長野県松本市開智二丁目四番一二号

明治6年に旧寺小屋校舎が廃仏毀釈で廃寺になったことに伴い建造。
いわゆる日本人が独自に西洋建築を見習って作った擬洋風建築の走りの建物です。
文明開化を伝える擬洋風建築の代表作として2019年に国宝に指定されました。
木造二階建の屋根は桟瓦葺。中央部に腰銅板張、廻縁付の八角塔屋を配し外装は漆喰塗大壁の美しい建物です。
後の改修で足した箇所もあるんでしょうけど、全くこのような建築の経験がない日本人の大工さんたちが作ったと思うと驚かされます。
2019年の訪問ですが、内部も当時の授業を再現して見る価値はあったと記憶してますが、撮影禁止だったのか残ってなくホームページからお借ります。


ホームページを見てると机と椅子は、松本刑務所で作った再現品のようです。
現在は耐震工事で休館中。令和6年秋まで見れないようです。直近の能登地震でも重要文化財が崩壊したものもあるようで、大事なことですね。ちょっとの間ですので待ちましょう。。
トップ画面の写真ですが、こちらも細長くて全面写せず。いい広角レンズ買わんとねえ。検討します。
#近代建築

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