栃木県下都賀郡野木町大字野木字大手箱3324番地1・3・5及び1376番地4・5

明治23年に建造され昭和46年まで操業してきた栃木県南部にある煉瓦工場跡です。
東京方面からの訪問で埼玉県内の宇都宮線を北上、何故か茨城県の古河駅下車、そこから徒歩40分ぐらいか。
関東平野の広い畑の中をとぼとぼ歩いてたどり着きました。
施設見学料100円。平日の訪問で他に訪問者はなく事務のおじさんが受け付けしてくれました。
平日ひとりで何しに来たのって？顔されましたが、常設の借りヘルメットをかぶってとりあえず中へ。
残念ながら２階へ登れず１階のみ公開されています。


１階は集積場で実際に煉瓦が置いてました。
私がよくわかってなかったかもしれませんが、窯業跡は見れませんでした。２階に上がれたらまた違うと思うのですが柵があって上がれません。。


明治期の産業革命の遺産として昭和54年(1979年)に重要文化財指定され、さらに平成19年（2007）には、「近代化産業遺産群」の一つに選定されました。
ドイツで開発されたホフマン式煉瓦工場で、我が国にはイギリス人のお雇い外国人トーマス・ウォートルスによって導入されました。ホフマン式煉瓦工場はここを含めて４工場残されていますが、丸い形になっているのはここだけのようです。
説明を読んでもよくわからないのですが、真ん中の窯業で焼いて外周の集積場に出して、効率よく出荷してきたのではないでしょうか？
それにしても外観はほんといいですね。美しいと思います。。
#近代建築

追記
階段がもうひとつあり、二階にも登れるようです。私は見逃しました。残念です。。

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