。

■河合家住宅の重要文化財建造物
主屋 【江戸後期】 (1976-06-21指定)
納屋 【江戸後期】 (1976-06-21指定)

旧米谷家住宅
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■住所 GoogleMap
奈良県橿原市今井町一丁目10番11号

■概要
中町筋北側に面し、屋号「米忠」で金具商を営んでいた町家です。江戸時代5代目忠五良の時期に繁栄し、主屋の西北側に「ざしき」を増築、1849年(嘉永2)には内蔵・蔵前座敷も増設しました。内部は東側に通り土間があり、煙返しが付けられた農家風の造りで、土間の隅にはシモミセが設けられています。居室は珍しく5間取りで、裏庭には数奇屋風の土蔵と蔵前座敷があります。写真は『旧米谷家住宅/橿原市公式ホームページ』のページから。

■旧米谷家住宅の重要文化財建造物
主屋 【江戸中期】 (1972-06-20指定)
土蔵及び蔵前座敷 【江戸末期】 (1972-06-20指定)

称念寺本堂
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■住所 GoogleMap
奈良県橿原市今井町三丁目

■概要
浄土真宗本願寺派の寺院で、本堂は大型真宗本堂の標準的な平面形態を持ち、外陣、内陣、左右の余間で構成されています。建立年代は不明ですが、江戸時代前期の手法が見られ、真宗本堂の発展過程を知る上で重要な遺構です。写真は『称念寺本堂/橿原市公式ホームページ』のページから。

■称念寺本堂の重要文化財建造物
称念寺本堂 【江戸前期】 (2002-06-21指定)

高木家住宅
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■住所 GoogleMap
奈良県橿原市今井町一丁目6番9号

■概要
中尊坊通りの東端に位置するこの家は、切妻造の本瓦葺2階建てで、1階と2階にそれぞれ2列6室型の部屋があります。主屋の西側には塀と門があり、裏を通って仏間やざしきに上がることができ、武士用の玄関としても使用されていました。2階はほとんどが部屋で、畳敷きの棹縁天井の居室となっています。幕末期の上層町家として保存状態が良好で、江戸時代の生活用具や火縄銃が展示され、座敷に上がって見ることができます。写真は『重要文化財高木家住宅|観光スポット|橿原市観光情報サイト』のページから。

■高木家住宅の重要文化財建造物
高木家住宅 【江戸末期】 (1972-06-20指定)

豊田家住宅
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■住所 GoogleMap
奈良県橿原市今井町三丁目8番12号

■概要
「紙八」と呼ばれ、御堂筋の称念寺に向かいやや西寄りに位置し、江戸時代末期に材木商の牧村清右衛門から分家移住しました。豪商として福井藩の蔵元を務めたことがあり、その屋号を示す「木」が正面上部の壁に残っています。入母屋造の本瓦葺きで、豪壮な外観を持ち、内部は土間とシモミセ、整った6間取りの居間部があります。建築年代は古く、各所に古式の手法が残されています。写真は『豊田家住宅/橿原市公式ホームページ』のページから。

■豊田家住宅の重要文化財建造物
主屋 【江戸中期】 (1972-06-20指定)
納屋 【江戸中期】 (1972-06-20指定)

中橋家住宅
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■住所 GoogleMap
奈良県橿原市今井町三丁目1番15号

■概要
「米彦」と称する中規模民家は、称念寺東方斜め筋向かいの御堂筋北側に位置し、代々米屋を営んでいましたが、幕末には肥料や金物商も行っていました。1748年の古図に屋敷が記載されていますが、現在の建物は18世紀後半のものと考えられます。外観は白壁と下部板壁で、内部は西側が土間、東側が食い違い6間取りとなっています。土間の西南隅には開放的な「しもみせ」があり、正面上部には後に増築された低い「つし2階」があります。写真は『中橋家住宅/橿原市公式ホームページ』のページから。

■中橋家住宅の重要文化財建造物
中橋家住宅 【江戸後期】 (1972-06-20指定)

瑞花院本堂
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■住所 GoogleMap
奈良県橿原市飯高町

■概要
元々は吉楽寺で、1443年(嘉吉3)の棟木銘があり、建立年代が明確です。正方形の平面を持ち、方五間の寄棟造で正面には向拝があります。また、修理棟札や調査から、仏壇廻りや床、須弥壇の作り替えが行われたことが確認されています。写真は『瑞花院本堂/橿原市公式ホームページ』のページから。

■瑞花院本堂の重要文化財建造物
瑞花院本堂 【室町中期】 (1907-10-21指定)

十二社神社本殿
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■住所 GoogleMap
奈良県大和高田市大字藤森

■概要
多武峰から移築されたと伝えられている本殿は一間一間社隅木入春日造で、建立は室町時代中頃まで遡ると考えられています。後世の改変や補修があるものの、初期の形式を多く残しており、保存状態は良好です。写真は『十二社神社/大和高田市』のページから。

■十二社神社本殿の重要文化財建造物
十二社神社本殿 【室町中期】 (2022-12-01指定)

不動院本堂
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■住所 GoogleMap
奈良県大和高田市本郷町

■概要
高田城主の当麻雅楽佐為長が、当麻氏とその一族の菩提を弔うために建立したと伝えられています。本瓦葺きの寄棟造りで、密教系の平面形態を持ちながら、内部には主に和様の特徴が見られます。外廻りは舟肘木を用いた組物で、飛貫や腰貫が縦横に通され、長押が少なく、桟唐戸が吊られている点で大仏様の影響を受けています。写真は『不動院(大日堂)/大和高田市』のページから。

■不動院本堂の重要文化財建造物
不動院本堂 【室町後期】 (1925-05-12指定)

南法華寺
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■住所 GoogleMap
奈良県高市郡高取町大字壺坂

■概要
真言宗系の寺院であり、大宝3年(703年)に弁基上人によって開かれたと伝えられています。本尊である十一面千手観世音菩薩は、眼病平癒のご利益があるとされ、長年にわたり多くの人々の信仰を集めてきました。また、巡礼の地としても長い歴史を持ち、平安時代には清少納言が『枕草子』で「寺は壺阪、笠置、法輪」と称賛し、その名が広く知られていました。さらに、人形浄瑠璃「壺阪霊験記」の題材としても有名であり、世代を超えて多くの人々に親しまれています。写真は『壷阪寺について | 壷阪寺(南法華寺)- 西国三十三所第六番札所』のページから。

■南法華寺の重要文化財建造物
三重塔 【室町後期】 (1906-05-11指定)
寺礼堂 【室町中期】 (1959-08-01指定)

百濟寺

■住所 GoogleMap
奈良県北葛城郡広陵町大字百済

■百濟寺の重要文化財建造物
百濟寺 【鎌倉後期】 (1906-05-11指定)

法起寺三重塔
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■住所 GoogleMap
奈良県生駒郡斑鳩町大字岡本

■概要
聖徳宗の総本山で、日本最古の三重塔があり、その歴史的価値から国宝に指定されています。聖徳太子の遺言により建立されたとされ、法隆寺五重塔と構造が似ていることから、法隆寺建築様式の流れを伝える重要な建物とされています。塔の最上部の露盤には銘文が刻まれ、建立の経緯や年代が確認されています。荘厳な木造建築は、天へ向かう堂々とした姿が美しく、初重内部には八角の心柱と四天柱が見られるなど、見どころも多いです。写真は『法起寺|奈良県観光[公式サイト] あをによし なら旅ネット|斑鳩町|生駒・信貴・斑鳩・葛城エリア|神社・仏閣|神社・仏閣』のページから。

■法起寺三重塔の重要文化財建造物
国宝 法起寺三重塔 【飛鳥】 (1951-07-30指定)

法隆寺
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■住所 GoogleMap
奈良県生駒郡斑鳩町法隆寺山内

■訪問記

■概要
7世紀に建てられた金堂、五重塔、中門などの木造建築群が現存し、世界でも類を見ない大規模な寺院です。特に夢殿(東院伽夢殿)は聖徳太子が安置されているとされ、優美な曲線美が特徴です。国宝の玉虫厨子には鮮やかな玉虫の羽根が使用され、当時の技術の高さを示しています。また、古代の木造建築や多くの仏像を間近で見ることができ、仏教美術の素晴らしさを堪能できる素晴らしい場所でもあります。

■法隆寺の重要文化財建造物
表門 【室町後期】 (1911-05-11指定)
本堂 【室町後期】 (1904-02-21指定)
上土門 【江戸前期】 (1942-12-22指定)
客殿 【桃山】 (1942-12-22指定)
宗源寺四脚門(勧学院表門) 【鎌倉前期】 (1921-05-13指定)
旧富貴寺羅漢堂 【平安後期】 (1971-12-22指定)
福園院本堂 【室町中期】 (1942-08-01指定)
寶珠院本堂 【室町後期】 (1942-12-22指定)
大湯屋 【桃山】 (1942-12-22指定)
大湯屋表門 【室町前期】 (1942-12-22指定)
国宝 西廻廊 【飛鳥】 (1951-07-30指定)
国宝 東廻廊 【飛鳥】 (1951-07-30指定)
上御堂(上堂) 【鎌倉後期】 (1898-12-28指定)
北室院太子殿 【室町中期】 (1943-07-30指定)
国宝 経蔵 【奈良】 (1951-07-30指定)
国宝 綱封蔵 【平安前期】 (1967-07-31指定)
国宝 五重塔 【飛鳥】 (1951-07-30指定)
国宝 金堂 【飛鳥】 (1951-07-30指定)
南面 【江戸中期】 (1943-07-30指定)
西面 【江戸中期】 (1943-07-30指定)
東面 【江戸中期】 (1943-07-30指定)
東面 【江戸中期】 (1943-07-30指定)
北面 【江戸中期】 (1943-07-30指定)
西面 【江戸前期】 (1943-07-30指定)
北面 【江戸後期】 (1943-07-30指定)
国宝 西円堂 【鎌倉前期】 (1955-02-20指定)
西園院唐門 【江戸前期】 (1943-07-30指定)
国宝 三経院及び西室 【鎌倉前期】 (1955-02-20指定)
国宝 食堂 【奈良】 (1952-11-12指定)
細殿 【鎌倉前期】 (1901-04-01指定)
地蔵堂 【室町前期】 (1908-05-12指定)
国宝 聖霊院 【鎌倉後期】 (1952-11-12指定)
国宝 鐘楼 【平安中期】 (1951-07-30指定)
新堂 【鎌倉後期】 (1911-05-11指定)
国宝 大講堂 【平安中期】 (1951-07-30指定)
中院本堂 【室町中期】 (1947-02-22指定)
国宝 中門 【飛鳥】 (1951-07-30指定)
妻室 【平安後期】 (1942-08-01指定)
南面 【江戸中期】 (1943-07-30指定)
東面 【江戸中期】 (1943-07-30指定)
西面 【江戸中期】 (1943-07-30指定)
西廻廊 【鎌倉前期】 (1900-05-10指定)
東廻廊 【鎌倉前期】 (1900-05-10指定)
東院四脚門 【鎌倉前期】 (1900-05-10指定)
東院舎利殿及び絵殿 【鎌倉前期】 (1900-05-10指定)
国宝 東院鐘楼 【鎌倉前期】 (1955-02-20指定)
国宝 東院伝法堂 【奈良】 (1951-07-30指定)
東院南門(不明門) 【室町中期】 (1900-05-10指定)
国宝 東院夢殿 【奈良】 (1951-07-30指定)
東院礼堂 【鎌倉前期】 (1900-05-10指定)
国宝 東大門 【奈良】 (1952-11-12指定)
国宝 南大門 【室町中期】 (1953-04-02指定)
国宝 東室 【奈良】 (1965-06-21指定)
薬師坊庫裡 【室町後期】 (1943-07-30指定)
律学院本堂 【江戸前期】 (1976-06-21指定)

伊弉冊命神社本殿
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■住所 GoogleMap
奈良県生駒郡斑鳩町大字五百井

■概要
桃山時代に建立され、一間社春日造という神社建築様式を採用しています。屋根は檜皮葺で、全体が朱塗りに彩られ、極彩色の装飾が施されています。江戸時代以前は「白山大権現」と称され、白山信仰の神社として知られていました。写真は『伊弉冊命神社 - 奈良寺社ガイド』のページから。

■伊弉冊命神社本殿の重要文化財建造物
伊弉冊命神社本殿 【桃山】 (1954-11-30指定)

吉田寺多宝塔
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■住所 GoogleMap
奈良県生駒郡斑鳩町大字小吉田

■概要
平安時代に創建された古刹であり、境内には国宝の丈六阿弥陀如来坐像をはじめとする数多くの文化財が収蔵されています。中でも特に目を引くのが、室町時代に建てられた多宝塔です。その美しい姿は訪れる人々の心を魅了します。写真は『吉田寺|奈良県観光[公式サイト] あをによし なら旅ネット|斑鳩町|生駒・信貴・斑鳩・葛城エリア|神社・仏閣|神社・仏閣』のページから。

■吉田寺多宝塔の重要文化財建造物
吉田寺多宝塔 【室町中期】 (1903-05-11指定)

富貴寺本堂
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■住所 GoogleMap
奈良県磯城郡川西町大字保田

■概要
南北朝末期の寄棟造で、近年まで荒廃していましたが、昭和39年から40年にかけて解体修理が行われ、見違えるほどに復元されました。本尊の木造釈迦如来坐像の背面には来迎壁があり、壁画が描かれていますが、剥落が進んでおり、上部の板にのみ彩色が残っています。修理前には逆さまになっていた部分もありましたが、図様によれば、右側には五体の如来坐像、左側には不動明王を中心に火炎光を持つ明王像が描かれています。右端には象に乗った普賢菩薩、左端には獅子に乗った文殊菩薩と思われる像が描かれています。写真は『川西町の文化財 | 奈良県川西町』のページから。

■富貴寺本堂の重要文化財建造物
本堂 【室町前期】 (1954-04-01指定)

八幡神社本殿
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■住所 GoogleMap
奈良県生駒郡三郷町大字勢野

■概要
一間社春日造りで、檜皮葺の屋根を持ち、祭神は誉田別皇尊です。装飾は控えめですが、蟇股や虹梁鼻の意匠や彫刻は優れており、向拝廻りには室町時代後半の特徴が見られます。昭和26年に全面解体修理が行われ、建立年代は棟札銘によって永正11年(1514年)であることが判明しています。写真は『八幡神社(勢野薬隆寺)本殿 - 三郷町公式ホームページ』のページから。

■八幡神社本殿の重要文化財建造物
八幡神社本殿 【室町後期】 (1920-05-11指定)

藤田家住宅
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■住所 GoogleMap
奈良県生駒郡平群町福貴1523番地

■概要
北福貴の高台に位置し、南側には灰田川の谷が広がっています。整った大和棟として指定され、昭和59、60年度に半解体修理が行われました。調査の結果、元禄年間(1688~1703)に建てられた萱葺の入母屋造りであり、18世紀後半、文化4年(1807)、明治末年(1912)に改修が実施されました。修理後は、第一次改造の姿に復元されています。写真は『重文 藤田家(ふじたけ)住宅 - 平群町ホームページ』のページから。

■藤田家住宅の重要文化財建造物
藤田家住宅 【江戸中期】 (1978-01-12指定)

榮山寺
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■住所 GoogleMap
奈良県五條市小島町

■訪問記

■概要
養老3年(719年)に藤原武智麻呂によって創建された、真言宗豊山派の歴史ある寺院です。藤原南家の菩提寺として栄え、国宝の八角堂や「平安三絶」の一つと称される梵鐘が有名です。本尊の薬師如来坐像も重要文化財に指定され、南北朝時代には南朝の行在所としても利用されました。

■榮山寺の重要文化財建造物
七重塔 【平安後期】 (1909-05-10指定)
国宝 八角堂 【奈良】 (1952-04-01指定)

栗山家住宅
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■住所 GoogleMap
奈良県五條市五条一丁目2番8号

■概要
旧伊勢街道の江戸時代の商家の風情を今に伝える建物で、棟札に慶長12年(1607)の銘があり、建築年代の判っているものでは、日本最古の民家といわれています。写真は『文化財指定される古民家/五條市』のページから。

■栗山家住宅の重要文化財建造物
栗山家住宅 【桃山】 (1968-05-12指定)

御霊神社
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■住所 GoogleMap
奈良県五條市中之町

■概要
康正元年(1455年)に創建され、1637年に再建されました。以後、1726年、1745年、慶応4年などに神主藤井家によって改修と遷宮が行われ、当時の建築様式が今に伝えられています。写真は『御霊神社|五條市で“観る”|五條市観光協会』のページから。

■御霊神社の重要文化財建造物
境内社他戸神社本殿 【室町後期】 (1916-06-21指定)
本殿 【室町後期】 (1916-06-21指定)
境内社早良神社本殿 【室町後期】 (1916-06-21指定)

堀家住宅
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■住所 GoogleMap
奈良県五條市西吉野町和田48番地

■概要
南朝の都、賀名生ゆかりの史跡です。写真は『堀家住宅 賀名生皇居跡/五條市』のページから。

■堀家住宅の重要文化財建造物
堀家住宅 【室町後期】 (1979-06-21指定)

春日神社本殿
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■住所 GoogleMap
奈良県五條市西吉野町向賀名生

■概要
こじんまりとしながらも格調高く、室町時代末期の華麗な細工が施されています。写真は『五條市の文化財探訪(西吉野地区)』のページから。

■春日神社本殿の重要文化財建造物
春日神社本殿 【室町中期】 (1923-04-01指定)

鳳閣寺廟塔

■住所 GoogleMap
奈良県吉野郡黒滝村大字鳥住

■概要
修験道中興の祖、理源大師聖宝の供養塔で、正平24年(1369年)に建造され、修験道の地、黒滝村の聖地として、重要な役割を果たしてきました。

■鳳閣寺廟塔の重要文化財建造物
鳳閣寺廟塔 【室町前期】 (1915-04-01指定)

大峰山寺
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■住所 GoogleMap
奈良県吉野郡天川村大字洞川

■概要
標高1719.2mの大峰山山頂に位置する修験道の根本道場です。伝説によれば、役行者が金剛蔵王大権現を感得し、蔵王堂を建立したことから始まります。毎年5月3日の戸開式から9月23日の戸閉式まで、本堂の扉が開かれ、参拝者は平安時代から続く女人禁制の伝統を守りながら訪れることができます。また、2004年には「紀伊山地の霊場と参詣道」としてユネスコの世界遺産に登録されました。写真は『大峰山寺 | 天川村公式サイト(奈良県) 観光ページ』のページから。

■大峰山寺の重要文化財建造物
大峰山寺 【江戸中期】 (1973-07-30指定)

西田家住宅
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■住所 GoogleMap
奈良県五條市西吉野町鹿場6番地

■概要
17世紀半ばに建築された入り母屋造りの茅葺き屋根の建物で、正面11.5メートル、側面8.3メートルの大きさがあります。また、内部には黒い板壁が多く見られます。写真は『五條市の文化財探訪(西吉野地区)/五條市』のページから。

■西田家住宅の重要文化財建造物
西田家住宅 【江戸前期】 (1968-05-12指定)

五輪塔

■住所 GoogleMap
奈良県葛城市当麻北共同墓地内

■概要
五輪塔の形が定型化する前の平安後期の様式で、大和地方(近畿地方)最古の五輪塔とされています。凝灰岩製の塔で高さ約245cm、切石加工された基壇上に低い地輪があり、水輪は独特な棗やリンゴの形をしています。屋根のたるみや軒先の反り返りが特徴的で、地輪と水輪には深い薬研彫りが施されています。

■五輪塔の重要文化財建造物
五輪塔 【平安後期】 (1957-02-21指定)

當麻寺
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■住所 GoogleMap
奈良県葛城市當麻

■概要
612年に麻呂子王が創建し、681年に弥勒仏を本尊とする金堂が建立されました。初めは三論宗の学問寺院でしたが、823年に空海が参籠し真言宗に転宗。その後、當麻曼荼羅を中心に浄土信仰が広まり、南北朝時代には浄土宗も加わり、真言宗と浄土宗が併立しています。1180年に平家の南都攻めで金堂が破壊されましたが、源頼朝の支援で再興され、現在も多くの寺宝が伝わっています。写真は『當麻寺/葛城市』のページから。

■當麻寺の重要文化財建造物
鐘楼門 【江戸前期】 (1989-11-29指定)
本堂 【桃山】 (1989-11-29指定)
方丈 【桃山】 (1989-11-29指定)
講堂 【鎌倉後期】 (1899-04-05指定)
金堂 【鎌倉前期】 (1899-04-05指定)
国宝 西塔 【平安前期】 (1952-04-01指定)
国宝 東塔 【奈良】 (1952-04-01指定)
国宝 本堂(曼荼羅堂) 【平安後期】 (1952-04-01指定)
薬師堂 【室町中期】 (1971-08-01指定)
中之坊書院 【江戸前期】 (1935-06-20指定)

額安寺

■住所 GoogleMap
奈良県大和郡山市額田部寺町

■概要
鎌倉時代後期(1297年)に造立された8基の石造五輪塔で、高僧の供養塔として丁寧に作られ、五輪の各要素が揃っています。

■額安寺の重要文化財建造物
五輪塔 【鎌倉後期】 (1961-04-01指定)
五輪塔 【鎌倉後期】 (1961-04-01指定)
五輪塔 【鎌倉後期】 (1961-04-01指定)
五輪塔 【鎌倉後期】 (1961-04-01指定)
五輪塔 【鎌倉後期】 (1961-04-01指定)
五輪塔 【鎌倉後期】 (1961-04-01指定)
五輪塔 【鎌倉後期】 (1961-04-01指定)
五輪塔 【鎌倉後期】 (1961-04-01指定)

小泉神社本殿
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■住所 GoogleMap
奈良県大和郡山市小泉町

■概要
春日造、桧皮葺の屋根に千木と勝男木がのせられています。舟肘木や連三斗の形、浜床に置かれた高欄など、珍しい構造が特徴です。建立は室町時代末期で、江戸時代の寛文年間に修理が行われたとされています。写真は『小泉神社本殿/大和郡山市』のページから。

■小泉神社本殿の重要文化財建造物
小泉神社本殿 【室町後期】 (1920-05-11指定)

慈光院
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■住所 GoogleMap
奈良県大和郡山市小泉町

■概要
寛文3年(1663年)、小泉藩二代目藩主片桐石見守貞昌が、大徳寺派の玉舟和尚を開山に迎え、父の菩提寺として建立した臨済宗の寺院です。境内全体が一つの茶席として設計され、茶の湯に必要な道、座敷、庭園、露地、小間の席が一貫して整えらた寺院で、三百年以上の時を経て現存する貴重な史跡です。写真は『慈光院|金魚とお城のまち やまとこおりやま(一般社団法人 大和郡山市観光協会公式ウェブサイト)』のページから。

■慈光院の重要文化財建造物
書院 【江戸中期】 (1944-11-29指定)
茶室 【江戸中期】 (1944-11-29指定)

松尾寺本堂
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■住所 GoogleMap
奈良県大和郡山市山田町

■概要
真言宗の寺院で、建武4年(1337年)に再建されたとされています。伝統的な入母屋造りの本瓦葺屋根が特徴で、重厚な外観を持ち、本堂内には千手観音像が安置されています。江戸時代からは「わが国最古の厄除け道場」として知られるようになり、厄年を迎える多くの人々が訪れるようになりました。また、修験道との深い関わりがあり、山伏に関連する貴重な資料も多く残されています。写真は『大和松尾寺|本堂 | 松尾寺』のページから。

■松尾寺本堂の重要文化財建造物
松尾寺本堂 【室町前期】 (1902-09-11指定)

旧岩本家住宅(旧所在 奈良県宇陀郡室生村)
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■住所 GoogleMap
奈良県大和郡山市矢田町545番地大和民俗公園構内

■概要
旧宇陀郡室生村の庄屋だったと伝えられる19世紀前半の農家で、桁行14メートル、梁間11メートルの大型入母屋造、茅葺きの建物です。左半分が土間で馬屋やかまやが配置され、右半分には6つの居室があります。太い梁やせがい造りなど、この地方特有の構造が見られます。現在は矢田の民俗公園内にあり、自由に見学可能できます。写真は『旧岩本家住宅/大和郡山市』のページから。

■旧岩本家住宅(旧所在 奈良県宇陀郡室生村)の重要文化財建造物
旧岩本家住宅(旧所在 奈良県宇陀郡室生村) 【江戸末期】 (1979-06-21指定)

旧臼井家住宅(旧所在 奈良県高市郡高取町)
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■住所 GoogleMap
奈良県大和郡山市矢田町545番地大和民俗公園構内

■概要
「伊勢屋」として酒・醤油の販売を営み、高取藩の公用伝馬も担っていた建物です。主屋と内蔵が移築されており、主屋は桁行18メートル、梁間7メートルの切妻造茅葺で、18世紀の建築とされます。農家風の町屋建築で、「しもみせ」「なかのま」「おくざしき」などの間取りが特徴です。内蔵は土壁の土蔵造りで、二階建ての本瓦葺きです。写真は『旧臼井家住宅/大和郡山市』のページから。

■旧臼井家住宅(旧所在 奈良県高市郡高取町)の重要文化財建造物
主屋 【江戸中期】 (1974-06-21指定)
内蔵 【江戸中期】 (1974-06-21指定)

春日神社本殿
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■住所 GoogleMap
奈良県大和郡山市矢田町

■概要
矢田山金剛山寺の境内に南面して建つ社殿で、一間社春日造、檜皮葺の建物です。形式や細部から室町時代末期の建立とされ、もとは金剛山寺の鎮守でした。昭和25年、昭和54年、平成15年に屋根の葺き替えなどの修理が行われ、神社のしきたりに従い定期的な保存修理が続けられています。写真は『春日神社本殿/大和郡山市』のページから。

■春日神社本殿の重要文化財建造物
春日神社本殿 【室町後期】 (1920-05-11指定)

矢田坐久志玉比古神社
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■住所 GoogleMap
奈良県大和郡山市矢田町

■概要
祭神は櫛玉饒速日神と御炊屋姫神で、饒速日命が磐船で飛来した神話から航空の神「航空祖神」として崇められています。写真は『矢田坐久志玉比古神社|金魚とお城のまち やまとこおりやま(一般社団法人 大和郡山市観光協会公式ウェブサイト)』のページから。

■矢田坐久志玉比古神社の重要文化財建造物
本殿 【室町前期】 (1908-05-12指定)
末社八幡神社社殿 【室町中期】 (1908-05-12指定)

中家住宅
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奈良県生駒郡安堵町大字窪田133番地

■概要
大和川北岸に位置する環濠屋敷で、二重の濠と竹藪に囲まれ、平城型居館の姿を残しています。中氏はもともと足立氏と称し、戦国時代に筒井氏の一族として活躍しましたが、後に帰農し、武家作りと農家造りが融合した民家となりました。主屋は1659年創建とされ、新座敷には1773年の棟札が残ります。11の焚き口を持つかまどや珍しい蒸し風呂、戦国時代の梅干しなど見所が多く、持仏堂や庫裏もあります。写真は『奈良県 - 中家住宅』のページから。

■中家住宅の重要文化財建造物
持仏堂 【江戸中期】 (1978-06-22指定)
持仏堂庫裏 【江戸後期】 (1978-06-22指定)
表門 【江戸後期】 (1968-05-12指定)
新座敷 【江戸後期】 (1968-05-12指定)
米蔵及び牛小屋 【江戸後期】 (1978-06-22指定)
主屋 【江戸前期】 (1968-05-12指定)
新蔵 【江戸後期】 (1971-12-22指定)
米蔵 【江戸後期】 (1971-12-22指定)
乾蔵 【明治】 (1971-12-22指定)

五輪塔覆堂
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■住所 GoogleMap
奈良県大和郡山市長安寺町463番地

■概要
筒井順慶の墓所で、奈良市の円証寺から移葬されました。「御廟所」と呼ばれ、かつては広大な敷地を持ち、西寺が墓地を守っていたとされます。覆堂は十尺四方の小さな一間堂で、本瓦葺の宝形造りです。内部には順慶を供養する五輪塔や石燈篭が残されています。写真は『五輪塔覆堂/大和郡山市』のページから。

■五輪塔覆堂の重要文化財建造物
五輪塔覆堂 【桃山】 (1944-11-29指定)

博西神社
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■住所 GoogleMap
奈良県葛城市寺口

■概要
北殿に下照比売命、南殿に菅原道真を祀る本殿は、棟続きのように連結した珍しい春日造の形式です。平成12年の保存修理で鮮やかな色彩が再現されています。写真は『博西神社/葛城市』のページから。

■博西神社の重要文化財建造物
2棟 【室町後期】 (1958-06-20指定)
1棟 【室町後期】 (1958-06-20指定)

村井家住宅

■住所 GoogleMap
奈良県葛城市南道穂189番地

■村井家住宅の重要文化財建造物
内蔵 【江戸中期】 (1968-05-12指定)
表門 【江戸後期】 (1968-05-12指定)
主屋 【江戸中期】 (1968-05-12指定)

安楽寺塔婆
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■住所 GoogleMap
奈良県御所市大字稲宿

■概要
かつて三重塔でしたが、江戸時代に上層部が崩壊し、現在は初層のみが現存しています。中世の建築様式を伝える貴重な建造物で、三手先斗栱など鎌倉時代の古風な手法が随所に見られます。写真は『安楽寺 | 御所市』のページから。

■安楽寺塔婆の重要文化財建造物
安楽寺塔婆 【鎌倉後期】 (1961-04-01指定)

中村家住宅
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■住所 GoogleMap
奈良県御所市大字名柄339番地

■概要
代官屋敷としての特徴を持ち、柱が太く、木割が均整の取れた江戸初期の建築様式です。内部には古風な開口装置や納戸構えが残り、同時期の町屋建築と類似していますが、全国的にも珍しい形式の建物です。写真は『中村邸 | 御所市』のページから。

■中村家住宅の重要文化財建造物
中村家住宅 【江戸前期】 (1968-05-12指定)

高鴨神社本殿

■住所 GoogleMap
奈良県御所市大字鴨神

■概要
室町時代の建築様式を伝える貴重な建物で、その技術や美意識が凝縮されています。日本最古の神社の一つで、主祭神の阿遅志貴高日子根命は蘇生の力を持つ神として崇敬されています。

■高鴨神社本殿の重要文化財建造物
高鴨神社本殿 【室町後期】 (1902-09-11指定)

宝篋印塔

■住所 GoogleMap
奈良県吉野郡吉野町大字山口薬師堂境内

■概要
鎌倉時代中期(1278年)に建立された石造で、建治四年の刻銘が残る貴重な文化財です。

■宝篋印塔の重要文化財建造物
宝篋印塔 【鎌倉後期】 (1957-02-21指定)

金峯山寺
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■住所 GoogleMap
奈良県吉野郡吉野町大字吉野山

■概要
修験道の総本山で、世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」の一部として知られています。役行者が開いた聖地で、山岳信仰と仏教の融合文化に触れられます。中心の国宝・蔵王堂(本堂)は、東大寺大仏殿に次ぐ大きさを誇る木造建築で、三体の蔵王権現が安置されています。

■金峯山寺の重要文化財建造物
銅鳥居 【室町中期】 (1942-12-22指定)
国宝 二王門 【室町中期】 (1953-11-11指定)
国宝 本堂 【桃山】 (1953-11-11指定)

吉野神宮
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■住所 GoogleMap
奈良県吉野郡吉野町大字吉野山

■概要
明治22年(1889年)に明治天皇の勅願で創建された神社で、後醍醐天皇を祭神としています。旧官幣大社で、現在は神社本庁の別表神社に指定されています。後醍醐天皇の思いを象徴して檜造りの本殿や拝殿は京都の方角を向いています。写真は『吉野神宮|奈良県観光[公式サイト] あをによし なら旅ネット|吉野町|吉野路エリア|神社・仏閣|神社・仏閣』のページから。

■吉野神宮の重要文化財建造物
神庫 【明治】 (2022-12-01指定)
裏門及び透塀(裏門) 【昭和】 (2022-12-01指定)
本殿 【昭和】 (2022-12-01指定)
裏門及び透塀(透塀) 【昭和】 (2022-12-01指定)
内玉垣 【昭和】 (2022-12-01指定)
楽舎(西楽舎) 【昭和】 (2022-12-01指定)
祝詞舎 【昭和】 (2022-12-01指定)
楽舎(東楽舎) 【昭和】 (2022-12-01指定)
井戸屋形 【明治】 (2022-12-01指定)
神饌所 【昭和】 (2022-12-01指定)
廻廊(西廻廊) 【昭和】 (2022-12-01指定)
摂社御影神社本殿 【昭和】 (2022-12-01指定)
拝殿 【昭和】 (2022-12-01指定)
摂社船岡神社本殿 【昭和】 (2022-12-01指定)
摂社拝殿 【昭和】 (2022-12-01指定)
摂社瀧櫻神社本殿 【昭和】 (2022-12-01指定)
廻廊(東廻廊) 【昭和】 (2022-12-01指定)
裏鳥居 【明治】 (2022-12-01指定)
外玉垣 【昭和】 (2022-12-01指定)
裏手水舎 【明治】 (2022-12-01指定)
東門 【昭和】 (2022-12-01指定)
宿衛舎 【昭和】 (2022-12-01指定)
神門 【昭和】 (2022-12-01指定)
神符授与所 【昭和】 (2022-12-01指定)
修祓所 【昭和】 (2022-12-01指定)
表手水舎 【昭和】 (2022-12-01指定)
大鳥居 【昭和】 (2022-12-01指定)
制札屋形 【昭和】 (2022-12-01指定)
参集殿 【明治】 (2022-12-01指定)