長野県上田市大字前山

なにげない？薬師堂ですが、鎌倉時代後期建造の中部地方最古の建造物です。中には、木造薬師如来があり。
共に重要文化財と日本遺産にも指定されています。
（薬師如来像は残念ながら格子上のみしか見れず）
前山寺三重塔の近くにあり信州上田塩田平の代表的な史跡です。
また、手前の門の左右を守る金剛力士像も美しいです。共に2mちょっとで金剛力士像にしては小ぶりですが、平安時代のもののようで長野県宝に指定されています。




醍醐寺の金剛力士像と造りに共通点があるようで、北条氏が京のどっかで買って持ち込んだでしょう。（私的推測😅

この塩田平、北条極楽寺流がここに移住して所謂小鎌倉を構築。
アップダウンはあるものの結構広く、戦国時代も甲斐武田氏と村上氏などの信州の大名との戦乱の場でもあったようです。よくぞ、残ったもんですね。

上田交通別所線塩田町駅から前山寺三重塔と合わせて訪問。１時間程度の軽い登りでくたくたでした。
帰りは寺の前の道にバス停あり、ここのバスに乗って快適？に別所温泉へ。このバスほんと便利です。今後も塩田平訪問時は活用したいです。

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